異世界に女の子麗桜《リオ》として転生して生きていく 作:リュウコウ
[黄]=フウとセツ追加。
リオ
【鍛冶:Lv 3(VIT+1)】
【侍:Lv 1(VIT+1)】
リオとリーリャ
【料理:Lv 10(DEX+4)】
リーリャ
【剣士:Lv 3(VIT+1)】
神剣
神刀(オリジナル)
白光刀(びゃくこうとう):光属性
闇黒刀(あんこくとう):闇属性
聖剣
暗黒剣
領都に着いて宿をとってフウとセツを預けた後、夜まで時間もあるので市場を見て回る事にした。ギルド?なんとなく面倒な事になりそうなのでスルーで。そもそも仕事を受ける時間も無いし、受けたとしても薬草採取くらいしかできないし?
なんて考えつつも露店から店の軒先まで色々と見て回ってみる。
ハルーラで見かけなかったものも色々あるなあ。
というか、どれもこれもなんだかちょっと安い?卵もちらほら見かけるけれど、ハルーラで聞いた相場よりも若干安い。いや、高いのもあるんだけれど、どういう事?わからない事は知ってそうな人に聞くのがベター。というわけでリリーさんに聞いてみる。
「あ、それは人が多いからですよ」
((人が多いから?))
「えっと、なんと言えばいいのか......」
((んー?あ、需要と供給って事?))
「消費者が多いから供給量も増えて」
「結果的に流通も安定するから仕入れ値が下がって」
「「売値が下がる、ということだですか?」』
「...........そうです。今の一言でよくそこまでわかりましたね」
((それはまあ、色々とね))
「
「
((ふむう))
..........ちなみに卵は王都で買うとハルーラの
「地方は消費量が少ないですし、持っていくのに手間もかかりますからね」
「「ああ、移動にかかるコストを値段に乗るわけてわすか」」
「ふふぅ♪」
「「どうしたのですか、リリーさん?」」
「いえっ。ただ、ちょっと可笑しくて。リオさんとリーリャさんは本当に仲が
私たちは、顔を見合わせて、頬を赤くする。
「お2人が言うとおりで、そういう事ですね。そういった
なるほどなー。そう考えると住むなら王都より領都のほうがいいのかも?
「流通の難しい海の魚とかはどうなるのですか?」
「塩漬けの魚でも海からの距離が離れるほどに高くなります。生だと値上がり具合が酷い事になりますね。魔法を使って保存しつつ運ぶという方法も無いではないですけど、そういう方法は上級貴族や王族の
((なるほど、つまり))
(今、私たちの【ストレージ】内にある大量の海鮮品は)
(凄く高く売れると)
((売らないけどね))
干物や天日干しとか、教えたら流通事情ががらりと変わりそう。面倒事に巻き込まれそうだから教えないけれどね。私たちで作って私たちで食べる程度にしておくのが無難無難。
「そういうわけなので、
「.......そういう、基本になる価格って、
「ええと、そのあたりの事は流石に私にはちょっと.......」
((そりゃそうだ))
「すみません、ちょっと気になっただけですので。......んー」
「王都よりも
「そうですね、
「買いましょう。たくさん買いましょう」
「(本当にリオは、お米が欲しかったのですね♪私が居た世界にもお米はありましたが、主食はパンが多かったですけれど)」
「(私もパンは食べていたけれど、お米を食べていた
「そう言うと思ってました.......」
達観したような表情のリリーさんとアリサさんを連れて、れっつ、米探し!
【鑑定】を使って見て回ると、あるわあるわ。古米混ぜてるやつがたくさん。気持ちはわかる。たがスルーする。
「
「
「下半分が古米みたいたの」
「え.......」
「ちなみに
「.........本当ですか?」
「信じる信じないは自由ですよ」
「ですね。私とリオは相思相愛なので、信じていますよ♪」
私は、胸を張る。
「「は......ははは」」
信じられないものを見るような目で見ないでください。それもこれもLv 10の【鑑定】スキルと【解析】スキルのせいです。
ちなみに言い当てられた商人達はそっと目を逸らしたり。いや、別に責めているわけではないから。ただ、貴方達からは買わないってだけで。........因縁をつけてこないだけ、皆さん良心的だとすら思いますよ?
