※この作品はR-18です。

IZUMO2〜鬼畜ショタ性記〜   作:イズモ

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美由紀編の続きではなくて申し訳ありません。
少々美由紀とカグツチのやり取りに難航してしまい、今しばらく時間が掛かりそうなので先に完成したヒミコ編を投稿します。微エロなので自慰までですが。

これによってアンケートは終了とします。
結果は……。
蔓編(20票)
ツクヨミ編(27票)
青龍編(79票)

となりましたので、青龍、ツクヨミ、蔓の順番で書いて行きます。
後、ヒミコともう1人麒麟の扱いに関して参考までにアンケートを取りたいと思います。
期間は青龍編投稿までです。


ヒミコ編

「それでは報告をお願いします、オオナムジ」

 

「ハッ」

 

 ヒミコ軍の幹部が集う場で、オオナムジは主であるヒミコに従い頷いて報告を行なう。

 

「やはりカグツチの軍は『アシハラノクニの学び舎』で大量に発生した悪霊達の討伐を行なっているようです。手の者達のおかげで、討伐を免れた悪霊達を我が軍の配下に加える作業は進んでいます」

 

「そうですか……ご苦労様です」

 

 久々の良き報告に軍議の場は明るくなる。

 ヒミコ軍はかの一族との戦い以降、弱体化の一途を辿り続けていた。低級の悪霊ならば、それこそ其処かしこにいるが、中級以上の悪霊となれば限られる。いや、そもそも低級の悪霊では知能が低く、命令も碌にこなせない。

 それ故にヒミコ軍としては新たに迎え入れるのならば中級以上の悪霊をと望んでいた。その現状で、『アシハラノクニの学び舎』を中心に広範囲に渡って大量の中級以上の悪霊が発生した。

 カグツチ達の軍の動きを秘密裏に監視していたオオナムジが、これ幸いにと悪霊達を味方にする為に動くのは当然の事だった。

 

(しかも奴らの軍の配置のおかげで、大よその隠し里があると思われる場所も判明した。新たに悪霊達を配下に加え、機を見て奴らの里があると思われる場所を襲撃すれば、我らが有利になる。加えて……)

 

 オオナムジは笑みが浮かぶのを抑えきれなかった。

 冷徹なヒミコ軍の軍師である彼らしくない事だが、喜ばずにはいられない情報を彼は得ていた。何故ならば現在苦心しているヒミコ軍の最大の問題。

 長であるヒミコの力が復活できるかも知れない情報を彼は入手したのだ。

 

「お喜び下さい、ヒミコ様。霊地を襲うよりも確実にお力を取り戻せる手段が見つかったかも知れません」

 

「っ……誠ですか、オオナムジ」

 

 天蓋の向こうでヒミコは驚きながらオオナムジに聞き返した。

 

「はっ! 先日の『アシハラノクニの学び舎』で起きた戦いが終わった直後、三つの光が東と西、そして北に飛び立つのを感知しました。正確なところまでは分かりませんが、その三つの光からは強大な力が感じられたのです。しかも、その力は四聖獣に匹敵するほどでした」

 

「何と……父上。では、その三つの強大な力を我らが得れば」

 

「新たに配下に迎え入れる悪霊達に加え、我らの現状を一変させる事が出来る」

 

 『おお!』と軍議の場に集まっていた悪霊達から嬉し気な唸り声が上がった。

 かの一族との戦い以降、ヒミコ軍は苦境の日々を過ごし続けていた。弱体化している事を悟られないように何とか軍を動員し、カグツチ達と戦い続けて来た。

 しかし、それを一変させる好機がヒミコ軍に訪れようとしていた。誰もが喜ばずにはいられない。

 ……ただ1人、ヒミコの側近中の側近である麟を除いて。

 

(まさか!? 今回の一件には、外敵(・・)が関わっているのでは!?)

