※この作品はR-18です。

風花雪月の世界に転生したから、人たらしの幼馴染(主人公)がハーレム作るところ見ようと思っていたら、大変なことになった件に関して   作:KeI77777

5 / 5
久しぶりの投稿

誰も見てへんやろ(慢心)

今回は、もしかしたらあるかもしれないベレスちゃんの一日


KEY


~ IF ベレスちゃんの一日()~

朝、目を覚ますと、自分が抱きしめている人物の背中が見えた。

すう、すうと静かないびきをかきながら上下に呼吸を繰り返し、

気持ちよさそうに寝入っている。

すりすり、と頬を背中にこすりつけ、余韻に浸る。

子供のころからの習性だからか、今更辞める気にならなく、

ついやってしまう。

もぞもぞ、と回り込んで彼の正面に回ってみると、

どこにでもいそうだけれども、ここにしかいない彼の顔がはっきりとよく見えた。

 

 

「・・・・・・」

 

ぺろ、と舌で頬を舐めると、んん・・・とくすっぐたそうに彼が身じろぎをする。

その姿に、背筋からぞくぞくと快感がほとばしり、ぶるりと体が震えた。

いつもは眉間にしわが寄り、警戒心を常に持っている彼が、無防備な姿を私の前では晒している。・・・晒してくれている。

これはもう、同棲している恋人どころの距離感ではない。

将来を誓い合った夫婦の間柄だ。

 

彼の右手を手に取り、その指をそっと口にくわえる。

 

「ん・・・んあ・・・」

体が熱くほてり始め、じわりとあそこが濡れるのを感じる。

この指に、この手に、弄ばれたら一体どれほど気持ちがよいのだろうか。

一晩中愛し合い、互いのすべてを貪ったとしたら、どれほど幸せなのだろうか?

 

抱いている気持ちはとっくに自覚すれども、それを発散できる機会も、

成就することもいまだない現状に唯、じれったさだけが募る。

 

 

いっそ、本当に襲ってしまおうか。

いつも着ている麻製の市民服の上を脱ぎ、黒の下着に包まれた胸を

彼に顔に押し付ける。

 

「あっ・・・・♡ううっ・・・♡」

心なしか、彼の息が荒くなったような感じがして、

胸にかかる感触に膝ががくがくと震える。

たまらず、仰向けに彼を転がし、その上から覆いかぶさって抱き着く。

もちろん、胸は彼の顔に押し当て、谷間に挟み込む。

 

彼が大きな胸が好きだと知っているからこそ、この体に感謝していた。

 

時折自分に掛けられる他の男たちの目線がうっとおしくはあるが、

彼を気持ちよくさせられるのであれば、それくらいはどうだっていい。

 

 

しゅるる、とブラのホックを外し、両手で胸の脇を抑えながら、

ぱふ、ぱふ、と彼の顔を胸で挟み込み、圧迫する。

 

スリープをあらかじめかけているから、そうそう起きることもない。

なら、いっそこのまま-----

 

コンコン、とドアがノックされる。

その音で我に返り、すぐさま近くにあったシーツを身にまとう。

 

 

「・・・・誰?」

『ああ、俺だ。ジェラルトだ。』

 

尋ね人に対して問いかけると、よく聞き覚えのある声が返ってきた。

 

せっかくのひと時を、と心の奥底に何かがもやりと浮かび上がり、

隣でまだ寝静まっている彼の頭を左手で優しく撫でる。

 

我々にとっての父に当たる人物が、何の用でやってきたのかを

問いただすことにした。

 

「・・・どうしたの?」

『いや、もし今日、時間があるなら新しく俺の部下になったやつらに

稽古をつけてやってほしくてな。・・・もう少したってからでもいいから、

まずは俺の部屋に集まってもらってもいいか?』

「・・・・・・」

 

正直言うと、断りたいというのが本音だったが、

ジェラルトの頼みとあっては断れず、

彼の頬にちゅ、とキスをして、了承の意を伝えると、

それじゃ、とだけ言って去っていく足音だけがドアの向こう側から聴こえた。

 

 

(・・・・・・・しょうがない。チャンスはいくらでもある。

・・・でも。)

 

 

彼の背中から抱き着き、一緒にごろりと横になる。

今はもう少しだけ、こうしていたいと思った。

 

 

◆

 

ジェラルトの頼みが終わり、完全にフリーになった昼頃。

課外授業や、栽培室で育てて収穫した食材をもって食堂に向かう。

目的はもちろん、彼との料理である。

夫婦なのだから、一緒に料理をするのは当然だ。

今日はいっぱい精力のつくものを入れておくとしよう。

うん。"事故"が起きても仕方ない。仕方ない。

 

食堂に入ると、多くの生徒たちが既に席に座って食事を始めており、

見知った顔もちらほら談笑しながらひと時を過ごしているのが見えた。

 

 

さて、彼はどこにいるのだろうか。

 

 

「---ってほんとですか?!」

「先生、すっごい大人ですねー。」

「いや、そりゃ誤解ってもんだろ。」

 

