「お兄ちゃんッ………んっ!」
「鶏児草………!」
部屋に入って靴を脱ぐなり、腕に抱きついていた鶏児草をこちらに身体を引き寄せた。
受け止めるように抱き締め、お互い持っていた荷物をその場に落とす。
高まった衝動に任せて、唇を奪った。
舌を滑り込ませると、鶏児草も抵抗することなく向かい入れてくれる。
「んぅっ、ちゅ、んんッ!はぅ………れろっ、くちゅ、んっ!」
周りの目は消えて、もう僕達を遮るものは無くなった。
抱き寄せていただけだった鶏児草を壁まで追い詰め、自らの重心を傾ける。
「あっ!お、お兄ちゃん………わ、私、汗臭くない?」
「そんなことないよ。というか………我慢出来ない」
鶏児草から感じる全てが、興奮を煽る。
これで嫌がっていたら止められたかもしれないが、鶏児草は身を振るわせるだけだ。
長い髪に隠れていた頸に顔を埋めると、ワンピースの上から胸の膨らみへと手を滑らせる。
求めていた柔らかい感触は、布越しでもたしかに感じられた。
「もう、いい?」
「………うん」
言葉こそ小さかったが、僕の服を掴んで、たしかに頷いた。
再び唇を重ねると、今度はお互いに求め合う。
「ごめん、こんないきなり」
「ううん。私も、こうしたかったから………!」
首を振って、今度は鶏児草の方から唇を重ねてきた。
ここは実家じゃない。隣に人は住んでるし、ある程度声は抑えないといけない。
頭では分かってはいるものの、体はどうしようもないほどに夢中になっていた。
別れてから夢でしか味わえなかった、鶏児草の感触に、声に、匂いに。
渇望したものをより強く感じようと、二人揃ってベッドに倒れ込む。
「んっ!………やっと、お兄ちゃんとハグできた………!」
「待たせちゃったな。僕で良ければ、一緒にいる間はいつでもしていいから」
抱き合ったまま、鶏児草の体の輪郭を確かめるように、全身に手を這わす。
頭を撫でてから、背中を通り脚の方へと向かわせた。
「下、触るね」
鶏児草が頷いたことを確認すると、スカートの中に手を潜り込ませる。
太ももに手を這わせて、つけ根へと指先を向かわせた。
下着の上から秘所に触れれば、しっとり湿った感触から状態が察せる。
「んっ!」
「すごい濡れてるじゃん」
「んぅ………だって、久しぶりだから………止まらないの」
自分が興奮してることを知られて、鶏児草は恥ずかしげに視線を落とした。
正直このまま欲望のままに襲って、身を震わせる衝動を満たしたい。
けど久しぶりに触れ合ったのだ。もっとじっくりと鶏児草を味わった方が楽しいだろう。
ピクピク震える鶏児草の腰に腕を回し、耳の裏に唇を落とした。
「ひゃっ⁉︎」
可愛らしい声を漏らす鶏児草に、手の不埒な動きが止まらない。
腰に回した手を背中へと昇らせると、布の中に金属の感触がした。ワンピースのチャックだろうか。
摘んで降ろしていくと、ワンピースが捲れて白い背中が覗いた。
そこから手を滑り込ませて、ゆっくりと布地を剥いていく。
上下の下着のみとなった鶏児草が、部屋のライトに照らされる。
久しぶりな上に明るい内ということもあり、さすがに恥ずかしさが優ったようだ。細い腕で胸を隠して、身を縮める。
隠しきれてない素肌、鎖骨や二の腕、背中に唇を触れさせる。
「はぁ、んっ………お兄ちゃ、あぁっ!」
唇が触れるたびに、鶏児草が声を漏らし、その声も段々と甘くなってきた。
身体の力が抜けていることを確認し、手を進めた。
片方の手でブラを捲り、露わになった胸の膨らみを揉み込む。続いてもう片方の手を下腹部に滑らせ、最後の布地を取り払った。
興奮で潤った秘部は、下着との間に透明な蜜の橋を架けた。
溢れた蜜を拭うように、そっと指先を潜り込ませる。すぐに淫靡な水音が鳴り出した。
「ひぅっ!んっ………そ、そんな、音立てちゃ、あぁっ!これ、ダメぇ、んんッ!」
羞恥に身を悶えさせながらも、シーツを掴んで流し込まれる快感を一身に受け止めている。
こちらを見つめる瞳もとろんと蕩けていて、さらなる興奮を煽ってくる。
