※この作品はR-18です。

夢の隙間   作:伊駒辰葉

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ちらっとだけですがエロっぽいシーンがあります。
直してません!(居直り

あと、この時点でメカ娘は全然書けてないのでごめんなさい。


創設、ロボット研究会 2

「部長……っ! も、う……だめえ……ああっ!」

 

 ちなりは優一郎の腕に胸を押し付けたまま、短いスカートに包まれた腰を震わせた。達してしまったのだ。愛らしい声で鳴いたちなりを優一郎は微笑みながら撫ぜ続けていた。

 

「下着を着けてないんだから、漏れた合成愛液で服を脱がさないように気を付けてね。必要ならストッパーを挿入しようか?」

 

 優一郎が告げるとちなりは小さく頷いた。命令するまでもない。ちなりは優一郎が指示する前にスカートをめくり、足を開いた。スカートの中で折り重なっているのは真っ白なペチコートだ。そしてちなりの太股にはストッキングが、それを留めるガーターベルトがつけてある。優一郎はいい子だね、とちなりに声をかけ、テーブルの下の木箱を取り上げた。四十センチほどの箱の中にはずらりとカプセルが並んでいる。優一郎はカラフルなカプセルの中から白いものを取り上げた。

 

「は、や……く……入れて、くださあいっ」

 

 ちなりはすすり泣きながら掠れた声を上げた。優一郎は苦笑してちなりの濡れた陰部に手を伸ばした。指先でつまんだカプセルを幼い膣の中に埋める。人差し指でカプセルを膣の奥へと押し込むと、ちなりが声もなく仰け反った。

 

「斎姫、君も必要でしょ? ストッパー」

 

 優一郎は指についたちなりの淫水を舐めながら振り返った。ちなりの淫水には淡いラズベリーの味がついている。木苺の仄かな香りを楽しみながら、優一郎は斎姫に語りかけた。だが斎姫は真っ赤になって俯いている。

 

「……おねがいします」

 

 優一郎が黙って少し待つと、斎姫は小さくそう告げた。立ち上がって着物の裾を手で分ける。優一郎はちなりに挿入したものと同じカプセルを指に挟み、斎姫のエプロンをめくった。手探りで濡れた陰唇を分け、カプセルを膣口に入れる。

 

「や……っ! ちなりがっ! ちなりが入れるのお!」

 

 真後ろでちなりが声を上げる。優一郎は苦笑しながらちなりを振り返った。ちなりは目を潤ませてソファの上を這いずってくる。優一郎は苦笑したまま、ちなりに場所を譲った。

 

「ふくぶちょお……。ちなりでも、いい?」

 

 涙に濡れた目でちなりは斎姫を見上げている。いつも見せている対抗心など欠片も見えない。興奮したちなりが斎姫のエプロンを強く握り締めている。優一郎は微笑みながら斎姫に首を傾けてみせた。斎姫は困惑した目で優一郎とちなりを見比べている。

 

「ごめん。今度、埋め合わせするから」

 

 にっこり笑って優一郎はそう囁いた。すると斎姫の顔がぱっと明るくなる。ちなりはだが、変わらず潤んだ目で斎姫を見上げている。恐らく、興奮してしまっているために全身の性感帯が疼いているのだ。一度そうなったちなりは、相手を選ばず欲情する。

 

「ちなりちゃん、優しくお願いね」

 

 斎姫は微笑を浮かべてちなりを見下ろした。ちなりは何度も頷いて斎姫のエプロンをめくった。ヒューマノイドの性器は人間以上に急所になる。少しでも傷つけられると途端に機能を停止してしまうのだ。ちなりもそれはよく判っているのだろう。斎姫の陰部に優しく触れている。優一郎は二人を眺めながらゆったりとソファに寄りかかった。

 

「あの、これでいいんっすか? 部長」

 

