私は守りたかった。
大切なものを守ってくれた人達のために。
私は戦いたかった。
私を守ってくれる人達のために。
「「「デュエル!」」」
直人 LP4000
イシズ LP2000
静香 LP2000
闇しかない不思議な空間、そこで今デュエルが始まった。
闇を背負うように立つ凶暴な目線を持つ男、闇乃直人。
対するは墓守の一族、イシズ・イシュタール。
そして城之内の妹、川井静香だった。
「静香さん。 あの人の相手は私がします。 なるべく守っていて下さい」
「は、はい。 でもイシズさん……」
「大丈夫ですよ……私のターン。 私は手札より魔法カード【手札抹殺】を発動。 全てのプレイヤーは手札を全て捨て、捨てた数だけドローを行う」
未だに戸惑う静香にイシズは優しげに微笑むと正面を向き、墓地を貯めるためのカードを使用した。
普段ならばすぐにはこのカードを使うことはないが、これが闇のゲームであること、そして弟を救ってくれた遊戯の仲間の城之内の妹である静香を守るため前のめりになっていた。
普段イシズがデュエルで好む戦術は特殊な勝ち方。
ライフを削りにいく動きは得意ではないが、それを気にする余裕はなかった。
「……ハハッ」
余裕のないイシズを見て直人は馬鹿にしたように笑っていた。
イシズとは逆に手札を墓地に送っている直人は余裕しゃくしゃくだ。
そんな直人にイシズは嫌な感覚を覚えた。
千年タウクで未来を見ていたイシズが持つ、直感的なものである。
「私は【ムドラ】を召喚。 墓地の天使族の数だけ攻撃力を上げます。 更に装備魔法【ダグラの剣】を装備」
開始のターンのため攻撃は出来ない。
だが、イシズは嫌な予感が止まらないため、場の強化を行った。
ムドラは既に1ターン目としてはかなりの攻撃力になっていた。
「カードを一枚伏せてターンエンド。 さぁ静香さん」
「……はい。 私のターン! 私は【慈悲深き修道女】を守備表示で召喚します!」
兄に多少は教わったデュエルモンスターズ。
だがやはりデュエリストと呼ばれる人々に比べれば静香はまだ未熟であった。
だからイシズが一人で戦うというのにも強く反対は出来なかった。
自分が足を引っ張る可能性が頭をよぎるのだ。
「えと……ターンエンドです」
デッキも完成しているとは言い難い。
実際に手札にはモンスターしかおらず、カードを召喚するくらいしか出来なかった。
「……よう、イシズさんよ。 なんでオレがハンディキャップマッチを認めたと思う?」
「え……?」
二人が闇のゲームの力で呼び出された際、呼び出した直人はまず静香にデュエルをするよう迫っていた。
それにイシズが割り込む形でハンディキャップマッチが決まったのだが、今思えばそれはおかしかった。
「静香を狙うなら始めから一人づつ呼び出すに決まってるだろうが。 そう、お前は罠に嵌ったんだよイシズ。 オレのターン!」
「っ!」
ハンディキャップマッチではお互い1ターン目は攻撃が出来ない。
攻撃出来るのはイシズからである。
だが、罠に嵌ったと断言する直人からくる嫌な予感は強まるばかりであった。
「イシズ、お前のデッキは山札の破壊……ならこのカードの効果発動は容易だと思ったぜ。 カードを3枚伏せ、魔法カード【盗賊団の暴走】を発動!」
魔法の発動と共に現れる髭面の不潔な男達。
だが不潔なだけではなく、その肉体は鍛えられ、荒くれ者と呼ぶのが一番だった。
「【盗賊団の暴走】はお互いの墓地の数✕200ダメージをお互いが受ける。 そう、今の墓地の枚数は全部で15枚……3000のダメージだ」
「そん……な……」
ハンディキャップマッチになれば多い方はライフが半分になる。
それでもターンの回ってくる回数の都合もあり圧倒的に少ない側が不利になる。
そう思っていたイシズだったが、それは全て罠だった。
自らのミスに気付いたイシズだったが、既に遅かった。
荒くれ者達が獲物を見つけた目線でイシズを見ながらも近寄って来るのだ。
「ハンディキャップマッチの都合、静香のライフまでは削れねぇが……イシズ、お前は先に脱落だ。 良かったな、守れてよ」
「あ……ああ……」
直人が最後に皮肉を言っていたが、イシズにはまともに聞いている余裕はなかった。
荒くれ者達が走ってイシズに近寄る。
守ろうとしたムドラも殴り飛ばされ、イシズは屈強な男達に囲まれていた。
いくら墓守の一族と言えどもまだイシズは20歳。
屈強な男達に囲まれて恐怖を感じないことは不可能だった。
「い、いやぁ!!やめ、離して!!」
「イシズさん! イシズさん!」
いきなり起こった状況に静香は呆然としていたが、イシズの悲鳴でやっと状況を理解し始めた。
