※この作品はR-18です。

異世界に女の子麗桜《リオ》として転生して生きていく   作:リュウコウ

4 / 8
季節によって、動物が違います。
白雪兎・氷雪鹿・水雹猪。
12月末から年明け1月末まで
雹雪熊もいます。
動物の名前はオリジナルです。

【淫乱】と【巨乳】のLvは、
ライトノベルと違います。

リーリャ
光魔法『剣光』



4 迷子の女の子と招かれざる客たちとその後

~~~私たちの自宅・居間~~~

 

連れてきた女の子を居間のソファーに寝かせ、暖炉に火を居れる。一応2人ともマントとフードは身に着けたまま作業する。お湯を沸かして蜂蜜入りハーブティーを3人分入れる。

 

「う...ん......」

 

目が覚めたかな?

 

「起きましたか?大丈夫ですか?」

「こちら、ハーブティーですよ♪どうぞ」

「ここ、おうち?どこ?」

 

私たちは、少女に無視された.....(しくしくしくしく)

 

「ここは私たちの家ですよ♪」

「貴女はゴブリンに襲われていたんですよ」

「ゴブリン......!」

 

身体が小刻みに震えている。

 

「ゴブリンはいませんから」

「そういえば狼......狼!.....私も食べる?」

「食べないよ♪」

「あの狼は、私たちのだからね」

 

見知らぬ人からは、受け付けないのかな?私たちが自分の分を飲んでみせ、それを見た少女は恐る恐るハーブティのカップに口をつける。

 

「それで、貴女はあんな所に何でいたの?」

「森の奥の方は魔物が沢山居て危ないよ」

「.....お....お母さんが、病気になって」

 

少女は戸惑いながら、事情を話してくれた。

.....母親が病気になった。家は貧乏だけど、いつもなら薬くらいは買えるだけの蓄えはあった。

でも今年は村で流行していて、薬が品切れ。

 

「このままじゃ、おかあさんが死んじゃう.....」

 

あー、泣き出しちゃったよ......。

 

(リオ、どうしよう?)

(この娘の母親だけじゃないみたいだからね?どうしようか?リーリャ)

(........よしっ!1本だけポーションを渡そう。リオ)

(もし、それで他の人たちが押し寄せてきたら、どうするのよ!リーリャ)

(その時は、この場所から引っ越すの)

(.....はぁ....、確かにこれから寒くなるけど)

 

「これをお母さんに飲ませてあげて」

「なにこれ?」

「お薬です。これを飲ませて、ご飯を食べて、暖かくして寝かせてね」

 

「....お薬って、薬草とかじゃないの?」

「薬草で作ったお薬です」

「.....おねえちゃんたちは魔女さん?」

「「は?」」

 

(この娘は何をいっているのかな?ねぇ、リーリャ)

(リオ.....もしかして、私たちフード被りっぱなし?)

 

私たちは、フードをとってから、

 

「私たちは魔女じゃありませんよ」

「そうなの?でも、このお薬貰ってもお金もって.....」

「今回は、特別です。それは、貴女のお母さんに使ってくださいね!約束ですよ」

「......うぅぅぅ...でもお金.....」

「お金はいいですから、今日は客室でお休みなさい」

 

私が少女と話している間に、リーリャが夕食を作り、テーブルに並べていく。3人で夕食を食べて、食後にお風呂に入れてから、客室で寝かす。

 

 

そして次の日の朝、朝食を食べさせた後、直ぐに少女を家に帰した。

 

 

森で少女を助けてから数日後、今日は食料確保の為、私たちは獲物を求めていた。後数日で11月。例年通りなら既に雪が降っていてもおかしくない。

 

助けた少女がいうには、ここから半日も歩くと、村に着くって言ってたね。ま、気にせず狩猟。

 

 

私たちの狩猟結果、白雪兎(ハクセツウサギ)3羽、氷雪鹿(ヒョウセツシカ)1匹を獲得。

フェンリル姉妹・フウとセツの狩猟結果、水雹猪(スイヒョウイノシシ)4匹。2人は意気揚々と家に帰る。

フェンリル姉妹は、森を駆け回っている。

冬の始めはこんなものかな♪

 

