イチャラブ以外だとお館様が日柱だったIFである『柱稽古〜世はまさに大逆レ時代〜』や『夢魔のミレイユに起こった幼児退行介護事件』とか『お館様から全力逃避したい裏社会連中の被害報告会議』とか位しか思い浮かばない。
あ、そんな事書いてたら『アサギ頭領との頭領椅子の押し付け合いゲームそのニ』が浮かんできました。
ごめんねアサギ頭領、本当はイチャラブお館様とイチャラブさせたいんだけど難しいんだ(建前)
イチャラブお館様「本音は?」
大の大人が苦労で転げまわる姿に愉悦を感じます。
アサギ「あんまりよぉぉぉ(泣)」
イチャラブだと蛇子は構想出来てて、ゆきかぜやさくら(若)はまだかなぁ。不憫枠なミーティアやブリジットをイチャラブお館様が温もりを与えてあげるエピソードを書いてあげたい。
イチャラブ少ない篠原まりちゃんや何故か回想で本番じゃない七瀬舞ちゃんも書きたい。
実はイチャラブお館様の方が相性が良い磯咲伊紀とか(愛の重さ的な意味)。
追記:アンケート追加しました。魔界剣豪七番勝負で誰が一番強そうに見えたか知りたいので興味がある方はアンケートをお願いします。
化け物...それは理の外にいる存在のことを指す。
エドヴィンブラックは自分が相手から吸血鬼の不老不死である特性や膨大な魔力から化け物と呼ばれることは多々あった。
そして化け物に遭遇したのは気紛れだった。暇潰しに自分の血を継いでいる人間の娘…心眼寺紅を見極めようと任務中の彼女に接触した時に一人の対魔忍の男と遭遇したのである。
その男からは何も感じなかった。脅威も何も静けさだけしか感じ取れない。有象無象だから何も感じなかったのだろうと無視して紅に目を向けようと思い、先に始末しようと攻撃をその男に放った瞬間だった。
「日の呼吸、十三の型『ヒノカミ神楽』」
その人間が口にした瞬間にエドヴィンブラックの手足が切り落とされた。本来なら吸血鬼にとって手足が切り落とされることは脅威ではない。何故ならすぐに修復して再生するからである。
しかし、彼に斬られた箇所は一向に再生を始めないどころか、今まで感じなかった激痛すら生じたのである。
痛みに叫ぶことなく、地に膝をついたブラックが相手を見上げる。
「咄嗟に頸を守って手足を囮に避けたか。良い判断だ。そうしなければ即死していただろう」
その男の持つ刀の刀身は真っ赤に染まっていた。そして彼はエドヴィンブラックを敵として認識しながらも感情が揺らぐことなく冷徹に処理するつもりである。
自分が化け物だと心の何処かで驕っていたのだと理解する。そして目の前にはそれを理解させた正真正銘の化け物がいた。
この日、初めて彼は化け物と対峙したのである。
数時間後、五車学園に任務から二人の学生が帰還した。そして周囲の生徒達は騒いでいる。
一人はふうま一族の当主であるお館様でもう一人は彼に仕える心眼寺紅だった。そしてふうまはいつも通り透き通った目をしているのに対象的に紅の目は死んでいた。
紅は自分が半分吸血鬼であるエドヴィンブラックの血を引いていることにコンプレックスを持っていた。化け物なのだと恐れられて周囲から孤立するはずだった自分を気にせず手を差し伸べてくれたのがふうま一族のお館様であるふうま小太郎だった。紅を化け物なんかじゃないさと言ってくれた小太郎に紅は惚れていた。そして実際にその気持ちを受け入れてくれた小太郎と肌の重ね合いによる心と身体が繋がる心地良さも紅は経験していた。
そして任務中に現れたエドヴィンブラックが自分を目当てにやって来たと聞いてゾッとした。自分のせいで大事な小太郎を死なせてしまうのではないかという恐怖が生まれたからである。
死を覚悟して小太郎だけでも逃がそうと決意を固めた紅だったのだが、まさかの小太郎がエドヴィンブラックを瞬殺、あれだけ脅威だったエドヴィンブラックがなりふり構わず逃亡せざるを得ない程に小太郎は強過ぎたのである。
彼氏が化け物だと思っていた相手よりも強かった件について...
紅の心情的にはこんな感じだろう。紅が化け物だというレッテルの元凶すら容易く殺せる位に小太郎は強さにおいて化け物だったのである。
別に小太郎を嫌いになったわけではない。寧ろそこまで強いのが誇らしいと思うくらいにベタ惚れな紅だったのだが…エドヴィンブラック瞬殺劇場は彼女にとってはカルチャーショックだった。
え、自分やエドヴィンブラックが化け物?小太郎に失礼じゃないか!
