お待たせしました、プラチナアフター編。
プライドの高い女の子が恥も外聞も投げ捨ててえっちしてってお願いするのって良くない?(挨拶)
今回はそういう話。メインに比べて短いです。
某日 とある部屋にて
「第三作戦協議室」というプレートが掛けられているその部屋には、現在様々なオペレーターが一堂に会している。ハンドバリスタを携えたサルカズの女性、大きめのボウガンを肩から掛けているフェリーンの女性、はたまた無表情を整った顔に張り付けた黒い輪のサンクタの男性や、同じく笑みの1つも浮かべないエラフィアの女性………。
そう、この協議室には、主にドクターの指揮下に配属されている狙撃オペレーターのほとんどが集まっていたのだった。
円状に配置された机の椅子に、皆一様に座っている。
「_____それで、今回は地上の環境が劣悪なものであり、更に多量のドローンが出現しているらしい。そういうわけで君たちに集まってもらい、この中から次の作戦に出てもらうオペレーターを決めたい。出来れば多めに」
そして部屋の最奥で、地図が映された中型のモニターをバックに戦闘の現場指揮官である仮面の不審者、ドクターは堂々と言い切った。
するとオペレーター達の中からスッ……と一本の腕が挙げられる。肘まである黒い手袋に覆われたしなやかな腕だ。
「ねえ、いつものように、ドクターの方で決めずに私たちを呼び出したのは何故?」
「良い質問だ」
挙手した張本人______メテオリーテの疑問を受け、ドクターはきらりと金属製のマスクを光らせた。決してゲーミング的なアレではなく、あくまで比喩的な話だが。
彼女の言葉通り、普段はドクターが戦場を事前に把握した上で最適だと判断したオペレーター達を編成している。そのため、彼らは呼び出されて初めて自分が作戦に参加するということを知らされるのだ。
これはドクターの傑出した戦術眼を基としたロドスの……というよりドクターの戦闘指揮の基本システムであるために、それを信用しているオペレーター達からしてみれば今日の召集は不可思議極まりないものだと言えよう。
だが今の彼は少し雰囲気が違っていた。例えるなら、少年少女に学習指導を行う教師のような一歩引いたもの。
「今日は気分を変えて、君たちが話し合ってどの狙撃オペレーターが編成に加わるかを自分たちで決めてほしいんだ」
「………職務放棄かしら?」
「まさか。私も事前にある程度の編成は決めてはいるが、それはそれとして皆がどういう結論を導き出すのかが気になって。たまにはこういうのも面白いだろう?さながら狙撃手討論会と言ったところか」
「……成程、そういうこと。わかったわ」
ドクターがくるりとマントを翻し、ぐっと親指を立てる。
その態度にメテオリーテは若干苛立ちを覚えるが、今までにない画期的な試みに納得の意を見せて身を引いた。
そうしてしぶしぶ椅子に座り直したのを見届けたドクターは、
「勿論私の方である程度の編成は立ててあるが、それはそれとして君たちがどういう結論を出すのか楽しみだ」
どこか不遜さすら感じる声音で堂々と言い切った。
*************
「私たちの拠点がこことここ、それからここにあるわ。そうなると拠点前に固まるというのはどうしても難しそうね」
「……何処からの情報かは分からないが、ここにドクターが集めてきたこの作戦における仮想敵が記されている。これを基にすれば、1人はこの離れた拠点に構えると良いだろう」
「そしてその近くには広い土地………ここは、有効射程の長いオペレーターが良さそうですわね」
「そうなると私やシラユキが良いけど、他には________」
「ねえ、そこの貴方」
先ほどから様々な狙撃オペレーターたちが白熱した話し合いをしている傍で、一人席から立ち上がらずだんまりを貫いていたオペレーターがいる。
蛍光灯の無機質な光を受け眩く煌めいている、清流のような白髪。
ピンと天に向かって生えているはずの獣耳は、今はへにゃりと垂れている。
クールさを携えながらどこかダウナーな雰囲気も醸し出している端正な顔は、
