※この作品はR-18です。

IZUMO2〜鬼畜ショタ性記〜   作:イズモ

39 / 174
今回遂に彼女が堕ちます。

感想、お気に入り、アンケートありがとうございました!


青龍編 後編

「んうっ! ……んんんん――っ!?」

 

 口づけを交わした瞬間、青龍は自身の腹部が破裂したかのような衝撃を感じた。

 長い間本来の機能を失っていた子宮が目覚め、子を為す為の準備を始める。膣肉は蠢き、雄の象徴を一刻も早く一番奥に届かせたいと願うかのように潤滑油として愛液を溢れさせる。

 蒼色のショーツは秘所から溢れ出る愛液でぐしょぐしょに濡れ、チャイナドレスだけではなく布団も濡らしていく。

 急激な身体の変化に戸惑う青龍の唇を堪能しているリンドは、舌を絡ませてより深く積極的に口づけを交し合う。

 

(う、上手い……く、口づけだけでこんなにも感じてしまうなんて……こんなこと初めてです♥)

 

「ちゅっ♥……んんっ………んふっ……んちゅっ♥」

 

 気が付けば青龍の方からも舌を差し出して、舌と舌を絡み合わせていた。互いの舌が絡み合い、唾液を交換し合う。

 やがて青龍がしっとりとした吐息を吐くと、二人の顔に距離が生まれて、舌先同士に透明な水の橋を掛けながら互いの顔を見つめ合う。

 

「……んっ♥」

 

 今度口づけをしたのは青龍からだった。

 超然としながらも優しいお姉さんの顔をしている青龍の顔は、まるで初々しい少女のように瞳を潤ませ、リンドとの口づけを堪能する。

 

(ああっ♥ 何故こんなにも安らかで暖かな気持ちが湧いて来るのです♥ 彼とは盟約だけの関係の筈なのに……)

 

 盟約だけの関係。

 その事実が青龍の脳裏に浮かんだ瞬間、言いようのない痛みが胸に走った。

 

(こ、この胸の痛みは一体!? わ、私に何が起きているのですか!?)

 

「フフッ、『真の契りの儀式』の影響だよ」

 

「えっ? あっ♥ あぁぁぁぁ――っ♥」

 

 何時の間にかリンドは青龍のチャイナドレスをはだけさせ、愛液でグショグショに濡れた蒼色のショーツが張り付いてる秘所の方に顔を近づけて舌で舐め回す。

 

「あっ、あっ、そ、そんなところを舐めてはいけません! ああっ♥ だ、駄目ぇ!」

 

「じゃあ吸うね」

 

 意地悪そうな笑みを浮かべると共に、リンドは蒼色のショーツの上からでも分かる程に浮き出ている肉芽に口を近づけて咥える。

 

「ひあぁぁぁぁぁぁっ♥ も、もう我慢できません♥ あっ、あっ、ああっ♥ んくぅぅぅっ♥」

 

 腰ががくがくと震え、全身が痙攣し青龍は絶頂に達した。

 神秘的な美貌を持つ青龍の絶頂姿に、リンドも遂に我慢の限界に達し、愛液で濡れた口元を拭いながら顔を離す。

 そのまま己の剛棒を敢えて、ショーツを穿かせたまま横にずらして愛液を溢れさせている秘所に押し当てる。

 

「……あ、熱い……挿れるのですね」

 

(あ、あんなに大きくて黒いものが、今から、んっ、わ、私の中に)

 

 秘裂から感じる剛棒の熱さに青龍は震えながらも、熱い吐息を溢す。秘裂の最奥にある本来の機能を取り戻した子宮はキュンキュンと鳴き続け、自身を孕ませる雄の到来を待っている。

 青龍は重要な事を忘れている。今、彼女の子宮はリンドが施した術によって卵子が排出できない状態にされていることを。

 『真の契りの儀式』が終わるのは子を為した時。子を為す為の準備を身体がしながらも、子を為せない状態におかれる意味を。

 

「行くよ、青龍」

 

 ずにゅん、ぐぼっ、ぐりゅぐりゅ――っ♥ じゅぶぅぅぅぅっ♥

 

「ひっ……ふ、太い……太すぎる……」

 

 これまで経験したことのあるどの男性よりも太く固い剛棒が、自身のなかに挿ってくる感触に青龍は目を見開く。

 既に充分解された秘裂は剛棒が入り込んで侵入してくると共に、隙間から潤滑油である愛液が溢れ出る。待ち望んでいた雄の象徴の到来に、青龍の膣壁は歓喜を示す様に絶妙な圧力で絡みつき、微細な突起で敏感なところを刺激する。

 熱く滾った雄の象徴に膣内を蹂躙されていく感覚に、青龍の唇から、快楽と幸福の入り混じった熱っぽい吐息が零れる。

 

「あっ♥ ああっ♥ ち、違う……『契りの儀式』とは……んあぁぁぁぁぁっ♥」

 

