「主様のおちんちんの汁気が好きです...」
烏の喉に痰が絡んだ様な鳴き声が響き渡る森の中に建てられた洋館の中から女の様な艶めいた声が漏れる。
2階にある一室の戸が音も無く開いた。
「私はおちんちんの汁気が好きです...
私はおちんちんの汁気が好きです....」
「へえ...こんなのもありかぁ...」
その部屋にはベッド一つという濃度の低い一室であるが、その上では眼鏡を掛けた全裸の長髪の男が寝そべり、股の上にはベッドの上の男と全く同じ姿をした茶色い帽子の全裸の男が口元から涎を垂らし女の様な喘ぎ声で壊れたテープレコーダーの様に同じ言葉を挙げながら水々しい腰を鳴らしていた。
「じゃ、そろそろ...」
全裸姿の洋館の男は涼しげな顔で上に乗るイッタンモメンの童子を愚直で攻め、己の液を中へ打ち出す。
「んあっ...んへぇええええっっっ!!!」
童子は生娘の様な絶頂声をあげると男の愚直から滑る様に抜け、ベッドから地面に落下し、仰向けにビクビクと痙攣していた。
程よく復帰の見える青白い童子の身体には男性器が無く、そこには毛の一本も生えていない女性器が白濁に濡れた状態で露わになっていた。
「さあ、次は...」
男が眼鏡を直すと次はその男に似た悩ましげな声が聞こえてくる。
「どうか...おちんちんを...」
男の目線の先には己の秘部を露わにして自分の艶かしい生脚で両腕と胴を雁字搦めにしたイッタンモメンの姫の姿がある。
「姫め...しっかり味わえよ?」
「おちんちん搾らせて貰いっ!?んくっ!?」
先程の童子との行為後でも治らないどころか勢いを増した男の愚直は姫の膣へと深々と入り込んだ。
「んあっ...んくぅ〜んほおっ!!」
「はっ..!はっ...!がっ...」
見た目は美男美女の行為だが声だけ聴けば男同士の絡み合い。脳の混乱する様な空間の中で男の手は姫の無い袖に入り込み素の乳房を激しく揉みしごいていた。
「んっくううううんほほほほほほおっ!!!!!!!!」
奇怪な喘ぎ声を上げながら姫は膣から溢れんばかりの汁気を出し絶頂。童子の上に倒れ伏して身体をびくんびくんと波打つ様に絶頂した。
「あらあら、随分お楽しみじゃない? イッタンモメンの童子と姫の自我を抜いて性処理をするなんて」
扉の側から声がする。姫の様な超常現象的な美しさ、童子の様な色気や清楚感ののある声。
この二つの元と言って良い存在。男と同じ洋館に住んでいる和装の女である。
「うん、実験を重ねていくうちにね?「身体の交わりがあればもっと良いものが出来るんじゃないか?』って思ってね? やってみたら良いのが出来そうだよ。しかも童子の方は女性器だけと言う特別仕様」
「わざわざそんな手間の掛かる事をしてまで?」
「それが実験ってものだから」
声色は無感情だが其処には純粋に実験を続ける科学者の様な瞳をしていた。男は一気に和装を身に纏うといつもの部屋へと駆け降りた。
「ふーん、元気ねぇ...」
女は呆れたで男の背中を見守っていた。ふと声がして床に視線を向けると洋館の男の白濁塗れのイッタンモメンの童子と姫がビクビク痙攣していた
「でも、後片付けはちゃんとしなきゃね?」
女は微笑しながら右手を開き、紫色の波を出す。波を浴びた童子と姫の身体は悲鳴すら上げずたちまち枯れ葉と土塊へと変わった。
開いた窓から風がなだれ、2人の亡骸は風に混じって森へと消えた。
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黄緑色の列車が無骨な箱から抜け天翔ける橋を渡る。学生外である街の駅、高田馬場駅で起こる代わり映えしない毎日1人の獣が混ざる
「どけ」
高架ホームから地上出口へ繋がる階段を黒い大型の疾風が貫き、人混みは一気に両端による。
「うわっ!」
「なんだありゃ!?」
その速さは周りの人の知覚さえ超える刹那であり周りのジャージ姿の学生は唖然としていた。
「すみません!!本当にすみません!!」
そこから数秒空けてギターケースを背負った20代後半の男性が先程の弾丸よりは遅いが常人とは比べ物にならない速さで下りの階段を悠々と降りていった。
「あのお兄さん凄え速さで降りて行ったぜ!!」
「ウチのチームの記録更新するレベルじゃないか!!」
