※この作品はR-18です。

IZUMO2〜鬼畜ショタ性記〜   作:イズモ

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またもお待たせして申し訳ありません。
誤字報告の方はありがとうございました!!

遂に今話で……。

追加で久々にアンケートを加えました。
詳細は後書きで。


神の娘・佐久夜番堕ち編 13

「んっ……くぅっ……ひっ……あ、あっ♥ んんっ……あぁっ♥ や、やめてぇ♥」

 

 術の明かりで敢えて薄暗く照らされている天幕の中では、淫靡で異様な光景が映っていた。

 双子以上に同じ姿を持った二人の美少女が身体を淫靡に絡ませていた。片方の少女は一糸纏わずにあられもない裸姿で天幕を支える柱に両手を括りつけられ、足首を縄で縛られてはしたなく両足を左右に開かされて、ひくつきながら愛液と雌香を漂わせている秘裂を晒している。

 もう片方の少女は着ている巫女服をはだけさせて、魅力的で豊満な乳房を晒して、同じ顔の少女の顔に押し付けているばかりか硬く勃起している乳首を片手で扱いている。もう片方の手も己の秘所に宛がい、くちゅくちゅと淫靡な水音を立てながら弄っていた。

 更に裸の少女の左右には巫女服を着た二人の女性が縋りつき、腋の下に舌を這わせたり、感度が上がっている肌を撫で回している。

 

『ああん♥ リンド♥ 好き♥ 好きなの♥ なんて言いながら、疼いちゃうと屋敷の中や外でも自分を慰めていたんだよ、私(・)は♥』

 

『あらあら、佐久夜様たら、屋敷の中だけじゃなくて外でもなんて♥』

 

『そう言えば、某(・)の記憶の中に、屋敷の裏手の林から時折くぐもった声が聞こえると言う噂があったが……』

 

『私(・)だよね♥ 我慢出来なくて袴の裾を口で噛んで慰めていたんだよ♥ 他にも指じゃ物足りなくて閉じた鉄扇でオマンコを擦ったりもしたり、探しに来たあの御方に見つかって、そのままお尻を突き出してオマンコを自分で広げて、『オマンコにオチンポをハメてぇ♥』なんて強請ったんだよね♥』

 

「いやぁぁぁぁぁっ♥」

 

 次々と甘い吐息交じりの声で自分の痴態を語られ、縛り付けられている方の少女-佐久夜は悲鳴を上げる。

 本来ならば佐久夜本人にしか分からない筈の痴態の数々。だが、佐久夜の姿をしている『成り代わり(ドッペルゲンガー)』は『夢を紡ぐ力』以外の全てを得ている。

 当然、佐久夜自身の痴態は勿論、リンドとの行為を覚えている限り全て知られてしまっているのだ。

 尤も、佐久夜の痴態の数々は雌犬巫女達全員が知るところであり、本人も気づいていないような痴態もある。

 淫呪具の影響下に置かれながら一緒に寝室を過ごすようになった琴乃との慰め合いや、同じように淫呪具の影響下に置かれていた母であるアマテラスと裸で並んで立たせて無自覚にどちらが先に絶頂するのか自慰で競争させ、床に敷かれたお互いの巫女服に愛液や潮をかけさせたりもした。

 そんな佐久夜本人も認(・)識(・)していない痴態まで知っている『成り代わり(ドッペルゲンガー)』達は、自分達自身の経験も含めて追い込んでいく。

 

『まさか、ネノクニの神の娘がこんなに淫乱で、あの御方に溺れているなんて驚きました♥』

 

『まるで発情した獣ではないか♥』

 

『まだまだあるよ♥ あの御方に愛液や潮を飲ませていたけど、今ではオチンポを咥えて奉仕して子種を飲みながらイクのが大好きなんでしょう、私(・)♥』

 

「んんっ♥ ぃん……くぅっ♥」

 

 喘ぎ交じりの否定の声が『成り代わり(ドッペルゲンガー)』達を喜ばせるだけだと悟ったのか、佐久夜は口を結んで伝わって来る快楽に耐える。

 直接触れられてもいない胸や秘所を弄り回される感覚には戸惑い、それと共に高まって行く尿意や肌を撫で回される事に快感と辛さを感じているが耐えられないものではない。

 

(ま、負けないんだから! リンド達が駆けつけてくれるまで耐えて見せるよ!)