 まだ挿入されただけなのに『契りの儀式』で得られる男女の快感の違いに、青龍は顔を振って善がり声をあげてしまう。

 優し気なお姉さんだった青龍が快感に喘ぐ姿にリンドは。雄としての充実感と膣内に挿ってる剛棒から伝ってくる快感に腰を震わせながら、膣内の最奥である子宮口を亀頭で叩く。

 

「だ、駄目ですっ! そ、そこはっ! 其処はっ♥」

 

「桃花と蔓と同じで、僕の子供を孕む場所だよねっ!」

 

「ひぁぁっ♥ つよ、い……こ、壊れっ、ああああっ♥」

 

 パンっと一際腰がぶつかり合う音が鳴り響くと共に、リンドは抽挿を開始して青龍の膣内を本格的に蹂躙し出す。

 膣全体の蠕動に誘われるままに、剛棒で最奥部を突き上げる。膣内は蹂躙され、子宮口を叩く度に青龍の肢体は震え、秘裂から零れ出る愛液が2人の結合部で飛び散り互いを濡らしていく。

 

「ああっ、んんっ、んあ、あ、ああああっ♥」

 

(こ、こんなの耐えられません♥ こ、これが『真の契りの儀式』で得られる快感だというのですか♥ な、なんて……すごい♥)

 

 『契りの儀式』は精霊の安全が考えられた儀式。だが、『真の契りの儀式』は『契りの儀式』では配慮されている安全が存在しない。

 精霊を己の番にするという神聖さを廃した原始的な儀式。故に『契りの儀式』の経験がある精霊の方が、違いを感じてしまう。

 善がる青龍の姿に魅了されたかのように、腰を打ちつける度に揺れる胸にリンドは手を伸ばして弄りだす。

 

「あっ、あっ、んああっ♥ む、胸を弄らないで……下さい♥」

 

「そう言いながらも、青龍の胸は僕に弄られたがってるよ。ほら、乳首なんてこんなに固くなってるし」

 

 リンドは触って欲しいと、自己主張するかのように固く立っている乳首を弄り回す。

 

「ああっ♥ そ、そこを弄ってはなりません♥」

 

「此処から何れ母乳が出る時が楽しみだな。桃花と蔓のように青龍の母乳を飲むからね」

 

(桃花と蔓っ!?)

 

 2人の精霊の名前が出た瞬間、青龍の胸の奥が騒ぎ、膣肉が剛棒を強く締め上げる。

 

「うぅっ! す、凄い締め付け」

 

 まるでこの剛棒は自身の物だと言うような膣肉の締め付けに、リンドの腰が震える。思わず射精してしまいそうになるが堪える。だが、一番動揺したのは他ならぬ青龍の方だった。

 

(な、何故今私はあの2人に対して……嫉妬など感じたのです!?)

 

 遥か昔に忘却したはずの人としての感情に、青龍は快感で喘ぎながらも戸惑う。その理由を考えようとしても、邪魔をするように再びリンドは腰を振って剛棒を出し入れする。

 

「ああ、突かないで下さい♥ ああっ、も、もう駄目っ♥ ま、また、あぁあぁぁっ♥」

 

 びゅるるるぅぅぅぅ、どぴゅッ、どぴゅ――っ!

 

 青龍が絶頂に達すると同時に、子宮口を突いていた剛棒の先から大量の白濁した子種が射精されて子宮内を埋め尽くしていく。

 

(な、なんて量の精液が……私の中が一杯になってしまいました……ですが、これで……っ!?)

 

「あああああああああああっ♥」

 

「フフッ、始まったね」

 

 口を開けて善がり泣き、何とか少しでも衝動を抑えようと首を振るう青龍の様子に、組み敷いているリンドは嗜虐心に満ちた笑みを浮かべた。

 青龍とリンドの相性は同属性である為に属性的にとても良い。相性が良ければそれだけ早く卵子が排出される。相性が悪くても子作りは出来るが、中々卵巣から卵子が排出されないという問題が発生する。

 精霊が子を為す為の儀式である『真の契りの儀式』だというのに、卵子がでないようにされた青龍の子宮や卵巣は荒れ狂うように熱を持つ。

 今卵子が出れば、子宮内や卵管を埋め尽くす精子で確実に孕める。それなのに卵子が出ないことに、青龍の身体は本人の意思を無視して昂ぶる。

 

「ああっ! 抜いて! 抜いて下さい!?」

 

 少しでも子宮内から精子が出れば、昂ぶりが治まると本能的に察した青龍は懇願する。

 

「うん。貫いてあげるね!」

 

 リンドは膣内から抜け出る直前まで腰を引き、一気に腰を動かして青龍の膣奥へ突き出した。

 

「ひあぁぁぁぁぁぁっ! ち、違い、違います! 私の中から一度抜いて欲しいんです!」

 

 子宮口を突かれる度に子宮内で、たぷったぷっと精子が揺れる。その度に卵巣が卵子を出したいと乞うように快楽と言う名の熱が青龍に襲い掛かる。

 

「い、いやっ! 嫌です! わ、私が壊れてしまいます!」

 