そんな感じで
(これで、リーリャの世界にもあった、お餅が作れるよ♪)
(やった♪でも、食べていたと言っても、もち米事態が少なかったから、新年を祝う時に食べていただけだから)
(そうなんだ。私がいた世界と一緒だったんだね♪)
小豆てか大豆は普通に売っているし既に購入済みだから
結局、色々な食材を買い込んだ後、ついでに服屋や武器屋も見て回ったけれど、
服はデザインが気に入らない。っていうか、胸がきつい。やっぱり自作するのが1番っぽい。なので王都に着いたら生地を買おう。生地も王都のほうが色々な種類がありそうだし。
武器に関しては、自作のナイフよりもいい品質のものが無かった。材質的には上位のものはあったのだけれど........。
領都でも
なんとか鍛冶場を借りたりできないものか.......んー。
なんてやっているうちに結構いい時間になってきたので、一旦宿に戻ってレストランに行く準備をする事にした。
((正装、というわけではないけれど、
私たち?身だしなみ整えてもどうせその上にマントを
リリーさん達も何というか、お嬢様っぽい感じのドレス(* ̄◇)=3?ごてごてしたデザインではなく、裕福な家の
「リオさん、リーリャさん、可愛いです.......」
「........なんというか、妙な色気が凄いよー」
「「ありがとうございます。でも、お2人も可愛いですよ?」」
なんて、イチャイチャしつつレストランへと向かう。
というわけでやってまいりました、レストランでございます。
時間は夕飯というなはちょっと早めの時間帯。
((なるほど、気を
ちなみにフウとセツは
((ごめんよぅ.......
宿からレストランまでは徒歩で移動、なんだけれど、実は割とすぐ近くだったので5分もかからずに到着した。中に入ると待合室まで通されて、しばし待機。
ちなみに
そんなこんなでテーブルまで案内されて椅子を引かれ、着席、しようとしたところで問題が発生。私たちがマントを着用しっぱなしなのがまずいらしい。
マント着用のままでもいいのでは?と、聞いてみたところ、以前は確かにそうだったのだけれど、最近その格好で問題を起こした冒険者が複数いたとかで見直す事になったのだそうだ。何というとばっちり。
「なんだかすみません.........こんな事になってたなんて.........」
「「大丈夫ですよ、気にしないでください」」
((リリーが凄い恐縮しちゃってて少し申し訳がない気分になる。いや、ほんと気にしないでいいからね?))
((諦めてマントを脱いで給仕の人に預けると、
でも、もう
気を取り直しておしゃべりしているうちにいよいよお料理が運ばれてきた。
運ばれてきた料理はテーブルの上に全部乗せたのだった。コース料理ではないらしい。
リリーさん
そもそも、お金を持っている平民となると上位の冒険者である場合も多いとかなんとか。それだと確かにマナーを学ぶのは難しい気がする。
んー、貴族とも付き合いがあるであろう大商人とかたとまだ違うのかもしれないけれど.........
リリーさんに聞いてみると、
さてさて、何はともあれ料理ですよ。
内容はサラダ、スープ、唐揚げっぽいもの。パンは
更に後からメインの肉料理が運ばれてくるらしい。そして最後にデザートもあるみたい?それぞれで食べ過ぎるとデザートが入らなくない?全体的にかなり量が多くて、なんだかなんだか色々微妙な気が.......。
色々気にはなるけれど取り敢えず食事開始。カトラリーも複数並んでいるけれど、順番に該当するものを使っておけば問題は無いかな?
