IZUMO2〜鬼畜ショタ性記〜 作:イズモ
アンケートへのお答えありがとうございました!
そして今話は本番はありませんが、琴乃のエロがあります。そしてあのキャラが少しだけ登場します。
現在のアンケートは21日の0時までにします。
日が沈み夜の帳が訪れ、夕食を終えても、ツクヨミからの連絡は来なかった。
「伯母様、どうしたんだろう?」
「………」
何時までも連絡が来ないツクヨミを心配して佐久夜が呟くと、琴乃が不安からか暗く顔を俯かせる。
(ツクヨミ。どうしたんだ?)
琴乃の様子を見たカグツチは、思わず自身の魂と一つになっているツクヨミの宝珠を意識した。
『真の契りの儀式』を結び直した事で、カグツチはツクヨミの状態をある程度は把握する事が出来る。少なくともツクヨミに何か異常が起きた気配は感じられない。
(もしかして、アシハラノクニからネノクニに渡った時に、俺達のように時間がズレてじっちゃんや綾香さんに会えていないのか?)
カグツチの脳裏に浮かんだのは、二つの世界の時間のズレ。
アシハラノクニとネノクニの時間の流れは大体は同じだが、世界を渡る時に訪れる時間がズレる事がある。現に嘗てのカグツチと共にネノクニに呼ばれた四人の内、二人はカグツチと同じ時間に来れたが、残る二人の内一人は一日前に。
最後の一人に至ってはカグツチ達がネノクニに訪れる半年以上も前にネノクニに来ていた。
(いや、それはあくまで人間がネノクニやアシハラノクニに渡る時の話だ。精霊のように生者でも死者でもない存在には関係ない。現に何度か四聖獣の誰かがアシハラノクニに行った時は、俺達のような事は起きなかった。でも、それだったら……)
連絡が来ない答えが出ずにカグツチが頭を悩ませていると、部屋の外から葉子の声が聞こえて来た。
「失礼します、アマテラス様、カグツチ様。お客様のお部屋の準備が終わりました」
「……分かりました。琴乃さん、申し訳ありませんが、本日はご用意したお部屋で休んで下さい」
「……はい」
「明日までに姉さんから連絡が来ない時は、此方に残っている『宝貝』から連絡を入れますので」
「……お願いします」
俯きながら琴乃は頭を下げて、葉子に連れられて部屋を出て行った。
「……琴乃さん、不安そうだったね」
「ああ……琴乃ちゃんには悪い事をしたかも知れない」
「すぐに私達も連絡が来るものだとばかり……」
ピピピッ! ピピピッ!!
『っ!?』
突如としてアマテラスの持つ『宝貝』の片割れが音を立てて輝きだした。
それは連絡を知らせる音と光。急いでアマテラスは『宝貝』に霊力を込めて、話しかける。
「もしもし! 姉さん!?」
『……いきなり大きな声を出さないで、アマテラス』
「姉さん! 良かった!」
「遅いぞ、ツクヨミ!?」
『ごめんなさいね、カグツチ。こっちもこっちで大変だったのよ』
「大変って、何があったんだ?」
一体何がツクヨミの方で起きたのかと、アマテラス、カグツチ、佐久夜は顔を見合わせる。
基本的にアシハラノクニでは、もう表立って悪霊などの脅威はない。ネノクニを狙っている神々にしても、直接的な干渉をアシハラノクニでしようとすれば大きく力を失ってしまう。
ツクヨミ一人を狙うには、どう考えても割に合わない。では、一体何がとカグツチ達が疑問に思っていると、ツクヨミが驚愕の事実を話す。
『『ヤマタノオロチ』がこっちで悪さを仕掛けていたから、急いで対処していたの』
「や、『ヤマタノオロチ』だって!?」
『っ!?』
告げられた事実は、カグツチ達の想像を遥かに超える事態だった。
当たり前だった。『ヤマタノオロチ』と言えば、嘗てネノクニで恐れらていた神話級の悪霊にして蛇神とまで称された災厄。
