沙都子が叔父の麻雀仲間に口で奉仕する話 作:すじ沙都子
四人の男が一つの卓を囲み、麻雀に興じている。友人同士の他愛ない賭け事──というには、少しばかり大きい額が動いているようだ。夕飯時から午前零時近くまで、ぶっ続けで遊び続けている彼等のすぐ横には、幼い少女の姿がある。酒の用意、つまみや軽食の用意、その他もろもろ一切を引き受けているのが彼女だ。
しかしその様子は、娘が父とその友人をお世話するなどといった微笑ましいものではない。生気のない目で視線をぼんやりと空中に漂わせながら、偶にかけられる罵声に怯える様子は酷く痛々しい。そして賭け事の終了が近付くにつれ、どこか体を震わせるのは──既に何度か、
「かーっ! 十三面待ちなんぞ読めるかい!」
「へへ、まぐれまぐれ。鉄ちゃん今日は調子よすぎじゃったからなぁ、ぶり返しよぉ」
「親のダブルは流石にトビじゃのぉ。勝ち分とんでマイナスじゃけ、鉄ちゃん」
「ちょっと待ってくれんね。今日は持ち合わせが少ないんよ」
「今日『も』じゃろ、鉄ちゃん」
「へへ、利子だきゃ先に払うけん勘弁してくれや──おい沙都子ぉ!」
「…っ!」
「んー? …まあそれなら……ひひっ」
少女──『北条沙都子』は自身の名前が呼ばれると、びくりと肩を震わせた。そんな彼女の様子を見て、男は下卑た視線を隠さずに口元を歪める。もう三度目にもなる『利子』の支払いだ。期待と欲望がそのまま下半身の興奮に繋がり、男は固くなり始めた肉棒を解放するようにベルトを緩めた。
そして沙都子の叔父『北条鉄平』は、呼びかけられても微動だにしない姪の様子に苛立ち、彼女の髪の毛を乱暴に掴み揺さぶる。彼にとっての暴力とは、それこそ息をするように自然と振るうものだ。最低限の体面を保つため、痣を作るような行動は控えているものの──本気で激高したならば、易々と崩れる脆い理性である。
「こんダラズがぁ! なにやるかなんぞもうわかっとるじゃろボケェ! さっさとせんかい!」
「ひっ…!」
「まあまあ鉄ちゃん、まだ子供なんだからそう怒んなってぇ……けど沙都子ちゃん、叔父ちゃんが困っとるんやからチィとは頑張らんといけんね……ね?」
「っ、はい、ですわ…」
鉄平を宥めた男の行動には、その実なんの優しさも含まれていない。暴力が度を超えれば沙都子が殴られかねない──つまりは『頬の腫れた顔』で
男はおずおずと近寄ってくる沙都子を、欲望の滲んだ目で迎え入れる。そして頭を優しく撫でながら、またぐらへと押し付けた。見ようによっては子供に膝を貸す微笑ましい一場面だが、彼の顔を見れば、そのような可愛らしい行動ではないと一目でわかるだろう。
ズボンの上からでもわかる大きな膨らみは、嫌がる少女の頬に強く押し付けられている。ズリズリと擦り付けるように上下する動きは、興奮に彩られた男の顔と相まって卑しさを感じさせる。
膝を丸め、まるで土下座するように男のあぐらに顔を突っ込む沙都子の姿は、その小ささもあってかどこまでも冒涜的だ。布越しに何度も頬擦りをさせた男は、いよいよ我慢ができなくなったのか立ち上がってズボンをずり下げる。
──ぶるりと引きずり出された肉棒は、沙都子の両手でも収まりきらない大きさを誇っていた。醜悪な塊の、その
けれど先程とは違い、頬の外側を擦られるなどという生易しい行為ではなく──肉棒が口内に挿入されたのだ。汚らわしい剛直を咥えさせられた沙都子は、吐き気を我慢しながら必死に頭を後ろへ引いた。
「ぉ、え゛っ、うぶっ、じゅる、んっ、ぐ──ぶぇっ、ぉえ゛っ、っ…!」