(クレームがあるからって、料理を全部乗せておいてカトラリーは複数並べるとか。ねぇ、リオ♪)
(リーリャの言う通り、やっぱりおかしい気がする)
周りのテーブルにさりげなく視線をやってみれば、1種類しか使わずに色々食べている人がちらほら.........。((は....ははは))
少し首をかしげていると、給仕の男性があまり気になさらなくとも大丈夫ですよ、と、声を掛けてくれた。
(まぁ、
(ほんと、失礼しちゃうわ!リオ♪)
マナーはよくわからなくても、カトラリーが並んでいるというだけで貴族と同じような扱いを受けている!と、まあ、そういう事らしく。
それに、数年に1度の
さてさて。全部乗せだけれど一応コースに乗っ取った順番で食べるのがマナーかな?というわけでまず1口水に口をつけて、最初は前菜を兼ねているっぽいサラダから。見た感じレタスっぽい葉野菜にソースっぽいのが掛かっている。フォークで刺してぱくり。しゃくしゃく。あー、レタスだこれ。
んー、
そういえば後からメインの肉料理を運んでくるって言っていたけれど?それの流用かな?風味的に赤ワインを使っているようだから、牛肉のワイン煮あたり?
メインの肉料理について給仕の人に確認してみたら、なんでわかってのかと驚かれた。サラダのソースの事を説明したら信じられないものを見る目で見られた。あれ?普通わかるでしょ?え?わからないのが普通?((そんな事を言われましても))
サラダを平らげて次はスープ。具だくさんだ。スープは澄んでいて丁寧に
「リオさんとリーリャさん、気に入ったみたいですね」
「「わかりますか?」」
「はい、凄い幸せそうな顔してますから」
無意識に頬が緩んでいたらしい。((ちょっと恥ずかしい))でも美味しいものを食べるのは幸せな事なので仕方がないのです。と、伝えると。
「そうですね。美味しいものを食べると幸せな気持ちになりますよね。ふふっ。周りの人もリオさんとリーリャさんの表情に
........みんな、私たちの事、見過ぎじゃない?ご飯を食べるの集中しようよ。もぐもぐ。もぐもぐ。
「でも驚きました。リオさんとリーリャさん、テーブルマナーわかるんですね。私よりもちゃんとできてて.........、一体どこで覚えたんですか?」
「「秘密です」」
((前世で覚えました。なんて言えるはずもないけれど、これでも一応お偉いさんとの会食などをしていましたので。それに合わせて相応の作法は身につけてある))
((でもリリーさんが気になるのも仕方がないとは思う。前世ではともかく、今の私たちは冒険者なので、基本的に世間一般では無教養と思われているのが普通だ。更に私たちはまだ11歳。だというのにそれがほぼ完璧にテーブルマナーをこなしていれば変に思われても
((とはいえ、明確に答えられるはずもないので))くてりと首を
「リリー、ほら、リオさんとリーリャさんだから......」
「........そだね」
((
ともあれ、スープも平らげたのでパンに手を伸ばす
ちぎって1口。もしゃもしゃ。うーん、柔らかい。天然酵母を使ったものと比較したら当然硬い部類だけれど、今まで食べたパンは基本的に黒パンばかりだったので、柔らかいパンは久しぶり。というか前世ぶり?そう考えると少し感慨深いものが........ああ、天然酵母といえば、今度自作してパンを焼くのもいいかもしれない。というかなんで今まで思いつかなかったのか、無念だ。
さて、次は唐揚げっぽいもの。フォークでざくり。パクリ、はむはむ.......うん、鶏の唐揚げだ
料理人の腕がいいのか揚げ具合は悪くない、ジューシー。ただ、衣の食感的に二度揚げしている感じではないのが惜しい。そして肉の味。タレに漬けて下味をつけるとかせずに塩
(というか肉の後にまた肉が来るって、やっぱり微妙だよね。リーリャ?)
(そうだね、リオ。でも、内陸部で魚の輸送が難しいから)
「「肉が続くのもちょっと重いですね.....」」
「まあ、色々とありますから.......」
「「やっぱり本来のコース料理だと魚なんですか?」」
「そうですね、って、なんで知ってるんですか!?」
「「まあ色々と、でも、
「コース料理で使えるような大きな
「「.......
そもそも魔物が出てくる事もあるので川でおちおち釣りもしていられないとかなんとか。
だから
そういった事情から、
でも
なんて
でもだからと言って手を抜いている風ではなく、ちゃんと
「リオさん、リーリャさん、
((おおっと、周囲の目が!でも美味しいから我慢するのは無理!))
