IZUMO2〜鬼畜ショタ性記〜 作:イズモ
この話では琴乃以外のエロもあります。
処女喪失までいく予定です。なので長いと思って下さい。
本番はありませんがエロはあります。
大体こんな感じの楽器演奏です。
アマテラスとカグツチが治める隠れ里。
佐久夜と結ばれ、精霊桃花から『リンド』と言う名を与えられた少年は、術師として修業をこなす毎日を送っていた。月日は流れ一年以上も隠れ里で過ごし、術師としてそれなりの成果を上げるようになったおかげで、隠れ里内の人々に受け入れられるようになっていた。
しかし、今だ住んでいる場所は里の外れにある家。これに関してはリンド本人が、『一人前の術師になるまでは其処で良い』と言ったのを、アマテラスとカグツチは受け入れたからだ。
……本当の目的は、佐久夜と隠れてする為。里の外れにある家の中は、人目を気にせずにヤれる最良の場所だ。
佐久夜本人もそれが分かっているのか、表面的には残念がりながらも、内心では喜んでいるので反対の意見はない。少なくともその提案をリンドがした時点では、反対の意見は……なかったのだ。
一人の女性がその家に住む事になるまでは………。
ぐぽぐぽっ……じゅるじゅるっ……ぐぽぐぽっ……じゅるじゅる……
「ああっ……とても良い音色……」
自らの股間から鳴り響く淫美な音に、リンドは心地よさそうに顔を上に向けながら笑みを浮かべた。
一定のリズムを持ちながら、強弱を加えて肉棒を襲う快感は、佐久夜と桃花の雄を貪り食らうような快感とは違った心地よさを与えている。
じゅるじゅるっ……ぐぽぐぽっ……
リズムはあっても決して単調ではない。寧ろ音色を奏でるような形で快感が襲う。
大人顔負けの肉棒を口に含みながらも、相手は苦しむ様子も見せていない。長時間口を使う楽器を扱う事に慣れた繊細さがあった。その楽器を持つ手は少年の大きな陰嚢を握って、柔らかな指先で刺激を与えていく。
「んふっ♥」
大人顔負けの肉棒を口に含んで、股間に顔を埋めている女性は順調な
ネノクニに、しかもリンドの一族に伝わるという特殊な楽器の存在を知ってから、女性は毎日のようにこの楽器の練習をしていた。リンドの境遇を知り、この里に来てから色々とお世話になっている恩返しをしたいと思い、楽器の練習をしていたのだが、その特殊性から失敗ばかり。
しかも、失敗すると、とても苦い液体が出てしまう。リンドは嫌だったらしなくて良いと言ったが、女性は恩返しの為に頑張った。
(それに最初は苦かったけど……今は美味しく感じて、身体の調子も良くなってるもの♥)
良薬口に苦しと言う言葉がある。
とても苦くてベトベトな液体、しかも大量に出て来て最初の頃は何度も吐いた。だが、飲むたびに病弱で身体が弱い自分がだんだん調子良くなっている事も女性は自覚していた。
(その証拠に農作業も手伝えるようになったんだから)
幼い頃に長期間入院していた頃の自分では、想像も出来ないほどに今の自分は活力に満ちている。
(きっとあっちに帰ったら明日香やお母さん、六介さんも驚くわ……それに……猛さんだって)
「うっ」
(あっ! 駄目っ!)
慌てて持ち直そうとするが、時すでに遅く、失敗を示す様に口の中に入っている
どぴゅゆっ! どぴゅぴゅぴゅどぴゅ――っ!
