IZUMO2〜鬼畜ショタ性記〜 作:イズモ
そしてまたアンケートがあります。内容に関してはエロありで詳細は後書きの方になります。出来ればお答えください。
早朝の湯浴み場。
これから始まる会談の為に情事の名残りから身を綺麗にするために温泉に浸かっているリンドは、温泉の周囲に綺麗に敷き詰められている石畳に平伏している新たな琴乃の護衛役を命じた穂乃香から報告を聞いていた。
「そう。やっぱり琴乃の記憶の封印は解けてたんだ」
「はい。ご主人様の話題が出る時、琴乃様は隠そうとはしていますが、必ず思い悩む表情をしています。先ず間違いなく記憶の封印は解けていると見て間違いありません」
「そっか……残念だなぁ。記憶の封印を解く鍵として、わざわざ『僕とキスをした時に記憶は戻る』ように設定したのになぁ」
そう言いながらも、リンドは余り残念そうにしていない。
ほんの少しお遊びがなくなってしまった子供特有の残念な気持ちはあっても、本命である琴乃本人がすぐ傍に居る事に変わりはない。
とは言え、今は白虎との子作りの最中。その白虎は今は青龍の部屋で休んでいる。盟約の衝動と『真の契りの儀式』の影響で発情が止まらない白虎が、満足に休める訳がないのだが、これからアマテラス達との本格的な会談を行なわなければならない以上、待ってもらうしかない。
下手に会談を遅らせてしまえば、怪しんだアマテラスかカグツチが様子を見に来かねない。或いは心配になって様子を見に佐久夜が来るかも知れない。こうして一人で温泉に浸かっているのも、白虎が一緒に入ってしまえばそのまま子作りを再開してしまいそうだからだった。
(幾ら淫呪具の影響下にアマテラス様がいるからと言ったって、油断はできない。白虎には悪いけど、待って貰わないとね)
無論、せっかく高まった熱を冷まさないように白虎の子宮には大量の交じり合った気が溢れている。
それはそれで発情の熱によって白虎は苛まれる事になるが、諦めて貰うしかない。リンドも早く子を孕ませろと衝動が沸き上がり、ずっと白虎と青龍を犯して子種を注いでいたにも拘らず、未だ剛棒は萎えないどころか、ビキビキと血管を浮き上がらせている。
「……その、ご主人様? お辛そうですが、大丈夫ですか?」
「大丈夫、大丈夫。桃花を見つけるまでの間、この類の衝動に耐えていたからね。おかげで慣れてるから飲まれたりしないよ。白虎との子作りが出来なくなるって自分に
(せ、青龍様や白虎様でも耐えられないと言われてた衝動に耐えられるなんて……流石はご主人様)
改めて見た目は子供でも、その肉体から精神力に至るまで規格外なリンドに穂乃香は畏怖を抱く。
そんなリンドの雌犬巫女達の中で、一番最初に子を孕める栄誉を得られた事にも穂乃香は幸福を感じてしまう。
「琴乃に関しては暫らく指示しておいた通り、淫夢香を使って、あの入れ物、ケースだったかな? それに入ってるアシハラノクニの服を着るのに羞恥心を無くすようにしておいて。佐久夜の方も、琴乃と一緒に寝るようにしているなら淫夢香で同じ夢を。せめて淫夢の中でぐらいはアシハラノクニの服を着ていて僕に犯される夢を見せてあげないと……そして徹底的に、二人とも寝ても覚めても、特に琴乃は僕の事が頭から離れないようにしてあげるんだ」
琴乃を番の雌に堕とす為の調教を始めた初日の出来事をリンドは忘れていない。
自身が番の雌と定めた相手が、意識が無くとも他の男の名を呟いた時に感じた敗北感。それを払拭するためにも、琴乃には徹底的な調教を行なう。
それこそカグツチと同じようにアシハラノクニに帰るのを止め、
(寝ても覚めても僕からは逃れられない。必ず番の雌に堕として子を孕んで家族の一員になって貰うからね、琴乃)
「頼んだよ、穂乃香」
「畏まりました」
鬼畜としか言えない指示を出されても、穂乃香は嬉しそうな声で返事を返した。
正式な番の雌となった者への悪戯をリンドは許さないが、アマテラス、佐久夜、琴乃はまだ正式な番の雌ではない。故に雌犬巫女に堕ちた者達に番の雌へ堕とす為の調教を手伝って貰う事にした。
