※この作品はR-18です。

IZUMO2〜鬼畜ショタ性記〜   作:イズモ

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先ずは徹底的な下拵えです。
アンケート、お気に入りありがとうございました!


白鳥琴乃・失恋処女喪失編 19

「……『樹界降誕』だって?」

 

「はい。それこそがリンド様が祖先より受け継いでいた呪法の名です」

 

 険しい声を出しながらカグツチ達に向かって青龍は頷いた。

 

「リンド様が受け継いでる精霊としての側面が植物だと分かった時点で、もしかしたらと思っていましたが、光(・)り(・)輝(・)く(・)大(・)樹(・)が出現したのならば最早間違いありません。リンド様が宿している呪法の名は『樹界降誕』。かの一族の始まりとなった祖霊の呪法です」

 

「かの一族の始まりの祖霊の呪法!?」

 

 知られた事実にアマテラスだけではなく、カグツチ、佐久夜、そしてツクヨミは目を見開いて驚く。

 

「これまではリンド様の記憶が封印され、『八尺瓊』も其処までは私に伝えてくれないこともあり、確証がなかったので話しませんでした。それに植物の精霊とは言っても、桃花と蔓のように他の呪法を受け継いでる可能性がありましたから」

 

「まあ、そうよね。あの数の精霊武具があるって事は、それだけリンドに流れている血には沢山の精霊の血が混じっている事を示しているんだから」

 

「そうですね……本当に沢山ありますから」

 

(本当に軽く数十はあるからな、精霊武具。リンドの一族はどれだけの精霊を伴侶にしていたんだ?)

 

 今更ながらリンドには本当に沢山の精霊の血が流れている事をカグツチ達は実感させられる。

 

「そ、それで青龍様!? その『樹界降誕』ってどんな呪法なんですか!?」

 

 想い人であるリンドの事もあるが、今その傍には精神的に危険な状態にある琴乃もいる。

 加えて捜索をリンドと共にしていた葉子は、体力と霊力を大樹に奪われてしまっている。危険な呪法なのではないかと佐久夜は心配し、唯一『樹界降誕』に関して知っている青龍に尋ねた。

 

「『樹界降誕』は私やツクヨミのように大規模な破壊を引き起こす呪法ではなく、寧ろ桃花のような補助に近い呪法なのです」

 

「待って下さい、青龍。では、どうして葉子は体力と霊力を奪われてしまったのですか? 桃花さんのような補助に近い呪法ならば、恩恵を受ける筈です」

 

「ええ、その通りです。本来ならば、『樹界降誕』は出現させた大樹を中心に周囲の植物にも影響を与えて術者の力量に応じた範囲の結界を構成します。そしてその結界内にいる者達に影響を及ぼします。味方に対してはあらゆる強化と癒しと護り、そして敵ならばあらゆる弱体に加えて結界内にいる間、常に体力と霊力を奪われ続けるのです」

 

『っ!?』

 

「ですが、話を聞く限り、リンド様が発動させた『樹界降誕』は不完全、或いは限定的にしか発現していません」

 

「……確かにそうね。葉子を助け出した後、注意深く観察していたけど、青龍の言うような結界を構成する様子はなかったわ。ただ大樹が現れているだけ……最もその大樹に近づいた低級の悪霊は一瞬で消滅していたけどね」

 

「いえ、それよりも!? 葉子が体力と霊力を奪われたと言う事は、リンドが敵として見ていると言う事なのですか、青龍!?」

 

 信じたくないと思いながらアマテラスは青龍に質問し、カグツチと佐久夜も信じたくないという顔をしながら見つめる。

 

「いえ、そうではありません、アマテラス……どうやらリンド様は『樹界降誕』を発動させる事は出来ても、制御出来ていないようなのです……記憶が戻った事で忘れる事が出来ていた憎しみと悲しみを抑えきれず、暴走に近い状態になっています」

 

「暴走だって!? 青龍!? 何とか止められないのか!?」

 

 今、大樹の傍には『樹界降誕』を発動させたリンドだけではなく、琴乃までいるのだ。

 このまま放置しておく訳にはいかない。最悪、大樹の破壊もカグツチは考えるが……。

 

「カグツチ……今暫らく、時間をリンド様に下さい……繋がりからリンド様が必死に己の憎悪と戦っているのを感じるのです」

 

「だけど、琴乃ちゃんが葉子さんみたいになったら」

 

「それに関しては大丈夫です。『樹界降誕』を発動させた時に、リンド様は無意識に琴乃を助けなければならないと考えて使用したならば、『樹界降誕』の恩恵を受ける側になっている。最低でも影響下に入っていない筈です」

 

「……あり得るわね。遠目だったけど、大樹が出現して成長している時、琴乃を護る動きを確かにしているのを見たわ」

 

「そうなのですか、姉さん?」

 

「ええ……分かったわ、青龍。取り敢えず今から私が向かって改めて大樹の様子を確認して来るから、その結果次第で改めて対応を考えましょう」

 

「……そうだな。頼んだぞ、ツクヨミ」

 

「お願いします、姉さん」

 