 

 快楽に負けて悪霊である『成り代わり(ドッペルゲンガー)』達に負けないと佐久夜は強く意思を持つ。

 その感情も影で繋がっている『佐久夜』は感じ取り、恍惚と陶酔に満ちた蕩けた表情を浮かべた。

 

『ああんっ♥ 凄い♥ 『私達』には絶対に屈しない。あの御方やいぶきとなずなが来るまで耐えて見せるって伝わって来るの♥ こんなにも気高く強い心と魂と繋がってるだけで興奮が止まらない♥ 良いよね♥ もう良いよね♥ 許(・)可(・)は貰ってるんだから♥』

 

『んっ♥ ……仕方ありませんね♥ こんな最上位の獲物を好きに出来るんですから♥』

 

『はぁっ♥ 疼く♥ ……某達の本能が疼いてしまった♥』

 

(いったい何をするつもりなの?)

 

 自身を弄ぶ『成り代わり(ドッペルゲンガー)』達の様子が何処か変わった事を佐久夜は感じ、意思を強くして何があっても良いように身構える。

 その間に『護』と『勇』の手が動き、佐久夜の両手を柱に縛っていた縄を解いた。好機だと思い佐久夜は両手を動かそうとするが、その手は本人の意思を無視して『護』と『勇』の秘袴に触れさせ、ゆっくりと上へと這わせていく。

 

「っ!?」

 

『残念だけど、今私(・)は貴女の影と繋がってる。長時間憑りついていたから、貴女の影の支配は終わってるの』

 

『立場の逆転ですね』

 

『影の動く通りにしか貴女は今動けないという訳だ』

 

「っ!? それって『影魔(シェイド)』の!?」

 

 悪霊『影魔(シェイド)』。物の影に身を潜め、影渡りと言う力を持ち、奇襲を主に得意とする存在。

 人の影に『影魔(シェイド)』に憑りついてしまえば、身動きが取れずに自らの影から行われる奇襲によって命を奪われかねない危険な悪霊。

 『成り代わり(ドッペルゲンガー)』の力は、『影魔(シェイド)』に酷似している事に佐久夜は気が付く。

 

『フフッ、『影魔(シェイド)』はアシハラノクニでは私達『成り代わり(ドッペルゲンガー)』と言う存在の先祖みたいなものなのだよ』

 

『人間達が技術と言う力を得ていく中、私達のような神秘側の存在達は自らの力を高め、より強力な存在へと変わっていったんです』

 

『言うなれば進(・)化(・)だ。今はもう見る影もないほどに神秘が失われてしまったアシハラノクニでは、某達のような存在は『悪霊』とは呼ばれない。それらは実体無き負の霊体の呼称だ』

 

『そして実体を持つ私達はアシハラノクニではこう呼ばれてるの。『妖怪』ってね』

 

「よ、妖怪……?」

 

 アシハラノクニで暮らしていたカグツチや琴乃、或いは二つの世界を行き来出来る精霊や四聖獣ならば知っているが、ネノクニの産まれである佐久夜が知らない存在の呼称。

 

『悪霊……いや、『成り代わり(ドッペルゲンガー)』はそれより上位の存在』

 

(リンドが言っていた事って!?)

 

『そう。あの御方は知っていたよ、『妖怪』の存在を。時間がなくて詳しく説明はしなかったみたいだけどね』

 

(っ!? ……今、考えが読まれた)

 

 自分の考えている事が『成り代わり(ドッペルゲンガー)』に伝わってしまった事実に、佐久夜は危機感を強める。

 その間にも佐久夜の両手は本人の意思を無視して勝手に動き、遂に『護』と『勇』が穿いている緋袴の股間部に辿り着き、ソレに触れた。

 

 ぎゅっ!

 

『あん♥』

 

『んん♥』

 

「……えっ?」

 

 佐久夜の視界は未だに顔に押し付けられている胸のせいで見えない。

 しかし、勝手に動く両手は布越しに何かを掴んでいた。その掴んで握っているモノに近い感触を佐久夜は知っている。知っているからこそ、困惑するしかない。

 何故なら佐久夜の脳裏に浮かんでいるモノは、女(・)性(・)に(・)は(・)絶(・)対(・)に(・)な(・)い(・)モ(・)ノ(・)なのだから。

 困惑で固まる佐久夜だが、その両手は本人の意思を無視して上下し始め、緋袴越しに『護』と『勇』の股間にあるものに奉仕を始めた。

 

『んああっ♥ さ、佐久夜様、お上手ですね♥ はぁんっ♥ ぬ、布越しでも気持ちよくて、あはぁぁっ♥ こ、腰が震えます♥』

 