しかし頭を乱暴に掴まれ、叩きつけるように腰を前後させられては、ようやく二桁になったばかりの少女に振りほどくことなど出来はしない。まるで物かなにかのように揺さぶられ、狭い喉で肉棒を扱かれる。およそ幼い少女とは無縁な筈の行為は、しかし男の背徳感を加速させ腰の動きを強くした。
「う゛ぅっ、ごぇ゛っ、じゅぶっ、ぉごっ…!」
喉の異物感に耐える沙都子は、口だけは閉じまいと必死に意識を保つ。初めてこの行為を強要させられた際、彼女は我慢できず歯を立ててしまい、酷い折檻を受けることになったのだ。目いっぱいまで開かれた少女の口は、ただ男の剛直を扱くだけの穴と化していた。
口の端から唾液が垂れ、喉を伝い胸元へと落ちる。酸素が足りずに呆けてきたのか、男の腰に添えられていた沙都子の両手はだらんとぶら下がった。そしてそれが合図だったかのように男の動きがひときわ強くなり、最後に思い切り腰を打ち付けたかと思えば、全身をビクンと震わせた。
「くぅ…! まだ三回目だってのに、上手くなったんねぇ沙都子ちゃん」
「ガハハハッ! あんだけ無茶苦茶しといて上手いもへったくれもあるけぇ!」
「いやほんに、チロチロと動くが舌が良い塩梅じゃったんよ……それにほれ、言わんでも自分から掃除しよんね。偉いねぇ、沙都子ちゃん」
喉奥に感じる粘ついた感触に嫌悪感を催しながら、沙都子は肉棒の掃除に取り掛かる。どのみちやらされることならば、まだ自ら申し出た方が被害は少ない──そんな悲しい思考をしてしまう程に、彼女の悲劇は日常化していた。
亀頭を口に含み、残った精液をちゅうちゅうと吸いだす。そして裏筋を丁寧に舐めとり、緩くストロークする。小学生が覚えるような技術ではないが、不幸なことに『体を動かす』類の技術に関して、沙都子は物覚えが良い方であった。
そのままちゅぷちゅぷと口内の肉棒を刺激していると、男から無造作に尻を叩かれ、沙都子はびくりと身を震わせた。
「そういや鉄ちゃん、
「あぁん? …儂は幼女趣味はないけんね。五、六年ぐらい後んなりゃまあ…」
「そうかぁ……そんなら俺に使わせてくれんかい? 未精算分、まとめてチャラにしてもええけんど」
男の言葉に、ギクリと口の動きを止める沙都子。自身がどれほど凌辱されているかを完全に理解はしていない彼女であったが『最後の一線』だけは、未だ踏み超えられていないことは知っていた。鉄平が子供の体に興味がないこともあり、性的な暴力は賭け事の場においてのみだったのだ。
「アホかい! おどれのブツなんぞ挿れたら、即入院もんじゃろうが! そうでなくとも、家庭訪問だの児童相談所が鬱陶しいんよ最近…」
「後ろならガキでも入るって聞くけどなぁ──まあ龍ちゃんのブツじゃ、大人でもキツかろうもん」
「はは、それよかロリコン治しいや龍ちゃん。そのうち自分の娘にまで手ぇ出しかねんねぇ」
「んなことするかい! うちの娘は、男のチンポ咥えるような淫売じゃなかけんよ! ──うっ…」
「ガハハハ! 二回目早すぎじゃろ! そんなんで嫁さん満足させられとるんかい?」
「うっせ!」
早漏を指摘された鬱憤を晴らすかのように、沙都子の頭をガシガシと動かす男。しかし尻を撫でつける手が今までとは少し変わり、“穴”の場所を探るような触り方になった。それに気付いた沙都子がおそるおそる視線を上に向けると、唇をぺろりと舌で舐める男の様子が目に入った。
──次の集まりはいつだっただろうかと、輝きを失った瞳で沙都子はうつむいた。