ワイン煮を平らげると、最後にデザートが運ばれてきた。
((ちゃんとふんわりしているという事から察するに、重曹を使っている?あー.......重曹が
((あ、そういえば
そして全て完食。
いやはや、お腹一杯。というかきつい!ちょっと食べ過ぎた!っていうかやっぱり量が多いよー!
「「.......ちょっと苦しいです。美味しかったですけれど、やっぱり量、多くないですか?」」
「ああ、
「「なるほど、納得しました」」
冒険者は身体が資本だし、
*
宿への帰り道にぽっこりお腹を
(夜、リーリャとイチャイチャしないと♪)
(夜、リオとイチャイチャしないと♪)
王都を目指し、領都を出発してから3日目の昼下がり。
お昼寝をしたくなるようないいお天気ですが、私たちの目の前には複数の死体が転がっていてまさに
((なんでこんな事になんでこんな事になっているのかといえば、
((いや、
((
(崖から転落した馬車に同乗してい人達の死体を見た時は、前世の記憶が戻った直後なのもあって日本人的な倫理観で胸がきゅーってなった。リーリャが居た世界では、死と隣り合わせに近かったらしい)
(崖から転落した馬車に同乗していた人達の死体を見た時は、前世の記憶が戻った直後、
(ちょっと冷静になろうか。えーと、
(......リオ、大丈夫?)
(......リーリャ?う....うん。今、深呼吸をしたから、なんとか大丈夫)
(良かった、リオ。王都の宿に行ったら、私が慰めるね♪)
(ありがとう、リーリャ。たくさん甘える♪)
((で、状況としては盗賊に襲われて返り討ちにした、って事ではあるんだけれど、事の起こりは左右が森に挟まれた街道に入ってしばらく進んだあたりの事だった))
((そして
(見たところ
(リオ。左右の森の中の木の上にそれぞれ1人ずついるの)
(了解。伏兵がいるのだったら)
(リオ、弓を構えている)
((当然抵抗するのだけれど、ぶっちゃけ一方的だぅた))
((まず、リリーさんが以前言っていた切り札【結界魔法】で馬車を囲むように結界を張った。
((次にフウとセツが飛び出して馬車を囲んでいる盗賊をぶっ飛ばしながらそれぞれ左右の森に突入、木の上の伏兵を倒しに駆けていった))
((フウとセツに驚いて隙を見せた盗賊目掛けてアリサさんが
((はい、子供扱いです、いや、実際子供だけれど))
((そんな一方的な展開でアリサさんは1人斬り伏せ、リリーさんの魔法で盗賊をばらばらに散らしていたところ、アリサさんの次の相手が盗賊の頭目だったらしくて))
((なかなか腕が立つようで、アリサさんが
((
(んー、直接攻撃じゃなくて間接攻撃だったのもあってまだ実感が涌いていないのかもしれない)
(多分、そうだよ。リオ)
(それなら、大丈夫かな)
「リオさん、リーリャさん、どうかしたんですか?」
「あー、いえ。実は私たち、人を殺したのは初めてだったので。ねぇリーリャ」
「そうね、リオ。だから、ちょっと.......」
「そうだったんですか.......でも、気にしないほうがいいですよ?
「そうだよー。自分の身は自分で守るのが当然だからねー」
「ああ、あえ。思っていたよりも感じなかったなー、と.......」
「こんなものよ、リオ。元の世界でも、盗賊がいたけれど、私も思っていたよりも、感じなかったから」
「「モトノセカイ?」」
「あっ、いえ。オホホホホホ、今のは、聞かなかったことに」
「「は......はぁ」」
(リーリャ。元の世界の事は、内緒にしないと」
(ごめん、リオ。そうだったね、元の世界の事は内緒)
「そうですね、意外とそういうものだと思いますよ。私も初めての時はそんな感じでしたし」
「私は一杯一杯で悩む余裕無かったかなー?
