※この作品はR-18です。

錬金術のアトリエF   作:東京のぷるぷる

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ティベリウスのツノ

入り口

1番目の部屋←→ティベリウスの中、コンテナ
↑
↓
2番目の部屋
↑
↓
3番目の部屋

ファーヴェ丘陵
☆乾いた平野帯
◯↖️◯◯◯◯◯◯→→→◯◯◯◯◯◯
◯◯↘️◯◯◯◯↗️◯◯◯↘️◯◯☆北東の焚き火
◯◯◯☆麦屋敷の焚き火◯◯↘️↗️東の橋↘️
◯◯◯↑◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯果樹園◯◯↓
◯◯◯↘️◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯↗️◯◯◯牙獣
◯◯◯☆ディオン側の焚き火◯◯◯↖️◯◯◯◯◯
◯◯◯↙️↖️→☆メッヘン村←→☆商人側の焚き火
◯◯羊◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯↓◯
◯↙️◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯↙️◯◯
湖◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯↘️◯◯◯
↓◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯↘️◯◯
→坂道→花園→☆花園の焚き火→洞窟◯◯↓◯◯
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯↓◯◯
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯☆南の焚き火→★

★旅人の雑木林へ

旅人の雑木林 ★1ファーヴェ丘陵へ

◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
◯◯◯◯◯→→↘️◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
★1↘️◯↗️◯◯☆森の小屋の焚き火←→洞窟◯
◯◯◯↗️◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
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◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯



錬金術のアトリエF 11

☆

錬金術のアトリエ 11

 

……鋼鉄弓完成!

ステキな弓が出来た。

強襲の矢

バウンドコンボ

ハイヴシューター

ケイオスアロー

どれも、どんなんか分からないけれど。

そこから、ちょこちょこと錬金術を引っ張って過ごす。

 

そしてLP100!

フィリスパーティーはまたも旅立つ。

「さて!地図を埋めます!」

フィリスは地図を出す。

「ふむ……この湖から北……地図を埋める事が出来るな」

レヴィさんが地図に指を置く。

 

ティベリウスワープで、少し南の小さな湖へ。

それからは未知の場所、地図を広げる為に歩き出す。

歩き出してすぐに巨大岩が鎮座している。

フィリスはつるはしに手を掛ける。

「何発で砕けるものか……」

レヴィさんはその姿を眺める。

皆でそのつるはし先に注目する。

……ぽこっ!

……ぽこっ!……ばごん!

……2発で砂になった。全部砂になった。

「マジでどうなってんだそのつるはし!」

皆揃って驚く。

結構品質が低いつるはしなので、下手に扱うとつるはしが壊れそうだから、代わりにやってみるのも怖い。

そんなつるはし2発で、巨大岩が砂になるという摩訶不思議。

 

それからは……

ひたすらのどかな草原の道を行き、夜になり、朝になり、昼になる。

そして夕方、麦屋敷の焚き火に到着。

ナメルダケ、青プニなんかが出る。

危なげなく倒すのみ。

 

「よし!出でよ!ティベリウス!」

ぽこん!

煙と共に現れるアトリエテント。

荷物を預けるだけで、更に地図を埋める事にする。

まだLP71と、残ってるし。

 

「さて……ここからは東か……」

レヴィさんも結構やる気だ。

夕方から夜……

フィリスパーティーは東へと歩く。

「……お?」

砂浜があり、川に触る事も出来そうだ。

この辺りの川は大体谷底にあるので、こういう感じで川に触れる、なんてのは珍しい。

ティベリウスの中では、水で出来た谷底への道なんてのがあるから、けっこう身近に感じているけれども。

 

「焚き火跡、ない?あったらここで過ごしたい!」

ティアちゃんは元気に走り出す。

ずざーーーーっ!

「おお!?きれいな貝殻見つけた!」

フィリスもヘッドスライディングで、貝殻を拾う。

ずざーーーーっ!

