※この作品はR-18です。

IZUMO2〜鬼畜ショタ性記〜   作:イズモ

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今話で遂に蔓と『真の契りの儀式』を結び、話は進みます。
アンケート、お気に入り、ありがとうございました!

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着せない(8票)

でしたので、『着せる』に決まりました!


精霊蔓・妊娠番堕ち編 4(終わり)

「んんん~~っ!? んぶぅっ、んむっ、むぅぅ~~っ!?」

 

 円筒状に空いた口枷を通って、口内に入って来た熱く耐えぎっている剛棒に蔓はくぐもった声を上げた。

 リンドの剛棒の太さに合わせた口枷なので通るのには問題ないが、口淫などした事がない蔓からすれば大きすぎる異物を口内に入れられたのも同然。

 しかも、最早口内に入っている事もあって、首を振って逃れる事も出来ず、更には部屋に広がる程の圧倒的な雄の臭気を嗅がされることになる。

 その臭いが自分を狂わせようとするものの一端だと既に理解している蔓は、これ以上変えられたくないと自分では『拒絶の意思』を持って唯一口内で動かせる舌を使って剛棒を少しでも押し返そうとする。

 

「っ!? ……んんっ♥」

 

(ああっ、この味は♥)

 

 舌先が剛棒の亀頭に触れた瞬間に感じた味に、抵抗を示そうとした蔓の顔はトロンと緩まる。

 蔓の舌が感じたのは、最早決して如何なる術や洗っても落ちない程に染み込んだ精液の味。ダラダラと鈴口か溢れるカウパーに元々の剛棒の味も合わさって、普通の女性ならば口に咥える事など拒絶してしまう酷い味としかいえないものだが、ずっとリンドの子種を求め続けた蔓にとっては何よりも美味しく感じた。

 

「ん、ふぅ……れろぉ……っ♥ ぬちゅっ……んろぉ……れろれろぉ♥」

 

「ああっ、良いね。この何も知らない初々しい感じ」

 

 敢えて口の中で剛棒を止めて、蔓の稚拙な舌の動きをリンドは堪能する。

 精液の味が濃い場所を探すように蔓の舌は剛棒の先を這いまわり、カリの裏筋や僅かに舐められる竿の部分。そして精液が最もとこびり付く亀頭部分を激しく舐め回す。

 

「んんっ♥ ぴちゃっ♥ れろれろれろぉっ♥」

 

 最初は無理やり口内に侵入された筈なのに、何時の間にか、蔓は積極的に剛棒に舌を合わせてその味を堪能し嬉しそうに目を細めていた。

 口枷の端からは舌の動きの激しさを示すように唾液が顎に伝い出し、剛棒から唾液の暖かさが感じられるように口内に溜まっている事をリンドは感じる。

 

「ほら、もっと味わいなよ」

 

「んぐぅぅぅぅっ♥」

 

 止まっていた剛棒が前に動き、舌の腹に直接触れる事で味を痛烈なまでに蔓は感じる。

 しかし、その上がった声は辛そうな声ではなく、何処か歓喜が混じっていた。それを示すように蔓の柔らかな胸の頂点で乳首が起き上がり、秘裂からは愛液が零れてシーツに出来た染みを広げた。

 

「はははっ! もしかして軽くイった!?」

 

「ええ、旦那様。蔓さんは確かにイキました♥」

 

「……んぅぅ~~っ」

 

 軽くではあるが絶頂した事で理性が戻った蔓は、恥ずかしさからか目を伏せる。だが、その間もリンドの剛棒を舌の腹から押し返す事は無く、美味しいと言うように唾液が更に溢れる。

 蔓の口の暖かさを感じたリンドは何かを思いついたように、子供らしからぬ嗜虐に満ちた雄の笑みを浮かべた。

 

「そうだ。ねえ、桃花、それに蔓。たった今から君達の口は、行為の時には『口マンコ』ね。僕のチンポを咥えて気持ち良くなってイケるんだから、うん、口マンコの言い方が相応しいよね」

 

「むうぅっ!?」

 

(だ、誰がそのような卑猥な言葉を!?)

