※この作品はR-18です。

エロゲ的な何か(仮)   作:MC RAT

105 / 165
第14話

「─────────ッ‼︎」

 辺りの空気が震えるほどの声で叫ぶミロリスを前に、僕は思わず声を上げた。

「おい!何あれ⁉︎」

 見るだけで嫌悪感の湧きそうな見た目に僕は退いた。しかしリーナ達はむしろ武器を構えている。

「主人様、あれがミロリスだよ!私たちが探してる植物!」

「アレを世間一般的には植物とは言わん!植物型モンスターと言うんだ!」

 いや、モンスターを普通の肉として食べてるような種族の狙ってる植物、って時点で気がつくべきだったか。

 道理でただの果実採取なのに完全武装するわけだ。こんなに大きいとは。

 すると洞窟からさらに同じような気持ち悪い植物が這い出てきた。これで四匹になったな。

「コイツ倒すの?」

「別に頭の所にある果実が取れれば倒す必要は無いですよ。しかしその状態で大人しく帰ってくれた試しはありません」

 要は倒すのね。

 解説してくれたシュリはエリと共に後ろに退がった。元々彼女達は戦うために来たわけじゃないし。

「主人様、お退がりください。ここは私達が!」

「言われなくてもそのつもりだよ!」

 一応緊急時用のナイフは持って来ているが、ここで男だからと言って彼女達の前に出るほど、僕のプライドは高くない。

 前回も採取したって話なら、倒したこともあるって話だからな。

「前回の雪辱、ここで果たす!」

 やっぱり前回何かあったのね。とりあえず戦える人達にこの場は任せるか。

「主人様!エリとシュリとネイをお願い!」

「はいよ!みんなこっち!」

 隣にいたネイの腕を引いてエリとシュリと合流する。近くの木に隠れた。ネイは今回、動植物に詳しいという事で来た、非戦闘要員だ。

「ネイ。ミロリスって強いの?」

「うーん、どうでしょうか。リーナ達なら問題無いはずです。ただ大きさが大きさですので、少し手こずるかと」

 まぁあの巨体を一発撃破は無理があるわな。

 リーナ、メア、エルナ、クルア、ラリアの五人は、それぞれの武器を手に取りミロリスの放つ蔓の攻撃を弾き返している。

「はぁっ!」

 やはり一番目を見張る強さがあるのはクルアだ。撃退だけでなく攻めることでミロリスを押している。目にも止まらなぬ槍捌きだ。

 しかしミロリスは一体につき六本近くの蔓を操る。ちょっと分が悪いな。

 しかも果実の採取もあるので、下手な攻撃が出来ない。

 それなら………

「ラリア!その辺の木の上から飛び降りて、ソイツらの実だけ取れない⁉︎」

「え?あ!出来るかも!」

 言うが早いがラリアは猿のようにスルスルと木に登ると、ミロリス達を見下ろした。さすが猫娘。

「みんな!僕達が手早く実を取るから、そしたら遠慮なくやっちゃって!」

「分かりました!」

 僕は一緒にいるネイ、エリ、シュリの三人と頷き合うと、それぞれのミロリスの周りに回った。

「ラリア!いいよ!」

「うん!いっくよ〜!」

 木の枝に立ったラリアは大きく踏み込んで飛び上がった。

 ミロリスの頭に躍り出ると、ぴょんぴょん跳んで実のなる枝へと移動していった。

 持っている短剣で実をもぎ取るとそれを落としていった。僕達はそれを拾っていく。次々とリンゴのような赤い実が落ちてくる。

 というか、僕こんな気持ち悪いモンスターの搾り汁飲んでたのか。いや、別に嫌ってわけじゃないんだけど………

 僕達は順調に実を回収していった。

「はぁっ!」

「やぁっ!」

「おりゃあ!」

「たぁっ!」

 リーナ達も実を採り終えたミロリスを順調に倒していく。採るものを採ってしまえば、もう遠慮はいらない。そろそろ終わるかな?

