朝、左腕に違和感を感じ目を覚ますと、恵が俺の左腕に頭をのせて気持ち良さそうに眠っていた。
「おーい、恵さーん。起きてくださーい。左腕、左腕の感覚なくなってきちゃってるよ。いや、マジで。おーい」
そう言って恵の体をゆする。しばらくぐずっていたがようやく目を覚ましてくれた。まだ寝惚けているようだが、頭だけはずらしてもらう。俺の左腕がピンチなのだ。
「……おはよ。どうしたの、そんなに朝からはしゃいで」
「おはよう。いや、腕枕してたから左腕に血が流れてなくてさ。感覚がなくなってきてたから焦った」
「…そーいうこと。それより今日土曜日なのに早く起きちゃったね。どうしよっか?どっか遊びに行く?」
そう、今日は土曜日。いつもなら休日は昼近くまで寝ているのだが、予定外に早起きをしてしまった。先週は土日共に家でゴロゴロしてたし、今週は出掛けるか。
「そうだね、出掛けようか。服が少し欲しいから付き合ってくれる?」
「いいわよ、選んであげる。じゃあデパートに行こ。あそこなら色んなお店入ってるし」
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「うーん、黒よりこっちのベージュの方がいいわよ。紅志は自分で選ぶといつも黒系ばっかなんだから」
「いやぁ、つい無難な方にいっちゃうんだよね。うん、こっちのベージュの方に決めたよ。ちょっと買ってくるからまってて」
会計を終わらせ、俺たちは恵のおすすめのカフェに入った。そこで昼食をとっていると、一ノ瀬たちと数人の女子生徒も店に入ってきた。
「おはよぉー!軽井沢さんと山本君。二人は今日デート?」
「うん、そうよ。服買いにきたの。皆は今日遊びに来たの?」
「そうだよ、この後ボーリング行くんだけど、今日誘うのはやめとくね」
「ごめんね、また今度ね。それより一之瀬さん、もう他クラスの友達できたんだ。すごいね」
俺も気になっていたが、一之瀬たちの中にBクラスではない生徒がいたのだ。一之瀬コミュ力高いなぁと感心していると、その女子生徒が話しかけてきた。
「はじめまして、Dクラスの櫛田桔梗といいます!軽井沢さんと山本君だよね?」
「はじめまして、軽井沢恵よ。あたしたちのこと知ってるの?」
「二人のことは有名だもん。一年生の中じゃまだ付き合ってる人少ないから余計にね。お似合いだって噂だよ!」
「そ、そうなんだ。…知らなかった」
「まあ、あんだけ一緒にいれば噂ぐらい立つか」
「あ、そうだ!二人とも連絡先交換しない?私、たくさん友達作りたいんだ!いいかな?」
俺たちは頷き、二人とも櫛田と連絡先を交換した。一之瀬並のコミュ力に、整った容姿、人気が出るだろうなあと俺は思った。その際、櫛田の方を見ていたのを何か勘違いしたのか、恵がジト目で睨んでいた。その後の買い物では、彼女の機嫌を取るために奔走する男の姿が各所で見られたとか…。ここでは省くとしよう。
「かわいい服買えてよかったー。って、もうこんな時間か~。長いこと連れ回しちゃってごめんね」
「全然大丈夫だよ。夜ご飯の材料だけ買って帰ろうか」
そだねー、と言って俺たちはスーパーへ向かった。何気に俺はスーパーへ行くのが初めてだったりする。今まで食材は恵が買ってきてくれていたからだ。
スーパーへ入り物珍しさにきょろきょろしていると、『お一人様三点まで』と注意書のされた無料食品コーナーが目に入った。
「……無料?…………ポイントを使いきった生徒への救済措置か?」
食材が傷んでいたり、賞味期限間近だったりする食材は割引コーナーにあったことから、それらの可能性は否定できる。少し考えていると、恵は当然のように無料コーナーから食材を選んでいた。
「恵、この食材大丈夫なのか?品質的に。無料って書いてあるけど」
「前に店員さんに聞いたことあるけど大丈夫だってさ。あたしも最初気になったけど節約するにはちょうどいいしね」
「……まあ、そうだな」