((なるほどなー。取り敢えずスキルは後にしよう))
なんて話し込んでいたら森の中からフウとセツが戻ってきた。死体を
「「そういえば、
「役場に持っていけば引き取ってもらえますけれど、馬車に乗せて移動するのは、正直ちょっと.......」
「「そうですね.......」」
((正直、【ストレージ】に入れるのもちょっと抵抗がある))
「放置するので
「「......腐って臭ったりしません?」」
「近くの街に着いた時に門番の人に伝えておけば処置をしにきてくれますから、大丈夫です。賞金が掛かっていれば後日、報奨金ももらえたりもしますし」
「なるほど、じゃあそうしましょうか」
((という事で道の端に山積みにしておいた。むしろフウとセツがやってくれた。なお、【
「
「「えーと、内緒で?((【結界魔法】は使えないけれど、私が【解析】したし、使えなくても、私たちの【時空間魔法】を使って))」」
「リリーの数少ない取り特だもんねー?」
「アリサ!怒るよ!」
「えー?」
「「いえいえ、攻撃魔法も凄かったですよ」」
「
「「使えますが、目立ちますから。今の弱い魔法だったら」」
「3人とも、そろそろ移動しないー?死体の横で立ち話も流石に微妙じゃないー?」
「......そうだね」
「「........そうしましょうか」」
((そういえば、死体の側だってよ。てへっ))
((衝撃の
((そして、今は昼休憩中。街道の外に馬車を出して停め、『エイリア』には、馬車を守ってもらい、テーブルと椅子を出してゆったり食事))
((メニューは卵サンド。半熟に
((ちなみに
「リオさんとリーリャさん、一体あとどれくらいレシピを持ってるんですか?こんなパン料理、初めてです!」
「というか
((リリーさん達の初めてを2つも奪ってしまった......!っていうか、卵サンドくらい普及させておいてください。過去の転生者さん達。そんなに作り方は難しくないじゃないの))
「リオさんとリーリャさん、もう料理人になったほうがいいんじゃないですか?」
「「料理人はちょっと......料理はあくまで趣味なので」」
「....
「趣味ってレベルじゃないよねー......!」
(そういわれてもねえ、リーリャ?)
(そうね、リオ♪)
「ああ、そうだ。リリーさん、王都の宿でお勧めの所って
「フウとセツが泊まれてお風呂があるといいんですけれど」
「
「「え?
「そんな、実家に招待します!うちに泊まってください!」
「「ええ?
「いえいえ、色々お世話になってますし、今もこんな美味しい食事も頂いてますから、
((わはー、凄い押してくるね......でも、んー))
「「えっと、じゃあ、お言葉に甘えて?」」
「はい!甘えちゃってください!」
(まあ、確かに色々と食べさせているし、そうしよう、リオ♪)
(そうだね、リーリャ♪少しお泊まりするくらいならいいかな?)
「ちょっとリリー、ずるいよー?」
「こういうものは早いもの勝ちだよ、アリサ?」
「むー。じゃあ、
(どうする、リーリャ?)
(どうしよう、リオ?)
「そういえば、リオさんとリーリャさんは王都に着いたら何か予定とかあるんですか?食材を買った後とか」
「そうですね、私は【
「私は、【
「え?リオさんは【
「基本的に、【雷魔法】の剣を使っているから、【鍛冶】スキルがあるし、【侍】スキルもあるから、刀や剣を作ってみたくて」
「......
「「アリサさん?」」
「あ、そっか。アリサの家って......」
「「アリサさんの家?何かあるんですか?」」
「私の家は代々剣士の家系なんだよー。
((なるほどー))
「
「お金のほうは多分足りると思います。足りなければ頑張って薬草採取をして稼ぎますし、
「半年!?」
一応、スキルレベル10が目標だったりするからね。集中して鍛えるなら半年も
「そうだ、リーリャ。【剣士】スキルを上げたいなら、『レイヤー』に鍛えてもらう♪」
「リオが半年間も、
「だって、『レイヤー』。頼める?」
「わかりマシタ。仰せのまま」
「えっと、お話は終わったかなー?」
「ごめんね、アリサさん。お願いしても大丈夫でしょうか?」
「任せてー!美味しいものたくさん食べさせてもらってるからねー?」
((
「
魔力剣も属性剣も付与された魔法が強力なものであれば、
そして、
更に物によっては武器固有の特殊な必殺技が使えるとかなんとか?
