TS異世界転移M性感変態ロリ処女娼婦 作:新人娼婦
昼。
ここは街にいくつかある娼館のひとつだ。
その中にある一室。全裸の男女がいわゆる、いやらしい行為、に耽っている。
男は骨太な骨格をしており、その浅黒く日焼けし、鍛え上げられた筋肉を見れば誰もが強者であることを疑わないだろう。
女の方はまだ少女と言うべき年齢であろう未発達な身体をしていた。
肩口で切り揃えた黒髪と、ぱっちりとした黒い瞳は活発な子供を思わせ、その子供が全裸でいかがわしい行為に及んでいるのは背徳以外の何物でもなかった。
乳房もわずかに膨らんでいるくらいで、秘部の上にわずかに生えた陰毛が、少女の身体がまだ大人になり始めたばかりだということを示している。
男が年端のいかない娼婦の少女を買い、今まさに行為に及んでいる。
そんなこの街にはありふれた光景だった。
「あ、あっ、んあぁぁ! あ、あああああ、んぐうううっ♡」
「あーあー、女の子みたいな声出しちゃって、ほんっと変態さんですねぇ~☆ かわいいね~♡」
男がベッドに四肢を縛り付けられて、ただ一方的に少女にチンポを責められながら女のような喘ぎ声でよがっている。という点を除けばだが……。
▼ ▲ ▼
わたしはヤヨイ。見ての通り娼婦です。
……なんて思いつつ、わたしは真っ昼間からお客さんの手足をベッドに縄で縛り付けて、はち切れそうなくらい真っ赤に勃起している陰茎……いわゆる、おちんぽ、というやつをイかない程度にこねこねと触っている。
昼間からなにしてんだろ、わたし。
いや、仕事だからいいんだけど。
ぼーっと考え事をしながら、我慢汁でぬるぬるになったおちんぽを撫でるようにぬちゃぬちゃと音を立てながらイかない程度に優しくしごいてやると、おちんぽは素直にびくんびくんと跳ねて反応を返してくる。
「ゆ、ゆるしてえっ、いかせて、いかせてくださいっお願いしますっ」
声のした方を見ると、顔は紅潮し、よだれを垂らしながら荒い息を吐いてお客さんが懇願していた。
……ガチムチのめっちゃ強そうな男がしては絶対にいけない表情なのだけれど、この痴態を見るのはわたしは慣れている。
この人はよく私を指名するリピーターなので、だいたいどんなプレイがお好みなのかは把握しているのだ。
でもって、縛られて一方的におちんぽを焦らしながら責められるのがお好みだった。
なので勿論こんなところでイかせるわけがない。お金貰ってるわけだしちゃんとしないとね。
「え~? まだまだ我慢して? ほ・ら☆ もっともっと気持ちよくしてあげましょうね~♡ 見ててね? わたしの人差し指が、あなたの亀頭をくるくる~って撫でてあげますよ~」
「ん、んぐっ、うううううう」
「あははは! なに腰びくびく浮かしちゃってるんですかぁ? 指1本で亀頭撫でるだけでエッチな汁止まんないし! そんなになっちゃうなんて、このドヘンタイ♡」
「んあああああ、変態でごめんなさいっゆるしてええええ」
「いやでーす☆」
尿道口からとめどなく流れてくる我慢汁を人差し指に絡ませながら、完全に露出した亀頭をいやらしい音を立てながら撫でてやると、情けない声を出しながら男は激しく腰を浮かして懇願してくる。