(ああ……そんな……)
口内を満たしていくドロドロの液体に女性は、演奏の失敗を悟って悲し気に眉毛を寄せた。
だが、最早慣れたと言わんばかりに自然に液体を喉を鳴らして嚥下していく。
(失敗しちゃった……んぅ♥)
失敗したことの悲しさを感じながらも、女性の喉は動いて大量の口内を満たすドロドロの液体を飲んでいた。
最初の頃は飲むのなんて無理だと思っていた液体も、慣れれば飲みやすくなっていた。やがて頬を窄めて吸い込み、最後の一滴まで飲み干し終え、残滓を残さないと言うように口内で舌を使って綺麗にしたところで漸く女性は口を放す。
「プハッ……ご、ごめんなさい。せっかく良いところまで演奏出来ていたのに」
「うぅん。凄いよ、
「口で鳴らす物だから。私、アシハラノクニにいた頃は笛を良く使ってたのよ」
リンドの股の間から顔を上げて、琴乃は何処か寂しげな雰囲気を発しながら答えた。
そんな琴乃の寂しげな様子に、リンドは同じく悲しそうな顔をしながら話しかける。
「琴乃お姉さん……大丈夫だよ。アマテラス様やカグツチ様達が、琴乃お姉さんをアシハラノクニに帰す為に頑張ってくれてるんだから」
「リンド君……」
「僕はまだ術師としても佐久夜お姉ちゃんの従者としても未熟だけど、琴乃お姉さんの力になれるように頑張るから」
「……ありがとう、リンド君」
純粋に自分を慰めてくれるリンドに、琴乃は申し訳なさそうにしながらお礼を述べた。
リンドの境遇は、里長としての立場がありながらも色々と助けてくれるアマテラスと、仲良くなった佐久夜から聞いている。
(私って駄目ね。リンド君にはもうご両親も住んでいた場所もないのに、自分の事ばかり考えていて)
家族や友人の下に帰れる可能性がある自分を気遣ってくれているリンドに、琴乃は心から申し訳ない気持ちで一杯になった。
しんみりとした空気を払拭するように、リンドは朗らかな笑みを浮かべる。
「そうだ。今日も一杯重い物を運んだりしたんだよね。だったら琴乃お姉さんが教えてくれた言葉でいう、まっさーじっていうのしてあげるよ」
「まあ、ありがとう、リンド君。私もリンド君にマッサージして貰うと、調子が良くなって好きよ」
言いながら琴乃は立ち上がり、着慣れて来たネノクニの服を脱いでいく。
マッサージをする時は、服を着ているよりも裸の方が効果があると
(でも、恥ずかしいのには変わりはないから下着だけは)
これが他の男性だったら、幾ら効果があっても羞恥でマッサージをして貰う事は出来なかった。
相手がまだ子供だからこそと自分に言い聞かせて、下着以外の服を脱ぎ終えた琴乃は顔を真っ赤にして、やはり恥ずかしいのか胸と秘所を手で隠しながらリンドに向き直る。
(フフッ、やっぱり琴乃お姉さんも良いなあ。佐久夜お姉ちゃんほどじゃなくても大きな胸に、強く握ったら壊れてしまいそうな細い腰も良いけど、スラリとした足も素敵だ。こんな素敵な人をアシハラノクニからネノクニに来させた悪霊どもには感謝するよ……絶対に僕の子を孕んで貰って、ネノクニでずっと暮らして貰うからね)
清楚な少女である琴乃が羞恥に震える姿に、リンドの股間はいきり立つ。
しかし、明らかに大人顔負けの肉棒がそそり立っているのにも関わらず琴乃の目がそれを認識する事はなく、これから始まるマッサージへの期待で羞恥で顔を真っ赤にしながらも、期待と興奮で口元には笑みが浮かんでいた。
(ああ、もうすぐマッサージが始まる♥ こんなに調子が良くなるマッサージがあったなんて、私あっちにいた時は知らなかった♥)
「それじゃあ、奥の部屋に行こうか、琴乃お姉さん」