 

 理性が戻った事で蔓の目に力が戻り、リンドを強く睨むが……。

 

「はい♥ 旦那様ぁ♥ 私の口は今から、旦那様専用として口マンコと言います♥」

 

(っ!? ……と、桃花)

 

 あっさりとリンドの要求を受け入れて口にした桃花に、蔓は恐る恐る目を動かす。

 すると、蔓の視線が自分に向いている事に気が付いた桃花はまるで先達として後輩に教えるように、母乳が出るのが近いと言うように一回り大きさを増した自らの乳房を揉み出す。

 

「あんっ♥ んぁっ♥ い、良いですか、蔓さん。旦那様が、んっ♥ こ、好まれる言い方を旦那様が興奮されるためにお教えします♥ ぁんんっ♥ 旦那様のご立派な逸物は、チンポ、またはオチンポと呼んで、んふぅっ♥ 今、私がはしたなく弄り回している胸の事はオッパイと言います♥」

 

 自らの胸を揉みしだくだけではなく、既に固く尖っていた乳首も捻ったり擦ったりしながら桃花は蔓に説明する。

 

「そして♥」

 

 胸を弄り回すのを止めたかと思えば、桃花はくるりと背を向け、そのまま背後に綺麗な桃尻を良く見えるように突き出す。

 更に背後に片手を回し、興奮からか、それとも蔓同様にリンドの剛棒の臭いを嗅いで発情していたのか愛液を内側から零れさせている秘裂をクッパと指で広げた。

 

「んあっ♥ 既に子を孕んでいるのに、はしたなく愛液を零して旦那様のチンポを欲しているが、オマンコと言うんですよ♥」

 

「んむぅ~~っ!? んんうぅんんっ!?」

 

(か、彼女は本当に桃花なのですか!?)

 

 美しい裸体を浅ましく揺らし、聞いた事もない卑猥な言葉を口にしながら淫乱な雌として晒している桃花の姿に、蔓は悲鳴のようなくぐもった声を上げた。

 自身と同じように役割に対して誇りを持ち、ずっと『妖やかしの森』の守護を担っていた精霊。嘗てはあの邪神ヨモツオオカミとの戦いにもカグツチ達に協力し、その力を貸した精霊でもあった。

 しかし、今目の前で見せられた桃花の姿は、嘗ての面影など無く年端もゆかない少年の虜となり、自ら進んで少年の興奮を誘う為に淫靡な姿を見せつけた。

 己の番の雌の誘惑に雄であるリンドは興奮したように嗜虐に満ちた笑みを浮かべながら、桃花に言う。

 

「フフッ、桃花。最後に一ヵ所残ってるよ」

 

「はい♥ 勿論、心得ています♥」

 

 桃花の手が秘裂から離れると、そのままもう片方の手と一緒に綺麗な桃尻の左右を掴んで尻肉を広げ、秘裂の上にある小さな窄まりを良く見えるように晒した。

 

「この不浄な穴と呼ばれている穴の事は、ケツ穴ですよ、蔓さん♥」

 

 どじゅぅぅぅっ!

 

「おごっ!?んぐおぉぉぉぉ~~っ!?」

 

 桃花が言い終えると同時にリンドまでで止めていた剛棒を強く突きだし、蔓の喉奥に叩きつけた。

 更には腰も振り出し、喉が拡張してしまう勢いで剛棒が前後に抽送されながら蔓は責め立てられる。

 

「桃花が教えてくれたんだから、ちゃんと覚えておいてね!」

 

「ぶぁっ!? んぶぅ!? ぐぉっ!? んむぅっ!?」

 

 蔓は苦しそうに呻き声を漏らす。

 人間と違って息をする事が絶対に必要な訳ではないが、喉奥に剛棒を叩きつけられ、かなり奥深くまで貫かれるために生理的な反応が出てしまう。

 実際、蔓の喉には剛棒だと思わしきものが浮き出ている。だが、興奮が高まってしまったリンドは止まる事無く蔓の口と喉を犯す。

 

「うぐぶっ、んんむぅっ!?」

 

「はははっ! じゃあ、そろそろ再開するよ!」

 

「むうぅぅぅっ!?」

 

 リンドの宣言と共に蔓の腰が大きく跳ねあがった。

 苦しいだけだった筈の責め苦の中に、確かな官能が走ったのだ。それが意味する事は一つしかない。

 

(き、気が!? 私の気がまた彼に喰われて一つに♥)

 

「んぐぅぅぅっ♥ おぐぅっ♥ んぶぅぅぅ~~っ♥」

 

