IZUMO2〜鬼畜ショタ性記〜 作:イズモ
アマテラス編(微エロ)となります。
里の中にある演習場。
其処では兵士や巫女が自らの技量を高める為に修練していた。その一角。外れの方で幼い少年‐『リンド』-と、里長であるアマテラスが術の鍛錬を行なっていた。
「じゅ、呪法! アイスコフィン!」
呪法を放つと共に氷の塊が的の上に出現して、落下して的を破壊した。
自らの為した事にリンドは驚いて目を見張る。
「す、凄い」
「ええ、これが勾玉を使った呪法ですよ、リンド」
「これが勾玉の……あっ」
パリンっと音を立てて割れてしまった勾玉に、リンドは驚いて目を見開く。
「こ、壊れちゃった。あ、あの僕……」
「フフッ、大丈夫ですよ。勾玉は一度使えばその力を失い、割れて消滅してしまうのです。中には『魂』と呼ばれる割れずにずっと力が使える物もありますが、それは滅多に見つからない物。ですから、戦う時は所持している勾玉の数にも気を付けるように」
「はい! 分かりました!」
諭すような教え方にリンドは何度も頷いた。
今、アマテラスとリンドは術師としての修業中。佐久夜の従者になる事を目標としたリンドは、アマテラスから直々に教えを受ける日々を送るようになっていた。
当初の予定では、アマテラスではなく部下の巫女の誰かがリンドの師をやる予定だった。しかし、目覚めてしまった強大な霊力は何時暴走しても可笑しくないほどに不安定。部下の巫女達では万が一の時に対処し切れない恐れがある。
カグツチ、アマテラス、そしてアマテラスの姉であり精霊であるツクヨミは協議を重ね、里の安全の為にアマテラスが最初から教えることになった。
霊力の制御から始まり、アマテラスが扱う薙刀の振るい方を棒を使って教えたりと連日厳しい修練をリンドは行なっている。
早急にリンドには力を付けさせないといけないというのが、アマテラス達の考えだった。
(この子は『世界の理に関わった一族』の生き残り。早急に実力を付けさせなければ)
アマテラスは白衣の中に肌身離さず持つようにしている宝珠に視線を向けた。
リンドの一族の宝。『世界の理に関する全ての知識と一族の秘術の数々が記録されている』代物。
もしこれが敵側に渡ってしまえば、アマテラス達にとって最悪な事態になるだろう。いや、一度そうなりかけていただけに、カグツチも、そして事情を知った姉である精霊のツクヨミもアマテラスが持っていた方が良いと念を押している。
幸いにも宝珠から知識を取り出す為にはその一族……つまり、リンドの存在が必要。リンドと宝珠の両方を奪わなければ、最悪の事態は防げる。或いはどちらか片方を永久に失わせればと言う考えも過ぎるが、宝珠の方は破壊不可能。
リンドの方は年端もゆかない子供を好き好んで殺したくはないから無理。冷徹な判断も実行できるアマテラスだが、流石に娘を純粋に慕い、守りたいと願っている子供を殺したくはない。カグツチも同意してくれた。
姉であるツクヨミは何も言わなかった。
(いえ、思えば姉さんは宝珠を見ていたような?)
精霊となってまで自分を守ってくれている大切な姉だが、ニニギの件では少々複雑な思いを抱いた。
姉とカグツチが悪い訳でないことは分かっている。アマテラスだって、まさかあのような奇跡が起きるとは思っていなかったのだから。
(まさか……この宝珠を使ってニニギを復活させられないか考えているのでは?)