『おおっ♥ これほど扱いを心得ている腕前を持っているとは♥ 予想外だな♥』

 

(ま、まさか……今、握らされてるのって……)

 

 考えてはいけないと思っても、両手から伝わってくる感触が佐久夜の脳裏にアレをまざまざと思い浮かべさせられてしまう。

 勝手に動いて奉仕を行っている両手は見えない佐久夜に答えを示すように握るものの形を教えるように動いている。緋袴を持ち上げるように内側から反りかえるように隆起し、形は明らかに棒状のもの。

 先端に割れ目のようなあり、其処に掌が触れれば微かに濡れた感触と布越しでも熱を発している事が佐久夜にいやでも伝わってくる。

 

「う、うそ……なんで……アレが?」

 

『もう。アレなんて曖昧な言葉で表現しないでよ♥ それは『護』と『勇』のはあの御方のものほど立派じゃないけど……』

 

『はぁんっ♥ い、言わないでください♥』

 

『い、一族の男子の方と、く、くらべられても困る♥ よ、妖怪である我らでさえ勝てぬ御方なのだから♥』

 

『そうだよね♥ 貴女も魅了されたから分かるでしょう、私♥ ほら、早くちゃんと言ってよ♥ 貴女が握って扱いているものは何なの♥』

 

「い、いやっ!?」

 

 自らが奉仕を強いられているものの正体を察しながらも、佐久夜は答える事を拒絶した。

 言ってしまえば、嫌でも理解させられてしまう。自身が今、ナニに奉仕を行わされているのかを。

 それを必死に拒絶する佐久夜の感情を、『佐久夜』は恍惚とした様子で味わい、自らの股間に意識を集中させ、ソレを他の二人同様に生(・)や(・)し(・)た(・)。

 

「っ!?」

 

 汗で濡れる豊満な乳房の間に、何かが入り込むような感触とともに佐久夜が感じたのは未知の快感だった。

 

『はぁぁぁっ……どう? 自分のおっぱいの谷間の感触は?』

 

「んくぅっ♥ な、何を言って……ああっ♥」

 

 視界が未だ自身を模した『佐久夜』の胸を押し付けられているせいで良く見えないが、自分の胸の谷間の間に何かが入り込んだと共に沸き上がり、今この瞬間も佐久夜を苛む

 何かが上下に動くたびに温かく包み込まれるような抱擁感と思い切り絞り出されるような圧迫感、異なる二つの刺激が生み出す未知の快感が走る。

 そ(・)し(・)て(・)何(・)時(・)の(・)間(・)に(・)か(・)天(・)幕(・)内(・)に(・)漂(・)っ(・)て(・)い(・)る(・)甘(・)く(・)蕩(・)け(・)る(・)よ(・)う(・)な(・)香(・)り(・)が、佐久夜の強靭だったはずの意思を蝕み蕩かしていく。

 

『ああんっ♥ きもちいい♥ 溶けちゃいそうなぐらいっ……すごいよ♥』

 

「はぁっ♥ はぁっ♥ ……やめっ、ぅ、くうぅっ♥ んあぁっ♥」

 

 伝わってくる未知の快感に佐久夜は翻弄されるしかなく、腰が勝手にガクガクと揺れ動いてしまう。

 先ほどまで味わっていた疑似的に愛撫による快感は耐えられた。だが、今伝わってくる快感はこれまで規格外の雄に教えられてきたどの快感とも一致しないが故に耐え方が分からない。

 

(だめ、こ、こんなのに呑まれちゃ……な、何かで気を紛らわせないと……そうだ!?)

 

 佐久夜は口を開けて、目の前の視界を覆っている乳房の頂点で固く勃起している乳首を狙う。

 影を支配されてしまい身動きが取れない佐久夜だが、影には表情などないので目や口を動かすことが出来る。自由を奪われた佐久夜が取れる最後の抵抗手段。

 顔に押し当てられている胸の揺れ動きを見極め、狙いを済ませて『佐久夜』の固く勃起した乳首に噛みつく。

 

『「んひぃぃぃぃっ♥ ひはぁぁぁ―――っ♥」』

 

 性感帯である乳首に噛みついたと同時に走った快感に佐久夜と『成り代わり(ドッペルゲンガー)』は同時に嬌声を上げた。

 

『あはっ♥ んんっ♥ わ、忘れたんですか、佐久夜様♥ 貴女様の『成り代わり(ドッペルゲンガー)』とは感覚が繋がっているんですよ♥ んあぁぁぁっ♥』

 

