※この作品はR-18です。

業深迷宮日誌   作:黒山羊

100 / 141
第3回! 苗床オーディション! 【第2の試練、白濁迸る雄汁祭りッ!】

 制限時間4刻以内に、繁殖せよ。その課題において、おおよそ最も不利だという下馬評が出されていたのは、当然ながらセルゥであった。

 

 何しろ彼は男だ。常識から言えば子供を産み育てることは不可能だし、よしんばそれが可能だとしても、女性と違って子宮のない肉体では無理がある。

 

 だが。結論から言えば、第二種目を制したのは、1万7359人という驚異的な数の赤子を産み落としたセルゥであった。

 

 彼は如何にして、それだけの数の赤子を産む事ができたのか。その仕組みは、実に巧妙なものだった。

 

 

 競技開始直後。憧れの人であるレーニアとまぐわう現実に胸を高鳴らせ、乳首とチンポをビンビンにボッキさせたセルゥは、その太く大きな陰茎をレーニアのおちんちんにツンツンと押し当てる。

 

「あぁん♡ おちんちんとおちんちんがチュッチュしちゃってるぅ♡♡♡」

「えへへ、レーニアさん、僕のおちんちんに興奮してくれてるんですね……たっぷり気持ちよくなってくれると嬉しいです」

 

 そんな会話を交わしつつ、セルゥは柔軟な自らの尿道口を押し広げ、レーニアの陰茎を蛇が獲物を呑むが如く尿道へと招き入れた。

 

 この行動からもわかるかと思うが、実の所セルゥは複数の拡張系技能を保有している。

 

 

『擬似子宮内空間拡張・大』は尿道から精管、精巣に至るまでを幅広くカバーしており、これだけでもかなりの伸縮性を持つ。だがセルゥは別途『尿道拡張・大』『陰嚢内空間拡張・大』『精巣内空間拡張・極大』を保有しており、それらを組み合わせる事で、尋常ならざる伸縮性と柔軟性を持つチンポを実現しているのだ。

 

 故に、セルゥのチンポにチンポを挿入したレーニアが、興奮によってその陰茎を丸太の様に巨大化させた挙句、全身から伸びる触手チンポ達をもねじ込んでも、セルゥは裂傷や破裂もなく受け入れる事が出来ていた。

 

「おちんちんがおちんちんに入って最高におちんちんだよぉ♡ セルゥ君のおちんちんがビクビク動くとおちんぽの中でおちんぽが絞られるのぉ♡♡♡」

「んっ♡ 良いですよレーニアさん、好き放題に動いて、僕のチンポ穴ほじくって下さい♡♡♡」

「んぉぉん♡ そんな事言われたらおちんちんレーニアのおちんちん、勝手に動いちゃうよぉ♡♡♡」

 

 レーニアの無数のチンポが一斉に白濁液をセルゥの尿道に流し込み、精管を逆流して精巣にまで到達。そこにたっぷりと蓄えられていたセルゥ自身の大粒精子とレーニアの精子がミックスされた結果生じるのは、濃厚すぎるザーメンカクテル。

 

 だが、その挙動は、通常の精子同士の邂逅とは異なる。

 

 普通なら、異なるオス同士の精子を混合した場合は『殺し合い』が起こる。俗に精子間競争や精子戦争などと呼ばれる、子孫繁栄の為のシステムだ。

 

 だが、セルゥの持つ『大粒の精子』はこの問題を、大胆に解決しているのである。

 

 彼の精子は産みの親であるセルゥ同様に非常にメスっぽい。……というか、ぶっちゃけ遊泳できて受精出来る卵子、もっと言えばある種単細胞生物じみた何かだ。

 

 ここまで来ればもはや、配偶子というのが正確だろうか。精子でも卵子でもなく、とにかく相手の生殖細胞と合体した瞬間に受精卵と化す遺伝子の運び屋。精子として振る舞えば、卵子に栄養を譲渡す事で受精卵の発達を促し、精子と結合した際は卵子として振る舞う。

 

 そんな超常的な精子を獲得しているセルゥだが、もちろんこれは生まれついてのものではない。

 

