※この作品はR-18です。

IZUMO2〜鬼畜ショタ性記〜   作:イズモ

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遂に今話から蔓のエロ突入です。
お気に入り、アンケートありがとうございました。

現在のアンケートの期限は三月十日の0時までとさせて頂きます。


精霊蔓・妊娠番堕ち編 3

「……はぁっ……一体私は何をして」

 

 日が沈み、月明かりに照らされている学園の廊下に立って蔓は憂いを帯びた顔を浮かべながら窓に手を置いて中庭を見ていた。

 彼女が悩んでいる事は、此処最近の自身の変化。精霊と言う存在である自身が、幼い子供の子種を欲して自慰を行なうなど、蔓にとっては羞恥するしかない出来事。

 そうだと言うのに、子宮が疼く度に蔓は耐えきれず、自身を慰めてしまう。しかもその頻度は日に日に強くなっている事を、蔓本人が一番理解していた。

 

「……やはり誰かに相談すべきなのでしょうか? ……ですが……」

 

 発情して自慰してしまうなど、女性として誰にも相談できない内容。

 故にどうすべきなのかと蔓が悩んでいると……。

 

「桃花?」

 

 自身が居る棟ではなく、別棟の一階の廊下を歩いている桃花を蔓は見つけた。

 

「何故、桃花がこの『アシハラノクニの学び舎』に?」

 

 本来、桃花が居るべき場所は『アシハラノクニの学び舎』の周囲を囲む『妖やかしの森』。

 もしや自身に用があって来たのかと蔓は考えたが……。

 

(いえ、そうだとすれば気配を隠しながら移動する必要はない筈)

 

 姿は見えているが、どう言う訳だか桃花の気配が感じられない事に蔓は気が付き、自身も気配を紛らわせて霊体化する。

 『アシハラノクニの学び舎』の守護神を務めているだけに、蔓の操る蔦や木は其処かしこに伸びている。その蔦の一つに自身の気配を強く発するように細工をする。

 すると、桃花の方にも動きが変化し、気配が強まった方向に顔を向けて何処か安堵する様子を見せる。

 そのまま目的地だったのか、空き教室の一つに周囲を警戒しながら桃花は入り込んだ。

 

(やはりおかしいですね。桃花は明らかに私に隠れるように動いている)

 

 姿を消して壁をすり抜けて桃花が入り込んだ教室の前に蔓は辿り着く。

 そのまま教室の扉もすり抜けて中に入ってみるが……。

 

「いない」

 

 先に入った筈の桃花の姿は何処にもなかった。

 桃花が入った教室は、教室と呼べる広さはなく。数メートル四方の広さでしかも周囲は他の教室のように窓もなく分厚いコンクリートの壁で固められている。床もコンクリートで覆われていて、所々割れたりしていた。

 一応、蔓がいるので学園内の重要な場所と言える場所は、手入れをされているが、何せカグツチがアシハラノクニからやって来たのは十数年前。建物自体の老朽化が目立っている。

 その上に、今蔓が居る部屋は、重要だともアマテラスやカグツチから教えられていなかったので放置してしまっていた。

 

「桃花は何処に?」

 

 既にこの部屋の周囲には蔓の操る蔦が伸びている。

 例え、桃花が霊体化しても察知できる。なのに、見つからない。

 

「……いえ、探していない場所がありましたね。はぁっ!」

 

 蔓の気合いの籠もった声と共に、何処からともなく現れた蔦がコンクリートの床を勢いよく叩いた。すると、床の一部が崩れ落ち、隠されていた地下室への入口が現れた。

 

「これは!?」

 

 自身もこれまで知らなかった学園の秘密に蔓は驚く。

 床に降り立ち、警戒しながら地下室へと降りると、清浄な空気が地下から流れていることに気が付く。

 

(この地下室の先は、まさか霊脈と繋がっているのですか!?)

