※この作品はR-18です。

IZUMO2〜鬼畜ショタ性記〜   作:イズモ

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番外の2で予告通り七海のエロです。
但し前編的な扱いになってしまいました。

感想、評価の方はありがとうございました!
励みになります!
liol様、誤字報告ありがとうございました!

アンケートの結果ですが、再び同着で。

『ドッペルゲンガー(なりすまし)』
『ヒダル神』

の二体になってしまいました。
取り敢えずどちらか片方を青龍の社攻略で出して、もう片方は次の社で出す事にします。
後番外でも渚と美由紀の攻略に利用しようかなと思いつきました。


番外『リンドが過去の平行世界に飛んだら 2(七海編)』

 ヒュッと空気を裂くような音がなると共に一本の矢が真っ直ぐに進み、設置されていた的の中心に突き刺さった。

 その矢を放った弓道着に身を包んだ茶色の髪を白いリボンでポニーテールに結んでいる少女-『水瀬七海』は、張り詰めるような空気を纏いながら残心を行なって構えていた弓を下ろす。

 一連の様子を見ていた『塔馬ヒカル』は、見事な必中を見せた七海を褒める為に口を開く。

 

「うん。完全に調子を取り戻したんじゃないかな、七海ちゃん」

 

「ありがとうございます、先輩」

 

 褒められた七海は弓を構えている時の凛々しい顔を綻ばせて微笑んだ。

 その様子を見たヒカルは、七海が立ち直れたことを確信して内心で安堵する。

 

(七海ちゃんが立ち直ってくれて良かった、青龍の洞窟で活躍出来なかった事を気にして落ち込んでいたからなぁ)

 

 自分達の世界に戻る為に力を得る為の方法として、アマテラスの勧めもあってネノクニの守護神である『四聖獣への試練』を行なう事をヒカル達は決めていた。

 その四聖獣の一人である青龍の試練にヒカル達は挑み、大変ではあったが協力し合って試練を乗り越える事に成功した。だが、その中で弓と言う遠距離武器を扱う七海は余り活躍出来ずにいた。

 何せ青龍が扱うのは『木』属性の風であり、しかも神獣の姿では暴風を全身に纏っている。そんな相手に矢を届かせるのは至難の業。後方からの支援も思うようにいかず、逆に青龍が風を操って七海の放った矢をヒカル達に返すと言う事までされてしまった。

 同じ後方からの支援を主にしていた綾香が、目(・)覚(・)ま(・)し(・)い(・)活(・)躍(・)を見せていただけに七海は一緒に試練を挑んだのに、肝心の青龍との戦いで役に立てなかった事で深く落ち込んでしまっていたのだ。

 

(って言うか、あの時の綾香さん。アマテラスも驚くぐらい凄かったからなぁ)

 

 青龍の洞窟での綾香の活躍は凄かった。

 これまでもヒカル達にはない発想や知恵で窮地を救われた事があったが、青龍との戦いでは勾(・)玉(・)の(・)呪(・)法(・)を(・)組(・)み(・)合(・)わ(・)せ(・)る(・)と言う新たな戦い方を見せたのだ。

 風の呪法と火の呪法を合わせたりなど、ネノクニの住民であるアマテラスは勿論、試練を行なった青龍も驚くような呪法の扱い方を見せたのだ。無論、それが出来るのは勾玉を投げるだけで呪法を発動できる綾香だからこそなのだが、青龍の試練の前まではただそれぞれの種類の勾玉を投げる単発の呪法だった。

 

(綾香さんも俺達の知らない努力していたんだな)

 

 仲間達の中で唯一武道を習っていないのが綾香。

 発想の転換や火炎スプレー、火炎放射器、今は改造モデルガンなどで戦ってくれているので悪霊との戦いでも足手纏いにはならなかったが、それでも新たに会得した戦い方のおかげでより一層頼りになる女性になった。

 しかし、その反面、同じ後方での戦いを主にしていた七海は少なからずショックを受ける事になってしまった。

 自慢の弓が全く通じないどころか、逆に仲間達に返されてしまう戦いの経験は、心優しい七海の心に深い影を落としてしまった。

 勿論、ヒカル達は気にしていない。青龍は途轍もない相手だったのだから。最終的には青龍との『契りの儀式』を結ぶ事にも成功した。だが、やはり七海の心は晴れなかった。

 学園に戻ってから弓の鍛錬により一層打ち込むようになったが、心の乱れの影響か思うように的に当たらなくなってしまった。

 そんな七海をヒカル達は心配し、一先ず綾香がケアすると口にして茶道室から保(・)健(・)室(・)で(・)七(・)海(・)を(・)過(・)ご(・)さ(・)せ(・)る(・)よ(・)う(・)に(・)な(・)っ(・)た(・)。そして保健室で七海が過ごすように成ってから四(・)日(・)経った今では……。

 

「見ていて下さい、先輩……はっ!」

 

 ビュンッ!!