「壊れて良いんだよ。ネノクニの守護神の1人四聖獣の青龍は今日で終わりで、僕のお嫁さん候補の1人になるんだから!」

 

「んああっ、だ、駄目です!? 盟約が破られているとは言え、わ、私は、私達はこのネノクニを、あ、あああっ♥ ま、守らなければならないのです!」

 

 嘗て犯してしまった過ち。それによって起きた悲劇が青龍の脳裏に浮かぶ。その悲劇を繰り返さない為に精霊となり、守護神としてずっとネノクニを護り続けて来た。

 青龍の心の気高さにリンドは感嘆の息を吐き、同時にそんな素晴らしい女性を抱いている事に雄としての満足感が溢れる。

 暴れる青龍を逃がさないと言うようにリンドは圧し掛かり、青龍の肢体の感触を堪能しながら剛棒で膣内の一番敏感な擦る。

 

「んああっ、あ、ああっ、ああっ! だめぇ、そこはっ、あ、ああっ、は、離れて!?」

 

「無理だよ! だって、青龍の綺麗な足が僕の腰に巻かれてるからね」

 

「っ!? そ、そんなっ!?」

 

 無意識に青龍の美脚は、リンドの腰に巻き付いて離れないようにしていた。

 慌てて足を解こうとしても、彼女の意思とは無関係に、寧ろもっと膣奥に剛棒を挿れて欲しいと言うように足に力がこもっていく。

 

「そんなっ!? あああっ♥ な、何を!? 何を私にしたんですか!?」

 

「フフッ、僕がしたのは卵子を青龍の意思で排出出来るようにしただけだよ。ただ青龍の中で目覚めた母性とネノクニの守護神で居なければって心が暴走しているだけ! ん!」

 

「ひぃっ! 突かないで!? 子宮の中で子種が暴れて、あっ♥ ぁあっ♥ あぅ♥」

 

 軽い絶頂を繰り返している敏感な膣内を剛棒で抉られる度に、先に射精していた白濁液と青龍の白濁した愛液が秘裂から零れて蒼色のショーツを濡らしていく。

 既に本来の役割を果たせず、淫靡さを飾るだけのショーツに気分を良くしながら、リンドは腰を激しく振って膣内をかき回し青龍を追い込んでいく。

 

「ふぁ♥ んあぁぁ――っ♥」

 

(ああっ♥ 孕みたい! この方の子を……っ!? 駄目っ! 今孕んでしまったら、他の皆も狙われてしまう! そ、そんな事は……赦しません!)

 

 自らに芽生えた感情に従い、青龍は今度は無意識ではなく自身の意思で両足に力を籠めリンドの腰に巻き付く。

 そのまま髪を振り乱す勢いで自らも腰を振り出して、青龍は射精を促すように膣内で暴れている剛棒を膣壁を蠢かせて締め付ける。

 子種を絞り出すような締め付けにリンドは快感を覚えながらも、青龍の腰振りに合わせて己も腰を動かす。

 

「あん、あんっ♥ すごい、こんなの本当に初めて♥ ……ああんっ♥」

 

 徐々にリンドと青龍の腰の動きが合って行き、同時に腰を引けば、今度は同時に突きだす。

 互いの動きが同調していくことに寄って、性感は強烈になっていく。『契りの儀式』とは比較する事も出来ない繋がりと快感に青龍は酔い痴れていく。

 

「凄く良いよ、青龍!」

 

「わ、私もです♥ んあっ、ああぁっ♥ こ、こんなに良いものだったなんて♥」

 

 青龍の脳裏からカグツチを始めとした過去に『契りの儀式』を結んだ相手との記憶が薄れていく。

 代わりに今、自身を犯しているリンドとの強烈な行為が青龍の肢体と脳裏に刻まれる。桃花と蔓にも起きた現象。青龍の美しき肢体は、リンド専用になるようにその身を変事させていた。

 変じる事に寄って、より快感を得やすくなり青龍は絶頂へと昇り詰めていく。

 

「ああっ♥ 出して、出して下さい♥」

 

 己の膣内で膨れ上がっていく剛棒の感触を感じた青龍は、射精を促すように膣肉を蠢かせる。

 射精が終わった後に待っている事も忘れて、瞳を潤ませて懇願した。絶世の美女の懇願に、リンドの雄は暴走して更に腰振りを速くして、子を孕みたいと訴えかけるように降りて来た青龍の最奥に再び大量の灼熱の白濁液を放つ。

 

「ああ出るよ、青龍!」

 

「出して! ああぁっ♥ イク、イキますぅ! はぁっ あぁぁぁぁっ♥」

 

 びゅるびゅるっ! どぷぷぷ――っ! どぴゅぴゅどど――っ! どぴゅゆ!!

