IZUMO2〜鬼畜ショタ性記〜 作:イズモ
お気に入り、ありがとうございました!
「……これがリンドが呪法を使って出現させた大樹か」
一夜明けた早朝。
朝日が昇ると共に里から出たカグツチは、巫女達が滝行を行なう滝に聳え立つ光り輝く大樹の下に立って見上げていた。
滝よりも大きく聳え立つ大樹は、滝の水を浴びながら跳ね返し、朝だと言うのに光に包まれている葉を茂らせ、幻想的な光景をカグツチの前に広げていた。しかも幻想的な光景だけではなく……。
(力が溢れて来る……これが青龍の言っていた恩恵なのか)
自身の掌を見つめながら、カグツチは自分が強化されているのを感じていた。
それはカグツチだけではなく、引き連れて来た兵や巫女達も感じているのか戸惑ったように自身の身体を見回している。
その中で他の巫女達に支えられながらやって来た葉子が目を見開き、力強い足取りで大地を踏みしめた。
「よ、葉子様!? 大丈夫なのですか!?」
「ええ……信じられませんが奪われていた筈の体力と霊力が回復して来ています……これが彼の本当の呪法の力」
「……リンド、琴乃さん」
想い人と友人の事を心配してカグツチ達と共にこの場にやって来た佐久夜は複雑そうな顔をしながら、聳え立つ大樹を見上げる。
本当ならば今すぐにでも二人が居るはずの滝の裏手に走り出したいところだが、それが出来ない事情があった。
その事を示すようにふわりと上空からツクヨミが降り立ち、カグツチの横に並び立った。
「どうだった、ツクヨミ?」
「駄目ね。昨晩よりも範囲は狭まっているだけど、一定の距離になったら体力と霊力が奪われ始めたわ」
「……そうか」
険しい声を出しながらカグツチは足元の地面に引かれている線を見つめる。
その線は昨晩の内にツクヨミが引いた境界線。その境界線を踏み越えれば、今受けている恩恵が消え、葉子のようにあらゆる弱体を受けて体力と霊力を奪われ始める。
「今はどの辺りなんだ?」
「大体あの辺りね。はっ!」
気合いと共にツクヨミは刀を抜き去り、衝撃波を飛ばして先の地面に線を新たに引いた。
「……確かに縮まっているが……」
「ええ、滝の裏側に向かうのは無理ね。下手に近づけば葉子や悪霊のように体力と霊力を奪われかねないわ。それに……」
ツクヨミは示すように切っ先を先の方に向ける。
釣られてカグツチも其方に目を向けると、空を飛ぶ巨大な鷹型の悪霊が大樹に迫っていた。
敵だと判断し、カグツチは腰に差す剣を抜こうとするが、抜く前に大樹から風が走り、鷹型の悪霊が一瞬の内に惨殺された。
驚きに目を見張るカグツチの頭上に悪霊だった事を示す勾玉が落ちて来たので、それを掴み取りながらツクヨミに目を向ける。
「ツクヨミ。今のはもしかして」
「ええ……青龍からリンドが得た風の力よ。この大樹。敵意を持って近づこうとすれば、さっき見たいに風を放って敵を倒すのよ……補助系の呪法って青龍は言っていたけど、この呪法。『樹界降誕』って呪法は、寧ろ結界系の呪法ね。私もこんな呪法は初めて見るわ」
「俺もだ」
長くネノクニで戦いの日々を過ごして来たカグツチも、『樹界降誕』のような呪法は初めて見た。
基本的に精霊の固有呪法は直接的なものが多く、桃花のような補助系の固有呪法にしても短時間しか補助効果は持続しない。
だが、リンドが使用した『樹界降誕』は長時間使用可能と言う結界系の固有呪法。
限定的故に今は大樹の下にいる者達にしか影響はないが、本来は大樹を中心にして植物を媒介として広域に結界を張る拠点防衛に優れた呪法なのだ。
