GODEATER2 AnotherBlood R-Night 作:Vekterアイギス
ブラック片手にどうぞ。
今回は珍しく挿絵ありです。
アナグラ 整備室
夜も更けようかとしている時間帯。
「いやー戦った戦った~!!」
「お疲れ様。寒かったでしょ?」
任務から戻ってきたクロサキをリッカは笑顔で迎える。
額の汗を拭う彼女は、神機の整備をしている最中だった。
「結構っていうか大分な。全く年の瀬は冷えて困る。
リッカも遅くまで神機の整備か。遅くまでご苦労だな...」
「ふふっ神機は皆の命だからね。疎かにするわけにはいかないから...
あ、レイジ君の神機も整備終わってるよ。」
そう言ってリッカは神機を取り出してクロサキに手渡す。
先の戦いで消耗していたクロサキは二本ある神機の片方をリッカに預けていた。
当然、一刀でも申し分のない戦闘力だ。
「お、これで二刀流がついに復活だな。」
「アハハッ大げさ~」
神機を眺めるクロサキを横目にリッカは軽く伸びをする。
今日は一日中立ちっぱなしで作業をし続けていた。
少しだけ体が重い気がする。
今日の所はゆっくりと休みたいところだが...
ちらりとクロサキを見る。
恐らく隣の男はそうはさせてくれないのだろう。
案の定、クロサキは神機を作業台に置き、リッカの腰に手を回してくる。
「じゃあ、ぜひお礼でもしようかなぁ、なんて。」
「言うと思ったよ...はいはい分かりましたから。
まずはシャワーを浴びてきなさい。」
呆れ顔でクロサキの手を慣れた様に解き、グッと風呂場の方に押し出す。
自分を求めてくれるのは嬉しいのだが、こうも頻度が高いと体が持たない。
何だかんだ言って受け入れてしまう自分も悪いのだが...
(明日も朝がつらいなぁ...もっとスタミナつけないと...)
風呂場からクロサキがひょこっと顔を出す。
「あ、一緒に入る?」
「入りません。」
クロサキの額を軽く小突きリッカは部屋へと戻って行った。
+++++
「はぁっあっ、んっんあぁっ...!」
一糸纏わぬ姿でベッドで激しく二人は絡み合う。
リッカがシャワーから戻って来るやいなや、そのままベッドに押し倒された。
衰えない気力にリッカは逆に感心してしまった。
「あ、はぁっ、ん、んあっ!」
胸に吸い付いていたクロサキの顔が離れる。
「リッカ...良いか?」
上気した顔でリッカが小さく頷いたのを確認すると、クロサキは性器を彼女に秘所にあてがう。
胸や首筋を撫でまわされて感度が上がっていたリッカは、すんなりとクロサキを受け入れた。
「くっ、う...はっ...やっぱり、リッカの中、気持ち良いな...?」
「や、やめてよ...恥ずかし、いっ...!」
リッカが言い終わらぬうちにクロサキは体を揺さぶる。
何度体を重ねても、体の隅々を見られているという恥ずかしさは変わらない。
真っ赤になっている顔を隠すようにクロサキの体にグッと抱き着き顔をうずめる。
お互いの息遣いが肌を通して伝わってくる。
「はっはっん、ああっんあっ...!」
「くあっはっ...リッカ...」
「な、に?あんっ...!」
わずかに顔を見せたリッカを引き寄せ唇を重ねる。
「んっ...んん...」
舌が這いよる様にお互いの口内を蹂躙していく。
その気持ちよさにリッカの感度が更に増していく。
「んっんっんうっ...!」
グチュグチュと性器と性器がぶつかり合う音が耳に大きく響く。
腰の動きが早くなったのを知覚し絶頂が近いことを感じさせた。
「んはぁっ...!んっ、イクの...?」
「あ、ああ。そろそろかもな...」
少し苦しそうな表情でクロサキは笑って見せる。
この表情を見る度に、彼が自分より年下なのを思い出す。
「うあっ...!?リッカ、スゴっ...!」
リッカの膣内がきゅうっと締まりクロサキの性器を締め付ける。
(私だって、気持ちよくしてあげたい...!)
