「んっ、ふぅ……あぁっ!そ、そこはぁ、んんっ!」
寒空の下、赤と白の花が咲き乱れる中心で、僕はグリアを抱きしめて身体を弄っている。
冷たい風が吹いているのに、グリアの身体は熱が出たのかと思う程に熱い。
その火照った身体をドレスが包み、グリアの肉体美を引き立てる。
いつもは身体を求めようとすれば憎まれ口を叩くグリアだが、今日は抵抗することもなくされるがままだ。
グリアを強く抱きしめて胸元に唇を触れさせた。彼女のいい香りが、僕達を囲む花の甘い香りと混ざり漂う。
「ビクビク震えちゃって。可愛いな、グリアは」
「ひゃっ!はぁ、んっ!よ、よせ………抱くからといって、わざわざそんな事、言わなくても、ひゃあッ!」
「本心だよ。御伽噺のお姫様みたい」
騎士らしくしなやかで逞しくも、可憐で美しい。グリアの身体は、彼女の心そのものを表しているかのようだ。
そんな彼女が僕に身を委ねてくれてると思うと興奮が止まらない。
「そ、それは………んっ!このドレスのせい、だろう」
「ふーん………それなら、確かめないとね」
「な、何を、きゃっ⁉︎」
ドレスの胸元を軽く引っ張ると、内側から押し上げていた双丘が弾みながら露わになる。
可愛らしい声をあげて驚いたグリアは、慌てて腕で胸を隠した。顔を真っ赤にして睨んでくる。
「き、貴様………いきなり脱がすヤツがあるか!誰かに見られたらどうする⁉︎」
「こんな時間にここに来る人なんていないよ。それに脱がさないと、グリアが綺麗かどうかわからないでしょ?」
「だ、だからといって、んあっ!はぁ、あぁっ!ダメ、だぁ………ッ!」
身を丸めて身体を隠そうとしたグリアを抱きしめると、力の抜けた隙をついて身体を隠していた腕を退けた。
ふくよかな胸はグリアの僅かな動きを反映するように揺れて、その先端は存在を主張するように硬くなっている。
「グリアも気持ちよくなってくれてるみたいで嬉しいな」
「あっ!ち、違ッ………これは、あぁッ!」
否定するグリアの胸を優しく撫でると鷲掴みにした。豊満な柔肉が手からこぼれ落ちそうになるが、掬って揉みしだく。
「ひゃっ!んっ………はぁんッ!そんな、執拗にぃ………んくぅ、んんッ!」
段々と手の動きが激しくなり、グリアの声も甘くなってきた。
そのタイミングを狙って、硬くなっている胸の先をキュッと摘んだ。
「はぁんッ⁉︎」
グリアの身体が一際跳ねて、甲高い声が花畑に響き渡る。
身体から力が抜けて、荒く呼吸をしている。どうやら軽く達してしまったようだ。
目がとろんと蕩けており、快感の行き場を求めるように僕に身体を押し付けてくる。
赤く火照っている身体に対して、吐息は寒さで白く染まり空へと昇っていく。
「やっぱり、間違いないな。グリアは美しい」
「ほ、本当、か……」
「あぁ。もっと、グリアが欲しい」
グリアを強く抱き締めると、彼女は僕の下半身へと視線を向けた。
「ッ⁉︎き、貴様のモノが、もうそんなに大きく………」
「仕方ないでしょ、グリアと触れ合ってるんだから」
本当はグリアのドレス姿を見た時から、こうして抱くことを考えていた。その期待も相まって、僕の興奮は止まらない。
「貴様は………まったく、どうしようもないな」
口では嫌味を言いながらも、グリアは僕のモノへと手を伸ばした。一瞬躊躇したものの、ズボンの上からそっと触れる。
「グリア………」
「お、大人しくしていろ。このままでは戻れないだろうし、鎮めなければなるまい」
辿々しい手つきでグリアはズボンのファスナーを下ろし、僕のモノを露出させた。グリアと触れ合った興奮で、僕のモノは痛い程に大きくなっていた。
「ひゃっ‼︎え、えっと………また、口ですれば良いのか?」
「いや、せっかくなら、一緒に気持ちよくなりたいからさ」
「それは、どういう………きゃっ⁉︎な、何をする⁉︎」
ネクタイを緩めてグリアの上に覆い被さると、大きく足を開かせた。
ロングスカートを脱がせると、露わになった下着の上から秘所をなぞる。