『んっ♥ 某達がこうして手の奉仕で高ぶっているように、感覚が繋がっているそやつの高ぶりはもう爆発寸前であろう♥ んくぅっ♥』

 

 そう告げる『護』と『勇』も限界が近いのか。

 佐久夜の両手が掴んでいる緋袴に隠された棒がビクビクと震えていた。それは『佐久夜』も同じであり、胸の谷間に挿入しているものが震えていた。

 

『そろそろ出しましょう♥』

 

『うむ♥』

 

 腰の震えと共に『護』と『勇』が穿いていた緋袴が薄れて、二人の艶めかしい両足や股が露わになって行く。

 装飾品や武具と違い、二人が着ているのは『成り代わり(ドッペルゲンガー)』の特性として呪力で作られていた巫女服。故にその気になれば服を脱ぐ事無く裸になる事も出来るのだ。

 そして薄れると共に露わになったのは、本物の護と勇には絶対にあり得ないもの。男性器で肉棒が『護』と『勇』の股の間でそそり起ち、佐久夜の両手はそれぞれの肉棒を扱いていた。

 

『ああんっ♥ 布越しも気持ちよかったですが、やっぱり直接は違いますね♥』

 

『しかもその相手がネノクニの神の娘とは……必死に策を考えた甲斐があった♥』

 

「ああ……」

 

 歓喜に打ち震えている『護』と『勇』と違い、奉仕を強いられている佐久夜は身体の方は火照りきっていても、心の方は打ちひしがれていた。

 見えなくても、両手から伝わってくる感触と熱で自分が何に奉仕をさせられているのか嫌でも分かってしまう。自身がずっと奉仕していたものよりも細く短く、形も少し違うがそれでも分かる。

 故に佐久夜の心は自らの肢体を捧げると誓った愛しい相手への罪悪感と申し訳なさに苛まれる。

 そしてその感情は『佐久夜』にとってこれ以上にないほど心地よく、待ち望んでいた感情だった。

 

『ああっ♥ こ、これ!? これを待っていたの! イッ、イクっ♥ イッちゃうぅぅぅ―――っ♥』

 

 びゅる! びゅるるる―――っ!!

 

 歓喜の声と共に『佐久夜』は押し付けていた肢体を仰け反らせながら絶頂に達し、股間から生やして胸の谷間の間に挿入していた肉棒から陰気に満ちた精液を射精した。

 

『んあぁぁ―――っ♥』

 

『んぉぉぉ―――っ♥』

 

 続く様に『護』と『勇』も腰を震わせて、手淫を受けていた肉棒の先からやはり陰気に満ちた精液を射精して佐久夜の顔や綺麗な髪に降り掛けた。

 

「ひいっ! いやぁぁぁぁぁぁぁぁ――――――っ!!」

 

 ブシュゥゥゥゥっ!!

 

 愛しい相手ではないもの精液が顔や髪の毛、そして胸の谷間に射精された佐久夜は悲鳴を上げながら潮を噴いて絶頂に達してしまう。

 これまでの高ぶりと、感覚が繋がっているが故に『佐久夜』の射精に達するほどの快感も伝わってしまったのだ。直接愛撫もされていたのに絶頂に達した佐久夜は腰を震わせながら、綺麗な膣肉が見える秘裂をヒクヒクと震わせて潮と愛液を迸らせる。

 しかし、絶頂の喜びに震える体と対照的に佐久夜の翡翠の瞳は虚ろになっていた。

 

「……ごめんなさい……ごめんなさい……」

 

 自分の全てを捧げても構わないと心に決めていた相手以外に肢体を弄ばれたばかりか、絶頂にまで達してしまった事実。

 例え相手が特異な方法を行ったとしても、自身が弄ばれて絶頂に達してしまった事には変わりはない。

 罪悪感と申し訳なさに佐久夜は苛まれるが、絶頂によって力を失った下半身は次の現象を起こしてしまう。

 

 ちょろ……ちょろちょろ……

 

「ああっ……」

 

 下半身から力が抜けたことによって必死に止めていた生理現象が起きてしまう。

 佐久夜の秘裂から湯気が立ち昇る液体が流れ出したのだ。ずっと溜まっていた液体は独特の臭いを天幕内に充満させてしまう。

 

『ああ、漏らしちゃったね』

 

『神の娘でも出るものは人と変わりはありませんね』

 

『我慢していた分、濃いようだな』

 

「っっ……」

 

