※この作品はR-18です。

エロゲ的な何か(仮)   作:MC RAT

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第8話

「旦那さま。紙縒(こより)です。入ってもよろしいでしょうか?」

 襖の向こうから聴き慣れた紙縒の声が聞こえてくる。それだけでも胸が高鳴る。

「あ、あぁ、いいよ」

 すると襖が開かれて、紙縒が入ってきた。いつもと同じ巫女服だが、今はそれもどこか違って見える。

 紙縒は部屋に入ると、僕の目の前までやって来た。そして僕と向かい合う。

「というかその呼び方って必須なの?普通に前みたいでいいんだよ?」

「いえ。みんなに祝福されてあなたの妻となる事が出来た、その証ですから」

「………そうか」

 何か照れ臭いというか、改めて紙縒と結婚出来たんだと自覚する。

 周りの空気が落ち着くと、紙縒は三つ指をついて頭を下げた。

 

 

「不束者ですが、末長くよろしくお願い致します」

 

 

 態度こそ堅苦しいものの、その声はいつもの紙縒だった。

 そして頭を上げると、顔を緩ませた。とても綺麗な笑顔で、見ていて心が癒される。

「もちろん、って答え方でいいのかな?」

 そう言って僕達は距離を縮めた。お互いの体温が分かるほどまでに接近した。

「僕も改めて、これからよろしく。こうやって一緒になれて嬉しいよ」

「はい。私もです………」

 この前までこんな風になるだなんて思ってなかった。だからこそ結ばれたのがとても嬉しい。

 ちゃんと幸せにしてあげたい。心の底からそう思えた。

「あのさ………これから何するかとか、分かる?」

「えっと………伴侶となる方に身体を捧げて世継ぎを作る、というのは聞いていますが。後は保険の授業くらいで、詳しい事は知らなくて………」

 紙縒が顔を赤くしながら答える。

 やっぱりそういうのには疎いんだな。僕がちゃんとしないと。

 それなら………

 僕はそっと手を差し出した。それを見て紙縒は僕の手を握る。

 細くて柔らかい手だった。僕は紙縒の手を握るとその手を軽く引く。

 倒れ込んできた紙縒の身体を受け止めると、ギュッと抱きしめる。

 柔らかくて暖かい。公園で感じた熱が再び僕に伝わってくる。

「もしかしたら痛かったり怖いかもしれない。けど、僕を信じてくれたら嬉しいな」

 僕だって初めてなんだ。正直不安が多い。

「私はずっと旦那さまを信じ愛しております。何があっても、それは変わりません」

「ありがとう」

 紙縒のかけてくれる言葉の一つ一つが、僕の心を溶かして暖かくしてくれる。

「旦那さま、暖かいです………」

「嫌じゃない?」

「いえ。むしろ、嬉しいです。身体が、溶けてしまいそうです」

 紙縒は僕の背中に手を回した。僕達はしっかりと抱き合う。そして優しく手を繋いだ。指を絡める。

「それじゃあ、始めるよ」

「………はい。私の身体、貰ってください」

 

 

 

 僕達は布団の上で抱き合っていた。僕と紙縒の大きな心音が混ざって聞こえてくる。

 僕は繋いでいない手でゆっくりと紙縒の腕を服の上から撫でた。それから肩を通って首筋を撫でてやる。

「はぁ………ふぅ、あぁ………」

 紙縒は赤い顔のまま深く息を吐いている。すごいドキドキするな。

「どう?嫌?」

「い、いえ………なんだか、気持ちいいです」

 すると紙縒が繋いでない手で僕の服を掴んできた。

「どうかしたか?」

「すみません………今日はなんだか、身体が熱くて………熱、ではないと思うのですが」

「うん、それでいいんだ。それに身を任せて」

「はい………」

 紙縒は身体に入ってきた無駄な力を抜いた。

 そうすると紙縒の顔が目の前に来る。その目は僕のことをうっとりと眺めていた。

「紙縒………」

「旦那さま……」

 どちらからともなく顔を近づけた。意識しなくても、自然と引き寄せられる。

「んっ………」

 そして僕達はそっと唇を重ねた。

 二回目のキス。関係が深まったからか、それは前よりも熱く蕩けそうだった。

 紙縒の唇は柔らかくてぷにぷにしていた。そこから彼女の熱が流れ込んでくる。

 舌、入れていいのかな?嫌がったらすぐにやめよう。

 僕は舌で紙縒の口に割り入る。

「ッ⁉︎」

 紙縒は身体をビクッと跳ねさせたが、抵抗することも嫌がる事もしなかった。

 これはいい、のかな?