その人物は、カジミエーシュ騎士殺しにしてドクターの秘書である彼女。
「プラチナ……だったかしら。貴方、確か弓なのにかなり広い射程まで打てるそうね」
「……っふ、そうだけど……っ」
「ここ。この右上の高台は貴方に任せたいのよ。貴方なら出撃準備もそれほどかからないでしょうし」
※出撃準備=コスト
「……そう、だね……んっ、私は視認範囲も……っく、広いし……んひっ………」
時折、体全体をびくりと震わせて切れ気味の言葉でメテオリーテに応じるプラチナ。
ちなみに今現在、会議室にいるすべてのオペレーターが会話を止めて彼女らの方へと視線を向けているため、プラチナの様子の異変には大半の者たちが気が付いていた。
当然、彼女の目の前にいたメテオリーテにはそれは一層はっきりと分かるわけで。
「………ちょっと待って。貴方、顔が赤いわよ」
「……気のせい、ぅ……じゃない、かな……はぁっ……」
「いいえ、気のせいでも私の見間違えでもないわ。それに呼吸も荒いし……貴方、もしかして風邪?」
じっとプラチナの顔を覗き込むメテオリーテ。
びくっと少しだけのけ反った彼女の顔は先ほどよりもはっきりと朱に染まり、乱れた呼吸のまま何処か朧げな目をしていた。
そう、まるで微弱な快楽が体中を駆け巡っているときに浮かべる顔のように。
*************
誰もが白髪のクランタと茶髪のサルカズとのやり取りを遠巻きに見ていた中、一人だけ様子の違う者がいた。
金属のマスクの下で浮かんでいるのは、にやついた笑み。
その者は誰にも見られていない。だからこそ悠々と、余裕がにじみ出た動作で、自身が羽織っている制服のポケットに手を突っ込んだ。
そして、複数のカチッという小さなスイッチ音も、誰の耳にも届くことはなかった。
*************
「駄目じゃない、体調不良なのに作戦会議に出るなんて!」
「っ……だから、別に何ともなくひぃんっ?!」
「っ?!」
叱責の中に気遣いを滲ませた声音で詰め寄っていたメテオリーテは、突然奇声を上げて体を大きくのけ反らせたプラチナを見て僅かに驚いた。その目には困惑の色が浮かんでいる。
「え、ちょっと……大丈夫なの………?」
「ああぁっ……だい、じょう……っくぅぅぅ………ふーっ………ふーっ……♡」
デロリと少なくない量の唾液が彼女の口からこぼれ、とうとう右手で其処を覆い隠したプラチナ。
「え、ええと、どうしようかしら……っそうだ、ドクター!」
「なんだい?」
「彼女……プラチナは大丈夫だって言ってるけど、貴方の目からは今の彼女の様子が体調不良かどうか、判断ないし命令も出来るんじゃないの?」
「ふむ……成程。では接近して診てみよう」
そう言ってドクターは大した焦りも見せずに立ち上がり、
そうして彼女の目の前までたどり着いてから、ドクターは腰を曲げゆっくりと彼女の顔を覗き込んだ。
無機質さが溢れるマスク越しの目と焦点の合っていない目が交錯する。
「ひぃ、ぅぁ………ドク、ター……止め……あっ、くぅん……♡」
「……ふむ……ふむ。確かに、これは熱がありそうだな」
プラチナは動かせない口で何かを言おうとしたが、ドクターはそれを無視して腰を上げた。
そして辺りを一周見まわしてから口を開く。
「彼女は私が連れて行こう。その間、君たちは議論を続けていてくれ………プラチナ、立てるか?」
「ぅ、ん………んひっ♡」
「……よし。それじゃあ、引き続き頑張ってくれ」
彼女の肩を組んで立ち上がらせたドクターは、そのまま緩慢な速度で移動し部屋から姿を消したのだった。
「何か、変だったわね」
「そっとしておきましょう、メテオリーテさん。それじゃ、会議を続けますわよ_____」
*************
幸い廊下には人の気配はない。協議室からたっぷりと距離を取ってから、ようやく隣の女性に話しかけた。
既にスイッチは切ってあるので、彼女も先ほどよりかは足腰が震えていない。
「危なかったな、プラチナ。あともう少し声を荒げていれば気付かれていたかもしれない。或いは既に……な」
「あ、あう……ぅ、バカ、ほんとにバカ………っ!」
