※この作品はR-18です。

親友に襲われるTS娘   作:むにゃ枕

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親友に襲われるTS娘 前編

 最悪の気分だ。オレは今まで病気にはほとんど罹ったことがない。健康優良児というやつだった。だった、そう過去の話だ。この前罹った病気のせいで、俺は難病患者になってしまった。難病と言っても大した病気じゃない。

 オレが掛かったのは後天性性転換症候群。俗にTS病といわれる病気だ。この病気に掛かった人間は朝起きると少女の姿に変わってしまうのだ。オレもその例外に漏れず、美少女になっていた。鏡に写る姿は大和撫子といった感じ。

 

 つまりは、相当な美人だった。それでも、オレはこれから女として生きていくことになる。嫌だ。今まで生きてきたオレという存在は消え去ったのだ。ああ、最悪だ。クソっ、なんでだよ。なんでオレが!障害者手帳の申請や、難病申請が、オレが普通じゃなくなったことを突き付ける。

 

 病院や、役所の人間がオレに向ける視線は可哀想な人間に向けるものだ。その視線に腹が立った。オレが可哀想なのかよ。オレを弱いものだと思うな。そんな目で見るな!医者に言われるまま面倒くさい手続きは全て終えた。

 

 「時間が全て解決してくれる」だと!?ふざけるな!そんな上から目線で見るな!やめろ!クソっ!クソクソクソ!!!ゴミがしゃべるな!不味くて安い酒をオレは煽った。アルコールが脳をずぶずぶに溶かす。ああ、クソが。

 

 気の抜けたチャイムが、玄関から聞こえた。宅配便か?宅配便はクソだ。玄関もクソだ。死ね人類。お酒だけがお友達なのだ。そんな愚にもつかないことを考える。オレは馬鹿だ。クソが。ああああ。思考がまとまらない。酒は敵だ。

 

「誰だよ。うるせーんだよ」

「俺だ。えっと、ああ、俺の友達が病気になったらしくて、お見舞いに来たんですが……」

 

 ははーん。オレが女になったことをこいつは知らないんだな。ふん。馬鹿め。

 

「へー。そんな心配してくれるんだー。へーへー」

「ま、まあその友達。っていうか。はい。親友なんで」

「ふっふーん。親友。いい言葉だ。親友ね。いいね」

 

 オレはドアを開いた。オレの自称親友は目を開いていた。オレの何がおかしいんだ。パンツは履いてるし、Tシャツも着てる。何もおかしくないだろう。何を驚いているんだ?

 

「ふふふふー。いやーオレをそんな風に思っていたとはなぁー。うれしいなー」

「えっと?どちら様でしょうか??あいつは??」

「やっぱり知らなかったんだなー。オレはTS病に罹ったんだ……」

「えっ、あっ。はァァ!?」

 

 こいつはいいやつだ。女がらみでは悪い話も聞いたことは有るが、いいやつなのだ。高いおビール様をオレの見舞いに持ってきてくれるぐらいはいいやつだ。

 

「まぁ、入れよ。おビール様を拝ませてくれー」

「酒くさっ。おま、酒臭いんだよ」

 

 オレは、奴を室内に招き入れると、おビール様を拝んだ。ビールビール。ビールビール。いいね。ちゃんと高くて美味いやつだ。そういう酒カスは嫌いじゃない。

 

「その恰好どうにかしろよ。俺の女癖の悪さは知ってるだろ……」

「はぁ?オレに欲情してんのか?うわっ、キモ襲えるもんなら襲ってみろよ」

「…………」

 

 奴は、酒飲みとしての流儀に勤勉だった。酒のアテをきちんと買ってきている。これは賞賛に値する。やったぜ。うれしい。ストロングでゼロな安酒を飲み干す。それから奴が買ってきたビールに手を付けた。うまい。麦の苦みが、うまい。

 

「おま、見えてるぞ……」

「何がだよ??幽霊でも見えてんのか?」

「乳首だよ。やめろ。友人を襲いたくなっちまうだろ」

「友人じゃなくて、親友だろ?」

「そうだな。わかったら隠せよ」

 

 オレの乳首を見て喜ぶとは奇特な人間だ。中身はどうでもいいとでもいうのか。こいつは……奴も酒が回って来たらしい。顔が赤くなっている。

 

「酔ったのかぁー?もっと飲めよぉー」

 

 俺は、顔を赤くしている奴に寄っかかってみた。奴めどぎまぎしてやがる。これは、面白い。からかってやろう。

 

「もしかして、興奮してる??オレで興奮してる??」

「ちょっと黙れ」

「おーいこーふんしてるんですかぁー?」

「黙れって言ってるだろ!」

 