「私も見つけたわ!」

リア姉も後から、ヘッドスライディングで貝殻を拾う。

「普通に拾えば良かろう……」

レヴィさんも貝殻を拾いながら、歩いて来た。

 

「これは!本気できれいな水!飲める!」

川の水を汲んで、フィリスは目を輝かせる。

 

それからもフィリスパーティーは東へと歩く。

朝になる頃、雷雨がフィリスパーティーを襲う。

「あははっ!凄い凄い!」

雷の音。激しい雨。

そんな中、フィリスは大笑いしてる。

「凄ーーい!」

「……まあ、ヘコまれるよりはいいんだが……」

レヴィさんはそう呟く。

「なんか、ウチの村に居た犬みたいで可愛いよな!」

ハインツ君は、そんなフィリスに駆け寄る。

 

……昼になっても雷雨は続く。

フィリスのリュックを、ハインツ君が後ろから持ち上げ、足取りは軽く進む。

 

……そして夕方。

雷雨は止み、夕暮れの空の下、メッヘン果樹園に着いた。

「こ~繋がるんだぁ……」

フィリスは呟く。

そしてメッヘン果樹園の入り口の人が、頭を抱えている。

 

「何かありました?」

フィリスが心配そうに尋ねる。

「おお!実は……」

なんか果樹園にプニが侵入してるらしく、プニ退治の仕事を受ける。

結構疲れてるんだけど、まあ……プニだし。

甘露の実を食べてもいいらしいし。

「甘~い!疲れも吹き飛ぶ甘さだよぉ~……」

「これ、本当に美味しいよね!」

フィリスとティアちゃんで絶賛する。

「あの青プニ、こっち来るな……」

ハインツ君も甘露の実をかじりながら、襲い来る青プニに向かう。

青プニを倒して回ると、緑プニの逆襲に合う。

何の変哲もない緑プニなので、普通に倒して回り……

 

朝焼けの空の下、入り口の人に感謝されて、籠一杯の藪イチゴを貰った。

「おお~……何これ?美味しそう!錬金術にも使えそう!」

籠を見て、フィリスとティアちゃんは喜ぶ。

「へへへ、今回は助かったぜ?また何かあったら頼むな!」

入り口の人と別れて離れる。

そしてティベリウスワープ!

北東の焚き火へとワープして、もうLP20なので、ここからは錬金術の時間にする。

 

……ちなみに錬金術発動していると、LPの回復は1時間に1ポイント。

錬金術を発動せずにLP回復に集中すると、10倍回復するらしい。

LP20……これから80時間、錬金術に充てられる!

8時間休んでLP100にし、旅を急ぐ選択肢もあるけれど、ここは錬金術ライフにしておきたい所。

 

ティベリウスの中は、北東の焚き火からの風景。

砂浜が目の前。その砂浜には岩がそこそこあり、川は広大で、泳ぎ甲斐もある!

しかもティベリウスの中なら、岩もぷにぷにしてるし。

「おかえり~♪」

ティベリウスのアードラと、ティベリウスのナメルダケがお出迎え。

 

……まずは調合をしておく。

鋲打ちの皮鎧12時間。

全能力強化、HPMP強化も付けて、パーティーの戦力を上げる!

レヴィさんのサブ武器が無いので、レヴィさんの強化に使う予定。

 

……そしてティベリウスの中へと入る。

何となく1番近くの砂浜に寝ていた、レヴィさんに寄り添って寝る。

「へへ~……疲れた疲れた……」

朝の気持ちのいい空の下、川沿いの砂浜。

誰かの隣で眠る、なんて素敵なロケーション。

 

 

……さすがに8時間くらいで起きる。

レヴィさんは、川泳ぎをしているハダカ族ティアちゃんと、ハダカ族ハインツ君とハダカ族リア姉、そしてティベリウスのナメルダケを眺めていた。

「今!起きました!」

「ふふっ……俺も今起きた所だ。さて、泳ぎに行かないと、だな」

レヴィさんは立ち上がる。

 

 

「はうぅ……みんな元気過ぎるよ……」

3時間程泳ぎ、ハダカ族ティアちゃんが疲れて、砂浜でダウンする。

「弱った獲物、発見!」

そこに迫るハダカ族ハインツ君。

「狩りの時間ね……」

更にハインツ君に続く、ハダカ族リア姉。

「このパターン無理!無理だって!」

へろへろと逃げるティアちゃん。

あっさりと2人に捕まる。

 

フィリスとレヴィさんで、そんな姿を眺める。

「えへへ、仕上げの時間してから、私もレヴィさんと……」

フィリスはレヴィさんに身体を寄せて、顔を上げる。

「……光栄だな……」

そしてキスをして、フィリスはアトリエへと向かう。

 

……鋲打ちの皮鎧を仕上げて、ワンダーランド衣装+ほうれん草触媒。

必殺の赤麦パンを作る。

なんと0時間。

即、仕上がる。

 

次は干し草12時間。

仕込んでまた、ティベリウスの中へと行く。

 