 

「おおっ!」

 

 七海が弓から放った矢は、弧を描くように鋭く曲がりながら先ほど的に中心に当たった矢に重なるように突き刺さった。

 曲芸撃ちの技だが、正確に前に放った矢に突き刺さった点から見ても、七海が狙って放ったのは明らかだった。

 

「凄いじゃないか。ただ、真っ直ぐに矢を飛ばせるだけじゃなくて、今みたいな事も出来るようになったなんて」

 

「ええ、これなら物陰に潜んでいる悪霊にも当てられますから。ただ、矢の羽の微調整が難しくなってしまって。切り札みたいなものですね」

 

「なるほど。七海ちゃんの新しい切り札って訳か」

 

「他にもこれまでは気にしていませんでしたけど、アマテラスさんが言っている霊力って言う力を矢に纏わせれば早くなったり貫通力が増したりする事が分かったんですよ」

 

「へぇ~、霊力か」

 

 アシハラノクニではゲームや本などでしか聞いた事がない力だが、ネノクニでは当たり前に扱う術がある。

 実際、ヒカル達が悪霊と戦えているのは無意識に身に宿る霊力を扱っているからであり、綾香と七海はそれを意識的に扱うようになっただけ。無意識と意識しての使い方ならば、後者の方が威力が増すのは当然だった。

 

「う~ん、俺も使い方を覚えた方が良いのかな?」

 

「良いと思いますよ。私はまだ覚え始めたばかりですから教えるなんて出来ませんけど、アマテラスさんにでも聞いてみたらどうですか?」

 

「アマテラスか。うん、そうするよ」

 

 七海の提案にヒカルは疑問を覚えることなく頷いた。

 そんなヒカルを微笑ましそうに七海は見ながら、汗で少しずれた弓道着の襟を直す。

 

(何か七海ちゃん……前よりも色っぽく見えるような?)

 

 元々可愛らしい美少女である七海だが、此処数日では色気のようなものが増したようにヒカルは感じていた。

 本人は何気ない動作をしているが、ドキッとするような事があるのだ。健全な男子であり、何人かの女性と既に経験済みなヒカルは胸を高鳴らせてしまうが……。

 

「もう、先輩のエッチ」

 

 瞬時にヒカルの視線に気づいた七海は、頬を膨らませて僅かに距離を取った。

 

「あっ、いや、違うよ!」

 

「もう……そう言うのは先輩に気がある人に向けて下さいね」

 

 窘めるように七海はヒカルに向かって告げた。

 言外に自分は気を向けていないとも告げ、ヒカルは思わず頭を掻きながら視線を逸らす。

 

「じゃあ、俺はそろそろ行くよ。七海ちゃんはどうするの?」

 

「私はこれからあの子に頼んでいた矢の手入れの様子を見て来ます」

 

「ああ、リンドにそんな事を頼んでいたのか」

 

 十(・)日(・)ほど前に突然出雲学園に現れ、綾香が世話をしている少年の事をヒカルは思い浮かべた。

 

(アマテラスは怪しいって言っていたけど、素直でいい子だよなぁ)

 

 術の失敗でこの地に飛ばされたとヒカル達に説明したリンド。

 一月ほどで使用した術が再使用になるからと、出雲学園に居候して主に綾香が面倒を見ている。他里の者で霊力を扱える事から、ネノクニの者であるアマテラスは警戒し、出来れば早期に出雲学園から出すべきだと提案しているが、十歳ごろのリンドを危険なネノクニに放逐するのは平和な世界で生まれ育ったヒカル達には納得出来ず、本人が言う一月までは出雲学園で暮らせるようにしていた。

 勿論、警戒して大人の女性である綾香のいる保健室で暮らさせているが、綾香には変(・)わ(・)っ(・)た(・)様(・)子(・)は(・)な(・)く(・)、一緒に過ごすようになった七海も問(・)題(・)な(・)い(・)と口にしている。

 青龍の洞窟から戻って来ても、出(・)雲(・)学(・)園(・)には変わった様子はなく、寧ろリンドは広い学園内を悪霊が潜んでいる部屋以外を綺麗にしていたぐらいである。無論、女性陣が暮らしている茶道室とヒカルが暮らしている宿直室には入っていない。学園を出る前に、アマテラスが張った結界には何の異常も無かったので間違いない、

 

(まぁ、アマテラスはこっちの世界の人だから仕方がないよぁ)

 

 実際、ヒカル達もアマテラスが治める村に来た当初は、武器を持った住民達に怪しい者だと囲まれた。

 長であるアマテラスのとりなしで何とかなったが、それはヒカルを救世主だと思ったアマテラスの口添えのおかげ。明らかにネノクニの住民の服装を着て、霊力まで扱えるリンドに対してはアマテラスが警戒するのは当然だった。