「んんッ!」
下着から滲み出るほどに秘所は濡れていた。顔を近づければ甘酸っぱい香りがする。
「グリアも、もう準備万端みたいだね」
「い、言うな。こんなに疼いて………まるで自分の身体では、ないみたいだ」
「その疼き、全部僕にぶつけて欲しい。受け止めるから」
さらに指先で秘所をなぞると、止めどなく蜜が溢れ出てきた。
「ひゃっ!やぁ、ダメッ、んあぁッ!お腹、ジンジンして、はぁんッ!耐えられないぃ………!」
自分から身を委ねてきてくれているからか、いつもよりグリアの感度が高い。僕を求めるように服を掴み身体を震えさせている。
「だったら、もっともっと気持ちよくしてあげないとね」
「ま、待ってくれ、今脱がすのは、ひゃあッ!」
下着を脱がせると、ほんのり赤く染まった秘所との間にトロッと透明な糸がかかる。
「興奮してくれてるみたいで嬉しいよ」
「み、見るなぁ………こんな、はしたない姿を………」
恥ずかしさに耐えられずに、グリアは僕から顔を背けた。言葉とは裏腹に、僕の注意を引くかのように秘所から蜜が溢れ続ける。
「悪い、それは無理だよ。我慢出来ないし………もう、するね」
「ま、待て!一体何を、やぁっ!」
僕はグリアの脚をピッタリと閉じさせて持ち上げた。閉じた太ももの間に僕のモノを挿入し、秘所に擦りつける。
「んああぁぁぁッ⁉︎な、何だ、これ、はぁ………ッ!頭が、ビリビリするぅッ‼︎
「ッ!………僕も、気持ちいいよ」
全身を駆け巡る快感に耐えきれず、僕は腰を動かし出した。
むっちりとした太ももに挟まれながら僕のモノが秘所に擦れて、溢れ出してくる蜜に塗れる。
お互いの性器を擦り合わせることで、お互いが相手の興奮を高め合い、背筋が震えるほどの快感が全身に走る。
しかし本当に交わっているわけではない。そのもどかしさが激しく腰を動かさせる。
「はぁ、んあぁッ!こんな、淫らなマネ、ひゃあッ‼︎してはならない、はずなのにぃ!ひゃうッ!そんな、乱暴にぃ、んあぁッ‼︎」
意識しなくても、体が勝手にグリアを求めて動き出す。
擦り合わせているだけなのに、これまでの何倍も気持ちいい。
「やぁ、んんッ!やめ、んくぅッ‼︎ふぅ、んっ、あぁッ!」
静かな夜の花畑にグリアの艶やかな声が響き渡り、僕の鼓膜に染み込む。
突き上げればグリアは嬌声をあげ、たわわな胸が弾むように揺れる。
高揚と渇望が入り混じり自分で自分を抑えられなくなりそうだ。
「グリア………僕、もっと君が………」
「頼むから、止まってくれ………!」
強い語気に、僕は思わず動きを止めた。
手で顔を隠して、グリアは俯いている。
さすがにやりすぎてしまったか。
そう思って顔を覗き込むが、指の間から覗くグリアの顔は、嫌がるどころか蕩けている。
「はぁ、あぁ………あ、あまり、激しく求めないでくれ………貴様以外、何も感じられなくなる………」
いつもは凛々しく勝気なグリアが、声を震わせて素直に僕を受け入れてくれている。
その姿に、本来なら止めるべき僕の歯止めが、一気に吹き飛んだ。
「ごめん、それは無理かも」
僕は自分のモノを押しつけながら、腰を振った。
「待っ、きゃあッ⁉︎はぅ、んんッ‼︎い、一旦止まって、あぁッ!よせ、そこはぁ、あぁぁぁぁッ‼︎」
何度も軽く達しているのか、秘所はヒクヒクと収縮し洪水のように蜜が噴き出している。
だが耐えきれなくなっているのは僕も同じだ。欲求に耐えれずグリアの身体を貪る。
「あっ!あっ!ひゃあぁっ!わ、私、もう………ッ!お、おかしくなるぅッ!」
「グリア………ッ‼︎」
沸き立つ衝動に任せて、僕は腰を前に突き出した。
限界を迎えた僕のモノから精が迸り、グリアの身体を汚していく。ドレスや弾む胸に白濁の液が飛び散る。
グリアも同時に絶頂に達し、身体を仰け反らせた。
「ひゃあぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ‼︎きゃッ、んんッ!ダメッ、私も、イッ、あぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ‼︎」