静香からは荒くれ者の背中しか見えないが、何かしら乱暴にされているのはいくら静香でも分かった。
実際にイシズは荒くれ者達に地面に押し倒され、衣服を半ば破くように脱がされていた。
暴れようとしても荒くれ者達に力で敵うわけもなく、痛みこそないが簡単に押さえつけられていた。
「酷い……止めさせてくだ……さい」
イシズは自分を守るためにこうなった。
それが分かっている静香は必死に睨み付け直人に言おうとしたが、その時目にしたものは驚くべきものだった。
「ごふっ! がはっ! ごっ! ぐぇぇぇぇ」
直人もまた荒くれ者達に囲まれ暴行を受けていたのだ。
男であるため服を脱がされていたりはしないが、殴られ蹴られ踏みつけられ、腹を蹴られて嘔吐もしていた。
自らのカードの効果でそうなっている直人に静香は言葉を無くす。
直人 LP4000 → LP1000
イシズ LP2000 → LP0
「が……はぁ。 魔法カード【盗賊の秘蔵薬】を発動。 このターン2000以上のダメージを受けた場合、ライフを2000回復する」
だがライフが残っているためか、イシズの方はまだ続いているも倒れた直人を痛めつけるだけ痛めつけると荒くれ者達は去っていった。
そして倒れたまま直人はデュエルを続行し、現れたビンを飲み干す。
するとある程度回復したのかふらつきながらも立ち上がった。
直人 LP1000 → LP3000
「はぁぁ……さぁデュエルの続きだ。 とは言っても手札のないオレはターンエンドだがな」
「……イシズさんを離して下さい!」
「そりゃ無理だ。 お前がデュエルに勝つ以外な」
回復しても尚、ボロボロの服や殴られた跡が気になる静香であったが、イシズの状態を思い出し、強めの声色で解放を求めたが、直人の返事はつれないものだった。
むしろ息を整えながらも呆れたような表情をしている。
「あ、い! ん〜〜〜〜!!?」
「イシズさん!?」
そんな中イシズの悲鳴が聞こえ辛くなる。
何かあったのかと静香が声をかけるも答えはない。
それもそのはずで、服を脱がした荒くれ者は早速イシズのまだ濡れてもいない秘部に無理矢理肉棒を突き入れ、叫ぼうとしたイシズの口にも他の荒くれ者の肉棒が押し込まれ叫ぶことすら出来ない。
闇のゲームの都合上痛みはないだろうが、苦しさや臭い匂い、異物感までは消えないため、今のイシズは地獄のような状態であろう。
「さぁ残るはお前だけだぞ静香。 さぁカードを引け」
「っ……お兄ちゃん……ドロー!」
もはや何を言っても直人が止めることはない。
それが分かった静香は自身の兄に祈りながらもデュエルを進めた。
しかしここでデュエルの神は静香に微笑んだ。
「あっ……私は魔法カード【融合】を発動! 場の【慈悲深き修道女】と手札の【堕天使マリー】を素材に【聖女ジャンヌ】を融合召喚!」
静香の切り札である聖女ジャンヌを出すための融合を引いたのだ。
かつて強者から勝利を掴むことが出来たモンスター、その登場に静香はやっと希望を見い出す。
「手札から【ビッグバンガール】を召喚! バトルです。 【ビッグバンガール】でダイレクトアタック!」
「ぐぁ!」
直人 LP3000 → LP1700
勝てる。
ビッグバンガールの攻撃も通ったことで静香はそう思ってしまっていた。
だが、ビッグバンガールの放った魔法を受けながらも直人は口元は笑っていた。
しかし静香は気付かない。
早くイシズを助けなければという想いが先走っているのだ。
「【聖女ジャンヌ】でダイレクトアタック!」
「……相手の星5以上のモンスターが攻撃した時、罠カード【盗賊団の待ち伏せ洗脳】を発動」
「あ!」
直人の伏せカード。
その存在を忘れていた静香は今更ミスに気付いた。
だが、もはや遅かった。
突っ込んで来ていたジャンヌをまた荒くれ者達が囲む。
ジャンヌも剣を構えているがどう見ても多勢に無勢だ。
「そのカードのコントロールをオレのターン終了時まで得、その後、そのカードを破壊する」
「そんな……」
荒くれ者達はジャンヌを取り押さえると何か薬物のようなものを嗅がせていた。
そして暫くは暴れていたジャンヌだったが不意に脱力するとゆっくりとふらつきながら立ち上がり、静香の方に向き直った。
その目は虚ろで正常には見えない。
「オレのターン。 ライフを1000払い、魔法カード【盗賊団結成】を発動。 デッキより【盗賊団特攻隊長】、【盗賊団の斥候】、【盗賊団のしもべ】を特殊召喚」
盗賊団特攻隊長 星6 攻2000
盗賊団の斥候 星3 攻800
盗賊団のしもべ 星3 攻800
「さて……終わりだな?」
「ひっ……こ、来ないで………」
「【聖女ジャンヌ】で【ビッグバンガール】を攻撃、【盗賊団特攻隊長】でダイレクトアタック」