「伯母様、リンドと琴乃さんをお願いね」

 

 三人の願いを受けながらツクヨミは微笑み、姿を消して大樹の下へと向かった。

 その様子を見ていた青龍は内心で安堵の息を吐く。

 

(これで時間は稼げますね)

 

 今からツクヨミが向かえば、今度は『樹界降誕』の恩恵を受ける。

 迂闊に近づく事の危険性を告げる為に体力と霊力を奪われた葉子も、恩恵の方が発現した後に大樹の下へ連れて行けば回復する。

 

(リンド様の思惑通りです……本当に酷くて恐ろしいお方……それにしても随分とお楽しみのようですね)

 

 繋がりから伝わって来るリンドの感情は、憎悪と悲しみとは真逆の歓喜に彩られた感情。

 リンドが今何をしているのか察した青龍は、アマテラス達に気付かれないようにしながら嫉妬に満ちた溜め息を零すのだった。

 

 

 ぴちゃ……ちゅっぱっ……ちゅっぷっ……

 

「んぁっ♥ あっ♥ あっ♥ あっ♥ あぁんっ♥ リ、リンド君♥」

 

 洞窟内に滝壺の水が弾く音が響く中、滝壺の裏側に隠されている洞窟の奥の方では琴乃の甘い嬌声が上がっていた。

 その肢体に上に乗っていたリンドは、琴乃が離れないように両手を恋人繋ぎにしたまま肌が紅潮している豊満な乳房に舌を這わせて舐めて唾液を塗り込んでいく。

 

(この綺麗なおっぱいも今日から僕のものだよ、琴乃)

 

「は、あぁっ♥ や♥ あぁっ♥ だめ♥ そこ♥」

 

 柔らかな乳肉を力強く舌で舐められるごとに琴乃は悶え、敏感な乳輪に舌が這えば腰が浮き上がり、硬く尖った乳首を舌先で根元から先までなぞり上げられ、最後に先を力強く突っつかれれてしまえば、肩とつま先を支点として大きくブリッジするかのように嬌声を上げながら浮き上がった。

 

「あっあっあっあっ……はあっあああっ♥」

 

(何なのこれは……気持ち良すぎて何も分からない♥)

 

 キスしていた時に感じていた蕩けるような感覚とは違う、自身が貪られるような快感に琴乃は溺れていく。

 やがて琴乃の豊満な乳房は両方とも上に乗っている雄に寄って味わい尽くされ、何(・)時(・)の(・)間(・)に(・)か(・)背(・)を(・)預(・)け(・)て(・)い(・)た(・)地(・)面(・)に(・)生(・)い(・)茂(・)っ(・)て(・)い(・)た(・)緑(・)の(・)芝(・)生(・)の上で息も絶え絶えに熱い吐息を吐いている。

 だが、ほんの僅かたりとも理性を回復させるつもりがないリンドは、自身の顔を琴乃の顔に近づける。

 

「あっ♥ ……ちゅっ♥ ちゅっぷ……♥ んちゅっ……♥」

 

 自然と琴乃は近づいたリンドの唇に、顔を起こして自身の柔らかな唇を進んで押し当てキスに没頭とする。

 無論、嫌々しているのでも、リンドに言われたからキスしたのでもない。琴乃自身の意思でキスを行なったのは幸せそうに緩んでいる目元を見れば明らかだった。

 

(ああっ♥ やっぱり、リンド君とキスしてると暖かくて気持ちいい♥)

 

 すっかり理性が溶けてしまい、発情状態にさせられた琴乃はリンドとのキスの快感と幸福感に溺れ切ってしまっていた。

 もしかすればほんの少し前に自分が滝の上から身を投げてしまった事も、今の琴乃は思い出せなくなっているかも知れない。

 

(それで良いんだよ、琴乃)

 

 口の中で舌を絡め合わせながら、入念に本番への下ごしらえをリンドは進めていく。

 急ぐ必要はない。琴乃は気付いていないが、滝の外側にはリンドが己の固有呪法である『樹界降誕』で発生させた大樹によって侵入を阻まれている。

 

(僕が精霊の力を使った事をツクヨミ様と葉子に。青龍には繋がりから僕の憎しみと悲しみを感じるってアマテラス様達に報告して貰ってるからね)

 

 精霊としての力を明確にリンドが使った上に、青龍が魂の繋がりから憎しみと悲しみを感じるのならばそれは封印された記憶が戻った事を示している。

 その事もあってアマテラス達は迂闊にこの場には来れず、『樹界降誕』の効果の一端も葉子で実感させ、対策を練る時間が必要となる。

 琴乃に雌の自覚を得させる時間は充分にある。

 ゆっくりとリンドは右手の恋人繋ぎを解いていく。キスにのめり込んでしまっていた琴乃が気付いた時には、手が離れた後。寂しそうに握っては開くを繰り返している。

 片手とは言え、自由になった今ならば見た目は子供であるリンドを押しのける為に使っても良い。しかし、琴乃がしたのは……。

 

「んちゅっ♥ れるっ……ちゅるっちゅるるっ♥ はむっ♥」

 