一度、同じ神話級の悪霊である『闘神』スサノオに滅ぼされたが、それでも尚時間をかけて復活し、カグツチが仲間と共に戦って眠りにつかせた。その後、眠っている最中にヒミコに襲われ、力を奪われた事によって今度こそ消滅したはずの存在だった。
そんな存在がアシハラノクニにいるとツクヨミは口にしたのだ。
『正確に言えば、『ヤマタノオロチ』の転生体の魂に縋りついていた転生前の残留思念が転生体を乗っ取ろうとしていたのよ。どうにもアシハラノクニ側でも、ネノクニと同じように世界の揺れの影響があったみたいで、悪霊こそ発生はしていなかったけど、悪霊の成り損ないみたいな負の集合体が発生して、それを『ヤマタノオロチ』の残留思念が呼び寄せて融合。転生体を取り込もうとしてなり替わろうとしていたわ』
「そ、そんな事がアシハラノクニで」
予想を遥かに超える大惨事が発生しかけていた事実に、アマテラスは身体を震わせた。
神秘が失われかけているアシハラノクニで、『ヤマタノオロチ』が復活するなど悪夢としか言えない。何処まで暴れられるかは分からないが、少なくとも多くの犠牲が出ていたのは間違いない。
「あ、危ないところだったんだな。良くやってくれた、ツクヨミ」
『フフッ、貴方に褒められると嬉しく感じるわ。で、今、その『ヤマタノオロチ』の転生体の母親が隣にいるんだけど、アマテラスと貴方に挨拶したいそうよ』
「俺とアマテラスに?」
「一体誰が?」
何故自分達に挨拶をしたいのかと二人が疑問に思うと共に、『宝貝』から懐かしい声が聞こえて来る。
『え~と、これに話しかけるのよね……ヒ、ヒカル、アマテラス。私の事、分かる?』
『っ!?』
『宝貝』から聞こえて来た女性の声に、カグツチとアマテラスの胸に懐かしさが湧いて来た。
二人はその声の相手を知っている。苦楽を共に、一緒に戦った大切な仲間の声を。
気が付かない内にカグツチの瞳から涙が流れ落ちた。もう聞く事はないと思っていた、学生時代の剣のライバルだった相手の名を呟く。
「……ああ……分かるさ……久しぶりだな、『渚』」
「渚さん!? 本当に渚さんなんですね!?」
『ヒカル!? アマテラス!? うわぁぁぁぁぁっ!? 本当に二人だぁぁぁ!』
二度と会う事も話す事もないと思っていた嘗ての仲間。
例え声だけでも再会できたことに、カグツチとアマテラス、そして『宝貝』の向こう側にいる『倉島渚』は再会を喜び合った。
やがて、三人が落ち着くと、再び『宝貝』の向こう側からツクヨミの声が届く。
『再会を懐かしむのは良いけど、先ずは確認したいの……今、其処に琴乃はいる?』
「琴乃さんなら夜も遅いので客室に行きました。今から呼んで……」
『呼ばなくて良いわ、アマテラス。この話は琴乃にはまだ話せないの』
「どう言う事なんだ、ツクヨミ?」
「伯母様。アシハラノクニで何かあったの?」
何処か焦りを覚えているようなツクヨミの声に、カグツチ達は『渚』との再会の件以外でも何かあった事を察する。
そしてツクヨミは、琴乃にとって残酷な事実を口にする。
『琴乃は絶対にアシハラノクニに戻せないわ。何せいるんだから。今、アシハラノクニには『まだネノクニに来ていない白鳥琴乃』が』
『っ!?』
ツクヨミが告げたあり得る筈がない事実に、カグツチ達は驚愕の余り言葉を失うのだった。
「此方の部屋でお休みください」
「ありがとうございます」
葉子に連れられて部屋へと辿り着いた琴乃は頭を下げてお礼を言った。
「明日には琴乃様の服もご用意できますから、本日はそのままでお願いします」
「あっ、はい」
琴乃が着ているのは今だ出雲学園の制服だった。
ツクヨミからの連絡を待っている間に、屋敷内にある温泉に入って身を清めたりしたが、服だけは制服のままだった。無論、清めの術は施されてるので汚れどころか皺ひとつない。
(便利ね……昔の人はこうやって洗濯していたのかしら?)