 

 一度目の射精を超える量の精液が、既に一杯になっている青龍の子宮に射精された。

 二度目の射精とは思えない熱さと量に青龍は目を見開いて絶頂し、一滴たりとも子種を逃さないと言うように膣肉が剛棒を締め付ける。自らを孕ませたいという強い意志と生命力が宿った精子達は、子を宿す事が可能となった子宮に飛び込み、先に入っていた精子達と合流する。

 その瞬間、青龍の卵巣に入っている卵子が外に出たいと言うように暴れ出す。

 

「んはあぁぁぁぁぁぁぁんっ♥ だ、駄目……あああっ♥ 暴れないでえぇぇぇぇ――――っ♥」

 

(ああっ♥ そうなのですね。もう私は孕める状態になっているのですね♥)

 

 子宮から広がる熱と快感で喘ぎながらも青龍は悟った。

 この熱と快感は、まだ生命と呼べないにも関わらず、自らの子となる小さな卵子が早く子になりたいと願う意志なのだと悟った。

 青龍の胸の奥に母性が芽生え、自らの卵巣に宿る奇跡の結晶の意思に応えたいと思ってしまう。

 

(……ま、まだ駄目です♥ 耐えて。母も耐えますから、仲間を狙われないようにする為にも)

 

 青龍は気付いていない。最初は仲間の事を思うと胸の奥が熱くなっていた筈なのに、今は暗く別の感情が沸き上がって来ている事に。

 それは母性と共に目覚めてしまったもう一つの感情。女としてリンドと言う雄を他の女に奪われたくないという感情が、青龍の中で形を成そうとしていた。

 その証拠と言うように青龍は無意識にリンドを放したくないと言うように、強く抱き締めて離そうとしない。心地よい感触を全身で味わいながら、リンドは微笑む。

 

(フフッ、頑張ってね、青龍。まだまだ終わらせる気はないからね)

 

 最初からリンドにとって勝負の結果はどうでも良い。

 何せ、子供の身のリンドの立場では他の四聖獣達に会いに行く機会など早々ないのだから。他にもリンドが会いに行かなくても、桃花か蔓、或いは協力者のツクヨミに頼んで運悪く(・・・)出会ってしまう事も出来る。

 あくまで『リンドから会いに行かない』のが勝負の内容なのだ。盟約の影響で発情した身体だった青龍は、その事実に気付けなかった。では、何故、青龍の提案に敢えて乗ったのか。

 その理由は、『絶世の美女である青龍の肢体を堪能し尽くしたい』からだ。

 

(桃花と蔓で僕も学んだんだ。安定期に入るまでデキなくなるのは寂しいってね)

 

 相性が良すぎた桃花と蔓は、孕んでから安定期に入るまでは一度しか膣内を味わえなかった。

 人間と違い、そもそも子を孕めない存在である精霊が『真の契りの儀式』を行なって子を為した場合、絶対に安定期に入るまでは行為を行なってはならない。人間以上に精霊の子は不安定だからだ。

 安定期に入るまでは、胸や口、手、そして髪など奉仕は受けていたが、やはり犯し尽くしたいという気持ちは募っていく。

 青龍と言う雌を蹂躙し尽くしたいという欲望に反応するかのように、愛液と精液が隙間から零れる秘裂に挿入されている剛棒が固さを増して膣内をこねくり回し出す。

 

「んんっ♥ ま、まだデキると言うのですか♥ あ、あんなに一杯射精したのに……た、体力だってもうある筈が……」

 

「フフッ、言い忘れてたけど桃花と蔓と契りの儀式を結んだおかげで、僕の体力は常に回復してるんだ。ただでさえ強い僕の精力の方も盟約で常に回復させられているから、今ならもしかしたら一週間は普通にシ続けられるかもね」

 

「なっ!?」

 

 全ての想定を覆す事実に青龍は目を見開いて固まった瞬間、再びリンドの腰が動き出し、膣内を抉り出す。

 

「んあああああああっ、ああっ、んんっ♥ ひ、酷い……ああっ、だ、騙して……ひあぁぁぁぁっ♥」

 

 グチュグチュっと2人の結合部から再び淫靡な水音が鳴りだす。気丈に青龍は睨みつけようとするが、快感に惚けた顔をして愛おしそうにリンドを見つめている。

 リンドは腰を振りながら僅かに体を起こして、青龍の子宮がある腹の上を撫でる。

 

「フフッ、酷いのはどっちなのかな? 早く子になりたいって訴えているんでしょう、青龍の卵子は? それを無視してる青龍の方が酷いと思うよ」

 

「んんっ♥ そ、それは、あああっ♥ だ、駄目っ! 駄目なのです!? 他の皆を、はあぁぁっ♥ わ、私は守らなければ……」

 

「じゃあ、僕はこの子が早くデキるように、もっと頑張らないとね!」

 

 言いながらリンドは愛液や精液で濡れ過ぎて肌に張り付いていた蒼色のショーツに手を掛けて、邪魔だと言うように破り捨てる。他にも脱げずにいた蒼いチャイナドレスを、何処からともなく伸びて来た蔦で破き、青龍の神々しいまでに魅力的な裸身を全て晒させる。

 自らの腰に巻き付いている青龍の美脚に手をやり、剛棒を膣内に挿入したまま身体を動かして屈曲するような体勢を取らせる。アシハラノクニで言うところの種付けプレス。

 青龍と言う絶世の美女を己の雌として蹂躙し尽くすという意志をリンドは示した。

 抗う事無く取らされた体位の意味を悟った青龍は、歓喜なのか恐怖なのか自身でも分からずに全身を激しく震わせる。

 

