IZUMO2〜鬼畜ショタ性記〜 作:イズモ
母親になる前の青龍に来てヤリたいので。
しかも、今回も本番まで行けずすみません。
お気に入り、感想ありがとうございます!
青龍とリンドが転移した後、重苦しい沈黙が会談の場に満ちていた。
突然の青龍の凶行。出会った瞬間に苦しみ出したリンド。そして二人を『青龍の社』に転移させた宝珠『八尺瓊』。
訳が分からない出来事ばかりだったが、最初に先ずアマテラスは宝珠『八尺瓊』の封印処置を執り行った。
「貴方。取り敢えず簡易ですが、封印は行ないました」
「そうか、ありがとう、アマテラス。しかし、油断していた。てっきり精霊の宝珠と同じような物だと思っていたが……」
「さっきの様子だと条件さえ満たせば、自力で何かを行なえるようね。つまり、その宝珠には意思が宿っていると見るべきよ」
警戒するようにツクヨミは、アマテラスの手の中に在る宝珠『八尺瓊』が入っている小箱を見つめる。
「そもそも良く思い出して見たのですが、あの烏天狗が葬られた時にリンドは何時の間にかその宝珠を握っていました」
「そうなのか、佐久夜?」
「う、うん……言われて思い出したけど、桃花様の言う通り何時の間にかリンドは握ってたの。てっきり、烏天狗を攻撃した時に奪ったんだと思っていたんだけど」
「そうではなく、真の持ち主の下であるリンドの手元に自ら移動していた」
状況からすればそれしか考えられず、しかもどういう訳か青龍の意思にまで宝珠『八尺瓊』は応えた。
「……青龍様は明らかに様子がおかしかった」
「蔓の言う通りね。しかもリンドの事を……『私の番』なんてとんでもない呼び方をしていたし」
「むぅっ!」
ツクヨミの発言に佐久夜は不機嫌な声を上げた。何故ならば青龍の発言は明らかにリンドを伴侶としてみていような発言。
リンドに想いを寄せている佐久夜からすれば、見過ごせず嫉妬の炎が胸の奥から燃えあがる。
(リンドは私のなのに!? 青龍様にだって渡さないんだから!)
「お父さん! 早く青龍様の社に行こう!」
「落ち着け、佐久夜。気持ちは分かるけど、先ずは整理しないと不味い。第一、幾ら……その……青龍がリンドの事を好きになっても、リンドの歳じゃ『契りの儀式』だってするのは……」
「いえ、可能になっている恐れがあります」
『……はっ?』
突然の桃花の発言にカグツチ、アマテラス、ツクヨミ、蔓は疑問の声を上げた。
唯一佐久夜だけは声を上げなかったが、桃花が意味深な視線を向けると、顔を真っ赤にして俯く。佐久夜は知っている。リンドが子供を作れるような行為を出来ることを。
まさか、この場で『妖やかしの森』での出来事を話されるのでは危惧を覚える。だが、そんな佐久夜を安心させるように微かに微笑む。
「先ほどリンドの治療を頼まれた時、先ず状態を確認したところ、彼の身体が急激に変化しているが分かりました」
「急激な変化だって?」
「それはどのような変化ですか、桃花さん」
「………少々言い難いのですが……子を為す事が出来るからだ……つまり、精通をリンドは迎えたようなのです」
「せ、精通を……」
カグツチは顔が引きつるのを押さえられなかった。
あの痛がりようで何が起きたのかと思っていたら、精通を迎えたなどと言うとんでもない発言を聞かされたのだからその反応は仕方がない。
