ヒロアカ×ゴーストライダーネタの、TS轟&TS爆豪&TS出久で、R18短編 作:蜜柑ブタ
出久×爆豪♀というより、ザラゾス×爆豪♀という感じ?
持ってるエロゲとか、今まで読んできたR18官能小説とかを一生懸命思い出しながら書きました。
爆豪アンチ的な感じになってしまっています。
全然、愛がありません。
失禁描写もあるので注意!
・TS爆豪勝己
ダイナマイト美人。胸も尻もデカい。
鍛えているため腹筋が綺麗に割れた筋肉女?
それでもOKって方だけどうぞ。
いいですね?
爆豪勝己。
個性・爆発。
性格、(上鳴曰く)クソ下水煮込み。みみっちい。
雄英校1-Aクラスの女子生徒。
目つきが悪いが美人で、胸も尻もデカいダイナマイトだが、性格で大損していると言われる。
ヒーローを目指して鍛えているため、元々肉付きがいい体は引き締まり、綺麗に割れた腹筋がスポーツ女子にそそられる性癖にはたまらないと言われる。
幼い頃から個性も腕っ節も強かった勝己は、ハッキリ言って異性とは無縁であった。
まったく告白とかそういうことがなかったかと言われればあったにはあったが、中指立ててこっぴどく振るか、強行してくる相手は完膚なきまでに叩き潰してきた。
化粧っ気もなく、スカートなどの女物を嫌い、髪だって邪魔だからとツンツンに短くしていて女っぽさなど欠片も無かった。
ヒーローとは孤高の強さこそ信条だと考えている彼女には、ゆくゆくは誰かと結ばれて家庭を持ち、子を産み育てるというビジョンはなかった。
初経が来たときなどは、毎月来るソレが患わしてくてなんで女に生まれたのだろうと苦々しく思っていた。
勝己にとって緑谷出久というのは、常に自分の世界の一部だった。
それぐらい同じ時間を過ごしていた。
たまたま近所の幼馴染みという関係となり、個性が覚醒するまで普通に一緒に遊んでいたが、出久が無個性と判明してから力ある者と、力無き者にハッキリと別れてしまった。
それくらいからだろうか、出久(いずく)という漢字が、デクと読めることから木偶の坊という意味で出久をデクと呼ぶようになったのは。
常に勝つことに拘ってきた勝己にしてみれば、圧倒的存在として力の無い出久を抑え付けて負かすことは当たり前であった。
力が無いのなら力がある者の庇護下にあればいいと…、無意識に考えていたのかもしれない。
けれど出久はどんなに痛めつけても立ち上がる。そして彼はヒーローの夢を追いかけた。
それは、中学の終わりの、その日までなにも変わらず続いていた。
出久は変わらず無個性で力が無く、勝己は変わらず圧倒的な存在として褒められていた。
言い訳はいくらでもできる。だが、犯してしまった罪はその場の勢いだったとしても、消えることはないだろう。
その日、出久が雄英を目指していることを担任が漏らしたことで笑いものにされた出久が記帳していたノートを、爆破で燃やし。
「来世は、個性があることを信じてワンチャンダイブ!」
そう……、勝己にしてみればいつもの出久へのスキンシップ感覚だった。
親以外から甘やかされていて、そして持ち上げられていて完全に良いことと悪いことの分別もつかなくなっていたのだろう。
燃やしたノートを窓から捨てた後の、出久の顔を……勝己は覚えていない。
勝己は出久に放った言葉をすっかり忘れて家に帰って夕食を食べ、トレーニングしてから風呂に入り、眠った。
そして後日…。
いつも通り登校してきたのだが、何やら違和感を覚えた。
クラスメイトはいる、自分もいる。だが何かがおかしい。
ふと見ると、出久が席に座っている。日課にしているはずのノートをつけずに、ぼんやりと座っている。どこを見ているのか分からない。
すると取り巻きのモブが勝己に言った。
昨日の夕方、出久が飛び降りをしようとしたらしい、と。
しかし、廃ビルの下で倒れているのが見つかっただけで、無傷だったことや飛び降りの証拠も無かったため大事にはならなかったのだと言っていた。