「ええ、リンド君♥」
手を引かれながら、琴乃は奥の布団が敷かれている部屋に向かって歩いて行く。
(こうして幼い子に手を引かれて歩いて、マッサージを受けるのが当たり前の毎日になるなんてなんて、あっちにいた時には夢にも思っていなかった)
「じゃあうつ伏せになってね」
「ええ、ちゃんとうつ伏せになるから」
敷かれていた布団の上に琴乃は長い髪が背中に掛からないようにしながらうつ伏せになって、シミ一つ無い綺麗な背中と、ネノクニの厚手の下着で包まれた柔らかなお尻を晒した。
リンドは目の前に広がる琴乃の首からお尻までの艶やかなラインに、ゴクリと唾を呑み込んでしまう。
(もうすぐだ……もうすぐ琴乃お姉さんの身体は健康になって、子供を無事に産める身体に成れる)
その為に琴乃と一緒に暮らす様になってからの二ヶ月近く、霊力と気を用いて治療を行ない続けて来た。
その甲斐あって、琴乃本人も自覚出来るほどに病弱だった身体は健康な体になっていた。
「じゃあ、行くよ、琴乃お姉さん」
「お願いね、リンド君♥ ……あっ♥」
リンドの手が触れた背中から広がってくる暖かさに、これから始まる一時に琴乃は我知らずに口元を笑みで歪める。
対してリンドも、これから始まる自分だけが聴く事が出来る琴乃の嬌声に寄る演奏への期待から股間を熱くさせる。
(今日も一杯鳴いてね、琴乃お姉さん……本当に悪霊どもにこんな気持ちを抱くのは癪だけど、感謝してあげるよ。こんな素敵な人をアシハラノクニからネノクニに送ってくれて、しかも帰れないようにまでしてくれたんだからね)
琴乃はネノクニの人間ではなく、アシハラノクニで暮らしていた出雲学園一年生だった。
だが、ある日このネノクニに訪れてしまった。リンドは思い出す。
琴乃と初めて出会い、必ず自分の子を孕ませると誓った日の事を。
小高い山の上に建てられている出雲学園。
夕暮れに照らされる学園の教室から、一人の女生徒が憂いを帯びたような表情を浮かべて、窓に手を置きながら学園にある剣道場の方を見ていた。
「……猛さん」
清楚な雰囲気を放ち、長い黒髪を白いリボンで纏めている少女の名は『白鳥琴乃』。
彼女は不安と憂いに満ちていた。その理由は幼い頃から交流があり、今は想いを寄せている男子『八木猛』の件である。
猛の養父である『塔馬六介』と琴乃の母親は昔からの知り合いで、その縁で猛とは幼い頃からの知り合い。
今でこそ学園に通えるようになったが、琴乃は幼い頃は病弱で入院をしていた。そんな時に六介が連れて来た猛との交流は琴乃にとって幸せな思い出である。その時の経験で音楽部に入って、フルートの演奏者をしているほどだ。猛との交流は、琴乃の人生に大きく影響を与えるほどに大切な思い出。
他にも塔馬家の家事を引き受けたり、毎朝塔馬家に訪れて食事を作ったりするほどに琴乃は、猛の事が好きなのである。
猛本人は残念ながらそんな琴乃の気持ちに気づいていないが、何時か気づいて欲しいと琴乃は願っていた。だが……。
「………アレは、私の見間違いよ」
目撃したのは偶然だった。
音楽授業で使った教室にうっかり忘れ物をした琴乃は、次の授業が始まる前に取りに行った。
其処で見たのだ。思いを寄せる猛が、教育実習生として学園にやって来た女性教師と仲睦まじく話している姿を。
「……きっと、授業で分からなかった事を質問していただけ。そうに決まってるわ」
自分に言い聞かせるように琴乃は呟く。
だが、どうしても脳裏からあの光景が離れなかった。何故なら琴乃が見た限り、まるで幼い頃から一緒にいる自分以上に猛とその女性教師-『冬木凪』-の方が……。