ぺしぺしとよく手入れされた白い尻尾で尻を叩かれるが、いかんせん尻尾なのに加えて彼女の体に力が入っていないために全く痛くない。その可愛らしさに思わず笑みがこぼれてしまう。
「ははは、しかし君も随分と敏感になったじゃないか。まだ“中”の強さまでしか上げていないのにな」
そう。
どうしてプラチナの様子がここまでおかしいのか。
彼女は今現在、その小さくささやかな乳房に存在している乳首と、体の中で一番大事な所である膣内にそれぞれ2つずつ、無線タイプのローターを装着していたのである。ちなみに、片方の乳首で2つなので計6つ引っ付けていることになる。
「それにしても、君はプライドが高いからこういうことはしないと思っていたのだが」
「っ……ドクターの頼み事じゃなきゃ、やるわけがない………!」
「………っ」
ノータイムで信頼と親愛の言葉を返されて言葉が詰まる。彼女は平気なのか気にしていられないのか、変わらずに羞恥と快楽と怒りが入り混じった複雑な視線をこちらに向けて来ていた。
こういう風に素直に好意を吐露してくるところが彼女は可愛い。今やっている行為とのギャップが激しいが。
「それで、どうする?医務室に行くか?」
彼女の肩を支えながら問う。ぶっちゃけ其処に行って、彼女が体の熱を鎮めるまで待つつもりだ。
だから名目を果たすためにもそれでいいと思っていた………のだが。
「……ちょっと。私をたっぷり苛めて、張本人は放置だなんて見過ごせないなぁ……♡」
「………へ?」
弱弱しく、それでもがっちりとした強さで肩を掴み返される。よく見ると、いつの間にか彼女の視線の質が変化していることに気が付いた。
先ほどまでの感情がない交ぜになっていたものから、まるでこちらを食わんとする激しいものへ。
完全に彼女はスイッチが入っていたようだ。
「………分かった。ただし仕事中だから、手短にな?」
「……そう、そうでなくちゃね……♡」
*************
「っぐ……それ、やばいっ………」
「がぽっ、ぶじゅ、じゅる、ん、ふぅぅ………♡」
今私たちがいるのは、誰かが入ってくる可能性のある薄暗い締め切った空間。すなわち、トイレの個室である。発情したプラチナにフェラをかまされていた。
私は立ったまま、彼女は地面に膝立ちで。
清掃が行き届いているのか変な匂い等はしないのだが、如何せん誰もが使う場所であるから背徳感が半端ない。初めてシたときのようなムードもなく、人目を盗んでの行為。
「うあっ、カリのとこ、舌でなぞるなんて……一体どこで覚えんたんだ……っ」
ただ舐められるだけじゃない、こちらを本格的に搾り取ろうとするような責め方に思わず腰が浮いてしまう。
初めて交わったときはろくに前戯もしないまま本番だけ致してしまった。そして今はもう幾度とされた口淫なのだが、回を重ねる毎に彼女の熱意とテクニックが増していっている。
正直舐めていた。いやこの場合は舐められているのだが。
「すまんプラチナ……もう出る……っ」
「……んぶぁ……じゅる、じゅぷ、んふぅあ、ぶちゅ、じゅぽっ、ふぅぅぅ……!♡」
「うぁ、一気に喉で……っ!」
四分の三ほどまで口で扱かれていたペニスだったが、途端にその姿が彼女の口内へ消え去っていく。丸ごと咥え込まれたのだ。
そして亀頭に感じるのは柔らかくプルプルとした物。これは彼女の喉の奥、のどちんこであることを数瞬遅れて理解する。
「っく、出すぞ……っ!」
軟口蓋、のどちんこ、舌。
ありとあらゆる口周りの器官でペニスがぎちぎちに締め付けられていて、溶けそうな快楽が脳天まで染みわたっていた。
腰の奥からマグマが湧いて出てくるのを感じて、反射的に彼女の後頭部を鷲掴みする。今まで彼女のペースだったものを、無理やり私が動かしていく。
「んぐぅ?!ぶちゅ、あぐ、んうぶぅぅ!♡」
「ぅああっ、出る、プラチナ、喉まんこで、受け止めろっ______」
____ごびゅ、びゅるる、どぷ、ぶびゅるるるる………
「んふぅぅぅ、ん、んぐ、ごく、ふーっ、じゅる………っ♡」
自身の欲望の象徴を余すことなく彼女の喉奥に叩きつける。それに合わせて彼女がぴったり口内をペニスに合わせ、その全てを更に咥え込んだ。