 

 蔓が守護する地は、アシハラノクニとネノクニの境界が薄いだけではなく、ネノクニにとって重要な霊地でもある。

 その霊地の重要性は、『四聖獣』が守護している霊地に匹敵している。だからこそ、近くに桃花がいるにも関わらず、更に蔓が守護の任についていたのだ。そんな蔓も知らなかった霊脈に直接続く地下への入口。

 

(桃花は嘗てカグツチ様と『契りの儀式』を結んでいた。この地下への入口を知っていてもおかしくはありません……ですが、何故私に言わずに)

 

 嫌な予感を感じた蔓は、一歩一歩警戒しながら地下へと続く階段を降りていく。

 その途中で蔓は徐々に周囲が加工された木で地下が崩れないよう、支えるようになっている事に気が付く。

 

「この木は……桃花が操る木? 一体何時の間にこのようなことを?」

 

 明らかに今日だけで行なわれた細工では無い事に、蔓の顔に険しさが浮かぶ。

 自身の守護地で、守護者である自身にも話さずに何かを行なっていた桃花に、蔓は不快感と強い警戒心を抱く。

 やがて階段は終わり、蔓はそれなりの広さと高さがある地下空間に辿り着いた。

 そしてその地下の一番奥には……。

 

「桃花!?」

 

 何らかの儀式らしきものを執り行っている『妖やかしの森』の精霊である桃花が居た。

 呼ばれた桃花は振り返る事無く、背後にいる蔓に声を掛ける。

 

「蔓さんですか?」

 

「ええ、そうです……桃花。私の守護地の地下で何を行なっているのですか? しかも霊脈に干渉してまで」

 

 蔓は一瞬で見抜いた。桃花が行なっている儀式が、難易度が高い大規模な儀式である事を。

 しかし、聞かれた桃花は蔓に振り返る事無く、儀式を継続していく。その様子を見た蔓は、何処からともなく無数の蔦を召喚して、その全ての先を桃花に向ける。

 

「桃花。最後の警告です。儀式を止めなさい……まさか、裏切っているのですか、貴女は?」

 

 執り行われている大規模な儀式を見て、蔓が真っ先に考えたのは、『アシハラノクニからの救世主召喚』。

 まさかと言う気持ちを抱きながら質問するが、桃花は振り返る事無く儀式を完遂させると言うように霊力を高める。

 

「っ!? させません! 呪法『スネークバインド』!!」

 

 自らの固有呪法を蔓は発動させ、無数の鋭い蔦が桃花に向かって襲い掛かる。

 しかし、無数の蔦が襲い掛かろうとしているとしているにも関わらず、桃花は静かに口を開く。

 

「蔓さん。もう遅いんですよ、儀式は既に完遂しています。貴(・)女(・)が(・)自(・)分(・)を(・)慰(・)め(・)て(・)い(・)る(・)間に。そして捕えられたは貴女の方です」

 

「なっ!?」

 

 桃花に蔦が届く直前、蔦の先が全て消え去ってしまう。

 自らが操る蔦が消えた事に蔓は驚き固まってしまう。その蔓の背後から消えた筈の蔦の先が襲い掛かった。

 

「っ!? きゃあぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

 己の固有呪法の直撃を受けた蔓は悲鳴を上げた。

 無数の鋭い蔦は操り手である筈の蔓が纏う着物を破り、白い肌に傷が出来ていく。慌てて蔓は呪法を解除するが、時遅く。

 蔓が着ていた深緑色の着物の背の部分は無残にも破られ、背中には傷が出来て血を流れている。他にも両手の裾にも大きな穴が開き、蔓の纏っている着物は無残な状態になってしまった。

 

「私達、精霊が纏う服は人間が着る服と違い、力で構成された衣服。それが其処までボロボロになってしまうなんて、危ないところでした」

 

「うぅっ……桃花っ!」

 