レヴィさんと草地で絡み、エロエロする。

ハダカ族でのエロエロにも少し慣れてきて、いい感じで男女の絡みになれたり。

フィリスが上に乗って空を見上げ、夜空を見上げてレヴィさんのキノコで気持ち良くなったり。

気持ち良い声を上げたり。

 

「はうぅ~……」

レヴィさんの胸に頭を落として、フィリスはため息をつく。

頭を撫でられて、肩とか撫でられて……

ラブラブ気持ち良い感じ。

またキスをして……

ふと、横のティベリウスのナメルダケの存在に気づく。

「……物言い?」

フィリスは尋ねる。

ティベリウスのナメルダケは、無言で頷く。

 

 

「もうっ!……もおぉぉっ!ダメなのにぃぃっ!!」

フィリスはレヴィさんの責めに、大声を上げてハジケる。

ハジケて、ハジケ倒されないとティベリウスが納得しない所があって、頑張る事になる。

指でハジケて、撫でられてハジケて、放って欲しいトコでキノコの波動を受けてハジケて……

大声だったり悲鳴だったりしながら、フィリスはハジケ倒される。

……またひとつ、ヘンタイにされた……

 

 

……ハジケ倒されて眠り、起きてラブラブしてちゅっちゅして、また軽くハジケたくなったりして……

 

そしてみんなハダカ族で、食事の時間。

カメスープをシェアして、お腹いっぱいまで食べる。

「ティアちゃん、どうだった?」

ハダカ族フィリスが尋ねる。

「もう……猿キノコに限界突破されたよぉ……頭バチバチしてた……」

ハダカ族ティアちゃんは答える。

もうすっかり元気になってるみたいだけど。

「リア姉も?」

ハダカ族フィリスは尋ねる。

「猿キノコ……ヤバいわぁ……お姉ちゃんもすっかりヘンタイにされてるわ……」

ハダカ族リア姉も答える。

「へへ……次はフィリスも、限界突破させてやるからな?」

ハダカ族ハインツ君がフィリスを見る。

「え~?私もレヴィさんに限界突破されたから、間に合ってます!」

ハダカ族フィリスは答える。

「ごほっ!ごほっ!……」

ハダカ族レヴィさんは、咳き込んでいた。

 

 

……ともかく、朝になって干し草の仕上げの時間。

次はソウルストン24時間だ。

 

ティベリウスの中は川泳ぎと、食事連打の時間。

ハジケ倒すと、ティベリウスがめちゃくちゃチヤホヤしてくれたりする。

 

更にうに袋12時間、手織り布8時間。

LP88までの回復で、先にやりたい錬金術がちょっと無くなり、旅立ちとする。

 

 

「地図を……埋める!天が我に囁いている……!」

俯き加減で、顔に掌を置き、麦わらフィリスは言い放つ。

「レヴィさんに影響されちゃってるわ……」

リア姉が呆れる。

「星が……呼んでいる……!」

ティアちゃんもキメポーズを取る。

「ふふふ……ははは……はーっはっはっ!」

そして3人で笑い出す。

「3人はキツイだろ……」

ハインツ君が呆れ顔になってた。

 

ともかく、北東へと向かう。

のどかな草原、アードラとナメルダケを倒しつつ、進む。

……朝が来てお昼になって……

またも洞窟が見つかる。

もう、迷う事もなく突撃!

 

「むむ!」

洞窟に入ってすぐに、フィリスは小さな岩を見つけて、つるはしを手に取る。

「こんなのだと、1発なんだろ?」

ハインツ君が呟く。

「いや……この大地の瘤からは……ただならぬ気配を受けている……」

麦わらフィリスは、つるはしを構える。

「……え?まだ続いてたの?」

ティアちゃんがドン引く。

つるはし4発で砕けて、カーエン石がぽろぽろと取れた。

「ぽかぽか石!結構高品質!」

フィリスはカーエン石の1つを手にはしゃぐ。

「あ、戻った」

ティアちゃんがフィリスに近づく。

 

洞窟は浅く、すぐに行き止まりで水が貯まっていたりする。

でも宝箱があり、中にはフィリスの杖が!

……あまり高品質でもなくてガッカリな杖だった。

「なんか、懐かしい匂いがするわね?」

リア姉が呟く。

汲んでみると、エルトナの井戸水に良く似た水、地底水が汲める。

 

……浅い行き止まりなので洞窟を出ると、朝だった。

カーエン石の岩が2つ、つるはしでの格闘とかに、意外と時間を使っていたみたいで。

地図は埋まったみたいで、北東の焚き火に戻る事にするも、地図をもう1回確認する。

……待てよ?埋めたい地図は、南になる……

 

なのでティベリウスワープ!