「ああっ♥ だ、ダメ……こ、この体勢は……だめ……」

 

 確実に自分を孕ませる気など悟った青龍の残り少ない理性が危険信号を発する。

 今までの正常位の体勢よりも、より子宮に精液が注がれてしまうのは確実。

 ぬぷぬぷっと微かに音を立てながら、ゆっくりと剛棒が秘裂から抜かれていく。だが、その動きがこれから始まる蹂躙の秒読みなのだと理解している青龍は、思わず懇願しだす。

 

「お、お願いです。この体勢だけは、や、止めてください。は、孕んでしまう。貴方様とのお子を孕んでしまうんです」

 

 青龍には確信があった。

 今の体勢で犯されれば、自分の精神は屈服してしまうと。他の四聖獣達に女としての嫉妬を抱きながらも、此れから自身を犯し尽くそうとしている少年の姿をした雄と、子宮にこれから宿る子を何よりも優先する女に堕とされるのだと確信してしまった。

 これまでの自分と別れを告げる事になる事に恐怖を覚えている青龍の頬を、リンドは体勢はそのままに優しく撫でる。

 

「大丈夫だよ、青龍。君はこれからもネノクニを護れるんだから」

 

「えっ?」

 

「僕の人生の目的は『一族の再興』。これから青龍は外敵に対して僕達と一緒に戦う一人になるんだよ」

 

(や、やはり、そうでしたか)

 

 危惧していた事が当たっていた事に、青龍は戦慄した。

 外敵に備えるために、かの一族の復興は青龍や他の四聖獣達も認めざる得ない。だが、今だけは待って貰わなければならない。

 

「い、今はヒ、ヒミコがいます……ヒミコの討伐が終わるまでは、い、一族の復興は……」

 

「フフッ、それってさ……ヒミコを護りたいから言ってるの?」

 

「……えっ? な、何を言っているのですか? ヒミコを何故、私が護るのです?」

 

 訳が分からないと言うように、青龍は呆然としてしまう。

 意識が完全に疑問だけに青龍は取られてしまう。その瞬間を逃さず、ギリギリまで膣内から剛棒が抜けそうになるほどにリンドは腰を引き、次の瞬間、口を開きながら最奥の子宮口に叩きつける勢いで腰を振るう。

 

「ヒミコの正体はね! 『徐福』って言うんだよ!?」

 

「っ!? んあっ、ああああっ、ああああああ―――っ♥」

 

 ぶしゃあぁぁぁぁぁぁー!

 

 全力で子宮口に剛棒を叩きつけられた衝撃で、二人の結合部から愛液と精液が飛び散り、更に潮までも青龍は噴いて絶頂した。

 だが、絶頂した青龍と違い、射精していないリンドは容赦なく、それでいて巧みな腰遣いで青龍の蜜壺を蹂躙していく。

 

 パンパンッ、パンパンッ、パンパンッ!!

 

「んあああっ♥ も、もうやめっ、こ、壊れてしま、しまい、ああああっ♥ で、出てしまう!? 私の卵子が出てしまうんです!?」

 

 嬌声をあげながらも、青龍は自身の心が屈服に向かってしまっていることを察知していた。

 その証拠に青龍の卵巣は動き始め、卵管に卵子を射出しようとし始めていた。リンドが施した術がなければ、当の昔に卵子を射出していた筈の卵巣は、強烈な雄の猛攻に本当の意味で屈服しようとしていた。

 その雄であるリンドは、自らの剛棒を膣肉で柔らかく締め上げる感触に、青龍が屈服する寸前だと悟り、己の雌だと示すように犯す。

 

「もう止まらないよ! 何度もシたいとかもうどうでもいいや! この交合で青龍と『真の契りの儀式』を結ぶ!」

 

「あっ、あっ、あぁぁっ♥ ひあっ、あっ、んんっ♥ あああっ! だ、ダメ!? 出ないで!? 今出てしまったら!?」

 

 快楽の暴風に襲われて、喘ぐしか出来なかった青龍が突然両手で顔を押さえて悶え始めた。

 遂に青龍の卵巣が卵子を射出する為に、本格的な反応をし始めたのだ。青龍の脳裏には何故かその光景が映っていた。

 

(な、何故こんな光景が私の頭の中に!? い、いえ、まさか!?)