 奴は、寄っかかっていたオレを払いのけた。

 

「なんだよ。ちょ、おま」

「黙れって」

 

 奴のズボンの股間は盛り上がっていた。オレが寄っかかっただけでだ。馬鹿みたいだ。こいつも、口では親友って言っておきながら、オレを見下しているんだ。

 

「オレとお前って親友だよな。それなのに、なんで勃起してんだよ。どうせ、ヤル勇気なんてないんだろ?なら、早く帰れよ」

「黙れよ。お前こそ俺をそんな恰好で誘惑しやがって。いいんだな??いいんだろ!」

「やってみろよ!」

 

 酔っぱらっていたオレは売り言葉に買い言葉で、そんなことを言ってしまった。言ってしまったのだ。奴は、オレを押し倒した。そして、Tシャツに手を掛けた。押し倒されて、完全に酔いが覚めた。そして恐怖が沸き上がった。

 

 怖い。怖い。怖い怖いこわいこわい。これから、こいつとセックスするのだと考えるとたまらなく怖くなった。嫌だ。そんなこと絶対に嫌だ。こいつとの関係が壊れるのも嫌だったし。こいつのチンコをぶち込まれるのも嫌だった。

 

 Tシャツを脱がそうとする手を振りほどこうと、もがいた。だが、女の身体では十分な力が出ない。奴がシャツを脱がすのに、手間取ったからだろう。オレのシャツの中に手が入ってくる。手は、そのままオレの胸を揉んだ。

 

「痛い。いや。いやだ。いやぁ。いやっ。やだ」

 

 オレの口から出たのは、発情している女の声だった。胸を揉まれてよがっている声だ。違う。そんなことはない。オレは気持ちよくなんかなっていない。奴が胸を夢中で揉んでいる間に、オレは奴の下から逃げた。

 

 つかまれていたせいで、シャツが破ける。この場所にいては危険だった。早く逃げないと犯される。嫌だ。嫌だ。嫌だ。恐怖心で脳がいっぱいになった。パニックになったオレは、よたよたとリビングから玄関へ、歩き出した。

 

「逃げんなよ!」

 

 奴が、後ろから抱き着いた。そして、そのままオレを持ち上げた。体重が軽くなったこともあって。オレは簡単に持ち上げられた。オレのひ弱で白い腕が憎かった。奴の手を引っ搔いたけれども、奴にとっては蚊が刺したようなものだった。

 

「離して。やだ。ごめんなさい。やだっ、やだぁやだっ。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。」

 

 オレは、リビングのソファーに降ろされた。オレの部屋が汚部屋でベッドが汚かったからだろう。降ろされた瞬間に、オレはよたよたとソファから降りようとした。俊敏に逃げたはずだったが、それは酒が起こした錯覚だったらしい。

 

 四つん這いの状態で、オレは捕まった。奴の腕が腰を捕まえたのだ。逃げられない。逃げることができない。手をばたばたさせたが、なんの意味もなかった。後ろから胸を揉まれた。さっきとは違って優しい揉み方だった。

 

 螺旋を描くように、胸が触られた。爪の感触がくすぐったかった。触られたら一番気持ちがいいだろう乳首を奴は触らない。オレは身体を動かして、奴の爪先が乳首に当たるように調整した。しかし、奴の爪先は私の乳首を通り過ぎた。

 

 何度か、試したけれど奴の爪先は、オレの乳首の周りをまわるばかり。どうしても、触られることは無かった。待て、どうして、オレは乳首を触られて喜んでいるんだ。気持ちが悪いはずだ。逃げたかったはずなんだ。

 

 快楽に溺れている場合ではない。逃げなくては。色ボケになった脳が、ようやく正常な判断を取り戻した。パシンという音がして。オレの尻が叩かれた。は??????????いや、意味が分からない。なんだ?脳内が疑問符で埋め尽くされる。

 

 オレは奴の膝の上に乗せられてひたすら尻を叩かれた。痛い。恥ずかしい。とても恥ずかしい。だんだんと痛みが快楽に変わってくる。痛みに苦しむ声から、快楽に喘ぐ鳴き声が混じり始める。こんなの嫌だ。痛いだけだ。気持ちよくなんてない。

 

 なのに、下半身が物凄く熱い。おかしい。スパンキングでオレの身体が喜んでいるなんて絶対におかしい。オレが逃げないのと奴は確信したのだろう。敗れたシャツを完全に脱がしに掛かった。脱がしにくそうだったので、オレも手を万歳させて、脱がせやすくしてやった。

 

 おかしい。オレは何をやっているんだ。これはレイプだ。オレはこいつに犯されんだ。頭では分かっていても身体は言うことを聞かなかった。もっと、もっとぉ、と媚びた甘い声が口から出てしまう。なんで、なんでだ。