今は封印されているツクヨミの息子、『ニニギ』。
その封印は強固で、アマテラスもカグツチもどうにも出来ず、姉であるツクヨミは戦いの傍らに何とか封印を打ち破る方法はないかと探している。
(……姉さんには悪いけど、この宝珠は使わせられない)
せっかく桃花が宝珠の事をリンドに秘密にするようにしてくれたのだ。
強大な力は持つ者を惑わしてしまう。ましてや世界の理などと言う埒外の力だ。このまま秘密にしておいた方が良いとアマテラスとカグツチは考えている。
無論、リンドの一族の秘宝なのだから、何時かは返さなければならないが、それはずっと先の事。
(ごめんなさい、姉さん)
同じように子を持つ母であるアマテラスには、姉の気持ちが良く分かる。
それでも使わせられない。使えば容易く堕落してしまう恐ろしい秘宝。
(この宝珠を持っていた一族の方々。あなた方に心からの敬意を。生き残ったこの子は私達が必ず立派に育てて見せます)
「アマテラス様?」
「あっ、何でもありませんよ」
少し考え事にふけり過ぎたと内心でアマテラスは反省する。
そんなアマテラスとリンドの元に、カグツチが近寄って来た。
「アマテラス、それにリンド。術の修業かい?」
「あっ、カグツチ様。はい、アマテラス様に勾玉の使い方を教えて貰っていたところです」
「勾玉か。確かに一番扱いやすくて身を守れる呪法だからな。だが、リンド。悪霊の中には呪法を吸収して力にする悪霊もいる。使う時には注意するんだぞ?」
「はい! カグツチ様!」
「フフッ」
2人の様子を見ていたアマテラスは微笑ましそうに笑った。
「そう言えば、佐久夜はどうしたんだ?」
「あの子は部下の巫女達と修業中です。この前の『妖かしの森』の一件で、力不足を後悔したのか熱心に修業してますよ」
「そうか。佐久夜も頑張っているんだな」
少々複雑な気持ちはあるが、親としてカグツチは子の成長は嬉しい。
(出来ればリンドには直々に剣術を教えたいんだが、余り武術の才能はないみたいだ。逆に術の才能に関してはアマテラスや佐久夜並みらしいんだが)
実際棒剣を振らせたが、才能が無いとカグツチは判断していた。
薙刀に関しても低い才能だが、敵を牽制する役割ぐらいにはなる。
(ニニギが復活したら荒れるだろうなあ)
明らかにリンドの目には佐久夜に対する憧れ以上の感情が芽生え始めている。そして……娘の方も。
(まあ、まだそうなると決まった訳じゃない。それに俺だって……)
「アナタ」
「イタタタタッ!」
アマテラスに耳を引っ張られたカグツチは痛がった。
「もう。まだ2人とも子供ですよ。それに嫉妬してどうするんですか?」
「ハハハッ、いや、すまない。リンドも怖い目で見て悪かったな」
「い、いえ……大丈夫です、カグツチ様」
知らず知らずのうちに怖い目で見ていた事をカグツチは謝罪し、リンドは何処か引き攣った笑みを浮かべた。
「それではリンド。勾玉の実践は終わりましたから、次は精神鍛錬の時間です」
「はい!」
「アマテラス。精神鍛錬って、まさかあの部屋に?」
カグツチの脳裏に浮かんだ場所は、窓が一切ない扉を閉じたら暗闇しか見えなくなってしまう部屋。
昔、修業を始めた頃の佐久夜がその部屋に入り、泣きながら出て来た事さえあった。
(……だが、確かにリンドには精神鍛錬が必要か)
神となったことである程度相手の霊力を測る事も出来るようになったカグツチから見ても、リンドの霊力は膨大。その膨大な霊力を早急に制御できるようにならなければならない。
もし暴発なんてしたら、大惨事になってしまうかも知れないのだから。里を守る役目を持つ者として、アマテラスの判断は正しい。
「頑張れよ、リンド。アマテラスの教えはスパルタだからなあ」
「すぱるた? あの、カグツチ様? どういう意味なのですか?」
「おっと、厳しいって意味だ」
アシハラノクニの言葉の意味をカグツチは教えた。
そのまま部下達の修行場の方へとカグツチは戻って行き、アマテラスと精神鍛錬する為に家屋の方に向かって歩いて行ったのだ。
家屋に入ったアマテラスとリンドは窓一つ無い暗い部屋に入る。
その部屋は精神鍛錬用の部屋。精神の乱れは術の発動の妨げになる。故にどんな時でも揺らがずに術を行使できる精神を培わなければならない。
そして……相手が術師だった場合、相手の精神の乱れを引き起こす事も
ゆっくりと部屋の中央にアマテラスは正座し、向かい合うようにリンドも正座する。同時に扉が閉まり、部屋の中は闇に包まれた。
暗い部屋の入ったばかりなので、互いの顔が良く見えない。神に成ったとはいえ、アマテラスは万能でもない。人としての肉体がある以上、それに囚われてしまう。
「では、リンド。これから私が部屋の出入り口に術を掛けます。その術を
「は、はい!」
緊張して怯えが含まれた声に、アマテラスは安心させるように優しく声を掛ける。
「暗くて怖いかも知れませんが、私もちゃんと部屋の中にいますから安心しなさい」
「はい! アマテラス様!」
「素直で良い事です……そうですね。もし術を打ち破れたら、ご褒美を上げましょう」
「……ありがとうございます。こんなにも僕の事を親身に見てくれて」
「良いんですよ」
実際、神であるアマテラスの術の行使の阻害など、術師としての修業を始めたばかりのリンドに出来る筈が無い。
ちょっと意地悪してしまったと、アマテラスは闇の中で罰の悪そうな顔をする。
アマテラスは気がついていなかった。闇の中にいるリンドが興奮で歪んだ笑みを浮かべている事に。
「では、始めます。ハッ!」
術を行使し、部屋と外界の繋がりを断った。そのまま術の行使に集中する為、目を閉じる。
さて、どう来るのかとアマテラスが目を閉じて術に集中していると……。
(……えっ?)