 苦しさが強かった中での自らの気を喰われるという未知の快感に、蔓の心は惹かれていく。

 

(ああっ♥ いけない事は分かっているのに……彼に気を喰われたいと願ってしまう♥)

 

 この快感は危険だと感じ、何とか逃れようにも手足を縛っている深緑色の布を破る事は出来ず、徐々に動かす力が失われて握り締めていた手や足の指が解けてしまう。やがて……。

 

「んむぅっ♥ おぶっ♥ ふぐっ♥ んふぅっ♥ ちゅる♥ んちゅぅぅぅ♥」

 

 愛おしいものを得たように蔓は蕩けた顔をして、自身の口と喉奥を犯す剛棒に必死に奉仕していた。

 口枷が嵌められているので舌を前後する剛棒の動きに合わせて這わせ、喉奥を突かれる時はわざと喉を窄める。

 無論、口淫奉仕などした事がない蔓の奉仕は稚拙の域を出ないが、その動きは剛棒に対する奉仕そのものだった。

 だが、その拙いながらも確かな奉仕は剛棒に確か快感を促し、射精感を強めた。

 

「ああっ、そろそろ出すよ」

 

「むぶぅっ?」

 

 気を喰われる快感と喉奥を犯される苦しみと快感がごちゃ混ぜになって、頭の中が蕩けてしまった蔓は意味が分からずに甘い声で呻いた。

 そんな蔓に止めを刺すように、リンドは射精の為により膨張した剛棒を蔓の頭を引き寄せて深々と突き入れながら射精する。

 

「ほら、蔓の口マンコの中に出すよ! ずっと欲しかったんだから一滴も溢さないで飲んで、ねっ!?」

 

 どぶどぶどぶどぶぅ!!  どじゅるるるるっ!!

 

「ンッぶぅあぁぁぁっっ♥」

 

 喉奥で剛棒の先が爆発し、濁流の如く大量の熱い白濁液が直接蔓の胃に注がれた。

 

「おぐぅぅっ♥ ひぶっ♥ んぐぅあぁぁぁぁっ♥」

 

 焼けるような白濁液の熱さを喉で感じながらごっきゅんごっきゅんと音を鳴らし、直接注ぎ込まれている胃は待ち望んでいた精液の到来を喜ぶように収縮を繰り返して納めていく。

 凡そ初めて口淫を奉仕をさせられた者の飲み方ではないが、それをさせられている蔓の顔は苦しげでありつつも、多聞に恍惚の快楽を含んでいた。

 

(あぁっ♥ これです♥ ずっと此れが!? 彼の子種が私は欲しかった♥)

 

 求めていた子種を漸く味わえた蔓は、一滴たりとも逃さないと言うように飲み続け、僅かに逆流したものも必死に抑えようと舌を動かして味わいながら嚥下し直す。

 それは正にリンド専用の口マンコ。蔓の口はまんまとリンドによって開発され、桃花、青龍同様に口マンコと化してしまったのだ。

 更には胃から伝わって来る快感に触発されたのか子宮が激しく疼き、愛液を滴らせて蔓は絶頂を迎えていた。

 長いリンドの射精が終わった時には、蔓の胃は満タンとなり、全身に甘い倦怠感に包まれながらゆっくりと剛棒が口から引き抜かれ、同時に何をやっても取れなかった口枷が外れる。。

 

「……んぶっ♥ ……あぐっ♥ ……っ!? んぐぅっ!?」

 

 漸く解放された口から荒く熱っぽい息を吐いていた蔓だったが、何かに気が付いたかのように腰が大きく跳ねあがった。

 

「ああっ、来たね」

 

「ええ、これで蔓さんも旦那様の雌です」

 

 突然の蔓の異変の意味を察したリンドと桃花は、微笑みながらその時を待つ。

 蔓の胎内で起きている事。目覚めたのだ。

 本来ならば永遠に本当の役割を果たす事が無い筈の卵巣。しかし、その肢体にリンドが喰らい、自らの気と蔓の気を交じり合わせた気で満たされ、更にはリンドの気が溢れる大量の精液を胃が満帆になるまで飲まされた。

 其処までされてしまった子宮は、ただでさえ子種が欲しくて疼いていたところなのに、止めとなる絶頂を味わった事で、遂に本来の機能が目覚め、卵巣が異常なまでに熱を持ち、一個の卵子が卵管に飛び出た。

 