という認識が彼女に定着するのにはまだ時間が必要だったのである。
取り敢えず無事だったことを喜ぶのとカルチャーショックした自分を小太郎に慰めてもらうしかない。無論床でな!というふうに現在の紅には余裕が無かったのである。
だから目が死んでいる紅がお館様から付かず離れずなのである。
では何故学生達が騒いでいるかというと学生の一人であるお館様は無傷なのだが返り血塗れで、誰のか分からないスーツの袖をした片腕を持って堂々と歩いて来るからである。どう見ても人斬りしてきましたという姿に生徒達は悲鳴を上げる。
それを無視してお館様は五車学園にある研究室へ向かって徒歩を進める。
扉を開けて軽い口調で言う。
「キリえもん〜これ解析しといて〜」
「やってやるからキリえもんは止めろ!」
答えたのは五車で魔界医師を務めている桐生だった。
いつものことだと冷静になり眠気醒ましにコーヒーを飲む傍で、ドサッと机に腕が置かれる。
「一体どこの雄豚の腕だ」
「エドヴィンブラックだ」
「ブフォ!?」
コーヒーを噴き出す桐生。いきなり裏社会でもトップクラスの化け物の腕と言われれば無理は無いだろう。
「本当だ。小太郎だけじゃなく、私目当てにエドヴィンブラックがやってきたのを小太郎が返り討ちにしたのだ」
「嘘だとは思ってない。だが衝撃的過ぎて頭がついていけないんだ!」
紅の言葉に桐生は返事をする。いつもは興味の無い相手からの返事にまともに答えたりはしないのだが、事がことだけに桐生は真面目に答える。
「流石は裏社会に進出して来た魔族だ。四肢を切り落としたにも関わらず包囲に連れてきた部下を全員囮にして本人はなりふり構わず逃走した。流石に紅姉を置いて追撃仕掛けるわけにはいかなかったから囮の魔族を皆殺しにするだけで済ませた。せめて激昂して向かって来てくれたなら簡単に返り討ちに出来たんだけどな」
お館様は他人事のように言う。それが人間界にとっては重大な戦いだったにも関わらずである。もしそこでエドヴィンブラックが倒されていれば魔族の勢力であるノマドの衰退に繋がったからである。
「奴は不死身なだけじゃなく、重力も操るのだろう!どうやって重力に対処したんだ?」
「受け流した」
「は?」
「俺が読んでた古文書の一つに重力を受け流す『猿武』という武術があったから会得してたんだよ。それで重力を全部受け流して重力圏は効かなかっただけだよ」
「んなわけあるかぁ!」
叫んで否定する桐生。しかしこのお館様は証明する為に風船を膨らまして猿武を発動して人間が風船に乗ってコサックダンスをするという曲芸もどきをしでかす。
それを見て桐生の目も紅と同じく死んだ。人は理解できないものを目にすると無になるということを実行したのだ。
猿武とはあらゆる攻撃を受け流す武術であり、それを極めた者は重力すら受け流したとされる伝承が古文書に記載されていた。だが勿論そんな技術の方法が丁寧に記載されている筈はない。お館様が古文書の情報を元に技術の再現をしてしまったのである。
「一体貴様の一族はどうなっているんだ!?」
「俺も詳しく知りたいよ...」
お館様が古文書から再現した技術を全てを兼ね備えていたとすると、先祖のふうま一族は、『日の呼吸』という剣技を扱い、『赫刀』と呼ばれる魔族特攻の剣を持ち、『透き通る世界』であらゆる動きを先読み洞察眼を身に付けており、痣を発現すると身体能力が劇的に跳ね上がる体質まで備えているのである。
しかもそこにほぼ無限にエネルギーを蓄積出来ると言われる『食没』や重力すら受け流す『猿武』が加わるのだ。
日の呼吸の奥義である『ヒノカミ神楽』と『食没』が組み合わさるだけでエネルギーが尽きるまで不眠不休で斬り合いし続ける剣豪の完成である。
「う〜ん何処の修羅の国かな」
お館様は自分のことを棚に上げて、恐ろしいとでも言うように語る。しかし桐生にとってはその修羅の国地方に生息するだろう化け物が目の前に実例として存在することに目を背けたかった。
「衰退した理由は邪眼だろうね。リスクも少なく簡単に手に入る力なら誰だって欲しがるだろう」
呼吸法にはまず習得には多くの空気を取り込む為に強靭な肺が必要になる。それこそ息を吹き込むだけで瓢箪を破裂させる程の肺活量が必要なのだ。しかも呼吸法を極めた先に痣と呼ばれる現象が発生することがある。痣が発現すると身体能力が劇的に上がるのだが、デメリットとして寿命の前借りであり、痣を発現した者は例外なく25までに死ぬと言われていた。
勿論例外はいる。始まりの呼吸を使ってた開祖である剣士だったり、寿命の前借りというエネルギーを普段は痣を出さずに抑えて、発動時は使うエネルギーを食事で補えば良いじゃないと食没を習得したお館様だったりする。
特に後者を知れば寿命問題で鬼になった上弦の壱と呼ばれる鬼の幹部はふざけるなと抗議待った無しである。
「それに比べて呼吸法は強力だけれど習得するにはキツいし、寿命を縮めるリスクがある。おまけに現代では銃火器とかあるからすぐ強くなりたいならそれに頼る方が楽に強くなれるよ」