商人側の焚き火へと行く。

LPは40……

 

「出でよ!ティベリウス!」

ぽこん!

煙と共に現れるアトリエテント。

 

ティベリウスの中は、無人のメッヘン村。

なんか過ごし慣れた場所でもある。

 

……ロッククッキーの調合8時間!

……ゼッテルの調合12時間!

……インゴットの調合24時間!

……砂鉄触媒の調合12時間!

LP96!

 

夜に旅立ち。

今回も、地図を埋める為に歩き回る。

南の地図を埋める為、南へと歩き出すフィリスパーティー。

のどかな草原……

ひと晩歩いて、朝焼けの空になる頃、看板が見えて来た。

「遂に看板……と思える木の棒を発見しました!隊長!」

ティアちゃんがハインツ君に報告する。

「読まないではいられないな!」

ハインツ君はティアちゃんと共に走り出す。

「待って隊長~!」

麦わらフィリスも、走り出す。

「……いつの間に、あいつが隊長になったんだ……」

レヴィさんも早足で続く。

「隊長キャラではあるのよねぇ……」

リア姉も続く。

 

看板『この先、旅人の雑木林。

旅人が出会ったらあいさつするのがマナーです。

互いに気持ちのよい旅生活を!!』

 

「おはようございます!」

フィリスは持ち前の大声で叫ぶ。

「おはようございます!」

ティアちゃんとハインツ君が復唱する。

……そして3人は、リア姉とレヴィさんを見る。

「おはようございます!」

「……おはようございます!」

リア姉とレヴィさんも叫ぶ。

「おはようございます!」

なんか遠くで、女の子の商人さんが叫んだ。

 

……あまりにもお金が無いので、何も買えない。

「なんか気持ちがいいから、これあげるよ。旅の無事を祈ってるよ。可愛い旅人さん!」

なんか7色に輝く、ガラスの欠片をもらった。

「じゃあ、これ!旅の無事を祈ってます!」

フィリスは、7種類のきれいな貝殻の入った、小ビンを渡す。

「ふふっ、また会いましょう!」

女の子の商人さんと別れて、また歩き出す。

 

そしてまた歩く、のどかな草原……

 

お昼には、超急勾配!砂浜&川を見つける。

「来た~!」

ずざーーーーっ!

ヘッドスライディングをするフィリス。

「うわぁ~~~~~……」

下り超急勾配……フィリスは転がって川にダイブした。

「フィリーーーース!」

リア姉とレヴィさん、ハインツ君が素早く助けに走る。

 

それからものどかな草原……

夕方、夕暮れの赤い光で彩られる頃、大きな橋が現れた。

のどかな草原から、のどかな草原へと架かる橋。

もう、橋の先に花とプニが見える……

 

そんなのどかな草原を、更に進む。

夜になり、満天の星空の下、南の焚き火を発見するも、その先の岩だらけの砂浜が気になり、見に行ってみる。

「これは!ティベリウスの中でも、ここは快適場所に違いありません!隊長!」

ティアちゃんが元気に言い放つ。

 

そしてフィリスパーティーは、南の焚き火へと戻る。

途中のお花を摘んで摘んで摘んで……

なんか朝になった。

 

「ともかく!出でよ!ティベリウス!」

ぽこん!

アトリエテントが出て来る。

普通じゃないんだけど、もはや普通の光景。

 

この辺りで中和剤の復習を企むフィリス。

衣装をワンダーランドに変える。

……中和剤(赤)3時間!

岩だらけの砂浜には、往復だけで3時間以上掛かる悲劇。

なので、テント側で行き倒れスタイルで寝る。

ティベリウスのアードラが、暖めに来てくれた。

……中和剤(青)3時間!

またも行き倒れスタイル。

1人でティベリウス特製、ウサギ肉のローストを食べる。

んまい!

……中和剤(黄)3時間!

行き倒れスタイル。

……中和剤(緑)3時間!

夕方になる。行き倒れスタイル。

……ハチミツ3時間!