 苦痛に呻きながらも蔓は一本の蔦を桃花に向かって放った。

 だが、先ほどと同じように放たれた蔦は桃花に届く直前に消え去り、蔓の背後から伸びて来た。

 

「っ!? やはり……これは貴女の空間作用の力」

 

「ええ、そうです。今、蔓さんが居る場所の四方を囲むように私の力で結界が張られています。出るのならば空間を撃ち破れるほどの威力が必要です。尤も、蔓さんには無理なのは証明されていますね」

 

「……桃花……貴女は……い、何時の間に……これほどの力を得たのですか?」

 

 何でもないように桃花は口にしているが、蔓はその異常性を理解していた。

 本来ならば桃花と蔓は同格の精霊。寧ろ直接的な攻撃力と言う点では、蔓の方が上。代わりに癒しと守護では桃花の方が強いが、それでもこれまでは戦えば蔓の方が優勢に戦える筈だった。

 だが、桃花。己の領域内でしか使えなかった筈の空間作用の力を領域の外で扱った。しかも、ただ扱っているだけではなく、蔓の領域内でだ。

 実際、今の桃花の精霊としての力は蔓を遥かに超えている。

 一体何故と蔓が苦痛に呻きながらも、疑念に満ちた視線を向けていると、桃花が手を向けて来た。

 

「『ホーリーブレス』」

 

「なっ!?」

 

 癒しの呪法を自分に向かって使った桃花に、蔓は驚愕する。てっきり、このまま傷を治される事なく捕らえられるものだと蔓は思っていたからだ。

 

「身体に傷があっては差し支えます」

 

「うん、そうだね、桃花」

 

「えっ?」

 

 背後から聞こえて来た誰かの声に蔓が振り向こうとした瞬間……。

 

「呪法『スリープ』」

 

「あっ……な、なぜ……わたしに……」

 

 襲い掛かった強烈な眠気に抗えず、蔓の意識は深い眠りの淵へと落ちていく。

 

「じゃあ、連れて行こうか」

 

「はい♥ 旦那様♥」

 

 

 ぴちゃ……ぺろっ……ちゅっぱ……

 

(……んっ……この音は……いったい?)

 

 微睡んでいた意識が耳に響いて来る卑猥な音と身体に走る甘い痺れに、朦朧としていた蔓の意識が徐々に浮かんで来る。

 目を開けてみると煌々とした光が先ず入り、蔓は目を思わず瞑ってしまう。幾度か瞬きを繰り返して光になれると、ぼやけた視界の中に先ず天井から光が溢れている事に気が付く。

 

(ここは……学び舎の部屋?)

 

 長年過ごしているだけに、おぼろげながらも蔓は自分がいる場所を悟る。

 何故自分は此処に居るのかと疑問に思いながら蔓は起き上がろうとする。だが、ギシッと言う音が鳴り響き、蔓は四肢を持ち上げられなかった。

 

(っ!? 一体何が!?)

 

 慌てて両手の方を見てみると、蔓は寝かされていた白いベットの上で両端に向かって万歳するような形で両手首を深緑の布で巻かれて拘束されていた。

 両足も同じで大の字のように足を開かされながら縛られ固定されている。

 

「ふぁっ……うう!? んっ!? んむぅっ!?」

 

 驚愕の声を漏らそうとした蔓だったが、どう言う訳か言葉が出ずくぐもった声だけが出た。

 何故と疑問に思って口を動かそうとすると、歯に何かが当たって口が閉じられない事に蔓は気が付く。

 

「んんっ!? んんぅぅっ!?」

 

(これは口枷!?)

