※この作品はR-18です。

エロゲ的な何か(仮)   作:MC RAT

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第27話(新着)

「はぁ、んっ!あぁっ!旦那さまぁ、あっ!」

 ベッドに倒れ込んだ僕は、四肢を絡ませて愛撫し合った。

 お互い一回果てて敏感な上に、不完全燃焼で欲求は溜まっている。

 そうなれば、もう我慢出来ないのは仕方がない。

 巫女装束をはだけさせたままの紙縒を自分の脚の間に座らせて、快感で震える胸を揉みしだく。

 微かに汗ばんだ胸はしっとりして、僕の指に吸いついてくる。程よい弾力を楽しむように鷲掴みにして弄り続ける。

「んっ、はぁっ!もう、胸だけでは物足りないです………!」

 紙縒はもはや触られるだけで感じているようで、自分から胸を僕の手に押し付けてくる。

 やがてこちらへと身体を向けると、脚を広げ袴を捲り上げて、自ら秘所を指先で広げた。

「旦那さま………あなたの精液、私のおま◯こに注いで………いっぱい、愛してください」

「紙縒………?」

 彼女の口から発せられた淫らな言葉に、思わず動揺してしまう。

 今まで何度か体は重ねてきたけど、こんな風に直接淫らな誘いをされたのは初めてだ。

 というか、そもそもそういう知識があまり無かったはずなのに。

「こ、こういうのが、好きなのかな、と………」

 戸惑っていると、紙縒が咄嗟に弁明した。

 脚は開いたままだが、恥ずかしさで顔が俯いていく。そしてさっきまで読んでいた成人向け漫画に視線を向けた。

 そうだ。この誘い方、あの漫画にあったシーンだ。

 ヒロインが恋人と身体を重ねる時、こうして欲情を誘っていた。

 その漫画を僕が持っていたから、この誘い方が好きだと思ったのか。まぁ、実際に好きではあるが。

 それが紙縒なりの対抗なのか、真似してみただけなのか。でも本心なことに間違いはなそうだ。

 どちらにせよ、こんな誘いを受けて待つなんて出来ない。

「たしかに。紙縒から誘ってくれて嬉しいよ」

「旦那さま………!私を、満たしてください」

「………あぁ」

 

 

 服を脱ぎ捨てる時間も惜しんで、僕達は向かい合う。

 座った僕の上に紙縒を跨らせて、潤んだ秘所に自分のモノを突き立てる。

 軽く唇を触れ合わせて、一気に腰を押し進めた。

「ひゃあぁぁッ‼︎んぅ、はぁ、はぅ、ッ─────!んん〜〜〜ッ‼︎」

 この体勢のおかげで僕のモノは簡単に飲み込まれて、全身に快感が電気のように走った。

 快感に飲まれたのは紙縒も同じようで、軽く達して身体を弓形にしならせる。

 それと同時に蜜で満たされた膣内が、僕を離すまいと強く締めつけてきた。

 そして紙縒もまた、僕に抱きついてくれる。

 分かってはいたけど、中途半端に果てたことで互いに余裕がない。

 気を抜いたら、すぐにでもまた達してしまいそうだ。

 けど、それじゃあ心まで満たされたない。

 

 

 痺れる身体に鞭打って、腰を下から打ちつける。

「あッ!あぁッ!はぁ、んんッ!これぇ、ずんって身体響いて、ひゃあッ!すぐ達してしまいそう、です………んんッ!」

 部屋に響くのは、粘着質な音と二人の声。

 官能的な音に包まれたおかげで、より激しく愛情を交わしたくなる。

「んっ!れろっ………くちゅ、ふぁ、あぁッ!はぅっ、んんッ!」

 衝動に身を任せて、腰を打ちつけ合いながら、舌を伸ばして絡ませた。

 唾液に塗れた舌同士が触れ合い、それだけで背筋が震える。

「ちゅ、んんッ!んはぁ、だ、旦那さまぁ、あむっ………!んッ!んくっ、ぢゅるるるッ‼︎」

 快感に振り回されて全身震えてるのに、紙縒はそれでもキスし続けようとしてくれる。

 揺らされながらキスすることで、垂れ落ちた唾液がふくよかな胸元を濡らした。

 そんなことも構わず、紙縒は火照った顔で舌を伸ばし続ける。

「紙縒、キス好きだよね」

「はぁ、んッ!だって、旦那さまのこと愛してますからぁ………!この想い、伝えたいんです………!」

 紙縒の湿った声に、心臓が高鳴った。

 こんな必死に求めてくれて、嬉しくない男がいるわけがない。

 だから、僕も応えたい。

 

