※この作品はR-18です。

業深迷宮日誌   作:黒山羊

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エロ回を書こうとしたら手と筆と脚が滑って奈落の底みたいな話になりました。
SANチェックしながらシコってね。


第四種目『テビウVSアバドン 淫獣大ケツ戦』

 第3種目終了直後に、アバドンから発表された第4種目。それは「アバドンが好き勝手に体を弄んで心地よさで決める」という理不尽なもの。

 

「私に仕えることこそ精鋭苗床の第一義。異論はあるまい。……ねえ、キルカさん、普通に喋っていい? バビロンママの真似疲れた」

「あ、どうぞ。というか、無理なさってたんですね口調」

「威厳的なアレでねー……とにかく、私のテストは私が気に入った子! だからたくさんご奉仕期待してるよ! 甘やかしてね!」

 

 そんな台詞と共に、会場には再びベッドが4つ設けられ、ファイナリストの4名は、それぞれのベッドでアバドンを待つ事になる。

 

 ……しかし、最終種目がアバドン、ひいては並列化しているバビロンやアビス、アップグルントの独断と偏見での選出というのはいかがなものかという意見もあるだろう。

 

 だが、そもそもアバドンが言った通り、これはバビロンとその子たちに仕える者を選ぶコンテスト。初めから彼らのエゴが最優先なのである。

 

 コンテスト形式にしているのも、祭りとしての意味が大きい。ぶっちゃけ選ぶだけなら粛々と選べば良いからだ。

 

 だがもちろん、今までの種目が無駄なわけでは無い。それらも十分考慮した上で、最終的に好みで選ぶというだけである。

 

 

 そんな独断では無いものの偏見で選ぶトーナメント第4種目で、まず開始早々にアバドンが訪れたのはテビウのベッドだった。

 

 

 * * * * * *

 

 

「あら?」

「やぁ。さっきはご馳走ありがとうね」

「てっきりイゥアさんのところに行かれるのかと。2勝した時点でほぼあの方の優勝でしょうし」

「んー、イゥアちゃんか。確かにね」

「順当に考えるなら、セルゥさんとイゥアさんの一騎打ちでしょう?」

「まぁそうかも。……でも、結局は私達が気にいるかだしねえ。テビウはご飯美味しいし、綺麗だし、それに傾国堕誘に興味もあるんだ」

「ふふふ、そういう事でしたら、拗ねて居る場合ではありませんね。……たっぷりとおもてなし致します」

「うん、たっぷり楽しませてね」

 

 そんな会話と共に、アバドンはその身を躍らせて、テビウの胸に飛び込んだ。赤く透き通る迷宮核で全身が構成された、宝石の少女像は、屍人ゆえに人間離れした白い肌を持つテビウの裸体に良く映える。

 

 そのまま絡み合いながらどさりとベッドに倒れ込んだ2人は、挨拶代わりの接吻を交わし、それはやがて、貪るようなディープキスへと変わっていく。

 

 ————ちゃぷ。ちゅ、じゅる。にちゅ。

 

 粘液質な音が響き、糸を引くその口づけで、テビウから溢れているのは単なる涎ではなく発酵した媚毒液。

 

 傾国堕誘は、確かに不死系魔物。だがその肉体はもはや腐敗してはおらず、魔物として『生きて』いる。では体内で一体何が発酵しているのか? 

 

 その答えは、糖分を多量に含む媚毒液だ。発酵により酒気を帯びるその甘い毒は、喰らわれた人間を漬け込み、テビウの全身を満たしている。

 

 呼気にも体臭にも体液にも酒気が混じり、それと入り混じる媚毒の香気も合わさって、傾国堕誘に捕まったものは夢見心地のままに犯され、頭から喰らわれるのだ。

 

 当然、テビウが主たるアバドンを喰らうことはないが、その身に宿す酒精は変わらない。

 

 口づけは、蕩ける蜜酒の味わいでアバドンを楽しませ、その身に半分ヒトの血を引く彼女を媚毒で侵す。だがもう半分は魔王の血。冷静さを失うことはなく、媚毒は単に強壮剤として働いていた。

