※この作品はR-18です。

IZUMO2〜鬼畜ショタ性記〜   作:イズモ

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神の娘・佐久夜番堕ち編 14

 青龍の社とされる洞窟に辿り着くまでの試練の場と化した空間。

 十層にも及ぶ空間で『道祖』と言う石像を探し、道中様々な悪霊を模した影や守護者の役割を担った『成り代わり(ドッペルゲンガー)』達も襲いかかる危険な場所と化していた。

 今後、青龍の洞窟に試練を乗り越えて辿り着ける者がいるのかと言うほどの試練場だが、施した当人である『弓』に加え、青龍本人も愛娘である青蘭に他里の者が会う為に相応しいと認めてしまっているのでどうすることも出来なかった。

 そして『成り代わり(ドッペルゲンガー)』達の試練場での拠点は、正規の層ではなく五層目に隠された『落とし穴』に落ちた先にある層の間の空間だった。

 本来ならば悪霊を模した影などが大量に犇めき、それらを全て倒さなければ脱出の為の『道祖』が出現しないという凶悪な罠を利用して拠点を作っていたのだ。

 その拠点には、『黄泉平坂』から回収したアマテラス達の里の兵たちが持ち込んだ物資の一部が利用されていた。

 リンド達が疑問に思っていた『成り代わり(ドッペルゲンガー)』達が使用していた武器や装飾品の出所は、『黄泉平坂』に長期遠征の為に里の兵達が運んだ物資だったのだ。

 馬などは青龍の洞窟の前で過ごさせて、大半の物資は社の建設に利用されている。

 『成り代わり(ドッペルゲンガー)』達の拠点に設置されているのは、本来ならば将であるカグツチと軍師であるツクヨミが使用する筈だった天幕。

 その天幕の中で行われているのは、淫靡極まりない背徳の宴だった。

 

「佐久夜。そろそろ起きなさい」

 

「っ♥ ひぐぅぅぅぅぅ―――っ♥」

 

 寝ている子を起こすような慈しみに満ちた声と共に、佐久夜が感じたのは下半身から脳天まで貫くような快感の衝撃だった。

 腰が持ち上がり、秘裂からは愛液が迸り、天幕内に満ちていた濃厚なまでの淫靡な匂いと混じりあう。

 

「はぁっ♥ はぁっ♥ な、何が起きて……っ!?」

 

 絶頂の衝撃で意識を取り戻した佐久夜が顔を上げて最初に見たのは、むっちりとした大きなお尻だった。

 熟成された尻肉は柔らかくフルフルと佐久夜の目の前で揺れ、無(・)毛(・)の(・)秘(・)裂(・)から濃厚な雌香が発せられて卑猥な花弁からは白濁した粘ついた愛液が零れている。

 既に佐久夜の上に乗っている誰かは天幕内の淫靡な雰囲気に呑み込まれている事を示すように、誘うようにむちむちと柔らかな尻肉が左右に揺れ動く。

 白くきめ細かい肌が一層美しさと淫らさに拍車をかけているが、佐久夜の視界にはそれを上回る無様な光景も広がっていた。

 

「は……敗者……」

 

 白くきめ細かい肌の尻肉には、『敗者』と言う文字が描かれていたのだ。

 しかも良く見れば、穿いているであろう緋袴が無残に破られる形で下半身が露出しているために尚更に『敗者』と言う文字が相応しい姿になっている。

 その上に豊かな尻肉の間に隠されている肛門からは木の輪のようなものが出ていた。

 

「な、なんなのこれ……」

 

「フフッ、驚いた、佐久夜?」

 

「っ!? リ、リンド!?」

 

 頭の上の方から聞き間違えることなどない愛しい相手の声に、佐久夜は首を仰け反らせて上を向く。

 身体の上に人が乗っているせいで起き上がれないからこその行動。或いは自身の身体の上に乗っている相手の正体から目を逸らしたかったのもあるのだろう。

 だが、佐久夜が顔を向けた先にも目を逸らしたくなるような光景が広がっていた。

 