 するとその時、残った最後のミロリスが口を大きく開けて、ピンク色の煙を吐き出す。

 ちょッ、何これ⁉︎

「主人様!避けて!」

 エルナに言われて咄嗟に避けようとするが、ミロリスの上にいるラリアに目が向いた。

「うわっ⁉︎うわわわわ!」

 いきなりミロリスが体勢を変えたことで、ラリアはバランスを崩して落ちてきた。

 僕は慌てて彼女を受け止める。

「っとぉ!ありがとう主人様!」

 礼を言うラリアを抱えて、僕達は洞窟に背を向けるようにして後ろに退がった。

 しかしその瞬間、洞窟の向こうから何か影が動いた。隠れていたもう一体のミロリスがいたのだ。

 そのミロリスが同じように煙を吐くと、僕達の視界が奪われた。なんだか甘い匂いがする。

「嘘⁉︎まだいたの⁉︎ゲホッ!ゲホッ!」

 そして僕とラリア蔓を伸ばしてきた。煙を吸ってしまったこともあり、咄嗟のことで対応が出来なかった。

「主人様!ラリア!」

 するとクルアが僕達の前に出て盾となった。蔓を槍で薙ぎ払う。

 しかしラリアも煙を吸って弱ったのか、蔓に絡まれて洞窟の中に引き摺り込まれてしまった。

「くっ!きゃあっ⁉︎」

「クルア!」

 ヤバいな、これどう考えても食べられるやつだ!

「ラリア、みんなで残ったミロリスを頼む!僕はクルア助けてくる!」

「分かった!」

 僕の腕の中から飛び出したラリアに後を任せて僕はナイフを抜いた。

 洞窟の中に入り、引きずられたクルアを追いかける。

「クルア!大丈夫⁉︎」

「主人様!ひゃあっ!」

 暗がりだけど辛うじて中は見えた。クルアがミロリスに呑まれてしまった。

 もう叫ぶ余裕もない。クルアを助けないと!

 口で捕食する以上、それを動かす筋肉かそれに準ずるものがあるはずだ。それを斬れば!

 僕はミロリスの口角に当たるであろう場所をナイフで突き刺した。

「─────────ッッッ⁉︎」

 明らかに呑み込む力が弱まったのが分かった。僕はミロリスの口の中に手を入れると、クルアの手を掴む。

 彼女に巻きつく蔓を斬ると同時に、彼女を引っ張った。ミロリスの体液だろうか、クルアの身体はねっとりとしていた。

「主人様!」

 すると後ろからシュリの声がした。振り向くとシュリがミロリスに向かって何か粉を振りかけた。

「─────────ッッッ‼︎⁉︎」

 苦手なものなのか、ミロリスは煙を吐いて悶えている。

「ゲホッ!シュリ、今の何⁉︎」

「粉末の除草剤みたいなものです!ケホッ!ぐっ!実もダメにしてしまうので使うつもりはありませんでしたが、仕方ありません!」

「ナイス判断!さすが医者!逃げよう!」

 僕はクルアを抱えると、シュリと共に外に出た。

 洞窟を出ると、そこにはミロリスが四体倒れている。どうやらこっちも倒し終わったみたいだな。

「みんな、大丈夫………」

「な、何とか………」

 みんな息を荒くしている。まぁ僕もだけど。疲れたな。

「クルアも、大丈夫?しっかりして!」

 僕はクルアを下ろすと彼女の顔を覗き込んだ。ミロリスの体液に塗れている以外は問題無さそうだけど。

「あるじ、さま………」

「あぁ、大丈夫か?もう終わったよ」

 息を荒くしたクルアの顔は紅潮していて、僕をジッと見つめている。

 そこで僕は初めて、クルアの様子がおかしい事に気がついた。

 呑み込まれて気力が失うならともかく、むしろ顔が火照っている。

「主人様ぁ………」

 

 

 不思議に感じて顔を覗き込んだ瞬間、クルアは僕に強くしがみついてきた。

 

 

