キリトは相変わらずたまに京子と肌をあわせる日々を送っていたが、もちろんそれだけで日常を過ごしていたわけではなかった。
そしてある日”デス・ガン事件”で”シノン”こと”朝田 詩乃”と知り合ったのだった。
その日、ガンゲイル・オンライン内で二人は待ち合わせていた。
「シノン、紹介したい人がいるんだ」
「なによ、突然」
キリトいわく、SAOでの事件の時に世話になった人でカウンセリングしてもらったのだという。
シノンの事情を知ったキリトが、腕の良いそのカウンセラーを紹介したいということだった。
「前にも話したと思うけど、俺はSAOで人に手をかけてしまった」
「殺し合いになってしまったというやむえない理由があったとはいえ・・・」
以前、SAOでのことをキリトから聞いていたシノンはキリトの事情を良くわかっていた。
そんなキリトの提案に乗ってみるか、とシノンは承諾するのであった。
今日、早速会いに行くことにしようと、キリトが相手に連絡を取っていたが、相手もアルヴヘイム・オンライン上であればすぐに会ってもらえるということだった。
早速時間を合わせてアルヴヘイム・オンラインにログインする二人。
繁華街を通り過ぎて、ギルド用のゲーム用のではなくプレイヤーが創り上げた施設が集まっている辺りに二人は行き、とある施設を訪れていた。
ギルド用の設備の規模から、ALOをかなりやり込んでいるギルドの責任者みたいな立場の人間なのだろうかと、今から会おうとする相手について想像する。
キリトに聞いてみると、やはりALOをプライベートで楽しんでいるそうだ。
生産職で腕を鳴らしているらしい。
今度こういう縁があったのだから装備を頼んでみたらどうかとシノンに薦めてきた。
相手が待っている部屋の扉をくぐった瞬間何か変な感覚をシノンは感じたが、キリトが何も感じていないようなので気のせいかと思うシノン。
入った部屋はかなり殺風景でどこかの医療機関の診察室といった面持ちで、机と診察用のおもむきがあるテーブルセットとベッドが3床ほど置かれていた。
「はじめまして、君が朝田 詩乃さんかな」
白衣を着ていた部屋で待っていた男は自己紹介をして話を進めていった。
飲み物とお茶請けを用意してキリトとシノンをもてなしてくる。
「和人君から少しは話を聞いてるよ」
「俺は同席しないほうがいいかな」
キリトがそう言うのをシノンがいいのであれば一緒にいていいんじゃないかと男は言う。
シノンはもちろん承諾し一緒に話をすることになった。
しばらくシノンが状況を説明していく。
「誰かに話すだけでも効果はあるからね」
最初は怜悧な印象を受けた男はそう言って、真剣な面持ちでアドバイスも交えていく。
「医者の真似事だがいい線いってるだろ」
「もう安心していい、悪夢を見ることもなくなるだろう」
シノンは男が何を言っているのか認識できなかったが”問題ない”という言葉でシノンの心は晴れたかのようだった。
その時にはキリトはシノンの隣にいたまま、まるで彫像のように何も反応を示さなかった。
シノンは認識していなかったが、いつの間にかにシノンの首にネックレスが巻かれていた。
そして男の明らかにおかしい言葉にも疑問を差し挟むことはなく、ただただそのまま受け入れるだけになっていた。
ついでに体調も確認すると男が言うのにも逆らわず、言われるがまま”診察のため”服を脱いで胸部を男に晒すのであった。
触診と称してその突き出した胸を触り、長時間乳首を弄っていた。
キリトがそばにいることもシノンの頭の中にはなく、男の行為も受け入れるのであった。
「やっと反応したな」
シノンに対し執拗な
あたかも医療行為であるかのようにシノンにリングが取り付けられていく。
男に命令され全裸になったシノンは、男の言うがままにベッドに身を横たえていた。
シノンは男によって気持ち良い悪いといった感覚を無くされていたが、肉体には如実に影響が現れていた。
まるっきり男が加えてくる行為に対し反応を示さず、平静な表情を崩さないシノン。
下腹部に男が移動し、シノンの脚を開げるのにも抵抗もせず無反応だった。
シノンは何をされているか認識していない状態になっていた。
男の
手慣れた様子で包皮が剝かれリングが取り付けられる。
シノンの反応は全くなく、表情も全く変化することはなかった。
シノンが認識しないまま状況が推移し、最後のリングも取り付けられたのであった。
男は自分の計画どおり上手くいったのを見て、本日の締めくくりとしてシノンの
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朝田 詩乃には男と出会った記憶はすべて残されていなかった。
正確には”思い出せなくされていた”だが。
しかしなぜか聞いたこともない電話番号が脳裏に浮かび上がり”その番号に連絡を足らなければならない”という強迫観念に襲われていた。
「もしもし浅田ですが」
「ああ”朝田 詩乃”君か、久しぶり」
