長かったので6分割しました。
二人が交わる姿を見つめていた優一郎は小さく笑って息をついた。保美は望み通りに斎姫を犯している。対する斎姫も甘い声でよがっている。
優一郎は二人が映る画面からそっと目を離した。淹れてあったコーヒーはすっかりぬるくなってしまっている。マグカップのコーヒーを啜りながら優一郎はくすりと笑った。
「もっと、女性器ユニットを強化改造してもいいかな」
斎姫の女性器ユニットは他の人形よりデリケートに出来ている。作成したのは優一郎ではない。別の誰かだ。そのことを思いながら優一郎はくすくすと笑った。もしかしたらその誰かはわざとそうしたのかも知れない。
優一郎は施設の地下二階にいた。私室の壁には幾つかのモニタがはめ込まれている。これで施設内の全てが見渡せるようになっているのだ。優一郎は疲れた目頭を押さえ、軽く揉み解した。今、稼動しているモニタは一台だけだ。他の画面は暗くなっている。何か異変があると自動的にスイッチが入る仕掛けなのだ。
椅子に深く沈み、息をつく。それから優一郎はちらりと壁の時計に目をやった。八時五十七分。もうそろそろ九時になる。そう思った時、不意に壁のモニタの一つが明るくなった。驚いてそちらをみやる。すると画面の中で誰かがよろけて倒れてしまう。優一郎は慌てて立ち上がった。モニタが示していたのは多輝の部屋だ。どうやら瞬間移動して戻ってきたようだ。優一郎は特別室の鍵をつかんで私室を走り出た。
複雑なパスコードを打ち込み、鍵を開ける。優一郎は大きくドアを開いて部屋に足を踏み入れた。じゅうたんの上に多輝が横たわっている。着ていた制服は大きくはだけ、身体中には透明な粘着質のものが付着している。
「先輩……お疲れ様です」
痛々しいその様子に眉を寄せ、優一郎は多輝の傍に屈み込んだ。突っ伏していた多輝がゆっくりと頭を動かす。優一郎を見やる多輝の顔には苦い笑みが浮かんでいた。
「間に合った? おれ」
相当、蹂躙されたのだろう。多輝の目はどことなくぼんやりとしている。優一郎は少し笑って頷いた。するとほっとしたように多輝が息をつく。
「いま、八時五十八分です。時間どおりですよ」
そう告げると多輝が軽く笑った。そうか、と答えて深々と息を吐き出す。優一郎はそんな多輝の身体をじっと見下ろした。粘着質のものは恐らくなめくじの体液だ。無害だとは思うが、あまり気持ちのいいものではないだろう。優一郎は何気なく多輝にまとわりついている体液に手を伸ばした。指で触ってみる。少し指にとって擦ってみると、それは指の間でねっとりと糸を引いた。
「まず、身体を洗浄しましょう。先輩、失礼します」
優一郎はためらうことなく多輝の身体を引っくり返した。驚く多輝に構わず、抱え上げる。多輝は優一郎の腕の中で力なく暴れた。
「ちょ、汚れるって! こら、待てってば!」
だが優一郎は多輝の叫びを無視して歩き出した。
「白衣は汚れてもいいように着るんですよ」
そう言って笑う。すると多輝が顔を赤くして押し黙った。優一郎はそんな多輝に頷いてシャワールームに向かった。多輝はもう大人しくなっている。
脱衣室に入って多輝を床に下ろす。優一郎はそのまま多輝のセーラー服に手をかけた。すると慌てたように多輝が身をよじる。優一郎の手を避けたつもりなのだろうが、多輝の力ない抵抗は意味を為していなかった。実際はゆらりと身体が傾いただけだ。
「なっ、何するんだよっ」
焦ったように言いながら多輝は優一郎の手から逃れようとした。だが優一郎はしっかりとセーラー服の上衣をつかんでいた。服についていたなめくじの体液が多輝の動きに合わせて床に染みを作る。
「服を脱がないとボディを洗浄できませんから」
さらりと言いながら優一郎は問答無用で多輝の服を剥ぎ取った。頭から上衣を抜く。すると多輝の肌にも体液がこびりついているのが判った。相当、弄られたに違いない。優一郎は慌てて胸を隠そうとする多輝のブラジャーを容赦なく剥ぎ取った。続いてスカートとパンティも脱がせる。最後に靴下を脱がせると多輝は諦めたようにため息をついた。
多輝の乳首が尖っている。それを見下ろして優一郎は小さく笑った。焦ったように多輝が胸を隠す。だが興奮しているのは多輝の身体を見ているだけで判る。体液に塗れて感じている多輝の姿は卑猥そのものだ。優一郎はくすくすと笑って腰を上げた。汚れた白衣を無造作に脱ぎ捨てる。
「うわ! なにすんだ!」
びたん、と壁に張り付いて多輝が声を上げる。優一郎はそんな多輝を不思議そうに眺めてから両手を軽く開いて見せた。
「僕も脱がないと、お湯で濡れてしまいます」
言いながら優一郎は制服の上着を取った。脱衣室の角にある籠の中に放り込む。続いてベルトに手をかけた時、多輝が喚いた。
「脱ぐなあ!」
多輝は壁にぴったりとくっついたまま、顔を真っ赤にしていた。優一郎はだが手を止めなかった。するりとベルトを外して籠に放る。さらにズボンを脱ぐと多輝が奇声を上げて目を覆った。
「先輩が恥ずかしがらなくても」
笑いながら優一郎はネクタイを抜いた。すると多輝が真っ赤になって顔を背ける。優一郎はそんな多輝を見ながらシャツのボタンを外していった。素肌が露になる。
エピタイを考えるのが辛くなってます(泣)
次の話からは数字にしよう……長すぎる……