 

「それじゃあ、先輩。私、そろそろ行きます」

 

 考え事をしている間に弓の片づけを終えたのか、七海が声を掛けてきた

 

「ああ、リンドと綾香さんに宜しく」

 

 何気ないやり取り。ネノクニに来る前から続いていた日常。

 アシハラノクニに戻れば、少なくともヒカルが学園を卒業するまでは続くはずの光景。

 弓道場の出入り口に向かって行く七海の背をヒカルは見送る。だが、フッと七海はヒカルに向かって振り返り、何処か迷いから解放されたように感じる笑顔をヒカルに向けて口を開く。

 

「ヒカル先輩。さ(・)よ(・)な(・)ら(・)」

 

「えっ?」

 

 一瞬、七海が何処か遠くへ行ってしまうような感覚に襲われたヒカルは、思わず呼び止めようとする。

 しかし、七海はもう此処には用はないと言うようにヒカルに今度こそ背を向けて足早に弓道場から出て行った。

 

「……さ(・)よ(・)な(・)ら(・)なんて、変な事を言うな七海ちゃんは?」

 

 少なくとも食事の時間にはヒカル達は皆で一緒に過ごすのだから、すぐにではないが必ず会える。

 それに今は部屋は別でも学園内で暮らしているのだから、何処かで会う筈。七海の言葉の発言の意図が分からず、ヒカルは首を傾げる。

 

「……はぁ、考えても分からないか。言い間違えたのかも知れないしな……さて、七海ちゃんの言う通りアマテラスを探すか」

 

 幼馴染の後輩が立ち直って頑張っているのに、自分だけのんびりしている訳にはいかないと、霊力に関して詳しいアマテラスを探す為にヒカルは学園内を歩くのだった。

 ヒカルは知らなかった。七海が口にした別れの言葉。

 それは塔馬ヒカルと言う青年に、水瀬七海と言う少女が抱いていた淡い想いとの別れの言葉を意味していた事に。ほんの数日前までは確かにあった筈の七海とヒカルが結ばれる可能性。

 その可能性が鬼畜な少年の手に寄って潰えてしまった事を。その上に鍛錬で汗をかいているにも関わらずに、シャワーも浴びずにリンドの下に向かおうとしている違和感にも気づかず。

 そしてヒカルに背を向けると共に七海の頬が上気し、口から艶めかしく甘い吐息が零れている事にも気づく事は無かったのだった。

 

 

 ヒカルと別れた七海は学園内の廊下を歩き、保健室へと向かっていた。

 だが、その顔は弓道場で浮かべていた凛々しさに満ちた顔をから一転して熱に浮かされたような顔をしていた。頬は上気し、時折着ている弓道着の上から下腹部に触れて愛おしそうに撫でたりもしている。

 

(大丈夫……絶対に貴女を産んであげるからね♥)

 

 この時の七海の顔を綾香を除いた誰かが見たのならば驚いただろう。

 七海の顔に浮かんでいるのは確かな母(・)性(・)。自らの宿る筈の命を心の奥底から祝福する慈愛と幸福に満ちた顔を浮かべているのだ。

 

(……結局、ヒカル先輩に言えなかった)

 

 弓道場に向かう前、七海は決意を固めていた筈だった。

 ヒカルやアマテラス、渚に美由紀が知らない学園内に正体を隠して過ごしている鬼畜な少年の正体を告げる事を。その鬼畜な少年の手によって、自分達が姉のように慕っている綾香が変えられてしまった事も全てを話して終わらせるつもりだった。

 

 少なくとも最(・)初(・)に(・)保(・)健(・)室(・)を(・)出(・)た(・)時(・)点(・)で(・)は(・)。

 

 年頃の少女である七海の大(・)切(・)な(・)処(・)女(・)を無残に散らしたばかりか、そのまま一晩中綾香と共に犯された。記憶が曖昧になる程犯されて、その時の自分の痴態を曖昧にしか思い出せない七海だったが、無理やり犯されて処女を奪った卑劣な凌辱者である鬼畜な少年と、其れに加担した裏切者である綾香を翌日控えめで優しい性格の七海とは思えない程に怒りを露わにして罵った。

 当然、この次第をヒカル達に七海は恥ずかしくても話すつもりだったが、そんな七海に鬼(・)畜(・)な(・)少(・)年(・)は(・)悪(・)魔(・)の(・)囁(・)き(・)を(・)告(・)げ(・)た(・)。

 

『怨霊になって消滅したって言う親友の人に、もう一度会いたくない?』

 