 

 無表情で話を聞きながら、内心で麟は危機感を感じていた。

 ネノクニで、外敵の存在を知る者は数えられる程しかいない。2000年もの長き時を、外敵から守り続けていたかの一族のおかげで、ネノクニそのものが外敵の脅威に晒されることがなかったからだ。

 だが、ヒミコ軍がかの一族を滅ぼした事で外敵に対する脅威への護り手がネノクニから失われてしまっている。

 

(本来ならばかの一族の力をヒミコ様が奪い、更なる力を得たヒミコ様がアマテラスとカグツチ……そして四聖獣達を倒してアシハラノクニとネノクニを本来の姿に戻す計画だったのですが……此方の都合通りには進まず、ヒミコ様のお力は失われ、外敵まで動き出したとなれば……一刻の猶予もないのですね)

 

「オオナムジ。早急にその三つの四聖獣に匹敵する力の在処を探すのです。そして見つけ次第、ミナカタと貴方、そして麟の三人で事に当たるのです」

 

 軍議に出席していた悪霊達は驚きで目を見開いた。

 天幕の向こうからヒミコが直々に指名した事にも驚きだが、それ以上にヒミコ軍の最大幹部であるミナカタとオオナムジだけではなく、側近である麟まで動くように指示を出したのだから。

 かの一族との戦いにさえ出陣しなかった麟まで動く。その事実に悪霊達はヒミコの本気を悟り、静かに平伏した。

 そして直々に命令されたミナカタは好戦的な笑みを浮かべ。

 オオナムジは冷徹な軍師として静かに顔を伏せ。

 最後の麟は目を閉じたままヒミコの天幕に向かって頭を下げた。

 軍議が終わり、ミナカタとオオナムジ、そして悪霊達はヒミコの指示に従って動き出す。

 その場に残った麟は、天幕の向こうにいるヒミコの様子を窺う。

 

「ヒミコ様……」

 

「……麟。此度アマテラスとカグツチ達が戦った者達は、やはり?」

 

「恐らくですが……外敵だと思われます」

 

「そうですか」

 

 ヒミコは詳しく外敵の存在を知らない。

 ネノクニが誕生してから暫らくした頃に、当時手を結んでいたヨモツオオカミと袂を別ち、その身を2000年の間封じられていたからだ。

 そして目覚めてから、再会した自らの神器である八咫鏡を守護していた精霊『麒麟』である麟から外敵の存在を教えられた。とは言っても、麟自身も外敵の強大さは良く知らない。四聖獣達と違い、自力で精霊となった麟にはネノクニの守護神と言う役割はないので、長い間ずっと八咫鏡を護るために隠れ続けていた。 

 そして復活したヒミコが接触して来たことで、改めて忠誠を誓い、自らが守護し続けて来た神器八咫鏡も渡したのだ。

 その為に四聖獣達が知っている『天帝』という外敵の存在をヒミコと麟は知らない。

 ただ、かの一族が敵として見ているのならば強大な存在に違いないと確信はしていた。

 

「……何としても四聖獣に匹敵する三つの力を得なければなりません。麟。頼みましたよ」

 

「はっ!」

 

 ヒミコの指示に麟は決意に満ちた顔をして返事を返した。

 天幕の向こう側でヒミコは厳かに頷き、自身も一刻も早く『救世主』の召喚を成し遂げると決意を固めるのだった。

 

 

「……『スサノオ』様」

 

 月明かりに照らされる浅瀬の湖に身を入れて一枚の白絹を纏い祈るヒミコは、日に日に増して行くアシハラノクニにいるスサノオの転生体との繋がりを心から嬉しく感じていた。

 自らの縁ではなく、他者の縁を介してというところには不満がない訳では無いが。

 

(スサノオ様の気配にすら全く届かなかった、あの時に比べればマシです)

 

 ヒミコとスサノオの間には確かに縁が結ばれている。しかし、その縁を辿らせないと言うようにアシハラノクニ側から邪魔をする者達がいた。

 そもそも、ヒミコはスサノオと言う存在さえも、その身の内に取り込みたかった。だが、それはある者の手によって阻まれ、ヒミコでさえも時間を掛けなければならないアシハラノクニへとスサノオの魂は逃がされてしまった。

 

(っ……忌々しきはあの精霊)

 

 ヒミコの目的を阻んだのは、スサノオと共にあった精霊『楓』。後一歩のところでスサノオの魂は、楓がその身を犠牲にしてアシハラノクニへと送られ、ヒミコの目的は阻まれた。

 おかげで力は一部しか奪えなかった。そればかりか、ヒミコの邪魔をした張本人である楓も今ではアシハラノクニへと転生し、スサノオの転生体と共に過ごしている。

 その事実にヒミコの両手が怒りで震える。

 

(スサノオ様の戯れで生まれ、私が止めなければ消される命だった筈だというのに)

 