 失禁している姿を『成り代わり(ドッペルゲンガー)』達に見られている事実に、佐久夜は羞恥に震えた。

 その様子を見た三人の『成り代わり(ドッペルゲンガー)』は、自身の股間で早くも力を取り戻し始めている肉棒を佐久夜に見せる。

 

『良い事を教えて上げるね。私達『妖怪』に分類される存在は……人(・)間(・)の(・)女(・)性(・)と(・)の(・)間(・)に(・)子(・)を(・)為(・)せ(・)る(・)の(・)』

 

『或いは『妖怪』の陰気を体内に保有していると、そのまま『妖怪』に変質するかですね』

 

『変質の場合は、何の『妖怪』になるかは個人の資質が絡むので分からないが』

 

「っ!?」

 

 告げられた『妖怪』の性質に佐久夜の心は強烈な怖気と寒気を感じて震えた。

 ただ弄ばれるだけではなく、更に先へと進んだ凌辱対象として自分が今、『成り代わり(ドッペルゲンガー)』達から見られている事に気づいたのだ。

 その証拠と言わんばかりに『成り代わり(ドッペルゲンガー)』達は肉棒を滾らせ、佐久夜の頬に繋がっている『佐久夜』が触れた。

 

「ひぃっ!」

 

『フフッ、怯えてるね……ただ弄ばれるだけじゃなくて、孕まされるか『妖怪』に堕ちるか怖くなったんだよね』

 

 ゆっくりと『佐久夜』の手が、丁度子宮のある位置の真上の下腹部に触れた。

 

『でも、貴女は変質の方かな? だって、あの御方の精力旺盛な子種を一年以上此処に注がれて、それこそお腹が膨らむほどに何度も何度も注がれたのに……孕(・)め(・)な(・)か(・)っ(・)た(・)ん(・)だ(・)か(・)ら(・)』

 

「ああ……」

 

 それは佐久夜にとってずっと気にしていて誰かに指摘されること恐れていた事実。

 ネノクニの女性の最大の役割は、『次代を引き継ぐ子を為す事』。過酷な環境下にあるネノクニでは、人が増え過ぎたアシハラノクニと違って人の命は容易く摘み取られる。だからこそ、人を絶やさないために女性は里で大切にされる代わりに必ず子を為さなければならない。

 霊力を持つ者ならば尚更に。だが、佐久夜は一年以上リンドとシて毎回お腹が膨らむほどに子種を子宮に注がれても子を宿せていない。

 その事実は佐久夜の心に常に重く圧し掛かっている。

 

『佐久夜様。とても良い事を教えて上げますね……私が模している護は、心からあの御方を愛しているようですよ♥』

 

「っ!?」

 

『ご存知でしょうが、護は幼少の頃に悪霊に襲われ、魂に傷を負い、極度の虚弱体質になっていました……アマテラス様やツクヨミ様でも治療できない魂の損傷……しかし、あの御方と共に過ごす内に護の魂の傷は癒えました。その事に癒された護が気付かず、想いを寄せないと思いますか?」

 

「そ、それは……」

 

 佐久夜とて気付かないはずがない。指摘された通り、護がリンドに想いを寄せている事に。

 いや、寧ろリンドの事を想っているからこそ、護を含めた巫女達が向ける視線の意味を察せないはずがない。

 更に心を弱られる為に、『成り代わり(ドッペルゲンガー)』達が口を開こうとする。

 

『何よりも里の巫女達は……』

 

「其処までや」

 

「ええ、それ以上勝手に話すんじゃないわよ」

 

『っ!?』

 

(今の声は!?)

 

 天幕の出入り口の布の向こう側から聞こえた二つの声に、『成り代わり(ドッペルゲンガー)』達は目を見開き、佐久夜の瞳に希望の光が宿る。

 四人の視線が集まる中、天幕の布が開き、佐久夜と共に青龍の社を目指す任務に赴いていたいぶきとなずなが姿を見せた。

 

「いぶき! なずな!!」

 

 待ち望んでいた二人が現れた事に佐久夜は喜びの声を上げた。

 『成り代わり(ドッペルゲンガー)』は恐ろしい敵だが、いぶきとなずなには『精霊武具』と言う武器がある。加えて二人が現れたという事は、リンドも来ている筈。

 漸く恥辱に満ちた状況から逃れられる事に佐久夜は喜ぶ。

 だが、喜ぶ佐久夜に対して『成り代わり(ドッペルゲンガー)』達はいぶきとなずなが現れても身構えもせずに二人を見つめていた。

 そしていぶきとなずなも本来は、その手に持っているはずの『精霊武具』が握られていなかった。

 それどころか二人の口から佐久夜が信じられないような言葉が出る。

 

