こうしてグリアとの実験兼試合に勝利した僕は、夕ご飯を済ませて部屋でゆっくりとしていた。
ご褒美の命令は夜にするってことで、グリアは湯浴みをしている。
こうやって時間をあけることでグリアを精神的に追い詰める………ってのは聞こえが悪いかな。
そんな事を考えていると部屋の扉がノックされた。お、来た来た。さっきの反省も生かしてくれてるのね。
扉が開いてグリアが入ってきた。今日は夜の寝る時のネグリジェ姿ではなく、昼間来ているスーツ姿だ。
今更だけどスーツに首輪って、何か違和感あるよな。まぁ気にしないからいいけど。
湯浴みの直後だからか、髪は湿って艶が増している。顔も少し赤くなっていた。
「貴様、私のネグリジェを隠したな?何のつもりだ」
「まぁまぁ、これからのために必要な事だったの。格好はそれでいいからさ」
「………そ、そうか。まぁ変なものを着せると言うなら貴様を叩き斬るところだ」
キツい事を言いながらも、グリアは目線を逸らしていて言葉もゴニョゴニョと呟いている。
「それで、貴様の命令とは何だ?どうせ穢らわしい事なのだろう?」
「あのねぇ………」
まぁこれまでの事から否定は出来ないわな。
「僕の命令は………僕と一緒にお散歩すること」
「…………は?散歩、だと?」
「うん。と言っても城内を、だけどね」
さすがに今から外出は許されないだろうしな。
「そんなの、昼間にするものだろう。何故夜なんだ」
「日中は忙しいのが一つ、個人的に夜がいいのがもう一つ」
王族の日中って大変なのよ。呑気に散歩する暇もない。
「たまには二人でゆっくりしたいなぁってね。いいでしょ?」
「まったく………ただ、そういう事なら構わん。早速行くのか?」
「まぁまぁ落ち着いてって。これはただの散歩じゃないんだからさ」
「何?どういう事だ?」
首を傾げたグリアに口の端を釣り上げると、僕は指を鳴らした。
するとグリアの首輪から麻縄が複数飛び出してきて、僕の手元で一つにまとまった。僕はそれを握る。
「なぁッ⁉︎ な、何だこれは⁉︎」
「リードだよ。ほら、『お散歩』なら必要でしょ?」
王族や貴族が動物と散歩する時は、大体リードに繋いでいる。まぁ鎖なんかの時もあるけど、それはいい。
前にグリアを縛っていた縄、こういう使い方もあるのだ。
「ふ、ふざけるな‼︎こんなの、私は犬猫じゃないんだぞ‼︎」
「いいじゃんいいじゃん。それに、代わりと言ったらなんだけど」
僕は近くにあった装置をグリアに取り付けると、ついているスイッチを押した。
「ッ⁉︎ き、貴様!何をした‼︎」
「変なことしてないよ。身体を透明化しただけ。これなら周りにその姿を見られない」
バッと身構えたグリアを何とか宥める。そんな警戒しなくてもよくない?
「透明化?………私には見えるぞ」
「装着者には見えるよ。自分の身体が見えなかったら不便でしょ?」
「それじゃあ貴様には見えないのか?」
「いや、僕には見えてる」
「本当に大丈夫なんだろうな⁉︎」
「大丈夫。僕達二人以外には見えないから。ちなみに僕もこれ使って見えないようになるよ」
というか見えない相手のリード掴むのは無理だって。ちゃんと周りから見たら透明化にはなってるから。
「それじゃあ行こうか、ね?」
「うぅ………わ、分かった!私が言い出した事だ、今更無しとは言わん!」
恥ずかしそうに身を縮めながらヤケになって言った。
「あ、そうだ。散歩の途中に時々指示するけど、それも趣旨の一つって事で従ってね」
「ッ⁉︎」
こうして僕達のお散歩が始まる。
「ねぇ、もうちょっと早く歩いてよ。ゆっくりとは言ったけど、これは遅すぎでしょ」
お散歩を始めて数分ほどが経った。
グリアはといえば縄に繋がれた状態で、辺りを気にしながらビクビク歩いている。ちなみに靴は脱がせて素足にさせた。
僕は周りをそこまで気にせず、首輪から伸びた縄をしっかりと握っている。
「う、うるさい!見回りの守衛が………」
「お〜い、姿は消しても声は消せてないからね。大声出すとバレるよ」
「ッ⁉︎………そういう事は早めに言え………!』
僕達は城内の廊下をてくてくと歩いていく。
『それにしても、こんなに暗いのに何故周りの景色がこんなにも見えるんだ?』
「あぁ。透明化の魔道具は、元々潜入用に開発したものだからね。夜目もそこそこ効くの。だから僕にもリードに繋がれたグリアがちゃんと見えるよ」
『そ、そういう事を言うな!』
顔を赤くしてグリアが歩みを進める。見回りの守衛が通りかかるたびにビクビクして様子を見ている。
『大体、いつも通っている城内を散歩して楽しいのか?』
「場所は変わり映えしないけど、人と状況が違うからね。それなりに楽しめてるよ」
『き、貴様………!』
僕に手綱を掴まれたまま、グリアが僕を睨んだ。
そのまま夜風を浴びながら、僕達は城内を歩き続けた。そして城の端の方まで行き着く。
『な、なぁ、もういいだろう?夜も遅いし、そろそろ戻らないか?』
「う〜ん、それもそうだな」
グリアの恥ずかしそうな顔も堪能出来たし、そろそろかな。
「分かったよ…………それじゃあ、スーツ脱いで」