 僕はそのまま紙縒の口腔内に舌を侵入させる。そしてぶつかった紙縒の舌に自分の舌を絡める。お互いの舌なたついた唾液を混ぜ合わせる。

 にゅるにゅると粘膜の絡み合う感触と温かさが心地よく感じる。

「んっ………んあっ……はぁ、んっ」

 紙縒の手に力が入る。それは僕を突き放すのではなく、繋いだ手を強く掴む。

 すると紙縒が自分からも舌を絡めてきた。僕の舌をチロチロと舐めてくる。背中にゾクゾクッとした快感が走る。

 唇を動かしながらあらゆる角度から舌を刺激してくる。僕もそれに応えようとした。

「んっ、くちゅ…ふぁっ………はぅ、んっ……ちゅる、んっ……ふぅっ………んぁっ、はぁっ………」

 自然と舌の動きが激しくなり、くちゅくちゅと唾液の混ざる音が僕達の周りに響く。

 やがてお互いの舌全体を舐めるようになり、お互いの息が荒くなっていく。それでも僕達は唇を重ねたままだ。

 その吐息が熱となって僕達の身体を火照らせていく。

 やがて舌を絡めるだけでは足りなくなり、お互いの口腔内に舌を這わせ始めた。

 舌で歯茎をなぞり、再び舌を絡める。さらにお互いの口腔内に自分の唾液を塗っていく。

「んぐっ、ふぅっ………くちゅ、んっ…んぁっ………はぅっ、んっ、くちゅ、ちゅるっ………んはぁっ、あむっ………」

 僕達は強く抱き合ったまま、長い間唇を重ねて舌を絡ませた。

 今の僕達には、それがお互いを求める精一杯の手段だった。抱き合って舌で相手を求める。

 最初はやられていただけだった紙縒も、今は積極的に求めてくれる。

「ぷぁっ………!」

 しばらくしてさすがに息苦しくなり、僕達は唇を離した。五分以上はキスしていた。

 離した唇の間に唾液の橋がかかった。透明な橋はツーッと切れると紙縒の口の端に垂れた。

「はぁ………はぁ………激しかったね」

「す、すみません。途中から激しくしてしまって………その、旦那様が求めてくださったのが嬉しくて………」

「いいんだよ。すごい嬉しい」

 僕は紙縒を包むようにして抱きしめる。身体はすっかり火照ってしまっている。

「あの、もしよろしければ………また、キス、していいですか?」

「もちろん。いっぱいしようか」

 僕は紙縒の頭を優しく撫でた。サラサラとした黒髪は撫で心地がいい。

「あ……頭………」

「ごめん、嫌だった?」

「いえ、旦那さまでしたら………嬉しいです」

 紙縒は僕に身体を預けた。僕の事をこんなにも好きでいてくれるなんて。この嬉しさを絶対忘れてはいけない。

「旦那様………その、身体が………すごい熱くて、何か溢れ出しそうです」

「大丈夫。僕がちゃんと受け止めるから」

 僕もそろそろ我慢出来ないかもしれない。僕は紙縒と見つめ合う。

「その………もっと、身体触っていい?」

「ッ⁉︎…………は、はい。旦那さまなら………」

 その証と言うように、紙縒は軽く唇を重ねてきた。

 僕は繋いでいた手を離す。そして紙縒の愛撫を再開する。

 脇腹の辺りを撫でると、その手を上へと滑らせていく。

「………触るよ」

「………はい」

 