湧き上がるジャージ姿の学生達、どうやら近くの大学の陸上クラブであり、目にも止まらぬ速さで駆け抜けた男に興奮を抑えられずにいた。
「でもあの人何か追いかけてたぜ? 何か熊みたいな毛があったけど...」
「えっ...」
しかし眼鏡姿の学生の一言で学生達も一気に静まり返る。
「まさかあの人は猟師で...」
「動物園から逃げた凶暴なクマを捕まえる為にあんな速さで...」
学生達の顔がサーッと青褪めたと同時に、ホームからアナウンスが聞こえる。
「やっべえっ! 山手線来るっ!!」
「この外回りに乗らないと間に合わないんだった!!」
我に帰った学生達はホームに向かって階段を駆け上がった。
『危険ですので、ホームでは走らないで下さい』
ホームから駅員の冷静な注意が響いた。
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高田馬場駅の早稲田口から出た黒い風は周りの人々を避けながら横断歩道を抜け、ロータリーの待合部分を突き抜けんとする。しかし
「捕まえたっ!」
男は風に手を伸ばし、伸ばした右手でそれを止めた。
「くそっ...!」
肩を掴まれた風は静止し、その姿を晒す。忌々しげな顔で振り向くそれは黒く長い髪を生やしたきこり姿の女だった。
「お前速すぎるんだよ...少しは周りを見て動いてくれ...」
男は溜息を吐きながらハンカチで汗を拭く
「うるさいっ! 私は...子供を殺して私をコケにしたあの女を針まみれにするだけだっ! だからある程度目的が同じなお前に着いてきたんだからなっ!」
「黙ってくれっ! 駅前だし人もジロジロ見てるだろ...」
女は右手を握り締めながら内なる怨を溢れさせる。
「お前ガッツリ俺を置いてけぼりにしただろ...。しかも物珍しさから此処に来るまで結構暴れやがって...」
この駅前で言い争っている男女は普通の人間とは違う。ただ厳密に言えば普通の人間とは違うのは男の方で、女は人間ですら無いからだ。
男は日本各地に現れる怪物、魔化魍を清倒すために組織された猛士の関東支部所属の音撃戦士、ツルキであり今回の魔化魍退治の帰りに高田馬場に出向いた。
そしてそのツルキから逃げていた女は栃木の足尾付近で魔化魍ヤマアラシを育てていた存在、姫である。ヤマアラシの姫は洋館の女に唆され、子供であるヤマアラシと共にツルキを気絶させると鬼の精液を集めるためにツルキを犯したが、クグツに無理矢理膣口から精液を吸い出された挙句乱暴に捨てられてしまう。挙句逃したヤマアラシもクグツによって殺されており、元の気性の荒い性格も相まって自分の余りの扱いの悪さに怒りが爆発。宿敵であり犯した相手でもあるツルキと共に東京に来訪したのだ
「言っとくが洋館の女とやらを倒したらお前を倒すからな?」
「私こそお前を針で此処を射抜いてやるからな?」
「そんなの俺の武器で弾き返すから意味無いぞ?」
「くっ...くそっ!! 今からでもお前を殺すっ!!!」
子供の様な言い争いが始まるかと思ったら早くも息詰まった思いのヤマアラシの姫は両手を妖姫の物に変形させてツルキに突進。
「そうは行くかよっ!」
ツルキは少しも慌てずに拳を握りしめると、姫の頭頂部にそれを打ち込む。
「ぐっ!」
自らの速度も相まってかなりの一撃を頭に受けた姫は呻き声を上げながら地面に落下しようとした。が、ツルキはそれを阻止する様に両手で受け止めた。
「はぁ...コレで少しは静かになるだろ...コイツが目覚める前に早く買い物を済ませないと
...」
伸びに伸びた姫を軽々と小脇に抱えて、ツルキは駅の近くのディスカウントショップへ歩き出した。
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ディスカウントショップの中はタイムセール中なのか多くのサラリーマンや学生達でごった返している。その中にいるラフな格好をした男は大量のトイレットペーパーを小脇に抱え、反対側にはだらんと前髪を垂らした奇怪な服を着た女を抱えてレジに並んでいた。その2人程後ろには駅前の立ち食い蕎麦屋でうどんを食べていたサラリーマンが缶コーヒーが入ったカゴを片手に待っている。
(あっ、トイレットペーパーの人だ。でも反対側のあれ...あんな人形この店で売ってたっけ?)