「あっ……あはっ♥ ……あああぁぁぁっ♥」

 

(もう無理です……私はこの方に、主(・)様(・)に(・)全てを捧げます♥)

 

「フフッ、ほら、解いてあげるよ」

 

 パチンとリンドが指を鳴らしながら術を解くと共に、どれだけ蔓が暴れても解けなかった布があっさりと解けて床に落ちる。

 今ならば逃げる事が出来る。リンドは蔓の上から退き、桃花は何もする様子がない。

 『アシハラノクニの学び舎』は蔓が治める領域。この場から即座に逃げ、里にいるアマテラスや青龍以外の他の四聖獣にリンドの事を報告する事も可能。

 だが、それら全ての考えは蔓の頭の中に一つも浮かばす、彼女がしたのは……。

 

「……せて……孕ませて下さい!!」

 

 深々と蔓はベットの上に立って自身を見下ろしていたリンドに向かって、頭をシーツにつけながら懇願した。

 

「わ、私の、樹木の精霊『蔓』の全てを捧げます!! どのような事でもいたします! この守護する神聖な地も捧げます! 桃花のようにいやらしい姿もお見せします! 私のオッパイも、口マンコも、オマンコも、そしてケツ穴も、この身の全ては主様のものです♥ で、ですから! どうか! どうか私のオマンコの奥にある卵子に、主様の立派なオチンポで子種を与えて孕ませて下さい♥」

 

「フフッ、良いのかな、そんな事を言って? ほら、蔓。アマテラス様から相談されたんでしょう? この場所に巫女達を派遣するって。僕がこの地の主になったら、此処に派遣された巫女達を雌犬巫女に堕とすよ」

 

「っ……!?」

 

 リンドの宣言にシーツに着いていた蔓の両手がギュッと握られる。だが、それは巫女達やアマテラスの事を想ったものでは無く……。

 

(あ、主様に他の女が……あぁぁっ、いや、私だけを見てほしい♥)

 

 『真の契りの儀式』の悪影響。蔓もまたその影響を受けて、リンドの寵愛を欲する感情を抱いた。

 今の蔓の中にリンドによって雌犬巫女にされる者達への憐れみなどはない。ただ嫉妬の感情だけを強く抱いているのだ。

 

(で、ですが……桃花と恐らく青龍様も受け入れている。なら……)

 

「か、構いません! 何でしたら私が捕らえて主様にお渡しします♥」

 

「はははっ! それはいいよ。巫女達は僕の良い修(・)業(・)相(・)手(・)にもなるからね。今はそれよりも……」

 

「あっ♥」

 

 土下座した姿勢のままでいた蔓の両肩にリンドの両手が下から当てられ、そのまま押される。

 抵抗する事なく蔓はベットの上で仰向けになり、その桃花同様に神聖さを感じさせるような美しい肢体。スラリとした手足にキュッとくびれた細い腰。

 発情を示すようにほんのりと赤らんでいる素肌に若干桃花よりも小さな双丘。余すことなく、その魅力的な肢体をリンドに蔓は晒す。

 そんな蔓にリンドは再び顔を近づける。その意味を察した蔓は、嬉しさからか頬を赤くするが……。

 

「あ、あの、主様……く、口づけは嬉しいのですが、その……んっ♥」

 

 口淫の事を思い出した蔓が、控えめに進言したが、リンドは構わずに顎に手をやりながら自らの唇を蔓の唇に合わせた。

 蔓の全身に甘い衝撃が走ると、ゆっくりとリンドは唇を離して告げる。

 

「別に構わないよ。だって、君の口マンコはもう僕のものでしょう?」

 

「は、はい♥ 仰る通りです♥」

 

「フフッ、それに蔓の唇はあの口枷を始める前にもう僕の唇で奪っておいたから、安心してね」

 

 それは気絶している間に自らの初めての口づけを奪っていたというリンドの報告だったが……。

 

「ああっ……主様、申し訳ありません……私を起こそうとしてくれたのに起きられずにいて♥」

 

 最早リンドを番の雄として心と身体が認めてしまった蔓にとっては、自身の不甲斐なさを感じて申し訳ない気持ちで一杯だった。

 そんな自らに堕ち切った蔓の様子にリンドは心から雄としての満足感を感じながら、下の方に移動する。

 移動すると共に無抵抗を示すように力を抜いている蔓の両足に手を添えて、大きく開かせる。

 