「幾ら皆の事を模してるからって、ウチ等の事を勝手に口にされるんは不愉快や」

 

「この旅が始まってからずっと、佐久夜様の私達の事を言う瞬間を楽しみにしてたのよ。その楽しみを奪わないでくれるかしら」

 

「っ……いぶき……なずな……二人とも……何を言ってるの?」

 

 信じられないような言葉を口にしたいぶきとなずなを佐久夜は見つめる。

 その間に『護』と『勇』は音もなく天幕内の影に溶け込むように姿を消し、『佐久夜』は足を沈めていた佐久夜の影の中に身を潜めた。まるで自分達の番は終わりだと言わんばかりの姿の消し方。

 事実『成り代わり(ドッペルゲンガー)』の責めは終わり。此処から始まるのは本性を隠していた鬼畜な雄と仕(・)え(・)る(・)者(・)達(・)による神の娘を堕とす為の淫靡な宴だった。

 困惑で固まる佐久夜の目の前に徐々に頬が赤らんで艶めかしい気配を発し始めたいぶきとなずなが近寄る。

 

「はぁっ…♥ んっ…はぁっ…あぁっ…♥ もう堪らへん♥ この前の集(・)会(・)の時も凄かったけど……もう興奮が止まらへんよ♥ ふぅっ…♥ そやろ、なっちゃん♥」

 

「んぅっ…はぁっ…♥ ええ、漸く、漸くよ……堕(・)と(・)さ(・)れ(・)て(・)から……必死に修行して……いる間も、んぅうっ♥ この瞬間が早く来て欲しいと思っていた日……皆が待ち望んでいる日が……はぁぁあっ♥」

 

 熱い吐息交じりに淫靡な声がいぶきとなずなの口から出た。

 困惑で固まり、呆然とするしかない佐久夜に、先ずは自分からだと言うようにいぶきが着ている巫女服を艶めかしくはだけさせながら声を掛ける。

 

「佐久夜様♥ 実はウチ……もう半年以上前になるんやけど、リンドに『夜這い』を掛けたんよぉ♥」

 

「っ!?」

 

 目を見開く佐久夜の前で、いぶきは白衣をくつろげて自らの爆乳をまろびださせた。

 いぶきの胸の大きさは佐久夜よりも大きく、母親であるアマテラスよりもデカい。窮屈な白衣に納められていた爆乳はプルンと揺れた。その乳房の頂点では甘い香りを発する固く乳首が勃起していた。

 しかし、それだけではなく勃起した両乳首には木で出来た鈴が緑の紐のような結ばれている。

 

「リ、リンドに……よ、夜這いって……」

 

「一番佐久夜様が分かっとるやろ? リンドの雄の魅力はもう凄すぎて……葉子様に一緒に行動するように命じられてからすぐにウチはぞっこんになってもうたん♥」

 

 リンドが里の巫女達とそれぞれ一定期間行動を共にした事は佐久夜も知っている。

 ネノクニの陰を司る一族の最後の生き残りであろうとも、例え里の巫女でもその事実は迂闊に話せない。だが、他里の者だと何時までも考えられては、戦う時の連携に問題があるからと葉子がアマテラスに進言し、アマテラスもその考えを受け入れて巫女一人一人にリンドを共に行動させた。

 

「もう好きで好きで仕方なくなって、巫女服越しにオッパイを押し付けたり、わざと胸元を緩めて谷間を見せつけたりしたわ♥」

 

「そ、そんな……」

 

「でも、そないに誘ってもリンドは全然靡いてくれへんかったんよ……せやから、ウチから『夜這い』を仕掛けたんや♥」

 

「っっ!?」

 

 里の男性や女性が意中の相手に『夜這い』を行う事は許されている。

 だが、佐久夜のような里長の娘やアマテラスに仕えている巫女達の『夜這い』には別の意味がある。

 巫女達は神であるアマテラスに仕えている身の上。故に二君に仕える事は認められておらず、男性からの『夜這い』を受け入れた場合は遠からず巫女としての立場を失い、その相手に嫁ぐ事になる。

 そして巫女から男性への『夜這い』は更に重い。神であるアマテラス以上にその相手に一生を捧げる事を意味する行い。もしも相手の男性が受け入れなければ、その巫女は立場を失うだけではなく、周りからの忠節も疑われる。