でもって、魔剣の作成には基本的に【錬金術】が必要らしい。またしても【錬金術】か.......!
そして、強力な魔剣を手にするのが大体の剣士の目標なんだとか。ふむー。
「魔剣を手に入れれば
「色々あるんですね」
「そうだねー。後は聖剣とか暗黒剣かなー?」
(ほほう、そんなものまで......。リーリャは属性剣は欲しい?それとも聖剣?)
(リオが作ってくれるなら、リオ、オリジナルがいいかな♪)
(なら、
(
最後に
でもまあ、なんだね。
最後の神剣とかいうのはよくわからないけれど、昔に作れた人がいたって事なら聖剣と暗黒剣はぶっちゃけ【創造魔法】でなんとかできそうな気もするわけで、そう考えるとアリサさんにはとてもありがたい話をしてもらった気がする。
(うん、取り敢えず、まずはリーリャの為に
(ありがとう、リオ♪私たちの愛の巣で、たっぷり奉仕するね♪)
((そんなこんなでやっと王都に着きましたよ、と))
((いや、実はまだ城壁の外なんだけれどね。門には長蛇の列ができてまして、列にならんでからそろそろ1時間近くになろうかという頃合いです))
((馬車で麦畑に挟まれた街道を道なりに進み、小高い丘を越えた所で王都が一望できる場所に出たんだけれど、
((まず最初に驚いたのはやはり
((
((次は下級貴族や平民の富裕層、貴族向けの高級店などがある区画。第2区画。リリーさん達の実家は
((各種ギルドの国内の本部も
((富裕区画を囲う第3城壁の外が一般層の区画。第3区画。1番面積が大きい))
((店なんかも手頃な価格帯で、利用しやすい。一般区画と富裕区画を区切る壁の出入りの制度は特に無い。ギルド本部も富裕区画の方にあるから当然といえば当然))
((ちなみに一般区画には各種ギルドの出張所もあったりする。富裕区画の宿に寝泊まりできる冒険者はそう多くないし、かといってギルドまでの移動も
((で、
割と階級差がはっきりしていて、孤児上がりの冒険者としてはちょっと。世の中、
(というか、よくもまあこんなに巨大な壁を作れるものだなあ、と、思わなくもないんだけれだ、
(私が居た世界は、魔法で建てていないよ。ちゃんと建築を受け持つ組織が
(そっか)
((ちなみに
((と、いうような事を列に並んでいる間に時間潰しかまてらにリリーさん聞いたりしていたわけだけれど、
((ちなみに現在の私達は徒歩。王都が一望できる丘を越えた辺りで馬車と『エミリア』『レイヤー』『パレット』は収納して、
((いやはや、少女4人の徒歩目立つ目立つ。更に
((列に並んでからも周囲の視線が集まって妙に落ち着かないしで、もういい加減うんざりしてきた))
((もうそろそろお昼になる頃だからお腹も空いてきたしで、立ちっぱなしでいい加減疲れたー))
「「いつもこんなに混むんですか?」」
「そうですね、
「西区の
「東区も職人街があるから武器の仕入れに行く商人もいるらしいですけど、
「北の門は貴族専用だしねー」
((
「「門の所で3列くらいになっているみたいですけれど.......」」
「1つは一般用、1つは商人、もう1つが冒険者ですね」
「商人は積み荷のチェックが入るから時間がかかるねー」
「一般の所は1番人が多いので時間かかりますね」
「冒険者の列は依頼で外に出て帰ってきた場合のチェックだけだから割とすぐ済むよー」
「仕事で外に出てた以外の、普通に移動してきた場合だと一般用の列に回されるので、一般の列が1番時間かかりますね.......」
((ぎゃふん。結局王都に滞在している冒険者以外は全員時間がかかるって事かー))
「貴族の
(なるほどなー、羨ましい事だね。でも貴族たか色々
(そうだよ、リオ。貴族って、仕来たりが厳しいからね♪)
(リーリャが居た世界も、そうだった?)