気配の流れからリンドが自分の背後に移動したのをアマテラスは感知した瞬間、背後からリンドの手が伸びて白衣の上から肩を掴んで来た。
(なっ!? ……な、何を!? い、いけない!)
いきなりの事に驚くアマテラスだが 術が解けないように精神を集中する。
その間にもリンドの小さな手はアマテラスの肩を白衣越しに撫でるように動かしていく。
(ま、まさか!? こんな形で動揺を!?)
今すぐ術の行使を止めて、授業中止を言い渡そうと思考が過ぎる。だが……。
(……これは私のミス。自分で
自分の言い方がまずかったのだと認識したアマテラスは、一先ず修業を続ける事にした。
(……んっ……こ、これは……霊力?)
リンドが撫でまわす方から感じた感覚に、アマテラスは疑問を覚える。
確かめるようにリンドの手は、服越しにアマテラスの肩を撫でまわし、他にも鎖骨やおへその辺り、そして背中に触れて来る。その度に服越しに流れ込で来るリンドの霊力に、アマテラスは狙いを悟った。
(んぅっ……なるほど……リンドの狙いは……あっ……私の霊力の流れを阻害する事ですね)
自らの霊力で相手の術を阻害する行為が出来る事は、アマテラス自身が教えた。
神であるアマテラスの術に介入するのは、術を覚えたばかりのリンドには難しい。ならば……。
(術を行使している私自身に霊力を流せば或いは……素人が考えてしまいそうな事)
確かに術を打ち破るのに対して、霊力を使うのは有効ではあるが、それだけでは足りない。
(的確に相手が発動している術の流れを阻害する事が必要……んっ……それにしてもこの部屋はやっぱり熱い)
窓一つ無い部屋であるという事は、それだけ空気の流れも閉鎖的。
空調の悪さで身体が熱くなっていると、認識したアマテラスは触られるがままになりながら術の行使を続ける。
(フフッ、そうやって術に集中していて下さいね、アマテラス様。その間に、フゥーッ)
アマテラスに気づかれないようにリンドは息を吐く。
植物の精霊の血を引いているリンドは、木の枝を操る以外にもう一つ。桃花が花の香りに満ちているように、特殊な香りを発生させる力を持っていた。その効果は時に合わせて変えている。
今は出している香りの効果は、『思考を鈍らせる』こと。その無味無臭の香りを、部屋の中に充満させていく。
神であるアマテラスに対しては余り効果はないかも知れないが、日常的に気を相手に潜ませて認識をずらしていく術と合わされば、時間の経過を鈍くすることぐらいは可能。
(今はそれで良いんだ。でも、アマテラス様の身体。薙刀とか振るっているから固いのかなと思っていたけど、服越しでも柔らかいなあ)
細くしてしなやかなアマテラスの身体。
佐久夜や桃花とはまた違った感触に、リンドは魅了されていく。出来る事なら服の上からではなく、その肌に直接触りたいという欲求が湧いてくるが……。
(流石にそれは不味いよね)
相手は神であり、同時に一児の子を持った人妻。そう簡単に手にすることは出来ない。
(でも諦めないぞ。カグツチ様にはツクヨミ様がいるんだし)
精霊を孕ませる事が出来るリンドだが、唯一ツクヨミだけはどうやっても落とせない。何故ならば……ツクヨミとカグツチの間には不完全ながらも『真の契りの儀式』が交わされてしまっているからだ。
本人達もこの事実には気がついていない。だが、『真の契りの儀式』を知っているリンドの目には、半ばまで終えている儀式が完了しかけているのが見えていた。
(後一歩ツクヨミ様が進めば『真の契りの儀式』は完了できる。その一歩が進めば……フフッ)
『真の契りの儀式』が完了した時に起きるツクヨミの影響を考えて、リンドは思わず微笑んだ。
同時に優しく撫でまわす様に身体を触れられていたアマテラスの口から、吐息が漏れる。
「……んっ♥ はぁっ♥ ……」
(よし。アマテラス様の身体に霊力と気が行き渡った。そろそろ術が破れない事に焦った動きに変えて)
(リンドの手の動きが変わった? これは……焦り?)