夜になっていて、今回は、なんかレヴィさんが居たり。

 

 

「なんかせわしない錬金術をしてるんじゃないかと思ってな……」

星空の下、レヴィさんがテントの側で座る。

ワンダーランド衣装のフィリスも、その隣に座る。

「もう眠る事も出来なさそうで……来てくれたのは素直に嬉しいです」

フィリスはそう話す。

レヴィさんは、よく洞窟を照らしていた古道具、遺宝を取り出す。

ふらふらと揺らすと、遺宝は光り出す。

でも、その光はいつもよりも弱く、優しい光だった。

「戦闘で使える遺宝を求めて旅をして来た……1人で過ごす夜も、もう何度も過ごして来たが……そういう時も、この光が慰みになったものだ……」

レヴィさんとフィリスで、その光を見つめる。

「レヴィさんは、遺宝を探して旅をしてるんですよね?」

フィリスは光を見つめたまま、光に尋ねるように尋ねる。

「そうだ。だが、お前に出会った。おかげで信じられないスピードで強くなっていて、戸惑うくらいだ」

レヴィさんも、光に向かって答える。

「えへへ……危険だ危険だって言われてたのに、なんかどこでも行けちゃってる感じで……ティベリウスも遺宝の1つだったり……」

フィリスは光に向けてそう話す。

「マナの柱ならば……遺宝どころか……遺宝の力の源とも言われている。錬金術で産み出されし、錬金術の源……魔物の源でもある……」

レヴィさんはそう話す。

 

 

この世界に、1つ隣合わせた世界に泳ぐ魚のような、そんな魔法の塊のような存在。それがマナの柱。

……かと思えば、地下に留まっていたり。

……空に浮いていたり。

それらは、生きている木が、ただそこに在るように。

鳥達が気まぐれに在るように。

虫達が植物を巡るように、在る。

人間に作られた「それ」は、人間の女と交わり、人間に力を与える存在。

そして力を与えられた女と交わった男も、力を得られる。

巷の錬金術士は、そんなマナの柱を嗅ぎ付けて錬金釜を置く。

……マナの柱を呼び寄せて、力を借りる。

フィリスのように、マナの柱が、誰も彼もその中に招待したりはしない。

聞いた事もない、人間に寄り添う存在が、ティベリウスなのだと話した。

 

 

「師匠は、そんなマナの柱を2つ持っていて、それぞれのマナの柱が探している人を探してた。1つは、私だったんだけど」

フィリスはそう話す。

ティベリウスとパスカー。

2つの、産まれたばかりのマナの柱。

「師匠……とんでもない男……いや、女か……」

レヴィさんは優しい光にそう呟く。

そうして話して過ごしていると、地面からうにょうにょが出て来て、左右に揺れると地面に引っ込んだ。

「そろそろ仕上げみたい。きっとまた、3時間の調合をしてきます!」

フィリスはアトリエに戻る。

 

……麦粉3時間!

ティベリウスの中に戻り、眠っているレヴィさんの隣に寄り添う。

 

……クロース18時間!

ティベリウスの中に戻り、レヴィさんと一緒に岩だらけの砂浜へと行く。

……泳がねば!

 

LP99!

旅立ちが、また始まる!

……そんな夕方。

更に南へ……行き止まりなので東へ。

すぐに夜になり、星空の下のどかな草原を行く。

そして、下り坂で作られた橋。

「凄い橋を作ってるんだね~……」

フィリスは呑気な足取りで、下り坂で作られた橋を歩く。

「ここは結構通ってたりするんだな~……帰りは上り坂なんだよ?」

ティアちゃんが得意気に言う。

「本当に!?」

フィリスが驚く。

「え!?」

「何!?」

「何だと!?」

驚いたフィリスに驚く3人。

 

橋を下りて南に行くと、行き止まり。

桟橋に舟……

ここからは北へと行く。

朝になり、東へと向かう。

……どんどん地図が埋まって行く。

 

 

そしてお昼。

遂にファーヴェ丘陵を抜けて、旅人の雑木林エリアへと入る!

入るとすぐに赤い女の子錬金術士が居た。

「あーーーっ!?……おはようございます!」

フィリスは持ち前の大声を上げる。

「おはようございます!」

ハインツ君とティアちゃんが復唱する。

「な、何?何!?」

大いに戸惑う、赤い女の子錬金術士。

「お名前、バッチリ聞きました!イルメリャー不穏ライエーバーさん!」

フィリスは畏まった姿勢で、元気良く言う。

「え!?今、何て!?」

めっちゃしかめっ面になって、赤い女の子錬金術士は聞く。

「イルメリャー不穏ライエーバーさん!」

ティアちゃんとフィリスで、揃って答える。

「違う!!ってか、なんか漢字混ざってないそれ!?いい?よく聞きなさいよ!?私の名前は!イルメリア!フォン!ラインウェバー!よっ!!」

地団駄を1つ踏み、赤い女の子錬金術士は叫ぶ。

「……」

「……」

フィリスとティアちゃんは、顔を見合わせる。

「……おはようございます!」

そして、元気にそう言い放った。

「今、お昼よーーっ!」

赤い女の子錬金術士は顔を赤くして叫ぶ。

 