 自由になった左手をリンドの首に回してよりディープキスを堪能しようとする。

 琴乃の中にキスを止めるという選択肢が存在していないのは明らかだった。

 

「ちゅぱっ♥ ……んっ、ンぅ……っ! ふ、んぅ……っ♥」

 

 キスに没頭していた筈の琴乃の目が見開かれ、すぐにきつく閉じた。

 自由になったリンドの手が遂に、琴乃のまだショーツに覆われている股間に滑り込んだのだ。

 滑り込んだ手が、元々濡れていたのもあったが、更に内側から零れていた愛液で濡れ切り、張り付いているショーツの上からなぞり始めたのだ。

 強烈ではないが、キスとは違う甘い痺れのような刺激に琴乃は驚き股を閉じようとする。だが……。

 

(っ!? 足が閉じられない!? どうして!?)

 

 度重なるキスと胸の快感に、無意識に開いていた琴乃の両足は閉じられなかった。

 上に乗られ、しかも目の前にリンドの顔がある為に琴乃からは見えないが、何時の間にか琴乃の両足首には地面に生い茂った芝生の草が絡まり、足を閉ざすのを阻害していた。

 生えた芝生の草の正体は、言うまでもなくリンドが精霊の力を使って生い茂らせたもの。万が一にも琴乃の背に傷をつけないため。そして背中からも自身の暖かさを味合わせる為でもある。

 何時の間にか洞窟内は見た目だけは子供だが、その内は人間だけではなく、精霊や神でも女性ならば雌に堕としてしまう最凶の雄の狩場になっていた。

 その証拠に聞こえていた筈の滝が落ちる音は琴乃の耳に聞こえなくなっている。聞こえるのは焚き火の音と自身と相手の荒く熱い息遣いに、張り裂けそうなほどに高鳴っている心臓の音。そして……湿ったショーツの上から秘裂をリンドが指でなぞる濡れた音。

 

「ぷはっ……リ、リンド君……そこはダメ……ダメなの……」

 

 唇を離した琴乃は、懇願するように眼差しを年下である筈のリンドに向ける。

 その肌は紅潮し、はぁはぁっと口から熱い吐息が零れ、桜色の乳首がビンと尖っている時点で、琴乃の肢体が発情し切っているのは明らか。

 理性も殆ど残っていない筈なのに、拒否を示せたのは、生まれ育ったアシハラノクニの論理感と自分がこのままでは変わってしまうという恐怖心を感じたが故に反応。

 だが、琴乃の僅かな抵抗も……。

 

「どうしてダメなの、琴乃お姉さん?」

 

 最凶の雄の手の平の上でしかない。

 濡れたショーツの上からハッキリと浮き出ている秘裂を、リンドは指でなぞり甘い刺激を与える。

 

「んくぅっ♥」

 

「ほら、今の声。気持ち良さそうな声だったよ? それなのにどうして触っちゃダメなの?」

 

「んぁっ♥ そ、それでも……ダメ……おねがいよ、リンド君……キスは沢山したけど……や、やっぱり、こ、こういう事は好きな人と……」

 

「僕は琴乃お姉さんの事が好きだよ」

 

「っ!?」

 

 ドクンっ!

 

 リンドの告白を耳にした琴乃の心臓が跳ねあがったように鼓動を打った。

 

(い、今のは何が……どうして私、リンド君に好きって言われただけでこんなにも胸が高鳴って……)

 

 相手は自分よりも年下の相手。

 本来ならば告白されても微笑ましく思う程度で終わる筈。だが、丁寧に、しかし確実に目覚めさせられてしまった雌としての本能は圧倒的な雄に惹かれてしまった。

 後はその目覚めた本能を弱り切った琴乃の心に定着させ、今の琴乃にとって痛みと冷たさしか感じられなくなっている『八岐猛』への想いを駆逐するだけ。

 

 くちゅっ!

 

「あぁっ♥ やっ♥ んぁっ♥」

 

「好きだよ。僕は最初に出会った時から。ずっと琴乃お姉さんが気になっていたんだ」

 

 くちゅっくちゅっ!

 

「はぁんっ♥ ……あっあっあっ……ひぃんっ♥」

 

 耳元で思いのたけを語りながら、リンドはショーツの上から秘裂をなぞり、時には軽く挿れて琴乃を喘がせる。

 本人にとっては未知の快感に琴乃は喘ぐが、既に琴乃以上に性感帯を把握しているリンドは、ショーツ越しであろうと快感を与えていく。

 

「あっ、あっ、あっ♥ リ、リンド君お願いっ! 怖いの! 何でもするから、ソコを指で触れるのは止めて!」

 

 快感が襲う度に心の内で肥大化していく雌の本能の存在を感じたのか、琴乃は喘ぎながらも年下の少年に懇願した。

 その懇願に応じるようにリンドの指が止まり、真っ直ぐに縋るような眼差しを向けて来る琴乃の目を見つめる。

 

「……指を止めたけど、本当に何でもしてくれるの?」

 

