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確かに巴は従来のヒューマノイドとは異なり、生身の脳を持ってはいない。だが身体のあちこちには生体部品が使用されているのだ。生粋の機械でない限り、不具合は生じるだろう。つまり、巴を開発した誰かはその調整すら行っていないということなのだ。
後で、ゆっくり調べないといけないわね。徹底的に改良する必要があるかも。絵美佳は心の中でそう呟いた。ふと、巴を見やる。すると巴はとても不安そうな顔になっていた。
「あ、あの部長。わたし、何か変なことしましたか?」
「心配しないでだいじょうぶよ。とりあえず、女性器を診てあげるから、足を開いて」
にっこりと笑って絵美佳はそう告げた。巴もぱっと明るい顔になる。さっきまで見せられないと言っていたことも忘れ、巴は自分からガウンの裾を分けた。素直に足を開いている。絵美佳は思わず苦笑して巴の足の方に回った。
女性器の形も人に近く作られている。それをまじまじと観察しながら絵美佳は小さく笑った。
「恥ずかしくないの?」
「えっ、あっ、ええと、恥ずかしいですけど」
絵美佳の言葉に急に反応し、巴が思い切りうろたえる。絵美佳の前に股を開いていることに改めて気付いたらしい。どこまでも鈍い巴に絵美佳はくすくすと笑った。自分で開いたくせに、と告げる。すると巴はさらに焦った。乱れていたガウンを合わせようとする。だが巴が隠したのは下半身ではなく、剥き出しになっていた乳房だけだった。足は相変わらず開いたままだ。
「ごめんね。恥ずかしくても、あたしの命令には従ってね」
「あ、はいっ」
やけに素直な答えが返ってくる。絵美佳は満足を込めて頷き、再び巴の股間に顔を寄せた。見た目に人の性器とそっくりに思える。母の由梨佳と比べても随分と人に近いだろう。その点だけ見てもヒューマノイド工学は随分と進化しているのだ。絵美佳は感慨を込めて息をつき、巴の陰部に手を伸ばした。
「ひゃんっ!」
絵美佳が陰部に触れた瞬間、巴が声を上げた。濡れそぼっていた膣からさらに愛液が零れてくる。絵美佳は笑って巴の陰唇を静かに割り開いた。
「感じるなら素直に声出していいわよ」
そう言いながら絵美佳は巴の陰唇を指でなぞった。形も触感も人のと変わりない。そのことを確かめてからちらりと巴を見やる。巴は懸命に唇を引き結び、固く目を閉じていた。
「あ、あのっ、何だか……んっ! へ、変な感じですぅ!」
堪えきれなかったのか、巴が掠れた声でそう告げる。絵美佳は笑って巴のクリトリスを指先で探り当てた。途端に巴が身体を震わせる。涙を浮かべて切ない顔をしている巴を見ていると、絵美佳の心の中に奇妙な感覚が生まれた。もっと焦らしてみたい。さっきまでは観察することだけが目的だったはずなのに、そんな欲求が絵美佳の中に生じる。
「あのね。ちょっと調べるの中断していい?」
「え!?」
巴が驚愕に目を見開く。絵美佳は笑って巴の陰部を静かに弄った。クリトリスの勃起具合を指先で確かめる。
「あっ! やっ、吉良部長! んぅ!」
「あたしも、感じてきちゃったの。だから、せっくすしない?」
下半身が熱い。絵美佳は自然と身を乗り出し、巴の胸に手をあてがった。さっきまでは多輝にされていたことをイメージしながら巴を弄っていたのに、今はもうそれでなくとも巴を嬲りたいと感じている。絵美佳は欲求の赴くままに巴のガウンの中に手を入れた。
どうすれば女二人で性交できるだろう。絵美佳は初めての経験を頭の中に思い描いた。股間を合わせて刺激しあえば達するだろうか。それとも指で互いの性器を刺激すればいいのだろうか。考えながら絵美佳は巴を弄り続けた。甘い吐息を耳にしているだけで絵美佳の中の欲求が更に膨れ上がる。
「んっ、部長っ! すごい! あふっああん!」
絵美佳の指の動きに感じ、巴が甘い声で鳴く。絵美佳の顔からはいつの間にか笑みが消えていた。もっと巴を食いたい。もっとよがらせてみたい。今まで感じたことのない欲望が心の中に生まれる。絵美佳は巴の愛液を指に絡めながら勃起したクリトリスをこねた。同時に下着の中が熱くなる。絵美佳は無意識の内に実験台の端に股間を押し付けていた。痺れるような感覚が身体を突き抜ける。
「ここに……キスしていい?」
静かにそう訊ねながら絵美佳は腰を屈めた。濡れた巴の陰部に唇を寄せる。人ならある筈の匂いがない。やはり人を模していても巴は機械なのだ。体臭が全くない。絵美佳は無言で陰部に唇をつけた。勃起したクリトリスを舌先で転がす。自分から女性器を舐めたいと思ったことも、実際に舐めたこともない。絵美佳はだが自分の異質な思いに気付かないでいた。巴をもっと啜ってみたい。何故かそう思えるのだ。
絵美佳は下着の中の熱さを持て余していた。けれどそれだけ感じているのにいつものように濡れたりしていない。だがそのことにも絵美佳は気付かなかった。床に膝をついて大胆に巴の陰部を舐める。指を膣口に差し入れ、溢れてくる愛液を啜るたびに絵美佳の中で欲望が膨らんでいった。
巴は絵美佳の愛撫に応えて鳴いている。その声を耳にするうちに絵美佳は段々と我慢できなくなっていった。
もう我慢できない。絵美佳は震える手をスカートの中に入れ、自分の性器を弄ろうとした。が、その途端に凍りつく。全ての動きを止め、絵美佳は息を飲んだ。下着の中で勃起しているのはクリトリスではない。これは紛れもなく男性器だ。絵美佳は焦ってその場に立ち上がった。
「なっ! なにこれっ!!」
「え?」
絵美佳の奇声に巴が目を開く。ぼんやりとした眼差しになっていた巴は絵美佳の驚愕のほどを見て取ったのだろう。次第に焦点が定まる。絵美佳は慌ててもう一度スカートの中を探った。間違いない。勃起したペニスが狭い下着の中で押し潰されたようになっている。絵美佳は無造作に触ってしまってから顔を歪めた。熱い息をついて何気なく巴を見やる。巴は心配そうな顔で絵美佳を見つめていた。
「えっと、ちょっとそのまま待ってなさい!」
スカートの中のペニスをつかんだまま、絵美佳は慌ててそう言った。巴が不思議そうに首を傾げる。だが言われた意味は理解したのだろう。声も発することもなく大人しくなった。
TSのよかんです。