昔ならいざ知らず。現代では科学兵器が発展している以上、楽に強くなりたいなら兵器を使いこなせた方が楽である。だからこの時代で呼吸法をまともに習得しようと考える奴は殆どいないのである。
「まあ剣の極地に至った奴等は除く。彼らは剣を極めた副産物で頑丈な身体を手に入れたりしてるのがデフォルトだから」
お館様は思い出す。
お館様が魔界剣豪七番勝負で巨人剣と対峙した際に、日の呼吸・碧羅の天という切り上げでビル程の巨大な太刀の振り下ろしを弾き返すという光景が人間離れした膂力を持つ事が証明されていた。因みにお館様は無傷でも会場周辺が剣のぶつかり合いで生じた衝撃波で吹き飛んだのは言うまでも無い。まあ魔界剣豪達は全員避難したので無傷だったが…
お館様曰くあの巨体で土竜閃という土砂の巻き上げはマジで迷惑だったらしい。生身で土砂崩れに巻き込まれるのと変わらないからだ。
そんな天変地異が人の姿をしたような化け物集団である魔界剣豪達の戦う会場にされた沙無羅威本部のボスであるニールセンは泣いても良い。まあ当の本人は死亡しており、戦いの余波で死体すら消し飛んでいるのだが...
そうして桐生にエドヴィンブラックの腕の解析を頼んだお館様は紅と共に帰宅する。
途中、紅の従者であるあやめが合流して来たので二人ともお館様が可愛がったのは余談である。
二人を可愛がった布団の中で起きていた紅と眠るまでの間に話すお館様。紅はこのピロートークが好きだったりする。
「次会う時はブラックを仕留めないとな」
「小太郎が強いのは分かったがどうして仕留める必要が?」
「紅の爺さんに約束したからな。紅を嫁に貰う為にブラックの頸を取って来るって……」
「あ……」
その言葉を聞いて胸が熱くなる紅。かつて幼き日の約束、祖父が紅を嫁に貰うならブラックの頸を取って来いと冗談半分に言っていた言葉をお館様は本気でやろうとしているのだ。その時はそんな無茶なことをと思っていたのだが、お館様は有言実行出来る位に強くなってみせたのである。なお祖父はピンピンしており、先日の魔界剣豪七番勝負にも嬉々として参加してたりするので元気に生きている。
「その時まで待たせることになるが待っていてくれ」
「ああ、期待してるよ…旦那様」
お館様と紅は誓いのキスを交わした。
魔界剣豪七番勝負の二番試合の一幕
巨人剣「貴様には俺の全力の一撃を見せたくなった!我が奥義で仕留めて見せよう」
お館様「ならば次の一撃で終わらせる」
ニールセン「ヤメロォぉ!人の本部でそんな大技のぶつけ合いなんかするなぁぁぁ!」
互いの一撃による衝突で沙無羅威本部周辺が更地になった...
猿武(トリコ)
...八王の一角である猿王と呼ばれる猿が扱う武術。生息する山が100Gマウンテンと呼ばれる100倍の重力がかかるので登るには猿武習得が必須である。因みに猿王はこの猿武を自身が楽しむ相手を増やす為に作ったらしい。
食没(トリコ)
...食材に感謝すると至れる境地で無限に食事をして体積を変えることなく、エネルギーを貯蓄出来るらしい。女性からしたらいくらスイーツ食べても太らなくなるので対魔忍の中にはお館様に技術の伝授を懇願する女性がいるとか...
土龍閃(るろうに剣心)
…アニメでよく使われてた刀を地面に叩き付けて土砂の巻き上げる技。巨人剣が放つと土砂崩れが迫って来る程に範囲が広い。お館様は迫る土砂を全て吹き飛ばしたらしい。
因みにお館様が巨人剣の刃を防げたのはただの振り下ろしだったから。龍槌閃という空中からの自由落下の遠心力を込めた振り下ろしとかされたら流石に弾くのは無理らしい。
心眼寺紅
...お館様の幼馴染で人間と吸血鬼のハーフ。しかも吸血鬼はエドヴィンブラックの血ということで対魔忍から疎まれてたのがRPG。ぶっちゃけ彼女が物理的に遠距離で無かったら原作お館様は紅ルートに突入して完結しただろうと思ってる。
本編ではお館様がブラックを瞬殺したせいで化け物のカルチャーショックが発生してしまった。
因みに誓いのキスをしている横で雌奴隷宣言をかましアヘって気絶している従者の風上にもおけない奴がいるらしい...
魔界剣豪に出てくる剣豪で一番強いのは?(お館様を除く)
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巨人剣
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血鬼剣
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機械剣
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妖魔剣
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流水剣
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飛影剣