 故に巫女からの『夜這い』は、自身の全てを行った相手に差し出すも同然の行い。

 いぶきはその『夜這い』をリンドに行い、雌(・)犬(・)巫(・)女(・)と(・)な(・)っ(・)た(・)。

 

「そしてウチは全部リンドに……ご主人様に差し出して雌犬巫女になってもうたん♥」

 

 言いながら巫女服を全て脱ぎ終えて肢体を晒したいぶきは、頭の後ろで手を組みながら佐久夜に背を向ける。

 中腰になるように肩幅以上に両足を開いて蟹股になった。佐久夜に背を向けているのでいぶきの恥部は見られずに済む。

 だが、髪が掛からないようにした汗で濡れるいぶきの背中と、突き出されている大きなお尻の肌に徐々に文字が浮かび上がる。

 

「……雌犬……巫女……」

 

 口を震わせながら、女性と人としての尊厳を貶める文字を佐久夜は口にしてしまう。

 しかし、『雌犬』の文字が背中全体に、『巫女』の文字が臀部の双房の肌にハッキリと浮かび上がっていた。いぶきはその文字を誇るように蟹股の姿で佐久夜に見せつける。

 ポタポタと甘い雌香を発する愛液が開いたいぶきの股の間から床に垂れ落ちるが、気にせずにその姿勢のままでいた。

 いぶきの顔が見えないのはある意味では佐久夜にとって幸福だった。今、いぶきはだらしなく蕩けきった顔をしながら、自分が一番最初に『雌犬巫女』であることを佐久夜に示せた幸福で満ちていたのだから。

 

「な、なずなぁ……」

 

 目の前のいぶきの痴態を信じたくなくて、佐久夜は助けを求めるようになずなに顔を向けた。

 顔を向けられたなずなは佐久夜を安心させるように微笑みながら、いぶきと同じように白衣の胸元をくつろげて小ぶりな乳房を曝け出した。そのなずなの美乳も固く乳首が勃起し、やはり木で出来た鈴が緑の紐で結わえられていた。

 

「っ!?」

 

「ごめんなさい、佐久夜様……私もいぶきと同じようにリンド……いえ、ご主人様の『雌犬巫女』に堕ちているの♥ 愚かにもご主人様の偉大さとその実力を知らなかった私は、無様に敗北して凌辱されたわ♥」

 

「りょ、凌辱って……リンドがそんな事をする筈が……」

 

「ご主人様は必要ならするわよ♥ 私のように自分の実力なら問題ないって奢った者に思い知らせてくれて本当に感謝しているの♥」

 

 なずなの顔と声には自らを凌辱したと告げた相手に対する嫌悪の感情は全くない。

 寧ろ信仰しているとしか思えないほどに陶酔した顔をし、声は上擦っていた。これまでひた隠しにしていた自身の主を語れる事になずなは興奮し、喜びに満ちているのだ。

 

「本当に昔の私は愚かだったわ……そんな私をご主人様は目を覚ませてくれた♥ そして私達『雌犬巫女』にこれ以上に無いほどの褒美を与えてくれるって言ってくれたわ♥」

 

 巫女服を脱ぎ終えたなずなはいぶきと同様に佐久夜に背を向けて、頭の後ろで両手を組んで脇を晒した。両足もやはり肩幅に開いて蟹股の姿勢になり、背後にいる佐久夜と綺麗な背中とお尻を見せつける。

 そのなずなの背中とお尻の肌にも、『雌犬』と『巫女』の文字が浮かび上がる。

 

『雌犬巫女♥ 雌犬巫女♥ 私達はご主人様に全てを捧げた雌犬巫女♥』

 

 チリン! チリンチリン!!

 

 いぶきとなずなは歌うように艶やかな声を発しながら、胸を揺らし腰をくねらせる度に三ヵ所の性感帯に結わえられている鈴の音が鳴る。

 二人の全身からは発情による汗が浮き出て、剥き出しの割れ目から淫靡な液がどろりと止まる事無く垂れ落ちているにも関わらず、いぶきとなずなは胸や尻を揺らすのを止めず、腰も前後させたりくねらせたりと淫猥な踊りをし続ける。

 

(ち、違う!? 違う!? このいぶきとなずなは『成り代わり(ドッペルゲンガー)』だよ!?)

