※この作品はR-18です。

闇のゲーム   作:ムマ・N

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とりあえずある程度書けましたので投稿。
第二弾は孔雀舞です。


女の敵を討てハーピィ!(孔雀舞1)

私はどこか理解していなかったのかもしれない。

確かに私は沢山の勝利と敗北を味わってきた。

でも、本当に理解していたのだろうか?

本当に負けてはいけない試合、仲間が助けてはくれない中での敗北というものを……。

 

 

 

 

孔雀舞は怒りに満ちていた。

先日あった事件、自らも友達であり自らにとって大事な相手である城之内の仲間の一人である杏子が正体不明の相手に負け、その体を弄ばれた。

城之内達は男であるため詳しくは聞かされていないが、舞は杏子を問いただし何があったか聞いていた。

デュエルモンスターズを利用し、卑劣なやり方で女を弄ぶ。

デュエリストとしてのプライドを持ち、女でもある舞にとって許せるものではなかった。

 

だから危険を省みず舞は昼夜問わずそのデュエリストを探していた。

城之内達に相談は出来ない、自らの手で叩きのめす。

そんな思いを持ったが故の行動であった。

それが舞の一番のミスであった。

 

「見つけたよ! 女の敵!」

 

それは童実野町のはずれ、その男は夜の港の付近の箱に座っていた。

まるで待ち構えているような状態だったが、頭に血が上った舞にそこまで冷静な判断は出来なかった。

 

「私は孔雀舞! アンタが襲った杏子の友達さ! デュエリストとしても男としてもクソ野郎なアンタを叩きのめしてやるよ!」

 

「……闇乃直也。 デュエル……するのかい?」

 

「……アンタのしたことは同じデュエリストとして許せない。 デュエリストとして叩きのめしてから警察に突き出してやるよ」

 

杏子から聞き出した話しと違い、闇乃直也と名乗った少年はどこか気怠げな様子であった。

名乗りを返されるとも思っていなかったため少しだけ舞は戸惑ったが、当初の目的通りデュエルディスクを構えた。

直也もまた何がブツブツと呟くとデュエルディスクを撫でて箱から降りて構えた。

 

「「デュエル!」」

 

舞 LP4000

 

直也 LP4000

 

「私の先行!手札より【魅惑の合わせ鏡】発動! 更に【ハーピィ・パフューマー】を召喚! デッキから【ハーピィの羽休め】を手札にくわえる!」

 

現れた舞の象徴モンスターであるハーピィ。

バトルシティより遥かに鍛えられた新しいハーピィによる展開は、舞にとっても自信が持てるものだった。

今のハーピィが破壊されても次のハーピィを呼び出せる魅惑の合わせ鏡。

墓地にいったハーピィを戻せるハーピィの羽休め。

それを1ターン目に揃えたのだから。

 

「カードを1枚伏せてターンエンド。 さぁアンタの番だよ!」

 

「俺のターン……ククッ……あーもうダメだ」

 

直也のターンになった途端、急に直也は額を押さえて笑い始めた。

そして声色も先ほどまでの無気力なものから、段々と狂喜じみたものになっていく。

 

「……?何がおかしいんだい!」

 

「これが笑わずにいられるか? 狙い通りなんだよ孔雀舞。 お前の動きも、このデッキもな」

 

「どういう」

 

「デュエルが終わって正気なら教えてやるさ! 手札よりフィールド魔法【闇の飼育小屋】を発動!」

 

再度聞こうとした舞の言葉を遮り、直也はデュエルを進めた。

そして周りの風景が夜の港から暗い研究所のような場所へと変わっていく。

 

「【闇の飼育小屋】の効果発動! 1ターンに一度闇属性の星1の機械族モンスターをデッキから手札に加える。 加えるのは【闇の監視カメラ】。 そしてそのまま【闇の監視カメラ】を守備表示で召喚!」

 

闇の監視カメラ 星1 攻0 守500

 

(機械族デッキ!? 杏子から聞いたのは昆虫族だったはず)

 

研究所の壁から生えた一見普通の監視カメラ。

それを見た舞は杏子からの話しを聞き、予想した自分の考えが間違っていることに気付いた。

直也のカードはかなり特殊だ。

故に一種類しかデッキを持っていないと思っていたのだ。

 

「そして場に機械族モンスターが居る時、手札より装備魔法【飼育用拘束具】を発動! 【ハーピィ・パフューマー】に装備!」

 

(相手モンスターに装備するカード!)