「え、えぇっ……私に出来る事だったらするから……だから、お願い……」

 

「うん、わかったよ。でも、その代わり、琴乃お姉さん。さっきの口づけを『キス』って教えてくれたみたいに、アシハラノクニでの言(・)い(・)方(・)を教えて欲しいんだ」

 

「わ、私達の世界の言(・)い(・)方(・)を?」

 

「そう例えば……」

 

 言いながらリンドはショーツの上から手を退かした。

 あの怖い快感が一先ず止まった事に琴乃が安堵していると、唾液塗れになっている乳房に右手が乗り、そのまま揉みまわされる。

 

「えっ、あっあっあんっ♥ リ、リンド君っ♥ あぁんっ♥ な、なんで胸を、んぁぁっ♥」

 

「先ずはこのお胸の言い方を全部教えて。教えてくれないとこのまま揉み続けるし、言い終えるまでにイったりなんてしたらまた下着越しに触るからね」

 

「ひっ♥ あぁぁぁっ♥」

 

(き、きもち良い♥ 舐められていた時よりもずっと♥ な、なにかこみあげて来そう♥ も、もしかしてこれがイクって事なの? あっ♥ だ、ダメ♥ これはダメ♥)

 

 先ほど以上に明確かつ致命的な何かが来る事を琴乃は感じ、喘ぎながら口を開く。

 

「ふぁっ♥ バ、『バスト』♥ 女性の胸の事は『バスト』と言って、はぁんっ♥ あぁっ♥ ど、どうして止めてくれないの♥ ぁんっ♥」

 

 ちゃんと答えた筈なのにリンドは胸を揉むのを止めず、しかも琴乃にも見えるように指の位置が徐々に硬くなっている乳首に近づいて行く。

 それが秒読みのように思えた琴乃は、必至に力の入らない手足の代わりに身体をくねらせる。

 

「だ、ダメっ♥ 乳首に触っちゃっ、ああんっ♥」

 

 遂に指が乳房の頂点で固く尖っている乳首に触れた瞬間、琴乃の腰が浮いた。

 

「僕は全部って言ったんだよ。琴乃お姉さんが他に何か言い方を隠してるなんて分かってるんだから、早く答えないと駄目だよ」

 

「そ、それは……は♥ んぅ♥ はぁんんっ♥」

 

 リンドの言う通り、琴乃は『バスト』以外の胸の呼び方を知っている。だが、もう一つの呼び方は強い羞恥心を感じるので、琴乃には言い辛かった。

 だが、それを赦すつもりはないと言うようにリンドの指に力が籠もる。それを乳首から感じた羞恥心で顔を真っ赤にしながら、その言い方を口にする。

 

「お、お、おっぱ……」

 

「はい、時間切れ」

 

 ぎゅっ!

 

「いっっ♥ んっあぁぁぁあっっ♥」

 

 指に挟まれていた乳首が強く捻り上げられた瞬間、琴乃の全身を乳首から衝撃が走り抜け、大きく腰を跳ね上がった。

 それは意識ある時に明確に琴乃が感じた初絶頂。ビクビクと肢体が小刻みに痙攣し、甲高い嬌声が琴乃の口から発せられている。やがて絶頂の衝撃が治まると共に、浮いていた腰が芝生に落ちる。

 

「はっ、はっ、はっ♥」

 

(今のがイクって……こと?)

 

 激しく胸を上下させながら、琴乃は自身に起きた出来事を反芻する。

 何処かへと高く昇ってしまいそうな心地よさ。それを味合わされた琴乃は、頭がボーっとしてしまう。

 夢見心地でいるその隙を逃さずに、リンドは再び顔を近づけ、琴乃の柔らかな唇に自身の唇を押し付けて塞いだ。

 

「琴乃お姉さん、好きだよ……んっ!

 

「んっ……ちゅ……♥ はむっ♥ ちゅっぱ♥」

 

 リンドにキスされた琴乃は無意識に舌を動かし、ぬるぬると口内で絡ませてしまう。

 知らない内に条件反射の域までキスに関して躾けられてしまった事に、琴乃は気が付く事無く、初めて意識ある時に感じた絶頂の心地よさとリンドとのキスの快感に浸らされてしまう。

 だが、それはリンドの罠でしかなかった。

 

(はっ♥ はっ♥ なに? お、お腹の奥が熱くなって……んっ♥ あぁっ♥)

 

 舌を絡ませ合い、唾液を交換し合う度に下腹部が熱を帯びながら疼くのを琴乃は感じる。

 リンドとキスを繰り返すたびにその熱さを徐々に増し、下腹部から全身へと広がっていく。

 

「んっんっんっ♥……んむうっ♥ ……じゅるっじゅじゅっ♥」

 

 全身に広がって苛む熱から気を紛らわせようと琴乃はキスに没頭するが、それは苛む熱に薪をくべるようなもの。

 

(フフッ、今日までの間に散々意識が無い時に絶頂を感じて来たんだから、さっき見たいな軽い絶頂で肉体の方が満足する出来る訳がないよ、琴乃)

 