「もう準備は出来てるね」

 

「っ……♥」

 

 その言葉が正しいと言うように蔓の秘所は、奥から溢れ出る愛液で濡れきっていた。

 既に蔓は卵子を卵巣から排出し、卵管を通って子宮に向かわせている。精霊の卵子は、人間のように長い時間は存在できず、排出されてから一時間後には死んでしまう。

 円滑に卵子を受精卵にする為に、蔓の膣内は剛棒を受け入れやすくするために愛液を分泌し続け、止まる事無く秘裂から溢している。

 雄の興奮を促す匂いに惹かれるようにリンドの剛棒は臍にくっつくまでに反り返り、挿入する為に手で押さえながら蔓の秘裂に押し当てる。

 

(ああっ♥ 何て熱さ♥)

 

 秘裂から伝わって来る剛棒の熱さに、蔓の秘裂から更なる愛液が零れて剛棒を濡らす。

 リンドは愛液の暖かさを感じながら、秘裂をなぞるように剛棒を動かして蔓の身体に圧し掛かる。

 

 ちゅっぷ!

 

「んっ♥ あ、主様……そ、その私は……桃花や青龍様のように……経験がないので……主様を気持ち良くできるのか……わ、分からないので……」

 

「フフッ、そんな事は気にしないで良いよ。寧ろ今は蔓だけが桃花や青龍と違って、僕に捧げられるものがあるからね」

 

「えっ?」

 

「っ!? だ、旦那様!? どう言う事ですか!?」

 

 蔓だけではなく、話を聞いていた桃花も思わず声を上げた。

 桃花はリンドの初めての行為は、全て自分が最初に経験したいと思っている。なのに、男性の経験が無い筈の蔓に、桃花や青龍が捧げられないものがあるとリンドはハッキリと口にした。

 それは、精霊が知らない内に無意識に失ってしまうもの。それを蔓が残している事に、リンドは気が付いていた。

 答えを教える為にゆっくりと蔓の中に剛棒を挿入し、埋没させていく。

 

「んっ……あっ♥ ああっ♥ あぁぁぁぁっ♥」

 

 シーツを掴みに何時でもリンドが勢いよく突き出すのを受け止める覚悟をしていた蔓だったが、予想に反してほんの少しずつしか剛棒は進んで来ない。

 子種を欲する蔓の子宮は既に下に降りて迎える準備を進め、剛棒に直接触れている膣肉は蠢き愛液を流して奥へと進ませようとする。しかし、蔓の膣内で剛棒が進むのを遮るように膜のようなものが触れた。

 それを感じた蔓は、歓喜の涙を流して喜んだ。

 

(あった♥ ありました♥ 桃花や青龍様が決して主様に捧げらないものが私には♥)

 

「気が付いた? 自分に『処女膜』がある事に?」

 

「は、はい♥ 主様♥ 今、主様のチンポと私の処女膜が触れあっているのを感じます♥」

 

「―――っっ!?」

 

 蔓は嬉しさの余り涙を流し、桃花は驚愕の余り目を見開いた。

 それは当たり前だった。まさか、精霊に人間の女性のように純潔の証である『処女膜』があるなど、今その『処女膜』がある事を感覚で感じている蔓も、リンド以外に最早朧気にしか思い出せない桃花も知らなかった。

 それは大半の精霊が、それこそ『四聖獣』さえも知らない事なのだ。知っているのは、数多くの精霊と結ばれ、子を為したリンドの一族のみ。

 

「二人が驚くのも無理ないよ。だって、精霊の『処女膜』は現実で初めて結ばれた時にしかなくてね。一度でも『契りの儀式』を結んだ精霊は、その最初に結ばれた時に気付く事無く、現実での肉体の方から消えちゃうからね」

 

 精霊は自らの本性と言える姿以外にも、今の桃花や蔓のように人間の姿になれる。或いは青龍や他の四聖獣のように、人間から精霊へと至った例もある。

 人間の姿になっている時には、肉体的には強度の差はあっても同じであり、当然女性の精霊には純潔の証である『処女膜』も存在していた。だが、この『処女膜』の存在には大半の精霊が気付けない。