それに寄って葉子を始めとした雌犬巫女達は、どれだけ手を伸ばしても触れる事さえ恐れ多かった存在を弄べる快楽を知ってしまい、進んでリンドの番の雌に堕とす協力を行なっている。
その成果である新たなアマテラスの母乳が注がれている木のコップを手に取り、リンドは味わうように飲む。
「んく、んく……ふう~、やっぱり美味しいね、アマテラス様の母乳は。桃花、青龍、蔓に劣らないよ」
再び味わえたアマテラスの母乳を、堪能しながらリンドは全てを飲み干す。
あっさりと神聖さを宿している母乳を飲み干して平然としているリンドに、穂乃香は平伏しながら格の違いを感じずにはいられなかった。
穂乃香を含めた雌犬巫女達もアマテラスの母乳は飲んだが、木のコップ一杯分を飲み干すだけで苦労させられた。味の問題ではなく、神の一部をその身に取り込むと言う時点で自らの存在と言う器が悲鳴を上げるのだ。
リンドも佐久夜と琴乃の同様に規格外なのだと改めて悟りながら、そんな相手の子供を宿せる栄誉を得られた事に穂乃香は平伏しながらも喜びで身体を震わせる。
「そうそう、実は澄佳に僕の子を孕む許可を与えたよ」
「本当ですか!? やったぁ! これで姉妹揃ってご主人様の子を孕めるんですね♥」
実の妹が年下であり、その本性は鬼畜としか評せない相手だとしても、穂乃香は澄佳が同じ相手の子を孕める事に心から喜んでいた。
リンドの子種にはそれだけの価値があり、何よりも姉妹揃って身も心も、その魂も堕とされてしまっている。穂乃香を含めた雌犬巫女達にとってリンドの子を孕む事は何よりも幸福なのだ。
故に妹である澄佳もその幸福を得られた事を、穂乃香は心の底から祝福していた。
「喜んで貰えて何よりだよ」
「ええ、嬉しくて仕方がありません♥ 残念な事があるとしたら、ご主人様から子を孕む許可を貰った時の澄佳ちゃんが見られなかった事ぐらい。きっと無様に絶頂して、あの整った顔が蕩けていたんでしょうけど」
「フフッ、それはごめんね、穂乃香。妹想いの君には申し訳ない事をしたね」
リンドが雌犬巫女にするとした中で、一番最初に子を孕む許可を与えた雌犬である穂乃香。
里の上役の娘であり、明るく朗らかで巫女衆の中でムードメーカーの役割を果たしていた巫女。扱う武器は巫女鈴で短期間で音術の奥義を驚異的どころか異端の領域で会得してしまった琴乃を除けば、唯一音術の奥義である『清めの音』を会得していた。
それ故に巫女達のまとめ役である桂香と共に、葉子の後の次期巫女頭の候補に挙がっていた。
その穂乃香の妹である澄佳もあくまでリンドが来るまでの里内では優れた巫女であったが、協調性や人間的な感情と言う点には欠けていて、里の掟など絶対視していた。故に里外からやって来て、佐久夜と仲良くしているリンドの事を掟として排除すべきだと考えていたが……。
(そんな澄佳ちゃんがある日から、ご主人様に熱い眼差しを向け続けるようになって、葉子様や他の皆も、気になる人がいるって言ってた桂香ちゃんまでご主人様に視線を向けるようになっていったから、これは何かあると思ったんだよね)
本人達は隠しているようだったが、人一倍人を気に掛ける達だった穂乃香は、異変を感じていた。
かと言ってアマテラスやカグツチ、そして当時はリンド側だった事を知らなかったツクヨミには報告できなかった。澄佳を始めとした異変が起きている者達は、皆メキメキと実力上げている上に、リンド本人には表面的には必死に佐久夜の神官見習いになる為の努力をしているようにしか見えなかったからだ。
だが、それでも異変の正体が気になり、気づかれないようにリンドの様子を窺っていたところで、まんまと捕まって穂乃香は犯され、『疑似契りの儀式』の副作用まで施された。
しかし、此処でリンドにとっても予想外な事が起きた。穂乃香は耐えたのだ。
他の巫女達が耐えきれなかった『疑似契りの儀式』の副作用を、穂乃香は類まれな精神力で耐えきり、『清めの音』をリンドに放って見せたのだ。