 楓の誕生にはヒミコも関わっていた。

 昔、ヒミコは袂を別ったとはいえ、邪神ヨモツオオカミに仕える者の1人だった。

 それどころかヒミコは、遥か昔、ネノクニとアシハラノクニが誕生する前から存在していた。

 ヒミコ。嘗ての名は『徐福』。大陸から渡って来た彼女は、当時の国の人々と交流し文化を伝えた。だが、それによって人々の間に欲が生まれてしまい、イザナギとイザヨイの夫婦に悲劇を引き起こしてしまった。

 イザヨイがネノクニに残ると共に、ヒミコもまたネノクニに渡った。そして時と共にイザヨイから生まれた別人格のヨモツオオカミの考えに従い、ネノクニで過ごしている人々を苦しめ続けた。

 この事実は四聖獣達でさえ知らない。彼女達の前では、ヨモツオオカミの蛮行に心を痛めているように装っていたからだ。実際に蛮行に心を痛めていたのは事実なので嘘とは言えないが、少なくとも袂を別つその時まではヒミコはヨモツオオカミの協力者だった。

 そしてヨモツオオカミと交流する中でヒミコは、ヨモツオオカミの息子であるスサノオとも交流を交わし、心を惹かれた。

 その交流の中でスサノオに術を教え、その術を行使した結果生まれたのが、蜘蛛の精霊である楓だった。

 しかし、生まれたばかりで弱い楓に失望したスサノオは、自らの剣で失敗作だと思っていた楓を殺そうとした。それを諫めたのがヒミコだった。

 まさか、自身が封印されている間に、スサノオは楓と共に生きる事を決めてしまうなど、ヒミコは夢にも思っていなかった。

 

(封印さえされなければ、その役目を担うのは私だった筈なのに!)

 

 ヨモツオオカミとヒミコは、最終的に対立し、スサノオを想いながらその身を吸収されてしまった。

 そしてヨモツオオカミが破れた後に、ヒミコは封印から解放され、各地を旅した。

 旅をして各地の様子を見た結果、ヒミコは心に決めた。

 

『失われたクニ。『蓬莱』を取り戻す』

 

 その為に今ある全ての国を滅ぼし、カグツチとアマテラスも倒してアシハラノクニとネノクニを再び一つに戻す。

 だが、その過程で必ず邪魔をして来る相手がいる事をヒミコは知っていた。アシハラノクニとネノクニが誕生したと同時に、自身と同じように自らネノクニに渡る事を決意した一族。

 2つの世界が誕生し、その理を紡ぎ整える役目を担った一族が、必ず邪魔をして来る事を。

 ヨモツオオカミが暴れていた時は、かの一族は動かなかった。正確に言えば動けなかった。

 イザヨイの半身である邪神ヨモツオオカミ。理と理がぶつかり合う事は、世界の崩壊を加速させる。だから、自らの役割である整える力を用いてアシハラノクニへの影響を及ぼさないようにして、世界の安定に力を注いでいた。

 だが、ヨモツオオカミと違い、ヒミコを相手にするのは問題ない。カグツチとアマテラス、そして四聖獣達と拮抗している状況でかの一族まで加われば、ヒミコに勝機はない。

 故にヒミコはかの一族が自分の正体に気付く前に強襲して襲った。

 最終的には、その力をこれまで倒して来た相手と同じように奪うつもりだった。

 しかし、その結果を思い出してヒミコは重く深い苦悩の息を漏らす。

 

(覚悟はしていました……あの一族が敵(・)として認識している存在達の強大さを考えれば……敵対する事の危険性は……)

 

 かの一族の敵は内にはいない。

 ネノクニの外。つまり外界からの存在を、常にかの一族は警戒していた。

 何時か、イザナギとイザヨイを引き裂いた神官達の末裔がネノクニを襲うかも知れない。

 何時か、ヒミコが本来過ごしていた大陸から渡って来る術師達が来るかもしれない。

 何時か、神秘が薄れた故に住み難くなったアシハラノクニを捨て、時が止まり太古の神秘が溢れているネノクニを狙う者が現れるかもしれない。

 そして現実に外敵と呼べる存在達が、現代では存在している。

 最初にこのネノクニが誕生した時にかの一族がイザヨイと交わした約定。

 内の敵はイザヨイとそれに仕えている神官達、そして四聖獣達が。

 外界からの敵は精霊と子を為し、その血を引くかの一族達が。

 それぞれ役割を担って、このネノクニを守って来た。

 決して表に出ず、その存在を影に隠し続け来た『世界の理を守護する一族』。故にヒミコの強襲はかの一族にとっても予想外だった。

 まさか、最早忘れさられた自分達の存在を知り、外の脅威を顧みずに襲って来るとはかの一族も思ってもみなかったのだ。加えて、ヒミコはかの一族の決定的な弱点を重点的に狙って里を襲っていた。