 本人以上に性感帯を理解し、開発させたリンドにとって琴乃の絶頂の強弱もある程度操れる。

 そして軽い絶頂を味合わされた肉体は、覚えているより深い絶頂を求めて雌の本能を疼かせ、琴乃自身を苛ませる。

 

(あぁっ♥ 駄目なのに、触りたい♥ アソコに触りたい♥)

 

 痛いほどに疼く下腹部の熱に耐えられなくなった琴乃は、キスに没頭しているリンドに気付かれないように自由になっている左手を恐る恐るゆっくりと下腹部に向けて動かす。

 

「んむ……んん♥ ちゅっ、ああっ♥ ……リンド君♥ ……ちゅぅ♥」

 

 自身がしようとしている事を悟らせないように、琴乃は僅かに体を起こしながら甘く蕩けた声で名を囁いた後にディープキスを再開して注意を引き付ける。

 更には熱心に柔らかな乳房を子供とは思えないほどに熱く硬いリンドの胸板に押し付け、下半身に注意を向けないようまでしている。

 ネノクニで暮らしている内に、多少は変わってきたとはいえ、引っ込み思案な性格をしている琴乃がするとは思えない大胆な行動。はた目から見れば、今の二人の姿は愛し合っているようにしか見えない。

 平時の琴乃ならば、自分の行動を思い起こして羞恥で気絶してしまうだろう。だが、念入りに理性を溶かされ、自身ではどうやっても制御できないほど発情してしまった肢体の疼きに加え、目覚めさせられた雌の本能に支配された琴乃に羞恥心を感じる余裕は無い。

 そしてその状態に追い込んだ雄は、可愛い雌の動きを察しながらもあえて放置し、気づかれまいと情熱的に舌を絡めて胸を押し付けて来る琴乃のするがままにして、その時をジッと待つ。

 

(後少し、後少しでアソコに触れる♥)

 

 発情しきって理性が溶けてしまっている琴乃は、雄が仕掛けている罠に気が付かず、左手は臍の辺りを通り過ぎ指先がショーツの端に触れた。

 

(ああっ♥ やっと触れる♥)

 

 ショーツに端に触れた琴乃はもう我慢できないと言うように、手をショーツの中に滑り込ませる。

 

 グチャッ!

 

「……えっ?」

 

 琴乃がショーツの中に手を入れると同時に大きな水音が鳴り響いた。

 その音の出所は琴乃が穿いている愛液で濡れ切ったショーツ。元々乾き切っていなかったショーツは、秘裂から零れる愛液ですっかり吸水力を失い、股に張り付いてしまっていた。

 上にリンドが乗っているために確認する事も出来ず、しかもキスに没頭してしまっていた琴乃がその事実に気が付いたのはたった今。

 大きな水音を立ててしまった事に気が付いた琴乃は、慌てて手をショーツから抜こうとするが、この瞬間を虎視眈々と待っていた雄が見逃す筈がなかった。

 

「何処に触っているの、琴乃お姉さん?」

 

 ガシッ!

 

「はぁんっ♥」

 

 手を抜こうとする直前に、リンドの手がショーツ越しに琴乃の手を押さえつけた。

 上から押し付けられることによって琴乃の手は愛液を零す秘裂に押し付けられ、その時に走った甘い痺れに琴乃の口から甘い喘ぎが漏れた。

 

(今の声……私が出したの?)

 

 先ほどからずっとその声でリンドの名を囁いていた事も忘れて、自分でも信じられないぐらい甘く蕩けた声に琴乃は驚く。

 その間にもリンドはグイグイっと自身の手をショーツ越しに押し当て、抜く事が出来ずに入ったままの琴乃の手ごと秘裂を押す。

 

「あっあっあんっ♥ だ、だめ♥ リンド君、手を退けて……お、お願い……♥」

 

「触りたかったんでしょう、琴乃お姉さんは? だったら、もっと触って良いよ」

 

「んあぁぁぁぁぁっ♥」

 

 僅かずつ手に力を籠める個所をずらされ、秘裂の上で起っていた陰核を自分の手で刺激された琴乃は喘ぎ声を上げながら腰を浮かせた。

 敏感な陰核の位置を把握したリンドは、その箇所を重点的に力を込めては押すを繰り返す。

 

「あっ♥ あっ♥ あはぁぁぁっ♥ ひぁっ♥ リ、リンドくん、あぁっ♥ や、やめてぇ♥」

 

「僕は琴乃お姉さんの手伝いをしているだけだよ。それにさっきと違って、下着越しに僕が触れているのは琴乃お姉さんの手だよ!」

 

「ひ、ひぃっ♥ だ、だめ♥ そんなに強く押したら、つ、つぶれちゃ、んはぁぁぁぁっ♥」

 

「潰れるって何が? さっき僕が触った時は潰れるようなものなんてなかったよ?」

 

 わざと陰核に触れないように指を動かしていたにも関わらず、リンドは何も知らない子供のフリをしながら質問した。

 

「あぁあっ♥ あぁっ♥ ある♥ あるから♥ ク、『クリトリス』っ! 『クリトリス』って言う突起があるから♥ 押すのを止めてぇ♥」

 

 押す力がますます強まっていくことに危機感を覚えた琴乃は、相手が年下の少年である事もすっかり忘れて懇願した。

 その懇願を応じるようにリンドはぐちゅぐちょに濡れたショーツから手を僅かに離した。琴乃は力が入らないながらもショーツの中に入れていた手を抜く。

 だが、それこそが最後の罠。琴乃が離れたと思ったリンドの手は、僅かな距離しか離れていない。

 器用にぐちょ濡れで秘所に張り付いているショーツをリンドは指先でずらし、そのまま中途半端な愛撫で散々昂ぶらされ、陰毛まで濡れ切っている秘裂に先ずは人差し指を侵入させる。

 

 じゅっぽっ!