「クルア?どうして、ってぇ⁉︎」

 押し倒された僕は、その場に尻餅をつく。

 どこか気分でも悪いのかと思って顔を上げると、目の前にクルアの顔が迫っていた。

 火照った様子のクルアの表情に心臓が跳ね上がると同時に、クルアが僕と唇を重ねてくる。

「ッ⁉︎」

「んんっ!ぢゅるるるッ!んくっ、くちゅ、んはぁっ!ふみゅっ、れろっ!ちゅぱっ、んん〜〜〜っ!ぷはぁっ♡!」

 僕の口腔内に舌を蠢かせるとクルアは唇を離した。クルアと僕の間に唾液の糸が引く。

「はぁっ♡………はぁっ♡………あ、あるじさまぁ………♡」

 さっきまでの凛とした様子はどこへやら、甘えるような声を漏らしてクルアは抱きついてきた。

 さすが武人と言うべきか、ガッチリ抱きついたクルアは力技じゃ剥がせそうにない。

 服越しに彼女の柔らかい胸が押しつけられて、僕は顔が熱くなった。

「主人様………申し訳、ありません。私、身体が熱くて………れろっ、ちゅるっ、んんっ♡」

 クルアは熱い吐息を漏らすと、僕の首筋に舌を這わせた。服の上から僕の体を撫でる。

 気持ちよさで体が震えて力が抜けていく。抵抗出来ない僕の服を、クルアが脱がしていった。

 僕の様子を見ながら、クルアは露わになった胸板を舐めていく。

「んちゅ、れろっ………いつも、見てました………激しくて、気持ちよさそうで………私も、主人様のが欲しい………♡」

「くっ………クルア、ちょっと、待っ、ッ⁉︎」

 クルアの手が僕の腹を撫でて、さらにその下へと向かった。彼女の愛撫のせいで大きくなった僕のモノに細い指が触れる。

「主人様の、こんなに大きくなって………早く、早く私の中を、これで満たしてください♡」

 彼女の声が耳に流れ込み背筋が震えた。それだけでも快感を感じる。

 熱い視線を向けるクルアの目は蕩けていて、発情しているのがすぐに分かった。

 あっという間にズボンを脱がすと、跳ね出た僕のモノをマジマジと眺める。

「これが、主人様の♡………あむっ♡」

「ぐっ⁉︎」

 クルアは膝をつくと僕のモノを咥えた。男の相手は初めてのはずなのに抵抗するどころか積極的だ。

「んっ、れろっ、ぢゅるるるっ♡!んはぁ♡………主人様の、大きい♡!んちゅっ、れろっ、んんっ、ぢゅるっ♡!んんっ!じゅぷっ!じゅぷっ♡!」

 温かくヌルヌルとしたクルアの口腔内に僕のモノが包まれて、頭に電気が走ったような快感が走る。

 クルアは頭を動かして僕のモノをチロチロと舐めていく。

 その手は自分の身体を撫でていて、獣の皮でできたホットパンツの中に潜り込んでいている。そこからくちゅくちゅと水音が鳴っている。

 みんながいる中で、堂々と自分を慰めながら僕のモノを舐めるクルアに凛々しさは欠片もなく、ただ欲望を貪るメスとなっている。

「み、みんな!クルアの様子が変なんだ!ちょっと止めて、ってみんな⁉︎」

 するといつの間にか僕の周りに集まってきたみんなが、クルアの愛撫を見ていた。

 みんな顔を赤くして、太ももを擦り合わせながら熱い視線を向けてくる。

「はぁ♡はぁ♡………クルアさん、いいなぁ………」

「私も、主人様の欲しい♡」

「ねぇ、主人様♡また、いっぱい可愛がってください♡」

「もう、ダメぇ♡我慢出来ないぃ………♡」

「一緒に、気持ちよくなりましょう♡」

「ひゃっ♡んんっ!………あるじさまぁ♡私も、味わいたいです♡」

 シュリが後ろから抱きついてきて、自分の身体を押しつけてきた。彼女も自分を慰めながら、さらに快感を得ようとする。

 前に回ると、クルアと共に僕のモノを舐め始めた。

 いつもなら慌てて反射的に逃れようとするかもしれない。しかし僕の体は流れ込む快感を受け入れて動かない。

 二人からの快感は凄まじく、気を抜くとすぐに果ててしまいそうだ。

 こりゃどう考えてもミロリスのせいだな。さっきの煙が原因だろう。