「お父さん、伯母様! どうすればいいの!?」
「……下手に大樹を傷つけたらリンドに影響が出るかも知れないんだよな?」
「青龍の話だとね……暫らくは周囲を警戒して様子を見ましょう」
「伯母様!?」
「佐久夜。心配なのは分かるけど、この呪法をリンドが制御出来るようになれば大きく助かるわ」
(……ツクヨミの言う通りだ。この呪法をもしリンドが制御出来て自由に扱えるようになれば、里の護りがより強固になる)
個人ではなく、里の兵を束ねる将として『樹界降誕』を見たカグツチは、この呪法の有用性を実感せざるえなかった。更には……。
「葉子様!? 周囲を確認したところ、大樹を中心とした木々に実りが芽生えています! このまま行けば今日中にでも収穫できそうです!」
「私達が恩恵を受ける範囲に悪霊が入れると、すぐに体力と霊力を奪われているのか簡単に倒せて勾玉を得られます!」
「ご報告! 鹿や猪などの獣達が実りに惹かれて集まって来ています」
矢継ぎ早にカグツチ達に喜ぶべき報告が届いて来る。
木々の実りや獣などは食料確保に。悪霊達を簡単に葬れるのは、里の周囲の安全に。
その報告を聞いたカグツチは、改めて滝の水を浴びながら幻想的に輝いている大樹を見上げながら青龍が告げた事実を口にする。
「
「ええ、そうみたいね……ヒカル」
「分かってる……青龍に言われた通り、明日の日の出までは待つ。それまでにリンドと琴乃ちゃんが出て来なかったときは俺とツクヨミで大樹を破壊する」
カグツチとツクヨミには切り札と呼べる技が存在している。
その技は本来二人の息子であるニニギにしか扱えなかった技だが、『真の契りの儀式』を結んだ事でカグツチとツクヨミが揃えば、ニニギ以上の威力を持って放てるようになっていた。
それを放てば幾ら護りに秀でた『樹界降誕』の大樹でも、確実に破壊できる。
「分かったわ」
(フフッ、私とヒカルが一緒になって放つ技。ニニギも良い技を思いついてくれたわ)
アマテラスでは出来ず、自身と伴侶であるカグツチが一緒になって放てる技がある事にツクヨミは内心で優越感を抱く。
(それに、日の出までには出て来る筈だから、安心しなさい、ヒカル……琴乃に関しても問題はなくなっているでしょうしね)
大樹が侵入を阻む滝の裏の洞窟内で何が起きているのか悟りながらも、それを表には出さず、軍師としてツクヨミは兵と巫女達に指示を出し、カグツチは心配そうにしている佐久夜の説得に動き出すのだった。
「はぁっ、はぁっ、んんっ!」
日の光が届かない洞窟の奥で、何かを堪える声が上がっていた。
その声を上げている少女-白鳥琴乃は整った肢体に緑色の蔦を巻き付き縛り上げられながら、天井から伸びている蔦によって宙に浮かされていた。
本来ならば暗闇しかない見えない筈の洞窟内には、まるで松明のように岩肌に設置された幾つもの炎を灯す太い木の枝によって明るく照らされている。
その中心には串刺しにされた川魚を焼いている焚き火も存在し、琴乃はその近くで両手を後ろ手に縛られ、其処から天井に向かって伸びた蔦と両肩、そしてM字に開くようにされている両膝に巻き付いた蔦の五本によって宙に浮かされながら拘束されていた。
更に豊満な乳房を強調するように乳房の上下と谷間にも蔦は巻き付き、最後に首にも巻かれて身動きが出来ないようにされている。
全身から汗を流し、何か堪えるように琴乃は肢体を震わせながら懇願の眼差しを焚き火で川魚を焼いている自身を拘束した相手であるリンドに向ける。
