本編の方は璃緒に苦戦中なのでもう少しお待ち下さい。
今回のキャラはタッグフォースよりレイン恵。
自分が一番好みだった娘です。
使ってるデッキも当時自分が好きで使ってたデッキと似てましたしね。
私はイリアステルで創られた存在。
だから私に意思は必要ない。
必要なかった……はず。
「「デュエル」」
恵 LP4000
直也 LP4000
イリアステルに創られたデュエルロイドである彼女、レイン恵は今問題を抱えていた。
道行くデュエリストにデュエルを挑まれた。
これに関してはWRGPに監視のため名目上出場しているため仕方ない。
勝っても負けても役目は変わらない。
そう思っていた恵だったが、問題は相手だった。
データにない存在、闇乃直也。
これが問題だった。
彼女がデュエルを受けた途端にイリアステルとの信号も遮断され、暗闇の支配する空間に飛ばされていたのだ。
この現象について、彼女は思い当たる節があった。
「千年……アイテム」
「イリアステルはそこまでデータを収集してるのか。 マメだねぇ……まぁ正確には違うんだけどね」
やはり直也は恵がイリアステルの者だと分かって接触してきたのであった。
ならばこのデュエルに負けるわけにはいかなくなった。
過去のデータによる闇のゲームの被害者はロクな状態ではないのだから。
「……私のターン。 私はフィールド魔法【アンデットワールド】を発動。 【屍界のバンシー】を召喚。 カードを1枚セットしてターンエンド」
だが恵のやることは変わらない。
闇のゲームに負けるわけにはいかない以上、ただ直也を倒すだけである。
故にキーカードであるアンデットワールドを引いた恵はすぐさま発動し、更に守るためのカードも召喚した。
しかし恵を調べていた直也は知っている彼女のデッキがアンデット族であることを。
「俺のターン。 俺の場にモンスターがいない時、手札より【浮遊淫霊】を特殊召喚。 【浮遊淫霊】が特殊召喚された時、アンデット族1枚をデッキから手札に加える。 俺が手札に加えるのは【集合淫霊】」
浮遊淫霊 星1 攻500
「アンデット族……」
現れた手の形の幽霊に恵は無表情ながらも、相手に自分が調べられていたことに気付いた。
恵のデッキの主軸であるアンデットワールドは相手が同じアンデット族デッキである場合、効力が弱まるのだ。
偶然同じアンデット族デッキである可能性はあるが、イリアステルであることも知られている以上、調べられたと考える方が自然だった。
「更に【地縛淫霊】を守備表示で召喚。 このカードが召喚に成功した時、デッキからカードを1枚墓地へ送る。 墓地に送るのは、罠カード【淫霊の嘆き】」
地縛淫霊 星4 守備2000
地面から腕だけを覗かす幽霊。
次々と現れるモンスターに恵は素早く思考を回して相手のデッキのタイプを考えていた。
墓地利用がアンデット族の基本的な動きとはいえ、それにも種類はある。
それによって対策を考えているのだ。
「バトル。 【浮遊淫霊】で【屍界のバンシー】を攻撃。 【浮遊淫霊】はバトルによって破壊されず、戦闘ダメージを受けない」
「……」
お互いにダメージを受けない以上、本来は攻撃する必要すらない。
だから何かがあるはず。
そんな恵の予想は間違っていなかった。
「【浮遊淫霊】はバトル終了後、相手モンスターに装備される。 装備されたモンスターは攻撃を行えなくなり、攻撃力が500ダウンする」
「……ん?」
浮遊する腕がバンシーに取り込まれるように消えていく。
そして何か不思議な感覚が恵に訪れたが、それは恵の知らない感覚だった。