 

「っ!? ひぃぃっ♥」

 

 侵入してきた人差し指に膣口を浅くほじくられると琴乃が背中が跳ねた。

 気が緩んだ瞬間を狙われた愛撫は効果覿面で、焦らされ一度絶頂に達していた事もあって琴乃を容易く二度目の絶頂を味合わされた。

 

(う、うそ…また…、私、イッたの?)

 

 無意識に腰をビクビクと痙攣させながら、琴乃は驚愕のあまり固まってしまう。

 先ほど胸を弄り回されたのが琴乃にとっては初めての絶頂。そうだと言うのに今またリンドによって絶頂をさせられてしまった。

 しかし、混乱する琴乃の意思と違い肉体の方は違った。まるで歓喜するかのように微かに広がった割れ目から内部に溜まっていた愛液を零し、膣内の熱い粘膜が侵入してきた指に吸いついて来る。

 混乱している意思と違い、肉体の方はしっかりと覚えて込まされてしまっている。

 軽い絶頂などでは到底鎮火出来ないほどに昂ぶり続ける熱を、唯一解消できる雄が誰なのかを。

 

 くちゃっくちゅくちゅっ……じゅぽじゅっぽ……

 

「っ♥ ゃ……あ、はぁぁ……っ♥ ……んぅっ♥」

 

 混乱さめやまぬ琴乃の膣内で、リンドの指先が小刻みに蠢く。

 改めて中の具合を確かめるような繊細な指使いによる軽い愛撫に、琴乃は甘く蕩けるような声を漏らしてしまう。

 そんな琴乃の声に雄としての本能を滾らせながらも、確実に目覚めさせた雌としての本能を定着させる為にリンドは愛撫を止めずに語り掛ける。

 

 ぬちゅっ! にちゅっ! じゅぽっ!

 

「う~ん? ねえ、琴乃お姉さん? 何処に『クリトリス』なんて突起なんて在るのさ!」

 

「ひぐぅっ♥ あ、やっ、あああっ♥」

 

 強めに肉壁を引っ掻かられた琴乃の背中が激しく跳ねる。

 両足首に芝生の草が巻き付いているので足が上がる事は無く、両手も発情しているせいか力が入れられずにいる。

 そして琴乃が手に力が入らないのを感じたリンドは、恋人繋ぎのままにしていた右手を漸く外す。

 そのまま自由になった右手で激しく揺れる乳房を無遠慮に揉みしだき、乳首をコスコスと扱きあげる。

 

「あっ♥ あっ♥ あっ♥ ち、ちくび、だめっ♥ んあぁぁぁぁっ♥」

 

「突起ってこんな乳首みたいに硬くなっているのを言うんだよね? でも、そんなの琴乃お姉さんの此処に無いよねっ!」

 

「ひぅううっ♥ あ、あるの♥ 中じゃなくて、んぁっ♥ ア、アソコの上の方に」

 

「此処にあるの?」

 

 ぐじゅぶっ!

 

「あっ、はああぁぁぁんっっ♥」

 

 処女膜があるギリギリのところの膣上の肉壁を擦ると同時に、琴乃はまたも絶頂を迎え、洞窟内に甲高い嬌声を木霊させた。

 三度目の絶頂。甘く蕩けてしまうような心地よさを琴乃は感じる。だが、それに反して……。

 

(ど、どうして……治まらないの?)

 

 絶頂に浸りたいという琴乃の意志に反して、肉体の方は絶頂による甘い痺れを味わってもまだ足りないと言うように熱い衝動が込み上げて来ていた。

 琴乃の肢体は覚えてしまっている。何処までも昇ってしまうような深い絶頂を。

 早くそれを味わいたいと、膣肉は蠢いてリンドの指に絡みつき、腰は琴乃の意思に反して一人でにヘコヘコと動いていた。それは琴乃の意識よりも先に、本能が完全にリンドを屈服してしまった証拠だった。

 此処までくれば、後は理性が蕩けても邪魔をするアシハラノクニで培った論理感を消しさせるだけ。

 その時を迎えさせるためにリンドは、愛液を流し続けている秘裂に更に中指を侵入させて内側から指を使って押し広げる。

 

「や♥ そこは、だめっ♥ あ♥ あっ♥」

 

 じゅっず……ぐぼぐぼっ……じゅずぅっ!