 

 自身の口に穴が開いた円筒状の木製の口枷が嵌まっている事に、蔓は気が付いた。

 四肢をベットに括りつけられ、口枷まで嵌められて仰向けに寝かされていた事実に漸く蔓が気が付く。

 

「フフッ、漸く起きた。『樹木の精霊』のお姉さん」

 

「んんっ!」

 

 声を掛けられた蔓が下を見てみると、自分が着ていた筈の着物がなく一糸纏わぬ姿を晒された自身の上に覆いかぶさるように乗りながら胸に手を這わせて、同じように裸になっているリンドを目にする。

 

「っ!? ンン~~っ!? ンむうぅぅぅ~~っ!?」

 

 羞恥で顔を真っ赤にしながら蔓はくぐもった悲鳴を上げた。

 混乱しながらも縛られた身体を揺すり、リンドを自らの上から退かそうとする。だが、リンドは蔓の抵抗など関係なく、寧ろ揺すられる事を楽しむようにしながら蔓の柔らかな胸を揉み解す。

 

「そんなに恥ずかしがらないでよ。ほら、お姉さんと同じで僕だって裸なんだし。気持ち良く起きれるようにこうやって優しくお姉さんの身体を弄っていたんだよ」

 

(こ、この!?)

 

 勝手な事を言うリンドに、蔓は怒りを覚え、両手足に力を込めて縛っている布を引き千切ろうとする。更に自身の力で蔦を呼び出そうと力を込めた瞬間、口を開きながらリンドが告げる。

 

「お姉さんも起きたし。そろそろ食べるね。かぷっ」

 

「っ!? んんんん~~っ♥」

 

 リンドが蔓の右胸を乳首ごと口に咥えた瞬間、蔓の全身に甘く蕩けるような快感が走り、腰が僅かに浮き上がった。

 

「はむはむ。ぴちゃっ。れろ……うん、お姉さんの気とっても美味しいよ」

 

「んぐ~~っ♥ ん、んぅぅぅ―っ♥ ぁ、あふっ♥」

 

(い、一体これは……あくっ♥ わ、私の気が彼の気に喰われて、その度に……感じてしまう♥)

 

 自らの気を貪り喰らい、新たに別のものへと変化した気を送り込まれてくる度に、全身を蝕むように襲う快楽に蔓はくぐもった声で喘ぐ。

 全身の綺麗な肌が羞恥ではなく、発情に寄って紅潮し嵌め、リンドが舐めしゃぶり舌を這わせていた桜色の乳首が硬くなっていく。

 開かされている脚の間では、まだ誰にも捧げた事のない髪の毛と同じ色の陰毛で覆われた縦筋の隙間から愛液が零れて下に敷かれている白いシーツに流れ落ちている。

 その元凶であるリンドは、桃花とも青龍とも違う蔓の気を恍惚とした様子で味わっていく。

 

「ああっ、お姉さんが起きるまで我慢したかいがあったよ。全身に舌を這わせても中々起きないから、ちょっと心配してたんだよ。目蓋や脇の下に、臍の穴も舐めたのにさ。何度も気を喰らって起こそうかなって考えたしね」

 

「んむぅっ!?」

 

(そ、そんなことまで私はされて)

 

 自身が眠っている間にされていた事を知り、蔓の中に僅かに冷静な部分が戻る。そして改めてリンドを睨もうとするが……。

 

(あっ♥)

 

 リンドの顔を見た瞬間、自身の一番奥の深い部分が強い鼓動を鳴らしたのを蔓は感じた。

 それはリンドと言う雄に蔓と言う雌が反応し始めてしまった証拠。口枷の開いている部分から熱い吐息が無意識に零れて、熱く濡れた瞳でリンドを見つめてしまう。

 全身に浮き上がり始めた汗からは、発情した事で甘い雌香が立ち昇り、身体の上に乗っている雄の本能を刺激する。

 刺激された雄であるリンドからも、空気の流れを風で操って隠していた強烈な雄の臭いが蔓の鼻腔を擽る。

 

「っ♥ んんっ♥」

 

(こ、この臭いは!?)

