※この作品はR-18です。

親友を汚されない為にもとあなたの性欲を処理してくれる女の子の話   作:みっくん

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エロを挟める空気ではなかったのでとても短いです。

エロ内容
・なし


その6

 あなたは朝一で小雪にメールでデートを申し込んだ。嫌嫌とした顔が目に浮かぶような返信だったが、彼女は了承してくれた。

 

 その日の昼休み、雨だからと教室で弁当を食べていたあなたの前から声が聞こえてきた。

 

 小雪と隣の席になったあなただが、彼女は昼休みになると教室の最前列の席になったあーちゃんと一緒に昼食を取っている。

 

「雪ちゃん何だか嬉しそうだけど、何かあったの?」

 

「べ、別に何でもないですよ? あーちゃんから見てそんなに私嬉しそうですか?」

 

「うん、すっごく嬉しそう」

 

「……あぅ」

 

人気者であるあーちゃんの周りには人が集まり、小雪と二人っきりで食事とはいかない。

 

 あーちゃんの言葉を聞いて周りの生徒たちが小雪に質問をするも、彼女はわたわたと顔を赤らめて否定するしか出来ない。

 

 映画を楽しみにしてくれているのだろうかと頬張った米を飲み込みながらあなたは思った。

 

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 そして迎えた週末。

 

 待ち合わせ場所である駅前広場に予定よりも三十分早く着いたので、彼女が来るまでどうしようかと思ったあなたの視界には小雪の姿が映った。駆け足で彼女の下へ駆け付け、早いねと声を掛ける。

 

「お前と用事を入れてたので他に何もなかったから早く来てただけです。お前こそ早いじゃないですか」

 

 ぷいっと視線を逸した彼女の頬はほんのりと赤い。

 

 可愛らしいその態度にほっこりとした雰囲気を出しそうになるが堪える。彼女は直ぐにあなたの雰囲気を察知し、烈火の如く怒ってしまう。大抵は彼女の羞恥を隠すための怒りのようだが。

 

「入場までまだ時間がありますし、少し歩きませんか?」

 

 時間をどう潰そうかと思っていたあなただったので頷いた。

 

「これとかあーちゃんに良さそうですね。お前はどう思います?」

 

 やはり小雪の思考の中心は親友のあーちゃんなのか小物を見ていても彼女に合うかどうかあなたは尋ねられる。クラスメートとしての付き合いしかない為、表面上の彼女しかあなたは知らないので雰囲気で頷いたり首を振ったりする。

 

 そんな風に彼女の後ろを歩いて店の中を見ていたあなただったが、視界の端に見事な髪飾りが目に映った。小雪が付けると良さそうだ。

 

 後で時間があったら買っておこう。バイトをしているだけに軍資金がそれなりにあるので多少値が張っても買えるだろう。

 

 時計を見るとあと少しで映画が始まりそうだ。小雪に声を掛け、あなたと小雪は映画館へと足を向けた。

 

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「結構面白かったですね。特に最後の……」

 

 映画を見終わり、映画館近くにあったハンバーガーチェーン店であなたたちは感想を言い合っていた。

 

 最初はよくあるラブロマンスものかと思ったが、だんだんと激しいアクションが入り、結局何の映画だったのかは分からないが、見ていてとても面白かった。

 

 どうやら小雪も同じらしく、ポテトを片手に口を開く彼女は楽しそうだ。

 

「そう言えば、途中でトイレに行ってましたけど大丈夫ですか?」

 

 映画の中盤、物語がこれから佳境へ迫るといった辺りであなたは一度席を外した。

 

 目的は告げた通りにトイレではなく、髪飾りだった。安すぎず高すぎずな値段だったそれは、彼女は受け取ってくれるだろうか。

 

 大切にバッグにしまったそれを取り出し、はいプレゼントとあなたは彼女に渡す。

 

 なんでプレゼント? と首を傾げる彼女の顔は見ていて面白い。澄ました顔でも、蕩けた顔でもないそれは目を丸くしていた。

 

 明日誕生日なんでしょと言うと納得がいったようで首を縦に振った。

 

「なるほど。これはお前から私への誕生日プレゼントでしたか……開けても?」

 

 どうぞと手を向けると手に持っていたポテトを咀嚼し、ナプキンで拭ってから包装を丁寧に剥がしていく。

 

 細くしなやかな指が油でテカっていたのが見れなくなるのは残念と思いつつも、彼女は喜んでくれるだろうかと鼓動が早くなる。

 

 そもそも、こうして小雪と交流を持つまであなたに碌な女性経験はない。今日のコーディネートだってネットの情報をフル動員してやっとの思いでしたものだ。

 

 それとなく互いの服装を褒めあったが、これが正解なのかすら分からない。センスにも自信がなく、もし突き返されたらどうしようと暗い感情が湧くも、これまで付き合ってきた彼女はそんな事はしないと持ち直す。

 

「髪飾り……綺麗ですね。手が汚れてますし……すみませんが着けて貰えますか?」

 

 あなたに髪飾りを手渡すとそのままずいっと顔を近づける。

 

 ぷるんとした潤いに満ちた唇はポテトの油で余計に光っており、口付けをしたくなってしまう。上目遣いがちに顔を見られ、行為中ならまだしも人の目があるチェーン店の中。キスをするような勇気もなく、そのまま彼女の髪に着けた。

 

「……似合い、ますか?」

 

 あなたの見立て通りに髪飾りは彼女の魅力を更に引き上げてくれた。頬を染めた無表情なその佇まいは周りの客を魅力する。

 

 何も言えずにいるあなたを見て似合っていないと思ったのか外そうと手を伸ばすのを止める。

 

 見惚れてたとあなたが言うと、ぼんっと爆発したかのように顔を真っ赤に染めた。周りの客からの視線が痛く、急いで残りを食べた。

 

 掴んだ手はそのまま、帰るまで繋がれていた。

 

 




髪飾りを付ける。着ける。どっちが正解なんですかね。加えるという意味なら付けるですし、身につけるという意味なら着けるの方が適切そう。日本語って難しいですね。

最初は映画を見ながら手コキにしようと思ってましたが、髪飾りを見つけただなんて文を増やしたのでそっちに話が行っちゃいましたね。短いけど満足できたので個人的には良き。

ただ、やっぱり文字数が気になるなぁ。最初の短編として挙げたその1が長く、そっから段々と文字数が減少中。

連載に合わせて前書きにエロ内容を書き加えました。
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