 それは正に七海にとって悪魔の囁きだった。

 そして七海は悪魔の囁きに乗り……もう本当に二度と会えないと思った大(・)切(・)な(・)親(・)友(・)と(・)再(・)会(・)を(・)果(・)た(・)し(・)た(・)。

 

(千夏ちゃん……)

 

 保健室に辿り着いた七海は、母性に満ちた微笑みを浮かべながら下腹部に触れる。

 アシハラノクニで虐めにあい、自殺した大切な親友。その気持ちに親友でありながらも気づいてあげる事が出来なかった事を七海はずっと後悔していた。

 その親友はネノクニで怨霊となって七海達の前に現れた。七海の必死の思いが通じたのか怨霊と化していた千夏は救われ、七海の腕の中で消滅した。

 今度こそもう二度と会えないと思っていた親友千夏との再会。しかも怨霊ではなく、通常の霊として千夏は現れたので怨霊の時と違い、生前のようにちゃんと会話が出来た。

 それが七海にとってどれほど幸せな時間だったのか言うまでもない。綾香の誤魔化しもあって、他の仲間達に怪しまれずに千夏と七海は会話をした。

 ヒカル達を蔑ろにしたい訳ではないが、こと霊的な存在に対して過敏な反応をするアマテラスの存在を七海は危惧していた。今は打ち解けあっていても、一度出来てしまった印象は簡単には消えない。

 それを思い出してしまった七海には、逃げ道は失われた。親友と離れたくないその気持ちが最大にまで七海の中で高まったタイミングを見計らい、鬼畜な少年は更なる悪魔の囁きを溢した。

 

『幾ら僕でも肉体を失った霊を蘇生させる事は出来ない。でも、新たな命に生まれ変わらせる事は出来る。この魂を君の子宮に定着させれば、子を受精した時に宿る魂は彼女の魂になる。つまり、君の子供として転生するんだ。勿論これは輪廻転生の流れを乱す行為だから、アマテラス様に知られれば止めるように言われるだろうけどね。ふふっ、どうする? 術を施して欲しいんだったら三日間君を僕の好きにさせてくれればいいよ。ああ、魂が定着するまでは子供を孕むような事は無いから安心してね。三日経った後に僕と綾香の事は、ヒカルさんやアマテラス様達に話すのも自由さ』

 

 その悪魔の囁きを振り払う意志は、親友との幸せな時間を過ごしてしまった七海に持てるはずが無かった。

 昨晩犯された事もあって、親友の為ならと認(・)識(・)した七海は、これまで幾人も精霊や神でさえ囚われ、逃げ出す事が出来ないどころか最後には自分から入ってしまうリンドの樹海に自ら入る選択を選んでしまった。

 そして三日後。朝食が終わった後に七海は解放され、保健室から出てリ(・)ン(・)ド(・)に(・)提(・)案(・)さ(・)れ(・)た(・)ま(・)ま(・)弓道場で鍛錬を行ない、立ち寄ったヒカルと会話をして七海は選び決めてしまった。

 

(っ……この扉を開けたら、もう戻れない……私も綾香さんのように……)

 

 青龍の洞窟から戻って来てから四日間過ごした保健室。

 その扉を開いて保健室の中に戻(・)れ(・)ば(・)、水瀬七海は橘綾香と同じになる。

 鬼畜な雄の番の雌として、彼の子を孕みたく寵愛を欲して傍に居る為ならば親しかった者さえも裏切り差し出す雌に。

 今なら戻れると七海の中に残っている良心が叫んでいる。今すぐに保健室から離れて、ヒカルやアマテラス、或いは渚か美由紀に事情を全て話せば終わる。

 だが、七海の手は保健室の扉の取っ手に掛かっていた。綺麗な唇からは熱く濡れた吐息が止まる事無く零れている。

 そして煩(・)わ(・)し(・)く(・)思(・)う(・)自らの良心の声を途切れさせるために、七海は扉を開けて保健室の中へと入った。

 

「っ……はぁぁんっ♥」

 

 保健室に入った七海は、日中だと言うのに漂う嗅ぎなれてしまった強烈な男女の交わりで発生する淫臭に思わずたたらを踏んで弓道着の上から胸と股間を押さえてしまう。

 弓道着の内側では小ぶりな七海の乳房の頂点で淡い桃色の乳首が硬く勃起して下着と擦れて快感を感じ、袴の内側では太腿を合わせて擦り合わせている。下着に覆われた秘裂からは淫らな雌の香りを振りまく蜜が溢れ出し、ショーツをヌルヌルと濡らしだすしまつ。

 一瞬にして雌へと変わった七海は、保健室内に漂う強烈な淫臭の根源であるカーテンに覆われたベットに目を向ける。

 そのベットの周囲には乱雑に脱ぎ捨てられた白衣やスーツにタイトスカートが転がり、明らかに男性の視線を意識した大人向けの黒のブラジャーとショーツまで散乱していた。しかもショーツに至っては七海とは違う別の雌の香りを発する蜜でぐしょぐしょに濡れていた。