アマテラスも思わず顔を真っ赤にして口元を押さえ、蔓も気まずそうに視線を逸らす。佐久夜は桃花が上手く誤魔化してくれたとことに安堵の吐息を吐いている。
唯一、平静な様子で話を聞いていたツクヨミが口を開く。
「……不味いわね」
「姉さん?」
「アマテラス。もしかしたらだけど……青龍は子供を孕むつもりでいるんじゃないの?」
「なっ!? せ、青龍が子供を!? ツクヨミ。幾ら何でもそんな事がある筈が……」
「カグツチ。忘れたの? 青龍は精霊が子を為せる事を知っていたのよ。つまり、知ってるのよ。本来子を為せない筈の精霊が子を為す方法を」
『っ!?』
ツクヨミの指摘にアマテラス達はハッと様子で顔を見合わせた。
急に精通を迎えたリンド。そのリンドを見た瞬間から明らかに様子が変化し、カグツチに、つまり他の男性に触れられるの拒絶した様子だった青龍。
しかも、『私の番』とまでリンドの事を呼んで、傍に居た桃花と佐久夜に風を放って引き離そうとまでした。更には……。
「盟約がどうとかも言っていたようだし。社に転移したのも、行為を邪魔されない為……」
「お母さん! お父さん! 私、青龍様の社に行くから! 川のいかだを借りるね!」
「待ちなさい、佐久夜!?」
「待つんだ、佐久夜!? そのいかだは今駄目なんだ!?」
我慢出来ずに飛び出して行った佐久夜の後を、アマテラスとカグツチが慌てて追いかけていく。
残されたのはツクヨミと桃花、そして最後の一人である蔓はツクヨミに声を掛ける。
「あ、あのツクヨミ様」
「蔓。悪いけど、今日は『アシハラノクニの学び舎』に戻ってくれて良いわ。どちらにしても青龍が居ないんじゃ話は続けられないし」
「……分かりました。ですが……その……」
「ちゃんとまた呼ぶから安心して。貴女も気になっているんでしょう?」
「……はい……それとあの少年の名前は?」
「リンドよ。まあ、事情があって本名ではなく桃花が与えた名前だけど、本人もそれで納得しているから会った時はそう呼んであげて」
「リンド……分かりました。では、失礼いたします」
言い終えると蔓の姿が消え、気配が離れていくのをツクヨミと桃花は感じる。
そして蔓の気配が充分に離れ、自分達がいる部屋の周りからも気配が無くなったのを察するとツクヨミが桃花に声を掛ける。
「桃花。大丈夫なの?」
「旦那様が護って下さいましたから」
大切そうに自らの下腹部を撫でながら桃花が答えた。
その様子にツクヨミは安堵の息を吐く。ツクヨミも一児の母親だけに母性には目覚めている。だからこそ、新たな命を宿している桃花の事を心配していたが、杞憂で済んだ。
「それにしても青龍のあの行動は流石にリンドも予想外だったみたいね」
「ええ、ですが、青龍様のお気持ちも理解出来ます……私も旦那様に他の女性が近づくのを見ると、引き離したくて仕方ありませんので……最もそれとこれとは話は別ですが」
強い嫉妬に満ちた声が桃花の口から洩れて、傍に居たツクヨミは紫色の髪が揺れ動くを幻視してしまった。
(これで旦那様の計画が進むのは問題はありません。ですが、この流れでは旦那様が一番最初に『真の契りの儀式』を結んだ相手が青龍様だと思われてしまう!? 私が旦那様の初めての相手なのに!?)
