エロシーンではありますが、この二人のガチ本番はしばらくありません。
次の話になるかと……。
指を静かに回す。途端に多輝の身体がびくりと跳ねた。腰を浮かせて喘いでいる。その様子を静かに見下ろしながら優一郎はゆっくりと多輝を嬲り続けた。もうやめてくれ、と何度も頼まれたが優一郎はそれでもやめなかった。頭の中にこびりついた嫌な考えをふるい落とすように、じわじわと多輝をいたぶる。
しこった突起を指先でつつき、柔らかな肉の壁を指全体で擦り上げていく。そうして優一郎は多輝の女性器ユニットに刺激を与え続けた。直したばかりの女性器ユニットはとても敏感に反応する。優一郎は思うがままに多輝を嬲った。下着の脇から手を入れているために、既に下着は愛液で濡れそぼっている。
「や、あんっ! お願いっ、いかせて!」
掠れた声で多輝が懇願する。だが優一郎は嗤って首を横に振った。多輝は散々に弄られながらも一度も絶頂に達していないのだ。優一郎があらかじめ駄目だと言えば、それだけで多輝の機体は命令に従う。多輝は激しい快楽に晒されながら、快楽の最後の階段を駆け上れないままでいるのだ。焦らしに焦らされたためか、目からはとめどなく涙が伝っている。
剥き出しにしたクリトリスに舌を這わせる。優一郎に舐められた多輝は悲鳴に似た声を上げて腰をひくつかせた。軽く唇で挟むと多輝が声をあげてよがる。優一郎は嗤いを浮かべたまま、多輝を嬲り続けた。
女性の機体に収まっている今の多輝は、水輝にとてもよく似て見える。優一郎は別に水輝を意識してこの機体を作った訳ではない。出来るだけ多輝に似合うものという気持ちで作り上げただけだ。それに多輝が入る前の機体は微妙に顔つきが違っていたように思う。
優一郎は多輝を焦らしながら勃起したペニスをズボンから引っ張り出した。敏感な器官の並ぶ谷間に静かに触れさせる。びくりと震えた多輝は、驚いた目で優一郎を見上げた。だが優一郎はそんな多輝に嗤い返した。屹立するペニスで陰部の谷間をゆっくりとなぞる。ペニス全体に愛液を絡める間、多輝は甘い声を上げていた。
ペニスに十分に愛液を塗れさせた後、優一郎は多輝を引き起こした。切ない面持ちをしている多輝の頭を強く引く。優一郎は多輝の口に強制的にペニスを押し込んだ。呻き声を上げた多輝の舌がゆっくりと動き始める。
「欲しかったんでしょ?」
懸命にペニスをしゃぶる多輝に笑いかける。多輝は口いっぱいにペニスを咥えて愛撫を続けている。優一郎はそんな多輝の髪を優しく撫ぜた。
機体を作ったのは確かに優一郎だ。他の誰の手も借りず、設計から全ての作業は一人で行った。部員の誰にも入らせない空間での作業だ。当然、この部屋を含む地下二階のことは斎姫も知らない。他の誰にも報せたことはない。足りない部品などの荷物の搬入は地下二階で行うため、搬入現場を見た者すらいないのだ。優一郎が新しい機体を作っていたことを知っている者はいても、誰にどんな型の機体を与えたのかまでは誰も知らない。
その筈だ。優一郎は心の中で告げて視線を落とした。多輝が唇全体でペニスを扱いている。優一郎は薄く笑いながら多輝の背中を撫ぜた。多輝の愛撫に激しさはない。どちらかというと優しい感じがある。強い快感を与えているのではなく、優一郎そのものを労わっているようだ。それを見下ろしながら優一郎はふと眉を寄せた。
どうして多輝が水輝に似ていると思えるのだろう。優一郎は頭の中で幾つもの可能性を模索した。幾つもの考えが浮かぶが、それらのどれにも信憑性はなかった。たった一つを除いては。
優一郎が信じるに足ると思えたたった一つの可能性は、普通なら笑い飛ばしてしまうような類のものだった。多輝が機械仕掛けの身体を持つことも、斎姫が手に入ることも、そして優一郎の性癖も、それら全てが最初から仕組まれていたことだったということだ。本当なら優一郎もその考えを自分自身で笑い飛ばしたかった。だが条件の内のどれが欠けても、今の多輝は成り立たないのだ。
下腹部に多輝が頭を沈める。優一郎は快感を覚えて小さく身体を震わせた。ペニスを深くまで多輝に咥えられ、そのうえ舌で吸われたのだ。多輝は口の中で滑らかに舌を動かし、優一郎のペニスを舐めている。そして唇はゆっくりとペニスを扱いていく。優一郎は微かに呻いて吐息をついた。
今の多輝を成り立たせるためには全ての条件が揃わなければならなかった。ということは、もしかしたらこうして多輝と一緒にいることすらその条件に含まれているのだろうか。だから日に日に多輝が水輝に似てくるのだろうか。優一郎はそう思いながら何となく多輝の頭に手を乗せた。すると不思議そうな顔をした多輝が頭を上げる。
機械が書けていない!!(絶叫
お好きな方が読んでいらしたらごめんなさいー(泣)