 

 自身の発情した雌香を一瞬にして呑み込んでしまうほどの濃厚な雄の獣臭を嗅いだ蔓の肢体は、今だ触れられていないにも関わらず秘裂から更に愛液を零し、膣肉はキュンキュンと切なげに収縮し、子宮は甘く疼いて熱を持ち始めた。

 その獣臭を発するものから出たものを蔓は一晩中探し回り、僅かに得たものを入れた胃は再び収めたいと言うように収縮を繰り返す。

 ソレが付いた指がふやけるまで舐め回した舌は、口枷の円筒状に空いている穴から口の外に伸びて少しでも早く味わいたいと揺らめいている。

 縛られている手足もガクガクと動き、もし拘束されていなかったら、蔓は今すぐにでも自身の上に乗っているリンドを逆に押し倒して、臭いの出所に顔を埋めていたに違いないほどに切羽詰まった顔をしていた。

 今の蔓の顔は、まるでリンドの精液中毒者の顔。相性の良すぎる相手の子種を取り込んでしまい、それを求めて自慰を行ない続けてしまった蔓は、本人も気づかない内にリンドの子種の臭いを嗅ぐだけで発情してしまう、ザーメン中毒と成ってしまっていた。

 

「あはははっ! お姉さん、凄い顔をしているね? そんなに僕の精液が欲しいの? 佐久夜とシた時に少しだけ残して置いて、精液が美味しかったの?」

 

「んぐっ!?」

 

(な、何故その事を知って!? ……ま、まさか!?)

 

「気が付いた? そう。あの日、ちゃんと気が付いていたよ。お姉さんが僕と佐久夜の逢引きの約束を見ていた時から、夜の逢引きの場所での交尾をずっと見ていたのもね」

 

「ンン~~っ!? ンぐぅぅぅ~~っ!?」

 

 覗き見の事実も知られている事に、蔓は顔を再び羞恥で真っ赤に染めながら首を激しく振るう。

 そんな蔓のお腹の辺りにリンドは馬乗りになり、恥ずかしさで暴れている蔓の頭を両手で掴んで固定する。

 

「ほら、お姉さん。良く見なよ。これがお姉さんが大好きになった子種を沢山射精する僕のチンポだよ」

 

(……な、何なのです、アレは……)

 

 頭を固定されて無理やり、自身の腹部に馬乗りになっているリンドの股間に聳え立つものを目にさせられた蔓は羞恥で恥ずかしがっていたのも忘れて呆然としてしまう。

 ネノクニは四聖獣を始め、数多くの精霊が存在している。中には、膨大な神秘が溢れるネノクニで新たに発生する精霊もいる。

 そんな数多くの精霊の中には、今だ自身の打ち倒せるものに出会える事なく、『契りの儀式』を結んだ事がない精霊もいる。

 そして蔓はその類の精霊だった。周囲を『妖やかしの森』に囲まれているので、人など来れないのもあるが、『アシハラノクニの学び舎』の守護者になる前から蔓は自らを打ち倒せる者と出会えなかった。

 蔓は男性との経験がない『処女精霊』。

 そんな蔓にとって知識として知る男性器と、顔を固定されながら見せつけられたリンドの剛棒は全くの別物にしか見えなかった。

 臍に着くほど反り返り、ビクビクと血管を幾つも浮き上がらせながら痙攣する太い竿。

 女性の膣内を抉ってこれ以上に無いほどに快感を与えてしまう張り出したカリ。子宮の中でも届いてしまうのでは思わせる長さ。

 多くの女性の淫水が染み込んだ事で黒く色素が定着してしまったソレは、女殺しの凶器としか言えない剛棒だった。

 

(こ、こんなものを……佐久夜様は咥えたり……身体の中に挿入れたりしていたのですか……)

 

 ガチガチと蔓の歯と木製の口枷がぶつかる音が口から響く。

 蔓の心は圧倒的な雄の象徴の前に恐怖を感じてしまっていた。だが、その身体の方は……。

 

「んんっ♥」

 

(か、身体がどんどん熱くなっていく♥)

 

