……メカですけども。
長かったので三分割してます。
ロボット研究会の日常 1
「くうんっ! あんあんっ!」
弓なりに身体を反らせ、ちなりが高く鳴く。それを見ながら優一郎は腕時計を見下ろした。正確な時間を端末に書き込む。ちなりを抱きかかえているのはカレンだ。ちなりは喘ぎながらカレンの唇に吸い付いている。
「いいよ、ちなり。うちのも凄く固くなってる……」
そう言いながらカレンはちなりの腰を強く抱き寄せた。優一郎は小さく笑ってちらりと隣に目をやった。第二研究室の中央には実験のためのベッドがあり、その横には幾つかの椅子が並んでいるのだ。優一郎の隣には斎姫が座っている。
斎姫の頬は赤く染まっている。カレンとちなりの性行為を見ながら感じているのだ。それを読み取って優一郎は微笑を浮かべた。再び実験台の二人に目を戻す。
「改良型のフェイクペニスユニットはなかなかのものだろう?」
カレンの恥丘に取り付けられたユニットをこのたび新しくしたのだ。優一郎はにっこりと笑いながら二人に話し掛けた。だがちなりはカレンに攻められて喘ぐのが精一杯らしい。対するカレンは優一郎に目を向け、にやりと笑った。うっすらと頬が染まっている。
「いいっすよ。感覚がまた鋭くなってるから、ちなりの中の様子もよく判るし」
はっきりと告げ、カレンは這いつくばっていたちなりの身体を抱え起こした。その途端、ちなりが激しい声を上げる。実験開始から四十分経っている。ちなりの機体のデータは優一郎の端末に常に送られてくるのだ。ちなりが絶頂に達したことを見て取り、優一郎は薄く笑った。
優一郎は白衣のポケットに手を入れた。小さなリモコンのボタンを操作する。すると隣にいた斎姫が微かに声を上げた。身体を丸めて息をついている。
「斎姫。見てるだけじゃあ退屈でしょ?」
二人の座っている椅子には柔らかな背もたれもついている。優一郎はゆったりと椅子に座り、リモコンを取り出した。甘い息をつき始めた斎姫は、潤んだ目を優一郎に向けている。リモコンのボタンを押すと、斎姫がびくりと肩を揺らした。かたかたと足が震えている。腿を擦り合わせているのだ。
「オナニーしたい?」
微笑んで告げる。優一郎は腕で自分を抱きしめている斎姫を見つめ、その頭をゆっくりと撫ぜた。
「あの、自分でするよりも……」
泣きそうな顔で斎姫が訴える。優一郎は苦笑して肩を竦めた。実験台の二人を見る。カレンはゆっくりとペニスを突き入れつつ、剥き出しになっているちなりの乳房を愛撫している。ちなりはもう、理性などとっくに吹き飛んでいるらしい。自分から腰を振って快楽を導いている。そんな二人を見てから優一郎は斎姫に視線を戻した。
「どうしてほしいの?」
端末を空いた隣の椅子に置き、優一郎は斎姫に向き直った。斎姫は荒い息をつきながら腰を振り始めている。椅子に陰部を擦り付けているのだ。リモコンを操作すると斎姫が甘い声を上げる。優一郎は小さく笑いながら斎姫の髪をゆっくりと撫ぜた。
「あそこを……検査……おねがいします」
掠れた声で斎姫が呟く。優一郎は困った顔で笑ってから首を振った。斎姫の髪から手を離し、置いておいた端末を取り上げる。そろそろカレンが一度目の射精をするだろう。優一郎は腕時計にちらりと目を走らせてから斎姫を見やった。
「女性器ユニットの、調子が悪いわけではないんでしょ?」
笑って訊ねると斎姫が赤くなって目を逸らした。その視線の先には玲花が転がっている。カレンと保美の二人に攻められ、許容量を越える快楽に晒されたためにオーバーヒートしてしまったのだ。
「すまないけど、先生の身体の状況を記録して、股間の洗浄をお願いできるかな?」
優一郎は斎姫の視線を追ってそう告げた。慌てたように斎姫が優一郎を見返る。だが優一郎は微笑みだけを返した。それからおもむろに実験台に向き直る。斎姫はしばらく困惑した顔をしていた。それを知りつつ、優一郎はリモコンのボタンを操作する。斎姫の女性器ユニットをさらに刺激すると、隣にいた斎姫が声を上げて仰け反った。どうやら遠隔操作の実験は成功のようだ。
「優くんっ! あの!」
「どうしたの?」
不思議そうな顔で訊ねると、斎姫が戸惑った顔になる。だがすぐに明るい表情になり、斎姫はスカートを握り締めた。
「あの、あそこがおかしいんです!」
それを聞いた優一郎はさりげなくリモコンのボタンを押した。与えていた刺激を全面カットする。すると斎姫が息を飲んだ。明るかった顔が徐々に曇っていく。
「おかしいってどうしたの?」
端末に目を落としながら優一郎は微かに笑みを浮かべた。カレンの感じている快楽が数値化され、端末画面にグラフになって表れている。なだらかな曲線を描いて上昇しているカレンの感覚を確認し、優一郎は端末の画面を切り替えた。続いて表示されたのはちなりのデータだ。ちなりのグラフはカレンのものとは違い、激しく波打っている。低レベルでの細かい波が続いたのち、急激にグラフが上昇する。そしてゆっくりと快感が鎮まる。その繰り返しだ。
「ちなりも、カレンも正常に動作しているよ。誰が変なの?」
本当は違うと判っていたが、優一郎はあえてそう訊ねた。すると斎姫がスカートを握り締めて視線を彷徨わせる。だが、次に斎姫は強く頷いた。
メカ子がちゃんと書けていないー!!
と、自己嫌悪に陥りつつアップしてます。
直してません(泣)