まさか、『疑似契りの儀式』の副作用に耐えられる精神力を持つ者がいると思ってなかったリンドも穂乃香の反撃には驚かされたが、実力差故にあっさりと『清めの音』は無効化出来た。
そして穂乃香の反撃に雄としての本能を刺激されたリンドは、本領を発揮して番の雌に試す前の術や精霊の力、媚毒などの実験体として徹底的に凌辱し、最後には既にリンドの命に喜んで従うまでに堕ちた澄佳を引き合わせた。
(あの時は本当に壊れるかと……ううん。ご主人様に今の私に壊して貰えた♥)
人としての尊厳を失い、雌犬巫女に堕とされてしまったが、穂乃香はそれでも幸福だった。
何故ならばリンドに犯されて子を宿すことが出来れば、その子供は間違いなく精霊の力を宿して生まれて来る。
ネノクニに生きる女性にとって、自らに流れる血を繋ぐことは重要な役割であり、同時に霊力を宿す者は強き子供を産む事を周囲に望まれている。
故に何れは里の中で屈強な男性の伴侶となるのが巫女の宿命でもある。だが、そんな決まり事を粉砕できるほどの価値ある存在こそがリンドだった。
人の血の方が濃くなってしまっているが、リンドに流れる血には数え切れないほどの精霊の血が流れている。
そんな光栄な血を引く相手の子を宿せる栄誉を、他の雌犬巫女達よりも早く得られた事を穂乃香は心から誇り、何よりも幸せだった。
「さてと、報告はありがとう、穂乃香。僕が白虎と『真の契りの儀式』を結び終えるまでは、そのまま琴乃の護衛役をしながら調教を進めておいて。そして時が来たら僕のところに密かに尋ねに来るように誘導するんだ」
「分かりました」
(琴乃様はもうご主人様の事が気になって仕方なくなっているから、誘導なんて簡単)
何せリンドの話題になると反応し、淫呪具の影響があっても少し前まで行なわなかった自慰をリンドを想いながらするようにまで琴乃は堕ちてしまっている。
そんな琴乃を自らの意思だと思わせてリンドの下に連れて行くのは簡単な事だった。
「後、琴乃のケツ穴の開発をして良いよ。勿論、僕が作った道具や媚薬を使ってだけどね」
「ええっ!? 良いんですか!?」
「良いよ。自分で開発させて僕に捧げるのはアマテラス様と佐久夜で満足したからね。それに早く琴乃のケツ穴の処女を奪って僕のものにしたいから。じゃあ、頼んだよ」
「は、はい……」
予想外の指示に戸惑いながらも主からの新たな指示に穂乃香は頷き、立ち上がると共に一礼して湯場から出て行った。
本来ならば湯を共にして奉仕したいところだが、今のリンドは白虎と青龍以外に情欲を向けられなくなっているので諦めるしかなく、穂乃香は静かに去って行った。
「………何だろう? 凄く胸騒ぎがする」
湯に浸かって朝陽が浮かぶ青空を見上げながら、リンドは言いようのない胸騒ぎを感じていた。
(白虎の件は予想外だっただけど、気の相性が悪い相手でも時間を短縮する術を見つけられた事で問題は殆どなくなった。青龍と蔓の子も、もうすぐ産まれる。黄泉平坂の件もカグツチ様達が動いてくれる……最大の問題はあのご先祖様だけど、サギリお婆様のように一族の皆と共になってくれなくても構わない。あのご先祖様は……僕らへの想いが重いお方だけど、『呪』を司ってくれるあの方の知恵はこれからも必要だし……居なくなるのはやっぱり悲しいから)
先祖の精霊の影の覚悟は分かっているが、それでもやはり、末裔として居なくなってしまうのは悲しかった。
黄泉平坂にいる先祖の影も、昔、母親と共に一緒に会いに行き、その時に出会った印象のせいで苦手意識はあってもリンドは嫌っていない。それだけ一族の事を想ってくれているのだから。
寧ろ本来は緊急時以外に手を出さない筈の遺産を得なければならない状況なってしまった一族の状況に、生き残りであるリンドは不甲斐なさと怒りを自身に感じていた。
(なのに、何故こんなにも胸騒ぎがするんだろう? まさか、僕の知らないところで何かが起きようとしているんじゃ?)