(そうだったよ)
「「権力者の特権なんでしょうけれど、
「.......リオさんとリーリャさんは貴族の
「そういうのを考えないで文句だけ言う人が多いからねー」
((なんてだらだら
「なんだ
((えわー、コイツめんどくせぇー。そんなの魔道具で確認すればすぐわかる事じゃないのさー。さっさと調べて中に入れてよー))
((結局ねちねちと時間をかけて確認されて、門の中に入る頃にはドッと疲れてしまった))
「
「毎回アレっていえのは、正直どうなんでしょうね.......」
「「えっ!?
「はい........」
((......
「.......お腹も空きましたし、私の実家にまっすぐ行きましょうか?」
「「そうですね、色々と見て回るのは明日以降でもいいですし」」
((取り敢えずどうでもいい事は色々とスルーして、さっさとリリーさんの家に向かう事にした。うん、したんだけれどね?))
*
((でかい。屋敷がでかい。庭も広い。何
「あー、そういえば言ってませんでしたね......」
((.......リリーさんの実家は準男爵家だった。あ、貴族じゃないよ?準男爵は世襲できる爵位だけれど、階級自体は平民。つまるところ、平民階級の最上級ってところかな?))
((ご先祖様が昔の戦争で活躍して受勲・授爵したそうで、
((ちなみにアリサさんの実家も同様に準男爵で家はお隣さん。ご先祖様がコンビを組んで戦争で頑張ったのだそうで、
((そんな準男爵家のご令嬢がなんで田舎の街の宿屋でウェイトレスなんてやっていたのかというと、将来の就職とかのためだそうで))
((リリーさんの家もアリサさんの家もちゃんと別に嫡男がいるという事で、2人は将来的には家を出て仕事を探すとか
((で、リリーさんのお姉さんのサレナさんは冒険者ギルドに就職済みで、実は王都ギルド本部の幹部候補なんだとか))
((経歴への
((ちなみにリリーさん家の跡取りはリリーさんの弟で、アリサさんの家の跡取りはお兄さんだそうで、
((え?貴族様しか通えないんじゃないかって?お金を積めば平民でも通えない事は無いんだってさ。準男爵家とかだといつか
((リリーさん達は娘だったので
そんなこんなで門の前で別れて、リリーさんと一緒に屋敷に入ったところまではよかったんだけれど。
「あらあらあら、まあまあまあ!リリーがこんな可愛いお嫁さんを2人も連れて帰ってくるだなんて!どうしましょう?今夜はお祝いかしら?」
「母さん、リオさんとリーリャさんはそういうのじゃないから!落ち着いて!」
「リオさんとリーリャさん?リオちゃんとリーリャちゃんって言うのね、ぴったりの可愛らしい名前ね!リオちゃんとリーリャちゃんって呼んでも良いかしら?リオちゃんとリーリャちゃん、うちのリリーを末永くよろしくね!」
「奥様、お客様がお困りです。いい加減落ち着いてください」
「あら?あらら?そうなの?どうしましょう?」
.......このちょっと天然が入ってるっぽい感じの見た目20代後半くらいにしか見えないマダム、リリーさんのお母様だそうで、名前はミリアムさん。
ご覧のとおり、天然で若干思い込みが激しく、押しが強い
(ねぇねぇ、リオ!どうしましょう。私たち、リリーちゃんのお嫁さんだって?)
(う~ん、どうする、リーリャ?私は、リリーとも、仲良くしたいけれど、そうしたら.......)
(私もリリーちゃんと仲良くしたいから、あの私たちの家を、御屋敷に作り替えないといけないね。リオ♪)
(私たち、思っていることは、一緒だったね♪)
「すみませんすみませんすみませんすみません!うちの母がすみません!」
((あー、うん))
「リリー、式はいつにしようかしら!」
「「あの、ミリアムお母様?宜しいでしょうか?」」
「なにかしら、リオちゃんリーリャちゃん?」
「式は、私たちの御屋敷ができてからで」
「お願い致します。ミリアムお母様♪」
「まぁ!ふぅ~~~っ」
バタン。
「奥様、奥様。お気を確かに!」