生き物を大量に繁殖させる上で、避けては通れぬのが先天性疾患や奇型という要因だ。
一般的な家畜の育成であっても時折奇形の家畜は生まれてくるし、農業であれば枝代わりやら突然変異やらを利用している部分すらある。
そしてそれは、業深迷宮の人間牧場であっても変わりない。
ただ生命に関わるような重篤な疾患を抱えた赤子は死産の後に不死系魔物にされたり、単に肉体構造に異常があるのなら外科手術で治療したりと、表の世界に比べればそういった個体への福祉は充実していると言えるだろう。
だが、それと同時に業深迷宮にはある種の『奇型』を固定化するべく交配実験が行われている牧場も存在している。
それはひとえに、生きるのには不便でも業深迷宮にとっては有益な形質を保存するためのことだ。
例えば副乳や分裂乳頭は正直に言えば奇形のうちに入らない様なレベルの身体的特徴だが、授乳能力の観点から業深迷宮では積極的に形質保存が行われている。
特に乳腺組織の発達を伴うレベルの副乳は『改造コストが掛からない』事から積極的な交配が行われ、より発達した副乳組織を持つ個体が生み出されつつある。
そうして継代され、固定化された副乳形質持ち牧場産人間は、たわわな乳房を胸と両脇の付け根に生じさせ、さらに胸の下には小ぶりなおっぱいがあるという『天然6連装おっぱい』として安定生産が可能になっている。
改造複乳で主流なタイプとはまた違った『横1列に4つの巨乳が並ぶ』という腋窩副乳ならではの体型は、横4つの巨乳が胸元をこれ以上ないほどに強調するなかなかドスケベなプロポーション。
腋の乳房が邪魔で自然と肩が背側に下がることもあって、胸を張ったシルエットはズドン、キュッ、ボンとでもいうべきアンバランスなエロスを演出している。
そんな副乳定着型女性の一方で、それに対応するかのように存在するのが陰茎重複症を固定化した男性個体群だ。
文字通り『チンポがダブる』という凄まじい奇形なのだが、遺伝子要因のもの、発生段階での内外的要因によるもの、別の奇形の合併症など様々な原因を持つこの症例は、決して安定しておらず、固定化には副乳よりかなりの手間がかかっている。
特に致命的合併症を併発する遺伝子タイプの除去に手間がかかっており、『ちんちんを2セット作る遺伝子』の発現のみを目指したこの試みは業深迷宮の人間牧場のプロジェクトの中でも特に手間がかかっている。
もちろんこれもまた、改造でどうにでもなる形質ではあるのだが、1個体ずつ改造手術を行うより遺伝形質にしてしまった方が後々生産性が良くなるのは明白だ。
そんな効率化目的の元、苦労の果てに固定化された『ちんちんが2本の人類』は、ついでに『金玉が4つの人類』でもある。
横並びになった2つのチンポと、デカい金玉袋に入った4つの金玉。
両方から別々に射精出来る彼らは新鮮なザーメンの供給元として申し分なく、形質固定化の過程で生まれた余剰生産分のダブルチンポ青年達はまるで家畜の乳を絞るかのようにチンポに搾精装置を取り付けられて、迷宮の住人へと毎日濃厚雄汁を提供している。
その運用から次なる品種改良として無改造での金玉高性能化が検討されている為、現在は精液量に優れる個体を掛け合わせている段階だ。
そして、そんな副乳女性タイプと陰茎重複男性タイプ。彼らを交配させる事でより効率的に複乳や複根を得ようというのが、現在行われている最新の実験であった。
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激しく揺れる4つの爆乳がべチンべチンと汗に濡れた肌を叩き合わせ、その下では2つの並乳がブルンと揺れる。
その先端で振り回される黒乳首がポタポタと母乳の雫を撒いているのは、複乳化のある種の余剰産物。6つの乳房の存在故か乳腺の発達が目覚ましく、副乳固定化女性は妊娠の有無を問わず母乳が滴るのだ。
そして、そんな女性から甘く溢れる嬌声は激しい交尾への喜びに満ち、生まれながらに淫らな迷宮人類らしく、性行為への好感を主張している。
そんなエロエロな副乳女性の数は2人。
互いに向かい合って指を絡ませ手を繋ぎ、ベッドに横向きに寝る形で口づけを交わし合っている姿は、実に艶かしい。
そして、彼女達を犯し、喘がせているのは、おちんちん二刀流の陰茎重複青年。
彼は脚を大きく広げてクリトリス同士をすり合わせている女性コンビの膣穴にデュアルチンポを挿入し、2人まとめて側位で犯しているのだ。
その腰使いは逞しく、2本分のチンポの快楽に屈してドプドプと精液を吐き出しつつも、硬さの衰えないチンポは2人の複乳女性の膣穴を本気汁と精液のカクテルで泡立たせ、絶えず金玉から追加される精子を火照った子袋へと流し込み続けている。
繁殖を目的とする彼と彼女らの尻穴には媚薬注入用の管が挿入されており、その繁殖力は底無しだ。
だが、子宮の容量には限界があるため、適度にセックスが行われた後は女性コンビはベッドごと種付済みのメス厩舎へと搬出され、青年だけが継続して種付役として酷使される事となる。
とはいえ、運ばれていった女性の方が楽かといえばそれは否。
尻穴の媚毒配管から排卵誘発剤と着床促進剤を注入されている彼女達は多胎妊娠しており、流し込まれる微毒と栄養剤によって胎児と子宮の成長を促成される事でその腹は身体より大きく膨れ上がる。
そうしてたっぷりと赤子を孕んだ彼女達は乳汁生産が本格化した乳房に搾乳機を取り付けられ、乳牛の如く乳を絞られながら長い長い出産期間に入るのだ。
各個体の出産ペースにもよるが、長ければ半年、毎日産み続けてようやく終わるその出産体験は彼女達の胎を萎んだ熱気球のようにしてしまうが、そうなった経産個体は拡張済みの良質な苗床として出荷されていき、魔物の孕み袋としてたっぷりと愛される事になる。
一回使い切りで出荷してしまうのは勿体無い部分もあるが、代を重ねることが重要なこの形質固定化実験においては、世代更新のスパンが重要なのだ。
なお、先程の種付区画も含めてこの実験用人間牧場の時間は200倍に加速されており、半年間の出産期間も外では1日に過ぎなかったりもする。これもまた迅速な世代更新の為であるのはいうまでもない。
そうして、世代を重ねることしばし。予定通り、男児はチンポと金玉が2セット、女児はクリトリスと卵巣が2セットあるという特徴を持ち、乳首が6つ生じた赤子が安定して生まれる中で、偶然にも更なる『奇形』が発生した。
真性半陰陽。いわゆるフタナリと呼ばれる形質を発現したその個体は金玉4つと2本のチンポを股にぶら下げつつもそのふぐりの裏にヴァギナを有し、2つのクリトリスと4つの卵巣を有していたのである。
そして当然のように成長に伴い6つの複乳を帯びたその個体は人間牧場の理想形としてその形質を保存するべく特別措置が講じられた。
それはズバリ、セルフセックス。2本のチンポに搾精装置を取り付けられ、その先に繋がったディルドが彼女自身のマンコにブチ込まれる事で、自身の精子で自家受精させられる事になったのだ。
その結果産み落とされたフタナリ複根複乳人間という系統は、業深迷宮の人間牧場において大いに繁殖させられていくこととなり、『迷宮人』という独自の人種として認識されるようになっていくのだが、それはまた別の話である。