仮想空間で会ってからしばらく時間がたっていた。
「準備ができました」
機械的な感情のこもらない声で言う。
そのままいつ会うかなど予定を決め電話を切っていた。
(あれ何してたんだっけ)
(まぁいっか)
重要なことではなかったのだろうと自分を納得させていた。
”その日”朝田 詩乃は普通に外出をし、自然な様子で男と駅前で待ち合わせていた。
「やぁ待ったかい、じゃあ行こうか」
そのまま男に何も言わずに後をついて行く詩乃。
男と一緒にラブホテルに入っていく。
部屋に入ると男が詩乃に対して服を脱ぐように命じた。
無表情のまま服を脱いでいき下着姿になった。
男から送られた下着を着けてきた詩乃は、恥ずかしいとも思わず男にその姿を見せていた。
直葉の着けていたものと同じ種類の下着が、詩乃の体を包んでいた。
「こういうのはやっぱりいいな、他の娘たちにも着ることを強制するべきだな」
詩乃の姿態を見ながらそんな感想を漏らす。
じろじろとぶしつけな視線を送っているが詩乃は嫌がるそぶりを見せない。
眼は虚ろでただただ茫洋としている。
男は詩乃に近づき突然口づけを奪った。
眼が虚ろなままキスを拒絶しない詩乃。
そのまま抱き寄せベッドまで連れていき、詩乃を押し倒した。
詩乃の反応を引き出せないが、男は焦る様子を見せず、じっくりと愛撫を加えていった。
詩乃のメリハリのついた体つきを楽しみ、仮想空間で施した事が現実でも効果を発揮していることを確かめた。
詩乃の乳首は男の愛撫に対して簡単に反応しすぐに突き出し始めた。
むくむくと立ち上がっていくのを舌と指先で刺激すると、今まで無反応だった詩乃の表情に変化が現れ始めた。
じっくりと片方の手の平でおっぱいの形を変えながら、唇ともう一方の指先で腋の下を刺激したり乳房の脇に沿って舐めたりして詩乃の性感を昂ぶらせていった。
たっぷり詩乃の上半身を堪能したかと思うと下半身を刺激し始めた。
今回はそのまますぐに下半身に突き出ている果実に食らいつく。
だが歯は立てず唇で挟んで舌でつついていた。
さすがにびくびくと体を震わして、大きい反応を示す詩乃の表情は緩み始めていた。
同時に中指を挿入し、中で折り曲げて押し広げていたが、クリトリスから唇を離し、舌で尖らせ指の代わりに差し込んでいった。
詩乃の愛液を舐めとりながら、詩乃の
ゴリゴリと
破瓜の痛みはあるはずだが愛撫も同時に加えているために、快感と痛みがまじりあっているようだ。
しかし最後まで埋め込んだことで反応が一変する。
ただ苦痛が駆逐されただ快楽だけに置き換わった。
もうすでに詩乃の様子は変わり、元の無反応状態は影も形もなく喘ぎ声を上げていた。
『意識を鮮明にしろ』
「なにこれは?」
詩乃のはっきりし元に戻った意識はすぐに快感に埋め尽くされ、喜悦にあふれた情感に翻弄された。
その瞬間が延々と続いたことで、正常な意識の状態に男によって作り出された快感が、長時間の時をかけて刻み込まれて行った。
正常位から態勢が変わって詩乃は騎乗位で腰を振っていた。
初めてにもかかわらず本能に従って腰を振り続ける。
誰にも教えられなくとも
男が出しそうになった瞬間に腰を落とし男根を絞る動作をするのであった。
もっとも詩乃の動きは本能的なものだけでなされたわけではなく、男に会う前の期間に男から送りつけられていたエロ動画で学習していた効果もあったのだった。
詩乃は毎日エロ動画を見ていたという事を覚えていなかったが、エロに関する学習を積み重ね知識を増やしていたのだった。
初日にしては上出来だっただろう。
今日だけでも何度もザーメンを注ぎ込まれ、現実世界でも順調に調教が進んでいる。
記憶を封じられて帰宅した詩乃は、その日からたびたび男と会う習慣が形作られたのだった。
体に経験が刻まれ、その日が終わるたびに記憶が閉じられる。
そんな詩乃はもう悪夢を見ることはなかった。
その代わりに顔がよく見えない男と交わり、何度も昇天している淫夢を繰り返し夜毎に見るようになっていたが、起床とともにどんな夢を見たか思い出すことがない。
そういった繰り返される催眠学習と、寝る前に見ることを義務付けられているエロ動画によって、詩乃は記憶がないままセックスに馴染んでいった。
それとともに詩乃は艶っぽい雰囲気を醸し出すようになっていた。
もう男と会っている間、詩乃の意思は戻っていても反抗する意識は浮かび上がらず、爛れた関係に耽溺していた。
元々肉体は自由に動かすことが出来なかったが、精神的にも逆らえなくなっていた。
今日も男に背後から突かれると、その動きに合わせて詩乃は自分から腰を振って自らを昂ぶらせるようになっていた。
対面座位の態勢では幸福感に浸り、自分から男にディープキスをするのであった。
男との交わりの日々によって変化し、記憶が封印されることが無くなっても詩乃は逆らう様子も見せずフェロモンを振りまく、以前のシノンの面影は無くなっていたのだった。