「そ、そんな事あるはずない!」
琴乃以外誰もいない教室に否定の叫びが木霊した。
心を落ち着けるように何度も琴乃は深呼吸する。
「大丈夫よね……教師と生徒がそんな関係になる筈が。ドラマとかじゃないんだから……そろそろ帰って猛さん達の夕飯を作らないと」
自分には凪に出来ない役割がある。
猛との距離を縮める機会も、学園と言う場所のみだけではない。しかも凪は実習生でしかない。実習が終われば二人が会う機会はなくなる。そう考えることで気を取り直した琴乃は鞄を持って、猛の家である塔馬家に向かおうとする。だが……。
「……ごめんなさい。呪法スリープ」
「えっ……」
何故か急に眠気が襲い掛かり、立っている事も出来ず琴乃は床に膝をついた。
「な、何が……あっ……」
「……おやすみなさい、白鳥さん」
(この声……何処かで……)
聞き覚えのある声のような気がしながらも、意識を保てなかった琴乃は床に倒れ伏し深い眠りに落ちて行った。
それを確認した相手は、服のポケットから貝のような物を取り出す。
「……様。任務完了しました」
『良くやった……確認するが間違いなく『救世主様』と縁が在る者なのだろうな?』
「間違いありません」
『では、これより……様が儀式を行う。予め送っておいた呪具を使い、呪いをかけておくのも忘れるな』
「はい、……様」
この日の深夜、出雲学園を中心に局地的な地震が襲った。しかし、大きな揺れだったにも関わらず出雲学園には何の被害も出なかった。
それと前後するように一人の女生徒が姿を消し、警察を始めとして、家族や友人が賢明な捜索をしたにも関わらず、彼女が見つかる事はなかった。
行方不明者となった『白鳥琴乃』をアシハラノクニで見た者は、その日以降、母親である『白鳥綾香』と『塔馬六介』だけだった。
「んぅっ……此処は?」
意識を取り戻した琴乃は、何度か目を瞬きさせながら床から起き上がる。
「私……どうして? ……あっ! いけない!」
漸く頭がハッキリして来た琴乃は、窓の外を見て外が夜になっている事に気がつく。
「大変! 今何時なのかしら!?」
窓から見える月の位置から確認すると、かなり遅い時間帯になっているようだった。
慌てて教室内の時計に琴乃は目を向けてみる。
「あら? 時計が動いていない?」
教室の時計は全く動いていなかった。一応放課後の時間帯を示しているが、窓から見える月の位置と一致していない。
「夜勤の先生とかに見つかっても、素直に話したら納得して貰えるかな」
覚えはないが、状況的に見て自分は教室で眠ってしまっていたようだ。
それだったら他の生徒達が見つけて起こしてくれてもおかしくない気がするが、運悪く見つからなかったのだろう。
「急いで学園を出ないと。こんな時間じゃ明日香もお母さんとお父さんも、六介さんも猛さんも心配しているでしょうし」
家族や家族同然の付き合いのしている人達に心配をかけてしまった事に落ち込みながら、机の上に置いておいたはずの学生鞄に手を伸ばそうとして……。
「えっ? 鞄がない?」
確かにそこに置いていたはずの鞄が無くなっている事に気がついた。
「どうして……えっ? まさか泥棒!?」
口元に手をやりながら今更ながら琴乃の内に恐怖が湧いた。
「せ、先生に……」
学園なら当直の先生が必ずいる。
怒られるかも知れないが、こうなったら仕方がないと覚悟を決めて教室の外の廊下に琴乃は出た。
「……夜の学園って静かね」
昼間ならば生徒や教師で賑わっている事で静けさなどとは無縁だが、今は琴乃一人の足音しか聞こえない。
