エロなし、短い、オリ主に関してだらけ。
「直人さん? 直也を出して貰えますか? 早く」
「ご主人様! どういうことだよ!」
どうしてこうなった。
ここはオレ達が住処にしている家。
どうやって手に入れたか?
まぁそこは色々な。
そんなことより目の前の問題の方が面倒だ。
まずは神代璃緒。
俺の奴が堕とした女だが、まぁオレは少し苦手だ。
そもそも第一印象が悪い。
オレ達の説明をした時、こいつは頭の良さから、すぐに理解した。
それ自体は有り難い。
納得出来ない……いや、理解出来ない奴も少なくはないからな。
だが、理解したこいつの言葉が酷かった。
「分かりました。 つまり直人さん? 私は直也の恋人なので触れないで下さいね? 私、貴方には興味がないので」
満面の笑みでコレを言う奴が居るか?
オレだって、俺に睨まれたくないから手は出さねぇよ!
この女に相当入れ込んでる俺の趣味がオレには分からん。
一応同一人物なはずのオレらが一番違う場所はきっと女の趣味だろうよ。
もう一人はオレの奴隷、神月アンナ。
オレの可愛い性処理奴隷だが、俺は苦手らしい。
ちょっとオレらの話が理解出来ずに俺に殴りかかっただけ何だがな。
ちょっとおバカなのもアンナの魅力なんだが。
まぁアンナもアンナで、あの言い方はないが。
「俺のご主人様は、お前みたいな根暗じゃねぇよ!」
そこまで言われたら、まぁ苦手なのも分かる。
俺が璃緒を苦手なのと同じようなものだろう。
だが、俺を貶されるとオレが貶されてるようなものなんだが……まぁアンナがそこまで理解してるわけはないか。
そんな二人だが、今日始めて、ダブルブッキングしていた。
近い内に違う世界に行く予定だし、今日はのんびりすると決めていたオレらは、とりあえずオレが抜きたかったからアンナを呼び出すことにした。
「ご主人様の家か! 待ってろ!」
オレの可愛い性処理奴隷であるアンナは、電話一本で飛んでくる。
今日はパイズリから始めるか、フェラか……なんて考えていたら、チャイムが鳴った。
流石に早すぎるが、オレらを訪ねてくる人間は殆どいない。
だからアンナだとは思ったが、そこに居たのは璃緒だった。
「あぁ直人さん、こんにちは。 直也、今日休みでしょう? だからデートしようと思って」
俺が前もって今日はのんびりするつもりだったのを伝えたっぽいな。
たしか今日は学校も休み。
俺をデートに誘いに来たってことだ。
ただタイミングが最悪だった。
オレの可愛い性処理奴隷は、非常に忠犬だったんだ。
「待たせたなご主人様! あん?」
「……あら?」
それが今の騒ぎの始まりだった。
「良いから。 早く直也に変わって下さい」
「ご主人様に、えぇとごぼうし、するんだから退けよ!」
「……多分ご奉仕だと思いますけど」
「それだ! 別にどっちだって変わんねぇだろ!」
いや、ごぼうは普通に嫌だぞ、アンナ。
そんなツッコミを入れたかったが、段々空気がやばい方向に向かっていた。
具体的に言えば、アンナはより熱く、璃緒は冷たい雰囲気を出し始めてる。
まさか、この二人、無茶苦茶相性悪いか?
「っていうか誰だよ直也って! ご主人様は直人だぞ!」
「…………」
「あぁアンナは知ってるぞ。 だが、多分覚えてないんだろうな」
璃緒の目線の言いたいことは分かる。
オレらのことをどこまで知ってるか、確認したんだろう。
というか、アンナ、マジで俺のこと覚えてないのか?
「アンナ、前に顔を合わせただろう」
「顔を……あぁ! あの根暗か!」
「は?」
うお!?
一気に部屋の温度が下がったぞ!
アンナも異変に気付いたのか、顔を青くしてる。
というか怖いな。
流石にオレから見ても怖いぞ、こいつは。
「……今、なんて言いましたか?」
「な、なななな、なんだよ! 凄んだってこ、怖くねぇ」
「答えて」
「ひっ!? ご、ご主人様!」
「なに!?」
こらアンナ!
オレの後ろに隠れるんじゃない!
璃緒の冷たい目線がオレにも突き刺さる。
すげぇ女にすげぇ愛されてるな俺!
「……退いて貰えますか?」
「ごごごご、ご主人様ぁ」
あのアンナが、ここまで怯えるか。
主人として答えなきゃならんが……オレの言うことを聞くと思えんぞ。
というか良く俺はこいつを制御出来るな、いや本当に。
「まぁ、落ち着け」
「……もう一度だけ言います。 退いて、貰えますか?」
あぁ無理だ。
仕方ない……。
いきなりだがオレらの中をイメージするなら、オレらの中には3つの部屋がある。
オレの部屋と俺の部屋、それに椅子がある中心の部屋。
基本的に自分達の部屋に居る時はオレらは正確には違うんだが、分かりやすく言えば寝ている。
その間に起こったことは、寝ている方には分からない。
椅子に座っているオレらのどちらかが主導権を握り、場合によって後ろから見ている。
その場合は何が起こったかが分かるようになっているのだ。
そしてまぁ誰かを抱く時は大抵片方は寝ている。
オレ同士とはいえ気が散るからな。
だから俺には寝てて貰ったんだが……起きて貰うしかないな。
俺はオレを起こすが、オレは俺をあんまり起こしたくないんだがな。
「……アンタらまとめて凍らすよ?」
「ひっ!」
ふむ、足に縋り付かれるとアンナの爆乳が足に絡み付いて気持ち良いな。
そういうのもアリかもしれん。
っと起きたか。
じゃあ闇の力を……。
「はい、ストップ」
「なお、ん……」
闇の力により現れた俺はいきなり璃緒の口を奪った。
快楽で止める……わけじゃなさそうだな。
あれはただキスしてるだけだ。
ただ部屋の温度は戻ったし、もう大丈夫か?
「俺のために怒ってくれたのは嬉しいけど、オレには挑まないでくれ。 璃緒にはオレにだって指一本触れて欲しくないんだから」
「ち、ちが……別に……直也のためじゃ……」
おぉキス一発で氷の女王が発情した雌に変わったぞ。
鈍いと言われるオレだが、流石にアレは分かる。
璃緒の顔は真っ赤だし、挙動も不審だ。
逆に俺はいつも通りだな。
いや、少し優しいか?
普段ならキスついでに胸か尻の一つでも揉んでるはずだからな。
「外に出てデートは出来ないけどさ、家デートしようか? あとで……いつものもね」
「んぅ……変態♡」
抱き寄せついでに胸は揉んだか。
隣の部屋に行く俺はオレに目線を送って来る。
こっちは任せろ。
そっちは任せたからな……か。
苦手でもアンナも気を使う辺り、俺はきちんとオレだな。
「……なぁご主人様」
「なんだ?」
「根暗って実は凄いのか?」
「……はぁ」
オレの処理は後だ。
可愛い性処理奴隷だが、少しだけ認識を改めさせなきゃならんな。
調教、開始だ。
この日、二種類の喘ぎ声が我が家に絶えなかったのは……言うまでもない。
これにてZEXAL編終了です。
今後も多分ない直人視点でした。
多分直也視点は書かないので、オリ主の視点はここだけになるかな?
とりあえず書きたいのも書いたし、次はセレナか。
もしかしたら番外編辺りを書くかもしれませんが、ゆっくりお待ち下さい。
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