この流れを聞いた時から桃花はずっと不満と嫉妬を抱いていた。
自身が妊娠しているのを隠す必要性は理解している。だが、納得出来るかどうかは別なのだと言う事を桃花は長い生の中でリンドと出会ってから漸く理解出来た。
「それに先ほどの蔓さんの様子……今ならば、アマテラス様が嫉妬の余り天の岩戸に籠もられた気持ちが理解出来ます」
「怖い事を言わないでよね」
妹が引き起こした天変地異をツクヨミは思い出して身体を震わせる。今の桃花からは、それに勝るとも劣らない怒気を発していた。
「……とにかくもう此処まで来たんだから、どの道もう手遅れよ」
「ええ……分かっています……今回の事は今後の為に必要な事……そして青龍様があのような行動を為されたと言う事は……」
「……最悪の危惧は当たっていたわね」
桃花とツクヨミは知っていた。
もしリンドと出会った時に青龍に変化が起きれば、それは『四聖獣の誰かか、或いは『麒麟』、そしてもう一人がネノクニの崩壊を目論んでいる』事を示す事だと言う事を。
「少なくとも四聖獣じゃないわね。もしそうだったら最初に青龍に連絡した時に、その相手が状況を知る為にこの場に来ていた筈。だけど、来たのは連絡した青龍だったわ」
「そうなれば、悪霊側に就いている『麒麟』が明確に自分の意思でネノクニの崩壊を目論んでいる事になります。それに……もしかすれば盟約の最後の対象者である方も悪霊側に与しておられるかも知れません」
「どの道、私達に出来るのは待つ事だけよ。青龍がリンドの番になるのをね」
佐久夜が社に向かおうとしているが、里から青龍の社である洞窟まで辿り着けるのは馬で二日。近道である川をいかだで下っても半日以上。
しかし、そのいかだは数日前の青龍への連絡から戻って来た巫女によると、
その上、辿り着けても其処から洞窟内を進んで最奥にある祭壇に辿り着かなければならないのだから、到着する頃には全て終わってしまっている。何故ならば青龍とリンドの相性は、桃花程ではなくても良いのだから。
「ああっ、あんっあんっ♥ あっあっあっはああぁんんっっ♥」
吊るされたままの青龍が甘く蕩けたような大きな嬌声をあげると共に、肢体が激しく震えて絶頂に達する。
青龍本人はそれがもう何度目の絶頂なのか分からなくなっていた。その肢体を飾る為のチャイナドレスは艶めかしく美しい肌から湧き出る汗と昂ぶりに寄って秘所から溢れ出る愛液で吸水力を失い、優美な青龍の肢体を示すように張り付いていた。
チャイナドレスに刻まれている龍の柄もあって、自らが龍の化身でありながらも、龍に締め付けられているようにさえ見えた。精霊が身に纏う服は特殊な物なので、破れたり汚れたりしてもその気になれば瞬時に修復できる。だが、今の青龍にはそんな余裕はなかった。
チャイナドレス全体からは濃厚な発情し切った雌香が漂っている。もしこれが普通の服だったら、洗濯しても匂いを消せず、捨てるしかない程の凄まじい雌香だった。吸水力を失ったスカートの部分からは染み込んだ愛液が重力に引かれてポタポタと垂れて、ねばついた大きな水たまりが岩肌に出来ている。
普通の人間ならばとっくの昔に脱水症状を引き起こしている状態だが、精霊である青龍が脱水で死ぬ事は無く気絶も出来ない。
「ひっ! ま、またっ♥ あっあっ、くあぁぁぁっ♥ はぁぁぁんっ♥」
絶頂してもやすめるのはほんの数十秒程度。ごく短い時間だけで休息を与えただろうと言うように、再び魂の奥底から官能の昂ぶりが襲い掛かる。
(狂うっ♥ このままでは……あくぅっ♥ わ、私は狂ってしまうっ♥)
二千年以上の時を過ごし、長い間ネノクニを護る事を誇りに思っていた青龍の強靭な精神力は既に屈する寸前だった。
理性は殆ど残っておらず、本能の方は完璧に屈服し、青龍は両手を天井の岩肌から伸びている木の枝に縛られて吊るされている。
腰は浮き上がり、重くなったチャイナドレスのスカートの前部分に隠された秘所を突き出すような体勢を取り、左右のスリットからはスラリとしたしなやかで美しい美脚が広がるように開脚されている。