 自分が弓道場に行って鍛錬している間に何が保健室で行なわれていたのか、嫌でも察した七海の顔に強い嫉妬が浮かぶ。

 そんな七海にカーテンで覆われたベットの内側から声が響く。

 

「やあっ、七海。せっかく解放してあげたのに戻って来るなんてね」

 

 言い終えると共にベットを覆っていたカーテンが開き、一糸纏わず全身に汗を浮かべて精液と綾香の淫水で汚れている黒々とした剛棒をそそり起たせているリンドが七海に姿を見せた。

 

「あ……あぁぁぁ……♥」

 

 明らかに体格と一致していない規格外の剛棒をそそり起たせているリンドの姿を目にした瞬間、七海の足から力が抜けて床に膝を着いてしまう。

 或いは七海自身も自覚出来ていない屈服の証。体格のせいでどうやっても子供のリンドを七海は見下ろしてしまう。普段ならばともかく、行為を始める事を示されれば七海は自然と膝を折って傅いてしまうまでに堕ちていた。

 

(綾香先生……)

 

 ぎゅっと袴を掴みながら七海がリンドの背後にあるベットの上を見て見れば、四肢をだらしなく投げ出して腹部をボテ腹になるまで膨らまされながら蕩けきった顔をしてピクピクと痙攣している綾香の姿があった。

 意識が無いのは明らかであり、徹底的に犯された事を証明するように精液で膨らまされた下腹部だけではなく、全身にも浴びせられたのか、顔に掛けている眼鏡や髪の毛に至るまで精液塗れ。

 自らの肌から浮かんだ汗と秘裂から精液と共に零れる白濁した愛液の臭いまで合わさり、凄まじい淫臭が綾香から立ち昇っている。普通の人間ならば百年の恋も覚めて、軽蔑の眼差しを向けそうになる状態だが、当の綾香は幸せに満ちた恍惚とした顔で意識を失っていた。

 リンドに抱かれて、そのまま潰されてしまう事までも番の雌に堕ちた綾香にとっては幸せな事になってしまうのだ。

 そんな思わず眉を顰めて軽蔑に満ちた視線を向けずにはいられない綾香の姿を見て、七海が抱いた感情は一つ。

 

(ああ……私が弓道場で練習している間、リンド君にあんなになるまで抱かれて……綾香先生……ズルいですっ)

 

 信頼し、姉のように慕っていたのに自身を鬼畜な雄に差し出して協力までした綾香。

 激しく罵り、軽蔑までしていた筈なのに、今の七海が綾香に向けるのは自身が鍛錬を行なっている間に、ずっと抱かれていた事への羨望と嫉妬だった。

 

「ああっ、それともこれから来るのかな? 美由紀さんはともかく、武器を取って来る必要があるからね。困ったなぁ。綾香はこんな状態だし、僕も終わりかも知れないね」

 

「……してません」

 

「ん?」

 

「だ、誰にもリンド君と綾香さんの事や……わ、私にシ(・)テ(・)く(・)れ(・)た(・)事は…話していません……ヒ、ヒカル先輩とは弓道場で話をしましたけど、普通に話をしただけですっ。後、ヒカル先輩にはアマテラスさんに霊力の扱い方を教えて貰うように勧めましたっ!」

 

 素直に答えるどころか、リンドが聞いていない事も七海は立ち上がりながら伝えた。

 七海の話を聞いたリンドは、満足そうに頷くと、立った七海を見ながら問いかける。

 

「誰にも話さなかったという事は証明できる?」

 

「あ、朝保険室を出てからはずっと弓道場で鍛錬を続けていましたっ! ヒカル先輩以外のアマテラスさん、渚先輩、美由紀ちゃんとは朝食の時以外会っていませんっ!! ヒカル先輩と別れてからは真っ直ぐに更衣室も寄らずに戻(・)っ(・)て(・)来(・)ま(・)し(・)た(・)っ! しょ、証拠はコレです!」

 

 言葉だけでは足りないと悟った七海は、着ている弓道着に手を伸ばして脱ぎ始める。

 ムワっと道着の内側に籠っていた七海の雌香が、保健室に漂っていた淫臭と入り混じって行く。

 衣擦れの音と共に汗が染み込んだ道着が、床に乱雑に落ちている綾香の服と同じように脱ぎ捨てられて行く。

 弓道に打ち込みネノクニに来てから戦闘服となっていた汗が染み込んだその道着を、七海は脱ぎ捨て汗で濡れる肌と共にネノクニに戻って来る時に持って来た下着の中でお気に入りのピンクのブラジャーとショーツが露わになった。