術を発動させるだけで汚れ一つ残さずに綺麗にする力に、琴乃は驚きながらも助かったと感じていた。
何せ着の身着のままでネノクニに来てしまったのだ。女性としてはやはり気にしてしまう。
そう琴乃が考えていると、目の前にいる葉子が何処か懐かしそうに自分を見ている事に気がつく。
「あの、どうかしましたか?」
「あっ。申し訳ありません、琴乃様。ただ少々懐かしく感じて……綾香様はお元気ですか?」
「っ!? ……葉子さんも母の事を?」
「はい。綾香様が覚えているかは分かりませんが、昔、まだ私が幼かった頃にあの方がこの里に来られた時にお会いしました」
「……本当にお母さんもこのネノクニに……」
「ええ、何でしたら少々この村に綾香様達がいた時のお話をしましょうか? 私も綾香様が今どうされているのか気になっていますので、出来ればお聞かせして貰えると嬉しいので」
「……お願いします」
「では、お茶を用意して来ますので、お部屋の中でお待ち下さい」
葉子は頭を下げると、そのまま背を向けて屋敷内を歩いて行った。
残された琴乃は部屋の中に入る。中はそれなりに広く。真ん中に布団が敷かれていた。奥には障子の窓もあり、琴乃は開けて外を見てみる。
「……綺麗」
窓の外に広がっていたのは満天の星空と月に照らされている風景。
アシハラノクニではもう見るのも難しい大自然の美が、琴乃の前には広がっていた。その風景に思わず見惚れていると、背後の襖が開き、急須と湯呑みを持った葉子が入って来た。
「琴乃様。お茶の用意が出来ました。薬効の効果を持つお茶なのでどうぞお飲みください」
「ありがとうございます、葉子さん……あの、それで様付けは良いです。普通でお願いします」
「……分かりました。他の者が居ない時はそうさせて頂きます、琴乃さん。では、先ずは私の知る貴女のお母様についてお話します」
それから葉子は自分の知る綾香について、琴乃に語り、自分の知らない母の事を興味深そうに聞いて行く。尤も葉子が話しているのは、あくまで里に滞在していた頃の綾香の話。
綾香が嘗てカグツチと共に当時の悪霊の長である邪神ヨモツオオカミと戦った事などは話さずに、仲良く琴乃と話をしていく。やがて……。
「すぅ……すぅ……」
琴乃は何時の間にか壁に寄りかかりながら安らかな顔で眠りに落ちていた。その傍にはお茶が入っていた湯呑みが転がっている。
葉子は転がっていた湯呑みを拾い上げると、開けたままだった外の風景を眺める為の障子を閉めた。
「
「フフッ、良くやったね、葉子」
「ああっ♥ ご主人様♥」
聞こえて来た自身の全てを奪い支配した主人であるリンドの声に、葉子は陶酔しながら襖の方を向いた。
其処には雌犬巫女である桂香を従えたリンドが立っていた。
リンドの姿を確認すると、即座に葉子は壁際に移動し、その場で自らの白衣をはだけて豊満な乳房をまろび出させ、更に秘袴の裾を掴んで無毛の秘裂をさらけ出した。
続くように葉子の隣に桂香も並び、自身も白衣をはだけて乳房と無毛の秘裂を晒す。
美女である葉子と美少女である桂香が揃って滑稽で淫猥な姿を晒しているのは、淫靡な美を感じさせる。
しかし、二人の主人であるリンドの興味は、壁に寄りかかって安らかに白のブラストと黒のミニスカートにストッキングを履いた、この世界に来た時の姿のまま制服姿で眠っている琴乃だけを見ていた。
「フフッ、寝顔も素敵だね、琴乃」
「すぅ……くぅ……ん……」
「漸く出会えた。佐久夜に続く最初から確信を得られる君にね」
「では、ご主人様。やはり琴乃様が」
「うん、そうだよ、葉子。琴乃こそ僕の人間での番の雌の二人目だ」
心から嬉しそうにリンドは琴乃を見つめる。