 

 佐久夜の影に潜んでいる『成り代わり(ドッペルゲンガー)』は何も言わない。

 自分達の出る幕は既に終わっている事が分かっているからだ。寧ろ今後味わえないだろう佐久夜の嘆きの感情を『成り代わり(ドッペルゲンガー)』は味わっていた。

 その間にもいぶきとなずなの淫猥な踊りと歌は続く。

 

『佐久夜様♥ 佐久夜様♥ これよりご主人様が里で最大の罪人と共に姿を見せますよ♥』

 

「っ……里の罪人?」

 

「そやで佐久夜様♥ ウチらは勿論佐久夜様にとっても罪人や」

 

「ええ、何せその罪人のせいで佐(・)久(・)夜(・)様(・)は(・)ご(・)主(・)人(・)様(・)の(・)子(・)を(・)孕(・)め(・)な(・)か(・)っ(・)た(・)ん(・)だ(・)か(・)ら(・)♥」

 

「っ!?」

 

 艶やかで発情しきった声でもいぶきとなずなには確かな怒りが宿っていた。

 何せほんの僅かでも孕む可能性がなくなってしまった原因なのだ。理不尽だとしてもやはり、主との間の子を心の底から望むようになった『雌犬巫女』にとっては『罪(・)人(・)』としか思えなくなってしまった相手。

 自身がリンドの子を孕めなかった理由があると告げられた佐久夜は、目を見開きながらいぶきとなずなが身体を向ける天幕の出入り口を見つめた。

 そしてその相手は姿を見せた。

 

「ふぅっ♥ ふぅっ♥ んふぅぅぅっ♥」

 

 姿を見せた相手は立って歩いて来たのではなく、四つん這いで這うようにして姿を見せた。

 着ていたであろう巫女服は敢えて胸元部分だけを破られ、本来ならば隠されている豊満な乳房が露わになっている。それだけではなく、重力に引かれて下を向いている乳房の上乳には左右それぞれに『雌』、『牛』と言う文字が描かれていた。

 そして腰まで届く黒髪は左右の両端で結ばれツインテールになるようになっていて、まるで手綱のようにその背に乗る相手の手に握られていた。よく見れば髪を結んでいる布は白衣の胸元部分に使われていた布であることに気づくだろう。

 口には木で出来た猿轡が銜えさせられ、熱い吐息を止まる事無く吐いている。目元の部分は紅い鉢巻きが巻かれて、視覚も失われている。無様や無残としか評せない姿。しかし、そんな状態でも隠し切れない美によって同じくらいに魅力的で扇情的でもあった。

 

「はい、止まりな」

 

「んもぉっ♥」

 

 ぞんざいに扱うなど恐れ多くて出来ないとしか思えないほどツインテールになっている綺麗な黒髪を、四つん這いで歩いてきた者の背に乗る小柄な少年が引っ張って止めた。

 言葉を失って固まる佐久夜に、大(・)切(・)な(・)母(・)親(・)で(・)あ(・)る(・)ア(・)マ(・)テ(・)ラ(・)ス(・)を(・)四(・)つ(・)ん(・)這(・)い(・)に(・)し(・)て(・)そ(・)の(・)背(・)に(・)乗(・)る(・)リンドが嗜虐心に満ちた笑みを向けながら口を開く。

 

「やぁ、佐久夜。紹介するね。僕と『契りの儀式』を交わして明確な従者の立場に堕ちたネノクニの神にして君の母親『雌牛のアマテラス』だよっ!!」

 

「んもぉぉぉ―――っ♥」

 

 背に乗る主(・)の言葉を肯定するように、アマテラスは四つん這いのまま牛の鳴き声を天幕内で上げた。

 その光景を前に遂に精神が限界を迎えたのか、佐久夜の意識は急に途絶えて視界が薄れていくのだった。




という訳で母娘対面。
しかも母親の方は雌牛状態です。

次回は遂に佐久夜が様々な真実(ツクヨミを除いて)を知ります!

アマテラス、佐久夜、琴乃の妊娠時期について。

1.玄武の社攻略後に堕ちた琴乃と三人とも腰をヘコヘコ振っておねだりし妊娠。
2.四聖の社攻略後に三人とも腰をヘコヘコ振っておねだりし妊娠。
3.サヨ関連終了後に三人とも腰をヘコヘコ振っておねだりし妊娠。
4.イザナミを保護した後に四人で腰をヘコヘコ振っておねだりし妊娠

アマテラス、佐久夜、琴乃の妊娠について。

  • 琴乃が堕ちた段階で孕ませる
  • 四聖の社全て攻略後に孕ませる
  • サヨ関連終了後に孕ませる
  • イザナミも加え、四人そろって孕ませる
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