 

「あっあっあっ、はあああっっ♥」

 

 閉じていた秘裂が割り開かれた事によって動かしやすくなったリンドの二本の指が、敏感な膣壁を撫でまわし、快感を与えて官能を高めていく。

 すると、琴乃の紅潮した肌に浮かび上がっていた汗と愛液から雄の欲情を誘う雌香が香り出した。更には焚き火の明かりしかない為と背を仰け反らせてしまっている琴乃からは見えないが、秘裂から零れる愛液は止まる事無くリンドの手だけではなく、腕や琴乃自身の内腿まで濡らしている。。

 別の手で弄ばれて、揉みしだかれる度に形を変える乳房の頂点では痛いほどに乳首がツンっと勃起し、ピクピクと震えている。

 それは遂に琴乃の意志よりも、雌としての本能が上回ってしまった何よりの証拠だった。

 そんな琴乃に番の雄が誰なのかを教え込むように、リンドの愛撫も勢いを増す。

 

 じゅっぽじゅっぽ! じゅぶじゅぶじゅぶ! ぢゅぶぅっ!!

 

「んひっ♥ んくあぁぁっ♥ く、ひぃいい♥ あぁっ♥ 許して♥ も、もう♥ こ、壊れちゃうんです♥ こ、怖いのが来てっ♥ あ♥ あ゛♥ ああぁぁっ♥ 私が、壊れちゃいます♥」

 

 相手が年下だと言う事も忘れ、目尻に涙を浮かべて琴乃は敬語で嬌声を上げながら懇願した。

 先ほどまでよりも激しく愛撫されながらも、琴乃は絶頂に達していない。それは的確にリンドが感じる場所を責めながらも絶頂に至れないようにしているから。

 琴乃自身よりも性感帯を開発したリンドだからこそ出来ること。その気になれば執拗なまでに琴乃を連続絶頂させる事も容易く出来てしまう。

 本人が知らぬまに開発されてしまった琴乃は、健康的になった為に反り返った背筋を戻す事も出来ずに腰を突き出したままリンドの激しい愛撫を味合わされていく。

 

 じゅぼっ! ずりゅるるるるるっっ!! ずぶゅぢゅっ!!

 

「んおあっ♥ いやぁぁぁっ♥ 壊さないで♥ 私を壊さないでください♥ ア、アソコがどんどん敏感になってて♥ 奥がせつないのにすごく熱くて、なにか怖いのがキッちゃうんです♥ キたら私がこわれるんです♥」

 

「フフッ、じゃあ丁度良いよね、琴乃お姉さん」

 

 常軌を逸して高まり続ける快楽によって赤子のように喘ぎながら泣き叫ぶ琴乃に、リンドは無邪気に見える笑みを浮かべながら見下ろす。

 その笑みに琴乃は喘ぎながらも恐怖を感じた。一見すれば無邪気に見える笑み。だが、何処か壊れているように見える笑み。それは佐久夜とアマテラスまだ知らず、桃花、青龍、蔓、そして雌犬巫女達が知っているリンドの壊れた一面。

 その一面を番の雌に堕としていない琴乃に見せた意味は一つしかない。

 

「さっきまで『死にたかったの』。『生きていても意味がない』なんて言っていたでしょう? 此処で琴乃お姉さんの言う通りにしたらまた戻っちゃうかもしれないでしょう?」

 

「ひっあっ♥ ひっ♥ ぐっ♥ いひぃぃぃぃっ♥」

 

「琴乃お姉さんが死ぬなんて嫌だよ。本当に間に合ってよかった。だからね。もう二度と自害なんてしないようにしてあげるよ」

 

 告げながらリンドは秘裂に挿入していた人差し指と中指の位置をずらし、前後させれば丁度親指が丁度クリトリスに当たるように調整した。

 これまで直接触れないようにしていたが、既にクリトリスは包皮から飛び出して艶やかに充血していた。

 意識がない時には散々触られたり、擦られたり、舐められたり、吸われたりしていたのに、今だに何もされないことに不満を訴えるように震えていた。

 女性にとって神経が集まっているクリトリス。今だ処女である為に膣内で一番感じる場所と、最奥にある子宮以外で琴乃が最も感じる場所に向かってリンドは親指を向ける。

 

(ああっ♥ だ、だめ、誰か助けて!? お母さん、お父さん、明日香っ!?)

 

 敏感になっているためにリンドの指の動きが変わった事を琴乃は察し、快楽に蕩けた頭の中にまるで走馬灯のように大切な人達の顔が浮かんでは消えて行く。

 最後に琴乃の脳裏に浮かんで来た相手は、やはり想い人である『八岐猛』だった。

 

(猛さんっ……あっ)

 

 想い人の顔を思い出し、琴乃の瞳に理性が宿りかける。

 だが、脳裏に浮かんだのは『八岐猛』だけではなく、その腕に寄り添って並び立ち笑顔を互いに向け合っている『冬木凪』の姿もあった。

 自分はもう想い人の傍に寄り添えないのだと琴乃が改めて実感した瞬間、遂に高まらせた官能を爆発させる一撃をリンドはお見舞いする。

 

「イっちゃえ、琴乃」

 

 言葉と共にリンドは指を突き出し、クリトリスを圧し潰した。

 

「んぎぁっ♥ んおぉぉぉぉおぉぉぉぉ゛―――っっ♥」

 

 ぶっしゅっ! ぷしゃぁぁぁぁぁあ―――っっ!!