部屋の中にある蝋燭の火の明かりで照らされている琴乃の姿は、犯し難い清楚さを放っていた。その相手を自身の番の雌に堕としたいとリンドの中の鬼畜な雄が吠えている。
今すぐにでもその肢体を味わいたいと思ってしまうが……。
「でも、今は駄目だ。確信が得られたのに、君の身体は弱い。このままじゃ僕の子を宿す前に、こっちの世界で暮らしていくことも大変だ」
リンドの目には眠っている膨大な霊力に反して、琴乃の生命力の弱さがハッキリと見えていた。
このままでは過酷なネノクニで琴乃が暮らしていくのは不可能に近い。ならばする事は簡単だった。その為にと言うようにリンドは背後にいる桂香に指示を出す。
「桂香。君は明日から葉子に命じられて、琴乃の世話役になるからね」
「分かりました、ご主人様。琴乃様の護衛はちゃんと果たします。心身共に」
リンドの言葉の裏の意味も察して桂香は微笑みながら返事を返した。
その表情には、何も知らない少女が少年の姿をした鬼畜な雄に狙われ、その手伝いをさせられる罪悪感など無い。寧ろその手伝いができる事への喜びで満ち溢れていた。
それは桂香だけではなく葉子もだった。琴乃が嘗て世話になった綾香の娘だと知っても、リンドに差し出す事に躊躇いは無い。
葉子と桂香の中で、何よりも優先するのは自分達雌犬巫女衆の主であるリンドと、その番の雌達なのだから。
「さあて、先ずは僕の子供を産んで貰えるようになる為に、病弱な身体を治療してあげないとね。葉子、桂香」
『はい♥ ご主人様♥』
呼ばれた二人は心得たと言うように頷き、眠っている琴乃の両腕をそれぞれ掴んで膝立ちにした。
「んっ……」
「僕の力で生み出した睡眠効果がある葉は強力だからね。疲れが無くなる代わりには、朝までは絶対に目覚めない」
リンドは口元に邪な笑みを浮かべながら、両手を掴まれて無理やり膝立ちの姿勢を強いられながら項垂れながら眠る琴乃の顔に手をやって上を向かせる。そして眠る琴乃の顔に自身の顔を近づけて躊躇いなくその唇を自身の唇で奪った。
「んっ……」
安らかな寝息を立てている琴乃は気がつかぬうちに、ファーストキスを奪われた。
そして奪ったリンドはそのままキスを続け、閉じている琴乃の歯を自らの舌で舐めていく。同時に自身の気を琴乃に流す。
「んっんっ……」
口を塞がれている為か息苦しさを覚えた琴乃は、眉根を寄せて悩まし気な息を吐く。
徐々に閉じていた歯が開き、これ幸いと言わんばかりにリンドは舌を伝って自身の唾液を流し込んで行く。
「……んくっ……」
流し込まれた唾液を、無意識に琴乃は嚥下していく。嚥下する度に琴乃の頬は徐々に赤らんでいく。
リンドはただ唾液を流しているのではなく、自身の気を含んだ唾液を流し込んでいるのだ。
それは植物の精霊としての面が大きく覚醒した事によって、ただの唾液ではなく薬効の効果を持つ特殊な唾液。その唾液と共に流し込まれる膨大な気の影響で琴乃の肢体は活性化し、火照りを見せて汗ばんでいった。
「……っ……はあ、ぁっ……あ、んっ……はあっ……」
全身を駆け巡るように奔る気に、いつしか琴乃の息は激しく乱れ、口を塞がれているせいか鼻息も荒かった。
その様子を間近で見ていたリンドは、ある程度流し終えたのか一度唇を離した。
「んっ……やっぱり琴乃は『無属性』だ」
『っ!?』
断言された事実に、琴乃の両腕を掴んでいた葉子と桂香は目を見開いて驚愕する。
アマテラスの巫女頭を務めていた葉子も、その役の代行を経験した事がある桂香も、ネノクニにおいて『無属性』がどう言う意味なのか理解している。
驚愕の眼差しで今は無抵抗に腕を掴まれて眠っている琴乃を見つめる。二人は同時に確信したのだ。
『白鳥琴乃は何れ他の番の雌同様に、番の雌に相応しい実力を持つと』