「んちゅっ♥ ちゅぱっ♥ ちゅぽちゅぽちゅぽっ♥ れろれろっ♥」

 

「ぴちゃっ♥ ちゅっぷ♥ んはぁっ♥ ぺろっ……くちゅくちゅっ♥」

 

 佐久夜が顔を向けた先には、確かにリンドが居た。

 だが、そのリンドは首から輝く宝玉を着けた首飾り以外の全ての衣服を脱いで裸で椅子に座っていた。

 その股間で雄々しくそそり立っている剛棒の左右には、いぶきとなずなが寄り添い、夢中になって綺麗な舌で何度も撫で上げ、時には拳のようにさえ思えるほどに亀頭に口づけまでしている。

 空いている手で大きな睾丸に奉仕することも二人は忘れておらず、主であるリンドへの奉仕には一切手を抜かず恍惚とした様子で熱中していた。

 すぐ傍で佐久夜が床に寝かされて、誰かに乗られているにも関わらずに。

 

「……な……なにして……るの?」

 

「何って、見れば分かるよね。僕(・)に(・)仕(・)え(・)て(・)い(・)る(・)雌(・)犬(・)巫(・)女(・)のいぶきとなずなの奉仕を受けてるんだよ」

 

 当然のようにリンドは、佐久夜にいぶきとなずなの立場を明確に告げた。

 だからこそ、佐久夜は信じられない。いや、信じたくないのだ。認めてしまえば、これまで過ごした日々が偽りであった事を思い知らされるのだから。

 

「め、雌犬……み、巫女って……いぶきとなずなは……お、お母さんに仕える巫女で……」

 

「いぶき、なずな。君達は誰に仕えているの?」

 

『私(ウチ)はご主人様と宗家となられる方々にお仕えする雌犬巫女です♥』

 

 一切の迷いもなくいぶきとなずなは心の奥底、いや魂の奥底まで捧げた声と目をしながら宣言した。

 その声と二人の様子を見れば、本心から椅子に座るリンドに全てを捧げている事が佐久夜には分かってしまった。

 よく言えたと言うようにリンドがいぶきとなずなの頭を撫でれば、心地よさそうな顔をして撫でられたままでいる。

 明らかに年下の少年であるリンドに上から目線で何かをされても、いぶきとなずな、いや雌犬巫女に堕ちた全員が喜んで受け入れるほどに心酔しているのだ。

 その光景を目にした今は困惑の方が大きいのか、呆然とした様子でリンド達を見つめるしかなかった。

 

「と言う訳だよ、佐久夜。この二人、いや、里にいるア(・)マ(・)テ(・)ラ(・)ス(・)に仕えていた巫女衆はね。巫女見習いの者達も含めて全員、僕とその家族達に仕える『雌犬巫女』か『雌犬巫女見習い』の雌犬巫女衆に成ってるんだよ」

 

「う、うそ……全員って……まさか……葉子も……」

 

 自分が産まれる前からずっと母に忠誠を誓い続けていた巫女頭である葉子まで含まれている事が信じられず、佐久夜は声を震わせながら呟いた。

 リンドはニッコリと微笑みを浮かべると、逆さまになっている佐久夜の前に何処からともなく伸びてきた蔦の先が現れる。

 その蔦の先には一枚の紙のような物が張り付いていた。何かと思って視界が逆さまになったまま佐久夜は見つめ、次の瞬間目を見開いた。

 

「よ、葉子……」

 

 紙に写っていたのは母であるアマテラスに絶対の忠誠を誓っていた筈の巫女頭である葉子。

 だが、紙に写っている葉子の姿は無様としか評せなかった。一糸纏わぬ見事な裸体を晒しながら、頭の後ろで両手を組み、左右に両足を広げた蹲踞の姿勢で無様で下品な姿勢を取っていた。