それは在りえなくもない事だった。現にヒミコはこのネノクニの存在を揺るがしかねない一年後の琴乃のネノクニへの召喚と言う怖ろしい行為を行なっている上に、『黄泉平坂』の番人である牛頭と馬頭の役割放棄などもある。
現代のヒミコが、いや、他にも何かがネノクニで起きようとしてもおかしくはない。そして現状ではそれに対抗できるとすればアマテラス達だけ。かと言って現状ではヒミコに直接攻撃できない。
もしもヒミコが居なくなってしまえば、未来で琴乃を召喚したと言う事実が起きなくなり、二つの世界は矛盾を解消できずに滅んでしまう。
(それを利用して現代のヒミコが何かをしようとしているんだろうか? ……とにかく今は会談を行なって、白虎との子作りを再開しないと)
どれだけ自分の直感が危険を訴えても、今のリンドは盟約によって力の使用を限定されてしまっている身。
それを解消する為にも先ずはやるべき事をやらなければと考えたリンドは湯から上がって、これから始まる会談に臨む為に身体を拭いて服を着始めるのだった。
アマテラスの屋敷にある会談の場。
厳かな雰囲気に包まれたその場所の上座には、既にアマテラス、カグツチ、そしてツクヨミが座っている。
横側の壁際には、本来ならばアマテラス達と共に上座に座るべき佐久夜は、この場への同席を願った巫女服を着た琴乃と共に正座している。
本来ならばこれから交わされる会談の話に、
アマテラス達も今日が終われば、青龍の出産まではリンドは青龍が暮らす部屋の中で過ごす事になるであろうことを考えて、琴乃の提案を受け入れた。
そして誰もが緊張感に包まれる中、会談の場の扉の向こう側から巫女頭である葉子の声が響く。
「失礼いたします。会談される方が来られました」
「……入って貰って構いません」
これまで共に過ごした相手への対応ではなく、あくまで対等な相手として会談に臨むと言う意志を伝えたアマテラスにカグツチとツクヨミは微かに頷き、佐久夜と琴乃は緊張した面持ちで扉を見つめる。
そして扉が開くと共に、待っていた相手が静かに僅かな足音を立てながら会談の場へと足を踏み入れた。
着ているのはアマテラスに仕える神官見習いが着る服。その服に見合うように相手は努力を重ねて、少しずつ似合うようになって来ていた筈なのに……。
(滝の裏から出て来る時も思ったが、似合うどころか着ている相手に服が劣っているように今は見える)
立ち振る舞いから僅かな所作に至るまで一切の隙は見当たらず、年齢に似合わない貫禄のようなものさえ発していた。
それらの貫禄は一朝一夕で宿るものではない。その所作が当たり前になる程に教育された者だけが出来ること。
立ち振る舞い一つだけ相手を見惚れさせ、時には威圧さえも出来るアマテラス達のような上に立つ者が身に付けなければならない所作。
現に佐久夜と琴乃は部屋に入って来た者の所作に魅入ってしまい、微かに頬を赤くしていた。
そして一切の乱れのない完璧な立ち振る舞いを見せながら、座る場所まで辿り着いたリンドは正座をしてアマテラス、カグツチ、ツクヨミに向かって三つ指をついて平伏しながら口を開く。
「この度はネノクニの光たるアマテラス様、カグツチ様、ツクヨミ様にお会いできたことを光栄に思います。そして本来ならば他里の者である私を