「いやぁ!」
ジャンヌの裏切りにビッグバンガールが倒れ、誰も守るもののいなくなった静香に荒くれ者達が迫る。
静香は誰かに助けを求めるように悲鳴を上げたが、もう静香を守るものはいない。
(お兄……ちゃん……)
恐怖からか意識を失っていく静香。
最後に心の中で呼んだ兄も、この場に助けに来てはくれなかった。
「ぐっぽ……ひゅ、ぶっ……ぉ……んごっ……」
「ほらきちんとしゃぶらないとまたあの中に戻すぞ?」
「ひっ……んごっ、じゅる、んん」
デュエルが終了しても二人の悪夢は終わっていなかった。
むしろそこからが本番であった。
あれからイシズは何度も荒くれ者達に輪姦され、完全に心が折れていた。
痛みこそないが苦しく、臭く、そして快楽を感じてしまう、輪姦地獄はイシズの心を折るのに十分だったのだ。
今イシズは直人の奉仕の命令を受け、座った直人の
肉棒にしゃぶりついていた。
やらなければまた輪姦すと言われればイシズに従う以外の道はない。
「守るんじゃなかったのか?イシズさんよ。 この穴晒して守ってやれよ可哀想に」
「あぅ♡ んぐぢゅぽ……んん……」
直人が目線で指示を送ると荒くれ者の一人が頷き、太い指をイシズのアナルに押し込み、掻き回し始める。
それに対してイシズはもはや快楽を感じるような声を出すも首を振って拒否をした。
そう、今イシズの代わりに静香が荒くれ者達の相手をしているのだ。
「んちゅふぁぁ!♡ や、やぁ! 目隠し取ってぇ♡ もう暗闇はやなのぉ♡」
今、静香は全裸にされ下から荒くれ者の肉棒を入れられていた。
突き上げられる度にその華奢な肉体に似合わない意外に大きな胸が揺れ、快楽に染まった喘ぎ声を上げている。
しかもトラウマを刺激するように目隠しをされ、取って欲しければと言われ、積極的に手や口を使い周りの荒くれ者達に奉仕をしている。
「……出すぞ。 しっかり飲み干されねぇと……わかってるな?」
「ん……んん〜〜〜〜〜ぁ……ぷは♡」
直人の命令にイシズは吸い上げを強めると、肉棒から精液が溢れんばかりに出てきた。
それを必死に飲み干していくイシズ。
やっと出切った性液を飲んだイシズはやっと肉棒から口を離した。
その声はどこか甘さすらある。
「きちんと飲んだか見せてみろ」
「は……い。 ん♡」
成果を見て貰うようにイシズは口を開く。
その姿に先ほどまで静香を守ろうとした姉の姿はない。
ただ雄に従う悦びを教えられた雌の姿だ。
「……よし。 褒美だ。 尻を向けてマンコを広げな」
「うひ♡……はい♡」
直人の指示に従い荒くれ者の指が抜かれまた甘い声を出しつつイシズが頷く。
そしてうつ伏せになると自ら尻を高く上げ、自ら指でまだ使われて短い秘部を広げた。
「ククッ……おい」
その様子に満足したように笑いながら、直人は静香を犯す荒くれ者達に声をかける。
それだけで察したのか荒くれ者達は頷くと、目隠しを外し静香を連れて近くまできた。
今の直人は盗賊団の首領。
暴走しなければ言うことを聞くのだ。
「静香、お前もだ。 イシズと同じポーズをしながらお互いを見ろ」
「……は、い♡」
イシズほど心は折れてないが、静香も逆らうだけ無駄と考えたのか、少し躊躇しながらも甘い声で返事をした。
そしてイシズと同じようにうつ伏せになると尻を上げ、恐る恐る精液の垂れている秘部を指で広げる。
まだ恥ずかしいのか指は震えていたが。
「イシズ……さん」
「あぁ……静香さん」
卑猥な格好をしながら顔を見合わせる二人。
少し離れていただけなのに久々に会ったような感覚だった。
そしてイシズは目線で守れなくてすみませんと、静香は助けられなくてすみませんと語りかけていた。
だが、そんな謝罪の暇はない。
「さぁ二人ともこう言うんだ」
「ぁ……ぁあ♡」
「ぅ……ぅぅ♡」
そして二人に荒くれ者を通じて指示が出される。
その指示にイシズはどこか嬉しそうに、まだ羞恥の残る静香は恥ずかしがりながらもどこか期待したような表情をしていた。
だがお互い目線で語り合うと、意を決したように口を開く。
「「私達はデュエリストではなく、ただの雌でした♡。 それを教えてくれた皆さん、どうかこの雌のいやらしい雌マンコを、いっぱい可愛がって下さい♡」」
「さぁ雌達がお望みだ。 楽しもうじゃないか」
ただの雌宣言をわざわざさせると周りの荒くれ者達と共に直人は二人を輪姦すべく立ち上がった。
そして雌達が輪姦され、悦びの声を上げるまで、それほど時間はかからなかった。
イシズ、静香短編でした。
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