 

 何かに気が付いたように青龍は快楽に歪んだ顔を隠すために当てていた両手の隙間から、嗜虐心に満ち溢れた笑みを浮かべているリンドを見る。

 

「言い忘れていたけどね。あの術。卵子が出る瞬間を、相手に伝える効果もあるんだ。これでちゃんと負けたって、分かるよね、青龍? 尤もまだ行為を始めて二時間ぐらいしか経ってないんだけどね」

 

(ま、まだ……に、二時間……無理……です)

 

 今日と言う一日が終わるまで、あと十数時間残されていると示された瞬間、抗えない快楽に呑み込まれ青龍の心は折れた。

 同時に術の効果が切れ、最早邪魔するものがなくなった青龍の卵巣は、再び邪魔される前にと言わんばかりに、精子で溢れている卵管に卵子が飛び出した。

 

「あっ……ああっ……あああぁぁぁっ♥」

 

 卵子が卵管に飛び出した瞬間、青龍はまるで心の枷を外されたように歓喜の声をあげてしまった。

 これまでネノクニの守護神としての責務や他の四聖獣達の為に、快楽に流されまいとしていた心の優先順位が全て変わる。

 

「あんっ、は、早く射精して下さい♥ 子を、貴方様との子を孕ませて頂きたいのです♥」

 

 種付けプレスを受けているので、自らで腰を振るうのが難しい青龍は、雄を欲情させるような淫靡さに満ちた声で懇願した。

 既に卵管まで精子で一杯だが、確実に孕むためのダメ押しが欲しいと腰を捻って剛棒を刺激し、膣肉も自身の意思で蠢かせて射精を促す。

 

「いいよ、青龍! 積極的になるとやっぱり凄いね!」

 

「あんっ、あんっ、ふあぁぁぁっ♥ 貴方様♥ 貴方様♥ ああっ、私が孕む前にお名前をお聞かせください!」

 

 これから自身の子の父親になる相手の名前を知らなければ、悲しいと感じた青龍は目から涙を溢しながら願う。

 

「僕の本当の名前は教えられないけど、リンドって呼んで!」

 

「リンド様♥ リンド様♥ 私の全てをあ、貴方様に……捧げ、あっ、ん、ああああああああああっ♥」

 

 どびゅうぅぅぅぅっっ! びゅっびゅっびゅっるるるるるっっ!

 

 膨れ上がった剛棒が青龍の子宮口に勢いよくぶつかった瞬間、睾丸にあった全ての精液が飛び出してしまったのではないのかと思えるほどの大量の精液が射精された。

 逃げ場のない体勢を取らされていた青龍は、余すことなく子宮に精液を注ぎ込まれ、先に入っていた精液を更に奥へと押し流される感覚を味わいながら絶頂した。

 そして押し流された先にあった卵子は、既に大量に精子に群がれていたところに更なる精子に群がれ、遂に一つの精子が卵子に入り込む。

 

(子が……子がデキました……これが母になると言う気持ち)

 

 もう遠い昔に忘れ去った気持ち。

 未来永劫訪れる筈がなかった女としての真の幸せを青龍は迎え、幸福と愛情に満ちた涙を流しながらリンドを見つめる。

 その瞬間、青龍の胸元が光り輝き、やがて小さな青色の宝珠が胸の名から飛び出した。

 宝珠の名は、『青龍』。名を冠している通り、『契りの儀式』を交わした持ち主に自らを召喚する権利と加護を与える宝珠。

 その宝珠は桃花、蔓と『真の契りの儀式』を交わした時同様に、リンドの胸の中に吸い込まれる。

 『真の契りの儀式』の完了を知らせる合図に、リンドは両手で持ち上げていた青龍の両足を降ろして、そのまま青龍の身体に倒れ込む。

 青龍は自身の胸の中で息を整えているリンドを優しく抱き締め、愛おしさに溢れた顔を向けながら微笑むのだった。

 

 

 ぐぽっ、じゅるるるるっ……じゅぷっ……じゅずっ

 

「へえ、なるほど、四聖獣達の社に異変か」

 

 胡坐をかいて座りながら、股間から響く淫靡な水音と、己の分身を通して伝わってくる快感にリンドは身体を震わせる。

 一息ついた後、リンドは青龍と話し合い、互いに情報交換をしていたのだが、その中で見過ごせない報告に関して考えていた。その間にも淫靡な水音は鳴り響く。

 その音を鳴らしている、愛液や精液など情事の後が体中に残っている青龍の銀色の髪を優しく撫でる。

 

「異変が起きているのは、東にある青龍に、北にある玄武、そして西の白虎の社か……時期や方角を考えると間違いなく『迷い人』関連だろうね」

 

「んっ♥」

 

 撫でられた青龍は嬉しそうに顔を綻ばせながら、口淫奉仕に没頭する。

 剛棒と青龍の口の隙間からは唾液が零れていながらも、大胆に口を上下させるのは止めない。まるで自身の匂いを染み込ませるかのような大胆な姿。

 其処には優し気なお姉さん的な雰囲気はなく、1人の雌として雄を貪る青龍の姿があった。

 

「フフッ、漸く見つかった」

 

 自らの一族の敵であり、緊急事態とは言え逃してしまった存在が補足できた事をリンドは喜ぶ。

 

(ああっ♥ なんて逞しい顔なのでしょう……子供とは言え、一族の責務を果たそうとするそのお姿……素敵です、リンド様♥)

 

「じゃあ話した通りに事を進めてね」

 

「ぷはっ……はい、リンド様♥」

 