 その上に巫女服に隠されていた熟した豊満な乳房の上乳には『雌犬』と描かれ、いぶきとなずなのように両乳首には鈴が結わえられ、更に陰核にも鈴が結わえられている。

 これで表情もだらしなければ同じ女性として軽蔑していただろうが、何故か表情だけでは佐久夜の知る凛々しく真剣さに満ちた顔をしている。尤もそれが逆に葉子自身の意志で行われている事を強調していた。

 その上に股の方を見て見れば、葉子の股の間からは黄色の汁が迸っている。

 女性としての恥部を全て晒し、失禁している葉子が紙には確りと写っていたのだ。

 

「……こ……こんなの……」

 

「よく写ってるでしょう? それはね。僕がアシハラノクニのカメラって言う光景を残す道具を参考にして開発した『転写の術』って言う術で紙に写したものだよ。それを撮ったのは三日前の雌犬巫女達への事情説明を行った時だよ」

 

「っ!?」

 

 何気ないように言いながらも、リンドが口にした言葉の意味を理解してしまった佐久夜は更に驚愕する。

 写っている葉子達の姿はともかく、色まで付いて紙に細部まで精巧な光景を転写する術など佐久夜の知る限り聞いた事がない。似たような物もツクヨミがアシハラノクニから持って来た新聞や出雲学園にあるものぐらいだ。

 それをネノクニで再現する術を開発したと言われ、こうして実物を見せられたのだから信じるしかない。

 

「そして勿論、撮ったのは雌犬巫女頭の葉子だけじゃないよ」

 

 リンドがそう告げると共に葉子が写る紙が貼り付けられている蔦とは別の蔦が複数伸びてきて、やはり先端に張り付いている紙を佐久夜に見せつける。

 その紙にはそれぞれ『舞歌』、『護』、『勇』、『莉音』、『初花』、『祈』など里にいる筈の巫女達が写っていた。

 しかし、全員が葉子同様に上乳に『雌犬』或いは『雌牛』と文字が描かれ、頭の後ろで両手を組んで、左右に両足を広げた蹲踞の姿勢で失禁していると言う恥辱に満ちた姿で写っている。しかも全員が勃起した乳首と陰核に鈴が結わえられ、愛液で濡れ切った秘裂から失禁している。

 それでいて表情だけは凛々しく写っているのだから異様としか言えない。

 

「ああ……う、うそ……うそだよ……」

 

「事実だよ。さっきも言った通り、ア(・)マ(・)テ(・)ラ(・)ス(・)に仕えていた巫女衆は、全員僕とその家族に仕える雌犬巫女衆に堕ちたんだよ。だから、今佐久夜がいぶきとなずなに助けを求めても無駄。だって、この二(・)匹(・)の雌犬巫女が仕えているのはアマテラスや佐久夜じゃない。その証拠に……」

 

 リンドの言葉に応じるようにいぶきとなずなは椅子の左右に移動する。

 何時の間にか、リンドが座っている椅子の左右の地面から先端が丸くなった木が生えていた。

 迷うことなくいぶきが右側の方の木に移動し、なずなは左側の方の木に移動する。

 二人は木の先端が自身の愛液で濡れる秘裂に入るようにしながら蹲踞の姿勢をとって両足を左右に広げ、陰核に鈴が結わえられ、愛液で濡れ切って開いている薄(・)く(・)陰(・)毛(・)に(・)彩(・)ら(・)れ(・)た(・)秘(・)裂(・)を晒した。

 その上にいぶきの爆乳の上乳には『雌牛』の文字が描かれ、なずなの小ぶりな美乳には『雌犬』と文字が描かれ、両手は頭の後ろに組んで汗で濡れる脇まで晒す女性の恥部を全て曝け出す姿勢を命じられる事無くいぶきとなずなは地面から生えている木の上で取った。

 腰を落とせばそのまま秘所の割れ目に入り込んで咥え込む事を期待しているのか、いぶきとなずなの割れ目から愛液が止まる事なく木に零れて濡らしていく。

 

「んぅっ…はぁっ…はぁっ♥ ……はぁぁぁっ♥」

 

「あぁっ…ふぅっ…くぅっ…はぁっ…♥ あぁぁっ♥」

 