「お、お願いします……リンド君……もう赦して」
「赦しても何も、琴乃お姉さん。
「ち、違います! 自殺しようとして離れようとしたんじゃないんです……その……」
すっかり年下の相手であるリンドに対して敬語で話す事に疑問を覚える事も無くなった琴乃は、羞恥で顔を染めながら何かを言い淀むような様子で下半身をモジモジと動かした。
本来ならばどんな形にしても宙に浮かされる体勢でいること自体身体に負担が掛かるのだが、琴乃は気が付いていないがその身は既に『樹界降誕』の恩恵を受けているので負担は殆ど感じなくなっている。
言い淀む様子を見せた琴乃に対し、リンドは焦がさないように少し焚き火から川魚を離れた場所の芝生に根元の枝を刺しておくと、そのまま立ち上がって琴乃の顔を覗き込む。
「どうして言い淀むの? 言えないって事は、自害を考えてたんでしょう? せっかく僕が琴乃お姉さんを信じて眠っていたのに、琴乃お姉さんは僕が寝ているのを確認してからこの場を離れようとしたよね?」
「ああ……ごめんなさい」
リンドの信頼を裏切った事を指摘され、琴乃は申し訳なさから顔を俯かせる。
処女を失い、散々絶頂させられて思い出すだけで顔から火が出そうな恥ずかしい宣言をさせられた後、気絶するように眠って休んでいる間に、リンドが焚き火の維持に加えて、少しでも洞窟内を明るくするために松明ように設置し、更に水や食料の準備を行なってくれた事には琴乃は深く感謝していた。
しかし、琴乃が起きた時にはリンドは座るような姿勢で眠っていた。
その姿を見て琴乃は申し訳なさと深い感謝、そして胸の高鳴りを感じずにはいられなかった。
せめてリンドが起きるまでと思いながら、火を絶やす為に用意されていた枝を焚き火にくべ、そのまま木のコップに入っていた水を飲んだ。
昨晩から汗を掻き、潮噴きを幾度も行なってしまった為に琴乃は水を欲していたのだ。
それがいけなかったのか、琴乃の身体に異変が起きた。命の恩人であり、処女を捧げた相手であるリンドにも口に出来ない恥ずかしい事。女性ならば言い淀んでしまう生理現象が、琴乃に襲い掛かった。
(い、言えない……洞窟内で、シ、シちゃったなんて)
生理現象を感じた琴乃はリンドに告げるのが恥ずかしくて、何も言わずにその場から離れた。
リンドが眠っているのも確認し、少し離れた岩陰でコッソリと琴乃は用を足し終えた。だが、用を足し終えると同時に、何処からともなく蔦が伸びて来て琴乃を背後から捕らえると、そのまま縛り上げ、現在のように蔦で吊るされる事になった。
当然、その場には心配と怒りが入り混じった顔をしたリンドがいた
新たな想い人となったリンドの信頼を裏切った事を指摘され、琴乃の心の中は罪悪感が溢れて来る。それに加え……。
(リ、リンド君に嫌われたりしたら、また……アレを感じちゃう)
以前の想い人への想いはもう琴乃の中に残っていない。
だが、残っていなくても深い絶望と悲しみだけは琴乃の心に刻まれてしまっている。
リンドに嫌われれば、当然その深い絶望と悲しみを味わう事になる。いや、肉体関係を結びあった事でそれ以上の深い絶望と悲しみを味わう事になると琴乃は感じ、恐怖から吊るされた肢体を揺すりながら懇願する。
「ど、どうすれば信じて貰えますか?」
不安と恐怖に満ちた顔しながら琴乃はリンドに尋ねた。
その声にリンドは琴乃へと身体を向ける。すると圧倒的な雄臭が漂い始め、琴乃の子宮は即座に熱を持ってキュンキュンと疼き出す。
「んくっ♥」
本来ならば眉を顰めて顔を逸らさずにはいられないほどの雄臭。
