※この作品はR-18です。

夢の隙間   作:伊駒辰葉

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エロシーンに入ります。
五分割してるので、エロが次のエピソードにも続きます。


リサーチと不思議な取引 3

 なめくじ。多輝は声にならない声でそう言った。足首にねっとりとした質感のものがまとわりついているのだ。目で辿ると粘着質のそれは果穂の傍から伸びていた。大人の腕一本くらいの太さのものが足を捕らえている。それを確認した多輝は一気に総毛立った。

 

「うわあ!」

「このこはていきてきによくじょうするの。そのたびにだれかをつかまえてきているんだけど……ひとのかたちをしているから、あなたでもきっとだいじょうぶね」

 

 叫んだ多輝に笑いかけながら果穂が淡々と告げる。多輝は嫌だ、と喚きながら首を激しく横に振った。だがなめくじの身体の一部は多輝のふくらはぎに移動しつつある。多輝は恐怖を感じて何とかなめくじから逃れようとした。だが、多輝の足を捕らえたものは全く動かない。多輝の足をゆっくりと這い登っていく。

 

「うわわわっ! ちょ、ちょっと待てえ! 嫌だぞ、おれは! ぜえったい、やだ!」

「あら。にんぎょうのでーたはいらないの?」

 

 果穂は笑いながら手近にあった椅子に飛び乗った。腰掛けて足を揺らす。その傍にいたなめくじはゆっくりと多輝に近づいていた。多輝は引きつりながら何とか悲鳴を殺した。確かにデータは欲しい。そうすれば手間が省けることこの上ない。だがどうしても我慢できない。多輝は必死でなめくじから逃れようとした。

 

「へんじがないということは、もんくはないということね。なめぞう、やっていいわよ」

 

 果穂が告げた瞬間、なめくじの身体から複数の触手が伸びた。多輝は思わず悲鳴を上げて腕を振り回した。真っ直ぐに飛んできた触手が多輝の身体を絡め取る。

 

「うわっ、ちょっと待てっ! まじで気持ち悪いぞ!」

 

 ねっとりとした触手に首筋を撫でられた多輝はひっくり返った声で喚き散らした。だが果穂はにやにやと笑っている。

 

「へいきよ。すぐにきもちよくなるわ」

「なるかあ!」

「じゃあ、きらゆういちろうしにもきょうりょくしてもらうことにするわ。……なめぞう。すいっちいれちゃって」

 

 言われた瞬間、多輝の足を捕らえていた触手の先から新たに細い触手が伸びる。多輝は慌てて身体をよじった。だが触手は多輝の太股を伝って下着にたどり着く。人の指ほどの太さの触手は器用に多輝のクリトリスを弄った。多輝は声を殺して身体を震わせる。

 

 ほどなく耳の奥に電子音が響いた。

 

『先輩、どうしたんですか。なんだか楽しそうですけど』

 

 聞こえてきた声に多輝は目を見張った。慌てて何かを言おうと試みる。だが意味のない声しか出てこない。そんな多輝を見ていた果穂が小さく笑った。

 

「やっぱりねえさまとおなじね。なめぞう。ぼりゅーむをあげて。みみのしたよ」

 

 首筋に触れていた触手が細い触手を伸ばす。嫌がる多輝を縛り付け、触手は素早く移動した。多輝の首に取りつき、耳の後ろに隠れていたスイッチを操作する。

 

「にんぎょうのでーたをわたすかわりに、このひとをおかすことにしたの」

 

 果穂は多輝ではない誰かに語りかけていた。優一郎にだろう。多輝は焦って触手から逃れようとした。だが多輝の動きを無視して触手はどんどん絡まってくる。

 

『もしかして、名簿リストを持ってらっしゃるんですか?』

 

 今度は身体の中と外から優一郎の声が聞こえる。多輝はこみ上げてきた疼きに耐え、歯を食いしばった。なめくじの触手は果穂の命令を待っているのが動きを止めている。その隙に何とか逃げようと試みたが、触手は頑として多輝を離そうとはしなかった。

 

「くさってもきむらのまつえいだから、それくらいはもっているわよ? まあ、わたしがしっていたのはでーたばんくにはいるためにぱすこーどだけだけれど」

 

 そう言いながら果穂は足元にいたなめくじを指先で撫でた。果穂に撫でられるたびになめくじがびくりと動く。その動きは多輝にも伝わってきた。息を殺して必死で歯を食いしばる。触手の一つが多輝の下着に触れたままなのだ。

 

『先輩、頑張ってください。後で埋め合わせはしますから』

 

 小さく笑いながら優一郎が告げる。多輝は歯軋りして中空を睨みつけた。だが遠く離れている優一郎が見える訳ではない。優一郎に合わせるようにして果穂も笑っている。

 

「あなたにもきょうりょくしてほしいの。きらゆういちろうし。このひとをかんじさせてくれない? けっこうがんこそうだから」

「ちょ、ちょっと待て! 何でそうなる!」

 

 多輝は必死で喚いた。だが動いた拍子に触手が下着に食い込む。多輝は疼く身体を懸命に抑えようとした。なめくじなんかに感じてたまるか。その思いだけを頼りに必死で声を飲み込む。だがそうしている間にも優一郎の気配が耳元に伝わってくるのだ。

 

『先輩。お願いします。先輩には迷惑おかけしますが、その情報はぜひとも必要だと思われますから』

「てんめえ……他人事だと思いやがって! ……んっ!」

 

 触手が静かに動き始める。多輝は小さく震えて歯を食いしばった。多輝の足をつかんでいた触手がゆっくりと移動する。必死で抵抗していた多輝の足は徐々に開かされた。




触手プレイですかね?w
書いてた時、どうやったら触手的なものが出せるか考えてた気が……(うろ覚え)
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