~~~森の奥・自宅~~~

 

私たちが自宅に着くと、玄関前に人が居た。

私たちが助けた少女と大人が2人、男女1人ずつ。

私とリーリャはフードを被る。

 

「あ、魔女のおねえちゃんたちだ!」

 

魔女じゃないって言ったのになぁ。

 

「......おい、あの小さいのが?」

「うん、そうだよ!魔女のおねえちゃんたち!」

 

私たち魔女じゃないよ。普通のか弱い女の子。

 

「アンタたちが魔女か?」

「.....魔女じゃないですよ」

「その娘にも違うよって言ったのになぁ」

「そうなのか?でも、魔女たちに薬を貰ったって」

「薬はあげましたが、魔女ではないです」

「......そうなのか」

「「はい」」

 

男の方が話しかけてきた。(男は話しかけないで)

私たちよりもずいぶん背が高い。17歳位かな?

その隣の女性もこちらを窺うように見ている。

歳は男と同じくらい?当選私たちよりも背は高い。

 

「こんなところに住んでいるのか?」

「「住んでますよ♪」」

「アンタたち2人で?」

「「はあ」」

「なんだってこんなところに.....そもそもど....」

「あなたたちに、関係ないですよね!」

「わかったら、帰ってください」しっしっ

 

私たちは、静かに暮らしたいだけなのに。

 

「ちょっとニール!怒らせてどうするのよ!」

「ああ、悪い。でもこんなところに2人で住ん....」

「誰にだって事情はあるでしょ!謝る相手違う!」

「あ、ええっと....その、すまない」

「.....いえ」

 

良かった、どうやら女性の方が常識人のようで、主導権は女性にあるみたいだ。

 

「ええと、その、俺はニール、コイツ、ココの兄だ」

 

(.....ココ?リーリャ、ココって誰?)

(う~んと、助けた少女がココ...かな?リオ)

 

「....ああ、この前助けた少女....ココね」

「「?」名前も知らない少女を1泊させたのか?」

 

(え?...え?何、この兄!リーリャ助けて)

(私も、この兄嫌だよ!リオぉぉぉ)

 

「えっと、その....今日来たのは、礼が言いたくて。その、アンタたちがくれた薬、あれのお陰で母さんが助かった。ありがとう」

「.....それは良かったです」

「それで、その、ええと....あの薬!アレ、も....」

「「お断りします」」

 

うわぁ、やっぱり厄介事だった。

 

「あの、お願い!コイツの恋人も病気なの。わたしコイツの姉でコリー」

「姉弟揃って、厚かましいんだね!」

「そういう事だから、さっさと帰ってね!」

「そういうこと言わないで、頼むよ!」

 

私たちは、首を振る。

 

「時間も材料が足りません。無理ですね」

「なんでだよ!こんな頼んでい.....」

 

男が続きを叫ぶ前に、フウとセツが。

 

「ガウゥゥ!」「ガルゥゥ!」

 

私たちが振り返ると、魔の森を駆け回ってから、帰ってきていた。

 

「この娘たちも、怒っていますので」

「バイバイ!ココちゃん」

 

 

 

3姉弟の襲来から3日。

私たちは今、自宅と村の中間に潜んでいる。

 

あの後、ニールは次の日も1人で来た。怖っわ。

相手にしなかった。その次の日も来た。1人で。

無視してやった。申し訳ないが。

あいつ、しつこすぎて、イライラする。

このままでは家の出入りも儘ならない。迷惑っ。

毎回毎回、恋人を助けてくれと訴えてくるけど、それってそっちだけの都合でしょ?

いい加減にして欲しい。

そのせいか私たちの日課にも身が入らない。

だからココに渡すことにした。

リーリャの『報光』を使って、ココの緑光を探す。

しかし、村の中に、緑色が見当たらない。

藍色だけが多数光っている。

 

「魔女のおねえちゃんたち?」

 

私たちの後ろから声をかけられた。

見つける側が、ココに見つかってしまった。

 

「どうしたの?なんでこんなところに魔女のおねえちゃんたちがいてるの?」

「「私たち、魔女じゃないですよ」」

「あ.....その、ごめんなさい。.....それで....おねえちゃんたちは、どうしてここに?」

「材料を1つ分、何とか見つけたので、これを」

「え...いいの!?凄く貴重なんでしょ?」

 

私たちが人差し指を口の前に持っていき、シーッ!