だが、既に雌として屈服させられてしまった琴乃にとっては発情を促し、生殖本能を促す臭いでしかない。
それを表すように子宮の疼きに続くように膣肉は狂おしい収縮を繰り返し、綺麗な縦筋に戻っていた恥部からは甘い匂いを発する愛液がこぽりと溢れ出て芝生に垂れ落ちる。
(だ、だめ……この臭いを嗅いじゃうと……♥ 頭がぼーっとしちゃう……♥)
「はぁ♥ はぁっ♥ ……んくぅっ♥」
濃厚な獣臭を嗅いだだけで、琴乃は艶やかな吐息を吐いて欲情し、吊るされた肢体を大きく揺らした。
緑の蔦によって強調するように巻きつけられている双丘の頂点では、発動の度合いを物語るように桜色の乳首が隆起して触って欲しいの待ち望むかのようにピクピクと震えている。
昨晩処女を失ったばかりだと言うのに、すっかり琴乃はリンドの雌に躾けられてしまっていた。
(フフッ、まあ、当たり前だよね。琴乃は
『白鳥琴乃』は平和な日常をアシハラノクニで過ごして来た少女。
ネノクニのように何時戦火に巻き込まれたり、常日頃から肉体や精神を鍛える修業をしている訳でもない。
その身には確かに尊き血が流れ、修業を本格的に行ない悪霊と戦うように成れば四聖獣に匹敵するほどの才能を琴乃は秘めているが、現時点では特異な力を宿していても、里の巫女達よりも総合的に琴乃は弱い。
そんな琴乃に対してリンドが攻めあぐねていた理由は、先ず『無属性』であった為の肉体と魂のバランスの問題で発生していた肉体的問題。肉体的な問題が残ったままでは、子を宿す負担に耐え切れないと判断したからこそ、開発だけでリンドは済ませていた。その問題は日中は霊力修業で、夜は肢体の性感帯の開発を兼ねたリンドの治療で解消。
次の問題は精神的な問題。出会った当初からリンドに対して琴乃は警戒心を抱いていた。
それ故にリンドの認識操作の力である『夢を紡ぐ力』が琴乃には効き難く、下手な干渉を行なってより強い警戒心を抱かれるのを恐れて昼間は距離を置いていたのだ。
そして何よりも琴乃には、心の柱とさえ言える『八岐猛』の存在がいた。
だが、『八岐猛』と言う心の柱を自らの行ないによって失い、昨晩の出来事によって琴乃の心の柱はリンドへと塗り替えられてしまっている。
このまま行けば、あっさりと番の雌に堕ち切るように思えるが……。
(琴乃にはまだアシハラノクニでの家族がいるからね)
家族と言う存在の重さは、リンドにも良く分かる。
その家族の願いである『一族再興』の為に、リンドは己の内にある悪霊への憎しみに呑まれずに済んでいるのだから。
『八岐猛』への想いを失っても琴乃にはまだ家族がアシハラノクニに居るのだ。
カグツチのようにネノクニで生き続ける覚悟を抱かせ、アシハラノクニへの想いや未練を無くし、一族の一員になる事を自らの意思で決めるようにする事こそがこれからリンドが琴乃にすべきこと。
その最初の調教を行なう為にリンドは吊るされている琴乃の傍に移動し、丁度と降りてくれば抱えられる位置に立った。
同時に琴乃の肢体を吊るしている蔦が下に向かって伸び始める。
(っ!? 下に下がってる? リンド君が信じて……)
「ひっ!」
吊るされながら下を見た琴乃は気が付く。
じりじりと下がっている自身の真下で、獲物を待ち構えるように雄々しく天に向かってそそり立っている黒光りしている剛棒の存在に。
「い、いや! ま、待って! お願いだから
(シ、シた後に拭いてない!? そ、そんなオマンコにリンド君のオチンポを挿入させたら駄目!)