暗闇に包まれている廊下を恐る恐る琴乃は進んで行く。自分の足音を聞きながら、通路を進んでいると……。
ギシッ
「何の音?」
何か重い物が擦れるような音が背後から響いた。
一体何なのかと注意深く見つめていると、暗がりの中に赤く輝く目のようなものが光った。
「ひっ! 嫌ぁぁぁぁぁ!」
本能的にその目の主が危険なものだと分かった琴乃は、暗がりの床を走る。
「ハァハァッ」
しかし、元来の病弱ゆえの体力の無さが災いしてすぐに息が切れてしまう。
追いかけて来る赤い目の主は琴乃の体力の無さを悟ったのか、嘲りと嗜虐に満ちた笑みを浮かべている。まるで猫が鼠を甚振るように、琴乃を追いかける何者かは遊んでいた。
「か、階段を……ひぃっ!」
階段を降りようとした琴乃は足を止めて後退った。
何故なら降りようとした階段の下から、追いかけてくる赤い目と同じ目をしたものと、八つに輝く目が見えたからだ。それらも危険なものだと一瞬で理解した琴乃は、別の道を行こうとする。
だが、既にその先には……。
『ヂュウゥゥゥッ!!』
「きゃあぁぁぁぁぁっ!!」
体長90㎝ほどの大きさの鼠が立っていた。
某有名なテーマパークのような愛らしい姿にデフォルメされたものではない本物の鼠が、巨大化した生物が目を赤く輝かせて琴乃を睨んでいる。
まさかと思って振り向いてみれば、背後から追いかけて来ていたのも同じ大きさの鼠で、階段からも一匹。それに加えて天井には巨大な蜘蛛が張り付いていた。
「ああぁぁぁっ」
明らかな異常事態。
逃げ場を失った琴乃は、後退りして壁に背をつけて追い込まれてしまう。
その隙を逃さないと言うように天井に張り付いている蜘蛛が、背を向けてお尻から糸を放ち壁に磔にする。
「きゃあっ! う、動けない……ひっ!」
動けなくなった琴乃に、巨大な鼠達が口から涎を垂らしながら近寄って来る。
目的は明らか。鼠達は琴乃を食べるつもりだった。
「い、嫌! 誰か助けて! 猛さん! 猛さん!!」
想い人に助けを願うが、無慈悲にも鼠の鋭い牙が振り下ろされる。
「呪法! イリュージョン!!」
「えっ?」
暗がりの中から年端もゆかない少年の声が響き、琴乃の身体が光った。
次の瞬間、その身に突き刺さるはずだった鼠の鋭い歯が素通りし、更にその身に張り付いていた蜘蛛の糸も素通りして拘束から逃れた。
突然の出来事に琴乃は呆然としてしまう。だが、事態は琴乃を待たずに先へと進む。
「飛鳥の舞!!」
女の子の声が廊下に響き、暗がりの中から飛んできた扇によって天井に張り付いていた蜘蛛が切り裂かれた。
「い、一体何が……」
「伏せて!」
鋭い声に琴乃は思わず従い、頭を抱えながら床に伏せた。
同時に廊下の暗がりから巫女服を来た女の子-『佐久夜』が飛び込み、両手に持つ扇を大きく広げる。
「援護するね! 佐久夜お姉ちゃん! 呪法ヒート!」
「修羅の舞!」
まるで身の内に宿った怒りを晴らすかのように、狂ったように仕込み刃入りの扇を広げて舞った。
その怒りの舞に鼠型の悪霊達は無残に切り裂かれて消滅する。
悪霊の消滅を確認した佐久夜は舞を止めて、床に伏せて呆然とした顔をしている琴乃に目を向けた。
「大丈夫? って、アレ? その服装。見慣れないけど、人間だよね?」
「えっ? あ、あの?」
訳の分からない質問に琴乃は混乱する。
何処となく興味深そうに琴乃を見つめる佐久夜に、暗がりの中から神官服のような服を纏った少年-リンド-が声を掛けて来る。
「さ、佐久夜お姉ちゃ……じゃなくて佐久夜様。術で確認しましたけど、その方は人間って、いひゃいひゃい!」