なんだ、そんなことか…っと、聞いていた勝己は内心で息を吐き。出久に近づいていつもの調子で『死に損なったな?』っと茶化した。
しかし、出久はまったく勝己を見なかった。まるで人形みたいに反応がない。いつもならすぐビクついて反応するのに、それが一切無い。
自分をまったく見ようとしない出久にムッとした勝己は、出久を掴んで無理矢理向かせた。
「……なに?」
大きな緑の目。けれどその口から出された単調な口調と無表情に、勝己は思わず。
「誰だ、てめぇ?」
っと聞き返していた。
「誰って…、緑谷出久だよ。“俺”がどうかした? かっちゃん。」
出久の一人称は、“僕”だったはずだ。
やがてチャイムが鳴り、担任が入って来たため席に着かざる終えず、勝己は違和感が拭えないまま授業を受けた。
その日から出久はおかしかった。
サボらず真面目に取り込んでいた勉強中にグーグー眠り、勝己がちょっかいを出さずとも他のクラスメイトにちょっかい出されても無反応。それが不気味で自然と近づく者はいなくなった。
違和感があるのが気持ち悪くて、イライラしていた日。勝己はヘドロヴィランに襲われた。
ヒーローが手出しできない状況の中、進み出た人間がいた。
出久だった。
いつからいたのか分からないが、周りの制止など耳は言っていないように歩いてきた。
その体から炎が燃え上がるのを見た。
フレイムヒーロー・エンデヴァーの比じゃない、凄まじい火力の炎が出久を包み、やがて炎が晴れると、そこには出久ではない異形がいた。
燃え上がる頭部のドクロ。
炎を纏って燃えることもないゴツい黒いライダースーツ。
その炎がヘドロヴィランを襲い、ヘドロヴィランがたまらず勝己から剥がれると、出久だったモノが地獄のような恐ろしい声で言った。
『俺の目を見ろ!!』
ーーーデクじゃない!
ヘドロヴィランが断末魔のような悲鳴をあげる中、勝己はそれを認識した。
デクは、もっと優しい声だった。
表情がくるくる変わる奴だった。
自分にあんな関心の無い冷たい目なんてしない。
そもそもあんなバケモノなんかじゃなかった。
あの日を境に各地で復讐の代行者として活動を始めた、ゴーストライダーこと出久。
雄英に入学してからも変わることなく、むしろ力無き者達の支持を受けながら徹底的な制裁を罪人に下す存在として知らぬ者がいないほど認知され、恐れられた。
しかし、出久は感情が薄くはなって分かりにくいが人を思いやるところはちゃんとあり罪のない者には基本優しく、そしてクラスメイトの仲間をきちんと大事にしている。それを理解されてからは、怖いけど慕われていた。
けれど…、勝己を見ない。
好きの反対は、嫌いではなく、無関心とはすごい名言であり事実だと身をもって勝己は思い知った。
なぜこんなに出久の目が自分に向けられないのが気になるのか…。
賢い勝己は、考えて考えて……、出したくない結論に到達することとなる。
自分は、出久のことが好きだったのだ。
もしもこの世界にヒーローというものがなく、もしも勝己が普通に女としての自分を認め、誰かと結ばれる将来を考えるのなら……、出久と…、なんてことしか思い付かないぐらいには真っ先に名前が出てくるぐらいには。
それを理解してしまったからといって、勝己がスッキリと日々を過ごせることはなかった。
出久が変わってしまったあの日から。
ずっと勝己を見ていた出久の目がなくなり、その代わりに勝己が出久を見ているのに、出久はまったく自分を見てくれない。
自分の中にくすぶる好意が伝われなんて願わない。
けれど、せめて自分を見て欲しいという気持ちは燃え上がるばかりだ。出久が自分じゃない誰かと接しているのを見るたびに怒りがこみ上げてくる。
そしてとうとうある日、麗日と喋っている出久を掴んで無理矢理自分の方に向かせた。
なんで俺を見ない、と怒鳴り散らそうとした言葉は喉の奥で止まった。
シンッとなる教室で、唖然としている爆豪に向けて出久(?)がニヤリッと笑った。
『気がついてたのか?』
デクじゃない!