 口から剛棒を放して、迷いなく青龍は恍惚としながらリンドに向かって頷いた。

 その間にも細く綺麗な指先で、剛棒に刺激を与えるのも忘れていない。寧ろまた早く咥えたいと言うように、視線で許可を求めていた。絶世の美女が己の伴侶候補の1人に堕ちた事を知り、リンドは微笑む。

 その微笑みを見た青龍は、胸の奥が熱くなるのを感じる。

 

(意地悪なお方。この為に私に結界を張らせたのですね)

 

 何もかもリンドの思惑通りになってしまった。

 しかし、もう青龍は悔しさは感じない。寧ろ、幼き身でありながらも四聖獣である自身を手玉に取って見せたリンドに敬愛の念が溢れて仕方がなかった。

 同時に自らの内で目覚めてしまった女としての感情が、麻薬のような優越感を青龍に抱かせる。

 

(桃花と蔓に遅れは取っていますが、私も負けません。リンド様の策のおかげで、一番最初にリンド様との子を孕み、『真の契りの儀式』を結んだのは、私と言う事になるのですから♥)

 

 既に子を産んで育てている桃花と蔓だが、その子供達の存在は明るみに出せない。

 対して青龍は事故と言う形でありながらも、子を為した事を話し、周知の事実として広める事が出来る。2人との違いに歓喜が青龍の中で沸き上がる。

 

(桃花! 蔓! リンド様の真の名は、必ず私が聞かせて頂きます!)

 

「リンド様♥ これから末永くこの青龍を宜しくお願いいたします♥」

 

 淫靡に微笑みながら、青龍はリンドの顔を上目遣いに見つめる。

 そんな青龍に魅了されたリンドは、顔を近づける。何をするつもりなのか悟った青龍は、思わず顔を離してしまう。

 

「だ、ダメです、リンド様。わ、私の唇は今は……」

 

「関係ないよ。青龍が綺麗だから、僕がシたくなったんだからね」

 

「あっ♥ ……んっ♥」

 

 今度は顔を背けることなく、青龍はリンドの口づけを受け入れた。その顔は女としての幸せに満ち溢れた顔。

 こうして四聖獣の一角、青龍の守護神としての役目は次世代に受け継がれ、1人の女として愛する相手に全てを捧げる青龍が生まれたのだった。

 

 

「無拍子っ!」

 

「散華っ!」

 

「横一閃 っ!」

 

 ガキンッと硬質な音が響き、カグツチ、アマテラス、ツクヨミはそれぞれ己の獲物から伝わってくる感触に険しい顔をする。

 最大の一撃を以てしても、目の前に張られている結界はビクともしなかった。

 三人が険しい顔を向けるのは、里の外れにあるリンドと、今はいない美由紀が暮らしている家。

 しかし、今、その家は強力な結界によって覆われてしまい、中に足を踏み込む事が出来ないようにされていた。

 

「くっ! やっぱり駄目なのか!?」

 

 何度も攻撃し、最大の技を放っても破れない結界に、カグツチは悔しさを感じる。

 突然里の中に張られた強力な結界。当然その結界をアマテラスとツクヨミは察知した。

 一体何事かと来てみれば、佐久夜達の見送りを終えて分かれたリンドが居るはずの家が結界で覆われていた。

 しかもその結界を張った力に、アマテラス達は覚えがあった。

 

「……アマテラス、ツクヨミ。この結界を張ったのはやっぱり?」

 

「ええ……四聖獣の1人、青龍が張った結界に間違いありません」

 

「しかも、私達でもそう簡単に破れない結界をね」

 

 アマテラスとツクヨミの断言に、カグツチは顔を顰めて青龍が張った結界に覆われるリンドが暮らしている家を見つめる。

 

「……どうして青龍がリンドの家に結界を?」

 

「さあ、分からないわね」

 

(遂にその時が来たのね)

 

 表面上は訳が分からないという顔をしながらも、内心ではツクヨミは何が起こったのか察していた。

 四聖獣である青龍とリンドが出会ってしまった時に起こる古の盟約が、結界の中で果たされているのだと言う事を。

 

(これで懸念材料の一つが消えたわね)

 

 ツクヨミが恐れているのは、四聖獣の誰かが迂闊にかの一族に関しての情報を漏らしてしまう事と『真の契りの儀式』の悪影響に関して洩らしてしまう事。

 特に後者はバレたら、これまでの苦労が水の泡になりかねない。だが、その懸念はもうすぐ無くなる。

 四聖獣の内一人でもリンドに堕ちれば、ツクヨミは警戒する事なくカグツチとの関係を進められるのだから。

 

(それにしても相変わらずとんでもないわね、リンドは)

 

 優れた軍師でもあるツクヨミは、青龍に結界を張らせたリンドの意図をすぐに察した。

 そして心配そうに結界を見ているアマテラスに目を向け、内心で微笑む。

 

(フフッ、これでアマテラスの籠絡が一歩進むわね)

 

 じれったくは感じていても、そうしなければならない相手だと言う事は分かっているのでツクヨミも納得していた。しかし、今回の件で確実にリンドはアマテラスへの行動を深く進める事が出来る。

 その事実にツクヨミは内心で喜ぶ。

 だが、事情を知らないアマテラスとカグツチは焦りを覚えていた。

 

(まさか、青龍がこのような行動をしたのは、リンドを害する為なのでは?)