 セルゥの年の頃は20。当然ながら業深迷宮の出身ではなく、元々は繁殖教団で生まれた生え抜きの邪教徒だ。

 

 その環境下において、セルゥは生まれ持った性癖——女の子として男に犯されるのが大好き——に素直に従い、数多のチンポをしゃぶり続けた。

 

 生まれた頃から母乳より精液を好んで飲み、齢1つの頃にはアナルセックスを覚えて、2歳で尿道ほじりにハマる。

 

 3歳に初技能の『尿道拡張・小』を得てからは、チンポにチンポをハメられる快感にどハマりし、自らの精液より先に他人の精液を金玉に流し込んだ。

 

 そうしてメス男子、いやメス男児として順調に育った4歳の頃には、過剰な性行為で男性ホルモン(テストステロン)の異常な分泌が常態化し、更にその大半を体内で女性ホルモン(エストラジオール)に代謝するアロマターゼ酵素が激増。

 

 男性および女性ホルモンの大量生成は思春期早発症を引き起こし、5歳になる頃には身長が急激に伸びて1歩半ほどになり、無理矢理発育した乳腺組織が齎した強烈なパフィーニップルによる「おっぱい」が発生。

 

 6歳で身長は止まり、男としては小柄な身体になった彼の身体は完全に異常な性成熟を見せ、男性なのか女性なのかよくわからないナニカに成り果てていた。

 

 そして、7つの頃にひとつの『完成』に至ったセルゥが獲得した能力こそ固有技能『両性配偶子』なのだ。

 

 以降は、8つの頃に左右の精管膨大部にそれぞれ三つ子を授かり、9歳で無事初産を済ませた彼は、複数の拡張系技能に覚醒。

 

 ついでに母乳ならぬ父乳も出る様になった彼は、繁殖教団で着々と出産経験を積みつつ孕んだり孕ませたりして過ごして来たのだ。

 

 要するに、年季が違う。迷宮産ではない、在野の苗床こそ彼なのだ。繁殖教団といえば、あの太母マトビリを擁するガチガチのセックス狂いな邪教徒集団である。

 

 そこで磨かれたセックスの経験値は、完全に対人特化。つまり、下馬評に反して、今回の課題はセルゥにとって最も得意とする領域だったのだ。

 

 

「ふふふ、レーニアさんのザーメン、美味しい美味しいって僕のおちんちんが喜んでますよ♡」

「ほんとぉ? そんなこと言われたら嬉しくってもっとチンポ汁出ちゃうよぉ♡♡♡」

 

 そんな会話を交わしながら、レーニアのチンポとその全身から生えるチンポ触手を自身のチンポに咥え込んで腰を振るうセルゥ。

 

 その陰茎はもはや彼自身の胴体よりも太く膨れ上がり、尿道口に無数の触手チンポが捻じ込まれたせいで、大きな筒の様になっている。

 

 そして大木の如く膨れ上がった男根には、夥しい量の精液が注がれ、同時にセルゥもまた悍しい程の精液を体内で生み出して行く。

 

 2つの白濁液の奔流がぶつかり合い、混ざり合い、

 精管膨大部内の巨大空間を満たして、そして異様なペースで受精卵が発生する。

 

 極普通の人間の、一回の射精ですら、数億個の精子を帯びている。繁殖能力が真っ当にあるのがその1割としても、数千万。

 

 だがそれは、あくまで常人の、わずかな量の精液の話だ。レーニアとセルゥが生み出す精液ともなれば、そもそもの量が違う。濃度も、真っ当に受精可能な精子の数もだ。

 

 ほぼ全ての精子に受精能力があり、精子濃度は常人の百倍。『つきたての餅』と称される程の高濃度高密度の雄汁。それが、無尽蔵に放出されているのだ。

 

 故にセルゥの精液を押し返すように混ざり合い、精管を遡ったレーニアの濃厚な子種汁がセルゥの金玉に逆流する頃には、それはもはや精液ではなく、数兆、数京、いや数垓の受精卵の群れとかしていた。

 