 

 突き出された親指にクリトリスが圧し潰されると共に、琴乃は絶叫を上げながら絶頂に達した。

 挿入されたままの二本の指を締め付ける膣肉は膣痙攣を起こしたかのように強く収縮を繰り返し、綺麗な肢体は今まで以上にピーンっと大きく反り返り、高く掲げられた秘裂からは絶え間なく潮が吹き出し続け、離れた岩肌にまで届いて濡らしている。

 一ヶ月前の身体が弱かった琴乃では、耐えきれずに途中で気絶してしまっていたであろう深すぎる絶頂。

 しかし、肉体と魂のバランスが整い、健康体となったことで心臓が暴れ狂い、肺に酸素を取り込む事が困難になっても気絶する事は出来ず、余すことなく快楽を味わい頭の中に絶頂の快感が刻まれていく。

 

「んおっ♥ おっ♥ んはおぉぉぉぉ……っ♥」

 

 もし今、止まる事無く上げ続ける嬌声を聞いて、それが琴乃の声だと分かる者はいないだろう。

 普段の清楚さを感じさせる声音とは変わり果て、琴乃本人も自分の声だと分からない程の雌としての声だった。

 

「フフッ、おはよう、琴乃」

 

 これから行なう行為に余計なものが一切なくなったと感じたリンドは、強く収縮する膣口から強引に指を引き抜く。

 同時に、琴乃の肢体は痙攣を繰り返しながら、柔らかな芝生の上に崩れ落ちた。

 ビクビクと痙攣する琴乃の全身にはびっしりと玉のような汗が浮かび上がり、湯気が立ち昇りそうなぐらい肌は真っ赤に紅潮していた。

 

「はぁ―っ♥ はぁっ♥ あぅっ♥ あぁぁぁっ♥」

 

 快楽の余りに忘我の極致に至ってしまった琴乃は、蕩けきった顔をして胸を激しく上下しながら熱い吐息を吐き続ける。

 今の琴乃の中にはアシハラノクニでの常識や論理感、家族への想い、そして想い人だった相手への思慕の気持ちはない。ただ雌としての本能があるだけ。

 後は、その雌の本能に刻むだけなのだ。自身が一体誰の番の雌なのかを。

 

「さあ、次は僕の番だよ」

 

「あくぅっ♥」

 

 急に漂い出した濃厚な雄臭を嗅いだ琴乃の腰が僅かに跳ねた。

 琴乃が発する甘い雌香とは違い、普通ならば眉を顰めてしまいそうな雄臭。

 だが、雌の本能に目覚め、思考も何もかも支配されてしまっている琴乃にとっては何よりも惹かれる臭いに感じてしまい、キュンキュンっ子宮を疼かせながら臭いの元に目を向ける。

 

「ひっ――♥」

 

 琴乃は思わず引き攣った声を上げてしまった。

 発情を促進させるような臭いの元凶は、リンドの股間で雄々しく真上に向かってそそり立つ剛棒。

 幾重にも血管を浮き上がらせ、久方ぶりの新しい番の雌になる相手を前にしている為か、鈴口からカウパー線が止まる事無くダラダラと溢れさせて張り出している亀頭だけではなく、太い幹まで伝って濡らしている。

 早く新しい獲物を味合わせろとビクンビクンとどす黒く染まっている剛棒は震え、根元の異常な大きさの睾丸はパンパンに膨れ上がり、幾らでも射精が出来ることを主張していた。

 圧倒的な雄の象徴と言える剛棒を前に、少し前の琴乃ならば必死に逃げようとしていただろう。しかし、琴乃は……。

 

「はっ♥ はっ♥ はあぁぁっ♥」

 

 雌としての本能に寄って惹かれるのを止める事が出来ず、子宮の疼きから全身に広がった熱で頭がぼーっとしてしまい、ただリンドの剛棒だけを見つめていた。

 そんな琴乃をリンドはじっくり見下ろし続け、やがて琴乃は決定的な言葉を口にする。

 

「ああっ♥ 優しく……してください♥」

 

「うん、たっぷり気持ち良くしてあげるね、琴乃」

 

 燃え続ける焚き火の明かりに照らされた二人の肉欲の宴はまだ幕を開けたばかりだった。




次回こそ漸く琴乃の処女喪失です!
因みに琴乃の完堕ちは1であった名字を捨ててアシハラノクニへの未練を全て失う状態です。なのでまだ心は堕ちません。

アマテラス、佐久夜、琴乃の妊娠について。

  • 琴乃が堕ちた段階で孕ませる
  • 四聖の社全て攻略後に孕ませる
  • サヨ関連終了後に孕ませる
  • イザナミも加え、四人そろって孕ませる
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