憂いの篩 作:とある男子
会員は、会のことを会員でないものに漏らしてはならない
ポリジュース薬という魔法薬がある。
短い時間だが、別人に姿を変えられる薬らしい。
「1発1ガリオン♪」
チョウ・チャンになったクラスメイトが実演してくれた。
ガリオン金貨なんて誰も持っていなかったが、数人の男子が財布ごと投げつけながら襲い掛かっていく。
「ちょ、順番……んー!」
ぐぽ、ずぶ、ずぷっ。
お前ら練習してた?
見事な連携で一瞬にしてチョウは口、前、後ろの穴を塞がれてしまった。
「……」
若者の熱い思いを一身に受け止めたチョウは、虚ろな(レイプ)目で仰向けになり、動かなくなってしまった。
「興奮したな」
「俺はお前の裸が目の前にあって集中できなかった」
「俺も」
「でもなんか……屈服させた感がすごいな」
「確かに……ケイティ・ベルでやってみたい……」
「誰? あ、クディッチのチェイサー」
強い女子を屈服させたいという願望に気づいた男子達。
体中に白濁液を浴び、ピクリともしないチョウ(元男子)。
……あ、変身が解けた。
参加してた男子達も冷静になり、萎んだ。
……1人固いままで困惑している奴がいるな。
あいつとは2人きりにならないようにしよう。
一応、さっきの記憶を梟便で送ることにした。
梟小屋には先客がいた。
不思議なメガネをした女子……ルーナだ。
「ミルク屋さんだ♪」
何度も会ううちに、ルーナとはそういう遊びをする仲になった。
小屋の隅で梟達に見られながら、俺の哺乳瓶からルーナがミルクを飲む。
その後はルーナを膝に乗せながらおしゃべりを楽しみ、別れるのが習慣になっていた。
ミルクの出た哺乳瓶を舌で綺麗に舐めたルーナを抱っこし、パンツの中に指を伸ばす。
「ん……あっ……サクってよくここにくるよね。送ってるのは憂いの篩?」
「え? えーと」
「大丈夫だよ。私も会員だから」
「え?」
突然の告白に驚いた。
というか、会のことはバラしてはいけないのでは。
「会員同士だからセーフだもん」
セーフらしい。
「俺も会員だけど、なるべく秘密だぞ」
「うん。ところで、提案なんだけど……」
ルーナの提案は、自分たちで好みの憂いの篩を作らないかというものだった。
例えばジニ―のリクエストはハリーの格好をした男子との絡みの物で、俺がメガネをかければいいらしい。
他には入浴シーンが見たいというのもあった。
前回俺が作った憂いの篩はジニ―には行っていないらしい。
俺の希望も聞いてもらえるらしく、ルーナに至ってはポリジュース薬で変身して好きな女子の姿で抱かせてくれるとのこと。
「……」
この後、必要の部屋に行き、素のルーナと繋がった。
「痛かったけど、嬉しいよ」
照れ笑いのルーナが可愛かった。