 それを受け止めるのは、技能『精巣内空間極大』によって広大無辺な内部空間を持つセルゥの睾丸。莫大、絶大、甚大なまでの受精卵を着床させていくその場所は、無尽蔵の広さを持つ割には『狭い』。柔らかな粘膜に挟み込まれた、微細な隙間が、枝分かれしながら無限に続いているのだ。

 

 アンナの持つ『広々とした子宮』とはまだ別の拡張空間。その意義は、内表面積の最大化にある。

 

 粘膜に触れた受精卵はそこに着床して発生を開始する。つまり、着床を最大効率で行うなら、粘膜の表面積が大きければ大きいほど良い。

 

 人の子を孕むという目的にとことん特化したのが、セルゥの金玉なのだ。

 

 そして。たっぷりと卵子を着床させたセルゥが用いるのは師匠筋にあたるマトビリから受け継いだ魔術『即席出産』だ。

 

 マトビリ自身は何気なく使っているこの魔術だが、本質は『並行世界の自身から精気を吸い上げる』魔術である。

 

 自身という存在の可能性を収束させる事で一時的に絶大な精気を得られるこの魔術、出産以外の方法で活用すれば間違いなく人類の福音たりえるのだが……。

 

 どういうわけか、並行世界から引っ張ってきた無限大の精気の出力先は『子宮か金玉』で固定されているのである。

 

 魔術自体のソースコードも意味不明なスパゲティどころか『スパゲティのそうめん和え〜蕎麦を添えて〜』的な魔境。可読性皆無のクソコードを前に、邪神配下の皆さんがサジを投げた曰く付きのエロ魔術だ。

 

 だが、妊娠出産を望む者にとっては、最強無比のバフ魔術。魔力を呼び水に大量の精気を引き出すこの術は、繁殖教団躍進の大きな助けになっていた。

 

 ————それを、今ここで使う。

 

 セルゥにとって、業深迷宮を訪れた時から夢見ていた『レーニアの特濃ザーメンで金玉をタプタプにされてメス子種汁を受精させられたい』という夢が叶った、満願成就のこの時に。

 

「んぐぅ♡♡♡ タプタプ金玉から赤ちゃん生まれるぅ♡♡♡ えへへ、へへ、んぁ♡ レーニアしゃん、赤ちゃん産むから、産みましゅからおちんぽからおちんちん抜いてぇ♡♡♡」

「やだぁ♡♡♡ まだレーニアおちんちんズボズボバコバコしたいのぉ♡♡♡」

「セルゥの淫乱縦割れケツマンコ使ってくだしゃい♡ ドスケベアナルも気持ちいいでしゅからぁ♡♡♡」

「えへへぇ♡ じゃあおちんちん抜くぅ♡♡♡」

 

 茹だった脳味噌で、言葉を交わし、チンポを犯していたレーニアのチンポを、今度はアナルで受け止める。

 

 セルゥのアナルには妊娠能力は無く、ただ気持ち良くなる為だけのメス堕ちオスマンコだ。だが、その肉穴もまた、チンポマンコとは異なる極上の名器。それに気を良くしたレーニアが注ぎ込む精液をも胎児の成長エネルギーとして注ぎ込むセルゥ。

 

 やがてその果てに、セルゥの尿道から生み出されたのは、無数の胞衣の群れだ。正確に言えば、羊膜嚢。

 

 だがその中を満たすのは羊水ではなくザーメンだ。餅のような弾力のザーメンが詰まった羊膜の中に、赤子が浮かんでいるのである。

 

 これは何も、無意味なことではない。産み落とされる衝撃を粘度の高いザーメンが受け流し、内包する精気によって胎児の生命維持装置も兼ねているのだ。

 

 そんなザーメン袋を、セルゥは怒濤の如く吐き出していく。アナルに注ぎ込まれる大量の精液と妊娠によるボテ腹を晒しながら、恐ろしいまでの勢いでチンポから赤子を迸らせるその様は、ある種の美しさすら備えていた。

 

 第二種目において他を圧倒した彼は、男性苗床という確かな可能性を、今日ここに知らしめたのである。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。