 

 本来ならばそのような考えを抱く事はないが、アマテラスとカグツチはヒミコの正体が嘗て四聖獣達が仕えていた『徐福』である事を知っている。

 その『徐福』こそが、リンドの一族を滅ぼした張本人。信じたくはないが、まさかと言う思いがアマテラスとカグツチの中で過ぎる。

 そんな二人を安心させるように、ツクヨミが声をかける。

 

「カグツチ、アマテラス。安心しなさい。少なくとも、命を害するようなことはないと思うわよ」

 

「ツクヨミ?」

 

「姉さん? 何故思うのですか?」

 

「……言ったら何だけど、リンドはまだ(・・)四聖獣と争えるほどの力は無いわ。命を奪うのにわざわざ結界なんて張る必要はない。ただ会ってその瞬間に攻撃すれば終わるわ。外敵じゃない青龍が相手なら、リンドはあの精霊としての呪法も使えないでしょう」

 

「た、確かにそうだな」

 

 リンドの身の内に宿っている精霊としての力が、最も高まるのはネノクニにとっての外敵が現れた時。

 外敵ではない青龍に対して力が高まる事はない。とは言え、精霊と言う存在に対してリンドと言う存在自体が福音かつ毒なのであるが、その事実をカグツチとアマテラスは知らない。

 

(確かに姉さんの言う通りですね……では、何故青龍は結界を……っ!?)

 

 疑問に思うアマテラスの目の前で、破る事が出来なかった結界が音もなく消失した。

 カグツチも驚き、ツクヨミは内心で笑いながらも、表情はあくまで驚いたように装う。そして三人が見つめる家の入口が開く。

 

「……青龍」

 

 家の中から出て来たのは、四聖獣の青龍だった。

 何時も着ている蒼いチャイナドレスを纏っているが、何処か色気を強く感じさせるように顔は赤くなっていた。

 ゆっくりと青龍は、恥ずかしそうにしながら家の外に足を踏み出す。その右手は下腹部に当てられていた。

 明らかに様子がおかしい青龍の姿に、カグツチとアマテラスは戸惑う。対してツクヨミは、二人から見えない位置で満足そうに頷いていた。

 

(フフッ、良い顔ね、青龍)

 

 盟約は果たされた。

 それを示すように青龍は、アマテラス、カグツチ、ツクヨミに向かって頭を下げた。

 

「アマテラス、カグツチ、ツクヨミ。里内で結界を急に張った事をお詫びします」

 

「……青龍。一体なの為に結界を張ったんだ? この家にいた筈のリンドは無事なのか?」

 

「彼は無事です……いえ、無事とは言い切れません……盟約が破った(・・・・・・)私と接触した影響は残ってしまっているのですから」

 

「盟約!? 一体それは何の盟約なのですか!?」

 

 アマテラスは厳しい声で青龍に詰問した。

 リンドに対して強い母性を抱いているアマテラスにとって、何か影響が起きているという時点で見過ごせない。事と次第では青龍とて許さないと言うように、厳しい視線を向ける。

 カグツチも警戒し、青龍の動きを警戒する。

 そして青龍は、顔を真っ赤にしながら口を開く。

 

「……古の時代、私達四聖獣はかの一族と結びました……その盟約に従い……私は彼と結んだのです」

 

「結んだ? 一体何を? ……まさか、『契りの儀式』を?」

 

 信じられないが、結ぶとしたらそれしか考えられずにカグツチは質問した。だが、青龍の口から発せられたのは、それ以上の事実だった。

 

「………いえ、『契りの儀式』ではありません……結んだのは……『真の契りの儀式』です」

 

『……っ!?』

 

 青龍の発した言葉の意味を理解したアマテラス、カグツチは驚愕の余り固まった。ツクヨミも表面上は驚いた顔をして、青龍を見つめる。

 自身に三人の目が向いているのを確認した青龍は、母性が溢れる微笑みを浮かべながら自らの下腹部を示すように撫でる。

 

「今、此処には……私の子宮には、将来新たなネノクニの守護神となる私と彼の子である次世代の四聖獣、『青龍』が宿っているのです」

 

(フフッ、これからよろしくね、青龍)

 

 驚愕のあまり固まってしまっているアマテラスとカグツチの背後で、ツクヨミだけは新たな協力者の存在に笑みを浮かべていたのだった。




青龍との『真の契りの儀式』完成です。
彼女はこれからリンド達と共に一族の復興を優先するでしょう。

次回は回想編としてツクヨミとカグツチとの『真の契りの儀式』です。

アマテラス、佐久夜、琴乃の妊娠について。

  • 琴乃が堕ちた段階で孕ませる
  • 四聖の社全て攻略後に孕ませる
  • サヨ関連終了後に孕ませる
  • イザナミも加え、四人そろって孕ませる
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。