 目の前で佐久夜が『敗者』とむっちりとしたお尻の主に乗られて、地面に寝かされている事が分かっていてもいぶきとなずなは助ける様子など無く、熱く濡れた甘い吐息を溢し続けて自身の秘裂の真下にある木を見つめている。

 抑制の術も弱められて、主であるリンドの雌の本能を刺激する強烈な雄臭を発する剛棒を嘗め回していた二人の高ぶりは既に限界に近い。

 二人の股下にある木は、たっぷりとリンドが出現させ、気がたっぷりと籠っている疑似的な張り型。

 

(ああっ♥ これあかん♥ 子宮が疼き過ぎて、絶対にオマンコに挿ったら、そのままイッてまう♥ オッパイもでてまうやろし、佐久夜様にウチが『雌牛』って事も知られてまうわ♥)

 

(んくぅっ♥ 我慢なんて無理よ♥ 一番欲しいのはご主人様のチンポだけど、ご主人様の気が宿ったこの張り型も絶対に気持ち良いに決まってるんだから♥)

 

「ほら、この通り。僕が命じるまでもなく、二人は進んで自分の痴態を晒すほどに忠実なんだ。そして僕の命令にも忠実に従う。だから……無音」

 

(今の術は、『忌玉』の最大呪法と同じ!?)

 

 平然と忌玉の最大呪法と同じか或いは似た効果を持つ術を使用したリンドに佐久夜は戦慄する。

 その効果はすぐに分かった。アレほどの激しく聞こえていたいぶきとなずなの吐息が、全く聞こえなくなったのだ。

 

「今の術は本来は使用者が発する声や音を周囲に聞こえなくする術だけど、ちょっと応用すれば術を掛けた相手が聞こえる声や音の対象を選べるようになる。今で言えば佐久夜には僕の声しか聞こえない。でも、僕の声はちゃんといぶきとなずな、そして佐久夜の上に乗っている相手に届いている。その証拠に、いぶき、なずな、暫らく挿入は許さないけど、慰(・)め(・)て(・)い(・)な(・)よ(・)」

 

 その指示を聞いたいぶきとなずなは頭の後ろで組んでいた両腕を解いて、すぐさま自身の胸や秘裂を弄り出す。

 いぶきは佐久夜よりも大きな爆乳を揉みしだき、時には下から掬い上げるように持ち上げて自分の口で鈴が結わえられている乳首を噛んだり吸ったりまでしている。

 下半身の方はより深く腰を下げ、胸同様に豊かな尻肉の谷間に主の気が宿っている木を挟み、そのまま上下させたり、或いはお尻を左右に振る。

 その度にいぶきの肌からは汗が、秘裂からは白濁した愛液が床に飛び散り、天幕内に充満している淫靡な匂いを更に濃厚にしていく。

 隣にいるなずなもまた激しい自慰に溺れていた。この場で一番小ぶりな美乳のなずなでは、隣のいぶきのような事は出来ない。だが、片手で胸と乳首を弄り回しながら、もう片方の手で愛液で濡れ切った秘裂に指を入れて激しく出し入れする。

 それを左右の手で交互に行ったと思えば、なずなは自身の愛液で濡れた両手を肌に這わせながら腰を左右にくねらせていやらしさを強調する。

 時にべっとりと粘ついた愛液がついた自分の指を舐め、なずなは仕草や動作も加えて慰めていく。

 なずなの自慰は淫猥な踊りだった。そもそも雌犬巫女はリンドの施した抑制の術が完全に解かれない限り、絶頂に達する事が出来ない。かといって抑制の術が無ければ、雌犬巫女達は日常生活を送ることが出来ず、常に淫猥な事ばかり考えて決して満足できない自慰に耽り続けるしかないのだ。

 

「そ、そんな……そんなぁ……」

 

 佐久夜は理解した。いや、理解するしかなかった。

 共に青龍の洞窟を目指していたいぶきとなずなは堕ちて、自身の想い人であるリンドに心から、いやそれ以上に深いところで仕えているのだと。

 