両手こそ縛られているが、足の方は何もされた様子がなく、青龍自らが無意識に自らの番の雄を迎え入れる体勢を取っていた。それは体勢だけではなく、青龍の秘所の奥にある子宮は一刻も早く子種を貰いたいと言うように降りていて、卵巣は今か今かと卵子を排出する時を待っている事を示すように子宮と共に熱を発していた。
「あああっ♥ こ、こんなっ♥ だ、駄目っ♥ こ、壊れてしまうっ♥ ……んあああああっ♥」
子宮と卵巣から伝わってくる官能の熱に、青龍は淡色系の髪を振り乱して甘く蕩けた声で泣き叫ぶ。
其処にはもう凛々しく優しい雰囲気を発する青龍の姿はなく、発情し雄を魅了してやまない淫靡な雌としての姿をさらけ出した青龍がいた。
しかし、肝心のこの場にいた筈の青龍の番たるべきリンドは祭壇の前からいなくなっていた。何処に行ったのかと思えば、祭壇へと辿り着くための道の方から上機嫌な声が聞こえて来る。
「フフっ、フフン」
歩いて来たのは言うまでもなくリンドだった。その手には幾つかの服らしきものが抱えられている。
「あぁぁぁっ♥ あああぁぁぁああっ♥」
漸く戻って来た自らの番の雄の声を耳にした青龍は、歓喜に満ちた嬌声で出迎えた。
一刻も早くその顔を見ようと首を後ろに大きく仰け反らせて、逆さまのリンドの姿を両目で捉える。
「ただいま、青龍様」
「―――っっっ♥♥♥」
ぶしゅぅぅぅぅっ!!
微笑む顔を見て声を掛けられただけで、青龍の全身が激しく震え吸水力を失ったスカートを突き抜ける程の勢いがある潮を噴きながら絶頂した。
同時に精霊としての特性で宙に浮かばせていた腰と足がだらりと下に落ちる。ギシリと言う音も木の枝から鳴り、首までガクッと俯かせる。正真正銘青龍は精も根も尽き果てていた。
それに寄って精霊となってからは一度も経験した事がない気絶と言う状態に追い込まれてしまったのだ。
青龍が気絶した事を悟ったリンドはもって来た物を祭壇の前に置く。そして振り返るとゆっくりと天井から生えている木の枝を伸ばして、吊り上げていた青龍の肢体を自身の手が届く範囲まで下ろす。
「うわぁっ、凄い発情した匂い」
青龍本人が聞けば、羞恥で真っ赤になって固まっていただろう。
試しにと言うようにリンドは青龍のチャイナドレスの前部分のスカートを絞るようにしてみると、大量の水分が足元にあった水たまりに落ちる。
「フフッ、一体何度絶頂したんだろうね? まっ、自分でも分からないだろうから聞かないでおいてあげるよ。これで桃花と佐久夜お姉ちゃん、そして僕の子を攻撃したのは赦してあげるから。僕のミスでもあるしね」
屋敷での出来事はリンドの読み通りに進んでいた。だが、その中で一つだけ。
『青龍が桃花と佐久夜を攻撃する』事だけは、リンドにとって予想外の事だった。これは四聖獣と自分の一族の間の盟約を知識だけでしか知らなかった故の失敗。
本来ならばリンドは自らの失敗として反省して受け入れていた。だが、青龍が攻撃したのが桃花と佐久夜だったことが問題だった。佐久夜はもちろん大切だが、今桃花のお腹には自分達の愛の結晶が宿っている。
知らなかったとはいえ、佐久夜と桃花を攻撃した事だけは我慢ならなかったのだ。
「ごめんね、青龍様……ううん、青龍。お詫びに桃花の時には出来なかった術で、カグツチ様達が社に来るまでの二日間。たっぷりと犯して僕が居なければ生きられない雌にしてあげるよ」
言い終えると、リンドは青龍のチャイナドレスのスカートを捲り上げる。
同時にムワっと濃厚な雌香がリンドの鼻腔を擽った。スカートの下に隠されていた青龍の秘所は、凄い状態だった。白濁した愛液とびしょびしょに濡れているのは当然。
それでいて青龍の意識がなくとも官能の昂ぶりは襲い掛かっているのか、秘裂は開閉を繰り返して更に愛液を溢している。そして秘裂と腰に張りついている愛液と潮で濡れた蒼い色合いの下着にリンドは気が付く。
「これって? 見つけて来た青龍のアシハラノクニの服と似ているね」