乙女心からの羞恥もあり、琴乃は何とか挿入だけは免れようと必死に宙でお尻を前後させる。
その動きに釣られて左右の乳房がぶるぶると震え、秘裂から漏れ出していた愛液が振り撒かれる。
琴乃自身は必死に挿入から逃れようとしているが、その動きは挿入を強請る淫猥な催促の動きにしか傍目からは見えなかった。更に琴乃自身は気付いていないが……。
(フフッ、アマテラス様や佐久夜のように卑猥な言葉を僕に使う事が当たり前になってるね)
本来ならば口にするのも羞恥を感じて躊躇ってしまうような卑猥な言葉も、今の琴乃はリンドに使うのは当たり前だと
今後琴乃はリンドに対してのみ卑猥な言葉を使え、他の男性には一切口にする事が出来ない。
(最も他の男なんてもう目に入っても、佐久夜や雌犬巫女達のように気にも止めないだろうけどね)
そうなるように処女でありながらも潮を噴くほど快楽を与え、琴乃の雌の本能を目覚めさせ、番の雄が己である事を刻んだ事をおくびにも出さずに、じりじりと降りて来た愛液で濡れそぶる秘裂に黒光りする亀頭を触れさせる。
「っ!? はっ……♥ はっ……♥」
秘所に触れた感触に琴乃の動きが止まり、触れ合った箇所から伝わって来る亀頭の熱さを感じて吐息が零れる。
蔦で吊るされている琴乃は、自分の意思で剛棒を挿入する事は出来ない。じりじりと下がっていた蔦も亀頭と秘裂が触れあうと同時にピタリと動きを止めた。
変わりに亀頭が琴乃の発情を促すように愛液を零している秘裂を擦る。
「あっ♥ いやぁ……っ♥ んっ♥」
軽くこすられただけでも感じたのか、琴乃の口から甘い喘ぎ声が出た。
くちゅっくちゅっ
「あっ♥ あっ♥ だ、だめ、リンド君♥ こ、擦らないで♥」
擦られる度に早く挿入しろと琴乃自身の肢体が強請るように下腹部が疼き、心身を苛む。
発情によってぼーっとし始めた琴乃の視界に、リンドの顔が映る。正確にはその唇を目にした瞬間、惹かれるように顔を寄せるが……。
(と、届かない)
宙に吊るされて身動きが取れない琴乃では、首を伸ばしても下の位置にあるリンドの顔に自身の顔を近づける事は出来なかった。
琴乃がリンドとキスする為には吊るされている肢体が更に下がる必要がある。そうなれば……。
(オ、オチンポが私のオマンコに挿入っちゃう♥ んくぅっ♥)
再び剛棒で秘裂を貫かれ、膣内をエグイほどに張ったカリで蹂躙され、女性の急所である子宮口を黒光りする亀頭で叩かれて子宮を持ち上げられる事を想像し、琴乃は肢体を震わせる。
しかし、感じているのは恐怖だけではなく歓喜。忘我の域にまで達するまでの快感を思い出し、琴乃の本人の自覚出来ていない雌の本能が、番の雄を求めて子宮を始め肢体を疼かせる。
「うぅぅ……♥ ん、ぐぅっ……んうぅぅ♥」
「フフッ、どうしたの、琴乃お姉さん? オマンコセックスは駄目なんでしょう?」
「んっ……あ♥ お、押さないでくだ……あぁぁっ♥」
僅かに剛棒の先が秘裂を割り広げると、愛液が剛棒の先端へと流れ落ち竿の根元に向かっていく。
くちゅくちゅっと淫猥な水音をわざと剛棒を使って大きく鳴らしながら、リンドは琴乃に告げる。
「信じて欲しかったらさ、僕と今日一日オマンコセックスをさせてよ」
「っ!? 一日オマンコセックス!?」
告げられた要求に琴乃は目を見開きながらリンドを見つめる。
セックスは体力をかなり消耗する行為。それを一日中ずっと続けられる筈がないが……。
(リ、リンド君なら……きっと出来ちゃう♥)
話す時の無意識に敬語を使ってしまうようになった事も含めて、琴乃はリンドがただの子供ではなく規格外の雄だという味合わされた。
そのリンドならば言葉通り一日中セックスを続ける事など容易いと琴乃は無意識に悟っていた。もしもこの提案を既にリンドの子供を産む事を決意している佐久夜や、既に番の雌として堕ちている桃花、青龍、蔓ならば即座に頷いて一日の独占を求めただろう。