 一応避けたが、それでも不意打ちでみんな吸ってしまった。

 ましてや僕とクルア、シュリは洞窟で至近距離で煙を吸ってしまっている。二人が異常に発情してるのはそのせいだ。

 さらに言うと、クルアの身体を濡らしているミロリスの体液、これが煙の匂いと似ている。

 ミロリスはこの体液を気化させて煙にしてるんだ。そんな液体を身体に浴びて、おそらく飲んでしまったのだろう。それでこんなになってるんだ。

 そう考えている間に、リーナ達が僕を囲んで愛撫をしてくれる。柔らかい身体を押しつけて、みんなの手が僕の体を撫でる。

 いつもの何倍も気持ちよく感じるのも煙のせいだろうか。

 どうすればいいのか。そう思っても上手く思考がまとまらず、与えられる快感に酔いしれる。

 クルアが僕のモノを咥えてしゃぶり、シュリは余ったところを丹念に舐める。

「主人様。私とキス、してください」

 後ろに抱きついているネイが唇を重ねてきた。いつもより積極的に舌を絡めてくる。

「れろっ、ちゅるっ♡!んちゅっ♡!んんっ、くちゅ、んくっ、んんっ♡!」

「あぁ!ネイ、ズルい!私も主人様ともっと触れ合いたい!」

「私も!」

 リーナとエルナが僕の両脇に寄り添うと身体を預けてきた。自分の感じている快感を伝えるように、彼女達の身体を愛撫する。

「あぁっ♡!もう、主人様焦らさないでよ♡ここ、いっぱい濡れてるから、触って欲しいの♡んあっ♡!」

「ひゃうっ♡!乳首、くりくりして、ひゃあっ♡!もっと強く摘んでぇっ♡!」

 服の上から身体を撫でると、二人の甘い声が森の中に響き渡る。

 エリとラリアも僕に身体を押しつけて快感に酔っている。

「主人様ぁ、大好きぃ♡れろっ、んちゅっ♡!」

「私も主人様とキスしたいです♡ちゅっ♡くちゅ、ちゅるるるっ♡!」

 七人に容赦なく攻められて、僕はされるがまま彼女達を全身で味わった。

「じゅぷっ!じゅぷっ!んんっ!ぢゅるるるっ♡‼︎主人様(あるひしゃま)ぁ♡………あるひしゃまの子種(こらね)ぇ、いっぱいらひてぇ♡」

「ッ‼︎出るッ!」

 煙のせいで感度が上がった僕は、すぐに果ててしまった。

 溜まった快感が爆発し、咥えていたクルアの口の中に精が放たれた。

「んんっ⁉︎んぐっ!んん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ♡‼︎」

 精が出るたびに体が震えて力が抜けていく。

「んくっ、んんっ!ぢゅるるるっ♡!んちゅっ!」

 喉を鳴らしたクルアは僕のモノから口を離すと、口の中に溜まった精液を飲み込んだ。

「んっ、んっ、はぁ♡………す、すごい味。これが、主人様の味なんだ………」

「クルア、そんな無理しなくても………」

「いいえ、もっと、もっと欲しいです♡!主人様子種を、どうか………私に、もっと子種を恵んでください♡!」

「うわっ⁉︎」

 恍惚とした表情のクルアに僕は押し倒された。起き上がろうにもみんなが押さえつけて動けない。

「ちょ、クルア!一旦待って!みんなも!こんな所で………」

「ダメですよ。私、身体が疼いて、我慢できません♡」

「それに、主人様の、まだまだ大きいままですし♡」

 顔を上げるとみんなが僕の目の前で服を脱ぎ捨てた。七人の艶やかな褐色の裸体が、日の光に照らされて輝いている。

 彼女達の胸の先はピンと勃ち、秘所からは蜜が溢れて、太ももまでびしょびしょだった。

 僕はそこで改めて彼女達、ファール族が狩猟民族であることに気がつかされた。

 みんなの目は獲物を見つけた獣のそれだった。

 

 

 

「主人様の子種、残らず私達が獲っちゃいますね♡」




 最後まで読んでいただきありがとうございました。
 評価、感想等ありましたら、ぜひよろしくお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。