昂ぶりによって絶頂を繰り返す青龍を放置してリンドが何処に行っていたのかと言うと、社の何処かにある青龍の私室のような場所に行っていたのだ。
と言うのも、事前にリンドが四聖獣について桃花とツクヨミに聞いたところ、玄武がアシハラノクニの服を好んで普段から着ていると話を聞き、もしかしたら青龍もと思って直接聞いて見たのだ。
普段の青龍ならば決して答えない類の質問だったが、連続絶頂の快楽と番から嫌われるかも知れないという恐怖に駆られて口を開いてしまった。
案の定、青龍も玄武の影響を受けてアシハラノクニの服を所持していた。
青龍の私室の場所も聞き出し、リンドは其処へ足を踏み入れて気になったアシハラノクニの服を持ち出したのだ。
目の前の青龍の秘所に張り付いている布も、アシハラノクニの服の類だと見抜くが、どのような意味で着ているのかリンドには分からず首を傾げた。
「まっ、青龍に教えて貰えば良いか。さてと」
片手で重いスカートを捲り上げたまま、青龍の下腹部に慎重にリンドは手を当てた。
青龍がリンドと子を為して番になりたいという衝動に襲われて官能に狂っていたように、リンドもまた血に刻まれた盟約に寄る衝動に襲われている。
ツガイトセヨ……コヲナセ。
「分かってるよ」
内から頭の中に響いて来る声に、リンドは返事を返した。
だが、その声と衝動にリンドは既に慣れてしまっていた。強靭な精神力を持つ青龍でさえ耐えきれず、悦楽の果てに気絶してしまうほどの衝動だというのにだ。
(桃花と出会う前に散々苦しませられたからね。さてと、とは言え慎重に慎重)
一瞬でも気を抜けば、気絶している青龍の気に喰いつき、『真の契りの儀式』を始めてしまいそうになるのをリンドは必至に耐える。
(せっかく桃花の時と違って余裕と時間があるんだから。たっぷり青龍の肢体を味わいたいよ)
絶世の美貌を持つ青龍。リンドとは同属性と言う事もあって相性が桃花程ではないがとても良い。
それこそお膳立てが済んでしまっている今の状況で、桃花の時同様に『真の契りの儀式』を初めて気を交わらせた瞬間に青龍は卵子を排卵してしまうだろう。
そうなると必ず追って来る佐久夜達が来るまで、口や胸で青龍にシテ貰うしかない。それでも構わないと言えば構わないが、せっかくだからリンドは思う存分青龍の肢体を貪り尽くして己の雌に桃花同様に堕としたかった。
その為にリンドは汗と飛び散った愛液で濡れている青龍の細くキュッと引き締まった下腹部に触れて……術を発動させた。
(ごめんね。これはお父さんとお母さんがお膳立てなんて関係なしで番になる為だから)
「っ!? あああっっ!?」
術の発動と同時に気絶していた青龍の目が見開き、吊るされた肢体を仰け反らせる。
だが、逃がさないと言うように今度は地面から木の枝が伸びて青龍の両足首にそれぞれ巻き付いて縛り上げて逃げられないようにした。
「な、何を!? っ!? あっ、ああっ!?」
突然の事態に訳が分からないという声を上げた青龍だが、リンドが何らかの術を下腹部に施している事に気付き悲痛な声を漏らした。
青龍は気付いたのだ。術の行使が進むたびに、卵子を排卵しようとしていた卵巣の熱が治まって行くのを。それは今の青龍にとって悲しみしか感じられない行為だった。
「や、止めて!? あ、貴方は自分が一体何をしているのか分かって!? い、いやああああぁぁぁぁーーーーっ!?」
遂に卵巣から発せられていた熱が感じられなくなった青龍は、悲しみに満ちた悲痛な叫びを上げた。
そして術の行使が終わったリンドは青龍の下腹部から手を離す。
「ああああっ……そんな……私達の子供となる卵子が……」
「大丈夫だよ、青龍。少しの間だけ眠って貰っただけだから。僕達の子供にね」
「……えっ?」
絶望に打ちひしがれていた青龍だったが、リンドの説明を耳にして顔を上げた。
そんな青龍を安心させるようにリンドは自らの足の裏から木の枝を発生させ、青龍と同じ顔の位置まで自身の背を伸ばした。