 

「甘いね。美味しい」

「ふふふ。ありがとうございます」

「それに、すごく柔らかくて冷たくて、テビウの身体は気持ち良いね」

 

 例えるなら、水枕。いや水風船。それか葛餅。近いものは思いつくが、テビウの身体に抱きつくのは、それらに似たなんとも言えない涼しげで柔らかな快感がある。

 

 それと言うのも、その身体構造が原因だ。きめ細やかで肌触りの良い肌の下には、薄い筋膜。その下には肉も骨もなく、液状化した人間と発酵媚毒液が詰まっているのだ。

 

 正確に言えば、体内にも筋膜があり、それによっていくつかの部位に区切られている。そして、その中を満たすのはそれぞれ別の液体なのだ。

 

 まずは、頭部。テビウには、頭蓋骨というものがない。しかし、ちゃんと頭は『丸い』のだ。

 

 というのもテビウの頭部は全身の中でも特に発酵によるガス圧が高い部位であり、その強烈な圧が頭の丸みを支えているのである。

 

 そしてこの高圧ガスは、主成分としてエチレンとメタンで構成されており、かなりの可燃性を帯びている。

 

 頭部発酵液自体も発酵が進んで高濃度の酒精を含むため、攻撃手段、即ち火炎ブレスとして用いる事もできる。口から炎を吐くと言う点でも頭部がガスタンクなのは有用といえるだろう。

 

 そして、胴体。ざっくり分けるのならば、胸と子宮と四肢以外。此処は喉と尻穴という二つの開口部を持つ巨大な発酵液タンクで、丸呑みにした人間をドロドロと溶かしているのもこの部分だ。

 

 発酵度合いとしては、甘口の酒類程度。極上の貴腐ワインのような飲み口の媚毒液に漬け込まれた犠牲者は、液状化した肉体全てにそれらを染み込まされ、全身の細胞で果てなき絶頂を味わい続けている。

 

 その結果、この胴体部の媚毒液には精気が抽出され続けており、テビウの活動エネルギーになっているのだ。人間と同じく胴体部は生命維持器官と言える。

 

 では四肢はどうなのか。テビウの肉体はゾンビらしく魔力と瘴気で動く、操り人形じみたもので、筋力は無い。

 

 その分、常識的な『四肢』とは異なる機能が付与されているのが傾国堕誘の強みだろう。そこに詰まっているのは、ある種攻撃用とでも言うべき発酵液だ。

 

 媚毒と酒精を濃縮した、高濃度の強壮剤。これを随意的に四肢の皮膚から滲ませることが出来るのである。

 

 その威力たるや、触れただけで相手を発情させてしまうほど。いや、むしろ触れるまでもなく、四肢から揮発する蒸気だけでも危険だ。

 

 そしてもちろん、その能力は褥においても有効である。

 

「アバドン様のおっぱい、ふわふわして可愛らしいです」

「あはは、くすぐったい。おっぱいはね、大きくもできるけどまだ良いかな〜って」

「でも、感度はもう大人並みなんでしょう?」

「それはもちろん。ちっちゃくても淫魔だもん。半分は人間だけどね」

「なら、こういうのはいかが?」

「うわっ、テビウの手、スースーする……ひぅ、そんなので乳首捏ねられたら、っうぅんッ♡」

「ふふふ、初めはスーッと冷たいでしょうけれど、今はむしろ熱くて堪らないでしょう? 乳首、ガチガチに勃起していらっしゃるもの♡」

「媚毒でジンジンしてるよぉ♡ ムズムズして、切なくて、こんなの、普通の子なら気が狂っちゃう♡」

「でもアバドン様なら、むしろ足りないぐらいでは?」

「えへ♡ そうかも?」

「では、もっとご奉仕致しましょうね♡」

 

 有言実行とばかりに、掌にトロリと媚毒を滲ませたテビウ。ローションマッサージと呼ぶのも少し違う、言うなれば酒漬けマッサージは、強制的に体表の血行を促進させてアバドンの全身を性感帯へと変えてしまう。