 大きな音を立てて試着室のドアが開く。上背のある大柄な女子生徒がドアの前に腕組みをして立つ。優一郎はそんな女子生徒を見つめ、頷いた。

 

 泉水カレン。優一郎や斎姫の同級生だ。カレンは今年の二月に入部してきた。部員の中ではまだ新しい機体を持っている。だがカレンは背の高さに比べ、身体つきはとてもほっそりしている。だがスレンダーな身体とは対照的に、バストは零れ落ちそうなほど豊かだ。そんなカレンを見つめ、優一郎は微笑みを浮かべた。横ではちなりが斎姫を攻め始めたところだ。もうそろそろ、斎姫も我慢の限界を超える。ちなりの感度は最高だが、性交渉の相手に快感を与える技術も半端ではないのだ。

 

 カレンは元々、登校拒否の生徒だった。集団でバイクを乗り回していた時期もあるという。喧嘩っ早い性格で、別の集団と争闘を繰り広げたこともある。そんなカレンを学校に引き戻したのは優一郎だ。

 

「斎姫もちなりも、あんま、張り切るんじゃないよ。うちら、今日は乳繰り合うために集まってんじゃないんだからさ」

 

 呆れた声で二人にそう忠告し、カレンは大またで優一郎に近づいてきた。チャイナ服が大柄なカレンによく似合っている。大胆なカットのスリットから伸びる足は、あくまでも細い。膝下までスカートの丈はあるが、スリットのおかげで歩くと足が丸見えになる。だがカレンはそれを一向に気にしていないらしく、無造作に優一郎に近づいてきた。

 

「君達ヒューマノイドにとって快感を感じることは食事をするよりも大切なことだからね。君も参加したらどう?」

 

 試しに優一郎はそう告げた。だがカレンは肩を竦めて優一郎の隣に腰を下ろす。カレンが背もたれに腕を伸ばす。優一郎は苦笑してカレンに首を傾げた。

 

「別にいい。うちの好みじゃないし。この子ら」

 

 カレンはそう言ってから試着室に目を向けた。優一郎も何気なくカレンの視線を追う。斎姫とちなりはいつの間にか床に座り込んで互いを弄りあっている。これでは衣装はクリーニングに出さなければならないだろう。優一郎はそんな二人に微笑みかけてから、試着室に目を戻した。

 

 一つのドアが静かに開く。中から現れた一人の女子生徒の姿にカレンが目を輝かせる。そう。カレンは筋金入りの女性好きなのだ。優一郎はそんなカレンにくすくすと笑いながら、声をかけてあげたら、と告げた。

 

「綺麗じゃん! 仁科!」

 

 仁科と呼ばれた女子生徒は困惑気味に笑った。ロングスカートにフリルのエプロンという、オーソドックスなメイド姿だ。小柄な彼女によく似合っている。仁科保美。かつてカレンが命をかけて守った相手でもある。

 

 保美は静かにソファに向かって歩いてくる。保美の艶のある黒髪は解いたままになっている。カレンは待ちきれなかったのか、保美がソファにたどり着く前に腰を上げた。駆け寄って肩を抱いている。保美は頬を染めてはにかみながら、優一郎に軽く頭を下げた。優一郎も笑って会釈する。

 

 保美は優一郎より一つ上の三年生だ。だが実際の彼女は二つ年上になる。絵美佳と同い年なのだ。絵美佳は興味がない、という理由で勉強をしなかったために留年したが、保美は別の理由で三年生を二回やっている。ちなりは事故で身体をなくしたのだが、保美は病気でその臓器の殆どが機能を停止してしまったのだ。

 

 そんな保美が道で倒れたところに通りかかったのがカレンだ。だが保美を病院に運ぶ途中、カレンは闘争を繰り返してきた敵集団と鉢合わせした。いつも争う時はカレンも仲間のグループの中にいる。だがその時はたった一人で戦わなければならなかった。

 