リッカの腰が自然と動き始めクロサキに快感を送り込む。
「うあっ、ちょっ、ヤバいかも...」
「はっあっ、うん、私も...イクッうっ...!」
ヒシっとクロサキの体を抱きしめると同時にリッカの体が小さく痙攣する。
クロサキもリッカを強く抱き寄せると、彼女の中に精液を放出し果てた。
余韻を確かめる様にまた唇を重ねキスをする。
まだ大きさを保っているクロサキの性器を見て、リッカはまだ眠れそうにないなと確信した。
予想通りクロサキはもう一度リッカの体を隅々まで愛撫していく。
その度にリッカの体は快楽に反応し小刻み揺れる。
「んっあう、もっと、もっとしていいから...!」
いつの間にか自ら求めていることにリッカは気付かない。
媚声が止めどなく漏れる激しい情事は遅くまで続いた。
+++++
「んっ...」
ふと目が覚めリッカは体を起こす。
時計を見るとまだ4時前だった。
隣ではクロサキが寝息をたてて気持ちよさそうに熟睡している。
ついさっきまで自分を手籠めにしていた男には見えない。
「人の疲れも考えなさい。」
「んぁ....」
起こさない程度にクロサキの額をツンと指で突く。
一瞬反応を見せるがすぐに寝息をたてる。
その様子が面白くリッカはクスクスと静かに笑う。
(いつもはあんなにカッコいいけど、こうしてみると本当に可愛いなぁ。)
クロサキの寝顔をまじまじと見つめる。
少年らしさが残っていて幾分幼いように見える。
(年上なのにリードされっぱなしだよ、私...)
軽く苦笑いしたところで、不意に目線をずらす。
布団がはだけて見えているクロサキの体には無数の痣や傷が残っていた。
「また増えてる...」
此処の所忙しそうにしていた所を見ると、ろくに医療部にも行っていないのだろう。
素人目にも下手だと分かる処置がされている。
こうした傷を見ると心が痛んだ。
手を伸ばしそっと肩の傷を撫でる。
(ねぇ、君は幸せ?)
誰かの為に必死に戦う姿に自分は惹かれていった。
でも、そんな彼に自分は相応しいのかと思う時もあった。
彼は私と居て本当に幸せなのだろうか...?
もし、彼がそう思っていなかったら...
「リッカ....」
「...!」
突然名前を呼ばれてビクッとするが、すぐにクロサキの寝言と気付く。
「リッカ....好き...だ...」
「あ.....」
クロサキは心地よさそうな顔で寝息をたてている。
無意識に漏れた言葉なのかもしれない。
それでもリッカにとって最良のモノだったのかも知れなかった。
リッカはそっと目元をこすり、寝入るクロサキに優しく笑いかけた。
(もう一眠りしようかな。)
暖房は効いているがさすがに裸だと肌寒い。
リッカは体を少し摩ると、クロサキの方を見る。
そして思いついたように体を彼の方に寄せた。
「よいしょっ、と...」
触れ合う肌を通じて彼の体温がはっきりと分かった。
部屋の暖房なんかよりも数倍暖かく感じる。
「おやすみレイジ君...」
「むぅ....」
そっとクロサキの頬にキスをするとリッカは静かに寝気をたて始めた。
私は多くを望むつもりも、大きな幸せを願うつもりもありません。
でも、ただ一つだけ望むとするならば、彼に幸福を与えてください。
彼の幸せがまた私の幸せ。
来年もそのまた先も、彼と幸せを分かち合えますように。
それが私の望みであり永遠の願いです。
お疲れ様でした!
来年は予定があるといいな!(切実)
本編が終了するまで続けるつもりなので是非応援よろしくお願いします!
これからも二人の仲を見守ってください。
それではサラダバー!
感想もドシドシお待ちしております!!
※ちなみに今回の絵は自作です。
改めて弟の絵のスキルの高さを実感しました...