「その為にも確りと琴乃には健康な身体になって貰わないとね」
言い終えるとリンドは再び琴乃の顔を上に向かせて、自身も顔を近づける。そして二人の唇が再び重なろうとした瞬間……。
「……猛さん」
「……」
琴乃が微かに口にした名を聞いたリンドの動きが止まった。
それを見た葉子と桂香は、恐怖で身体を震わせる。二人は知っている。
リンドと言う少年の姿をした鬼畜な雄の恐ろしさを。人だけでなく、精霊、そして神であろうと女性ならばその誇りと尊厳を崩壊させ、自身の番の雌、或いは雌犬に堕とす少年だという事を。
眠っている膨大な霊力や『無属性』を琴乃が宿しているとしても、あくまでそれは将来性の話。
今の琴乃は病弱で、里の一般人でもあっさり負けてしまう実力しかない。
予定を変更して自分達のように『疑似契りの儀式』を琴乃に施すのではないかと、葉子と桂香は考えたが、ゆっくりとリンドの口元が笑みで歪む。年齢にそぐわない嗜虐に満ちた笑みで。
琴乃の顔を上げていた手を動かし、更に上をリンドは向かせる。
「フフッ、良いよ、琴乃。僕と君が会ったのは昨日だ。だから、今は良いよ。でも、絶対に僕の番の雌にしてあげるよ」
言いながらリンドは空いている方の手の平に力を籠める。すると、音もなく小さな種が掌の上に現れた。
その種を自身の口に含み、再び琴乃の唇に自身の唇を重ね合わせて、琴乃のセカンドキスも奪い取った。
「んちゅっ、ちゅるっ」
「んんっ……んくっ……ふぅ……こくん」
意識がない琴乃の口内をリンドは自身の舌で唾液塗れにし、更に琴乃の舌に口に含んでいた小さな種を乗せた。
舌を伝って唾液を送り込まれ、更には顔を上に向かされていた琴乃に抗う術はなく無意識に喉が動き、口内に溜まる唾液と共に種を飲み干した。
(これで琴乃の居所は手に取るようにわかる。可能性はもう殆どないけど、縁を利用した強制転移とかもあるかも知れない)
琴乃に飲ませた種は、アシハラノクニで言うところの発信機。
体内に入った種は琴乃の中に留まり続け、リンドが消さない限り体内から出る事は無い。また一つ琴乃に見えないリンドの蔦が絡まった瞬間だった。
リンドはそれだけでは止まらず、更に気を大量に含んだ唾液を送り込み、琴乃に無理やり嚥下させていく。
飲まされる度に琴乃の顔は赤らみ、肌は汗ばむ。アマテラスや佐久夜が嘗て寝ている間にされた気に犯される現象。
無論、アマテラスや佐久夜の時のような強烈なものではないが、それでも経験のない琴乃には強い刺激であり、やがてリンドの唇が離れた時には熱い吐息が口から零れる。
「はぁっ♥ はぁっ……ぁっ……はぁっ、ふぅっ♥ ……はぁぁっ♥」
「フフッ、経験のない琴乃には刺激が強すぎたかな?」
(ああっ、あんなにもご主人様の気を取り込まされて、その熱さを知ってしまったら……琴乃様は何れ、ご主人様から与えられる熱さから逃げられなくなってしまう♥)
(今、琴乃様の全身が活性化している……そんな状態で快感を与えられたら、私達みたいに自分でシテも満足できなくなっちゃう♥)
自分達が腕を掴んでいる相手に取り返しのつかない未来が待っている事に気付きながらも、葉子と桂香が琴乃の腕を離す事は無い。
キスをするのを止めたリンドは、琴乃の制服に手を伸ばし、先ずは出雲学園に通う一年生であることを示すピンクのスカーフをスルリと抜き取る。次に白のブラウスのボタンに手を伸ばす。
ネノクニの衣服と琴乃が着ている制服では勝手が違うが、青龍が所持していたアシハラノクニの衣服から脱がし方は理解していた。
丁寧にブラウスのチャックを下ろして外し終え、ゆっくりと制服のブラウスをはだけさせた。
「おぉぉぉっ……」
制服の内側に隠されていた琴乃の身体と乳房を覆う白いブラジャーを見たリンドは、思わず感嘆の声を漏らしてしまった。