涙で濡れる青龍の頬に手をやって安心させるように撫でながら、事情を説明する。
「今行使した術は一時的に卵子の排卵を抑制する術なんだ。まあ、今の僕の状態だとそう長くは持たないけど、とにかく卵子は無事だから安心して」
「……何故そのような事を……私と……子を作りたくないの……ですか?」
胸が張り裂けそうな気持ちを抱きながら青龍は、目の前にいる番であるリンドの顔を見つめる。
先ほどまでずっと放置されていた事と言い、自分には女としての魅力がないのかとさえ青龍は思ってしまう。そんな青龍を安心させるようにリンドは嗜虐に満ちた雄の笑みを浮かべる。
「まさか、そんな筈がないよ。僕だって青龍の事を孕ませたくて仕方がないんだよ。証拠を見せてあげるよ」
言いながらリンドは自らの履物を押さえている帯に手を伸ばして解きだした。
「な、なにを……っっ!? ひっ!?」
履物を脱ぎ捨てると共に、さらけ出たリンドの長大で太い剛棒を目にした青龍の顔は強張ってしまった。
長い時を過ごす中で幾度か『契りの儀式』を結んだ事で経験を得ている青龍から見ても、明らかに異常としか思えない剛棒。最近佐久夜と本格的にするようなったことで黒く染まり始めた女殺しの剛棒は、四人目の雌を前に野太い血管を浮き出させて、今の青龍が発する雌香に負けないどころから凌駕するほどの濃厚な雄臭を発している。
剛棒の根元にある玉袋は大量の精子が溜まっていると言うように、大きく膨らんでいる。
見るものが見れば異常極まりないリンドの姿。子供の体格に大人顔負けどころか、普通の大人では勝負にならない程の剛棒と玉袋があるのだから。
だが、今の青龍には……。
「はぁっはぁっはぁっ♥ んくっ♥ はぁぁぁ……♥」
漸く目にする事が番の剛棒を前に熱く荒い息を吐きながら、陶酔した様子で頬を紅潮させる。
漂うどころか振り撒いているとしか思えない濃厚な雄臭を嗅ぐ度に、卵子が排卵できなくなった事で下火になっていた子宮が再び熱を持ち熱くなってくる。
秘裂からは愛液が流れ出し、張り付いている下着が更に締め付けを強くし、包皮から飛び出ていた肉芽を刺激する。
汗と愛液でグチョグチョに濡れて肢体に張り付いているチャイナドレスの胸元にハッキリと浮き上がっている乳首は更に固くなり、雄の手で触って欲しいと言うように自己主張している。
そんな長い間ネノクニを守護していた四聖獣の一人とは思えないほどに、淫靡に発情し切った青龍と言う雌に番の雄は問いかける。
「ねえ、青龍。挿入れて欲しい?」
「はいっ♥ 貴方のご立派なものを私の中に挿入れてもらって、子種を子宮に沢山注いで孕ませて欲しいです♥」
「フフっ、チ・ン・ポ」
「えっ?」
急に言われた言葉に青龍は面をくらう。そんな青龍にリンドは手を胸元に伸ばしながら口を開く。
「青龍。良く覚えておいてね。これから君は僕の番になるんだよ。だからよく覚えていてね。僕の番になるなら、これからは僕の肉棒の事はチンポ、もしくはオチンポね。それでねっ!」
「っ!? あ、んああああああああっ♥」
チャイナドレスに越しに胸を揉まれた次の瞬間、青龍は番の雄に感度が昂ぶりに昂ぶっていた胸の気持ちよさに艶やかな嬌声を上げた。
グニグニと濡れて張り付いているチャイナドレス越しでも、気持ち良いと分かる感触を覚えながら更にリンドは青龍に教えていく。
「良い! 胸はオッパイだよ! ほら今気持ち良いのは何処!?」
「あうっ♥ オッ、オッパイですっ♥ 貴方様に触れられてるオッパイが気持ち良くて♥ あああっ!?」
胸に触れていた手が離れていくのを感じた青龍は悲痛な声を思わず漏らしてしまった。
漸く番の雄に服越しとは言え触れて貰えて、雌としての喜びを胸の奥から感じていたところだというのに、肝心の雄の手が離れてしまった。
もっと触れて欲しいと意識して青龍はリンドに向かって胸を突き出す。しかし、リンドは胸に触れず開いた手を今度はスリットの間に入れる。
そのまま秘裂に触れて張り付いたままの下着の上から指で弄り回す。
グチョグチョッ! ぐぼおっ!