 

「伝わってるよ、紙縒の想い。だから僕も………!」

「旦那さ、まぁ、んむぅッ⁉︎ぢゅぅッ、ぷはぁっ!………んんッ!んッ、ふぅ、んきゅぅッ‼︎」

 今度は僕から唇を奪い、紙縒のお尻を掴んで腰を押しつけた。可愛らしい声が、口移しで響く。

 秘所から飛び散る蜜が袴を濡らし、高まる体温で汗ばむ巫女装束をより一層濡らす。

 さらに自分の想いを伝えるように、紙縒の胸元から首筋、耳や頬に唇を触れさせる。

「はぁんッ、んぅ、あぁッ‼︎旦那さまのキス、すごいポカポカです………!」

 漏れ出た嬌声と共に、熱い吐息が僕の耳にかかる。

 抱き合って交わることで、全身が触れ合い互いの体温が伝染していく。

 

 

 そうして僕と紙縒の境目がぐちゃぐちゃになってくると、段々と紙縒の声が切羽詰まったものになってきた。

「あぁッ!んッ!はぅ、はぁんッ‼︎旦那さまと、もっとくっつきたいです!ぎゅってしてぇ、キスしたいです………!」

 絡み合う熱に当てられて、紙縒の理性が薄れて渦巻く欲求が剥き出しになってきた。

 僕の腰に回された脚の力が強まると、唇を重ね舌を滑り込ませる。

「ぢゅぷっ、んっ、んぅ、れろっ………旦那さまぁ、私もう………我慢出来ません………んんッ!」

 敏感になっている上で攻め立てられ、紙縒の身体はずっと痙攣している。

 軽く達し続けているんだろう。蜜壺がさらに潤い締めつけてくる。

 その刺激が僕に伝わり、こっちも限界が近づいてきた。

「紙縒、僕も………!」

「はぁあッ、あッ!このまま、膣内にください!今日、大丈夫ですからぁ………!」

「分かった、よ………!」

 離れまいという意思を示すように、僕達は恋人繋ぎで指を絡めた。

 湧き上がる興奮をぶつけるように、腰の動きがどんどん激しくなる。

 そうなれば結合部から泡立った蜜が溢れ出し、互いに呼吸のテンポが速くなってきた。

「あっ、んっ、はぁ、あぁッ!お、奥、そんな突かれちゃ、んあぁッ!わたひ、すごいイッてぇ………!ひゃんッ‼︎」

「ぐッ!」

 トドメとばかりに腰を強く打ちつけ、溜め込んだ欲望を放った。

 

 

「あぁッ‼︎だ、だんなさまぁ、んんッ、ひゃあぁぁッ、あぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ‼︎」

 

 

 最奥を抉られて、膣内が一気にうねった。

 その刺激によって、堰を切ったように放たれた精が、紙縒の中へと注がれていく。

 それと同時に、秘所から蜜が飛沫となって飛び散った。

「んん〜〜〜ッ!そんなに出されたらぁ、あっ、はぁ、ひゃあんッ‼︎火傷、しちゃ、あぁぁぁッ!」

 甲高い矯声をあげて、紙縒は体をのけ反らせる。その表情は、普段じゃ絶対見れないほどに蕩けている。

 きっと僕も同じだ。

 さっき出しきれなかった欲望がぶつかり、快楽で体の震えが止まらない。

 それでも手を離さず密着して抱き合えば、さっきとは比べ物にならないほどの幸福感に満たされる。

「はぁ、あっ………んぅ、んっ!さっきより………すごい、気持ちいいです………やはり、旦那さまとでないと………」

「あぁ………僕も、紙縒じゃないと意味ないかも」

 一人では満足に達せなかったのに、紙縒と繋がればあっという間に搾り取られてしまう。

 

 

 やがて精が途切れると、僕達は脱力して身を預け合う。

 お互い肩で息をしつつ、果てた身体を宥め唇を重ねる。

「んっ………はぁっ、はぁっ………だ、旦那さまの子種ぇ、いっぱい満たされて、頭ふわふわします………」

 絶頂の余韻で僕のモノが跳ねると、紙縒が優しく包み込んだままキュッと締めつけてくる。

「紙縒………激しくしすぎたかな?」

「いいえ。旦那さまに愛してもらえることに、やりすぎなんてありません」

 ようやく絶頂の波が引くと、手を繋いだまま自分のモノを引き抜く。

 注ぎ込んだばかりの精がドロッと溢れ返ってくる。

「んんッ!………こんなに、愛していただいたんですね。嬉しいです」

「こちらこそ。受け止めてくれてありがとう」

 お互い見つめ合うと、自然と笑みが溢れた。

 紙縒の笑顔、可愛いな。

 気がつけば夕日は少しずつ強くなっていき、紅潮した紙縒の肌をより美しく彩る。

 どちらともなく腕を回して抱き合い、僕達は温もりを分かち合った。

 