ポイントを使いきった生徒への救済措置と言われればそれまでで、おそらく本当にそうなのだろうが、胸にモヤっとした違和感が広がる。まあ今後ゆっくり考えようかな。
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「で?紅志は何が気になってるの?」
夕食が終わり、テレビで音楽番組をぼーっと見て寛いでいると、恵からこんな声が掛けられた。
「…ん?あぁ、最近アイドルグループ増えーー」
「いや、そうじゃなくって。スーパー帰って来てからずっと何か考えてるでしょ?それくらい分かるわよ?」
「いや、そんな大した事じゃないんだけどね?さっきの無料コーナーが引っ掛かっててさ。ポイントが無くなった生徒への救済措置だとは思うんだけど…。月10万貰って救済措置もあるって甘過ぎないかなって」
「……うーん、そう言われると確かにそうかも。あ、でも友達が言ってたけど食堂にも無料定食あるらしいよ。結構心配してるのかな?学校側は。ってゆーか、こんなにいっぱい無料のがあるんなら究極0円でも生活できそうだよね」
そう言って恵は笑っているが、俺は今の言葉でひとつ星之宮先生に確かめたいことができた。
「……そうかもね。まあ、分からないところは月曜日にでも星之宮先生に聞いてくるよ」
「そう。何か分かったら教えてね。でさー、明日はどこ遊びに行く?」
「うーん、今日は俺に付き合ってもらったから、明日は恵に付き合うよ」
「じゃあさ、映画行こうよ。見たいのあるんだよねー」
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翌日。映画館に着いて、俺達は隣同士の席を取って始まるのを待っていた。恵の見たい映画は、恋愛モノらしい。クラスの女子に勧められたとか。正直あまり興味はないが、恵が楽しみにしているので水は差さずにじっとしておこう。
映画はクライマックスに差し迫っていた。この映画はいい意味で俺の期待を裏切っていた。思っていたより面白く、とても引き込まれる作品だ。
しかし1つ問題もあった。この映画、中々に生々しい濡れ場シーンがあったのだ。正直反応に困って恵の方をちらっと見てみると、恵は顔を赤くしていたが、目線はしっかり映画に向いていた。
俺は内心はドキドキしながらも、冷静を装って映画を見ていると、恵が手を重ねて、握ってきた。恵がチラチラこっちを見ている。キスしたいんだろうなあと解りながら、気づいていないふりをして焦らしてみる。すると、恵はまあまあの力で袖を引っ張ってきた。わざと無視していたのがバレていたのか、恵は少し怒ったような表情をしていた。
その顔がとても可愛らしくて、俺の方からキスをしようと迫ろうとすると、それより先に恵の方から唇を重ねてきて、舌を使って俺の口内を犯してくる。恵のあまりの積極性にびっくりする。どうやら映画にかなりあてられたらしい。一旦唇を離そうとするが、恵は両手を使って俺の頭を抑えて逃がしてくれない。
しばらく恵の好きにさせていると、恵は小声で、触って、と囁き、俺の手を掴んで、服の上から自分の胸を触らせた。恵の胸を優しく触ったり、揉んだりしていると、胸の先端がビンビンに起っているのに気づいた。突起を摘まむと、ビクッと体を跳ねさせた。幸い恵の口は塞いでいたので声が漏れることはなかったが、恵はこれ以上はバレるかもと思ったのか、それとも我慢が出来なくなったのか、俺の腕を引っ張って映画館を出た。
俺は寮の部屋に帰ると思っていたが、恵は余程我慢が出来なかったのか、人気のない路地裏に連れ込み、強引に唇を奪ってきた。
「……ぷはぁ。はぁ、はぁ、外だけどいいの?」
「いいの。んちゅ、んっ……ちゅっ…んむっ」
恵は舌をもっと深くと、濃厚に絡めてくる。俺は今度は直接、恵の胸を触る。乳首に手が触れる度に、恵はピクンと跳ねさせる。