 

 脇腹を撫であげ、尻たぶを揉みこみ、内股をさする。そんな戯れるような行為でさえ、極上の快楽となるその感覚は、媚毒特有のもの。本来淫系統魔物には単なる強壮剤であり快楽物質としては効果の薄いものだが、アバドンがその深紅の肢体をくねらせて悶え、快楽を堪能するのは彼女に流れる人間の血が原因だ。

 

 淫系統魔人は、体内で精気を自己生産できるというある種の永久機関。魔物の強靭さと人間の成長性を組み合わせたハイブリッドだ。だが、それと引き換えに淫魔でありながら人間のように快楽に弱いのである。

 

「っあ♡ 気持ち良いよぉ♡ んッ♡」

「アバドン様がそう可愛らしいお声で善がって戴けると、やりがいがありますね。……さぁアバドン様、宜しければ私のおっぱいなどいかがですか? あま〜い醍醐(ヨーグルト)味ですよ♡」

「飲むぅ♡ あむッ、んッ♡」

「んんッ♡ あぁ、堪りませんね、乳を含ませる快感は♡ アバドン様、吸い方が大変お上手ですよ♡」

「アンナママのおっぱい毎日飲んでるもんっ♡ テビウのおっぱい、酒精がキツいけど美味しいねぇ♡」

「ふふ、ありがとうございます。酔い過ぎることはアバドン様に限っては無いでしょうが、チェイサーに普通のおっぱいもご用意致しましょうね」

 

 そう言うテビウの胸元に生じたのは、もう一対の乳房。体内で溶液状に貯蔵されている人間達を皮膚の下で操作し、通常の乳房の下部分に乳腺組織を生成。あとは伸縮自在の自身の皮膚を乳房状に構成することで、即席のおっぱいを生み出したのだ。

 

 乳首の部分にはもともと体表にある媚毒分泌用の微細な開口部を集約しており、本物と一切変わりない『おっぱい』として完成している。それをアバドンが口に含めば、溢れ出るのは大量の母乳。

 

 並みの人間では考えられないほどのその量は、アバドンが吸っていない方の乳房からジャアジャアと音を立てて噴き出るミルクのシャワーからも窺える。

 

 テビウが構成したおっぱいは確かに本物のテビウおっぱい同様の爆乳ではあるが、流石に湯船を瞬く間に満たせるような大噴乳は異様にも思える。

 

 だが、テビウの構成した第2の乳房は、あくまで胴体内部にあるのだと理解していれば、謎はすぐに解けることだろう。

 

 テビウの胴体内部は空間が拡張されている、というのは第一種目の時点で明かされている。第2の乳房も『胴体』である以上、その実際のサイズは外観とは大きく異なるのである。

 

 その数実に50人分。母乳が噴水となるのも頷ける、複合巨大おっぱいなのだ。

 

 そして、それらの乳腺組織全ては媚毒に漬け込まれて活性化している。その出力は百人力と言っても過言ではないだろう。

 

 人間の母乳は多い者で1日に1壺(2リットル)。その100倍が50人分。都合テビウが生み出す母乳の量は大樽333個分(約10キロリットル)の出力である。風呂桶で言えば55杯分だ。

 

 もちろん、上には上がいるが、乳母として十分以上に優秀な能力であろう。

 

 そして、テビウが優秀なのは、このスペックを『調整出来ること』。当初は吹き出していた母乳だが、アバドンの摂取量を見極めることで流量を絞り、飲み易い流量を調整できるのである。

 

 加えてテビウは、そこに一手間を加えた。母乳の量をただ絞るのではなく、濃縮する事で、より美味な母乳をアバドンに与えることに成功したのだ。

 

 その仕組みは簡単。生成した母乳を人間の粘膜細胞を利用して作った網目状構造に一度回し、その網目を高濃度の発酵液に浸す事で糖分とアルコールによる浸透圧で母乳成分を濃縮。さらに媚毒による甘み付けを行うことで、まるでクリームのような極上のスイーツ母乳を生み出したのである。