 

「あ、ごめんなさい....でも、いいの?」

「あー....その、正直鬱陶しくてですね?アレには!これを渡す代わりに、もう私たちの巣(家)に来ない様に伝えてもらえると嬉しいです」

「あー.....それは、その、ごめんなさい」

 

多分、ヤツは今日も今、私たちの巣(家)の前に居る。

 

「伝言よろしくね?」

「頼んだからね?」

「うん!」

「あと、冬の季節に入ったので、材料がないの!

だから、それが最後の1つ!ね!」

「.....うん、わかった」

 

ココに渡せたから、私たちは愛の巣へ帰る。家に帰ったら案の定家の前に居た。

 

 

 

 

それから数日後。

ドンドンドン!

ドアを叩く音がする。こんな朝早くから誰ー?

ドンドンドン!ドンドンドン!ドンドンドン!

五月蝿くて眠れないので、布団から這い出て居間まで移動。玄関を開けようとして寝間着姿。

 

(リオ!寝間着のままだよ!)

(危なかったよ!ありがとう。リーリャ)

 

慌てて【ストレージ】を操作、服を着替える。

フードも被り、鍵を外してドアを開ける。

 

「あ.....」

 

うげ、ニールだ。ドアを閉める。

直接喋るのは、嫌なのでドア越し。

 

「ココから、伝言を聞きませんでしたか?」

『いや、聞いた。でも、礼が言いたかった』

「はあ、そうですか。ではお帰りください」

『待ってくれ!妹に聞いた、あの薬、もう作れない貴重なものを、わざわざ....』

「はい、わかりました。お帰りください」

『礼の代わりに野菜を持ってきた!』

「そうですか、ありがとうございます。頂きます。ではお帰りください」

『さっきからなんで追い返そうとするんだ!』

「....あなたがなぜか私たちの家に入りたそうにしている!あの薬はあなたが余りにもしつこくて迷惑だから、やめさせるために仕方なくです」

『それは.....』

「わかったらもう帰ってください。そして来ないで!お野菜はありがとうございます」

『いや....じゃあ、その』

「はい、さようなら」

 

私は、やっとのことで追い返した。

精神的ダメージ[極大]