いやらしい嚥下の音が個室に響き、プラチナは床に一滴も溢すことなくどんどんと飲み込んでいく。
「ん………んぶぁっ!ちゅ、ちゅう……ぺろ……♡」
「うおおっ……」
ようやく熱い空間から解放されたペニス……と思いきや、彼女が鈴口に吸い付いて尿道に残っている精液を吸い出している。射精したばかりで敏感になっている部分を更に唇でかわいらしく触れてくるのは、正直足が震えすぎて持たない。
「………んく、ぷ、はぁっ……はーっ……ドクター、大き過ぎだし出し過ぎ……全然息できなかった……っ、はぁ……」
「ぅ、ふ……す、すまん………しかし、プラチナもノリノリだったじゃないか」
「………っ、それは……」
ふいと顔ごと視線を逸らすプラチナ。獣耳の先まで真っ赤になりそうな勢いだ。
彼女の手を持って上にぐいと引っ張り上げる。トイレのときみたいに座り込んでいた彼女の体は思いのほか軽く、簡単に立たせることが出来た。
そのまま何も言わずに、彼女が身に着けている白色のショートパンツのウエストに手をかけずるりと降ろす。同時に彼女の黒に手袋に包まれた手を持ち直し私に背を向けさせた。
彼女は立ちながら四つん這いみたいな体勢になっており、こちらに濡れそぼった秘孔を見せつけている状態になっている。それを彼女も分かっているらしく、こちらにひどく羞恥に塗れた視線を寄越してくる。あと少し不満そう。
「……プラチナ、どうした?」
「……早く入れて………っ♡」
「……分かった」
……彼女は別に不満そうな眼はしていなかった。
ただ自らの疼きに必死に耐えていただけだったのだ。
それに気が付いて、一気に情欲が湧いてくる。その勢いのままにスラックスを膝上まで降ろし、まろび出た剛直をクチュリと彼女の粘液塗れのヴァギナに押し当てた。
ずぷ、ずぶぶぶ………
「んひぃ、あ、あっ、そん、な、いきなりぃぃぃ……!♡」
いとも簡単に蜜中へ飲み込まれていく己の分身。相も変わらずプラチナのマンコは目を疑うほど愛液をどばどばと分泌しており、それ故にナカも変わらずに熱く、ぐつぐつ快楽が煮詰められていた。
「ぐうう……フェラとローターで、すっかり蕩けているな……っ」
ちょっとでも動けば、ねばついた肉壁が容赦なく絡みこちらを咥え込んでくる。それどころか一つ一つの細かな襞が独立して刺激してくるようで、すぐに自身の足腰も震え出した……当然、彼女はそれよりも前から震えっぱなし。
「が……トイレで、セックスしている、気分は、どうだ………っ」
パンパンと交わる肉音が、個室だけに留まらず化粧室全体に響き渡る。誰かが入ってくれば即座にバレてしまいそう。
しかし一度崩れた理性は留まることを知らず、夢中で腰を振り続けてしまっていた。
「ふ、くぅっ、んあ゛っ、ひとが、くるかもしれない、のに、あんっ、こえ、もれちゃっ♡」
「……っ、来た時に、考えればいいさ……うおあっ……!」
駄目だ、このペースだとすぐに果ててしまう……いや手短にやるからいいのか。
白く整った毛並みをしている彼女の尻尾が揺れるのを視界に収めっつ彼女の顔をよく見る。
「プラチナっ、すぐイケそうかっ……!」
「ひぐぅ、ずっと、かるく、いってるけんひぃっ、あ、あ、だめ、くる、きちゃう♡」
「ぐっ、私も、そろそろ、出そうだっ!」
普段セックスは執務室の隣にある仮眠室で行われているが、今はそれとは違って常にバレるリスクのある非常に背徳的なシチュエーションだ。それが良いスパイスなのか、彼女の反応がいつもより敏感になっている気がする。
睾丸がずくずくと疼いてきてそろそろ私も絶頂してしまいそうだ。彼女とタイミングを合わせようと思ってピストンのペースを更に速める。
同時に彼女の弱いところに届くように、より深く腰を打ち付けた。
「んう゛ぅっ、や、それ、も、がまんできないっ____」
「プラチナっ、私も、出る、出るぅっ______」
「____んあああああああぁぁぁぁっ………♡」
「ぐああああ………っ!」
彼女の最奥たるポルチオにぐりぐり亀頭を押し付け、余すことなく精液を吐き出した。