 

 

「ねぇ、紙縒」

「うぅ〜〜〜!わ、私は、なんて事を………!」

 一応このベッドは処分予定なんだが、洗う必要はあるのだろうか。

 そんなことを思いながら、服を脱ぎ体を拭いた僕は、ベッドの中に入って紙縒と身を寄せ合っていた。

 いつもと違う点といえば、紙縒が僕の腕の中で顔を隠してしまっていることだろうか。

 溜まっていた欲を全て吐き出して、我に返ったようだ。今はひたすら羞恥に悶えて、頑なにこっちを見てくれない。

 とはいえ耳の先まで真っ赤なので、表情は大抵察せる。

「旦那さまの前で、あんなはしたない姿を晒すなんて………!」

「でも、可愛かったよ」

「………そう、ですか?」

 少しだけ落ち着いた紙縒が、チラッとこちらに視線を向けてきた。

 滑らかで艶のある黒髪を撫でると、多少は落ち着いたようだ。

 

 

「その、すみませんでした。お手伝いに来たのに、私のせいで片付けが遅れてしまって………」

「いやいや、予定よりもだいふ早いよ。紙縒のおかげ」

 これだけ進んだら、今日はもういいだろう。また明日やれば十分間に合う。

 というか紙縒の巫女装束汚してしまったし、そこどうするかな。さっきまとめた僕の服を貸すか。

「本は箱詰めしてくれたみたいだし、あの段ボールだけまとめたら今日は帰るか」

「そう、ですね」

 紙縒は詰められた本をジッと見つめると、僕の胸板を指先で突く。

「旦那さま………」

「ん?どうした?」

「あ、あの本も………持っていくのですか?」

 紙縒が指差す先には、さっきまで読んでいた成人向け漫画がある。

 そんな答えにくいことを、と思ったが、それと同時に紙縒と目が合う。

 その視線は疑問というより、こちらに気持ちを訴えるように真っ直ぐだ。

 まぁ、何となく言いたいことは分かった。

「………嫌?」

「あ、えっと、その………趣味ですので、私がどうこう言うのは筋違いかもしれませんが………」

 嫌かどうかは特に否定せず、僕の身体に腕を回す。

 しっかり全身を密着させると、少しだけ不安げな瞳でこちらを見上げる。

 

 

「あなたを満足させたい恋人が、ここにいますよ?」

 

 

 むぎゅっと身体が押し付けられて、何も言えなくなる。

 甘え方もよく分からない紙縒なりの、精一杯のお願い。

 そんな縋るような顔されたら、出てくる答えは一つだけだ。

「………いらない服でも、まだ使えるものあるからさ。それと一緒に中古ショップ持ってくよ」

「………はい」

 宥めるように背中を撫でて答えると、紙縒は安心したように口元を緩めて頷いた。

 こればっかりは仕方ない。そういう目的で持ってた側面もあるから、尚更ね。

 すまん、これからの僕のお小遣いになってくれ。

 

 

「旦那さま。もう少し、このままでいてもいいですか?」

「うん。まだ時間あるし、ゆっくりしてようよ」

 若干日が傾き出してきたが、今日はもうやるべきことは終わらせてきた。

 まだ余裕はあるし、僕もしばらくくっついていたい。

 それにこういう時だからこそ、面と向かって伝えたいこともある。

「紙縒、これから生活が変わって不安もあるかもしれないけどさ。せっかく二人でいるんだし、一緒に楽しく暮らしたいな」

 ドタバタしてて、中々しっかり言葉にするタイミングがなかった言葉。気恥ずかしくはあるが、だからこそ言うべきだ。

 見つめ合い真っ直ぐ伝えると、紙縒は微笑んで頷いた。

「はい。私も旦那さまと共に、ずっと生きていきたいです」

 僕達は手を繋いで、そっと唇を重ねる。

 さっきまでの激しいものではなく、お互いの唇の感触をじっくり確かめ合うように。

「んっ、んぅ………」

 触れ合うことで、二人の体温がゆったりと身体を巡っていく。

 それから暗くなるまで、僕達は肌を重ねて心を満たしあった。




 最後まで読んでいただきありがとうございました。
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