「りんど~」
顔は笑っているが明らかに怒っている佐久夜は、リンドの左右の頬を引っ張りながら告げる。
「様じゃなくてお姉ちゃんだよね?」
「で、でも、アマテラス様や巫女様達から人がいる時は様付けで呼ぶようにって言われて」
「私が良いって言ってるんだから良いの! それにそれはあくまで里の人達の前ではの話!」
「だ、だけど……僕は佐久夜お姉ちゃんの従者だし」
「とにかく駄目! 此処にいる間は様付けは禁止! じゃないとお仕置きだからね!」
「……は、はい、佐久夜お姉ちゃん」
「うん! それで良いの!」
とても嬉しそうに佐久夜は笑みを浮かべた。
そんな佐久夜とリンドに恐る恐る琴乃は質問する。
「あ、あの……」
「あっ、ごめんなさい。えーと、その変わった服装。もしかしてお父さんが言っていた、せいふく? っていう服で良いのかな?」
「は、はいそうですけど……あの変わっているってどういうことですか? 寧ろ私からすると……」
琴乃は佐久夜が着ている巫女服と、リンドが着ている神官服を見つめた。
神社などに行けば見かけることもある服だが、少なくとも夜の学園で着ているような服ではない。
一体どうなっているのかと琴乃は困惑するが、佐久夜とリンドは深刻そうな顔をしながら顔を見合わせていた。
「やっぱりアシハラノクニから。じゃあ、この人が悪霊の『救世主』」
「で、でも佐久夜お姉ちゃん。まだそうと決まった訳じゃないよ。だって、悪霊に襲われてたし。明日里に戻ってアマテラス様とカグツチ様に会わせようよ。僕らじゃ分からない事も、アマテラス様やカグツチ様なら分かるよ」
「……うん。そうだね」
「あ、あの、どういうことですか? 私は家に帰らないと行けないんですけど」
早く帰りたいと願って琴乃は言葉を発した。
だが、佐久夜とリンドの2人は沈痛そうな顔をして琴乃を見つめる。
「……帰れないよ」
「えっ?」
「此処はね。貴女が暮らしてたアシハラノクニじゃないの」
「な、何を言って……」
「此処はネノクニ。死者の世界。貴女は誰かに呼ばれて来てしまったの。生者の世界であるアシハラノクニから、この死者の世界であるネノクニに」
佐久夜は心の底から辛そうな声で、困惑する琴乃に宣言した。
そして同じように沈痛な様子で顔を伏せている筈のリンドの視線が、自身の制服のスカートに向けられている事に琴乃は気がつかなかった。
琴乃をネノクニに送った張本人。一体なに河さんなのでしょうか?
後、佐久夜が『修羅の舞』を叩き込んだのは、入れる直前まで進んでいたのに、悪霊達の出現でやれなかったからです。
因みに、読んでお気づきになった方もいるでしょうが、原作主人公の猛君には、既に前世からの運命の相手が傍にいます。
同様にライバルキャラの彼にも、傍にある相手がいるので、ヒミコは呼びたくても呼べない状況にあります、詳細は琴乃編で語ります。
序でにリンドがさっさと手を出さないのは、琴乃は身体が弱いので子供を孕んでも母子共に死んでしまう可能性が高いからです。リンドは鬼畜ですが、女性は大切にするので。
現在のリンドと佐久夜のレベル。
リンド・レベル15(精霊の力解放時レベル40)。呪法・一年間アマテラス達の修業を終えて攻撃以外の呪法3まで覚醒
佐久夜・レベル32。呪法・攻撃と回復系のみ呪法3まで覚醒。
アマテラス、佐久夜、琴乃の妊娠について。
-
琴乃が堕ちた段階で孕ませる
-
四聖の社全て攻略後に孕ませる
-
サヨ関連終了後に孕ませる
-
イザナミも加え、四人そろって孕ませる