そのまましばらく抱き合ったり掃除したりして、結局個室を出たのは射精してから30分も経った後になってしまった。
*************
「いやぁ、怪しまれずに済んで良かった」
その後身だしなみを整えて協議室に戻った私だったが、何とかバレなかったと思いたい。しかしプラチナの方がほとんど歩けないほどに衣服____特に股間の辺りをぐしゃぐしゃにしてしまっていたため、彼女は自分の部屋に戻って替えに着替えてもらって大人しくするように言っておいた。
ちなみにメテオリーテらには「問題はなかったがしばらく休ませてから任意のタイミングで戻ってくるように命令した」と説明した。
「……本当にさ、ドクターって変態だよね」
「好きな女の子とはこういうことをしたいものさ」
「すっ…………そういうものかなぁ……」
そして現在、狙撃オペレーターたちの会議も終えて、二人して執務室でゆるりと業務をしていたのだった。彼女の方はひどくダルそうにしているが。
とは言え任された仕事はちゃんとやるタイプではあるプラチナは、実は事務処理能力はそれほど低くない。要領が良いとも言うべきか、気だるそうにしながらもさくさくと書類は片付いていくのだ。ぶっちゃけ楽である。
「プラチナはえっちなことは嫌か?」
「………別に。むしろ、もっとした……っ」
「………成程な?」
良かった。
当然、私はドクターという立場がある以上、四六時中セックスしまくるなんていう爛れた性生活は送っていない。せいぜい2~3日間隔で夜に腰を振っているくらいだ。
しかしまあ、それなりに回数交わって来ているので、そろそろ新しい刺激が欲しいと思って今日はプラチナの両乳首と膣内にローターを取り付けたのであった。結果彼女の反応も良かったし、バレるリスクを背負いながらもちょくちょくやっていこうと思う……いや。
「……プラチナ、ちょっとこっちに来てくれ」
「……どうしたの?」
「ここに座っててほしいんだ」
そう言いながら、今自分が座っているワークスペースの椅子を指さした。座る人のことを考えられているのか、長時間座っていてもあまり疲労が溜まらない優秀な設計の椅子である。
私の突然の提案に猜疑心をたっぷり滲ませていた彼女だったが、その身軽そうな腰をひょいと上げてこちらへとやって来てくれた。それに合わせて私も椅子から立ち上がる。
「……はぁ……それで、なんでそんな事言ったの?」
「……どうせなら、もう少し刺激が欲しいと思ってな。そこの椅子に_______して座ってくれ」
「…………はぁっ?」
*************
「……あのさぁ、確かに……私も、もっとドクターとセッ……クス、したいとは言ったけど………
そう。
私が彼女に提案したのは、彼女が椅子に座り私が机の下から彼女にクンニリングスをするという、一風変わった(控えめな表現)プレイだった。
足首付近まで降ろされたショートパンツと一緒に黒色のショーツを脱いだ彼女は、開脚してこちらに見せつけるように座っている。普段の飄々とした雰囲気を放つ彼女からは全く想像が付かないような卑猥な体勢なものだから、既に私の息子は漲っていた。
「良い眺めだ」
「ばかっ………ひぅっ!」
「ちゅ……こうして明るいところで見ると、ぺろ……随分と、チンポを誘うような形をしているなぁ……」
「うあぁっ、だめ、見ないで……んひぅ?!♡」
丁寧に処理されているのか、彼女のヴァギナは白い肌によく映えており嫌でも目に入る。ぴらりと表に出た小陰唇のひだ、その始点に位置するのは皮を被っていて姿を見せない肉芽。
「………おお……えっちだ……」
「やだっ、ドクター、拡げちゃ、あぅ……っ♡」
それを両の人差し指でそっと広げると、その中からは十分に充血した桃色の性器が姿を表していた……ご丁寧にニチャリというねばついた擬音を伴って。
彼女の両手は私の頭を押し返さんとぐいぐい抵抗してくるが、本気で嫌がるつもりはないのか、はたまた抵抗するための力すら入らないのか全く力を感じない。コンパウンドボウでの正確な長距離狙撃を得意としている彼女の膂力であれば、私なんて簡単に動かせてしまうのに。