 かの一族の決定的な弱点。即ち、『子供』である。本来子を為せない精霊にとって、自らの血を分けた我が子は何よりも大切な宝物。それ故に精霊の血を引くかの一族は、『子供』を何よりも大切に想う。

 その隙を突かれ、かの一族は滅ぼされてしまった。

 尤も滅ぼしたヒミコは、覚悟していた以上に大きな損害を加えられているのでただ敗北した訳ではない。しかし、それでスサノオの転生体の召喚にまで影響が出るのは予想外どころの騒ぎでは無かった。

 

(ヤマタノオロチは、恐らく無意識に私への復讐の為に邪魔をしているのでしょう。あの時の戦いで、私の内より力が解放されたのが、まさかこのような邪魔を引き起こすなんて)

 

 悪霊であり神霊でもある『ヤマタノオロチ』。

 スサノオやカグツチ達に手酷くやられて眠りについていたその八又の竜をヒミコは襲い、力を奪ってその魂はアシハラノクニへと転生した。

 まさか、転生した先で同じように転生したスサノオの転生体の近くにいるとは、ヒミコも想像できなかった。他にも楓の転生体も傍に居る。

 

(……忌々しい)

 

 世界を在るべき姿に戻すという固い誓いの為に、心惹かれていた相手の命を奪うという覚悟を示したというのに、まるで世界がそれを認めないと言うようにヒミコの邪魔をする。

 その事実に心が打ちのめされそうになるが、ヒミコの心が折れる事はない。

 自らに付き従い忠誠を誓ってくれている悪霊達。示した覚悟。今は感じられるようになったスサノオの転生体との繋がり。

 何よりも……。

 

「……厄介な呪いですね」

 

 自らの腹部に触れたヒミコは、複雑そうに声を洩らした。

 触れているお腹の白い肌の下にある子宮には、人の理から外れたヒミコが宿す事などありえる筈が無い命の種が宿っていた。

 それを決してヒミコは祝福だと認めない。呪いだと思っている。

 世界の為に捧げる自身の身を阻む呪い。

 ヒミコの脳裏に、その呪いを与えたかの一族の女当主と交わした最後のやり取りが浮かんだ。

 

『古の時代のクニの復活だと? 笑わせるなっ! 既にイザヨイも去り、新たなる神達が新しいネノクニを造り出そうとしてる現在で、失われたクニの復活に何の意味がある?』

 

『意味では無く義務です。あの優しかった人々を惑わせ、堕落させた私が為さねばならぬ責務……最後に聞きます。私達に協力するつもりはありませんか?』

 

『私達の一族の役割は知っている筈だ。何が在ろうとネノクニを壊す行為には協力するつもりはない。それに貴様が行なおうとしている先にあるのは……破滅だけだ』

 

『破滅ではありません。再生です』

 

『……長い間眠っていて何も分かっていないようだ……ならば……』

 

『何を!?』

 

『貴様も、本当の意味で命を産む重さを知れ』

 

「っ……本当に忌々しく……んっ……や、厄介な呪いです」

 

 身体が熱を帯び始めたヒミコは、元々の肌の白さの影響もあってすぐに顔が真っ赤になった。

 

「はぁっ……はぁっ……んんっ……こ、こんな感情は……いらないというのに」

 

 自らの子宮に命の種である卵子が宿っている。それは間違いなく生殖機能を失った筈のヒミコの卵巣から飛び出した卵子。

 

「ス、スサノオ様……」

 

 脳裏に浮かぶ愛しき相手の面影。

 袂を別ち、その手で殺めるしかなかった愛しき人。冷たい湖の水に身体を浸からせているにも関わらず、ヒミコの身体は火照って行く。

 このままでは湖の水に倒れ伏してしまうと思い、ヒミコは岸の方に戻る。其処にある岩に背を預けて白絹を開き、小ぶりな胸を露出させる。そのまま人間だった頃はした事もなかった筈なのに、ヒミコは己の左手で胸を揉み出した。

 

「んぁっ……はぁっ……んんっ……だ、駄目なのに……身体が火照ると……んぅっ♥」

 

 体内に卵子が宿るようになってから、ヒミコは想い人である相手の事を想ってしまうと身体が火照るようになってしまっていた。

 それはヒミコの中に眠っていた女としての本能。通常ならば理性や使命感で押さえ込む事が出来るが、こうして一人きりになって想い人の事を深く想ってしまうと耐えきれずに自慰を始めてしまう。