「――っ♥ んはああぁぁぁんっ♥」
ぶしゅぅぅぅっ!
胸以上に感じる場所を弄られた青龍は大きく仰け反り、まるで自身の匂いをつけるかのようにリンドの手に潮を噴きかけて絶頂した。
「此処はオマンコね。それでね」
絶頂の衝撃から戻って来ていない青龍に語り掛けながら、リンドは背中に手をまわして抱き締める。
背に回した手を下に動かすと、お尻の方のスリットから手を入れて柔らかな尻肉の感触を楽しみながら尻の谷間に指を挿し入れた。
「っ!? い、いけませんっ♥ そ、そこは不浄のっ!」
「ああっ、やっぱりこっちは、ケツ穴は初めてなんだね」
「あ、当たり前です! そ、そのような所を誰にもっ……あっ、ああっ♥ な、なぜっ♥」
リンドの指が後ろの窄まりを撫でる度に走る感触に、青龍は身体を震わせる。
嘗て人間だった頃にさえ誰にも触れられた事がない不浄な穴。精霊となってから排泄などと言う行為をする事がなく、当たり前だが『契りの儀式』の時でさえ触らせた事もない。
そのような場所を幾ら番とは言え、青龍は止めて貰う為に必死に懇願する。
「お、お願いします……そ、其処だけはどうか……」
「其処じゃないよ。ケツ穴だよ」
「っ!? ……ケ、ケツ穴だけは……どうか触れないで下さい……か、代わりに、オ、オマンコなら幾らでも触って構いませんから……どうかケツ穴だけは……」
「フフッ、良いよ」
「ああっ♥ ありがとうございます♥」
自分の願いを聞いてくれたことに、青龍は嬉しそうに微笑んだ。相手の番が浮かべている笑みが嗜虐に満ちている事に気が付かず。
(決めた! 桃花には悪いけど、ケツ穴を一番最初に犯すのは青龍にしよっと。さっきみたいな可愛いお願いを見たらしたくて仕方くなったからね!)