僕の言葉にグリアはポカンとなる。
『………はぁ⁉︎な、何を言い出すんだ貴様!』
「さっき言ったでしょ?途中で指示するって。僕が指示して止まるたびに、身につけてるものを一枚ずつ脱いでもらうね」
『ふざけるな‼︎周りに………人がいるんだぞ‼︎』
「えぇ?けど、グリアに拒否する権利は無いよ」
僕は近くの空き部屋にグリアを繋ぐリードを引っ張ると、後ろに傾いたグリアを思いっきり抱きしめた。グリアの体温が染み込んでくる。
「ッッッ⁉︎ ひゃあんッ♡‼︎」
抱きしめられたグリアが可愛らしい嬌声をあげて、身体を跳ねさせた。
『な、何だ?………まさか、また………』
「まぁ、せっかくだしね」
前にグリアの首輪に付与された魔法。感度をあげて、あらゆる感覚を快感へと変える。
『くっ!んんっ♡!………このッ!………離せッ‼︎』
「おいおい、そんなに大声出したら人来ちゃうよ」
僕がそう言うとグリアはハッとして口を閉じた。恨めしそうに僕を睨む。
「貴様ッ………」
「僕だけが透明化を解除出来る。グリアだって、こんなところ見られたくないでしょ?」
『うぅ………覚えてろよッ………』
僕が離すとグリアはスーツに手をかけた。こっちをチラチラ見ながらボタンをゆっくりと外していく。
袖を抜いて脱ぐと、僕がそれを没収した。まずはこれだけだ。
「はい、それじゃあ行こうか」
リードを持つと、僕達は部屋を出て歩き出した。まだ上着を脱いだだけなのに、グリアはさっきよりもソワソワしている。
それからしばらくして、僕はまたグリアを立ち止まらせる。
「さてと、ここでもう一枚脱いで」
『ッ‼︎………せ、せめてどこか、部屋の中で………』
「早く」
僕が強めに言うとグリアは辺りを気にしながらも、ブラウスのボタンを外していった。
僅かに揺れながら、紺色のブラに包まれた豊満な胸が露わになった。
その下には程よく引き締まった腹が見える。浮き上がってる腹筋が未だに鍛えている事を物語っていた。
僕は素早くブラウスを回収した。これで隠されたら意味ないからな。
顔が真っ赤になったグリアはとても可愛らしく、僕は思わず抱き寄せて二の腕を撫でた。
すべすべで柔らかい。近くにいるといい匂いがしてくる。
『んっ………はぁっ♡!この………や、やめろ………!』
「はいはい、行くか」
外に出るとグリアは手で胸を隠して、守衛が通りかかるたびに縮こまりそうになる。モジモジと太ももを擦り合わせた。
その度に僕はリードを引っ張って立たせる。
すると近くで二人の守衛が話しているのを見つけた。僕はそっちの方に向かった。
『お、おい、何のつもりだ………⁉︎』
グリアが小声で言っているが、無視して彼らの前に連れて行った。
「それじゃあ、また一枚脱ごうか」
『なぁッ⁉︎ か、彼らの前で脱げと言うのか⁉︎ふざけるな‼︎』
僕は小声で抗議するグリアの腕を掴んだ。抱き寄せるとブラの上からグリアの胸を鷲掴みにする。
「んんッ♡…………フゥ────ッ………‼︎」
つい声が出そうになってしまったグリアは、口を手で押さえた。そんな事お構い無しに、僕は胸を揉み続ける。
ブラの上からでも、その柔らかさはちゃんと伝わってきた。
元々ブラに締め付けられていたのか、胸を持ち上げるだけでそこには深い谷間ができた。
さらに硬くなってきた乳首が、ブラの内側から浮き出てきた。僕はそこを指先でイジる。
『ッ♡!………ッッッ♡‼︎………ん、フゥ────ッ♡‼︎』
グリアは必死に声を抑えようとするが、それを阻止するように激しく揉みしだく。
「さて、どうする?」
「ッ………わ、分かったぁ………脱ぐから、離せぇ………」
半泣きになりながら訴えるグリアを見て、僕は胸から手を離した。残るはズボンと下着だけだ。
「それじゃあ、脱いでね」
僕と守衛達を見ながら、震える手でブラのホックに手を伸ばした。僕はそれをジッと見ている。
「ブラ先なんだ?」
『う、うるさい!』
守衛はそんな事に気がつく事なく二人で話し合っていた。
見えないのは分かってるはずなのに、グリアは二人の目線を気にしている。
ホックを外すと肩紐をズラしてブラを取った。しかし胸は露わになる事はなく、グリアが手で隠してしまう。
これはこれでいいけど、それじゃあ意味がない。
僕はブラを没収すると、リードを手放した。
するとリードの縄が勝手に動いて、グリアの上半身を縛りつけた。
グリアの腕は後ろで縛られて、胸はいよいよ露わになった。
『ひゃッ⁉︎………き、貴様ッ!」
たわわに実っている白い二つの双丘の頂上には、ピンク色で硬くなっている乳首が上を向いて存在を主張していた。
「ダメだよ隠しちゃ。そんな事したら………」
僕はグリアを後ろから抱きしめると、豊満な胸を掴んだ。
「ッッッ♡⁉︎」
グリアは飛び上がりそうになって、僕の方を振り返る。
心地よい弾力のある胸に指が沈み込み、この柔らかさを表している。手に吸いつくような何とも言えない柔らかさだ。
「今からここで、グリアの事味わえなくなっちゃう」
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