 まるで早く剛棒が欲しいと言うように子宮の疼きは更に増し、喉は精液を欲してカラカラになったように渇きを覚える。

 自分の身体の筈なのに、心とは全くの反対の反応を示す事に蔓は戸惑う。

 蔓の様子を見ていたリンドは、ゆっくりと震えている蔓の頬に右手を当てて優しく微笑む。

 

「大丈夫だよ、お姉さん。初めての快感だから戸惑っているみたいだけど、ちゃんと気持ち良くさせてあげるから……そして僕無しじゃ居られない番の雌に堕として孕ませてあげるよ、青龍や……桃(・)花(・)みたいにね」

 

(っ!? 桃花!? ま、まさか!?)

 

 リンドの言葉の意味に気が付いた蔓は、驚愕で固まってしまう。

 ゆっくりとリンドは蔓の顔を横に向け、自分達が乗っているベットの周囲に引かれているカーテンの向こう側に声を掛ける。

 

「桃花。挨拶をしてあげなよ」

 

「はい♥ 旦那様♥」

 

 甘く蕩けた声と共にシャっという音が鳴りながらカーテンが引かれ、その向こう側にいた桃花が蔓に自身の姿を見せる。

 

「んんっ!?」

 

 カーテンの向こう側に立っていた桃花を目にした蔓が、驚愕からくぐもった叫びを上げた。

 蔓の目の前にいるのは間違いなく桃花。だが、その身体にはリンドと蔓同様に衣服はなく、一糸纏わぬ裸身を晒していた。それだけならば蔓も驚愕はしても叫びはしなかった。

 叫んだ理由は唯一つ。丁度蔓の顔の位置から良く見える桃花の下腹部。子宮がある位置の腹部が膨らみ、桃花は慈愛に溢れた微笑みを浮かべながら、自らの膨らんだ下腹部を撫でながら告げる。

 

「では、改めてご挨拶します、蔓さん。私の名は『桃花』。旦那様に身も心も捧げて、『真の契りの儀式』を結んで貰え、子を為した一番最初の旦那様の番の雌です♥ 青龍様は二番目の番の雌……そして蔓さん、貴女は……」

 

(あぁぁっ……そんな……)

 

 これから何が起きるのか悟った蔓の心に二つの感情が沸き上がる。

 一つはこれまでの自分が終わってしまう絶望感。もう一つは……目覚めさせられてしまった雌としての歓喜。

 

「これから旦那様の三番目の番の雌になるんです」

 

「そう言う事だから。先ずはたっぷり欲しかった僕の精液を飲ませながら、お姉さん……蔓の気を僕の気で喰って『真の契りの儀式』の準備を進めるから。抵抗しても良いよ。まっ……」

 

 言いながらリンドは自らの剛棒を、口枷が嵌められて大きく口を広げている蔓の口に向かって近づける。

 手触りの良い髪の毛に覆われている蔓の頭にも手を乗せて、剛棒を突き出す。

 

「もう始まってるから、無駄だけどね」

 

 ずぶぅぅっ!

 

「おっぶぅぅぅ♥」

 

 口内に深々と剛棒を挿入された蔓は、全身に電撃が走ったような甘い衝撃を感じながら大きな、しかし、何処か喜ぶような呻き声を漏らしたのだった。




因みに蔓を縛っているのは、蔓が着ていた着物をリンドが破って術を施して硬化したものです。
次回は蔓と『真の契りの儀式』を結びます。
その後は一話『幕間』で、その次からは『白鳥琴乃・失恋処女喪失編』となります。
エロの内容及び琴乃を取り巻く状況が蔓編同様に大幅変更。鬼畜度増してるリンドが暗躍しまくる予定です。

アマテラス、佐久夜、琴乃の妊娠について。

  • 琴乃が堕ちた段階で孕ませる
  • 四聖の社全て攻略後に孕ませる
  • サヨ関連終了後に孕ませる
  • イザナミも加え、四人そろって孕ませる
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