何か少しビリッとする感覚だ。
実際にはバンシーの服の中に潜り込んだ手がバンシーの平らな胸を撫でるように揉み始めていたのだが、バンシーも感覚が薄く快楽が弱めであり、恵に至っては快楽すら知らないのだから仕方ない反応であった。
「ククッカードを1枚セットしてターンエンド。 エンド時に【地縛淫霊】の効果発動。 このターン中、他の淫霊モンスターがバトルを行った場合、相手に200のダメージを与え、カードを1枚引く。 そのカードが星4以下のアンデット族モンスターだった場合、手札に加え、違う場合は墓地に送る。 引いたのは【集合淫霊】。 星4以上のため墓地へ送る」
「……? なに?」
不意に感じた感触に恵は無表情ながら首を傾げた。
いつの間にか足元から手が登ってきており、細い恵の足を撫でていたのだ。
良く見れば地縛淫霊のものであるが、恵は何故そんなことをされているのかも、される意味も分かっていなかった。
普通の少女ならば悲鳴を上げていたであろう行為も彼女にとっては良く分からないことレベルだった。
恵 LP4000 → LP3800
「……私のターン。 【不知火の武部】を召喚。 効果でデッキから【逢魔ノ妖刀-不知火】を特殊召喚。 【不知火の武部】に【逢魔ノ妖刀-不知火】をチューニング。 【妖神-不知火】をシンクロ召喚」
「……っ」
特に意味がないのならと恵はデュエルを進める。
バンシーをシンクロの素材にすることも考えたが、浮遊淫霊は戻ってくる可能性がある。
ならば居るだけで効果がある、バンシーを残し、効果の発動が狙える武部を墓地へ送る判断をした。
だがレインは気付かない。
デュエルの戦略として正しいことが闇のゲームにおいて正しいこととは限らないことを。
まだ効果が終わらない間に、何も感じない間にターンを進めるのは正しい判断だ。
事実、地縛淫霊の行動は恵に何の影響も与えていない。
それに直也とのデュエルは長引けば長引くほど不利になる。
しかしそれを考えてもバンシーは解放すべきだった。
今まで何も感じていなかったバンシーが、レインからは見えないが顔を少し紅潮させ始めていたのだから。
浮遊淫霊が弾くように乳首を弄り続けているために少しづつだが快楽を感じ始めているのだ。
時折声が出そうになり、口を押さえる様子は普通の少女のようだった。
しかし恵は気付かない。
「【妖神-不知火】の効果発動。 墓地の【不知火の武部】を除外し、自分のフィールドのアンデット族の攻撃力を300アップ。 伏せカードを破壊」
「……ふぅん……ククッ」
霊に太ももを撫でられれば少女ならば、いち早く元凶を断ちたくなる。
だから地縛淫霊を破壊させようとした直也だったが、恵は冷静に伏せカードから破壊した。
地縛淫霊はバトルで倒せる。
戦略的なミスをすることはなかった。
恵の冷静さに少しだけ直也は面白くなさそうな顔をするも、すぐに何かを思い付いたように笑った。
「……【不知火の武部】が除外された時、カードを1枚ドローして、1枚捨てる。 バトル。 【妖神-不知火】で【地縛淫霊】を攻撃」
直也が不意に笑い出したのは気になるが、恵はそのままデュエルを続ける。
不知火に斬り裂かれた地縛淫霊が破壊され、恵の足を撫でる腕も消える。
具体的に何かがあったわけではないが、やや不快感を感じていた恵は小さく息を吐く。
それを目敏く見た直也の笑みが深まる。
やはり恵は性感は薄いが何も感じないロボットではない。
なら、やりようはある。
それにそんな恵が快楽に染まる時、どんな風に乱れるのだろうか?