 その下着も汗で濡れて薄らと透けているばかりか、乳首がブラジャーに浮き出ている。ショーツに至っては秘裂から止まる事無く零れる愛液でグッショリと濡れてしまい、吸収しきれなかった愛液が両側の隙間から零れ内股を濡らしていた。

 下着姿になった七海は、裸よりも扇情的な姿になっている自分を恥じらうように両手を動かしてそれぞれブラに包まれた胸とショーツに包まれた股を覆う。一見すれば自身の恥ずかしい姿を隠しているように見えるが、寧ろその仕草は男の欲望を刺激するような仕草だった。

 妖艶な仕草に釣られてリンドの視線が完全に向いたところで胸と秘所を隠すようにしていた両手を背後に回して、七海は荒く熱い吐息を吐きながら口を開く

 

「はぁ♥ はあ♥ こ、これが証拠です♥ わ、私は弓道の練習中にずっと綾香先生とリンド君が、エ、エッチしているのを想像して興奮していました♥」

 

 七海を知る者からすれば信じられないような姿に発言。

 年頃の乙女ならば絶対に気にしない筈がないのに、七海の全身から香る雌香。大量の汗を吸った事で湿っているピンクのブラジャーに、秘裂の形が浮き出てしまう程に愛液で濡れたショーツ。

 裸よりも羞恥心を感じてしまう姿を七海は、リンドに見せつけように晒す。

 

(ああっ♥ リンド君を見ているとお腹の奥が疼いて切なくなる♥)

 

 キュンキュンっと七海の子宮は熱く疼き、子種を欲していた。

 リンドの子種の熱さと生命力の濃さ。そしてそれら全てを気と言う力に変化させられ、自身に取り込まれる快感を覚えさせられてしまった七海は、自覚しない間に虜にされてしまった。

 雌としての本能。そして七海本人も知らない己の出生の影響。子宮内に宿っている親友である千夏の魂。

 リンドと言う雄に三日間と言う時間を与えてしまった時点で、いや、見初められてしまった時点で水瀬七海の運命は確定してしまったのだ。

 

「フフッ、凄くエッチな姿になってるね。僕と綾香がエッチなセックスをしているのを想像していただけ?」

 

「ああっ♥ 綾香先生とリンド君とのエッチだけじゃなくて……私もリンド君とエッチするのを想像しました♥ ああんっ♥ リンド君に身体を弄られたりするのを想像するだけで興奮して、オッパイやオマンコを愛撫されるのを考えただけで、オ、オナニーしたくなって、何度もしそうになったんです♥」

 

 七海は羞恥で顔を真っ赤に染めながら淫猥な告白していく。

 水瀬七海と言う少女を知っている者からすれば信じられないような光景。

 才色兼備で性格は謙虚で控えめで心優しい少女。性的な事に関しても、ちゃんとして節度を持っていた筈。

 

「へえ、じゃあ弓道場でオナニーしたの?」

 

「し、してませんっ! だ、誰かが来て、オ、オナニーしているを見られたりしたら……リ、リンド君と綾香先生が怪(・)し(・)ま(・)れ(・)る(・)かも知れないから……きゅ、弓道に打ち込む事でオナニーするのを我慢しました!」

 

 ヒカルが見惚れていた凛々しい顔しながら弓道の鍛錬に打ち込んでいた心の奥底で、七海は鍛錬後に待っているリンドとの淫乱な行為を期待して熱中していたのだ。

 

(ごめんなさい、先輩……私、リンド君とエッチしたいから弓道の鍛錬を頑張っていたんです♥)

 

 武道を歩む者としてあってはならない淫乱な考え。

 だが、その事実に対して七海が感じるのは罪悪感ではなく、背徳感を伴った興奮。自然と吐息の熱さが増していく七海の様子をリンドは眺めながら、保健室に設置されているもう一つの綺麗なベットの端に腰かける。

 

「なるほどね。一先ず僕と綾香はもう暫らくこの場所で過ごせるようで良かったよ。帰還の為の術の使用が可能になるまで後半月以上掛かるから、僕はともかく綾香に半月以上も野宿させるのはかわいそうだからね」

 

 リンドの声音と顔には、明らかに綾香を大切に想う気持ちが籠っていた。

 鬼畜であり、女性の尊厳を何とも思っていないどころか、それを雌へと変える事を喜ぶのがリンド。例外や自らの血を引く娘達以外の女性を雌としか認識できないリンドだが、番の雌達や自身の子を宿した者達は大切に想っている事には変わりはない。

 そして綾香は心からリンドの新たな番になる事を選んだ雌なのだ。当然その身の安全は、何かあればリンドが身を護る。

 