『場所を変えよう。』
出久(?)に肩を掴まれ、そのまま引っ張られて教室から校舎の外まで連れ出された。
『ええーと…、爆豪勝己? だったなぁ?』
「だれ…だ、てめぇ…。デクは?」
『俺はザラゾス。出久の体に宿った悪魔だ。』
「!?」
『熱烈な視線を毎日ありがと。出久の奴、お前から熱烈に見られてて混乱してたぞ?』
「デクは!?」
『消えかけているって言ったら?』
「!」
『元々死んだ状態からの蘇生だったからな。サービスして抜けようとしていた魂も戻したんだが…、1回死んだってので死後の世界に魂が引っ張られてんのかもな。』
「死…。」
『飛び降りりゃ死ねる高さを考えて選んだ場所から、より確実に死ぬよう頭から落ちたんだ、自殺するときまでこの分析力を活かすかぁ?』
「……嘘吐くな。」
『あっ?』
「デクは…死んでない。」
『…お前が言ったんだろ? 『来世は個性があることを信じて、ワンチャンダイブ!』ってな。出久の脳髄にしーっかり焼き付いてるぜ?』
「ーーーーーっ!!」
『せっかく見つけた俺に合う無個性の器だってのに、見つけた矢先に自殺だからなぁ。こっちは必死だったぜ。ま、結果オーライって奴か。このままなら遠からずこの肉体は俺のモン…、おっと。』
「かえ、せ……。」
『ん~?』
「返せ、返せ、返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ!! デクを返せぇええええ!!」
『出久ってお前のモンだったか? いや違うな。出久の脳にそんな記憶はない。片思いか?』
「黙れぇぇえええええええ!!」
『……そんなに出久が欲しいのなら、自分のモンにする方法はあるぞ?』
「!?」
『もちろん、このまま魂が消えるのも防げる。ただ、お前が踏み出せばいい話だ。どうする?』
「……………………………………なんだ…、その方法ってのは…。」
『お前本当にヒーロー志望か? まあ、いい。方法は実に簡単。無個性の赤ん坊をイケニエにして、その体に出久の魂を移せばいい。これだけだ。』
「!」
『しかも大サービスで、体の成長を早めてお前と同い年の体まで成長させて…、っと…言いたいところだが、このご時世に無個性を探し出す前に、出久の魂がもたないだろう。早急にしたければ、肉体になる赤子を専用で作ってしまえばいい。』
「んな方法…。」
『あるだろ? お前、自分の性別分かってるかぁ?』
「っ!?」
『魔界の薬や魔術を使えば、十月十日も腹で育てる必要もない。取り出しも痛みも無しで傷もつけずにできるが? なんなら妊娠どころか、未経験の体に戻すってこともできる。ああ、お前がイヤなら、適当にその辺の女に産ませるって手もある。どうする?』
「……。」
『こうやって時間が過ぎていくと、出久が消えまでになっちまうぞ?』
勝己は、グッと唇を噛み、ザラゾスに掴みかかった。
「……の…。」
『ん?』
「……誰の…ガキでも…いいのか?」
『近親者なら馴染むのも早いとは思うぞ? 分かるな?』
「!」
『どうせなら初めては出久にって考えてんだろ? お前分かりやすいぜ。』
ザラゾスがおかしそうに笑い、勝己の顎を持ち上げた。
『今夜、出久の部屋に来い。』
そうささやきかけられ、ザラゾスは勝己から手を離して校舎の中に入っていった。
勝己は、ヘナヘナとその場にへたり込んだ。
***
その夜、1-Aクラスの寮で、勝己は周りに気づかれないように足音を殺して出久の部屋の前に来た。
これから自分の身に起こること、そして自分が犯す罪に心臓が酷く脈打つ。
しかし…っと、勝己はグッと唇を噛み、拳を握りしめつつも堪えて息を吸って吐き、出久の部屋の扉を開けた。
鍵のかかっていない扉を開けて入ると、甘ったるい香りがまず鼻をついた。
『鍵閉めな。』
ザラゾスの声が聞こえ、甘ったるい香りに顔をしかめつつ鍵をかけた。
ザラゾスは、ベットの上に横になっていた。なぜか上半身裸で。
満月の月明かりだけが光源となっている暗い部屋の中で目をこらすと、床に薄い煙を立ち上らせる手まりのような物が転がっていた。どうやらアレが香りの根源らしい。
『突っ立ってても始まらないぞ?』
「っ…。」
言われなくても分かっとるわ!っと怒鳴りたいのを堪え、勝己はベットの傍に来た。
『そこまで無知ってわけじゃないだろ? なにをするのかぐらいは。そのためにはどう動けばいいのか。』
「ぐっ…。」
勝己はギリッと唇を噛みつつ、上に着ていたシャツを勢いよく脱ぎ捨てた。
ザラゾスは、体を横にして、肘で頭を支えて勝己を眺めていた。