「ん……ここ、ヒクついているな……ああ、ここが」
「ぅあっ……そこ、まず……っ♡」
「……ちょっと触っただけなのに、随分と
朝のローター装着事件(事件でもない)を経ていたこともあり、まあ乾ききっていることはないだろうとは思っていたものの、実際にはそれを遥かに上回る反応_____愛液の分泌によってヴァギナ周りがべとべとに濡れていたことに、ものすごく興奮した。
「やぁっ……だ、だって…………トイレの中でだけじゃ、疼きが治まってなかったんだから………ドクターの手じゃ、仕方ない……♡」
「………っ、プラチナ……」
_____駄目だ。
もう少し焦らそうと思っていたのに、そんなことを言われたら我慢できない。
机の下からでは本懐は果たせないので、めいっぱい彼女を乱れさせようと思って狭い空間から出ようとして______
「ドクター、いる?」
「「っ?!」」
突如聞こえた第三者の声に、慌てて身を引っ込めてしまった。
「………マリア……っ」
独特の声。中に入って来たのはロドスオペレーターのニアールの妹にして、現時点での数少ない私の友達のような立ち位置にいる少女でもある、ブレミシャイン____マリアだ。まず間違いない。
「プ、プラチナさん……どうして、そんなところにいるの?」
「え、っと……その、ドクターを待っていて……」
「ドクター、何処かに行ってるの?」
この二人はかつてカジミエーシュでいろいろあったらしく、ここに来てしばらく経った今でも会話がぎこちない。
とりあえずプラチナは私の存在を秘匿しておくようだ。正直この体勢……というかこの状況を見られたらまず間違いなく私に明日はない。
………のだが、崩壊しつつある理性はそのリスクを考慮出来なかったようで。
「……まあ、所用がいくつかあるひゃぅっ?!」
「わっ!ど、どうしたの?」
「んくぅ……な、なんでもない……ふーっ……♡」
目の前にある未だ蜜を溢し続けていた花弁に、遠慮なしに貪りついてしまった。
どこに触れても痙攣と愛液を以て反応してくれる女陰にわき目も振らずにしゃぶりつく。
「っふ、ドクター、に……っくぅぅ……何か、用?♡」
「……そ、そうそう!製造所でいろいろ作れたから、その報告と出来上がったものを見てもらおうと思って……たんだけど、ドクターがいつ帰るか聞いてる?」
止まらない。
すぐそこにマリアが、第三者がいるのに止められない。特にマリアはまだ若く、あまり同年代の知り合いもいないという。そういうことに耐性がなさそうだから、なるたけバレずにやり過ごしたい。
がそれはそれとして、この状況でもプラチナを感じさせたいという欲望の方が遥かに大きいのでこのまま続行することにした。
「ひぐぅっ……聞いて、ない、かなっ……~~~、そこらへん、捜し歩いて、っふぅぅぅっ、みると、いい……♡」
「う、うん……それはありがたいけど………その、大丈夫なの?」
「……だい、じょうぶ……だから………♡」
____まずい。えっちが過ぎる。
そんな理性が枯渇した感想が先ほどから私の脳内を支配している。どこぞの掲示板のようなところであれば「えっちが過ぎる(理性ゼロ)」と書かれていただろう。実際そうなりかけているので否定できない。
マリアにバレまいと必死に抑えているものの、私の愛撫に合いの手を打つように漏れ出る嬌声はどうしても彼女の抵抗をすり抜ける。甘い息は彼女が口が開くたびに零れるし、彼女はマリアに対して口を閉ざせない。
結果、明らかに性的快感を感じていることがバレバレな状態に陥っていた。願わくばマリアがそういうことに疎いことを。
もっとプラチナによがってもらいたくなって、少し身を乗り出した。
ガコッ。
「………っ……」
「うわっ、その下に誰かいるの?」
「……ま、さか。いるわけないよ……足が、当たっただけ………♡」
気付かれたか??
身を乗り出しすぎたせいで机の天井に頭を軽くぶつけてしまった。敏いオペレーターが多いから普通ならもうバレていてもおかしくないが……例え気付いていてもスルーしてくれマリア……!