 

 乳首の周りを奴は螺旋を描くように弄る。決して、一番快楽を得られる乳首には触ろうとはしない。

 

「乳首、乳首を触れ」

「触ってくださいだろ?」

「……さ、さわって、くだ……さい」

 

 奴の爪先がオレの乳首をようやく弄った。きもちい。ああ、いい。乳首を中心として、胸全体が刺激されているようで、甘い声がどんどんオレの口から溢れていく。奴はオレが気持ちいいのが分かっているのに、弄るのを止めた。

 

「もっと。もっと弄って。もっとそこ弄って」

「そこってどこだ?はっきり言ってくれないと分からないな」

「乳首。乳首弄って」

「ああ、はいはい」

 

 奴の爪先が、私の乳首をつねった。強い快感が脳に伝わって、下半身が狂ったように熱くなってしまった。ヤバイ。これはヤバイ。乳首だけでこんなに気持ちいいなんておかしい。ああああ狂う。快楽で脳がバカになる。

 

「ううっ。だめ来てるから。もっと弄って。やだやだぁ、大きいの来てるからあ」

「ほら、イケ。乳首でイケ」

「イク、やばィィ、イクゥ」

 

 オレは果てた。乳首を弄られただけで、オレは……オレは……男としての自尊心とか、いろいろなものが壊れていく。嫌だった。だけど、身体は、もっと快楽を求めている。なんでだ。クソ。駄目だ。耐えることが出来ない。

 

「もっと……もっとしてください……」

「どこがいい?」

「ここを……」

 

 オレは、自分から足を開いた。着心地優先で買ったグレーのボクサーショーツには、オレのあそこの形のシミが出来ていた。恥ずかしい。物凄く恥ずかしい。なんで、こいつに。オレは……ためらっているところを見せたら奴は、また焦らしに掛かるだろう。それは嫌だ。

 

「オレの……ここを、さ、触ってほしいなぁって」

「触ってくださいだろ?」

「そ、そうです……さ、触ってください」

 

 オレはバカだ。大バカだ。なんで、自分からそんなこと言ってるんだ。バカだ。奴の指が、布越しにオレの敏感な突起を触った。布越しだというのに、オレの身体はぶるりと震えてしまった。ああ、もう。なんで。こんなに気持ちいいんだ。

 

 オレの口からは、バカみたいに喘ぎ声が漏れる。うるさい。ああ、でも止められない。指であそこを触られているだけなのに、なんでこんなにも気持ちがいいんだ。もし、直接触られたら……オレはどうなってしまうんだろうか。

 

 喘ぎながら。オレはゴクリと唾を飲んだ。期待の表情が現れてしまったのだろうか。奴は、オレのクリトリスをより一層激しく刺激した。もう少しで絶頂に達しようという時に、クリトリスから手が離れた。どうして、なんで。

 

 オレは腰をへこへこ動かした。つま先までピンと張ってしまっている。クリトリスを必死にパンツの布にこすりつける。その甲斐もあって軽めの絶頂が、オレに訪れた。だけど、そんなんじゃない。これじゃない。

 

 奴は、指先をクリトリスぎギリギリにまで、近づける。オレが腰を振って爪先をクリトリスに当てようとしても届かない。意地悪だ。イキたいのにイケない。オレの腰はへこへこと無様な動きを繰り返している。

 

「早く、当ててください。触ってください。触って。触って!」

「分かったよ。わかった」

 

 奴の指が、やっとオレのクリトリスを触った。その瞬間に深い絶頂がオレの身体に訪れた。脳に電流が走り、視界がチカチカした。言葉にならない動物の鳴き声みたいなものが、オレの口から出た。身体中が快楽を受け入れる。

 

 あまりの気持ちよさでオレの意識は、一瞬飛んだ。戻って来た時には、脱力したせいか、パンツがびちゃびちゃだった。失禁したのだ。まだ、シューという音があそこからしている。おしっこが出続けている。

 

「おしっこでちゃった……」

 

 止めたいのに、脱力した身体では止められなかった。オレの尿が、ソファから床に垂れた。黄色い液体が、広がり続ける。もう、どうしようもない。全部出し切ってしまおう。

 

「あ、ぜんぶでた……」

 

 これで、奴は、オレに失望しただろう。漏らしたのだから。子宮と陰核はそれを残念がっているけれども、僅かに残った理性が、貞操を守れたことを賛美している。

 

「漏らしちゃった?」

「うん」

「じゃあ、ぬぎぬぎしようね」

 

 はぁ?なんで、そうなる。やめろオレの腕。パンツを下ろそうとするな!

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