ぴたり、と思わず足が止まる。

彼を見つけた。それはいい。とても、とてもうれしいことなのだから。

 

---問題は、探していた人物が見知らぬ女子生徒たちに囲まれ、

何やら楽しそうに話している所である。

思わず、手に持っている食材を握る手に力がこもる。

 

私の横を通りがかった生徒が、ひっ、と私の顔を見るなり小さな声を漏らして、

すれ違っていく。

 

半分真っ白になりつつある頭のまま、ずんずんと彼がいるほうまで歩を進める。

 

「本当にあの人と何も・・・ひっ!!?」

「わ、わわわわわ・・・・」

「ん?どうしたお前ら?何か恐ろしいもんでも見たような顔して。」

彼の背後に立っている私の存在に気が付いた女子生徒たちが顔を青くし、

体を震わせ始める。

 

一体どうしたのだろうか。

私はただ、笑顔を振りまいているだけだというのに。

 

「あ、わ、私、そういえば約束があるんだった!ま、またねー!!先生!!」

「またねー!!」

「あ、おい。」

 

脱兎のごとく彼の周りにいた生徒たちは雲を散らすようにどこかに消え、

なんだよ・・・とぼやく彼一人だけが取り残される。

 

その背中に後ろから抱き着き、腰に両手を回すと、おわっ、と彼が態勢を少し崩しながらも踏みとどまり、私の方に目線を向けてくる。

 

 

「お、どうした?何かあったか?」

「・・・・何も。」

「・・・ふーん?」

 

その目は好きだけれども、嫌いだった。

私を、いつまでも妹としみてくれない、その目が。

優しいけれども、どこまでも距離を置いているようなその表情も。

 

「・・・さっきの子たちは?」

「ん?ああ、なんか色々聞いてきたんだよな。好奇心なのか知らんが。」

「・・・そう。」

 

私の物に手を出すとは、少しおしおきが必要かもしれない。

彼が誰の物なのか、きっちりとわからせ

 

「・・・俺とお前が、付き合っているんじゃないかってな。

あれこれ質問責めしてきたんだよ。」

 

あの子たちは良い生徒だ。

私の生徒だったら最高評価をつけてあげたいくらいの優等生だ。

今度会ったら、おいしいお菓子をあげるとしよう。

 

「あれ、なんか機嫌よくなったか?」

「・・・・気のせい。」

 

 

 

((((((あれで付き合ってないって、やっぱり無理があるよ(ね)な))))))

 

食堂にいる生徒たちの心の声が、一つとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




もしかしたら、一線を越えているかもしれないし、
越えていないかもしれない。

シュレディンガーのベレスちゃん


想いがマジで重い子なので、
ちょっとでも、あれ、マシじゃね?と思った人は
感覚がマヒしてます(マジレス)


感想、くれ

れれれのれ

KEY(ドS)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

転生したら、女傭兵二人に迫られてる件について(作者:門番A)(原作:ファイアーエムブレム 風花雪月)

転生したらシェズちゃんとベレス先生が修羅場でした。▼なんで?


総合評価:2753/評価:8.35/短編:13話/更新日時:2022年11月14日(月) 18:22 小説情報

【R18】異世界転生したら、長身グラマラス女軍人なヒロインに死ぬほど愛されている件について(作者:KeI77777)(オリジナル:ファンタジー/冒険・バトル)

こんにちはんこそば。▼KEY(ドM)と申します。▼グラマーなヤンデレ女軍人の小説がなかったので▼自分で自給することに。▼以下、あらすじ▼---ここではない異世界。▼アクライア大陸と呼ばれる世界にて。▼極寒の地、傭兵国家の、北のリルド王国。▼灼熱の砂漠が続く、交易地、西のアルス王国。▼樹海が人の営みを隠す、南のローグ連合国。▼100年の鎖国を続ける、東の軍事国…


総合評価:6931/評価:8.54/連載:35話/更新日時:2020年06月07日(日) 21:04 小説情報

西風騎士団のワーカホリック侍(作者:POTROT)(原作:原神)

優秀な団員を絶対に渡すわけにはいかない騎士団vs優秀な労働力を絶対に引き入れたい七星vs優秀な部下を絶対に取り戻したい幕府▼ファイッ!


総合評価:13162/評価:8.59/連載:40話/更新日時:2024年11月09日(土) 22:35 小説情報

【R18】宴会のたびに女妖怪に喰われる人間くんの話(作者:輝く羊モドキ)(原作:東方Project)

だってそこに食べても良いオスくんが居るから……


総合評価:6622/評価:8.76/完結:7話/更新日時:2025年07月03日(木) 03:07 小説情報

こちらはテイワット情報局!!(作者:アヴァターラ)(原作:原神)

 最近配信ものが流行ってると聞いて書き始めたらなぜか原神と悪魔合体してた。多分続かない。▼ 転生した主人公がテイワットのことを地球のお前らに向けて配信する、それだけの話。


総合評価:4986/評価:8.9/短編:8話/更新日時:2021年03月20日(土) 22:55 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>