もっと味わいたいのに、滾った劣情は今にも暴発しそうだ。けど、ここでがっつくのもみっともないような気もして。
何とか押さえつけなければ。
だが、そんなことはお見通しだったようだ。
「お兄ちゃんのココ、すごい苦しそう」
体を起こした鶏児草が、僕の下腹部へと手を伸ばす。
ズボンの上から指先で撫でると、ファスナーを下ろして大きくなったモノを解放した。
ズボンを脱がせて、露わになったモノを優しく扱く。
太ももを擦り合わせながら、こちらをジッと見つめた。
「私もどうにかなりそうだから。私の中に、きて」
「あぁ………!」
コンビニで買ってきたばかりのゴムをつけると、鶏児草に覆い被さる。
濡れぼそった秘所に当てがっただけでも震えて、先が埋もれるとキツく締めつけてくる。
さらなる快楽への欲求に耐えられず、僕は一気に腰を押し進めた。
「んぅッ⁉︎あぁぁぁ〜〜〜ッ‼︎」
一気に最奥を突くと、鶏児草の身体がビクビクッと跳ねた。
数ヶ月ぶりに繋がった鶏児草の膣内は、僕のモノに密着するかのようにまとわりついてきた。
熱く沸る蜜が絡みつき、ゴム越しでも震えるほどの快楽が流れ込んでくる。
「はっ、はぁ、あッ!………ふぅっ、んんッ、はぁっ………!」
一方鶏児草は、突然の強い刺激に身体が追いつけなかったようだ。呼吸が乱れ、小刻みに震えている。
「ご、ごめん………いきなりすぎたか?」
「う、ううん、いいの………びっくり、しただけだから………」
息を整えながら、こちらへと手を伸ばした。僕も応えて手を握り指を絡める。
「だから、いっぱいシよ」
「あぁ、動くよ………!」
手を繋いだまま、ゆっくりと腰を引いてから押し込んだ。
キツく締めつけながらも、蜜に濡れた膣内はスムーズに抽送を迎えてくれる。
「ひゃっ、あぁ、はぁっ!………んぅっ、ふぅ、はぁ、んあぁッ!」
最初は揺らすように浅く最奥を突くと、その度に離すまいとするように中が蠢く。
数ヶ月味わってなかった僕にとっては、それだけでもすぐに果ててしまいそうだ。
繋がったことによる快感に理性が緩み、少しずつ動きが激しくなっていく。
下半身をぶつけ合う粘着質な音が、部屋の中に響いた。
快感で身が跳ねるたびに、体が熱くなっていく。
きっと鶏児草も同じで、次第にお互いの境目が分からなくなり、人肌の温もりに溶けていく。それがいつもの僕達だった。
けど今の僕では、この温もりだけじゃ物足りない。
「鶏児草、こっち来て」
「えっ、ひゃッ⁉︎」
鶏児草の腕を引くと、繋がったまま僕の太ももの上に座らせた。
真正面から向き合い、抱き締めて支えてやる。
体制を変えたおかげで、僕のモノがより深く飲み込まれた。
「んあぁッ!これぇ、奥にズンってきたぁ………!」
「こっちの方が近いでしょ」
しっかりしがみついたことを確認すると、下から突き上げるようにして攻め立てる。
背中を曲げると、突くたびにプルプルと揺れる胸の膨らみを舌でなぞった。さらに赤く尖った先端を甘噛みする。
「ひゃんッ!はぅ、んッ!気持ち、いい、んぅッ!変になりそぉ、んッ、んぅッ‼︎」
弱い所を攻められて、軽く達したような甲高い声をあげる。それと同時に、僕のモノに絡みついたひだがうねった。
「締めつけすぎ、だよ………!そんなされたら、ヤバいって………!」
「あっ!はぁ、あぁッ!うんッ、全部ちょうだい、んんッ!お兄ちゃんで、いっぱいにしてぇ‼︎」
こんな必死に求められたら、否が応でも腰の動きが激しくなり、全身を駆け巡る衝撃に歯を食いしばった。
溜め込んでいた欲求が爆発し、頭の中が一瞬真っ白になる。
「ぐッ!」
限界に全身が震えて、腰に回していた腕にも力が籠った。
堪えていた衝動が決壊し、昇り詰めていた精が放たれる。
「あぁあッ‼︎お兄ちゃ、はぁ、あぁぁぁ〜〜〜〜ッ‼︎」
僕達は強く抱き合ったまま、絶頂の波に飲み込まれた。
快楽で自制の効かなくなった精が、無遠慮にゴムの中に注がれる。
「あっ、ひゃあッ!あ、熱い、んぅッ!あぁッ‼︎」