いつまでこうしていただろうか。恵の唇を、胸を貪っていると、俺の太もも辺りに違和感を感じた。目線を下げると、恵が自分の秘部を俺の太ももに当てて、腰を前後に動かしていた。
散々焦らされて体はもう限界なのだろう。俺は手を止めて、唇を離して、恵に後ろを向くよう伝える。それだけで恵は理解したようで、壁に手をつき、腰を突き出す。愛液でぐしょぐしょのショーツをずらすと、腟は涎を垂らしながら、くぱくぱと肉棒を待っている。
だが俺はすぐに挿入ることはせず、中指と薬指を腟内にゆっくり潜り込ませた。
「恵のココ、熱くてトロトロだね。」
「あんっ…!」
恵の悶えながら出す声を聞きながら、俺は恵の弱点を指で擦る。
「っあ!ゃんっ!あっ!そこっ、ダメぇ!」
恵は激しく喘ぎ、同時に愛液を生み出している。
「そんなに大きい声出すとバレちゃうよ。俺が口塞いでおくけど、恵もできるだけ我慢してね」
そう言って左手で恵の口を塞ぐ。同時に右手をもっと激しく動かしてイカせにかかる。
すると………
「っ……んんんんんっっ!!!」
恵が喘ぎ声を上げて、身体を跳ねさせる。顔は蕩けさせ、足腰はガクガクである。少し休ませてやりたいが、いつ人が来るか分からないのでこのまま立ちバックの状態で肉棒を挿入する。
「んぅっ……うぅううんんっ……!」
恵の腟内はきつく締め付けながらも、うねうねと蠢き、射精を促してくる。そんな快感に耐えながら抽挿していると、こちらが狙ってもいないのに勝手に恵の弱点である、Gスポット辺りに亀頭が導かれている。
「ふぅっ……!んんっ!……ふっ、んぅっ……!」
どうやら恵が快楽を求め、自分から尻をクネクネと動かしているようだ。
「自分から尻を動かしてるのか。……ヘンタイ」
そう耳元で囁くと、恵は顔を左右に振り否定する。だが、恵の腟内はキュンキュンと締め付けて来る。こんな言葉責めにも感じているのだろう。
「恵はどんどんエッチな子になってるね。誰か来るかもしれない外でセックスしちゃうなんて」
「んーんっ!…ふっ、んっ……!」
恵は涙目で否定しながらも、尻を動かすのを止めずに動かし続ける。俺は卑猥に動く尻を叩きたくなったが、本気で嫌がりそうなので止めておく。だが、どんどんMっぽくなってきた恵とそんな激しいプレイをする日は意外と近いのかもしれない。
そんなことを思いながら、そろそろラストスパートをかけようと、恵がこちらに向けて突きだしてくる尻に合わせて、こちらも腰を思い切り突き出す。
「んっ、んんんぅぅっ!……んぉっ、おっ!お"ぉ"ぉ"っ!!!」
亀頭がGスポットを深くえぐり、それを受けて恵は絶頂に達したようだ。背筋をピンと張りながら、身体全体を痙攣させている。腟内も異物である肉棒を排除しようと押し出してくる。
「恵?俺ももう少しでイキそうだからあとちょっと頑張れる?」
恵は軽く頷き、弱々しくもまた尻を突きだしてくる。俺はさっきよりも激しいピストンで恵の弱点をえぐる。
「お"っ…お"っ…んぉっ…んんっ!」
もはや身体は限界なのか、ひと突きごとにイッている気がする。俺は獣のような恵の喘ぎ声に欲望が高まっていき、俺も射精すことを告げる。
「もう、限界っ!射精すよっ!」
そして俺は恵のトロトロのオマンコに精液をぶちまけた。
「ん"ん"ん"ん"ぉぉお"お"お"っ!!!」
怒涛の勢いで流れ込む精液の刺激は、恵を再び深い絶頂へと導いた。
俺たちは息が整い次第、すぐにその場を離れた。恵から誘われたとはいえさすがに野外はまずいだろう。バレたら一発でアウトだ。
部屋に戻り、まず俺は恵に謝った。終始口を塞がれて、大分息苦しかっただろうと思ったからだ。そうしたら恵は顔を赤くして俯き、小声ながらもしっかり述べた。
「…………息苦しいのがちょっとよかったかも……」
やっぱり恵はどんどんMになっていると思った。
テストが近いので少しペースダウンするかもです。
すいません。
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