「い、何時から……」

 

「う~ん、その質問はいぶきとなずなが雌犬巫女になった時期の事? それとも……僕(・)が(・)一(・)族(・)再(・)興(・)の(・)為(・)に(・)行(・)動(・)を(・)始(・)め(・)た(・)時(・)期(・)に(・)つ(・)い(・)て(・)か(・)な(・)?」

 

「っ!?」

 

「フフッ、佐久夜には話してなかったね……僕の生涯の目的は『一族再興』。それもより強い一族を再興する事が生涯の目的なんだよ。それが唯一生き残った僕の責務であり、母様や父様、そして家族の皆に望まれた事……だから、僕は一族再興の為ならどんな事でもするし、怨敵であるヒミコへの復讐も後回しにする」

 

 何よりも優先すべきは『一族再興』。その絶対意思を感じて佐久夜は息を呑み、リンドが発する気迫に取り込まれてしまう。

 言いたい事が沢山あるはずなのに、愛(・)し(・)い(・)想(・)い(・)人(・)の凛々しい姿を見たいと場違いな想いさえ佐久夜の心は思ってしまう。それは既に佐久夜自身も戻れないほどに堕ちている事を意味するのだが、その事実にまだ佐久夜本人は気が付けず、リンドの話を聞いてしまう。

 

「前に話したヒミコと軍勢に里が襲われた話は本当だよ。違うのは……僕の記憶が封印なんてされてなかった事と『妖やかしの森』に転移した訳じゃなかった事だよ」

 

「っ!?」

 

「『妖やかしの森』に着くまで一月ぐらいは必要だったかな? 何せ最初の頃は一族最後の生き残りに発現する血の呪縛。簡単に言えば、『次代の子を為せ』と言う呪縛が発現して僕の身体の一部が急成長して衝動と共に苦しんだからね」

 

「そ、それって……」

 

 自然と佐久夜の視線が椅子に座るリンドの股間で雄々しくそそり立っている剛棒に向いた。

 不(・)思(・)議(・)な(・)事(・)に(・)、何時もならば見た瞬間に狂おしいまでの疼きと高ぶりを子宮が発し、膣肉が蠢いて愛液を垂れ流す筈のに、その衝動を佐久夜は一切感じていなかった。

 

(今はいやらしい事を考えている場合じゃないんだから……ちゃんとリンドの話を聞かないと)

 

 佐久夜は気が付いていない。

 本来ならば抱くはずの怒りや悲しみや、抵抗もしないで『リンドの話を聞かねばならない』と冷静に認(・)識(・)している自分の異常を。

 意識が戻った時に走った強烈な快感を引き起こしたのが誰なのかも。そして今の自分の目線が椅子に座るリンドの顔ではなく、そそり立つ剛棒に向いている事にも気づかずに佐久夜は話を聞く。

 

「佐久夜も青龍から聞いているでしょう? 僕らの一族が一人残らず滅んだ場合、ご先祖様達がイザナミ様よりも受け取った『八尺瓊』は消滅し、内包されている理を紡ぐ力と整える力はそれぞれアマテラスとカグツチ様に宿る。だけど、宿った力が馴染むまでの間二人は動けなくなってしまう。そしてこれはイザナミ様の代でもあったこと……つまり、半身であった邪神ヨモツオオカミに理を紡ぐ力と整える力に戻ると言う事だよ」

 

「邪神ヨモツオオカミに理に関わる力が!?」

 

 それがどれほど危険な事なのかは、母と父から伝えてヨモツオオカミに関して聞いている佐久夜でも分かる。

 二つの世界の崩壊を何よりも望んでいたヨモツオオカミならば、理に関わる力を得れば即座に回りくどいことなどしないで世界の崩壊に臨んでいた。

 そうさせない為に古の時代にリンドの一族はヨモツオオカミと契約を交わして、互いに不干渉となった。

 