「ほら、先っぽもっとよしよしして、エッチなお汁たくさん出しましょうね~」
「あああああああああ!!!」
人差し指と親指で輪っかを作ってカリ首と裏筋をくちゅくちゅこすってやると、お客さんはひときわ高い声で絶叫した。あー、わかるよ。わたしもされたことあるし、これ生殺しみたいで気持ちいいんだよね~。
「ほーらくちゅくちゅくちゅ~☆」
「んああああああああああっ!? いかせてえ! もういかせてえええ!!」
「いきたい? いきたいの? もういいの? いっちゃっていいのかな~?」
「いきたいですううう! いかせてくださいいいい!!」
IQが極限まで低下した頭の悪すぎる会話をしつつ、必死に懇願する顔を見ると流石にもう限界のようだ。そろそろイかせてあげたほうがいいかな、と思ったわたしはカリと裏筋責めをやめてバッキバキに勃起した竿を強めに握る。
「じゃあ~、いまから激しくしごいてあげるから、いっていいよ♡」
「は、はいいいいっ」
「あ、イくときはちゃんと『イきます』って言うんだよ?」
「は……ああああああああ♡」
答えを待たずにわたしは高速でチンポをしごいた。我慢汁でぬるぬるになった竿を滑らかにわたしの小さな手が蹂躙する。しごくたびに亀頭を手のひらで包んでぐちゅぐちゅしてやるのも忘れない。するとお客さんの身体にぶるぶると鳥肌が立ち始めて乳首が勃起するのが見えた。イく寸前に一気に身体が敏感になっているのだ。
「んあああああああ♡ イく♡ イきますっ♡ ヤヨイさんの目の前で精液出しますうううう」
「ほらイけ♡ イけ♡ イけよ♡ 情けない顔で精液ぶちまけてイっちゃいな♡」
そう言ってわたしは空いている方の手で勃起した乳首を強めにつねってやる。それが合図だった。
「あああああああああああああああ!!!!」
びくん! びくん! お客さんはひときわ高く腰を浮かせて勢いよく射精した。
びゅるびゅると天井に届こうかという勢いの射精が終わると、やがて蹂躙された小娘のようにびくびくと痙攣しながらぐったりと恍惚な表情を浮かべていた。
改めてみると男のイキ顔ってキモいなあ……とわたしはその時思うのだった。
「いっぱい出せたね♡」
わたしは優しげな微笑みを浮かべながら、ぐったりとしているお客さんの頬にキスを落とした。
……見て貰えば分かると思うのだけど、わたしは現代日本ではM性感と呼ばれる系のM男向けの性的サービスを得意としている。
キモいのは別として、これは仕事である。娼婦の仕事はこれで終わりではない。イかせた後の男は賢者タイムに移行し集中力が増すため、わたしの態度の一つ一つをより印象強く観察している。
例えばわたしが粗相をしたとして、射精するまでは気づかなくても、行為の後にはそれが目に付く、なんていうこともあるのだ。
そう、相手がM男とはいっても、それは射精するまでの話。
今回の客もそうだけど、一旦出して賢者タイムになってしまえば普通の人に戻る。その時に虐められてもうざいだけだ。
ゆえに適当な娼婦だと思われないよう、うざく思われない程度に寄り添い心地よさを保たねばならない。
なんでそこまで考えられるのかって?
だってわたし、元々男だからね!