 何故ならば『処女膜』の存在を実感できるのは、現実世界での最初の行為の時のみ。その前に一度でも精神世界で『契りの儀式』を結んだ精霊は、気づかない内に自然消滅してしまう。精神世界での行為は円滑に契約者となる相手で人間と『契りの儀式』を結ぶ為に、『処女膜』は存在せず、しかし、純潔を失った事は実感しているので肉体の方にも影響として及ぶからだ。

 それ故に『契りの儀式』を結んだ事がある桃花と青龍には『処女膜』がなく、これまで誰とも『契りの儀式』を結んだ事がない蔓には存在していた。

 

「自覚したところで、蔓。そろそろ君の純潔を散らすよ」

 

「ど、どうぞ♥ 私を主様の番の雌にして下さい♥」

 

 無意識にリンドが望む者が、伴侶として支える者ではなく、獣のように交じり合う番の雌なのだと悟った蔓は求めた。

 新たな自身の番の雌の誕生に興奮が最高潮に達したリンドは、力を込めて腰を突き出し蔓の処女を散らす。

 

 ぶちっ! じゅぶううっ! ぐりゅぐりゅ――ッ!

 

「ひぃんっ♥ んぐうぅぅぅぅぅぅ――っっ♥」

 

 互いにミチミチと『処女膜』が破れる幻聴を聴きながら、遂に剛棒は蔓の純潔を奪い、更には狭い肉壁をこじ開けて深々と奥に入り込んだ。

 

「あ、あぁ……♥ 挿入って、来ましたぁ……♥ 主様のチンポが、私のオマンコの奥にまで♥」

 

 戦いで感じる痛みとは違う全身を貫くような痛みを感じながらも、蔓は嬉しそうに微笑み目からは痛みではなく更なる歓喜の涙が零れる。

 そのまま今の心地よさを味わいたいと願う蔓だが、最早番の雄であるリンドは止まらずに蔓の両膝に手を置いて赤い一筋が零れる秘裂への抽送を開始する。

 

「ぃっ♥ ぁっ♥ あ゛っ♥ あああぁぁぁ……っ♥」

 

 純潔だった証の血と溢れ出す愛液を潤滑油に、剛棒は蔓の膣内を激しく前後して快感を与えていく。

 その度に綺麗な唇から快感を感じている事を示す声が上がり、ベットの上で蔓の肢体も激しく揺さぶられる。

 

「あっ♥ あっ♥ あ、あるじさまぁ♥ も、もう少しだけ、ゆっくりぃ♥」

 

 これまで感じた事がない快感は感じているが、出来ればもう少しリンドに処女を捧げた証を感じたいと蔓はこう。

 そんな蔓にリンドは答えずに腰を振り続け、代わりに桃花が蔓に説明する。

 

「あらあら、蔓さん。そのような時間はありませんよ」

 

「ひっ♥ ひっ♥ と、とうかぁ♥ あぐぅっ♥ ど、どういう、ふぉとですかぁっ? んぁぁぁぁっ♥」

 

「蔓さん。旦那様が急がれているのは、貴女と貴女の卵子の為。私達精霊の卵子は卵巣を出てから一時間程度しか存在できないんです。もし時間内に旦那様の子種を受け取れなかったら、貴女の卵子は受精卵になることなく死に絶え、『真の契りの儀式』を結べても次に排卵が可能となる百年後まで子を為せなくなるのです」

 

「っ!? いやぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

 どちゅうぅっ!

 

「うわぁぁっ! 気持ちいい!」

 

 半狂乱になったように蔓は快感を感じながらも頭を振りたくり、リンドの腰の動きに合わせて自身も腰を動かすと降りていた子宮口と剛棒が深々と口づけを交わした。

 

「お゛おぉぉぉ♥ んお、おくまでぇっ、きてますぅ♥ あぁっ♥ でもぉっ、子種を注いでくださいませぇ、あるじさまぁ♥」

 

「うん、分かってるよ。んちゅっ」

 

「んんっ♥」

 

 身を乗り出して口づけを行なって来たリンドに従い、蔓は自由な両手を使って離さないと言うようにリンドを抱き締めた。

 二人の繋がっている部分からは卑猥な水音と衝突音が止む事はなく、子を為す為の雄と雌となった二人は共に快楽で意識が飛びそうになる。

 やがて膣肉や子宮口を蹂躙している剛棒が膨れ始めるのを感じた蔓は、本能でその時が来たのだと悟り、絡め合わせていた舌を離して、恍惚とした顔で射精を促すように締め上げる。

 

「だして♥ だして下さい♥ そ、そして私にも貴方様のお子をっ……あああぁぁっ――っ♥」

 

 どびゅるるるるるっ! びゅるるっ、びゅるうっ!