 

 少しでもアバドンに美味しいものを飲ませようという心遣いは当然アバドンにも伝わり、溢れ出る母乳クリームとテビウの母乳を飲み比べるアバドンは喜悦満面となっている。

 

「テビウのミルクどっちも美味し〜♡♡♡ アンナママが1番だけどテビウのおっぱいも気に入っちゃった♡」

「ふふふ♡ ありがとうございます♡」

「テビウみたいな美人のお姉さんにエロマッサージされながら、母乳飲み放題なんて幸せすぎるよね♡ でも、私は欲張りだからもっと気持ちいいことしたいなぁ♡ ね、テビウ、良いでしょ?」

 

 そう言いつつ、アバドンが手を伸ばすのは、テビウの女性器。手慣れた手つきでクリトリスを捏ねるその指先が示す行為に、テビウは柔和な微笑みを返して、アバドンが好きに弄べるようにと股を開く。

 

 だが、その直後アバドンが行った行為に、流石のテビウも若干の驚愕と溢れんばかりの悦びをその顔に浮かべてしまう。

 

「まぁ♡ 私とまぐわって頂けるのですね♡ お戯れになりたいのかと♡」

「えへへ♡ バビロンママの真似だけど、上手くできたかな? テビウのおまんこに私のおまんこ、挿れても良いよねっ♡♡♡」

「もちろんです♡ さぁ、いらしててくださいな……あんっ♡♡♡」

 

 アバドンの股座に屹立する巨大な肉棒が、テビウの膣に挿入され、拡張される感覚と粘膜で感じる魔王の子の精気に、テビウは嬌声を漏らす。

 

 だが、テビウの膣を侵す、大人の腕かと見紛うほどのその肉槍は『陰茎ではない』。

 

 それは、完全子宮脱により反転したアバドンの膣肉だ。

 

 バビロンもアンナとの性行為に用いていたテクニックだが、アバドンのものは親より巨大。アンナから受け継いだ、拡張された膣を反転させることで、体外に爆根を形成できるのである。

 

 無論、子宮脱は膣が捲れる現象なので本命である子宮は形状を保っており、その内部の巨大空間が反転するようなことはないが、膣だけで充分に過ぎる。

 

 さらに言えば、バビロンもアバドンも、その本質は鉱物質。生身ならグニャグニャであるはずの子宮脱を陰茎として利用できるのは元々の肉体強度による部分が大きい。

 

 しかし今重要なのは、馬並み膣チンポがアバドンの股間に出現し、それがテビウの膣内を侵しているということだ。

 

「ンヒィッ♡ アバドン様のおまんこ、御立派ですぅッ♡♡♡」

「うわぁ♡ テビウの膣内ってトロットロだね♡ お餅の中みたいに絡み付いて気持ちいい♡」

「ぁあぁん♡ 私の発酵熟成おまんこにアバドン様の濃厚精気流れ込んで来てますぅ♡」

「あはは、私って淫紋経由で迷宮の子たちから精気吸い上げてるからね〜♡ そうだ、テビウのネトネト粘液マンコの気持ちよさ、皆にも教えてあげよっか♡」

 

 アバドンがそう告げた直後、会場中で、否、居住区全域で嬌声が上がる。淫紋経由の感覚共有によって、アバドンが体感しているテビウの極上粘着膣の快感が迷宮住人に与えられたのだ。

 

 アバドンの膣チンポを加えるそれは、正真正銘粘液でできた女性器。もっちり、ねっとりと濃厚な発酵媚毒を濃縮し続けて作った半固体状の粘液質は、鳥餅に近い。

 

 侵入した肉棒に絡みつき、へばりつき、その全体を吸引する様に刺激するその感触は、生物の膣のそれではない。なんとも言えない奇妙な感触だ。

 