恵が気づかぬ間に直也は更に欲望を深めていた。
「……ターンエンド」
このまま不知火が破壊されなければ、次のターンの展開によってはデュエルが決まる。
その可能性は低くはないのに余裕げに笑い続ける直也を見て、少しだけ思考した恵だが仕方なくターンエンドした。
直也に関してはデータがないに等しい。
故に思考を回しても分からないことだらけである。
それに恵の手札にはある程度は防ぐ手段があるので、これ以上の思考は無駄でしかなかったからだ。
「さてさて……俺のターン。 ふむ……」
「……っ……ん……」
ゆっくりとカードを引き手札を見て思考するフリをしながらも直也の目はバンシーを捉えていた。
(念の為、快楽共有を一旦切っといて正解だったかな……)
恵の冷静さを崩すには強い快楽を不意に与えれば良い。
そう考えた直也はバンシーの快楽が恵には伝わらないようにしていた。
弱めの快楽で慣れさせる気はないのだ。
「さて……どうするかなぁ」
「……ふ、ぅ……ん」
悩み時間をかける。
そうしてる間にもバンシーに快楽は蓄積していくからだ。
カードとの繋がりが他の一流デュエリストに比べて弱い恵ではバンシーは本物の女性のようにはならない。
だがそれでも、入念に闇の力に晒されていけば変わる。
始めは無表情だったバンシーはいつの間にか女になっていた。
浮遊淫霊に乳首を執拗に弄られ、乳首を硬くしながら必死に快楽に耐える女に。
それはまるで恵の未来を暗示しているようだった。
「まだ……足りないな。 俺は手札より魔法カード【早過ぎる同時埋葬】を発動。 俺は手札の1枚カードを選び、相手は手札をランダムに1枚墓地へ送り、そのカードがアンデット族なら特殊召喚する。 俺は【集合淫霊】を捨てて特殊召喚」
集合淫霊 星5 攻撃2000
「……【屋敷わらし】を特殊召喚」
ピンポイントで対策カードを撃ち抜かれたことに少しだけ驚くも、特殊召喚するしかない。
更に相手の場に召喚された不気味な怨霊の塊のモンスターも気になった。
恵のデッキもアンデット族である以上、リスクの高いカードを使ってまで出したカードは不知火を倒せるカードではない。
ならば何故あのカードを召喚したのか?
それを気にしたのだ。
「【集合淫霊】の効果発動。 墓地のアンデット族を1枚除外することで、特殊召喚されたレベル4以下のモンスターを1枚選び、このカードに装備する。 対象は勿論【屋敷わらし】だ」
「…………」
召喚されてもチューナーとして使える屋敷わらしが、怨霊の塊に呑まれていく。
それに関しては仕方ない。
だが装備するだけの効果ではないのは明確だ。
このままでは次のターンに不知火に破壊されるのだから。
「まずは墓地の【地縛淫霊】が除外されたことで効果発動。 デッキから星4以下のアンデット族を守備表示で特殊召喚する。 【騒音淫霊】を特殊召喚」
騒音淫霊 星3 守1200
「…………」
手だけのモンスターが多い中、今度は口だけのモンスターが現れる。
空中に浮かぶ半透明の口は正直不気味だが、恵無表情なままだ。
「バトル。 【集合淫霊】で【妖神-不知火】を攻撃。 この時、【騒音淫霊】の効果発動。 淫霊モンスターが攻撃した時、相手モンスターの攻撃力を500下げる」
「……!」
狙いはこれだった。
攻撃力が下げられ下回った不知火を集合淫霊は屋敷わらしのように左右に開いた体で食べてしまう。
だが恵は自らにダメージがないことにすぐに気付いた。
「【集合淫霊】は自分の攻撃力以下のモンスターとバトルを行った時、ダメージ計算を行わず、そのカードを装備する」
「……っ」
ダメージがない理由はすぐに説明されたが、余計に不気味さが増しただけであった。
装備するだけでダメージを与えない行動。
その理由が明らかになっていないのだから当たり前である。
流石の不気味さに恵は小さく息を吐き、状況を見ていた。
だが、中々直也は次の動きをしない。
何故なら既に目的は果たしたのだから。
(あとは時間を稼ぐだけ……と)
恵からは勿論集合淫霊の中は見えない。
だが直也は知っている。