 

 蔓の懇願に応えるように、絶対に孕ませるという意志が込められて射精された大量の精液は一瞬にして子宮内に溢れかえり、逆流して膣道にまで戻ってしまう。

 だが、戻っても出入り口である秘裂には深々と剛棒が咥え込まされ、蔓が絶頂に達したことで膣肉も締め付けが強く、精液は戻り切る事が出来ずに子宮を膨らませていく。

 そんな状態の子宮に向かっていた蔓の卵子が逃げる事などは出来ず、やがて一つの精子が内側に入り込んだ。

 

(ああっ……わ、私も……私も子を為せました……なんて幸せ)

 

 母と成れた幸福に満たされた蔓の胸元が光り輝き、新緑色の宝珠が出現した。

 宝珠の名は『蔓』。『アシハラノクニの学び舎』と呼ばれ、神聖な地である『出雲学園』を守護し、別次元では『救世主』となる少年が最初に『契りの儀式』を交わして得る事が出来る宝珠。

 しかし、この世界では主となる少年に純潔である証だった『処女膜』を捧げ母と成る幸福に満たされながら、蔓の宝珠は主となったリンドの胸の中に永遠に消え去った。

 自らの宝珠が主の物になったのを確認すると共に、蔓の意識は微睡みの中へと落ちてベットに倒れ伏した。同時に蔓の身体が一瞬虹色の輝きに包まれる。

 それは桃花と青龍同様にリンドの一族の一員になった証。

 ゆっくりと膣肉から剛棒を引き抜き、リンドは蔓から離れて同じようにベットに座り込んだ瞬間、ソ(・)レ(・)は起きた。

 

「んぐぅ!?」

 

「旦那様!?」

 

 突然、胸を押さえて呻いたリンドに桃花は慌てて近寄り、その肩に手を置く。

 

「これは!?」

 

 触れた事で桃花は気が付いた。

 これまで感じる事は出来ても、半人半精に比べればずっと薄かったリンドの精霊の部分が異常なまでに昂ぶっている事を。

 無意識にこれまでは木の枝しか操れなかった筈にも関わらず、蔦や根、葉、草など植物に関わるもの全てがリンドの周囲に現れては消えるのを繰り返す。同時に桃花は感じた。己の内にある起源がまるで何かを喜ぶように騒めいている事に。

 

(これは一体? 何故こんなにも私は旦那様の精霊の気配を懐(・)か(・)し(・)い(・)と感じるのですか?)

 

 郷愁の念に近いものをリンドが発する精霊の気配から桃花は感じた。

 だが、リンドから発せられる精霊の気配自体には桃花は覚えがない。しかし、それでもどうしても郷愁に近い感慨だけは覚えてしまう。

 何故と疑問を桃花が抱いている間に、何度も深呼吸を繰り返した事でリンドが発していた精霊の気配は漸く治まった。

 

「ふぅ~、危ない危ない。三回も相性の良い精霊と『真の契りの儀式』を結んだから、思ったよりも僕の精霊としての面が強まっちゃったよ。青龍と結んでから一ヶ月も経っていないもあったかな。となると、今の状態に馴染むまでは精霊との契約は控えないと……まあ、でも……」

 

 リンドの意思に応じるように、何時もならば木の枝しか現れなかったのに、蔓が操るような蔦が現れた。

 

「フフッ、最高だ。蔓のおかげで僕の植物としての精霊の面は完全に目覚めたよ」

 

 本来ならばリンドが明確に精霊の力を扱えるようになれるのは、後数年先。

 精霊としての血よりも人間の血の方が濃くなってしまった弊害で、リンドは血から受け継ぎ発現していた精霊の力が上(・)澄(・)み(・)しか扱えず、同様に受け継いでいた固有呪法を使用する事も出来なかった。

 だが、桃花、青龍、そして蔓と同属性の相性の良い精霊達と次々と『真の契りの儀式』を結んだ事で活性化された。しかも、青龍は木属性の最高位。

 桃花と蔓は、リンドと同じ植物の精霊である事から、相性はこれ以上に無いほど最高。

 故に目覚めた。神代時代よりも更に前、まだ神と言う概念さえも不明確な時代に存在していたリンドの一族の始まりとなった始祖の血が。

 

「でも、駄目か」

 

「何がでしょうか?」

 

「此処まで目覚めていながら、肝心の僕が受け継いでいる固有呪法が限(・)定(・)的(・)にしか使えないんだよ」

 

(っ!? アレほどの気配を発しながらまだ目覚め切っていないと言うのですか!? 旦那様が発現している精霊とは一体!?)