 

「イルちゃん、なら言いやすいね!私はフィリス!」

「そうだね、イルちゃん!私はティアちゃんね!」

改めて自己紹介して、事情を説明して……

フィリスとティアちゃんは元気に話す。

「まあ……言いづらい名前だし、覚えづらい名前なのは自覚あるし、それでいいわよ……しかし木材組のおじさん……変な覚え方をしてたもんだわ」

イルちゃんはそう言う。

「俺はハインツ、ハインツ君でよろしくな、イルちゃん」

ハインツ君も自己紹介する。

「私はフィリスちゃんの姉のリアーネよ。よろしくねイルちゃん」

リア姉も続く。

「……レヴィ・ベルガーだ。イルメリア・フォン・ラインウェバー。……ラインウェバー家と言えば、錬金術士の家柄と聞く事もある。実際に会うのは初めてだが」

レヴィさんも続く。

なんか詳しかった。

 

何でこんな所に居たのかと言うと……

杖が折れてしまい、爆弾も底を付いたらしく、この場所での立ち往生となってしまったみたいで。

「んじゃ、街とかに辿り着くまでは、共闘と行こうぜ?」

ハインツ君隊長が言い、同行する事になった。

 

「お?岩発見!」

フィリスは例によって、つるはしを出す。

……ぽこっ!

……ぽこっ!……ばごん!

カーエン石とアイゼン鉱を手に入れる。

「何!?あれどうなってんの!?」

イルちゃんも驚愕する。

「こればっかりは、俺もわかんねぇ」

ハインツ君隊長は首を横に振る。

 

ナメルダケ2匹を倒して、林を進む。

……なんかのどかな林。

そして夜になり、見慣れぬ魔物を発見する。

「まずは知る事から始まる訳だが」

ハインツ君隊長が構える。

「……同感だ」

戦いに飢えているレヴィさんも、やる気満々だ。

ドライアド2匹。

少しダメージを受けるも、通常攻撃で普通に倒せた。

 

「なんか戦闘を見てると……ティアちゃんとフィリスって、なんかへっぽこじゃない?」

イルちゃんがズバリ言う。

全能力強化とか付けた装備は、フィリスは1つも付けていない。

ティアちゃんは、ティアちゃんロングソード(短い)新型、蒼剛石の剣があるけど、そんなダメージを出せない。

「……うぐっ!?」

「……何て図星を……!?」

大いに傷つく2人。

ハインツ君、レヴィさん、リア姉の攻撃力が桁外れなだけだけど。

「だけどさ、ナイフと剣、剣、剣、剣、弓、鎧とフィリスの錬金術の品物なんだぜ?」

ハインツ君がナイスフォローをする!

「そ、そう!なんか杖が作れないだけなんだよ!」

フィリスは胸を張る。

「それなら、大したもんね?見た目、錬金術士には見えないけれど」

イルちゃんは麦わら帽子フィリスを見て言う。

「ま……まあ、虫取り網が似合うとは、良く言われますけども」

麦わらフィリスは、胸を張ったまま答える。

これはこれでお気に入りだから、それでも良い。

 

 

ともかく、先に進む。

ドライアドを倒し、岩を砕き、雷雨に打たれ……

 

「うわぁ~!」

雨あがり、朝焼けの光を水の滴る木々が受けて、キラキラの朝。

フィリスの目もキラキラになる。

「これは見事な景色ね!」

リア姉も思わず足を止める。

皆で朝焼けの色を見送り、そしてまた進む。

煌めく木々の下、ナメルダケをやり過ごして進み、森の小屋の焚き火へと辿り着く。

 

「焚き火まで、結構あったねぇ……」

フィリスが呟く。

レヴィさんが、焚き火の場所を知っていたので、辿り着けたけれど。

「よし!出でよ!ティベリウス!」

ぽこん!