集合淫霊に装備されたモンスターがどうなるのかを。
そして直也には見えている。
今、屋敷わらしと不知火がどんな目に合っているのかを。
集合淫霊の中は無数の手が浮いている。
それは浮遊淫霊と同じものだ。
だが数が違う。
バンシーの場合はゆっくり解されているが、屋敷わらしと不知火は無数の手に拘束され、容赦ない陵辱にあっていた。
「あっ、あっ、あっ、ふぁ……♡」
先に呑まれた屋敷わらしは服の中に無数に発生した手によって全身を愛撫されていた。
平らな胸も、その中で主張する乳首も、オマンコの入口も、肉付の薄い尻も全身を揉まれていた。
中に入れていないのは彼女が攻守を下げられずに呑まれたため、快楽に弱くなっていないからだ。
だが全身隈なく揉み解され、闇の力を注がれ、既に小さくながら快楽の声を上げ始めていた。
「ん……んん!! んー!」
逆に攻撃力がある程度下げられ快楽に弱くなっていた不知火は容赦なく責められていた。
わざわざ彼女が使っていた武器で縦に服を斬り裂かれ、オマンコとアナルに指が入り込み掻き回されていた。
口も手で塞がれ、まさにレイプといった襲われ方をしている。
しかも既に小さくながら水音すらしていた。
愛液が分泌されてきているのだ。
「……カードを1枚セットしてターンエンド」
「ふぅ……はぁ♡」
そろそろ恵に不審に思われる。
そう思った直也はやっとターンを進めた。
闇の快楽に染まり始めた始めたバンシー、屋敷わらし、不知火を見たために準備が終わるのを悟ったのもある。
恵を壊すための爆弾の準備が。
「……私のターン」
だが既に恵は不信感を高めていた。
直也が何かを待っていることに気付いたのだ。
だがそれが何かは分からない。
創られた存在としてだけ生きてきた恵の限界であった。
彼女が自分のカードを愛するデュエリストなら、気付いただろう。
彼女が普通の少女であったなら気付いただろう。
自らの場のバンシーが、生身の人間のように熱い息を吐きながら、立っているのも辛いほどに足を震わせているのを。
「……私は」
「……今だな」
「……何を……ん!?」
バンシーの様子を見ていた直也が小さく呟き、指を高らかに上げ、大きく指を鳴らした。
その様子を無表情で見ていた恵だが、不意に異変を察した。
だがもはや遅い。
直也の目には絶頂を迎えようとしているバンシー、屋敷わらし、不知火が見えている。
タイミングが合わせたのだ。
そして3人の絶頂をいきなり快楽共有させるという、直也の考えた爆弾は、爆発した。
エロ薄めで申し訳ない。
そしてここで設定公開。
興味ない人は後書きを飛ばして下さい。
直也の闇のゲームはデュエリストとカードの繋がりが深いほど、そのカードに魂が宿りやすくなります。
これは本人の才能もありますが、どれだけ自分のカードを愛してるかというのもあります。
本編で言うなら杏子は即精霊が来てしまうレベル。
これはカードを愛してるというより、長いこと精霊を持つ遊戯と触れ合った都合です。
ちなみに原作キャラで言うなら海馬なんかが影響を受けたら間違いなく青眼の精霊が来てしまいますね。
逆に今回の恵は厳密的にはデュエリストではないので、あくまでカードでした。
この場合のデュエリストではないというのは彼女がデュエルロイドであり、デュエルよりも破滅の回避に力を入れており、デュエルはその手段でしかないからである。
故に彼女は無意識に多少思い入れはあるも、本編に登場するデュエリストに比べると愛が足りない状態で、それを直也が大量の闇の力をカード達に注いで、この闇のゲーム中だけでも魂を宿させた、というのが本編です。
これはアキ編でも行っており、元々魂が宿っていたレベルの黒薔薇の魔女は精霊となり、直也の虜になりました。
この説明を本編に入れたかったのですが、無駄に長くなったので簡易なものになりました。
次回はポケモンの方を投稿したい、と思っているので多少空くとは思いますが、ゆっくりお待ち下さい。
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