 

 詳しく知りたいと桃花は思い、リンドに尋ねようとしたところで……。

 

「んっ?」

 

「どうされました?」

 

「……『八尺瓊』がちょっとね」

 

「『八尺瓊』が!?」

 

 今はアマテラスの手元にリンドの一族の最大の秘宝にして、ネノクニの『理を紡ぐ力と整える力』を宿す宝珠。

 修業(性処理)の時にはリンドに鼓音するのを恐れて手元には置いていないが、普段はアマテラスは肌身離さずに『八尺瓊』を手元に持っている。それは『八尺瓊』自身に意思がある事を知っているからこその警戒。青龍の時のようにリンドを何処かへと転移などさせない為。

 そのような状態に置かれている『八尺瓊』が、リンドに伝えようとしている事は……。

 

「あの宝珠は何を旦那様にお伝えして来たのですか?」

 

「……フフッ、ははははははっ!! やった!? ツクヨミ様がやってくれたんだよ!」

 

「ツクヨミ様が!? では、まさか!?」

 

 心の底から嬉しそうに哄笑しながら、リンドが告げた名前に桃花は悟った。『八尺瓊』が伝えようとしているのが何なのかを。

 それが正しいと言うように保健室の机に置かれていたリンドの服の中から音が鳴り、慌てて桃花は服の中から光を発している『宝貝』を取り出した。

 それをリンドは桃花から受け取り、通信を繋ぐ。

 

「もしもし」

 

『あっ♥ お久しぶりです、リンド様♥』

 

 宝貝の向こう側から聞こえて来たのは、今はカグツチとツクヨミと共に行動している番の雌である青龍だった。

 

「うん、久しぶり、青龍。それでこの宝貝から君の声が聞こえて来たって事は、ちゃんと着けたんだね」

 

『はい。リンド様の一族の遺産がある場所に辿り着き、其処にいた守護者から渡されました……あの、今は私の傍にいますので、彼女と話をしますか?』

 

 それは青龍がリンドを想ってしてくれた気遣い。

 こうして青龍達が一族の遺産の下に辿り着いたと言う事は、もうすぐその守護神は消える事を意味する。

 それは最初から決まっていた事。役目を終えた守護神は消え、ネノクニとアシハラノクニの間に張られている結界の一助となる事が既に決まっていた。

 実は青龍は影とは言え、リンドの心の為にも残って欲しいと守護神に願っていたが、既にリンドも守護神である先祖の精霊の影も硬く決意を固めていた。

 

「ううん。青龍の気遣いは嬉しいけど、もう最後の挨拶は終えているから」

 

『っ……分かりました』

 

「それで、上手くいったんでしょう? こっちでも『八尺瓊』から連絡が来て伝えられたんだよ。『ネノクニの『支える力』が強まり、寄り安定したって。それはつまり……」

 

『はい……先ほどカグツチとツクヨミは『真の契りの儀式』を結び直し……リンド様の予想通り、カグツチの宝珠……『光(ヒカル)』はツクヨミのものとなったようです』




相性の良い精霊と契約を重ねた事で限定的にですが、あの呪法が解禁しました。
精霊の処女に関しては、作中の説明通りで、本作では後『八咫』、『八房』、『麒麟』が処女です。
因みに『八房』が出雲学園に封印されていますが、彼女の封印を解くためには四聖獣が持つ封印の宝珠が必要なので、今はまだそのままです。既に青龍から『孝』と『義』の宝珠は提供済みです。

次回は予定通り幕間で青龍達の帰還です。
その後は琴乃編に突入。
琴乃編ではリメイク前と同じように他の女性とのエロもあります。
何せかなり長くなると思いますので。

アマテラス、佐久夜、琴乃の妊娠について。

  • 琴乃が堕ちた段階で孕ませる
  • 四聖の社全て攻略後に孕ませる
  • サヨ関連終了後に孕ませる
  • イザナミも加え、四人そろって孕ませる
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