リーリャに慰めてもらおう。

野菜は迷惑料として、いただいておく。

 

~~~私たちの寝室~~~

 

あいつが来たあの日は、

1日中リーリャに慰めてもらった。

 

すると、次の日の朝、ステータス確認すると、私とリーリャ【淫乱】Lv 8、【巨乳】Lv 6。食事以外1日中やっていたらLv 8になるよね。

 

........冬がもうそこまで来ていた。

 

 

 

あっという間に12月。

あれから面倒な来客は1人もなかった。

雪がちらつき始めたのもあると思うけれど。

 

 

私たちは雪が降ってない日に採取に出る程度、後は、ポーション作りや鉄の作成。

砂鉄は冬になる前に川で大量に集めた。

冬の間はする事も無いので、昼間は鍛鉄生成。

長剣は無理。ナイフは作れたので、あと、包丁。

ちなみに月のものが来ると、交代で寝込みます。

痛み止め飲んでもだるい。

尚、冬になってからもフウとセツは外で暮らし、家の中で寝る時もあるけど、基本的に外暮らし。

 

 

 

1月。

この世界にも新年を祝うという考え方は存在する。

大きな街であればお祭り騒ぎになる所もある。

私たちが居た孤児院がある街では無かったけど、教会とか広場とかで多少の炊き出しがあった。

大きい街だったが領主がケチ、倹約にも限度が。

田舎の村でも祝ったりするとは聞いた事がある。.....ココの村でもやってるのかな?行くつもりはまったくないけど。

1月に入って2週間程たった頃、物凄い大雪が降った。お陰で完全に家が埋まってしまった。

家が潰れない様に私とリーリャで雪かき代わりに周辺の雪を【ストレージ】に収納して回ったり、面白くなってきたので周辺の雪を一掃した。

 

私はついに、剣の前の鍛鉄が出来た。

気合いを入れて一気に頑張った。昼間は錬成。

数日後、漸く剣が完成した。合わせてスキルレベルも上がった。【創造魔法】Lv 4!

 

ここまで長かった....、作れる物は短剣。

私たちはまだ子供で小柄だから、扱いやすい。

腕力もないし。【鑑定】もしてみた。

 

【鋼の短剣】

鍛鉄製。高品質。

 

そして完成のお祝いとして、自分へのご褒美。

いつもより、私とリーリャはじっくりねっとり、日課に勤しんだ。3日間。

 

3日後、私とリーリャはステータスを確認。

【淫乱】Lv 10、【巨乳】Lv 8。

....とうとう【淫乱】がカウンターストップ。

2人でイチャイチャしていたら上がるよね♪

 

 

 

2月。

今年は2月も雪が多い。例年なら沢山降らない。そして、実は2月は私たちの誕生月だ。つまり今月で11歳になるわけである。

ただし、正確な誕生月ではなかったりする。私たちの本当の誕生日がいつなのかわからない。私たちが孤児院に捨てられていたのが2月だ。ただそれだけ。だから私たちが拾われたその日をしたに過ぎない。そして拾われた時に既に1歳位に見えたので、取り敢えず1歳という事にした。たったそれだけの話。

名前に関しても、その時に着ていた服に刺繍してあった文字列から取って付けたそうだ。刺繍の糸がほつれていて一部分しか読めなかったのだと教えてもらった。ところで、胸がまた大きくなっているんですが?この1ヶ月間は、イチャイチャタイム増大!だったよ♪

怖いけど、ステータス...か...確認。

【巨乳】Lv 10.....とっ、現実逃避していた。

3月に入る前に遂に胸もカウンターストップ♪

わあぁぁぁい♪やったぁぁ♪女性の魅力アップ♪

男になんかに魅せてたまるか!

身長...は?....据え置きですよね!どういう事!?

2人ともちゃんとご飯食べているよ!

 

 

 

 

3月。

雪が解けて漸く外に出られる様になった。

春の山菜を摘もうと散策に出る。獣が沢山居た。

リーリャが『槍光』を放ち続けた。山菜が肉に。

私が作り上げた【鋼の短剣】を私とリーリャが扱うと端から見たら、危なっかしい。

剣の代わりに光魔法『剣光(ケンコウ)』を作った。

 

 

暖かくなってきたので狩りに採取に畑にと、充実した日々を過ごしていたある日。私たちの寝室から窓の外に目をやると、汗臭そうなむさいおっさん1名が向かってくる。玄関前で迎え撃つ!

 

私とリーリャ、フウとセツ4人で。

 

「......どちら様?」

「お前たちが魔女か?」

「違います」

「人違いでは?」

「お前、タダでココにやったんだってな」

「あれが最後の1本ですよ」

「嘘つくなよ。あるんだろ?」

 

 

フウとセツ追い払っておしまい!

 

 

それから数日置きにやってくる中年のおっさん。

怖っわ。キッモ。は....吐き気が。

しかも1人ではない、複数。め...目眩が...。