ガクガクッと震えて、グリアは快感に身を任せた。全身が強張り、秘所から蜜が吹き出る。
僕達は体を押しつけ合い、お互いの絶頂が退くまで快感に身を任せた。
体の力が抜けてきて、意識が朦朧とする。それでも絶頂に浸るグリアの表情だけは、霞むことなく目に焼きつく。
「あっ………はぁ、んっ………あ、熱い………身体が、焼けるようだ………」
グリアは脱力して、花畑に身を沈めた。
高まる一方だった体温がようやく止まり、夜風の冷たさが身に染みる。
グリアは自分の身体を見下ろして、精液を指先で拭った。
「これが貴様の想い、か………これほどの熱は、私の手に余ってしまうな」
着崩れた服装を正して、僕達は花畑を出た。
「まったく………まさかここであんな真似をしてしまうとは。少しは自重しろ」
「またまた。そんなこと言って、グリアも割とノリノリだったじゃん」
「そ、そんなことは!無い………はずだ………」
さすがに今回ははっきりと否定出来ないのか、言葉尻が小さくなっていく。
「少しは素直になってくれたと思ったんだけどなぁ」
「私は騎士だ、あのような淫らな行為に夢中になるなど………」
「はぁ………もう堅いなぁ。よっ」
「きゃっ⁉︎」
僕はグリアを抱き寄せると、先程まで貪っていた身体に手を這わせた。
「たしかにグリアは騎士だけど、今夜は僕のお姫様でもある。それでいいでしょ?」
「敵国の騎士が姫とは………どうかしてるな」
「僕からすれば、今のグリアを前に何も思わない方がどうかしてるよ」
グリアの手を取ると、そっと唇を触れさせた。途端にグリアの顔が茹で上がったように赤面する。
「これで、少しは伝わったかな?」
「な、なぁッ⁉︎そのようなことを軽々しくするな!」
「だって、こうしないと素直になってくれないと思って」
「ふ、ふさげるな!こんなことで絆されるか!」
「その割には顔真っ赤だけど。分かりやすいねぇ」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ‼︎やはり貴様はここで息の根を止めてやる!そこになおれ‼︎」
「はいはい、ごめんって。ほら、帰るよ」
これ以上揶揄うと本当に手が出てきそうなので、僕は森の中へと歩き出した。すると後ろをついてきたグリアが足を止める。
「なぁ」
「ん?どうした?」
立ち止まったグリアが僕を呼び止めた。顔を赤く染めて俯く。
「その………こんな事になってしまったのだ。本来であれば、その………色々、お互いに言うことがあるのかもしれない。少なくとも、私はある」
「………そうか。そうだね」
たしかに、僕もグリアに言いたいことはある。でもそれをしっかりと言葉にしたわけではない。きっとグリアも。
「しかし、私には果たさねばならぬ使命がある。私は、私の国を取り戻す。そのために、今は寄り道をしている余裕は無いのだ」
拳を強く握り、グリアは顔を上げた。碧い瞳が真っ直ぐ僕を見つめる。
「だから………使命を果たしたら、その時は必ず伝える。どのような結末になろうと、必ず。その時は、聞いて欲しい」
「うん。待ってるよ」
僕が頷くと、グリアは小走りで僕に近づいた。そしてそっと手を握る。
「グリア………?」
「あっ、いや………冬の夜は、冷えるからな。こうしていれば、多少は温まるだろう」
「………たしかに、すごい温まった」
僕もしっかりとグリアの手を握る。
すると繋いだ手の上に冷たい感触が降ってきた。
「おっと、雪か」
空を見上げると白い雪がゆっくりと降ってきた。
「身体を冷やさない内に帰るか」
「あぁ」
僕達は雪が舞い散る森の中を歩いて行く。どれだけ雪が降っても、僕達の身体が冷えることはなかった。
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