確かめるように撫でていた手の動きが、焦りを伴ったものに変わるのを感じたアマテラスは闇の中で微笑む。
(上手く術が破れない事にムキになってしまったのね。利発そうに見えてもまだ子供)
術師としての修業を始めてから、毎日真剣にアマテラス達の厳しい指導を受けても弱音を吐かなったリンドが見せる子供らしい面に、アマテラスは微笑みを深める。
(少しやり方には問題があるとしても、ちゃんと私の教えた事を活かそうとしている……初めてのことでもあるのですから終わったら誉めて……んんっ!)
身を撫で回していたリンドの手が、アマテラスの胸の下を通りすぎた瞬間、アマテラスは微かに胸に指の触れた感触に身体を思わず震わせてしまった。
(い、今のは一体?)
言葉にすれば、服越しで胸に微かに指先が当たっただけ。それだけに過ぎない事なのに。
「んぅっ♥」
今度は右腕を伝うように撫でていたリンドの右手が横側からアマテラスの胸に、
(な、何故こんなにも胸に微かに当たるだけで身体が熱くなって)
(よしよし上手く身体を火照らせるのに成功した)
アマテラスは認識できていなかったが、リンドが触れた箇所から送られている霊力と気は、その体を火照らせる為に送り込まれていた。
現代で言うところのマッサージ。それによってアマテラスの体内は変調を起こしていた。しかし、それはあくまでアマテラスの上半身のみ。その中で刺激を受けずにいた胸の辺りは、他の場所が受けていた刺激を求めて感度を上がってしまっていた。
そうなるように入念に刺激を与え続けたリンドは、上手くアマテラスの胸に触れるか触れない辺りに手を這わしていく。
(ああっ……また触れるの? 触れない……あっ、逆の手が、うぅっ♥)
触れた一瞬の時に服越しでも襲う感触に、アマテラスは震える。
しかし、所詮は一瞬の感触。寧ろその感触はもどかしさを上げていた。本来なら今すぐにでも止めるべきだが……。
(まだそんなに時間は経っていません。それで止めさせるのは、余りにも理不尽……んんっ♥ でもこのもどかしさは♥)
欲しい刺激が来ない事に、アマテラスはじれったさを覚えておく。じれったさの余り、自分からリンドの手に胸を当てようとしてしまう。
(っ!? 私は何を!? リンドが真面目に私の術を破ろうとしているのに!)
(流石はアマテラス様。冷静さを取り戻した……じゃあ、ちょっとギリギリのところを狙って)
(こ、これは!? 脇にリンドの手が!?)
服を伝いながら脇を通って腰に向かってなぞりながら動くリンドの手に、アマテラスは内心で驚いた。
なまじ闇の中でも術に集中する為に目を閉じていたので、手の動きがハッキリと感じられた。
(このまま胸に触れて……)
脇を通って下に向かう動きから、リンドの手が横から胸に触れると考えたアマテラスは、我知らずに期待してしまう。
(そ、そんな……)
胸に触れるのは不味いと思ったのか、手の平こそアマテラスの身体に当たっているが指が胸に触れないように横に広がっていた。
このままでは胸に指が触れることは無いと直感的に確信したアマテラスは、気がつけば身体を横によじらせていた。
「……んんっ♥ (ああ、何てことを)」
気がついた時には、アマテラスは自分から右胸をリンドの右手に押し当てていた。戸惑うように手が震えるのをアマテラスは感じる。
(……いいえ、これは仕方がない事……やはりこの鍛錬はリンドには早かった。なら、少しは手助けをしてあげないと)
服越しに胸に手が触れても、アマテラスは何も言わなかった。
その沈黙に恐る恐るというように震えた手の感触が右胸から、アマテラスに伝わって来た。
「ふぅっ……んっ♥ (触れられただけと言うのに、この感覚は一体?)」
(す、凄い! これがアマテラス様の胸の感触。服越しなのに佐久夜お姉ちゃんに負けないぐらい柔らかい!)
寧ろ佐久夜の方は、未成熟な分固さがあるようにリンドは感じていた。
その未成熟さを自分の手で開発していくことに喜びを感じていたのはあるが、アマテラスの熟した胸の感触も夢中になってしまいそうなぐらい素晴らしかった。
出来る事なら、今すぐ白衣を脱がせて直に触れたいとさえ思ってしまう程の感触。
(……でも、まだ駄目だ)
相手は何と言ってもネノクニの神。慎重にやらなければ、これまでの努力が全て無に帰してしまう。
暴走しそうになる本能を必死に抑えて、アマテラスの胸に戸惑いながら触れていると装いながらその感触を堪能していく。
「くぅっ、ぁあ……♥ (どんどん右胸が熱くなって)」
積極的にではなく、寧ろ戸惑いながらも触れられている感触に、アマテラスは知らず知らずのうちに甘い吐息を洩らしていた。
全身の感度を気づかない内に上げられているアマテラスは、服越しの拙い愛撫でも快感を覚えるようになっている。
(そしてそれが当たり前になるようになった時は、僕でしか感じられない体になっている。これまでのカグツチ様との経験を全部僕が塗り替えてみせるぞ!)