煙と共にアトリエテントが現れる。

「ええっ!?これ……錬金術なの?ひょっとして……」

イルちゃんが驚く。

「へへ~……師匠が私に託してくれたマナの柱が、このティベリウスなんだ。中で紹介するね」

フィリスはそう話して中へ行く。

 

……そしてまずは、ティベリウスの中へと入る。

中は、森の小屋の近くの焚き火の光景。

……どう見ても、外だ。

「ええっ!?中って……外じゃない!?」

イルちゃんは驚きの連続にキョロキョロする。

……どう見ても朝の林なのだ。

そしてティベリウスのアードラと、ティベリウスのマンドラゴラがお出迎えする。

「お帰り~♪初めまして。この全部がボク、ティベリウスだけど、それじゃ話したりするのに不便だから、魔物の姿を借りたマスコットで、話しているよ」

ティベリウスのアードラが自己紹介する。

 

ティベリウスのアードラ、本物のアードラより2回りくらい大きい。

「……なんか驚き過ぎて、ふらふらして来たわ……」

イルちゃんは頭を押さえる。

フィリスはリュックの中身をぼろぼろと、そこらへんに吐き出している。

「イルメリアの分の錬金釜も、2番目の部屋に出しておくから、使ってね」

ティベリウスのマンドラゴラは、採取した物達にしがみつくようにしながら、そう話す。

 

 

そして、リチュアルクレリックフィリスとイルちゃんは、アトリエへと行く。

「錬金術をするのに、専用衣装があるなんて……」

イルちゃんは驚く。

「なんかね、私の名前フィリス・ミストルートって言うんだけど、お父さんとお母さん、有名なブランドのお洋服職人なんだって」

フィリスは説明する。

飽きる程色んな衣装を作ってくれて、ベルント長老に御披露目に行ったのも、なんかもう思い出の1つだ。

「まさか、ミストルートブランド?」

イルちゃんは食い付く。

「そうそう。そんな名前。この衣装もお父さんとお母さんが作ってくれたんだ~。そこにティベリウスパワーが宿ったみたいでね~」

フィリスはそう話す。

「フィリスって、なんかお嬢様よね……エルトナなんて辺境の穴ぐら生活してた割には。……穴ぐら入り娘?」

「穴ぐら入り娘!?」

フィリスは怯む。

 

 

ともかく、イルちゃん用の錬金釜へと向かう。

2番目の部屋に、火焔式錬金釜が置かれていた。

「……なかなかどうして、即席と言うには立派な錬金釜じゃない。早速錬金術をさせて貰おうかしら」

イルちゃんは火焔式錬金釜に向かう。

「イルちゃんの杖は作れないけど、ナイフか剣なら、作ってあげられるよ?」

フィリスが言うと、イルちゃんはふと考える。

「ナイフなら心得があるわ。折れた杖もここで直しちゃうんだけど……」

イルちゃんは言う。

「ナイフが使えるなんて凄いなぁ……ハインツ君もナイフの達人なんだよ?」

フィリスもそう言って、フィリスの錬金釜に向かう。

今回、最初に作るのは、メタルスラッシャーに決めた!

浸け置き20時間……

 

なのでイルちゃんの方に行ってみる。

錬金釜を見つめて、ぐるこん棒を少し混ぜて……

少し混ぜて……

と、繰り返している。

落ち着いた佇まい……

 

「……フィリス、錬金術はどうしたの?」

イルちゃんを眺めているフィリスに、イルちゃんは尋ねる。

「……え?今は浸け置きだから、待つ時間。20時間待つんだけど……」

フィリスは答える。

「錬金術のスタイルって、人それぞれよね?私はもう完成するわ」

イルちゃんはぐるこん棒をすっ、と動かすと、火焔式錬金釜が光り、ぐるこん棒で光を足元に持って来ると、光が弱くなり……

光が収まると、直った杖がそこにあった。

仕上げは、フィリスと一緒だ。

「旅の疲れもあるのに、ちょっと無理しちゃったわ。でもこれで何とかなりそう」

イルちゃんは直った杖を手に取る。

「え~?何とかなりそうな旅をするなら、まだ一緒に行こうよ~……」

フィリスはうねうねする。

 

「……まあ、あなたは安定してるわよね?でもそういう風に、人を雇う方が安定するものね……考えちゃうわ」

イルちゃんはそう言って、ソファーに座る。

「え?雇う?」

フィリスは首を傾げる。

「……え?雇った訳じゃないなら……兄妹?」

イルちゃんも首を傾げる。

「兄妹じゃないけど、リア姉はお姉ちゃんだよ?」

フィリスは答える。

「あとの3人は?」

「ハインツ君とレヴィさんは、行き倒れてる所に出会って~……ティアちゃんは、ティベリウスとの知り合い!」

フィリスは目を見開く。

……まだバッチリ覚えてた。

 