「でも、最悪の事態を考えた当時のご先祖様達は、一族が最後の一人となった時に発現する呪縛を血に施した。子供の男児ならば子を為せるようにこうして体の一部が急激に成長し、女児ならば身体全体が子を為す最適な肉体に成長するんだ。勿論、その時には激痛が走るし、『子を為せ』って衝動が絶え間なく襲いかかる。そうだね、青龍のように後先も考えずに行動してしまうってところかな」

 

 冷静沈着な青龍でさえ、我を忘れて攻撃までしてリンドを連れ去ってしまうほど凶悪な衝動。それと同じ衝動に一月も耐えていたという事実に佐久夜は戦慄を抱く。

 

「衝動に呑み込まれていれば、多分何処かの里を襲って其処にいた雌(・)の資質とかも考えずに子を孕ませていたかもね」

 

「め、雌って……何を言ってるの?」

 

「ああ、そう言えば言ってなかったね。僕はね、佐久夜……女(・)性(・)を(・)雌(・)と(・)し(・)か(・)認(・)識(・)出(・)来(・)な(・)い(・)ん(・)だ(・)よ(・)。精霊であろうと神であろうと……そして君も僕にとっては番の雌の一人でしかないんだよ」

 

「っ!?」

 

 ハッキリとリンドは告げた。

 佐久夜が望んでいるような母と父のような互いを想い合う男女の恋愛。リンドはそれを望まず、雄と雌の、ある意味ではネノクニでは当たり前の事を行おうとしているのだ。

 椅子から立ち上がったリンドは衝撃の余り固まる佐久夜に向かって近づきながら、再び何処からともなく六(・)本(・)の蔦を出現させ、その内の四本を動かす。

 動いた四本は佐久夜にやはり先についた紙をそれぞれ見せていく。

 

(桃花様!? そ、それに……)

 

 一番最初に衝撃の余り固まる佐久夜が最初に見たのは母性に満ち溢れた顔で微笑みながら椅子に座る桃花と、その腕の中で安らいだ顔をして眠る赤ん坊-李花-が写る姿。

 

(青龍様。青蘭ちゃん)

 

 次の紙に写っていたのは佐久夜も知る青龍が椅子に座り、その腕に抱かれてジッと見つめるような顔をしている青蘭の姿。

 

(か、蔓様……)

 

 その次の紙には出雲学園の守護精霊であるはずの蔓が、揺り籠の中で眠る深緑色の髪の赤ん坊-樹理を慈愛に満ちた眼差しで見守っていた。

 

(白虎様……)

 

 四本目に張り付いていた紙に写っていた白虎のみだが、寡黙な白虎が浮かべるとは思えない安らぎと慈愛に満ちた微笑みを浮かべながら腹部に手を当てる様子が写っていた。

 

「今写っていたのは僕の番で『真の契りの儀式』を結んでいる桃花、青龍、蔓、そして白虎と大切な僕の娘達だよ」

 

 ドンっと佐久夜は目の前が真っ暗になるような衝撃を再び味わった。

 愛しい想い人が既に青蘭以外に後三人も子を為していた。それも自分ではなく他の相手との間に。

 余りの事実に何もいう事が出来ずに固まる佐久夜に、リンドは嗜虐に満ちた笑みを浮かべながら話を続ける。

 

「残念だったね、佐久夜。でも、四人とも精霊だからね。人との間に最初に子を為すのは佐久夜だって決めてるから安心して。それまでは漸く子を孕めるまで器が完成した雌犬巫女達とも子を為さないからさ」

 

「……どい……酷いよ、リンド……私、本当に、リンドの事が……」

 

 最早佐久夜は悟るしかなかった。

 心の底から愛しいと想っていた相手がずっと自身を偽って過ごしていたことを。最初からリンドは記憶を失っておらず、『真の契りの儀式』を結んでいた桃花の伝手を使って里に入り込んだのだという事を。

 

「ごめんね、佐久夜。最初に桃花に頼んでアマテラスの里に訪れたのは、強い子を産める相手が沢山いると思っていたから。ネノクニの神が治める里なら、きっとそれなりの数がいると思ったから蔓がいるアシハラノクニの学び舎に行くのを後回しにしたんだ……ところがね……たったの二(・)人(・)しかいなかったんだよ。強い子供を産めるって確信できる相手が……」