これまでアマテラスや佐久夜、桃花、青龍、蔓のような神聖さを感じさせる美貌を持つ女性や、葉子や桂香のような美女や美少女にも手を出して来たリンドだが、琴乃には久しく感じなかった新鮮さのようなものを感じる。
ネノクニも下着と言う文化は確かにあるが、それらは大体襦袢のような物であり、性行為をするのならば邪魔だと思えてしまうようなブラジャーのような胸専用の下着はない。
(青龍の時にも思ったけど、何でだろう? 琴乃のオッパイを隠しているブラジャーを見てると凄く興奮する)
琴乃が身に付けている白のブラジャーで清楚さを示すように、青龍が着ていたような下着みたい飾り気のような物はない。
だが、逆にそれが琴乃には合っているようにリンドは思えた。そんな清楚さを示すような白のブラジャーだったが、一点だけ清楚さの中に別の物がある事を示すように内側から強く浮き出ていた。
その正体を悟ったリンドは嗜虐の笑みを浮かべて、ブラジャー越しに浮き出ている二つの乳首を摘まむ。
「ああんっ♥ あっ♥ あっ♥ ん、んっ♥ んあっ♥」
「フフッ、全身が活性化しているから自慰の経験も少ない琴乃でも、乳首を弄られるのは気持ち良いでしょう?」
ブラ越しに琴乃の乳首を人差し指と親指の腹で弄りまわしているリンドは気が付いていた。琴乃が余り自分を慰めたりする行為をした事が無いと言う事に。
それは琴乃の生命力の低さからの推察。そしてそれは当たっていた。
幼い頃から入院生活を繰り返し、中学を卒業する頃には病院に通うことが殆どなくなったとはいえ、出雲学園に琴乃は入学して間もない。そして生命力の低さゆえに、ごく最近まで琴乃は想い人が居ても自身を慰めたりしていなかった。
快楽に対する経験も耐性もない琴乃は、既に充分過ぎるほどに経験を得て尚も成長している最凶の雄の手管に寄って眠りながら襲い掛かる快感に喘いでいく。
そしてある程度のところでリンドは乳首を弄り回すのを止める。
「はぁっ♥ はぁっ♥ はぁっ♥」
「ブラ越しは終わりだよ」
眠りながら頬を紅潮させて熱い吐息を吐いている琴乃に、リンドは言い終えるとブラの下側に指を入れて捲り上げた。
プルンと揺れるブラの下に隠されていた柔らかな盛り上がりは、佐久夜に及ばないまでも大きく、その頂点では硬く尖った桜色の乳首と程よい大きさの乳輪が広がっていた。
「ああっ、やっぱり綺麗で魅力的なオッパイだ。絶対に僕の子を孕ませて、このオッパイから桃花、青龍、蔓のように母乳を出させて見せるからね。フフッ、琴乃の母乳の味が楽しみだよ。だから……」
必ず吸って見せると内心で誓いながら、リンドは両手を琴乃の柔らかな双丘に這わせて揉みしだく。
「っ♥ あぁあああっ♥ ひあっ♥ あっ♥ あぁっ♥」
まるで指一本一本にそれぞれ意思があるかのように琴乃の乳房に襲い掛かり、綺麗な形をたわませて快感を与えていく。
意識がないまま未知の快感に襲われる琴乃は口から嬌声を上げ、全身を震わせる。次第に琴乃の腕を掴んでいる葉子と桂香の唇からも熱い吐息が零れ、白衣からまろびでたままの乳房の頂点で乳首が琴乃と同じように硬くなっていく。更には内股になり腰をモジモジさせている。
それを確認したリンドは笑みを浮かべて、琴乃の乳房を揉みしだきながら命じる。
「葉子、桂香、琴乃の顔を上げて!」
『はいっ♥』
命令された二人は即座に動き、項垂れていた琴乃の頭を掴んで前に向かせた。
嬌声を奏でる琴乃の顔が前を向くと共に、リンドは琴乃の唇に自身の唇を押し付ける。そのまま的確に性感帯を開発するように胸を愛撫していた指で、一際強く乳首をきゅっと捻りあげた。
(フフッ、イッちゃえっ、琴乃っ!)