「……顔を上げて下さい、ネノクニの陰たる者」
厳かにアマテラスは頷きながら話しかけた。
話を掛けられたリンドは顔を上げて、アマテラス達と対面するように正座をしながら向き合った。
「既に貴方と『真の契りの儀式』を交わした青龍を介し、『八尺瓊』から事情を聞きました。ネノクニを外敵から長らく守護していた貴方の一族が……貴方を除き、新たな悪霊の長であるヒミコ率いる軍勢によって滅ぼされた」
(リンド君の一族……リンド君は家族を、私をこの世界に召喚したヒミコと言う人達に殺されていた)
知らなかった事実を知った事で琴乃は驚きながら、心配になってリンドを見つめる。
「改めて確認しますが、この事実は本当なのですか?」
出来る事ならばリンド以外にも、かの一族の明確な生き残りが居る事をアマテラスとカグツチは願っていた。
無論、それは自分達の身に起きる事も心配事だが、リンド一人が背負うには重い宿命を少しでも軽くするための願い。だが……。
「残念ですが、明確な生き残りは僕一人だけです。僕の母にして一族の当主であった母様だけが用いる事が禁術を用いて、一族の皆は二つの世界の領界の間となる壁となりました。あの禁術は一族全員に流れる血を媒介としています。逃れる術は当主たる者だけが
「強烈な縛りね。禁術にされるのは当然として……それだけの対価を支払わなければ、
ツクヨミの言葉にリンドは険しい顔をしながら頷いた。
「このネノクニを狙っているアシハラノクニの神々は、何があってもこのネノクニの崩壊を望んでいます。連中にとっては、再びアシハラノクニを神秘に溢れさせることが第一なんです。そうでなければ、既に永劫の眠りについている神々のように自分達も覚めない眠りについてしまう。それは神にとって死を意味します」
「なるほど……」
「……聞きますが、リンド? このネノクニにアシハラノクニの神々を住まわせる事は出来ないのですか?」
神秘が溢れるこのネノクニならば、神は既にネノクニで暮らしている精霊と同じように過ごすことが出来る。
アシハラノクニの神々の目的が死に等しい状態にならない事ならば、迂闊にネノクニを騒がせない事を条件に住まわせる事も構わないとアマテラスは考え、無用と思える戦いを回避する事を望んでの提案だったが……。
「アマテラス様……残念ですが、それは無理です。何故ならこのネノクニの頂点は、イザナミ様から役割を受け継いだ貴女様とカグツチ様なんです。そしてお二方が神となられてから、まだ十数年しか経っていない。だけど、アシハラノクニの神々はずっと長い間、神として君臨していたんです」
「……はぁ~、なるほど。つまり、若すぎる神であるアマテラスとカグツチの庇護下で暮らすなんて誇りが許せない訳ね」
「その通りです、ツクヨミ様。現に連中はイザナミ様が顕在だった頃でさえ、その下に着くなど認められないと言って崩壊させて神秘の流出を選んだんです。特に傲慢で奢った誇りの極みだと母様達が言っていた『天帝』は、そんな事を絶対に認めない筈です」
「『天帝』? そんな神がいるのですか?」
(『天帝』? 何処かで昔聞いたような? 確かあれは……)
(えっ? 『天帝』で神様って、もしかして!?)