昔はわたしもこのお客さんみたいに責められるのが好きだったんだよ!(なので男がどうされたら気持ちいいのかは割と分かってしまう)
元々日本で普通に暮らしていたのだけど、気がついたらいつの間にか中世みたいなファンタジー世界にいて、男だったはずが女の身体になっていた。
言葉はなぜか通じたけど、文字も読めないし書くこともできない。何も分からず飢えて死ぬのかと思っていたところ、幸か不幸か見た目だけはよかったので、縁あって娼館に転がり込んで今もなんとか生きている。
「ヤヨイさん、本日もありがとうございました。最高でした……」
「アッハイ、今後ともよろしくお願いします。満足して貰えて嬉しいです☆」
放心状態になった客が元気を取り戻すのを待ってから、シャワーで体液を流してやりつつ仕事みたいなやりとりをする(この世界は中性っぽいファンタジーだけど、水属性魔法があるので水には困らないしみんな清潔なのだ!)。
このお客さんはMなだけで基本礼儀正しいのでありがたいと思う。この街、娼婦買う人って結構荒っぽい冒険者とか騎士が多いからなあ……。
そしてお互いに着替えたら、館の玄関までお客さんをお見送りするのがいつものスタイル。
「それにしてもいつもながらすごい強そうな装備してますね」
わたしはお客さんの着ているごつごつしたハードレザーアーマーを眺めながら言う。この世界にきて2年くらい経つけれど、ファンタジーの中にいる冒険者が目の前にいるんだなあと思うと今でもなんとなく不思議な気分になる。
「ハハ、冒険者ですから。最近は毎日魔物を狩ったり色々してるんで鎧着てるのが普通になっちゃいましてね」
「おっ、がんばってる。お金持ち~!」
「いやあ、そんな大層なモンでは……日銭を稼ぐだけで精一杯ですよ」
ややバツが悪そうにお客さんは頭をポリポリと掻いた。冒険者は命の危険と隣り合わせの職業だ。魔物の討伐に行って帰ってこないということも日常的だという。
そんな暮らしの中でわたしにお金を払って遊びに来てくれるだけで、とってもありがたいことなんだろうなあ、なんてわたしは思っている。だからわたしもお客さんを喜ばせるために最善のサービスを提供できるよう常に研究を怠らない。
「ふふ、次は冒険のお話でも聞かせてください! また来てくださいねっ」
「ええ、また来ます。ヤヨイさん。ではまた」
とびっきりの笑顔を浮かべてわたしがそう言うと、お客さんも微笑んで去っていった。
何事もなければ大体月1で来るから次は来月かな?
「ヤヨイさんお疲れ様です。何か温かいものでも淹れましょうか?」
お客さんの後ろ姿が見えなくなったあたりで、タイミングよく後ろから話しかけてきたのはこの娼館の小間使いをしているクリスタという少女だ。
小間使いというのは娼婦たちの身の回りの世話をする役目で、その仕事は食事の配膳、化粧、部屋の掃除、仕事のスケジューリングなど多岐にわたる。クリスタはわたしを含めて5人分の世話を担当している。娼婦が多かったときは10人も担当していたことがあるらしく、素直にわたしはすごいと思う。同じくらいの年っぽいのになあ。
年っぽい、というのはわたしは自分の年齢がわからないからだ。寝て起きて気がついたらこの身体になってたし、この身体がどこから来て、どう産まれたものなのかもよくわかってない。
わかってるのは、わたしが少女の姿で異世界で生きているのは夢ではないと言うことだけだ。
「あ、うん。じゃあレモングラスのハーブティーが欲しいかな。あと甘いものあれば何でも」
「オッケーです! 持っていくので1階のカフェスペースで休んでてください!」
元気よくクリスタは言うと、バタバタとカフェスペースの奥の厨房に消えていった。幼い頃からここで働いていたようで、わたしが娼館に入ったときにはクリスタはすでに今と同じように働いていた。
2年くらい毎日話しているけれど、お互いに身の上はよく知らない。
話しづらい雰囲気というよりは、なんとなくそんな話にはならないという、そんな感じ。
娼婦の中には話したくないトラウマを持つ人、後ろ暗い過去を持つ人もいる。だから身の上を明かさないし、尋ねないという決まりが娼婦達の間では暗黙の了解としてあるのだった。
ふと、わたしは玄関の外に出て向き直ると、目の前にそびえる5階建ての娼館を見上げた。
空は山吹色に変わってきていて、まぶしい夕日が娼館の窓にキラキラと反射している。
夜にかけて、色街に活気が出てくる時間帯だった。遠くから今日の女を見繕いに来た男達の声がわずかに聞こえた。
やがて、夜がやってくる。
電気のないこの世界の夜は、ほの暗くて不安になる。
余計なことを考えてしまう。
だから、あまり好きじゃない。