「……なんか色々あるのね?でもお金で繋がってるよりは、信用が置けるわよね」

イルちゃんはそう話す。

「身体で繋がってる分、お金よりは強いのかもね~」

フィリスは照れながら言う。

「……は!?」

イルちゃんは顔を赤くする。

「え!?」

フィリスは意外そうな顔をする。

「身体……って……は!?」

「え!?……でも、錬金術の力とか身に付ける為に、必要なんじゃないの!?」

フィリスは戸惑う。

「はあ!?……アナタ、完全に騙されてるわよ!?だって……アタシ……そういうのないけど錬金術士だもん!」

イルちゃんはそう言う。

 

すると、フィリスとイルちゃんの間にティベリウスのゴーストが現れた。

「あ、ティベリウス!私、騙されてるの!?」

フィリスはティベリウスのゴーストに尋ねる。

「錬金術を行使するのに、マナの柱の近くでマナの柱の力を利用する場合、そういう交わりはいらないんだね~……ボクも初めて知ったよ。フィリスの場合、マナの柱であるボクの中心で、錬金術を行使してるから騙してる訳じゃないよ?」

ティベリウスのゴーストは、ぽんぽんと弾みながら、そう話す。

「あ~……良かった。騙されてるって言われるとドキドキしちゃうよね~……」

フィリスはため息をつく。

 

「騙されてるなんて、ヒドイ話だなぁ……ボクとフィリスの仲を引き裂こうなんて、ヒドイ事を企んでるの?」

ティベリウスのゴーストは、ぽんぽんとイルちゃんに向いた。

「そ、そんなつもりじゃなかったのよ?……あまり考えてなかったわ……ごめんなさい」

イルちゃんは素直に謝る。

「なんとなく、そんな感じはしたんだけどね~」

ティベリウスのゴーストは、またぽんぽんと弾んで向きを変える。

「でも、イルちゃんみたいに、マナの柱の力を貰ってない錬金術士も居るってことなの?」

フィリスは尋ねる。

「むしろ、フィリスのようにマナの柱と仲良く旅をしている人なんて、見た事も聞いた事もないわ。普通はマナの柱の気配を感じて、調合を決めたりするものよ?」

イルちゃんは答える。

「そ、そうなの!?……錬金術士って……そうなの!?」

フィリスは思わず2度聞く。

 

「まあ、言った通りよ。聞かれても、同じ話しか出来ないわ」

イルちゃんはそう話す。

 

 




ここには、ゲームには無い、勝手に付け加えた設定を書いておく所。

[ティベリウス]
フィリスを主とするマナの柱。魔法パワー不思議パワーの源。
[マナの柱]
この世界に点在する魔法パワー不思議パワーの源。かなり沢山の数が存在している。

[ティアナ]
ゲームではそんなに登場しない。だけど1番可愛いまである。仲間にもならない。残念。ちなみに小説でも戦闘での活躍は特にしない予定。

[ティベリウスワープ]
ファストトラベル。時間とLP消費を大きく節約出来るのは、ゲームでも出来る。ティベリウスはゲームにあるハズもないけれど。
[つるはし]
ゲームでもある。ゲームでも粉々になる。フィリス必殺の一撃がここに。

[巨大岩が砂になる]
ゲームでも、砂しか手に入らない岩がある。
[ヘッドスライディング]
きれいな貝殻を手に入れるのに、別にヘッドスライディングはしなくても良い。

[ハダカ族]
全裸状態。水着もあるけど、人数分無いので、ハダカ族で合わせる。
[エロエロ]
18禁!
[キノコ]
18禁!?
[ハジケる]
びくんびくんする感じ。
[ハジケ倒す]
びくんびくんし過ぎて、頭真っ白になる感じ。女の子特有のモノみたい。
[キノコの波動]
ずこんばこん。
[ヘンタイ]
だんだん大胆になってったりする感じ。

[パスカー]
ソフィーとプラフタが連れている、もう1つのマナの柱。

[ミストルートブランド]
フィリスの両親の作るハイセンスな洋服。エルトナは炭鉱だけじゃない。ゲームでは特に親父が炭鉱夫というだけだが、仕事してる所は出てこない。この小説ではフィリスの数ある衣装の作者となった都合でこうなった。

[火焔式錬金釜]
火焔式土器の錬金釜バージョン。焼き固める事の出来る粘土ひとつで作られている。用が無くなると粘土に戻り、ティベリウスの中に保存される。

[マナの柱の近くで調合する]
マナの柱の近くであれば、錬金術を行使出来る……という手順等が研究されている。その場合は短時間で調合を終える必要がある為に、精神力や体力を消耗する。

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