勝己は、部屋着のゆったりしたハーフパンツを降ろし、下着姿になった。黒色を好む勝己が選んだ機能性重視のプロヒーロー御用達のブランドだ。
『…美しい筋肉だ。』
顔とかより、鍛えた女らしくない体の方を褒められ、言われ慣れていない勝己は思わずカァっとなった。
『それで終わりか?』
「……クソ悪魔が…。」
『悪魔だが?』
クスクスと笑うザラゾスに怒りがこみ上げるが、やめるか?っと聞かれ、勝己はベットの上に上がった。
ザラゾスが仰向けに寝転び、その上に勝己が馬乗りになった。
勝己は屈辱に震えるが、持てる知識を使って目的を果たすために動いた。
ザラゾスの上半身に自分の上半身を重ね、無駄に発育が進んでしまった胸を押しつける。それからザラゾスの顔を両手で包んで、屈辱に震えながらその唇に己の唇を重ねた。
『……震えてる。』
「うるせえ、黙れや。」
勝己はとにかくさっさとこの最悪な事を終わらせるために動いた。
重ねた唇から舌を出し、舌と舌を絡める。
どうせならファーストキスだって出久に捧げたかった…、今更遅いが…っと勝己は必死になってキスを続けた。
だがキスだけじゃ赤子ができないことぐらいは知っている。陳腐なAVビデオや、なんとなしに立ち読みしてしまった官能小説ぐらいの知識ではあるが、セックスが本来は快楽のためではなく、子孫を残すための行為だってぐらいは知識としてはある。
記憶にあるAV女優のように、見よう見まねのキスの後はザラゾスの上半身の上を滑るように下へ下へ移動しながら、部屋着のズボンに手をかけた。
ズボンを少しずらし、その下にあるボクサーパンツの上から立ち上がっていない陰茎に舌を這わせた。
舌を触れさせた瞬間に、陰茎が反応し明らかに大きくなったことに気づいたが、気づかないフリをしてパンツの前が唾液で湿りきるまで陰茎の形をなぞり、吸い付くようにキスを落とし続けた。
ザラゾスはなにも言わないが、視線は感じた。
さっさとしろってことだろ?っと思いつつ、パンツを掴んで降ろした。
途端、起立した陰茎が出てきて、勝己は思わずビクッと震えた。
『あ…。』
「黙れって言ってんだろうが!」
これくらいでビビるなと己を叱咤し、勝己は起立した陰茎を両手で包み、舌を這わせた。
『ん…!』
初めて匂う雄の匂いと、舌に広がる味に顔をしかめつつ、手を上下させ、唇を寄せたり、舌を使う。
そうしていると、まだ大きくなるのかよ!?っとぐらいに反応を示して、勝己の記憶にあるモザイクがかかったAV男優のそれよりずっと大きくなった。
……待て。これ…入るのか?っという疑問が湧いてきた。悪魔だからこんな規格外なのか? 子宮壊れないか?
色々と一瞬で頭の中をグルグルと回る。
『かっちゃん…。』
「っ…、その名前で呼ぶんじゃねぇ!!」
一瞬でカッとなった勝己は、起き上がりぴっちり下着を脱ぎ捨ててからザラゾスの上に再び馬乗りになった。
『かっちゃ…。』
「ん…!」
手を添えて体の位置を調整しながら、完全に起立している陰茎を自分の陰部の入り口に狙いを定める。
『だ…め…。』
「ぃ…、ぐぅ…!」
濡れてもいないし、慣らしてもいないため、自分の花びらに先端が入っただけでキツイ。
早く…早く…、終わらせる!
そればかりを考えてギチギチメキメキと音を立てるような感覚を感じながら腰を下ろしていく。
そしてズンッとある地点を越えると最奥まで陰茎が入った。
ハーハー…っと呼吸を整えようとするが、痛みより、好きな相手じゃない相手で処女を散らせたという事実に、涙が勝手にボロボロと零れた。
「く…そ…、がぁぁああ!」
勝己は悲痛に叫ぶ。
ちくしょうちくしょう!っと、悪態を吐きながら痛みを越える感情のまま腰を振る。
快感なんてない。痛いばかりだが、刺激を受ければ体が本能から愛液を分泌し、無理をしたことで出た出血に混じって滑りが良くなっていく。
「は、やく…イケよ…!! 死ね、死ね! 殺す! ぶっ殺す! てめぇなんか、てめぇ…なんか、…殺してやる、殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる! あああああああああああああああああああ!!」
叫び続ける勝己の耳に、不思議と声が聞こえた。
『…ごめんね。かっちゃん。“僕”、君が…大好きだった。』
「……………………………えっ?」
『……ハ~ア。』
その声を聞いて我に返った勝己がザラゾスを見ると、ザラゾスはヤレヤレと面倒くさそうにしていた。
『お前さぁ…、本気で出久を取り戻したいのか?』
「ーー? ーーーー?」