 だが、実に心地よい。ひんやりとした粘りのある膣内に腰をつき込めば、張り付く粘液によって勃起子宮が扱かれ、無数の触手に吸い付かれるような感覚がピストンの度に襲ってくる。

 

 それに気を良くして滅茶苦茶に腰を振り、互いのクリトリスをぶつけ合いながら、膣壁同士の擦り合いを堪能するアバドンとテビウ。その快感の坩堝の中に巻き込まれた迷宮住民達は絶頂の渦の中で喘ぐばかり。

 

 やがて会場の内外を巻き込み噴き上がる精気と瘴気と淫気の奔流。その只中で、その身をくねらせながら、アバドンにその身を貪られるテビウは、淫魔にあるまじきことに、至上の快楽に屈しつつあった。

 

 精気も淫気も瘴気も、淫系統魔物にとっては大好物。そんなエネルギーを怒濤の如く浴びせられたのだから仕方ないとも言える。

 

 だが、それ以上にアバドンの貪慾な性行為がテビウを興奮させるのだ。

 

 乳房にむしゃぶりついて乳を啜り、腰は膣チンポを絶えず抽送してテビウの膣内を耕し、両の手はそれぞれ別の乳房をグニグニと揉む。

 

 両足はテビウの腿に絡み、逃さんとばかりにテビウの下半身を縛める。

 

 まさに、食らいつくような交尾。魔王の子、迷宮の王太子にそこまで求められるという事実が、テビウを最も興奮させるのだ。

 

 そして。そんな彼女に、更なる絶頂を齎す至上の幸福が訪れる。

 

「ああっ♡ テビウのベトベトまんこ最高ッ♡♡♡ 排卵するッ膣内に卵子ブチまけるッからッ♡ 絶対孕んでよねッ♡♡♡」

「孕みますぅッ♡♡♡ アバドン様の御子を孕まさせていただきますぅん♡♡♡」

「孕めッ♡ 卵子全部残さず孕んでッ♡ 出るッ出るよッ♡♡♡」

「ッ————あ゛ぁ゛ぁあぁあ゛ぁああぁッ♡♡♡♡♡」

 

 魔王の血を引くアバドンがテビウの膣内に挿入した子宮チンポの先端、子宮口から放出したのは無数の『卵子』だ。

 

 セルゥが精子を卵子にしたように、バビロンは卵子を精子のように放ってアンナを妊娠させた。

 

 それと同様の放卵をアバドンは行なったのである。魔王の胤を受けたテビウは身に余る光栄と幸福に対する脳イキと、卵子と共に注ぎ込まれた大量の精気による膣イキをキメて盛大なトロアヘ顔を晒し、幸せそうにビクビクと痙攣する。

 

 だが、そんな彼女に対し、膣チンポを引っ込めて元の体型に戻ったアバドンは更なる奉仕を要求した。

 

「んふふ♡ テビウ、胤付けセックス気持ちよかった?」

「気持ちよかったですぅ♡」

「すっごいトロトロの顔してるね、テビウ。美人がしていい顔じゃないよ? エロ過ぎて一瞬で襲われるもん♡」

「そう申されましても、足腰も立たないほど盛大にイキ狂ってしまいまして……♡♡♡」

「そっかそっか。でもごめんね、まだやりたいことあるんだ♡ テビウの中、入ってもいいかな? やっぱり寝心地も気になるんだもん」

「も、もちろんですぅ♡ アバドンさまぁ♡」

 

 中に入る。すなわち、強制体内回帰。アバドンが日々、乳母役であるミダワルに強要している——ミダワル本人もマゾイキしてはいるが——異常な行為。

 

 だが、テビウを含めた苗床志望者にとっては、アバドンを含めたバビロンの子供たちの体内回帰癖は良く知るところだ。

 

 故に、ベッドの上でビクビクと痙攣しながらも、テビウはその両の手を自身の下半身へと伸ばし、アバドンに向けて、『ケツの穴を拡げて見せた』。

 

 両手が突っ込まれ、ガバリと開かれた肛門。その奥から香る甘い芳香は、テビウにとってその穴が排泄機関では無いのだと理解させるのに十分だ。

 