(まっ、僕は表立って動くとこの世界で未だ健在なヨモツオオカミがどう動くか分からないから、影でしか動けないんだけど……う~ん、ちょっと懐かしいかも。まるで桃花と『真の契りの儀式』を交わしてア(・)マ(・)テ(・)ラ(・)ス(・)と佐久夜の里内で暗躍していた事を思い出すなぁ)

 

 そうリンドは考えながら、わ(・)ざ(・)と(・)大胆な恥ずかしい姿を晒している七海から目を動かして、隣のベットの上であられもない姿で気絶している綾香を慈しむように見つめる。

 学園内で唯一大人であり頼りになる筈の綾香は、様々体液が混じった淫水でグチョグチョに濡れているシーツの上でだらしなく潰れたカエルを思わず連想させてしまうほどに酷い状態。

 パックリと開いて痙攣を繰り返しているリンドの剛棒の大きさに馴染んでしまった秘裂や開いたままの口からは精液が垂れ流れ、引き締まっていたお腹が妊婦さながらに膨れ上がっている。そんな女性としての尊厳を全て失った無惨な姿でありながらも、綾香の顔はだらしなく緩み切った笑みを浮かべて幸せそうだった。

 実際、七海が保健室を出てからすぐにリンドを誘ったのは綾香の方である。もしかしたらこれからリンドと過酷なネノクニであてもなく逃(・)避(・)行(・)が始まるかも知れないと覚悟も綾香はしていた。

 尤もそれは綾香の勘違いでしかない。解(・)放(・)されたに関わらず、リンドに言われるまま行動し、怪しまれないようにヒカルと会話をし、汗を流す事もなく保健室に舞い戻って来て恥辱に満ちた下着姿を七海は晒しているのだから。

 

(ああっ! い、いやぁ!)

 

 これ以上にないほどに羞恥に満ちた恥ずかしい姿を晒しているのに、リンドの視線が自分ではなく綾香に向いている事を分かった七海の胸の奥から強い嫉妬心が湧き上がって来る。

 近づいて今すぐにリンドの顔を自分に向かせたいと言う気持ちさえ湧き上がって来るのに、七海の身体は一歩も動かなかった。それはリンドが不快感を抱いて、自身に本当に興味が無くなってしまうかも知れないと七海が無意識に恐れたから。

 卑劣な凌辱者であるリンドの興味が無くなる事は、本来ならば喜ぶべき事の筈なのに七海はそうなってしまう事を心(・)の(・)底(・)か(・)ら(・)恐(・)れ(・)て(・)い(・)た(・)。

 そんな七海が選択した行動は……。

 

「んっ♥ はあぁあんっ♥」

 

 注意を向かせる為に少し高めに艶めかしい嬌声を七海はあげた。

 その嬌声にリンドの視線が向くと同時に七海の両手はブラジャーに手が伸びて、ホックを外して脱ぎ去る。

 大量の汗を吸っていたブラジャーが無くなった後には露わになったのは、小ぶりだが形が綺麗に整った美乳。汗で濡れた瑞々しい美乳の頂点では乳輪と共に桃色の乳首が硬く勃起して浮き出ていた。

 

「あぁんっ♥ もうだめっ……耐えられない♥ はぁんっ♥ んんっ♥ んあぁぁぁっ♥」

 

 煮え滾るように熱く火照っていた身体の疼きと熱に遂に我慢の限界を迎えたのか、七海は露わになった自らの美乳に手を伸ばして弄り出す。

 ある意味ではよく持った方だろう。保健室の中に漂う淫臭は凄まじく、まだ性的に行為に及んでいない女性でも目覚めて疼く熱を冷まそうと行為に及ぶほどなのだ。

 目の前にいるベットの端に座って弄り回している自分を見つめているリンドが、鬼畜な凌辱者で姉のように慕っていた頼れる教師である綾香を雌へと変えた相手である事は七海も分かっている。

 なのに、その相手の視線を自分だけに独占出来ている事に七海は喜びを感じ、痴態を晒している事に興奮と快感を感じてしまっている。

 

「あはぁぁぁっ♥ オマンコ弄るのも気持ちいいっ♥ ひぅうっ♥ あぁぁっ…♥」

 

 胸を弄るのだけでは物足りないと、タガが外れたように七海は立ったまま両足を広げてグッショリと濡れたショーツの中に手を入れて愛液を止まる事なく垂れ流していた秘裂までも弄り出す。

 ショーツを脱がなかったのは、その暇が惜しかったから。自身の手が愛液塗れになるのも厭わずに、膣内に指を入れて泡立った愛液を攪拌させて激しい淫靡な水音を発するほどに七海は自慰に溺れていく。

 ショーツの隙間からは絶え間なく愛液が零れ落ち、七海の腰は何時の間にかヘコヘコと前後に揺れ動いている。

 リンドの顔に向いていた視線も、下へと移動しその股間で雄々しくそそり立っている剛棒に向く。

 