レジにいる若い男性店員も勘違いするレベルの伸び方を見せるきこりの服装の女を抱えながらツルキはレジ前にたどり着く。
店員が“いらっしゃいませ”と頭を下げればツルキはレジ台にトイレットペーパーをどかどかと置いていく。その量は凄まじく店員の姿が覆い隠される程だった。
「すっ...凄いですね...」
店員が冷や汗をかきながら呟くと隙間から見える何かを見て更に続ける。
「あのう...その人形は...?」
それを聞いたツルキはこう言った。
「ああ、コレは........に...人...間...だ」
余りに不自然な間と煮え切らない回答に店員は首を傾げた。そんな光景を後ろのサラリーマンを初め周りの店員やお客も笑っていた。
しかし、ただ1人笑っていない者が店内の物陰から見ていた。それは未亡人の様な妖艶な雰囲気を纏っていた大学生と同い年ぐらいの女。しかもその顔はツルキが小脇に抱えている長い髪の女と瓜二つだった。そのベール姿の女の視線はは木こり姿の女を抱えたトイレットペーパー男ではなく後ろで笑っているサラリーマンを向いていた。
トイレットペーパー男の生産が終わり、次に並んでいたサラリーマンがレジ前に立つ。
そして若い店員は何かに気付き、サラリーマンの隣に声を掛ける。
「あのう、割り込みは困ります...」
「えっ?」
何のことか全く分からないサラリーマンは店員の方向に視線を向ける。
「わあっ!」
サラリーマンはカゴを投げ飛ばす程の驚きを見せた。サラリーマンが感じていなかったスペースに知らない女が立っていたからだ。
サラリーマンの叫びに店内がざわつき始める。
「おっ?」
それはドアを抜けたツルキも例外ではなく、大量のトイレットペーパーを抱えたまま振り向いた。その拍子でサラリーマンが投げ捨てたカゴがツルキの抱えていたヤマアラシの姫の頭にクリーンヒット。
「...んっ..?」
目を覚ました姫は遠くに見える自分にそっくりな女を見て瞼をかっぴらく。それが同族と分かったのはそう時間はかからなかった。
「...!?」(アイツは何で...!?)
驚愕する姫を他所に、サラリーマンを見つめるオオナマズの姫は人間の腕が入り込める程の異常な程に口を開ける。そしてそこから溢れ出た水は....店内を海へと変えた。
店内から聞こえる波音と多種多様な人々の悲鳴が混ざる中、それは店外にも迫って来た。
「折角のトイレットペーパー濡らしてたまるかっ!」
ツルキは抱えていた大量のトイレットペーパーを数メートル後方にある軽トラックへぶん投げれる。が、
「こいつっ!」
すっかり頭に血が昇っていたヤマアラシの姫はオオナマズの姫をなぶり殺す為、波が迫る店内に獣の様に飛び込んでいった。
「わっ、馬鹿っ!! 勝手に起きんじゃねえっ!!?」
ツルキは頭を抱えながらも姫を追いかけた。
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数十分後、すっかり水浸しになり、商品も棚も台無しになった店内で、警察の捜査が行われていた。
「怪我人はいたが死亡者はゼロか...。珍しい事故とはいえ、不幸中の幸いだな」
安堵した表情で警部は言う。
そこに1人の警察官が濡れた床を鳴らしながら駆けてくる。
「警部っ!監視カメラのテープを確認したところ、保護していない誰かが映っていました」
「それは本当かっ!?」
「はい、しかも...2人です...」
「....東京の警察署や神奈川千葉埼玉の県警に連絡しろ!この2人の身元を探して捜索願いを出すんだっ!!」
「はいっ!」
警察官は店外に向けて走っていった。
この数日後に男の遺体が地下水路で発見される事は知る由も無かった。
そして、もう1人の行方不明者である女は未だに見つかっておらず、身元も判明していないという...
書いて欲しい姫を募集します
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奥多摩のヤマビコの姫
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奥久慈のイッタンモメンの姫
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藤岡のオオアリの姫
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秩父のオトロシの姫
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下野のヌリカベの姫
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鎌西湖のウブメの姫
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小菅のヤマビコの姫
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大月のオトロシの姫
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日光のバケガニの姫
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足尾のヤマアラシの姫
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東雲のオオナマズの姫
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大洗のバケガニの姫
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大洗のアミキリの姫
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浅間山のウブメの姫
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浅間山のヤマアラシの姫
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旭村のドロタボウの姫
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猿橋のバケネコの姫
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榧ノ木ヨロイツチグモの姫
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スーパー姫
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洋館の女