「そ、そっか……私、もう行くね…………また今度、お話しよう……!」
「……別に、いいよ……ふ、くぅぅぅ………!♡」
「そ、それじゃあドクターを探してくるね!ばいばい!」
その言葉を最後に、ばたばたした足音は執務室の扉から消えていった。マリアが帰ったのだろう。
それとプラチナの具合を確認して、一気に指を挿し込みポルチオをくにくにとほじる。
「や、だめ、い、くぅぅぅ………はあぁぁぁぁぁ………っ♡」
案の定、数分も経たないうちに彼女は果ててしまった。今まで抑えつけられていた分の喘ぎ声を解放し、本当に気持ちよさそうな声を出している。
同時にブシュッと勢いよく私の顔にかかる薄黄色の液体。独特のアンモニア臭がするのは彼女のおしっこだ。
どうやら彼女は、絶頂時によく失禁を伴うらしい。普段の雰囲気とは裏腹な尿道の緩さも、私にとっては興奮のスパイスでしかなかった。
「は、う……あぅ………みないで……とまらない………♡」
「いいや見る。君がこんなに可愛らしくていやらしいから」
そのままちょろちょろと漏れ続ける尿を(顔面に浴びながら)見続けること30秒。その間ずっと、彼女は背もたれに体を預けて全身を痙攣させていた。
そうして長すぎる放尿タイムを終え、ようやく一息つける。
再び彼女と顔を合わせると、彼女はすごく分かりやすく眉をしかめ、不機嫌そうな表情でこちらを見据えていた………雰囲気から、かなり“マジ”な奴だと察して冷や汗が垂れる。
「…………ドクター……私が、何を言いたいか分かってるよね?」
「……そ、そそそうだな……何となく………」
「………はぁ」
哀れみか憤りの極致か、とりあえずマイナス感情ではあるだろうため息を一つ吐くプラチナ。机の下に居続けるのがいたたまれなくなってすごすごと這い出た後、未だに椅子に座っている彼女の横に綺麗に正座した。
「……確かに、私は別にドクターともっと気持ちいいことをしたいとは言った。けど、流石に今回は危なかったよね?」
「………そう、ですね……」
「だからさ_______もし私がドはまりしちゃったらどうしてくれるの……?」
「君の言いたいことはもっとm…………え?」
想定していたのとは全く違う言葉が聞こえて、思わずバッと顔を上げる。
彼女の顔は、先ほどの怒気を携えつつも明らかに赤く染まっていた。耳も心なしか垂れているように見える。
「今、何て……?」
「~~~っ、だから………」
「……?」
「____いつもより気持ちよかったから、またやりたくなってるんだ………ドクターの、所為……♡」
「………っ」
何だこのエロ可愛い恋人!
てことは……人前で愛撫しまくったことを怒ってるんじゃなくて、単純に私としたことに夢中になってしまいそうだから必死に抑えているというだけだったのか?!
「………だからさ、ドクター……」
「……何だい?」
そうして、彼女はこちらを濡れた視線で射抜きながら一言だけ呟いた。
「………責任、取って……♡」
(……ええぇぇぇ……?!ど、どどどどうしよう?!あの机の下絶対ドクターいたよね?それで絶対、プラチナとドクター、その……えっちなこと、だよ、ね…………うぅぅ……あの時の匂い、鼻に残っちゃった…………)
*************
「プラチナ、プラチナ、プラチナ……っ!」
「はあんっ、や、ひぅっ、んはぁ、いつもより、はげしっ♡」
いつも使用している、執務室の隣に併設された仮眠室。電子錠一つで外界と遮断される密室の空間には簡素なベッドがあり、そこで私とプラチナはただひたすらに相手の体を求めあっていた。
正常位と呼ばれる体位。仰向けで大胆に開脚をしている彼女に覆いかぶさって夢中で腰を振る。いつか初めてしたときと同じような体勢なことに気が付いて、ふと笑みがこぼれた。
「君は本当に変わった、誰かに、そんなに気持ちを深く落とし込むなんて!」
「んくぅっ、まえから、どくたーのこと、はっ、あ、や、すきだったけど、さいきんはっ、ひぃんっ、おかしいんだ♡からだが、うずいてっ、ぅあ、あ、ずっと、えっちしたくなる♡」
「っ、可愛すぎるだろう……!」
眼がチカチカするほどの気持ちよさを与え合っている私たちの理性は、一滴も残らずどこかに置き去りにされてしまった。ただコリコリした最奥の口を肉で抉る感触と、それに応じてぎゅうぎゅうに締め付けてくる無数の襞の絶妙な刺激……一突きする度に脳が恋情と快楽で支配されていくような感覚。
すると突如前から白くしなやかな両手が伸びて来て、「待った」のように広げた掌を突き出された。