 

 その声を聞いたいぶきとなずなは自慰をするの止めて、直立姿勢で立って顔を俯けた。

 まるで罪人が刑を言い渡されるように立つ姿が、主であるリンドの求める領域に至れていなかった過去の自分に対する申し訳なさを物語っていた。

 

「正直最初にアマテラスの里に訪れた時は失望を覚えたよ。当時は力を失っていたツクヨミ様はともかく、アマテラスやカグツチ様に頼り切っていた里。本来ならば二人を守らなければならない立場にある兵や巫女達は頼り切っていた……色々と考えを変える切っ掛けはソレだったかもね。どちらにしても二人しか当時のアマテラスの里にはいなかったんだよ。一人は言うまでもなく佐久夜……君だよ」

 

 微笑みながらリンドは告げるが、佐久夜自身は涙で濡れた目で睨んでいた。

 

「……う、嬉しく……ないよ」

 

 こんな形で言われたくなかったと佐久夜は心から思っていた。

 残念そうに肩をリンドは竦めながら、残る二本の蔦の内、一本を佐久夜の前に移動する。

 

「そして二人目はこの相手だよ。後ろ姿だけど、佐久夜ならすぐに分かるよね」

 

 そう言いながらリンドは佐久夜に誰かの後ろ姿が写っている紙を見せた。

 紙に写っていたのは。白い褌を穿いた裸の女性の後ろ姿。背中側しか見えないが、それでも紙に写っている女性から発せられる色香は隠せなかった。すらりとした手足に引き締まっていてくびれた腰に染み一つない綺麗な肌。

 だが、その姿勢は先ほどいぶきとなずなが佐久夜の目の前で取った中腰になって両足を蟹股に開いていた。

 両手は頭の後ろではなく、自分の胸を持ち上げているのか写っていない。

 腰まで届きそうな綺麗な藍色にも見える黒髪は、頭の左右でくくられてツインテールにされていた。それによって隠されずに済んでいる綺麗な背中には、『契り済み』の文字が描かれていた。

 下半身の方は両足を左右にはしたなく広げているために、穿いている褌がむっちりとしたお尻の谷間に食い込んで豊かさといやらしさを強調していた。

 その強調されている尻肉も、当然のように文字が描かれている。

 

『敗者』

 

 と言うその相手の現状置かれている立場を示す文字が。

 そして『敗者』の文字を尻肉に描かれている相手は、今佐久夜の上に乗っている。

 

「さぁ、此れは誰かな? ヒントは『君の身近な人』。答えてね、さ・く・や」

 

「ああ……ああ……」

 

 上手く呼吸が佐久夜は出来なくなった。

 例え後ろ姿で髪型を変えられていても、佐久夜がその相手を見間違える筈がない。

 だからこそ、答えない。答(・)え(・)た(・)く(・)な(・)い(・)の(・)だ(・)。

 言ってしまえば、もう取り返しがつかず目を逸らすことが出来なくなってしまうのだから。

 無言を貫こうとする佐久夜の様子にリンドは、ゆっくりと手を伸ばす。その手の先にあるのは佐久夜の上に乗った相手の『敗者』と尻肉に描かれている誰かのお尻。

 その深い尻の谷間の間から出ている木の輪に指を引っ掛け、そのまま引っ張った。

 

「ひいいいいっ♥」

 

「っ!?」

 

 リンドが木の輪を引っ張ると共に甲高い嬌声が上がり、佐久夜の目の前で上に乗っている誰かの肛門から丸い木の球体が出てきた。

 

「佐久夜の上に乗っている相手は、ケツ穴狂いなんだよ。ケツ穴の快楽に目覚めて、自分で慰めるだけじゃ足りなくて、僕のチンポでケツ穴の処女を散らしてケツマンコになったんだよ。その証拠に……」

 

 言いながらリンドは指に引っ掛けたままの木の輪を引っ張ると、最初に肛門から出た木の玉と更に繋がっていた玉が肛門を広げながら出て来る。

 

 ずぼっ!