青龍の弱々しくても必死の懇願は逆に、リンドの雄としての嗜虐心を燃え上がらせてしまった。
その証拠に抱き締めている事で青龍の下腹部にチャイナドレス越しに当たっていた剛棒は、更に熱を持ち滾っていく。
(あ、熱い……チンポが触れている場所が乾いてしまいそうなほどに熱いっ♥)
漸く訪れようとしている交わりの時に、青龍の子宮も更に熱を上げて雄を迎え入れる準備を始める。だが、一番肝心の卵巣は眠らされたままだった。
その事に青龍が疑問を覚えようとした瞬間、狙い澄ましたかのようにリンドが問いかけて来た。
「ねえ、青龍。これから僕らは『真の契りの儀式』を結んで本当の意味で番になるんだけどね。その前に聞きたいんだ。すぐに『真の契りの儀式』を結んで孕むのと、佐久夜お姉ちゃんがこの社に来るまで二日間ずっと番として愛し合うののとどっちが良い?」
「っ!? ………ま、まさか……私の卵巣を眠らせたのは……」
リンドの狙いを悟った青龍が目を見開きながら顔を上げてみると、其処には嗜虐に満ちた雄の微笑みがあった。
それを見た青龍は全て悟る。何もかもリンドの狙い通りである事を。そして……。
(ひ、酷いお方……わ、私に残された最後の……四聖獣としての誇りさえも奪おうとしているなんて)
最早自らはリンドの番に堕ちるしかないことが青龍は分かっている。盟約の力だけではなく、リンドの圧倒的な雄として魅力の前に青龍の雌としての本能は屈してしまった。
一刻も早く『真の契りの儀式』を正式に結んで、永劫の番となりたい魂の奥底から青龍は思ってしまっている。だが、其処には次の世代の四聖獣『青龍』に役目を引き継がせるという誇りもあった。
その誇りさえもリンドは雄として、青龍から奪い去ろうとしている。
「青龍と僕は相性が良いし。お膳立てもあるから、卵巣にかけた術を解いて『真の契りの儀式』を始めたらすぐに排卵するよ。そしたら僕は子種を注ぐし、すぐに孕める。でも、佐久夜お姉ちゃん達が来るまでの間、青龍みたいな美人と一緒にいて僕我慢できるかな?」
「……さ、里から川を下ってくれば……」
「フフッ、残念。いかだは
「っ!? で、では……私の口とオッパイや手で……まんぞくして貰え……」
「それも良いけど。僕絶倫でね。しかも盟約の影響でどんどん子種が作られてるから、青龍の全身が子種で埋め尽くされても満足できるかな?」
「ああっ♥」
逃げ道を潰されていくたびに、青龍の胸の奥の昂ぶりは増していき熱い吐息が零れる。
(本当に……酷いお方っ♥ 私をその気にさせる為にっ♥)
「ほら、答えて。僕の番、青龍」
パチンとリンドが指を鳴らした瞬間、青龍の両手を吊り上げていた木の枝が離れて自由を取り戻す。
自由を取り戻した青龍はすぐさま迷いなくリンドの背に手をまわし、抱き締めると、顔を近づけて躊躇なくリンドの唇に自らの意思で口づけを行なった。
「ん、ちゅっ♥」
「んんっ……」
青龍の熱い口づけをリンドは拒否する事なく受け入れ、舌を絡めあって情熱的な口づけを行なう。
「むちゅ、んちゅうっ♥ んむうっ、ちゅぶちゅぶっ♥」
唾液の行き交う激しい水音が二人の唇の間から鳴っているが、互いに舌を絡ませるの辞める様子はない。やがて、二人の唇が漸く離れると唾液で出来た糸のかけ橋が出来た。
頬を紅潮させて陶酔した心地のまま、青龍は問いかける。
「お名前を……教えてください」
「本名は教えられないから、仮の名のリンドって呼んでね」
「……リンド様っ♥」
本名ではなく残念な様子を見せながらも、熱く濡れた声で青龍は名を呼んだ。そして青龍は……最後に残された誇りを捨てる。
「どうぞアマテラス達が来るまでの間、私をお好きにお求めになって下さいっ♥」
この瞬間、二千年以上ネノクニを守護し続けていた四聖獣『青龍』はリンドの番へと堕ちた。
最後に残されていた自らの役目である次代の為の子を為すという行為も、番の雄と存分に交じり合い愛し合う為に引き延ばした。
そんな青龍をリンドは優しく岩肌に押し倒す。青龍は自らを押し倒すリンドを受け入れている事を示すように背中に手を回すのだった。
次回こそ本番でがっつりヤリまくります!
アマテラス、佐久夜、琴乃の妊娠について。
-
琴乃が堕ちた段階で孕ませる
-
四聖の社全て攻略後に孕ませる
-
サヨ関連終了後に孕ませる
-
イザナミも加え、四人そろって孕ませる