だが、まだその域に至ってない琴乃は昨晩と違い戻ってしまった常識と煮えたぎる熱のような発情の疼きに苛まれる。
(だ、だめ……一日ずっとリンド君に
一言もリンドは膣内射精をするとは言っていない。だが、琴乃の中では膣内射精され続けて昨晩のように子宮内に精液を大量に注がれてボテ腹のようにお腹を膨らまさせて蕩ける顔をした自身の姿が映っていた。
それは無意識のそうなることを琴乃が望んでいる事でもあったが、それを自覚できず、また昨晩と違い戻ったアシハラノクニの論理感が理性を働かせる。
(こ、高校生になったばかりなのに、赤ちゃんがデキたら学園を辞めないといけない……お母さんやお父さん、明日香にだって迷惑が掛かる……だから……)
「子供の事なら心配しないで良いよ」
「えっ?」
まるで思考を読まれたかのように、的確に指摘してきたリンドに琴乃は顔を向ける。
「琴乃お姉さんは
真実は真逆なのだが、これから行なう行為に少しでも琴乃の中から躊躇いを消す為にリンドは発した。
リンドの子種は量もさることながら、濃厚で精子の一つ一つに膨大な生命力が宿っているので、女性の排卵期までは確実に生き残る。
これは数少ない男性の精霊が『真の契りの儀式』を一族の女性に
故にリンドが相手の女性に子を孕まさせないためには、神であるアマテラスと結んだ
無論、そんな事実は当然琴乃は知らないが、リンドの言葉の中に聞き逃せない言葉があったので恐る恐る質問する。
「リ、リンド君? 何を言って? それに青龍さんの事を呼び捨てに……」
「フフッ、何だ。気付いていなかったんだ。結構分かりやすい事があったのにね。どうして僕が子を宿している青龍の寝所に入れると思うの? 僕の立場なんて巫女様達よりもずっと下。兵達よりも下の従者見習いなのに、里の者達にネノクニの守護神とまで崇められている青龍の寝所に?」
「……ま、まさか……青龍さんのお腹の子のお父さんは……」
「そっ。
その言葉に琴乃は途轍もない衝撃を感じ、沸き上がって来る感情を吐き出そうとする。だが、吐き出す前に琴乃を吊り下げている蔦が一段下がり、琴乃の秘裂に剛棒の亀頭部分がズブッとめり込む。
「っ!? はあぁぁぁんっ♥」
剛棒が秘裂を大きく広げて侵入すると同時に、琴乃は喘ぎ声を上げながら顔を仰け反らせた。
「ああっ、琴乃お姉さんのオマンコ。まだ先だけなのに気持ち良いよ」
挿入すると同時に待ち望んでいたいたと言うように軽く絶頂した琴乃の膣肉が蠢き、剛棒を奥へと誘おうと愛液が分泌され続け濡らしていく。
しかし、吊るされて身動きが取れない琴乃では自身の意思でそれ以上の挿入を求める事は出来ず、リンドもあえて亀頭部分を咥えさせるまでにして腰を軽く動かしながら快感を与えていく。
「んぁっ♥ だ、だめっ♥ リ、リンド君♥ ひあっ♥ 動かさないで♥」
「まだ先しか挿入れてないよ。それに言葉とは裏腹に琴乃のオマンコは僕のチンポが欲しくて仕方ないみたいだよ」
「あくっ♥ や、止めて……青龍さんがこの事を知ったら……ひぁっ♥ さ、佐久夜さんだって」
必死に快感に抗う琴乃の脳裏には、里を案内してくれた時に桂香が教えてくれた言葉が浮かんでいた。
『青龍様が子を孕んだ経緯は特殊でして、その相手は佐久夜様の想い人なんです』
その言葉が事実ならば、胸が張り裂けそうな痛みと相反する甘い蕩けるような快楽の二つを感じながらもこれ以上セックスをしてはいけないと琴乃は抗う。
「大丈夫だよ。青龍にしても佐久夜お姉ちゃんにしても内緒にしておけばね。だって、琴乃はもうすぐアシハラノクニに帰るんだから」
「っ!?」
指摘された事実に琴乃は固まってしまう。
そう。『八岐猛』への失恋があったとしても、琴乃はアシハラノクニに帰るしかない。その為の準備をして来て、最後に必要だった帰還の為のイメージに必要だった日付も明らかになったのだから、琴乃がアシハラノクニに帰る為の準備は終わっている。