「んんっ♥ んうぐぅぅぅっ♥」
乳首を捻りあげられた瞬間、リンドと琴乃の唇の間からくぐもった嬌声が上がった。
ビクビクっと琴乃の肢体は痙攣を繰り返す。それは白鳥琴乃が味わった人生で初めての絶頂。
意識の無い内に胸を揉みしだかれ、更には絶頂の快感まで味合わされてしまった。無意識に突き出されている琴乃の舌にリンドは自身の舌を絡ませながら、絶頂の衝撃が治まるのを待つ。
「はっ……はっ……はぁ……っ……はぁぁ……っ♥」
「初めての絶頂おめでとう、琴乃。でも、これからもっと凄く感じさせて今の絶頂よりも深い絶頂をその内、味合わせてあげるよ」
唇を離して熱く甘い吐息を吐き続ける琴乃を見ながら、リンドは最後に穿いたままの黒のミニスカートの裾を持ち上げる。
「う~ん……初々しくて良い匂いだよ、琴乃」
リンドがミニスカートが持ちあげると共に、琴乃の雌香が広がった。
ミニスカートの下に隠されていた琴乃が穿いていたブラとお揃いの白のショーツも露わになり、湿り気を帯びて肌にぴたりと貼り付き、筋の形がショーツに浮かんでしまっている。
潮こそ噴いていないが、明らかに感じていたのは分かる程にショーツは濡れていた。
「でも、今日は此処まで」
パチンと指をリンドが鳴らすと、濡れていたショーツが巻き戻るかのように濡れた後が乾き綺麗になった。
ブラも元に戻し、ブラウスも綺麗に整え直していく。ピンクのスカーフも丁寧に結び直して、肌が紅潮して熱い吐息を吐いていること以外は元の姿に琴乃は戻った。
「葉子、桂香、今日はもう良いよ。琴乃を寝かせてあげて」
『畏まりました♥』
葉子と桂香は労わるように敷かれていた布団の上に琴乃を寝かせて、毛布を被せる。
それを確認したリンドは満足そうに頷く。その気になればこのまま琴乃を犯す事も可能だが……。
(先ずは治療と開発。せっかく見つかった新しい番の雌になる相手なんだから、楽しまないとね。それに……)
ゆっくりとリンドは、先ほどまでと打って変わって苦虫を噛み潰したような顔を青龍がいる寝所の方に目を向ける。
今、其処には本来入れない寝所内には入れないカグツチを含めたアマテラスに佐久夜がいる。流石に従者見習いで記憶が封印されている事になっているリンドは呼ばれていないが、寝所の中で行なわれている会話は全て伝わっていた。
(ヒミコ……いや、『徐福』の奴……とんでもない事をしてくれた)
琴乃と言う確実に強い子供を産んでくれると思える女性と出会えたことは喜ばしい。
だが、それとは別に世界を陰から護り続けて来た一族の末裔として、赦せない事を再びヒミコはしたのだ。
(いや、正確に言えばまだ
考えるだけでリンドの胸の内でムカムカと怒りがこみあげて来る。
このままでは冷静で居られないと思ったリンドは、何処か期待した様子で自身に熱い視線を向けている葉子と桂香に目を向ける。
青龍のところにはカグツチ達がいる以上、行くのは無理であり。自身の部屋に隠してある転移陣を使って出雲学園にいる桃花、蔓、李花のところに行こうにも、流石に距離が離れすぎて青龍の寝所で行なわれている会話が聞けなくなってしまう。
ならばと自身の雌犬巫女頭と雌犬巫女に話しかける。
「葉子、桂香。僕の部屋に行くよ。今日は徹底的に君達を抱いてあげるよ」
『っ♥ 分かりました、ご主人様♥』
これから始まる甘美な時を想像し、歓喜に満ち溢れた蕩けた声で葉子と桂香は返事を返し、廊下へと出て琴乃の部屋の扉を閉めるとその場で四つん這いになった。
白衣からまろび出たまま下に向く豊満な乳房と緋袴に包まれたままのお尻を揺らしながら、葉子と桂香は先を行くリンドの後へとついていく。
部屋に残された琴乃は自身に襲い掛かった快楽や最凶の雄に弄ばれた事を知る事もなく、やがて落ち着いた寝息を零すのだった。
次回は琴乃の現状が明らかになります。
リメイク前と同じように原作主人公とライバルの相手は変わっていません。なので、ツクヨミに救われます。
アマテラス、佐久夜、琴乃の妊娠について。
-
琴乃が堕ちた段階で孕ませる
-
四聖の社全て攻略後に孕ませる
-
サヨ関連終了後に孕ませる
-
イザナミも加え、四人そろって孕ませる