 

 僕は上へ滑らせた手で、紙縒の胸に触れた。むにゅんっとした感触が服越しで伝わってくる。

 

 

「………はぁっ」

 紙縒の口から艶っぽい吐息が漏れた。

 巫女服で阻まれていても、その胸が柔らかいのがはっきりと伝わってくる。

 僕はそこから手を動かしていく。巫女服に包まれた胸はその重さを僕の手に伝わらせる。

「はぁっ………んっ、んあっ………はぅっ、んっ、んんっ」

 紙縒は身体をピクピク反応させながら、荒く息を吐いている。

「服……脱がしても、いいか?」

「………はい、お願いします」

 僕は紙縒の巫女服の襟に手をかけた。そして皮を捲るようにその襟を軽く引っ張る。

 

 

 下着は着けていなかったのが、紙縒の胸はぷるんっと揺れながら露わになった。

 

 

 僕は目の前に晒された紙縒の胸に目を奪われた。

 白い肩から鎖骨へと繋がり、そこからは豊満な胸が膨らんでいた。

 紙縒の胸は大きくて、ハリがある。身体の熱のせいか淡く桜色に染まっていた。

 綺麗な形でぷるんとして柔らかそうな胸の先には、ピンク色の乳首が顔を出していた。それはピンと硬くなってその存在を主張している。

 そしてその下にはキュッと締まったウエストが覗いている。そのギャップが僕をより興奮させた。

「ど、どうですか?………変じゃ、ないですか?」

「すごい、綺麗だ………」

 自然と自分の口から感想が漏れた。それほどまでに綺麗だった。

「あの、あまりジッと見られると………身体が熱くなって、くるのですが」

「あ、そ、そうか………悪い」

 そう言いながらも、僕は紙縒の胸から目が逸らせなかった。

「旦那さま………その、触って、くださいますか?」

「あぁ」

 僕は再び手を紙縒の胸まで持っていく。

 そして紙縒の胸を鷲掴みにした。掴んだところから指がむにゅっと沈む。

「はぁんっ!」

 紙縒が艶やかな嬌声を上げた。

 自分でも知らない声だったのか、紙縒は反射的に自分の口を手で塞ぐ。

 自分のを慰めた事も無いのかもしれないな。

「い、今の声………私、が………?」

「あぁ。そうだよ。綺麗な声だ」

「は、恥ずかしいです………」

「そんな事ないよ。もっと聞かせて」

 僕はそのまま紙縒の胸を揉み続けた。手の動きを激しくする。

 豊満な胸は僕の手の動きによってむにゅむにゅと形を変えている。片手では到底収まり切らずに、指の間から柔肉がはみでる。

 柔らかくも弾力があり、手に吸いつくような感触。僕はそれに夢中になっていった。いくら触ってても飽きないような気がした。

「はぁっ、んっ………やぁっ……んんっ、はぁっ………あぁっ、はぁっ………んんっ、ひゃぁ…んっ」

 紙縒の口から漏れる吐息が段々と甘くなっていく。それを自分がやってると思うと、たまらなくなる。

 するとさっきから硬くなり、その存在を主張していた乳首が、ピンとしこり僕の手に当たる。

 それは僕の手が当たるたびに、紙縒の身体をピクピクさせていた。

 僕は硬くなっている乳首を指で軽く撫でる。それからキュッと摘む。乳首が少しだけ形を変えた。

「ひゃうッ!」

 紙縒が僅かに身体を仰け反らせて、嬌声をあげた。

「い、今………身体に、電気が走ったみたいに………だ、旦那さま………」

「それでいいんだよ。すごい可愛い」

「あぁ………旦那さまに触れられたところが、ジンジンしてきます………それが、ゾクゾクッて………」

 紙縒はどこか潤んだような目で僕を見つめてくる。その視線に思わずドキッとした。

 

 

「旦那さま………もっと………もっと、私の知らない私を、教えてください」

 

 

「………あぁ」

 僕はそっとキスをすると、再び紙縒の胸に手を伸ばした。

 

 




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