アシハラノクニで暮らしていたカグツチと琴乃は、聞き覚えのある神の名前が出た事に戸惑う中、リンドは告げる。
「『天帝』。僕も伝え聞いた話ですが、元は大陸から渡って来た神らしくて、勢力としては大規模。神でさえも『天帝』に付き従っています。その神々の中でも一際強いのが、『飛天』と称される神々。『弁財天』、『技芸天』、『摩利支天』、『吉祥天』、そして『閻魔天』です。」
「ええええええっ!?」
「嘘だろう……」
聞き覚えのある有名な神々の名前が出た事で、琴乃は驚き、カグツチは頭を思わず抱えてしまった。
そんなアシハラノクニで暮らしていたカグツチと琴乃の反応に、彼方でも有名な神の名前が出たのだと察したアマテラス、ツクヨミ、佐久夜は察する。
「お父さん、琴乃さん。そんなにリンドが言った神の名前ってアシハラノクニで有名なの?」
「……ああ、普通に過ごしていても聞く神の名前だ」
「祀られている神社も大きくて、毎年のように沢山の人がお参りする事で有名なんです」
「それほどまでに有名なアシハラノクニの神々がこのネノクニの崩壊を望んでいるなんて」
「はぁ~、本気で頭の痛い問題ね」
和解は確実に不可能。
アマテラス達はネノクニの崩壊を絶対にさせる訳には行かず、相手はネノクニを崩壊させなければ何れ完全に神秘を失うアシハラノクニで永劫の眠りについてしまう。
妥協案など受け入れる事が出来ない程に、相手側は既に追い込まれているのだとリンドは説明した。
「そんな外敵からの対処を担っている貴方の一族をヒミコは滅ぼした訳ね」
「っ……そうなります」
(リンド……)
(リンド君……)
ツクヨミの言葉に正座をしながら握っていた両手を震わせているリンドを、心配そうに佐久夜と琴乃は見つめる。
様子を見ていたアマテラスも一瞬だけ心配そうな顔を浮かべたが、今は会談中という事ですぐにそれを覆い隠し、リンドに尋ねる。
「辛いでしょうが、リンド。貴方の一族に何があったのですか?」
かの一族はアシハラノクニの神々とさえも渡り合えるほどになっていた強大な一族。
その一族が油断があったとしても、ヒミコとその一党によって滅ぼされた。これまでそうなった詳しい経緯までは『八尺瓊』も青龍には伝えなかった。
ヒミコが強大だったのは事実だが、それだけではない何かが存在しているのではないかとアマテラスは思い、質問したのだ。
「……分かりました。お話しします。一族に何があったのかを全て」
そしてリンドは語り出す。
自身を除いて一族の全員が滅んでしまった最悪の日の出来事を。
次回も多分エロ無しになりそうです。その後は白虎と子作り再開になります。
アンケートのエロ内容。
1.明日香
内容(再会出来た姉が夜中にコッソリ部屋を抜け出して、何処かに行くのを気付いた明日香が後追うと、その先では年下の少年の股間に顔を埋めて喜んで奉仕をしている姿。止めなければと思いながらも、明日香の身体は本人の意思を無視して自慰を初めてしまう。戸惑う彼女のはだけた弓道着から露わになった幼さが残る肢体には、身に覚えのない黒文字で『妹雌』と卑猥な文字が刻まれていた)
『明日香記憶封印・姉妹エロ』
2.麻衣
内容(悪霊の配下で、琴乃をネノクニに召喚できるように手順を整えたものだとまで知られてしまった麻衣。幸いにも知られたのは年下の少年一人だけだったが、自身が唯一心を許している鴉であるヤタローが囚われたばかりか自分によく似た少女に変えられ、無理やり奉仕させれる現場を目撃。家族であるヤタローを助ける為に麻衣は何時ものように奉仕を行なう。だが、麻衣は気付いていなかった。助けようとしたヤタローが熱い眼差しを少年に向け、奉仕役を奪った麻衣に怒りと嫉妬の視線を向けている事に)
『麻衣身代わり・姉妹エロ』
3.芹
内容(失恋の衝撃で強さを失ってしまった芹。彼女は幼い容姿ながらも卓越した武道に精通した白虎に教えを請い、兄弟子である年下の少年と共に鍛錬を行なっていた。日々ひた向きに頑張る兄弟子の少年を見て傍で鍛錬をしていると胸が高鳴るのを感じてしまう芹。そして武道の鍛錬後に始まる師である白虎が言う女性だからこそ得られる強さを会得する為に芹は、兄弟子である少年に汗まみれの肢体を擦りつけて白虎と共に奉仕を行なうのだった)
『芹性鍛錬。師弟エロ』
以上となります。
ヒミコエロの時のように一話か、前後編となります。
アマテラス、佐久夜、琴乃の妊娠について。
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琴乃が堕ちた段階で孕ませる
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四聖の社全て攻略後に孕ませる
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サヨ関連終了後に孕ませる
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イザナミも加え、四人そろって孕ませる