更に、複数グループ。ココの村以外からも来る。

更に困った事に周辺を治める領主にも噂が届き、私たちを召し上げる為に兵の準備をしていると、隣村から来た人が教えてくれた。感謝はするが、ポーションは売れない。これ以上広まると。

.....もう、ここに居るのも限界かな。

 

 

私たちは諦めて森を出る事にした。

 

 

 

 

 

さて、そうと決まれば夜逃げの準備だ。

......と言っても正直、準備は有って無い。

基本的に私たちの持ち物は【ストレージ】に収納してある。最後のひとつそれは最後。

 

今は夕方、表に居た連中は一旦ココの村まで戻った様だ。隠れている奴はいないようで『報光』の光はない。

邪魔にならない様に髪を三つ編みにして、動きやすい服装に着替える。スカートよりズボン?裾丈は長いものにした。家に居る時

キュロットかスカートパンツ、流石に険しい山の中を歩くのには適していない。

上着も丈夫な作りのものに着替え、なめした革で作った胸当てを装着、使わないが腰に短剣を下げる。最後にその上からなめした革のマントを羽織り、フードを被る。完璧だ。私たちは目立っては、ダメなので黒一色。

 

暖炉の前で丸くなっていたフウとセツがいつの間にか起きてこちらを見ていた。

.....どうしよう?一緒に来てくれれば凄く心強いけど。フウとセツは黙って見てる。

 

「フウとセツ、私たち、この森を出て行くことにしたの」

「......」「......」

「それで、フウとセツはどうする?森に残る?

それとも.....一緒に来る?」

「ウォォォン!」「ウオォォン!」

 

どうやら着いて来てくれるらしい。嬉しい、凄く嬉しい。......日々の生活が思い出される。それでも森を離れないといけない。このままここにいても録な事にはならない。

 

なので、

『家』を【ストレージ】に収納した。

後に残ったのは排水溝だけ。

 

え?家を残していく?痕跡を消す為に燃やす?

そんな馬鹿な。私たちの愛の巣を無かったことになんてしないよ♪【ストレージ】様様!家の基礎部分は石垣の中。石垣部分ごと収納。これで何の問題もない。庭も畑も持っていける。可動式庭付き一戸建て。なんて素晴らしい。闇夜に乗じて私たちは脱出!

 

......あれから5時間ほど歩いたあたりで、小休憩を取る事にした、眠気覚まし、体力回復、疲労回復、全部ポーションで対処できる。実際、狩りの時に私たちはたまに使っている。ポーションで誤魔化し過ぎるのも身体に悪い。移動している方向は一応、東。確かそっちに行けば幾つかの村の先に街がある。

名はハルーラ。幾つかのギルドもある。

ココの住む村は南東の方角だから、そこまで行けば遭遇する可能性はそうそう無いはず。因みにこの辺りを治めている男爵の街は森の南。港街ネイザン。ついでにカエル顔の商人も居る。だから絶対にそっちには行かない。軽食をとりながら『報光』で警戒しつ、東へ。フウとセツも警戒してくれているので、1時間程仮眠を取ってから移動を再開。

 

女の子2人の足だから、明日の昼過ぎに森を抜けられるはず?途中に何もなければ。オーク1匹とゴブリン数匹に『槍光』を放つ。あれ以外の邪魔は特に無く森を抜けた。私たちは茂みに隠れて周囲の光に集中する。『報光』には、反応が見当たらない。後は目視。前良し!後ろフウ良し!右良し!左リーリャ良し!私良し!

 

前良し!後ろセツ良し!左良し!右リオ良し!

 

 

私たちとフウとセツと並んで草原を歩きながら、これからの事について考えている。私たちの顔を知っている人はほとんどいない。1人しか居ない。ココ。あの娘は私たちよりも背が低かったから、いつも私たちを見上げる形。

フードを被っていてもほぼまる見えだった。

ハルーラまで行けば問題ない。あの森に住んでいるのだから。そうなると、後は孤児院で一緒に暮らしていた子達。

この1年間で、私たちの豊満なこの美乳、それと髪も伸びてずいぶんと長くなった。しかし、リーリャの紅髪は目立つ。しかし光魔法『染光(センコウ)』で変える。光魔法カウンターストップで覚えた。

『染光』その名の通り、色を変える。だから、今、リーリャの髪は、炎髪(エンハツ)から漆髪黒瞳(シツハツコクドウ)に変わった。

私の雷髪(ライハツ)も漆髪黒瞳(シツハツコクドウ)に変えてもらった。それに今は、バランスの取れた食生活で健康的にふっくらと、魅力的な体つきになっている。顔つきも変わり、初見でいきなりばれるという事はない?

そう思いたい。カエル顔の商人は数回遠目から見ただけだしね、多分大丈夫。うん、気を付けていれば大丈夫!

 

 

それから2日程歩いて漸く街道に辿り着いた。

 

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