 

「んはあぁぁぁぁぁっ♥」

 

「この通り、すっかり快感を感じるようになってるんだよ。このケツマンコにチンポを挿れるとね、キツク締め付けてきて孕めもしないのに自分からも腰を振って子種を求めて来るんだ。射精した後にチンポを引き抜いて、お腹に溜まった精液が排泄する時なんてイキ続けて凄いよ」

 

 ずぼっ!!

 

「ひぅぅぅうっ♥ ん゛ぅぅうっ♥」

 

「止めて! もう止めてぇぇっ!?」

 

 耳に嫌でも届く快楽に溺れた喘ぎ声と真上にある秘裂から触れてもいないに飛び散る愛液を浴びながら、必死に佐久夜はリンドに願った。

 

「じゃあ、早く答えなよ。球は全部で五個入ってるから後二つ出る前に言わないと、お仕置きもあるよ」

 

「っ!?」

 

 リンドの言葉に反応したのは佐久夜ではなく、今まさに肛門を弄ばれている者だった。

 一度『お仕置き』を受けてしまったからこそ、大(・)切(・)な(・)娘(・)をあんな目に遭わせたくはないと思うのは当然。

 声を掛けるのは禁じられているために、肛門をキツク締め付けて玉が出るのを防ごうとする。

 指をかけている輪から、必死な抵抗を感じたリンドは嗜虐に満ちた笑みを浮かべる。

 

「フフッ、佐久夜に乗っている誰かも頑張ってるよ。答えは誰なの?」

 

 観念したかのように佐久夜は目を閉じる。

 その綺麗な顔には上に乗っている相手の秘裂から零れた愛液で濡れていくが、構わずに佐久夜は一刻も早くこの状況を終わらせる為に口を開く。

 

「……さん……わ、私の……お母さん!!」

 

「正解!!」

 

 ズボズボッ!!

 

 佐久夜が答えると同時にリンドは一気に輪を引っ張り、肛門の中に残されていた二つの玉が順番に引き抜かれた。

 事前に合図でも送られていたのか、同時にいぶきとなずなも腰を落として真下に立っていた木の張り型を秘裂に勢いよく挿入した。

 そして次の瞬間、天幕内に三つの絶頂に達した事を告げる嬌声が響き渡る。

 

『ん゛ぁぁあっ♥ い、イクぅぅう――――っ♥』

 

 ぶしゃぁぁぁぁぁっ!!!

 

 絶頂を告げる嬌声が上がると共にいぶき、なずな、そして佐久夜の上に乗っている女性の秘所から潮が噴き出た。

 目が虚ろで呆然とするしかない佐久夜の視界に、最後の蔦に張られた六枚目の紙がうつる。

 その紙は五枚目の後ろ姿を正面側で写したもの。紙には綺麗な黒髪をツインテールにしている母であるアマテラスが写っている。

 だが、その両手は上乳の部分に『雌牛』、下乳に『母乳』と描かれた胸を下から掬うように持ち上げている。更に両足は下品に蟹股に開きながら中腰になっている。

 秘所は白い褌で隠されているが、グッショリと愛液で濡れている上に中腰でいる為に食い込んでいる様子まで写っている。その上に、なだらかな腹部にはハッキリと文字が描かれていた。

 

『契約者リンド』

 

 その言葉の意味を佐久夜が分からない筈がない。

 そして佐久夜の耳に大切な母親と『契り』を交わした愛しい相手の声が届く。

 

「さぁて、そろそろ僕も我慢の限界だから、たっぷり犯させて貰うよ、佐久夜」




次回は母であるアマテラスに見られながら佐久夜との本番です。

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アマテラス、佐久夜、琴乃の妊娠について。

  • 琴乃が堕ちた段階で孕ませる
  • 四聖の社全て攻略後に孕ませる
  • サヨ関連終了後に孕ませる
  • イザナミも加え、四人そろって孕ませる
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