固く決意を固めながら、リンドは敢えて触らせて貰っている右胸だけを霊力と気を流しながら愛撫する。
(んぅっ♥ ……左側の胸が寒い)
触れられて温まっているのは右胸だけ。
左胸は許可されていないと言うように、リンドは一切触れようとしない。
「はあっ、はあっ……んんっ♥」
(やった!)
もどかしさに我慢できなかったのかアマテラスは、今度は左胸に手が当てるように体をよじらせた。
左手に当たるアマテラスの胸の感触にリンドは喜びながらも、すぐに霊力と気を流す。
(ああっ……とても心地よい気がします)
(……この辺りかな。これ以上アマテラス様の声を聞いていたら、僕の方が我慢出来そうにないよ)
深追いは禁物。アマテラスとの修業はこれから毎日するのだからと自分に言い聞かせて、リンドは香りを放つのを止めた。
そして最後に別れを惜しむようにアマテラスの胸に指を沈め、偶然を装いながら服越しでも立っていると分かった乳首を軽く触れるようにして離れた。
「んっ! んんぅぅぅっ――♥」
一番胸で敏感なところに軽くでも触れたら衝撃に、アマテラスは大きく身体を震わせた。
そのアマテラスにリンドは慌てて声を掛けた。
「ア、アマテラス様!? だ、大丈夫ですか!?」
(っ!? いけない!)
リンドの声に我に返ったアマテラスは大きく息を吐いて、目が闇に慣れて来た事で僅かに見えるようになったリンドに声を掛ける。
「え、ええ……大丈夫ですよ、リンド……丁度この鍛錬を終えるには良い時間のようですね……今回は残念ながら私の術を破るのは無理でしたね」
「は、はい……あのアマテラス様。霊力を流すだけでは駄目なのでしょうか?」
「そうです。確かに霊力を使えば、相手の術を破る事は出来ますが、ただ霊力を流すだけでは駄目なのです。相手の術を理解し、何処に霊力を流せば邪魔を出来るのか理解しなければ駄目なのです。或いは、私が術に注いでいる霊力の流れを阻害する事でも破れます。ただ私に霊力を流すのでは意味は……」
ないと言おうとしたところで、アマテラスは自身の身体が火照っていた事を思い出して顔を真っ赤にした。
「アマテラス様?」
「な、何でもありません……さっ、リンド。今日の鍛錬で汗をかいたでしょうから、温泉に浸かりに行きなさい」
この隠れ里には天然の温泉が湧いている。
ネノクニでは現代社会のように湯を沸かせば、すぐに浸かれると言うのは無理だ。呪法を使ったとしても、効率が悪い。かと言って風呂に入らないでいれば衛生面で問題が出てしまう。
だからこそ、アマテラスとカグツチが里に選ぶときに天然の温泉が湧いている場所を選んだ。
アマテラスの言葉に開かれた扉から差し込む光に照らされて、眩しそうにしながらもリンドは嬉しそうに微笑む。
「はい、アマテラス様! 失礼します!」
「余り走ってはいけませんよ」
「分かりました!」
温泉に入るのが楽しみだと言うように走るリンドの背を、アマテラスは汗ばんだ服を纏いながらも微笑ましそうに見つめていた。
(今は無理だけど、何れ一緒に温泉に入って貰いますよ、アマテラス様。そしてお風呂で一緒に汗を流しましょうね)
邪な考えを内心で抱きながら、リンドはいずれ訪れる時とアマテラスの胸の感触を思い出して股間を熱くさせるのだった。
捏造設定として、ツクヨミとカグツチの間には不完全ながらも『真の契りの儀式』が交わされている状態となっています。
学園編でのツクヨミの設定と、IZUMOの設定が若干違ったので、本作の設定に合わせた状態にしました。
次回は琴乃編。アマテラス編と違って長くなります。
そして処女喪失まで行く予定でいます。
アマテラス、佐久夜、琴乃の妊娠について。
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琴乃が堕ちた段階で孕ませる
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四聖の社全て攻略後に孕ませる
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サヨ関連終了後に孕ませる
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イザナミも加え、四人そろって孕ませる