叩きつけられる精の感覚に、鶏児草は吐息混じりの声で身を震わせた。
そのおかげで膣壁がうねり、さらに僕から搾り取ろうとする。
脈打っていた吐精がようやく収まり、全身の力が抜けていく。
それでも高まった体温は中々引かず、それも相まった余韻に全身が痺れてしまったみたいだ。
「はぁっ、ふぅ………ねぇ、お兄ちゃん」
荒い息のまま、鶏児草の身体がゆらゆらと揺れている。
黒髪が汗ばんだ頬に貼り付き、潤んだ瞳が僕を捉えて離さない。
「ぎゅーって、して」
「………あぁ」
腕を広げると、繋がったままもう一度しっかりと抱き締めた。さらに労わるように何度か唇を触れ合わせる。
あれだけ激しく交わったのだ。お互いの鼓動は高鳴り合い、重なり合えばぐちゃぐちゃになってしまう。
けどその不規則な鼓動が、不思議と心地よい。
「鶏児草、ちょっと背伸びたか?」
「そうかな?早くお兄ちゃんに追いつけるくらい、大きくなりたいよ」
「そしたら僕見劣りしそうだな」
そんな軽口を叩いて、鶏児草の頭を撫でる。
これが、ずっと求めていた温もりだ。
湿った肌のおかげでピッタリと密着して、本当に一つになったみたい。
僕の腕の中で、鶏児草が胸板に顔を埋めた。
「会いたかったよ、お兄ちゃん………」
「僕もだよ、会いたかった」
優しく頭を撫でると、鶏児草は頰を緩ませた。
家の外の音はいつの間にか聞こえなくなり、僕達二人だけの息遣いと鼓動だけが響き合う。
お互いに息が整い、僕は自分のモノを引き抜いた。
「んんッ!」
引き抜かれたモノの先には、ゴムの中で溜め込まれた精がぶら下がっている。
自分の中から出てきたそれを、鶏児草はジッと見つめる。
「こんなに出してくれたんだ」
「あ、あんまり見ないでよ」
「だって、お兄ちゃんが私で気持ちよくなってくれたってことでしょ?久しぶりで、ちゃんと気持ちよく出来るか心配だったから」
こちらに身を預けながらも、モジモジと身を捩らせた。
本当に可愛いなぁ、僕の妹は。
「そういう一生懸命なところが伝わるから、すごい興奮したよ」
「そっか、よかったぁ」
安堵の息を漏らすと、鶏児草はまた僕のモノを見つめる。
「ねぇ………お兄ちゃんの、綺麗にしてもいい?」
僕の腕の中から抜け出すと、僕の前で膝をついた。
前屈みになってゴムを外すと、果てたばかりのモノを舌で撫でる。
「んっ、れろっ………ちゅっ」
「ッ!お、おい………!」
敏感になってるところに生温かい舌が這って、思わず背筋が震えた。
ただ舐めるだけじゃなくて、先端を咥えて優しい力が吸い上げてくる。
すぐに綺麗にはなったものの、鶏児草が口を離す様子はない。
「ぐぷっ、ぐぷっ!………ふぅ、んんッ!はぁ、れろっ、んっ!ぢゅるるるッ!」
むしろ激しく根元まで飲み込み、煽るように舌先で全体をなぞる。
こんなことされたら、あっという間に精力が漲ってくるに決まってる。
湧き立つ衝動が疲労感を覆い尽くした。
だが、昂ってきたのは僕だけじゃないようだ。
「ふぅ、ぐちゅ、んんッ!………はぁ、れろっ、ちゅぷっ!むぅ、んぅっ!」
僕のモノを咥える鶏児草の手は、いつの間にか自分の秘所へと伸びていた。
くちゅくちゅと弄る水音が舐める音に混じり、漏れ出る吐息も再び熱を帯びてくる。
「れろっ、んふぅ………お兄ちゃん」
小さな舌で懸命に舐めながらも、期待と興奮が入り混じった瞳で、鶏児草はこちらを見上げる。
こうなってしまったら、ここで満足なんて言えるわけもない。
「鶏児草………もう一回、いいか?」
肩を撫でて問いかけると、笑顔を滲ませて体を起こした。
膝はついたまま後ろを向き、白いお尻をこちらへと突き出す。
「それなら………今度はこっちから、ね?」
頬を染めながらも、蜜に濡れた秘所を開いて見せた。
そんな誘われ方したら、優しく出来なくなりそうだ。
僕は唾を飲み込むと、次のゴムを掴んで柔らかなお尻に手を伸ばす。
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