 

ハーピィパフューマーの体に機械で出来た鎧のようなものが取り付いていく。

それは一見舞も好きで使っているサイバーボンテージに似ているのは皮肉だろうか。

 

「【飼育用拘束具】が装備されたモンスターは攻撃宣言、表示形式の変更が出来ない。 カードを2枚伏せてターンエンド」

 

(ちっ……【魅惑の合わせ鏡】封じってことかい)

 

魅惑の合わせ鏡はあくまで破壊された時に発動する効果。

そこまでの影響力はないが、魅惑の合わせ鏡を封じられているのは面倒ではあった。

だが、舞はそれを表情に出すことはなかった。

 

「ハッ! 守ってばかりじゃ勝てないよ! 私は手札より【ハーピィ・チャネラー】を召喚し効果発動! 【ハーピィ・ガール】を捨ててデッキより【ハーピィ・ダンサー】を特殊召喚!」

 

一体封じるカードしか使わないのなら次は連続とばかりに次々モンスターを展開していく。

相手のデッキが守備型ならハーピィの展開力で押せば良いと考えたのだ。

しかも更に展開は終わらない。

 

「【ハーピィ・ダンサー】の効果発動! 【ハーピィ・パフューマー】を手札に戻し、手札から【ハーピィ・レディ1】を特殊召喚!」

 

拘束されたハーピィが飛び立ち新たなハーピィ、ハーピィ・レディ1が舞い降りる。

その効果により全体の攻撃力を上げ、一気に決めようというのだ。

だが、流石にそれほど甘くはなかった。

 

「【飼育用拘束具】を装備したモンスターが場を離れた時、【飼育用拘束具】は新たな獲物に装備される。 狙いは、【ハーピィ・チャネラー】」

 

「えっ!?」

 

一度は外された拘束具であったが直也の宣言通り、また飛び付くと今度はハーピィ・チャネラーに取り付いていた。

何故か先ほどとは違い装備されたハーピィ・チャネラーは少し苦しそうな表情をした。

 

「一度外された【飼育用拘束具】は新たな効果を持つ。 攻撃や表示形式が変更出来ないのは無論そのままだが、更に攻撃力を500落とすことが出来る」

 

「ちっ……でもまだ2体のモンスターが残ってるよ! バト、んん!?」

 

どんどん攻めていく。

そんな考えの下にバトルを宣言しようとした舞であったが、不意に感じた違和感に声を上げ止まってしまった。

孔雀舞の女の武器であるその巨乳。

そこから甘く痺れるような感覚が伝わってきたのだ。

 

(これが杏子の言っていたこいつの……でもこんな……)

 

闇のゲームを使い直也が性的な嫌がらせをしてくるのは杏子から聞いていて知っていた舞。

だがそれはあくまでデュエル中に触られた感覚がする程度のものだと思っていた。

しかしこれはそんなものではない。

未だに男を知らなくはあるが、杏子よりも更に熟れた肉体を持つ舞なら分かる快楽であった。

 

(どこ……から? まさか!)

 

「あぁ気付いたかい? そう、きみが一度外しちゃったからね。 お仕置き装置が動き始めたのさ」

 

詳細は聞いてない。

だが舞はその洞察力でこの快楽が生み出されている存在に気付いた。

先ほど相手の装備カードを装備させられたハーピィ・チャネラーだ。

そしてハーピィ・チャネラーを見た舞に直也は自慢するようにネタバラシをした。

そうハーピィパフューマーが装備していた時は何も起きていなかっただけでこの装備は舞を苦しめるものだったのだ。

 

今、口を押さえて苦しそうにしているハーピィ・チャネラーは鎧状の機械の内側についたローターで胸を揉まれるように責められていたのだ。

無論杏子の時のようにその快楽は舞に伝わり、甘い痺れとなっている。

 

「時間は、ふぁ、かけられない……バトル! 【ハーピィ・ダンサー】で【闇の監視カメラ】を攻撃!」

 

予想以上に卑劣なやり方をしてくる相手に戸惑いや怒りがないわけではなかったが、まだ強い快楽ではない間に舞は決めようとしていた。

だが、直也もただやられるわけではない。

 

「永続罠【家畜との境目】を発動。 相手モンスターが攻撃する度に攻撃力を300下げる。 更に【闇の監視カメラ】の効果発動! このカードは1ターンに一度破壊されない!」

 

二人の間に赤いレーザー状の柵のようなものが張られるも、もうハーピィ・ダンサーは止まることは出来なかった。

レーザー柵にそのまま突っ込んでしまったが、破壊される効果ではないためダメージなどはなかった。

だが代わりに受ける衝撃はすぐにやってきた。

 

「あっ♡ん〜〜っ、く、ふ、ぅ」

 

突如乳首に強い快楽が走ったのだ。

まるで乳首に電気が走ったかのような衝撃、油断していた舞は普段の彼女からは考えられないほど甘い声を出してしまった。

すぐに口を押さえたが、既に聞かれてしまった後である。




今回は少しはエロを充実させたい所存。
ただ今回の舞編はかなり特殊なタイプのエロになっているので人を選ぶかもしれません。

追記

ハーピィ・チャネラーの効果を間違えました……。
この世界では攻撃表示で出せると思って下さい。

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