 そこは、口と並ぶ、テビウの『胴体』への入り口なのである。

 

 そこは不浄の穴ではなく、快楽の門。そう理解して居るからこそ、アバドンは躊躇なく、テビウのアナルに手をかけて、より一層大きく押し広げながら、ズブリと頭部を押し込んだ。

 

 アナルスカルファック。並の人間が行えばやる方もされる方も重傷を負うに違いない超特殊プレイ。だが、苗床志望者であるテビウにとってそれは、究極の悦楽だ。

 

 メリメリと広がる尻穴に、頭が入り、腕が挿し込まれ、肩、胴体、腰と続いて、最後に脚が入りきる。

 

 その一連の動作は、アバドン自身を陽根に見立てたセックス。そして、腹の中にアバドンを納め切った瞬間、テビウは擬似的にアバドンを『孕んでいる』というシチュエーションによって絶頂する。

 

 忠誠と畏敬を捧げる相手との疑似的な一体化。己が内に神が宿ったかのような、法悦というべき深い絶頂にテビウは身を震わせ、体内のアバドンを持て成す為にも、より深い快楽の為にも、意識を己の内部へと集中させた。

 

 発酵液に満ちた胎の中を揺蕩うアバドンに対し、周囲に浮かぶ人間溶液を変性させた無数の腕を形成して愛撫を加え、その幼い全身に媚毒液を擦り込み、膣を指で掻き回し、尻穴をグッと広げて直腸まで発酵液を流し込む。

 

 同時に、第2の乳房を形成していた乳腺組織からパイプ状の触手を伸ばしてアバドンの口に含ませ、たっぷりと母乳を飲ませてやれば、その姿はまるで臍の緒に繋がる赤子のよう。

 

 その状況がよりテビウを興奮させ、アバドンを孕んでいるという認識を強化すると、その興奮を反映するように、発酵液が流動し、粘液の触手となってアバドンの全身を凌辱する。

 

 鼻から侵入し、肺を満たし、胃に流れ込んで腸に至り、逆に肛門から侵入していた粘液と小腸で合流して、アバドンの幼い体を媚毒ボテのエロ体型に変貌させたテビウは、自らの内に孕んだ神の子に自らを孕ませたかのような感覚を覚えていよいよ興奮の極みに達した。

 

 ガクガクと仰け反り、乳房から発酵母乳を撒き散らし、ブシャブシャと媚毒潮を噴いて蕩けるテビウ。その体内でアバドンもまた媚毒に全身を冒されて絶頂し、精気と淫気を撒き散らす。

 

 輪廻する快感の螺旋に囚われ、グチャグチャに蕩けるような時を過ごす2人。だが、その円環は、胎内のアバドンが、内側からテビウの肛門に迫った事で終わりに至る。

 

 出産の予感に、テビウは身を大きく反らせながら開脚し、再び広がった肛門から発酵媚毒と共にアバドンを放出すると、自らより再誕した魔王の子を前に、放心した。

 

「テビウの中、すっごく気持ちいいし楽しかったよ♡ でも、お腹タプタプになっちゃったから、ちょっと返すね♡」

 

 そんな言葉と共に、アバドンはテビウへと口づけすると、幼い肢体を膨らませていた媚毒にたっぷりと精気を染み込ませながら、それをテビウの口内へと吐き戻す。

 

 媚毒と酒精と精気にまみれたその口づけで、ついにテビウは意識を手放し、本能のまま、肉体が絶頂するがままに任せて痙攣し、潮を吹く装置へと成り果てた。

 

 理外、埒外、或いは気狂い。そのどれもが当てはまる人外同士の性行為が終わり、感覚を共有させられていた迷宮住民たちの多くが絶頂に至って放心状態。

 

 そんな卑猥な惨劇の中で、アバドンは次なる候補に目星をつけて、その寝台へと足を向けた。

 

 まだ第四種目は始まったばかり。魔王の子によるお楽しみはまだまだこれからだ。

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