「はぁっ……はぁ……どうした?」
「ふーっ……ふーっ……体勢……変えたい………♡」
むくりと体を起こした彼女。勿論チンポは繋がったまま。
器用に全身を動かして、彼女はぐるりとうつ伏せになった。今は乱れた毛並みの尻尾が私の下腹部をくすぐる。
ベッドに四つん這いになっている彼女は、どことなく獣じみた淫猥さを醸し出している。
「ドクター………お願い…………私を、もっと
「……勢い余って、チンポ漬けになってしまいそうだが、大丈夫か?」
「……別にいい…………ドクターが、責任取ってくれるんでしょ……?♡」
「……そう、そうだな。そうだ、私が一切の責任を負おう………だから、プラチナ。安心して、イキまくって良いからな………!」
「……うん、わかんあああっ?!♡」
彼女の返事を待たずに一気に奥まで挿入した。ここまでの一連の会話で更に硬度と大きさを増したペニスがプラチナの脳天まで勢いよく快楽を届かせているだろう。
「あ゛あっ、これ、まず、さっきより、ずっと、ふかいいいぃぃっ♡」
「ぐぅ、もっと、いっぱい挿れてやる!だから我慢しないで、みっともない声をあげろっ!!」
控えめな丸い尻を鷲掴みにしていた右手を離して、目の前で激しく揺れていた尻尾……その付け根をむんずと掴んだ。
瞬間彼女の上体がひときわビクンと跳ねあがる。
「はあ゛あ゛あ゛うっ?!だめだめしっぽはびんかんだからぁっ♡」
「手荒には、扱わないさっ!ここは気持ちいんだろう?!」
「やだやだすぐいっちゃうっ、あ、あ、あ、いく、いくぅぅ……っ♡」
絶頂を迎えた彼女の膣壁が容赦なしに剛直を絞り上げてくる。肉々しい無数の襞が流れを形成して搾精せんと全方位から刺激を与えてくる。
歯を食いしばってその刺激に耐えつつ、ギチギチに狭くなっている中をそれでもと肉棒で割り開いていく。挿し込んでいる膣口の下部からまた薄黄色の液体がびしゃびしゃ漏れていようがお構いなしに、より深く重く快楽を響かせるように。
「あがっ、もう出そうだっ、プラチナ!」
「わらひ、あ、あ、ずっといかされへへ、これ、や、らめ、
「いい、いいんだ、もっと交わろう、いっぱいセックスしようっ!あ、っふ、出す、出すぞプラチナぁっ!!」
ぎゅっと両手を彼女と繋がせる。すると彼女はすぐさま彼女は五指を絡ませてきた。「絶対に離さない」という意志が乗っているようにがっちりと。
それを利用して思いっきり最後にピストンをかけまくって、どんどんと腹の奥からどろどろとした熱が駆け上がってくるのを感じて更に白い柔尻に腰を打ち付けた。
「ひぎっ、あ、らめ、らめ、あ、あぁぁっ_____」
「あ、ぐ、お、出る、出るぅぅ____」
「____はあああああぁぁぁぁぁぁ…………っ♡」
「____うぐぅぅぅぅっ……!!」
そして、自分の生命力全てを差し出すように彼女の子宮へ白濁した粘液を吐き出した_____
*************
「………あの」
「………」
「…………プラチナ?」
「………なに?」
「………どうして私はここで仕事しているんだ?」
後日。
私のプラチナの関係は少し変化していた。
というより、プラチナの様子が明らかに変わっていた。
私は今執務室で仕事しているが、いつも座っているワークスペースの椅子には座っていない。どこにいるかと言えば______プラチナが普段座っているソファに、隣り合って座っていた。いや、座るようにねだられてしまった。
「……今は、近くに居てほしいから」
「………」
彼女の声が甘えを帯びている。人が来るとすぐに戻るが、二人きりの時はこうして幾分猫なで声で私と会話するようになっていた。
あまりの別人っぷりに頭が追い付かない。
「……分かった。けど、あんまりべたべたしすぎるのも良くないと思うぞ」
「………それは分かってる。分かってるけど……離れると、寂しいと思っちゃうんだ……私は今、おかしくなってる……だから、今だけ」
「………りょーかい。じゃ、このまま仕事しますか……」
果たして彼女はどこまでキャラ崩壊するのか。
漠然とした不安を抱えつつも、頭を撫でられて目を細める彼女の姿にどうしようもなく親愛を感じてしまっていたのだった。
☆俺自身が世界名画になることだ____
マリアは絶対にむっつりすけべ。工具の柄とかで一人遊びめっちゃしてそう(他人事)。たぶんマリア√書くならそういう感じのきっかけになるだろうなという妄想。
あっちなみに言っておきますが、アフター系列は除いて一話ごとに別の世界線です。