「僕は当然アシハラノクニには行けないし、こうして琴乃とセックスをして子種を注いでも子供は
告げながら理性を蕩けさせるように挿入している亀頭部分だけを抽送して、琴乃に快感を与えていく。
「あぁぁっ……♥」
「これは僕と琴乃の最後の思い出。此処から出たら、琴乃がアマテラス様達に『反魂の術』を施される日まで僕は琴乃の前に現れないよ」
(何せ、封印されていた記憶を僕は取り戻した事になるからね。落ち着くまで青龍の寝所に閉じ込められるようにツクヨミ様に頼むつもりだし)
記憶を取り戻したからと言って、リンドを牢屋など罪人が入る場所にアマテラス達は閉じ込める事は出来ない。
裏でアマテラスを番の雌に堕とそうとしたり、佐久夜と淫靡な行為に及んでいても、表立っては里に害するような行為はしていないが、記憶が戻った事になって『八尺瓊』を扱える事になったので警戒される面はあるので、青龍の問題を含めて寝所内に暫らくは籠もることになる。
勿論、その間リンドは琴乃に会うつもりはない。
ずっずっずっずっ
「あっ……♥ あぁ……っ……♥」
的確に浅い部分を抉られる快感に琴乃は甘く蕩けるような快感を感じて喘ぐ。
全身にはびっしりと玉のような汗が浮かび上がり、発情を示すように雌の香りが琴乃の全身から漂い出す。
更に琴乃は気付いていないがリンドの剛棒に滴って来る愛液には白いものが混じり始めている。琴乃の意思に反して子宮の方は既に一刻も早く子種が欲しいと本気汁を溢しながら降りて来ていた。
(リ、リンド君と一緒に居られるのは今日だけ……その後は会えない……だけど……)
快感に喘ぎながらも琴乃の脳裏に青龍と佐久夜の顔が浮かぶ。
厳しい事を口にするが、それでも優しさを感じた青龍。
年下だが友人となった佐久夜。
リンドとセックスすることでその二人を悲しませてしまうかも知れない事に、琴乃の理性は必死に快楽に抗おうとするが……。
「琴乃お姉さん。青龍とは特異な事情で子を為す事になったし、佐久夜お姉ちゃんとは立場と
「や、やめて……あぁぁっ♥」
まるで自分の頭の中が分かっているかのように的確な言葉を発して来るリンドに、琴乃は喘ぎながら必死に首を横に振るって抗おうとする。
そんな琴乃の反応を楽しみながら、ゆっくりとリンドは腰を引いて膣内から亀頭部分を引き抜く動きを見せる。
「ひぃっ♥」
「琴乃お姉さん。少し締め付けを緩めてよ。そうしないと望み通りにチンポがオマンコから抜けないよ」
(あぁっ……抜けちゃう……リンド君のオチンポが……)
それが正しい筈なのに膣肉は出て行こうとする剛棒に絡みつき、無意識に膣口を締めて抜けないように肢体は動く。
子宮はもう我慢できないと言うように更なる疼きと熱を発して、琴乃の理性を失わせていく。
やがて亀頭が抜けかける直前に、琴乃は遂に口にする。
「……シテ」
「何を?」
「……オマンコセックスして下さい!」
もう耐えられないと言うように琴乃が言葉を発した瞬間、肢体に巻かれている蔦が下に下がる。
同時に勢いをつける為に腰を引いていたリンドも突き出し、琴乃の膣肉を搔き乱しながら深々と抉り込んで子宮口に叩きつけた。
「ひあぁぁぁぁああぁぁぁぁぁ――――っっ♥」
ぶしゅぅぅぅぅっ!
洞窟内に悲鳴のような喘ぎ声を響かせながら琴乃は首を大きく仰け反らせて、秘裂から噴きだす潮をリンドの腰に浴びせながら絶頂に達したのだった。
次話の一話で琴乃のエロは少し休みです。
リンドの一族の祖霊に関しては後ほど詳細を書きます!
アマテラス、佐久夜、琴乃の妊娠について。
-
琴乃が堕ちた段階で孕ませる
-
四聖の社全て攻略後に孕ませる
-
サヨ関連終了後に孕ませる
-
イザナミも加え、四人そろって孕ませる