シェアされる弟 作:精霊さん
「おうふ……」
「きゅぅ~」
今回はかなりの修羅場だったらしく、ハルナと本屋ちゃんは原稿完成と同時に机に沈んだ。
「はぁ、まったくやれやれです」
「お疲れ様です、綾瀬さん」
「いえいえ。和真くんも頑張りましたね。パルが無茶ぶりしてすみませんでした」
「あ、あははは……」
生ショタDA!! とハイテンションになったハルナにより、漫画のモデルになった和真は様々なポーズを長時間取らされた。徹夜もしてしまい、現在の時間は午前5時。小一時間もすれば朝日が昇る。
「少し早いですが、大浴場に行きましょうか」
「え? は、はい……」
夕映に手を引かれて大浴場へ。朝5時ということもあり、さすがにまだ誰もいなかった。
「うわぁ、広ーい」
「先に入っていていいですよ」
「ほんと? わーい」
「……ふふ」
目を輝かせて風呂場へ駆けていく和真は無邪気で微笑ましく、夕映の頬が自然と緩む。少し遅れて、先に頭を洗っている和真の隣で夕映も体を洗い始める。
「なっ」
なんとなく目が少年の股間にいってしまった夕映の瞳が大きく見開かれる。そこにあったのは夕映が想像するかわいらしいゾウさんではなく、ヘビさんだった。疲れた時に半勃ちになってしまう、所謂疲れマラというやつで、普段より大きくはなっているが、そういう物をパルの同人誌でしか見ていない夕映には衝撃的だった。
「綾瀬さん?」
「え?」
いつの間にか、髪を洗い終えていた和真と目が合う。夕映は体がカッと熱くなるのを感じた。
(わ、私は何をじっくり見ているですかー!)
「えと、恥ずかしいけど、ど、どうぞ……」
(えええ?!)
和真はもじもじしながら立ち上がり、腕を後ろに組んで心持ち腰を前に突き出した。力なく垂れている竿はピクン、ピクン、と脈打っていて、夕映があわあわしているうちにゆっくりと鎌首を持ち上げていった。
(パパパパルの絵と同じものががが!)
「え? あ、う、うそ……あっ」
「へ?」
突然びゅ、びゅ、と和真が射精し始めた。おでこにかかり、顔にかかり、重たい雫が夕映の肌をゆっくりなぞりながら垂れていく。そして、夕映の小さな口の中に摘まめるほどプリプリとした精液が零れ落ちた。
「……!」
口の中に広がる青臭い匂いと、何とも言えぬ苦み。夕映のクラスメイトのほとんどが顔をしかめるその味を、しかし、夕映は気に入ってしまった。伊達に様々な味のジュースを飲み歩いていない。
(は! もったいないです!)
竿を伝い落ちていく精液が目に入った夕映は、思わず顔を近づけて舐めてしまった。
「べちゃべちゃ……れろ……あむ、ぺろ……ちゅ、ちゅる……」
「あっ、あっ……綾瀬さん、気持ちいい」
元々、徹夜で頭がぼーっとしていたが、少年の大きく勃起した性器と新鮮な精液に、夕映の体は雌としての本能を呼び起こされ、とても興奮していた。夕映は一心不乱に竿を舐め上げ、小さく切れ込みが入った鈴口からこんこんと湧き出る我慢汁に気づくと、ぱくりと亀頭を口の中に収めた。
「んちゅ、ちゅる、じゅる、じゅるる」
「ふああっ」
裏筋を舐め、竿を唇で包み、頭を前後に動かす夕映。あっという間に快感が臨界点を超え、和真は再び射精する。
「んぶっ……じゅる、じゅるるっ……んく、んく、んく……」
勢いよく噴き出た精液が夕映の喉を叩く。
「んちゅ、んちゅ……ちゅー、ちゅー」
「あぅぅ」
夕映は赤ん坊のように亀頭に吸い付き、少年の腰が砕けてへたり込むまで初めて味わう精液を堪能した。
(ああああああ! 私は、私はああああ!)
その後、すやすやと眠るパルと本屋ちゃんと和真の横で、自分がしでかした事に夕映は頭を抱えながらゴロゴロと床の上を転がり続けた。