『せっかくお前が初めてを出久にやりたいってのを叶えてやったのに。気づかなかったのか? お前がはじめのキスをしたところから出久だったんだぞ?』
「……ぅそだ…。」
勝己は青ざめ、震えた。
『あの日…、お前が、誰だ?って気づいてたから、すぐに気づくと思ってたが…、どうやら買いかぶりだったみたいだな。ワンチャンダイブって自殺をさせたあげく、魂まで殺すって…お前…。』
「あ…ああ…、デク、デ…ク…、ごめんなさ…。ごめんなさい…!!」
泣きじゃくる勝己の頬をザラゾスが撫でた。悪魔だというのにその手つきは奇妙なほど優しい。
『悪いが、もう聞こえてないぞ? ただでさえ消えかかってたのが、出久じゃないことの気づくほどお前から好かれてるってことを言ったら活力を出して生き返りかけてたってのに、お前が誰を殺してやりたいって全力拒否してたのか言わないでいたもんだから、想いだけ昇華して魂の芯だけが残ってる状態まで弱っちまった。このまま赤子に移したとしても転生前の記憶はないな。いちから育てないとただの真っ白な赤ん坊からだ。手に入るのは元・出久だった者の魂だけを持った人間だ。けどまあ、約束は約束だからな。この俺…、悪魔と交わした約束通り、無個性の赤ん坊を作ってそいつが産まれたら出久の魂を移してやる。』
「いっ、ぎぃ!?」
フッと笑ったザラゾスが勝己の腰を掴み、下から突き上げてきたため、いきなりのことに勝己は、後ろへ仰け反り白目をむきかけてパクパクと口を魚みたいに開閉させた。
奥までに入っている陰茎が明らかに変化し始めているのを体の中から感じた。
大きいとか云々の問題じゃない。細胞のひとつひとつが、生理的に…本能が…、拒否の意思を示すようにゾゾゾっと鳥肌が立った。
これが本物の悪魔に犯されることなのだと、身をもって知ってしまい、そして自分が悪魔のザラゾスだと思っていたさっきまでの相手が出久であったことを否が応でも理解させれてしまった。
強い精神力をはね飛ばすほどの危険を感じた本能が体を突き動かし、ザラゾスから逃げようともてる力をすべて使って暴れたが腰を掴んでいるザラゾスの両手の力を引き剥がせずまったく逃げられない。
『どうした? 急に気変わりか? 魚みてーにビチビチ暴れて。』
「ひ…! ひっっ!!」
『おいおい、お漏らしするほど俺が怖いか?』
今まで感じたことがない恐怖心にそれでもなお逃げようと暴れる勝己がザラゾスの上で固定されたまま尿を漏らした有様に、ザラゾスがクスリッと笑う。
『正直、処女は好きじゃないが、贅沢は言えないか。せっかくだ、人間じゃできねーことしてやる。』
ザラゾスが上体を起こすと同時に体を炎へと変え、部屋の中に広がるように動いた。
炎の形となったザラゾスが勝己の体を包み込みながら穴という穴に入り込んで蹂躙し、体全体を、まるで信じられない数の手や口などによって、胸はもちろん、さらに膣の中を突かれながら、陰部にあるクリトリスと呼ばれる過敏な部位や花びらのような出入り口の肉、膣の奥にある子宮どころか尿道、肛門、他の内臓の中まで余すことなく舐め回され、愛撫されているというおぞましすぎる凌辱であった。
それによって与えられるあまりの苦痛と快楽に。しょせんはただの人間である勝己が耐えられるはずもない。
だが、壊れてしまう、死ぬ、と実感しても実際には壊れてしまわなかったし、死ぬこともなかった。
なぜなら。
『狂えば楽だろうなぁ? 死ねば解放されるだろなぁ? だが、簡単に逃がすと思うか? この香(こう)は、狂気に逃げられないようにするうえに、快楽や苦痛によって死なないようにする薬効があるもの。元々は弱い奴隷が死なないようにするために開発されたとかってもんらしいが…、つまり、悪魔には効果は無いが、この香りが満ちているこの部屋の中じゃ弱いただの人間のお前はどうやっても正気のままで、死ぬこともできないぜ。残念だったな? 夜はまだまだ長いぞ。』
「ひぃいいい! ぎゃ、ぁぁ、うぅうううぎいいぃいいい!? ーーーーや、…だ…、いや、だ…! デクぅ…デクゥぅううう、デクーーーーーーーーーー、デク、デクデク、デクーーーーー、いやだあああああああああああああああああああああ………。」
出久を死なせたという事実への絶望と、本物の悪魔(バケモノ)に犯されているという恐怖で、実際には狂うことさえできないが、狂ったように出久を呼び泣き叫ぶ勝己の悲鳴もろとも、悪魔の炎が勝己を丸ごと飲み込んでしまうが、その声はもう出久には届かない。
ザラゾスは、処女は好みじゃないということにしました。嫌いじゃないがどちらかというとってぐらい。
愛ある出久とのセックスも書けるよう頑張ります。