 

「し、鎮めなければ……なりません……あっ……♥ あぁ……っ♥」

 

 身体の火照りを沈めなければ、儀式に集中できない。

 ヒミコは左手で小ぶりな己の胸の頂点で立ち始めている乳首を撫で回す。そして右手を自身の無毛の秘裂に当てて撫で始める。

 

「んっ、はぁっ……はぁっ……スサノオ様♥」

 

 長き時の中で己が唯一愛おしく思った相手の事を想いながら、ヒミコは甘い吐息を洩らしながら自慰に耽る。

 小ぶりな胸の乳首を指で撫でまわしたり、秘裂を撫でる稚拙な自慰。だが、長い間快楽を感じた事がないヒミコの身体には充分な刺激だった。

 刺激を受けた秘裂が反応し、少しずつ愛液を分泌してヒミコの指を濡らしていく。しかし、決して指を割れ目の中には挿入しようとしない。

 

(此処に挿って良いのはスサノオ様のモノだけです♥)

 

「あ、あぁぁっ♥ いぃ……っ♥ スサノオ様♥ ずっとお慕いしております……ですから、ですから、どうか私の下に♥」

 

 ぬちゅぬちゅと擦る秘所の縦筋から出て来る愛液で右手を濡らしながら、脳裏に愛しい相手の姿を想像する。

 

「スサノオ様♥ スサノオ様♥」

 

 配下の悪霊達には決して見せられないヒミコの艶姿が、月明かりに照らされる。

 コリコリと固くなった乳首を指で挟んで更なる刺激を与え、秘裂を撫で回す手の動きも速め、包皮から飛び出た小さな肉芽にも触れる。

 二つの性感帯を弄る度、甘い快感がヒミコの背筋を震わせ、理性を痺れさせていく。やがて快感が最高潮に達した瞬間。

 

「んんんっ♥ んあぁっ♥ んぅっ……んうぅぅ♥」

 

 ヒミコの視界が明滅し、背筋が震えて絶頂に達した。その瞬間、ヒミコの脳裏に朧気ながら誰かの顔が浮かんだ。

 

(……い、今のは?)

 

 絶頂の衝撃で身体から力が抜け、艶やかな吐息を洩らしながらヒミコは一瞬見えた顔に思いを馳せる。

 ほんの僅か一瞬でしかなかったが、確かにヒミコは誰か幼い相手の顔が見えた。

 

(……もしや、今のがスサノオ様の転生体の姿なのでは?)

 

 スサノオの転生体とは日毎に繋がりが増している。そして今は中断しているとは言え儀式の最中。

 

「ああっ♥ 遂にお姿まで見えるほどに私とスサノオ様との繋がりが……んんっ♥ スサノオ様、お慕いしております♥ あぁ……んっ……あっあっあっ……♥」

 

 一度絶頂したにも関わらず、ヒミコの肢体は熱く火照り再び自らの秘所と胸を最愛の相手を想いながら弄りだす。

 ……だが、ヒミコは知らない。かの一族の当主がヒミコに施したのは、本当の意味で『呪い』なのだと言う事を。

 何れ彼女は思い知る事になる。かの一族が施した呪いの真の恐ろしさを。そして自らに仕える『麒麟』と共に、一人の少年に従う未来が待っている事を、ヒミコは想像もしていないのだった。




作中でも語りましたが、ヒミコと麒麟は外敵にどのような存在がいるかは知らないです。
ヒミコはずっとヨモツオオカミに吸収されていましたし、麒麟も長らく行方不明扱いなので。
そして四聖獣達と違い、麒麟は自力で精霊になったのでネノクニの守護神としての役割は無い事にしました。守護神の役割があったら、アマテラスが無印の頃にカグツチ達に話していたでしょうし。なので本作では守護神ではない事にしました。

次のアンケートの内容ですが。
『和姦』(他の女性と同じでお嫁さん候補)
『凌辱』(神楽シリーズの敗北巫女のような扱い。子供は他の女性が大切に育てる)
の二つです。あくまで参考になので、その辺りはご容赦下さい。

アマテラス、佐久夜、琴乃の妊娠について。

  • 琴乃が堕ちた段階で孕ませる
  • 四聖の社全て攻略後に孕ませる
  • サヨ関連終了後に孕ませる
  • イザナミも加え、四人そろって孕ませる
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