「はぁぁあっ♥ んぅうっ♥ ぁぁっ……ゆ、指止まらないぃ♥ ああっ♥ ここは保健室なのに♥ リンド君の前でオナニーするの気持ち良くてとまらないぃっ♥ あっ♥ あっ♥ あんっあんっあんっ♥」

 

 片手で揉みしだきながら硬くシコっている乳首を指先で弄ったり、もどかしいとより手を動かしやすいようにショーツを横にずらし、ぐっしょりと白濁した愛液で濡れ切っている秘裂を露わにした。

 自慰に耽る七海の足元の床には止まる事無く零れた愛液で濡れてしまっている。普段の七海を知る者すれば言葉を失ってしまう程の淫靡な姿。

 だが、七海の両手は止まる事無く動き、より大胆にジュブジュブッといやらしい水音を立てながら激しさを増していく。

 

「フフッ、七海。今、自分がどんな顔をしていると思う?」

 

「んぁあっ♥ あぁあっ♥ わ、分かりません♥ か、鏡がありませんから♥ ああんっ♥」

 

「こんな顔をしてるんだよ」

 

 リンドの言葉と共に音もなく七海の顔の前に水が集まって綺麗な鏡面を持つ鏡が作られた。

 それはリンドの番の雌であるとある精霊の力。水を操って水鏡をリンドは作り上げたのだ。

 そして七海は今の自分の顔を、目の前に出現した水鏡で見せられた。いや、見てしまった。

 水鏡に映っているのは、だらしなく口を開けて舌を出し、緩んで蕩けきった目をした少女、いや雌の顔。

 浅ましいまでに無様で滑稽な発情し切って雄を欲している顔を浮かべている事を、自分が浮かべている事を七海が自覚したところで遂に限界に達する。

 

「んうっんうっんううっ♥ イクっ……イクっイクっ……リンドクン、イクウゥゥゥっ♥♥」

 

 ぷしゅっと愛液を迸らせながら七海は肢体を激しく震わせ、顔を仰け反らせながら絶頂に達した。

 絶頂の衝撃で愛液を床に撒き散らしながら、ビクビクと肢体を痙攣させる七海。やがて両足から力が抜けたのか、愛液の水溜まりが出来ていた床にへたり込むように座り込んでしまう。

 

「あ……あぁぁ……はぁ……はぁ……♥」

 

 絶頂の衝撃で荒く熱い息を吐き続ける七海。

 しかし、下腹部の熱は下がるどころか増すばかりでしかない。足りないのだ。

 七海が恥辱に満ちた姿で自慰に溺れても、リンドと言う鬼畜な雄に感じさせられ、身体の奥底までに刻まれた快楽には届かない。

 下腹部の疼きと熱は増すばかりで、七海は縋るようにリンドに顔を向けようとしたところで……。

 

『ケ、ケダモノっ!! 綾香先生も正気に戻って下さいっ!!』

 

「っ……ああっ……」

 

 突然保健室内に響いた自分の怒りに満ちた声に七海が顔を向けて見れば、其処にはわざわざ移動させて保健室内に設置されたスクリーンに映っている四(・)日(・)前(・)のリンドに凌辱される前の自分の姿があったのだった。




本編と違ってリンドが急ぎ足なのは、一月と言う時間制限があるからです。
桃花と言う後ろ盾もない状況の上に、人間のアマテラスの警戒度は半端なく高いので。
因みにヒカル達が青龍の社に攻略に向かっている間に、此方側の陰の一族とは接触済み。自分の世界では非業の終わりを迎えた母親が直接来てくれて涙を流して事情説明。
一族を滅ぼす可能性を秘めたヒミコと麒麟の存在を知る。
なので、ヒミコはヨモツオオカミから解放直後に捕らえられ、麒麟も捕獲。
この世界はIZUMO2に進まず、桃花はこの世界のリンドが産まれてから将来的に一族に嫁入り(しかも桃花一筋)。楓はスサノオと『真の契りの儀式』を結んで子を為して幸せに暮らす事が決定。
四聖獣達は変わらずにネノクニの守護神を続けます。

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後、本編のアマテラスの最新話は書き換えるかも知れません。
母娘丼はやはり娘が真実を知ってからかなと思い直してしまったので。

次回は七海の本番(綾香も少しあり)。
その次は渚でヒダル神が活躍して完堕ちに。
美由紀はドッペルゲンガーが活躍して完堕ちします。

アマテラス、佐久夜、琴乃の妊娠について。

  • 琴乃が堕ちた段階で孕ませる
  • 四聖の社全て攻略後に孕ませる
  • サヨ関連終了後に孕ませる
  • イザナミも加え、四人そろって孕ませる
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