 逃げようと思えば逃げられたでしょう。そう保美はいつもカレンに問い掛ける。だがカレンは困ったように笑って一目であんたに惚れたからさ、と答えるのだ。優一郎の目から見ても、二人はとても微笑ましい関係なのだ。

 

「だから、悠波もいいかげんにしときなってばさ。ほら、吉良瀬がそろそろやばいよ。壊れたらどうすんのさ」

 

 カレンはそう言いながら戯れている二人に近づいた。ちなりの首根っこを捕まえて宙吊りにする。斎姫はまだ鳴いている。そちらには保美が静かに近づいた。暴れるちなりを捕まえたカレンが、問い掛けるような目を優一郎に向ける。

 

「リセットするしかないかな。今、処置するから」

 

 優一郎はため息をついて立ち上がった。カレンが素早くちなりを拘束する。優一郎は喚くちなりのスカートの中に手を伸ばした。臍を探り当てて中のスイッチを捻る。軽くスイッチを押し込むと、ちなりがかくん、と動きを止めた。カレンは苦笑してちなりをそのままベッドに運ぶ。診察台に似たベッドの上にちなりを下ろし、カレンが戻ってくる。

 

「斎姫さん、落ち着いてください」

 

 穏やかな声が聞こえてくる。見ると悶える斎姫の肩を押さえ、保美が静かに語りかけていた。優一郎は保美に斎姫を任せることにし、ソファに戻った。カレンも静かについてくる。

 

 やがて保美はゆったりとした歌を歌い始めた。優一郎はにっこり笑って耳に手を当てる。隣のカレンも指を自分の耳に突っ込んだ。保美の声が殆ど聞こえなくなる。だがその唇は静かに歌い続けている。

 

 しばらく待つと、斎姫の動きがやがて緩慢になってきた。絶えず喘いでいた唇が静かに閉じる。目が虚ろになり、手の動きが止まる。保美の歌には催眠効果があるのだ。しかもヒューマノイドである彼女たちには覿面の効果がある。斎姫は瞼をゆっくり閉じ、やがて寝息を立て始めた。保美が優しい笑みを浮かべて斎姫の乱れた着物を整える。そして保美は歌い終わった。

 

「さっすが、仁科! いちころだったね」

 

 カレンが歓声をあげる。優一郎も頷きながら耳を塞いでいた手を退けた。保美が丁寧に優一郎に一礼する。

 

「仁科さん、ありがとう」

 

 優一郎が礼を述べると保美は微かに赤くなった。いそいそと眠ってしまった斎姫の身体を抱え、ベッドに運ぶ。つつましくしとやかに。それが保美のコンセプトだ。実際、保美はヒューマノイドになる前からそういう性格だったらしい。優一郎は微笑みながらそんな保美の姿を目で追った。カレンは保美の能力をとても気に入っているらしく、ひたすらに誉めている。だがそんなカレンにもカレンにしか出来ない能力がある。そしてちなりはちなりだけの、斎姫には斎姫だけの特性があるのだ。

 

 だが清陵高校に通う生徒たちも教師たちも、彼女たちが人ではないことを知らない。現在、ヒューマノイド工学は世間に認められつつあるが、まだその技術は正式には公表されていないのだ。なのに技術面でだけは激しい競争が繰り広げられている。それゆえ、ヒューマノイドの技術を安易に外に漏らすことは危険なのだ。

 

「そいえば、部長。センセは?」

 

 ふと、カレンが告げた。優一郎はそういえば、と呟いて試着室を見やった。まだメイド姿を見せていないのは玲花だけだ。優一郎は立ち上がってまだ埋まっている試着室に近づいた。

 

 ドアを開ける。狭い試着室に沈むようにして半裸の玲花が寝こけていた。




追加で、

泉水カレン
仁科保美

というキャラクターが出てきました。
ロボット研究会のメインキャラクターですが、一部は存在感が薄くなります……
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